JPH09121033A - キャパシタの製造方法 - Google Patents

キャパシタの製造方法

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JPH09121033A
JPH09121033A JP7299007A JP29900795A JPH09121033A JP H09121033 A JPH09121033 A JP H09121033A JP 7299007 A JP7299007 A JP 7299007A JP 29900795 A JP29900795 A JP 29900795A JP H09121033 A JPH09121033 A JP H09121033A
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Japan
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film
semiconductor
polycrystalline
capacitor
manufacturing
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JP7299007A
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Keiichi Ono
圭一 大野
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
    • H01L28/91Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by depositing layers, e.g. by depositing alternating conductive and insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャパシタ絶縁膜の一部として自然酸化膜が
形成されるのを抑制して、容量が大きく信頼性も高いキ
ャパシタを製造する。 【解決手段】 不純物を含有する多結晶Si膜15を下
部電極の形状に加工し、不純物を含有しない多結晶Si
膜31で多結晶Si膜15の表面の少なくとも一部を覆
った後、これらの多結晶Si膜15、31を覆うキャパ
シタ絶縁膜を形成する。その際、不純物を含有していな
い多結晶Si膜31では増速酸化がないので、この多結
晶Si膜31が形成されている多結晶Si膜15の側面
では、自然酸化膜が形成されにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、一方の電極と
他方の電極とがキャパシタ絶縁膜を介して対向している
キャパシタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、本願の発明の第1従来例であっ
て、DRAMのメモリセルを構成している所謂単純積層
型キャパシタの製造方法を示している。この第1従来例
では、図6(a)に示す様に、トランジスタ(図示せ
ず)を形成した状態のSi基板11上に、層間絶縁膜と
してのSiO2 膜12とSi3 4 膜13とを順次に堆
積させる。
【0003】次に、図6(b)に示す様に、トランジス
タの拡散層(図示せず)に達する下部電極用のコンタク
ト孔14をSi3 4 膜13及びSiO2 膜12に開口
する。そして、多結晶Si膜15を堆積させ、イオン注
入等でリン16等を多結晶Si膜15にドーピングす
る。その後、図6(c)に示す様に、多結晶Si膜15
を下部電極の形状に加工する。
【0004】次に、図6(d)に示す様に、多結晶Si
膜15の表面等にキャパシタ絶縁膜17を形成する。こ
のキャパシタ絶縁膜17を形成するためには、まず、多
結晶Si膜15の表面の自然酸化膜をフッ酸等で除去し
た後、NH3 雰囲気中での850℃、1分間の高速熱処
理による窒化で多結晶Si膜15の表面にSi3 4
を形成する。
【0005】そして、Si3 4 膜を堆積させた後、こ
のSi3 4 膜の表面にパイロジェニック酸化等でSi
2 膜を形成して、SiO2 膜とSi3 4 膜との複合
膜である所謂ON膜をキャパシタ絶縁膜17として形成
する。その後、多結晶Si膜18を堆積させ、プレデポ
ジション法等でリンを多結晶Si膜18にドーピングし
てから、この多結晶Si膜18を上部電極の形状に加工
する。
【0006】図7は、本願の発明の第2従来例であっ
