JPH09120724A - 高圧延比平角絶縁電線の製造方法 - Google Patents
高圧延比平角絶縁電線の製造方法Info
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- JPH09120724A JPH09120724A JP30073395A JP30073395A JPH09120724A JP H09120724 A JPH09120724 A JP H09120724A JP 30073395 A JP30073395 A JP 30073395A JP 30073395 A JP30073395 A JP 30073395A JP H09120724 A JPH09120724 A JP H09120724A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 丸導体の外側に絶縁塗料を塗布焼付後、これ
を圧延して平角絶縁電線を得る方法において、絶縁皮膜
に亀裂の発生がなく、また絶縁皮膜の剥がれによる絶縁
特性の低下がない高圧延比平角絶縁電線の製造方法を提
供する。 【構成】 圧延性改良剤として、熱可塑性エラストマー
樹脂,例えばポリウレタン系エラストマー樹脂を、絶縁
塗料,例えばポリウレタン塗料の樹脂分100重量部に
対して5〜70重量部配合した圧延性改良塗料を断面円
形の丸導体上に塗布焼付して絶縁丸導体とした後、この
絶縁丸導体を圧延比1:5〜1:30までの平角状に圧
延することにより角部に絶縁皮膜を形成させて絶縁平角
導体とし、次に該絶縁平角導体の外周に絶縁塗料,例え
ばポリウレタン塗料を塗布焼付することにより該絶縁平
角導体の平坦部に絶縁皮膜を形成させて高圧延比平角絶
縁電線とする。
を圧延して平角絶縁電線を得る方法において、絶縁皮膜
に亀裂の発生がなく、また絶縁皮膜の剥がれによる絶縁
特性の低下がない高圧延比平角絶縁電線の製造方法を提
供する。 【構成】 圧延性改良剤として、熱可塑性エラストマー
樹脂,例えばポリウレタン系エラストマー樹脂を、絶縁
塗料,例えばポリウレタン塗料の樹脂分100重量部に
対して5〜70重量部配合した圧延性改良塗料を断面円
形の丸導体上に塗布焼付して絶縁丸導体とした後、この
絶縁丸導体を圧延比1:5〜1:30までの平角状に圧
延することにより角部に絶縁皮膜を形成させて絶縁平角
導体とし、次に該絶縁平角導体の外周に絶縁塗料,例え
ばポリウレタン塗料を塗布焼付することにより該絶縁平
角導体の平坦部に絶縁皮膜を形成させて高圧延比平角絶
縁電線とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平角絶縁電線の製造方法
に関し、更に詳しくはスピーカのボイスコイル、ビデオ
テープレコーダ(VTR)用小型モータのステータコイ
ル、チョークコイル、光ピックアップ用リニアボイスコ
イル、フロッピーディスク用モータコイル、ノイズフィ
ルタ等に用いられる高圧延比平角絶縁電線の製造方法に
関するものである。
に関し、更に詳しくはスピーカのボイスコイル、ビデオ
テープレコーダ(VTR)用小型モータのステータコイ
ル、チョークコイル、光ピックアップ用リニアボイスコ
イル、フロッピーディスク用モータコイル、ノイズフィ
ルタ等に用いられる高圧延比平角絶縁電線の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】平角絶縁電線の製造方法は断面円形の丸
導体を圧延し平角導体とし、その外側に常法に従って絶
縁塗料を塗布焼付する方法、もう一つは丸導体の外側に
絶縁塗料を塗布焼付後、これを圧延して平角絶縁電線に
変形する方法があるが、いずれの方法にも次のような欠
点がある。即ち、前者の方法では平角導体に絶縁塗料を
塗布焼付する際、塗料の温度上昇と共にその流動性が増
大し、焼付後の角部の被覆が薄くなり厚さの均一な皮膜
を得ることが困難である。角部の被覆が薄く,甚だしく
は導体表面が露出した平角絶縁電線を電気機器コイル巻
線に用いた場合は絶縁不良の原因となり機器の信頼性が
著しく低下する。一方後者の方法では厚さの均一な皮膜
を得ることができる反面、圧延による導体の加工硬化と
絶縁皮膜の加工劣化による特性低下の問題がある。前記
加工硬化した導体は熱処理することによって軟らかさを
与えることができるが、加工劣化した皮膜は耐熱衝撃性
が劣り,亀裂が発生したり剥がれが起こる。この現象は