て、DRAMのメモリセルを構成している所謂シリンダ
型キャパシタの製造方法を示している。この第2従来例
では、図7(a)に示す様に、トランジスタ(図示せ
ず)を形成した状態のSi基板21上に、層間絶縁膜と
してのSiO2 膜22とSi3 4 膜23とを順次に堆
積させる。
【0007】次に、図7(b)に示す様に、トランジス
タの拡散層(図示せず)に達する下部電極用のコンタク
ト孔24をSi3 4 膜23及びSiO2 膜22に開口
する。そして、コンタクト孔24を多結晶Siプラグ2
5で埋めてから、BPSG膜26を堆積させる。その
後、図7(c)に示す様に、下部電極の形状の凹部26
aをBPSG膜26に形成してから、多結晶Si膜27
を堆積させ、この多結晶Si膜27にリン等をドーピン
グする。
【0008】次に、図7(d)に示す様に、SiO2
28を堆積させ、多結晶Si膜27をストッパにしてS
iO2 膜28をエッチバックして、多結晶Si膜27の
凹部27aをSiO2 膜28で埋める。そして、BPS
G膜26をストッパにすると共にSiO2 膜28をマス
クにして多結晶Si膜27をエッチバックして、この多
結晶Si膜27をシリンダ形状に加工する。
【0009】次に、図7(e)に示す様に、Si3 4
膜23をストッパにしてフッ酸等でBPSG膜26及び
SiO2 膜28を除去して、多結晶Si膜27から成る
下部電極を形成する。その後、図示してはいないが、上
述の第1従来例と同様の工程で、キャパシタ絶縁膜及び
上部電極を形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば図6
に示した第1従来例では、多結晶Si膜15が高濃度の
不純物を含有していることによる増速酸化等のために、
キャパシタ絶縁膜17の形成に際して、まず多結晶Si
膜15の表面の自然酸化膜をフッ酸等で除去しているに
も拘らず、その後のフッ酸等に対する水洗処理で多結晶
Si膜15の表面に再び自然酸化膜が形成されてしま
う。
【0011】このため、キャパシタ絶縁膜17としてO
N膜を形成しようとしているにも拘らず、実際は自然酸
化膜上にSi3 4 膜とSiO2 膜とが順次に形成され
て、キャパシタ絶縁膜17としてONO膜が形成されて
いた。
【0012】この結果、キャパシタ絶縁膜17の実効膜
厚が厚くなり、同じ実効膜厚で比較すればキャパシタ絶
縁膜17を介するリーク電流が多く且つキャパシタ絶縁
膜17の絶縁寿命も短かくなって、容量が大きく信頼性
も高いキャパシタを製造することが困難であった。な
お、これらのことは、図6に示した第2従来例でも同様
であった。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1のキャパシタの
製造方法は、一方の電極と他方の電極とがキャパシタ絶
縁膜を介して対向しているキャパシタの製造方法におい
て、不純物を含有する第1の半導体膜とこの第1の半導
体膜の表面の少なくとも一部を覆っており不純物を含有
しない第2の半導体膜とで前記一方の電極を形成する工
程と、前記第1及び第2の半導体膜を覆う前記キャパシ
タ絶縁膜を形成する工程とを具備することを特徴として
いる。
【0014】請求項2のキャパシタの製造方法は、請求
項1のキャパシタの製造方法において、前記第1及び第
2の半導体膜の表面を窒化して第1の半導体窒化膜を形
成し、この第1の半導体窒化膜の表面から自然酸化膜を
除去した後、前記第1の半導体窒化膜上に第2の半導体
窒化膜を堆積させることによって、前記キャパシタ絶縁
膜の一部を形成することを特徴としている。
【0015】請求項3のキャパシタの製造方法は、請求
項2のキャパシタの製造方法において、前記第2の半導
体窒化膜の表面を酸化して半導体酸化膜を形成すること
によって、前記第1及び第2の半導体窒化膜並びに前記
半導体酸化膜から成る前記キャパシタ絶縁膜を形成する
ことを特徴としている。
【0016】請求項4のキャパシタの製造方法は、請求
項1のキャパシタの製造方法において、半導体膜を堆積
中に不純物の添加量を変化させることによって前記第1
及び第2の半導体膜を形成することを特徴としている。
【0017】請求項5のキャパシタの製造方法は、請求
項1のキャパシタの製造方法において、前記第2の半導
体膜を前記第1の半導体膜の側壁としてこの第1の半導
体膜の側面に形成することを特徴としている。
【0018】請求項1のキャパシタの製造方法では、第
2の半導体膜と共に一方の電極になる第1の半導体膜の
電気抵抗を低減させるためにこの第1の半導体膜に不純