平角絶縁電線の厚さと幅の比が大きくなるに従って顕著
となるが、特にその比が1:5以上の高圧延比になると
亀裂や剥がれが無数に発生し、絶縁特性は大幅に低下し
てしまう。このため前記ボイスコイル、ステータコイル
等用の巻線には適用し得なかった。
導体を圧延し平角導体とし、その外側に常法に従って絶
縁塗料を塗布焼付する方法、もう一つは丸導体の外側に
絶縁塗料を塗布焼付後、これを圧延して平角絶縁電線に
変形する方法があるが、いずれの方法にも次のような欠
点がある。即ち、前者の方法では平角導体に絶縁塗料を
塗布焼付する際、塗料の温度上昇と共にその流動性が増
大し、焼付後の角部の被覆が薄くなり厚さの均一な皮膜
を得ることが困難である。角部の被覆が薄く,甚だしく
は導体表面が露出した平角絶縁電線を電気機器コイル巻
線に用いた場合は絶縁不良の原因となり機器の信頼性が
著しく低下する。一方後者の方法では厚さの均一な皮膜
を得ることができる反面、圧延による導体の加工硬化と
絶縁皮膜の加工劣化による特性低下の問題がある。前記
加工硬化した導体は熱処理することによって軟らかさを
与えることができるが、加工劣化した皮膜は耐熱衝撃性
が劣り,亀裂が発生したり剥がれが起こる。この現象は
平角絶縁電線の厚さと幅の比が大きくなるに従って顕著
となるが、特にその比が1:5以上の高圧延比になると
亀裂や剥がれが無数に発生し、絶縁特性は大幅に低下し
てしまう。このため前記ボイスコイル、ステータコイル
等用の巻線には適用し得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
が有する各種問題点を解決するためになされたもので、
丸導体の外側に絶縁塗料を塗布焼付後、これを圧延して
平角絶縁電線に変形する方法を用いる平角絶縁電線の製
造方法において、絶縁皮膜に亀裂の発生がなく、また絶
縁皮膜の剥がれによる絶縁特性の低下がない高圧延比平
角絶縁電線の製造方法を提供することを目的とする。
が有する各種問題点を解決するためになされたもので、
丸導体の外側に絶縁塗料を塗布焼付後、これを圧延して
平角絶縁電線に変形する方法を用いる平角絶縁電線の製
造方法において、絶縁皮膜に亀裂の発生がなく、また絶
縁皮膜の剥がれによる絶縁特性の低下がない高圧延比平
角絶縁電線の製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、圧延性改良剤として,熱可塑性エラストマ
ー樹脂或は非晶性の熱可塑性樹脂を、絶縁塗料の樹脂分
100重量部に対して5〜70重量部配合した圧延性改
良塗料を断面円形の丸導体上に塗布焼付して絶縁丸導体
とした後、この絶縁丸導体を圧延比1:5〜1:30ま
での平角状に圧延することにより角部に絶縁皮膜を形成
させて絶縁平角導体とし、次に該絶縁平角導体の外周に
絶縁塗料又は前記圧延性改良塗料を塗布焼付することに
より該絶縁平角導体の平坦部に絶縁皮膜を形成させて高
圧延比平角絶縁電線とする高圧延比平角絶縁電線の製造
方法にある。
に本発明は、圧延性改良剤として,熱可塑性エラストマ
ー樹脂或は非晶性の熱可塑性樹脂を、絶縁塗料の樹脂分
100重量部に対して5〜70重量部配合した圧延性改
良塗料を断面円形の丸導体上に塗布焼付して絶縁丸導体
とした後、この絶縁丸導体を圧延比1:5〜1:30ま
での平角状に圧延することにより角部に絶縁皮膜を形成
させて絶縁平角導体とし、次に該絶縁平角導体の外周に
絶縁塗料又は前記圧延性改良塗料を塗布焼付することに
より該絶縁平角導体の平坦部に絶縁皮膜を形成させて高
圧延比平角絶縁電線とする高圧延比平角絶縁電線の製造
方法にある。
【0005】また本発明は、前記熱可塑性エラストマー
樹脂がポリアミド系エラストマー樹脂、ポリエステル系
エラストマー樹脂またはポリウレタン系エラストマー樹
脂である高圧延比平角絶縁電線の製造方法にある。
樹脂がポリアミド系エラストマー樹脂、ポリエステル系
エラストマー樹脂またはポリウレタン系エラストマー樹
脂である高圧延比平角絶縁電線の製造方法にある。
【0006】また本発明は、前記非晶性の熱可塑性樹脂
がポリエーテルイミド樹脂である高圧延比平角絶縁電線
の製造方法にある。
がポリエーテルイミド樹脂である高圧延比平角絶縁電線
の製造方法にある。
【0007】また本発明は、前記絶縁塗料がポリウレタ
ン系絶縁塗料、ポリエステル系絶縁塗料、ポリエステル
イミド系絶縁塗料、半田付け性ポリエステルイミド系絶
縁塗料、ポリアミドイミド系絶縁塗料またはポリイミド
系絶縁塗料である高圧延比平角絶縁電線の製造方法にあ
る。
ン系絶縁塗料、ポリエステル系絶縁塗料、ポリエステル
イミド系絶縁塗料、半田付け性ポリエステルイミド系絶
縁塗料、ポリアミドイミド系絶縁塗料またはポリイミド
系絶縁塗料である高圧延比平角絶縁電線の製造方法にあ
る。
【0008】本発明の熱可塑性エラストマー樹脂は、分
子中に弾性をもつゴム成分,いわゆるソフトセグメント
(軟質相)と塑性変形を防止するための分子拘束成分,
いわゆるハードセグメント(硬質相)との両成分を持っ
ている樹脂である。また、本発明に用いる熱可塑性エラ
ストマー樹脂は有機溶剤への溶解性、絶縁ワニスとの相
溶性に優れている樹脂である。前記ポリアミド系エラス
トマー樹脂の具体例としては、ダイアミド−PAE,E
62MS1(ダイセル・ヒュルス社商品名),PEBA
X(東レ社商品名),グリラックスA(大日本インキ社
商品名)等が挙げられる。前記ポリエステル系エラスト
マー樹脂の具体例としては、ペルプレンP70B(東洋
紡社商品名),Hytel(デュポン社商品名)が挙げ
られる。前記ポリウレタン系エラストマー樹脂の具体例
としてはパラプレンP22MR(日本ポリウレタン社商
品名),バンデックス(大日本インキ社商品名),レザ
ミン(大日精化社商品名)が挙げられる。本発明の非晶
性の熱可塑性樹脂であるポリエーテルイミド樹脂は塑性
変形性が高い樹脂である。具体例としてはULTEM
(米国GE社商品名)が挙げられる。
子中に弾性をもつゴム成分,いわゆるソフトセグメント
(軟質相)と塑性変形を防止するための分子拘束成分,
いわゆるハードセグメント(硬質相)との両成分を持っ
ている樹脂である。また、本発明に用いる熱可塑性エラ
ストマー樹脂は有機溶剤への溶解性、絶縁ワニスとの相
溶性に優れている樹脂である。前記ポリアミド系エラス
トマー樹脂の具体例としては、ダイアミド−PAE,E
62MS1(ダイセル・ヒュルス社商品名),PEBA
X(東レ社商品名),グリラックスA(大日本インキ社
商品名)等が挙げられる。前記ポリエステル系エラスト
マー樹脂の具体例としては、ペルプレンP70B(東洋
紡社商品名),Hytel(デュポン社商品名)が挙げ
られる。前記ポリウレタン系エラストマー樹脂の具体例
としてはパラプレンP22MR(日本ポリウレタン社商
品名),バンデックス(大日本インキ社商品名),レザ
ミン(大日精化社商品名)が挙げられる。本発明の非晶
性の熱可塑性樹脂であるポリエーテルイミド樹脂は塑性
変形性が高い樹脂である。具体例としてはULTEM
(米国GE社商品名)が挙げられる。
【0009】本発明に用いる熱可塑性エラストマー樹脂
或は非晶性の熱可塑性樹脂の配合量を絶縁塗料の樹脂分
に対して5〜70重量部と限定した理由は、5重量部未
満では絶縁皮膜の可撓性を充分に改良することができ
ず、また70重量部を超えると絶縁皮膜の耐摩耗性が低
下してしまうためである。
或は非晶性の熱可塑性樹脂の配合量を絶縁塗料の樹脂分
に対して5〜70重量部と限定した理由は、5重量部未
満では絶縁皮膜の可撓性を充分に改良することができ
ず、また70重量部を超えると絶縁皮膜の耐摩耗性が低
下してしまうためである。
【0010】本発明に用いる絶縁塗料としては前記ポリ
ウレタン系絶縁塗料等の中から選ばれた1種類である
が、特に限定されるものではなく任意に選択できる。具
体例としては、ポリウレタン系絶縁塗料WD4307−
30%(日立化成工業社商品名),ポリエステル系絶縁
塗料LITON 3232BF−32%(東特塗料社商
品名),ポリエステルイミド系絶縁塗料ISOMID
40SLW(日触スケネクタディ化学社商品名)等が挙
げられる。
ウレタン系絶縁塗料等の中から選ばれた1種類である
が、特に限定されるものではなく任意に選択できる。具
体例としては、ポリウレタン系絶縁塗料WD4307−
30%(日立化成工業社商品名),ポリエステル系絶縁
塗料LITON 3232BF−32%(東特塗料社商
品名),ポリエステルイミド系絶縁塗料ISOMID
40SLW(日触スケネクタディ化学社商品名)等が挙
げられる。
【0011】本発明の平角絶縁電線の製造方法に於い
て、平角絶縁電線の圧延比を1:5〜1:30までの範
囲に限定した理由は、圧延比が1:30を超えると圧延
による皮膜の塑性変形限界を超えるため亀裂が発生して
しまうことに加え、導体の塑性変形限界を超えるため,
平角形状を維持できなくなるためであり、また、圧延比