物を含有させているが、不純物を含有しない第2の半導
体膜で第1の半導体膜の表面の少なくとも一部を覆って
いる。このため、第1及び第2の半導体膜から成る一方
の電極を覆うキャパシタ絶縁膜を形成する際に、不純物
による増速酸化が少なくて、一方の電極の表面に自然酸
化膜が形成されにくい。
【0019】請求項2のキャパシタの製造方法では、キ
ャパシタ絶縁膜の一部になる半導体窒化膜を一方の電極
の表面に形成するに際して、第1及び第2の半導体膜の
表面をまず窒化して第1の半導体窒化膜を形成し、しか
もこの第1の半導体窒化膜の表面から自然酸化膜を除去
した後に第2の半導体窒化膜を堆積させているので、一
方の電極の表面に自然酸化膜が更に形成されにくい。
【0020】請求項3のキャパシタの製造方法では、半
導体窒化膜と半導体酸化膜との複合膜である所謂ON膜
をキャパシタ絶縁膜にしているので、半導体窒化膜の禁
止帯中のトラップを介するリーク電流を半導体酸化膜で
制限することができ、しかも、半導体窒化膜のピンホー
ルを半導体酸化膜で埋めることができるので、信頼性が
高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。
【0021】請求項4のキャパシタの製造方法では、一
方の電極を形成するに際して、半導体膜を堆積中に不純
物の添加量を変化させているので、不純物を含有する第
1の半導体膜と不純物を含有しない第2の半導体膜とを
連続的に形成することができる。
【0022】請求項5のキャパシタの製造方法では、第
1の半導体膜と共に一方の電極になる第2の半導体膜を
第1の半導体膜の側壁として形成しており、第2の半導
体膜から成る側壁は第2の半導体膜を全面に堆積させた
後にこの第2の半導体膜の全面をエッチバックすること
によって形成することができるので、第2の半導体膜か
ら成る側壁を形成するに際してマスク工程が不要であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、DRAMのメモリセルを構
成しているキャパシタの製造に適用した本願の発明の第
1〜第4具体例を、図1〜5を参照しながら説明する。
図1が、第1具体例を示している。この第1具体例で
も、多結晶Si膜15を下部電極の形状に加工するまで
は、既述の第1従来例における図6(c)までの工程と
実質的に同様の工程を実行する。
【0024】しかし、この第1具体例では、その後、不
純物を含有しない多結晶Si膜31を堆積させ、多結晶
Si膜31の全面をエッチバックして、この多結晶Si
膜31から成る側壁を多結晶Si膜15の側面に形成す
る。その後、図5に示す後述の方法によってキャパシタ
絶縁膜を形成するが、その際、不純物を含有していない
多結晶Si膜31では増速酸化がないので、この多結晶
Si膜31が形成されている多結晶Si膜15の側面で
は、自然酸化膜が形成されにくい。
【0025】図2が、第2具体例を示している。この第
2具体例でも、多結晶Si膜27を下部電極の形状に加
工するまでは、既述の第2従来例における図7(e)ま
での工程と実質的に同様の工程を実行する。
【0026】しかし、この第2具体例では、その後、不
純物を含有しない多結晶Si膜32を堆積させ、多結晶
Si膜32の全面をエッチバックして、この多結晶Si
膜32から成る側壁を多結晶Si膜27の外周の側面及
び凹部27aの内周の側面に形成する。
【0027】その後、図5に示す後述の方法によってキ
ャパシタ絶縁膜を形成するが、その際、不純物を含有し
ていない多結晶Si膜32では増速酸化がないので、こ
の多結晶Si膜32が形成されている多結晶Si膜27
の側面では、自然酸化膜が形成されにくい。
【0028】図3が、第3具体例を示している。この第
3具体例でも、図3(a)(b)に示す様に、トランジ
スタの拡散層(図示せず)に達する下部電極用のコンタ
クト孔14をSi3 4 膜13及びSiO2 膜12に開
口するまでは、既述の第1従来例における図6(b)ま
での工程と実質的に同様の工程を実行する。
【0029】しかし、この第3具体例では、その後、図
3(b)に示す様、SiH4 +PH3 を原料ガスとする
CVD法によって不純物としてリンを含有する多結晶S
i膜33を堆積させ、引き続き、SiH4 のみを原料ガ
スとするCVD法によって不純物を含有しない多結晶S
i膜34を堆積させる。そして、図3(c)に示す様、
多結晶Si膜34、33を下部電極の形状に加工する。
【0030】その後、図5に示す後述の方法によってキ