が1:5未満では従来の技術で可能な範囲であり、高圧
延比という概念から外れてしまうためである。
て、平角絶縁電線の圧延比を1:5〜1:30までの範
囲に限定した理由は、圧延比が1:30を超えると圧延
による皮膜の塑性変形限界を超えるため亀裂が発生して
しまうことに加え、導体の塑性変形限界を超えるため,
平角形状を維持できなくなるためであり、また、圧延比
が1:5未満では従来の技術で可能な範囲であり、高圧
延比という概念から外れてしまうためである。
【0012】
【作用】丸導体の外側に絶縁塗料を塗布焼付後、これを
圧延して平角絶縁電線に変形する方法を用いる平角絶縁
電線の製造方法において、丸導体上に塗布焼付する絶縁
塗料について検討した結果、この絶縁塗料の主成分樹脂
が熱硬化性樹脂の場合は、得られる絶縁皮膜が密な架橋
構造を形成するため可撓性が低くなり、平角状に圧延時
に導体の塑性変形に対して皮膜の塑性変形が対応できな
いため、一定の変形量を超えると皮膜に亀裂が発生して
しまうことが分かった。しかしながら、この亀裂は角部
の絶縁を保持したまま、平坦部に発生することも分かっ
た。従って、圧延することにより角部に皮膜を形成し、
再度絶縁塗料を塗布焼付することにより平坦部に皮膜を
形成すれば、絶縁性の優れた高圧延比平角絶縁電線を製
造することができることを見いだしたものである。
圧延して平角絶縁電線に変形する方法を用いる平角絶縁
電線の製造方法において、丸導体上に塗布焼付する絶縁
塗料について検討した結果、この絶縁塗料の主成分樹脂
が熱硬化性樹脂の場合は、得られる絶縁皮膜が密な架橋
構造を形成するため可撓性が低くなり、平角状に圧延時
に導体の塑性変形に対して皮膜の塑性変形が対応できな
いため、一定の変形量を超えると皮膜に亀裂が発生して
しまうことが分かった。しかしながら、この亀裂は角部
の絶縁を保持したまま、平坦部に発生することも分かっ
た。従って、圧延することにより角部に皮膜を形成し、
再度絶縁塗料を塗布焼付することにより平坦部に皮膜を
形成すれば、絶縁性の優れた高圧延比平角絶縁電線を製
造することができることを見いだしたものである。
【0013】本発明に用いられる熱可塑性エラストマー
樹脂或は非晶性熱可塑性樹脂をポリウレタン系絶縁塗料
等、各種絶縁塗料に適当量配合した圧延性改良塗料を、
断面円形の丸導体上に塗布焼付した絶縁皮膜は可撓性に
優れたものとなる。従って圧延時に於いて、導体の塑性
変形に対する皮膜の塑性変形性が向上する。即ち、圧延
することによる角部の皮膜形成性が向上する。
樹脂或は非晶性熱可塑性樹脂をポリウレタン系絶縁塗料
等、各種絶縁塗料に適当量配合した圧延性改良塗料を、
断面円形の丸導体上に塗布焼付した絶縁皮膜は可撓性に
優れたものとなる。従って圧延時に於いて、導体の塑性
変形に対する皮膜の塑性変形性が向上する。即ち、圧延
することによる角部の皮膜形成性が向上する。
【0014】なお、本発明で用いられる熱可塑性エラス
トマー樹脂以外のエラストマー樹脂、ポリスチレン系エ
ラストマー樹脂、ポリオレフィン系エラストマー樹脂等
は有機溶剤に対する溶解性、樹脂との相溶性が低いた
め、これらを配合した絶縁塗料は安定性が低下するため
適当でない。
トマー樹脂以外のエラストマー樹脂、ポリスチレン系エ
ラストマー樹脂、ポリオレフィン系エラストマー樹脂等
は有機溶剤に対する溶解性、樹脂との相溶性が低いた
め、これらを配合した絶縁塗料は安定性が低下するため
適当でない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の高圧延比平角絶縁電線の製造
方法について、実施例を挙げてより詳しく説明する。な
お本発明は本実施例に限定されるものではない。 実施例1 (1)圧延性改良塗料Aの調製 温度計,攪拌機及び冷却管付き4つ口フラスコに、ポリ
ウレタン系エラストマー樹脂、パラプレンP22MR
(日本ポリウレタン社商品名)を 100.0g,m−クレゾ
ールを 227.8g, キシレンを 227.8g投入し、温度70
℃で加熱攪拌溶解後、室温まで冷却しエラストマー溶液
とした。次いで得られたエラストマー溶液にポリウレタ
ン系絶縁塗料WD4307−30%(日立化成工業社商
品名)を3000.0g加え3時間攪拌し、不揮発分28%の
圧延性改良塗料Aを調製した。
方法について、実施例を挙げてより詳しく説明する。な
お本発明は本実施例に限定されるものではない。 実施例1 (1)圧延性改良塗料Aの調製 温度計,攪拌機及び冷却管付き4つ口フラスコに、ポリ
ウレタン系エラストマー樹脂、パラプレンP22MR
(日本ポリウレタン社商品名)を 100.0g,m−クレゾ
ールを 227.8g, キシレンを 227.8g投入し、温度70
℃で加熱攪拌溶解後、室温まで冷却しエラストマー溶液
とした。次いで得られたエラストマー溶液にポリウレタ
ン系絶縁塗料WD4307−30%(日立化成工業社商
品名)を3000.0g加え3時間攪拌し、不揮発分28%の
圧延性改良塗料Aを調製した。
【0016】(2)高圧延比平角絶縁電線の製造 前記圧延性改良塗料Aを導体径 0.274mmの断面円形の軟
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温360℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例1−),1:15(実施例1−)および
1:20(実施例1−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周に前記ポリ
ウレタン系絶縁塗料WD4307−30%を塗布焼付し
実施例1−〜の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
なお、この際の塗布焼付は前記絶縁丸銅線の塗布焼付に
用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一炉温,同一線速
で製造した。
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温360℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例1−),1:15(実施例1−)および
1:20(実施例1−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周に前記ポリ
ウレタン系絶縁塗料WD4307−30%を塗布焼付し
実施例1−〜の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
なお、この際の塗布焼付は前記絶縁丸銅線の塗布焼付に
用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一炉温,同一線速
で製造した。
【0017】実施例2 (1)圧延性改良塗料Bの調製 温度計,攪拌機及び冷却管付き4つ口フラスコに、ポリ
エステル系エラストマー樹脂、ペルプレンP70B(東
洋紡社商品名)を 350.0g,m−クレゾールを797.2g,
キシレンを 797.2g投入し、温度70℃で加熱攪拌溶
解後、室温まで冷却しエラストマー溶液とした。次いで
得られたエラストマー溶液にポリエステル系絶縁塗料L
ITON 3232BF−32%(東特塗料社商品名)
を 468.8g加え3時間攪拌し、不揮発分21%の圧延性
改良塗料Bを調製した。
エステル系エラストマー樹脂、ペルプレンP70B(東
洋紡社商品名)を 350.0g,m−クレゾールを797.2g,
キシレンを 797.2g投入し、温度70℃で加熱攪拌溶
解後、室温まで冷却しエラストマー溶液とした。次いで
得られたエラストマー溶液にポリエステル系絶縁塗料L
ITON 3232BF−32%(東特塗料社商品名)
を 468.8g加え3時間攪拌し、不揮発分21%の圧延性
改良塗料Bを調製した。
【0018】(2)高圧延比平角絶縁電線の製造 前記圧延性改良塗料Bを導体径 0.274mmの断面円形の軟
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温360℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例2−),1:20(実施例2−)および
1:30(実施例2−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周に前記ポリ
エステル系絶縁塗料LITON 3232BF−32%
を塗布焼付し、実施例2−〜の高圧延比平角絶縁電
線を製造した。なお、この際の塗布焼付は前記絶縁丸銅
線の塗布焼付に用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一
炉温,同一線速で製造した。