ャパシタ絶縁膜を形成するが、その際、不純物を含有し
ていない多結晶Si膜34では増速酸化がないので、こ
の多結晶Si膜34が形成されている多結晶Si膜33
の上面では、自然酸化膜が形成されにくい。
【0031】図4が、第4具体例を示している。この第
4具体例でも、図4(a)〜(c)に示す様、下部電極
の形状の凹部26aをBPSG膜26に形成までは、既
述の第2従来例における図7(c)までの工程と実質的
に同様の工程を実行する。
【0032】しかし、この第4具体例では、その後、図
4(c)に示す様に、SiH4 のみを原料ガスとするC
VD法によって不純物を含有しない多結晶Si膜35を
堆積させ、引き続き、SiH4 +PH3 を原料ガスとす
るCVD法によって不純物としてリンを含有する多結晶
Si膜36を堆積させ、更に引き続き、SiH4 のみを
原料ガスとするCVD法によって不純物を含有しない多
結晶Si膜37を堆積させる。
【0033】次に、図4(d)に示す様に、SiO2
38を堆積させ、多結晶Si膜37〜35をストッパに
してSiO2 膜38をエッチバックして、多結晶Si膜
37の凹部37aをSiO2 膜38で埋める。そして、
BPSG膜26をストッパにすると共にSiO2 膜38
をマスクにして多結晶Si膜37〜35をエッチバック
して、これらの多結晶Si膜35〜37をシリンダ形状
に加工する。
【0034】次に、図4(e)に示す様に、Si3 4
膜23をストッパにしてフッ酸等でBPSG膜26及び
SiO2 膜38を除去して、多結晶Si膜35〜37か
ら成る下部電極を形成する。その後、図5に示す後述の
方法によってキャパシタ絶縁膜を形成するが、その際、
不純物を含有していない多結晶Si膜35、37では増
速酸化がないので、これらの多結晶Si膜35、37が
形成されている多結晶Si膜35の表面では、自然酸化
膜が形成されにくい。
【0035】図5は、以上の第1〜第4具体例の様に、
不純物としてリンを含有する多結晶Si膜41の表面の
少なくとも一部を、不純物を含有しない多結晶Si膜4
2で覆い、これらの多結晶Si膜41、42で下部電極
を形成した後に、キャパシタ絶縁膜を形成する方法を示
している。
【0036】この方法では、まず、多結晶Si膜42の
表面の自然酸化膜(図示せず)をフッ酸等で除去した
後、NH3 雰囲気中での850℃、1分間の高速熱処理
による窒化で多結晶Si膜42の表面にSi3 4 膜4
3を形成する。そして、この時の高速熱処理によってS
3 4 膜43の表面に自然酸化膜44が形成されるの
で、この自然酸化膜44をフッ酸等で除去する。
【0037】その後、Si3 4 膜43上にSi3 4
膜(図示せず)を堆積させ、このSi3 4 膜の表面に
パイロジェニック酸化等でSiO2 膜(図示せず)を形
成して、SiO2 膜とSi3 4 膜43を含むSi3
4 膜との複合膜であるON膜をキャパシタ絶縁膜として
形成する。
【0038】この様なキャパシタ絶縁膜の形成方法で
は、多結晶Si膜42が不純物を含有していないので、
多結晶Si膜42の表面から自然酸化膜を除去した後
は、この多結晶Si膜42の表面に再び急速には自然酸
化膜が形成されない。従って、その後の高速熱処理でS
3 4 膜43を効率的に形成することができて、多結
晶Si膜42の表面における自然酸化膜の形成を完全に
抑制することができる。
【0039】以上の様な方法でキャパシタ絶縁膜を形成
した後、第1〜第4具体例の何れにおいても、キャパシ
タ絶縁膜上に上部電極を形成する。なお、上述のキャパ
シタ絶縁膜の形成方法を含む第1〜第4具体例における
多結晶Si膜15、27、31〜37、41、42の代
わりに、非晶質Si膜やSi膜以外の半導体膜を用いて
もよい。
【0040】また、上述の第1〜第4具体例では、不純
物を含有していない多結晶Si膜31、32、34、3
5、37で覆っているのは、不純物としてリンを含有し
ている多結晶Si膜15、27、33、36の表面の全
体ではないが、これらの表面の全体を覆う様にしても勿
論よい。
【0041】また、上述の第1〜第4具体例は、DRA
Mのメモリセルを構成しているキャパシタの製造に本願
の発明を適用したものであるが、DRAM以外の半導体
装置におけるキャパシタの製造にも本願の発明を当然に
適用することができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1のキャパシタの製造方法では、
一方の電極を覆うキャパシタ絶縁膜を形成する際に、不
純物による増速酸化が少なくて、一方の電極の表面に自