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温360℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例2−),1:20(実施例2−)および
1:30(実施例2−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周に前記ポリ
エステル系絶縁塗料LITON 3232BF−32%
を塗布焼付し、実施例2−〜の高圧延比平角絶縁電
線を製造した。なお、この際の塗布焼付は前記絶縁丸銅
線の塗布焼付に用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一
炉温,同一線速で製造した。
【0019】実施例3 (1)圧延性改良塗料Cの調製 温度計,攪拌機及び冷却管付き4つ口フラスコに、ポリ
アミド系エラストマー樹脂、PEBAX(東レ社商品
名)を50.0g,m−クレゾールを 113.9g, キシレン
を 113.9g投入し、温度70℃で加熱攪拌溶解後、室温
まで冷却しエラストマー溶液とする。次いで得られたエ
ラストマー溶液にポリウレタン系絶縁塗料WD4307
−30%(日立化成工業社商品名)を3166.7g加え3時
間攪拌し、不揮発分29%の圧延性改良塗料Cを調製し
た。
アミド系エラストマー樹脂、PEBAX(東レ社商品
名)を50.0g,m−クレゾールを 113.9g, キシレン
を 113.9g投入し、温度70℃で加熱攪拌溶解後、室温
まで冷却しエラストマー溶液とする。次いで得られたエ
ラストマー溶液にポリウレタン系絶縁塗料WD4307
−30%(日立化成工業社商品名)を3166.7g加え3時
間攪拌し、不揮発分29%の圧延性改良塗料Cを調製し
た。
【0020】(2)高圧延比平角絶縁電線の製造 前記圧延性改良塗料Cを導体径 0.274mmの断面円形の軟
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温360℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例3−),1:15(実施例3−)および
1:20(実施例3−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周に前記ポリ
ウレタン系絶縁塗料WD4307−30%を塗布焼付
し、実施例3−〜の高圧延比平角絶縁電線を製造し
た。なお、この際、塗布焼付は前記絶縁丸銅線の塗布焼
付に用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一炉温,同一
線速で製造した。
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温360℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例3−),1:15(実施例3−)および
1:20(実施例3−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周に前記ポリ
ウレタン系絶縁塗料WD4307−30%を塗布焼付
し、実施例3−〜の高圧延比平角絶縁電線を製造し
た。なお、この際、塗布焼付は前記絶縁丸銅線の塗布焼
付に用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一炉温,同一
線速で製造した。
【0021】実施例4 (1)圧延性改良塗料Cの調製 温度計,攪拌機及び冷却管付き4つ口フラスコに、ポリ
エーテルイミド樹脂、ULTEM(米国GE社商品名
製)を 500.0g,m−クレゾールを1000.0g, キシレン
を1000.0g投入し、温度70℃で加熱攪拌溶解後、室温
まで冷却しエラストマー溶液とする。次いで得られたエ
ラストマー溶液にポリエステルイミド系絶縁塗料ISO
MID 40SLW−30%(日触スケネクタディ化学
社商品名)を1111.1g加え3時間攪拌し、不揮発分23
%の圧延性改良塗料Cを調製した。
エーテルイミド樹脂、ULTEM(米国GE社商品名
製)を 500.0g,m−クレゾールを1000.0g, キシレン
を1000.0g投入し、温度70℃で加熱攪拌溶解後、室温
まで冷却しエラストマー溶液とする。次いで得られたエ
ラストマー溶液にポリエステルイミド系絶縁塗料ISO
MID 40SLW−30%(日触スケネクタディ化学