然酸化膜が形成されにくいので、キャパシタ絶縁膜の実
効膜厚が薄く、同じ実効膜厚で比較すればキャパシタ絶
縁膜を介するリーク電流が少なく且つキャパシタ絶縁膜
の絶縁寿命も長い。従って、容量が大きく信頼性も高い
キャパシタを製造することができる。
【0043】請求項2のキャパシタの製造方法では、一
方の電極を覆うキャパシタ絶縁膜を形成する際に、この
一方の電極の表面に自然酸化膜が更に形成されにくいの
で、容量が更に大きく信頼性も更に高いキャパシタを製
造することができる。
【0044】請求項3のキャパシタの製造方法では、信
頼性が高いキャパシタ絶縁膜を形成することができるの
で、信頼性が更に高いキャパシタを製造することができ
る。
【0045】請求項4のキャパシタの製造方法では、一
方の電極を形成するに際して、不純物を含有する第1の
半導体膜と不純物を含有しない第2の半導体膜とを連続
的に形成することができるので、高いスループットで一
方の電極を形成することができて、キャパシタを低コス
トで製造することができる。
【0046】請求項5のキャパシタの製造方法では、第
1の半導体膜と共に一方の電極になる第2の半導体膜か
ら成る側壁を形成するに際してマスク工程が不要である
ので、高いスループットで一方の電極を形成することが
できて、キャパシタを低コストで製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1具体例の途中までの工程を実
行した状態を示す側断面図である。
【図2】本願の発明の第2具体例の途中までの工程を実
行した状態を示す側断面図である。
【図3】本願の発明の第3具体例を工程順に示す側断面
図である。
【図4】本願の発明の第4具体例を工程順に示す側断面
図である。
【図5】第1〜第4具体例に共通しているキャパシタ絶
縁膜の形成方法を説明するための側断面図である。
【図6】本願の発明の第1従来例を工程順に示す側断面
図である。
【図7】本願の発明の第2従来例を工程順に示す側断面
図である。
【符号の説明】
15 多結晶Si膜 27 多結晶Si膜 31〜37 多結晶Si膜 41 多結晶Si膜 42 多結晶Si膜 43 Si3 4 膜 44 自然酸化膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の電極と他方の電極とがキャパシタ
    絶縁膜を介して対向しているキャパシタの製造方法にお
    いて、 不純物を含有する第1の半導体膜とこの第1の半導体膜
    の表面の少なくとも一部を覆っており不純物を含有しな
    い第2の半導体膜とで前記一方の電極を形成する工程
    と、 前記第1及び第2の半導体膜を覆う前記キャパシタ絶縁
    膜を形成する工程とを具備することを特徴とするキャパ
    シタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の半導体膜の表面を窒
    化して第1の半導体窒化膜を形成し、この第1の半導体
    窒化膜の表面から自然酸化膜を除去した後、前記第1の
    半導体窒化膜上に第2の半導体窒化膜を堆積させること
    によって、前記キャパシタ絶縁膜の一部を形成すること
    を特徴とする請求項1記載のキャパシタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の半導体窒化膜の表面を酸化し
    て半導体酸化膜を形成することによって、前記第1及び
    第2の半導体窒化膜並びに前記半導体酸化膜から成る前
    記キャパシタ絶縁膜を形成することを特徴とする請求項
    2記載のキャパシタの製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体膜を堆積中に不純物の添加量を変
    化させることによって前記第1及び第2の半導体膜を形
    成することを特徴とする請求項1記載のキャパシタの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の半導体膜を前記第1の半導体
    膜の側壁としてこの第1の半導体膜の側面に形成するこ
    とを特徴とする請求項1記載のキャパシタの製造方法。
JP7299007A 1995-10-24 1995-10-24 キャパシタの製造方法 Pending JPH09121033A (ja)

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