社商品名)を1111.1g加え3時間攪拌し、不揮発分23
%の圧延性改良塗料Cを調製した。
【0022】(2)高圧延比平角絶縁電線の製造 前記圧延性改良塗料Dを導体径 0.274mmの断面円形の軟
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温420℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例4−),1:15(実施例4−)および
1:20(実施例4−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周にポリエス
テルイミド系絶縁塗料ISOMID40SLW−30%
を塗布焼付し、実施例4−〜の高圧延比平角絶縁電
線を製造した。なお、この際、塗布焼付は前記絶縁丸銅
線の塗布焼付に用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一
炉温,同一線速で製造した。
銅線上に皮膜厚さが0.003mm となるように炉温420℃
の電熱焼付炉を用い、線速20m/min で塗布焼付し、
絶縁丸銅線を製造した。次にこの絶縁丸銅線をロール径
25mmの二軸圧延機を用い、厚さと幅の比率が1:10
(実施例4−),1:15(実施例4−)および
1:20(実施例4−)の3水準に圧延して絶縁平角
銅線とした後、これらの絶縁平角銅線の外周にポリエス
テルイミド系絶縁塗料ISOMID40SLW−30%
を塗布焼付し、実施例4−〜の高圧延比平角絶縁電
線を製造した。なお、この際、塗布焼付は前記絶縁丸銅
線の塗布焼付に用いたのと同じ電熱焼付炉を用い、同一
炉温,同一線速で製造した。
【0023】比較例1 導体径 0.274mmの断面円形の軟銅線上に塗布焼付する塗
料として、前記圧延改良塗料Aの代わりにポリウレタン
系絶縁塗料WD4307−30%を用い、その他は実施
例1と同様の条件にて比較例1−、1−および1−
の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
料として、前記圧延改良塗料Aの代わりにポリウレタン
系絶縁塗料WD4307−30%を用い、その他は実施
例1と同様の条件にて比較例1−、1−および1−
の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
【0024】比較例2 導体径 0.274mmの断面円形の軟銅線上に塗布焼付する塗
料として、前記圧延性改良塗料Bの代わりにポリエステ
ル系絶縁塗料LITON3232BF−32%を用い、
その他は実施例2と同様の条件にて比較例2−、2−
および2−の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
料として、前記圧延性改良塗料Bの代わりにポリエステ
ル系絶縁塗料LITON3232BF−32%を用い、
その他は実施例2と同様の条件にて比較例2−、2−
および2−の高圧延比平角絶縁電線を製造した。
【0025】比較例3 導体径 0.274mmの断面円形の軟銅線上に塗布焼付する塗
料として、前記圧延改良塗料Dの代わりにポリエステル
イミド系絶縁塗料ISOMID 40SLW−30%を
用い、その他は実施例4と同様の条件にて比較例3−
、3−および3−の高圧延比平角絶縁電線を製造
した。
料として、前記圧延改良塗料Dの代わりにポリエステル
イミド系絶縁塗料ISOMID 40SLW−30%を
用い、その他は実施例4と同様の条件にて比較例3−
、3−および3−の高圧延比平角絶縁電線を製造
した。
【0026】特性試験 前記実施例1〜4及び比較例1〜3により得られた高圧
延比平角絶縁電線について、JIS C3003 エナ
メル銅線及びエナメルアルミニウム線試験方法に従い、
ピンホール試験及び絶縁破壊電圧試験(金属シリンダ
法)を行った。その結果を表1,2に示す。
延比平角絶縁電線について、JIS C3003 エナ
メル銅線及びエナメルアルミニウム線試験方法に従い、
ピンホール試験及び絶縁破壊電圧試験(金属シリンダ
法)を行った。その結果を表1,2に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】上記表1、2から明らかなように、本発明
の製造方法により得られた高圧延比平角絶縁電線は比較
例の高圧延比平角絶縁電線と比較して、ピンホール,絶
縁破壊電圧特性が格段に優れていることがわかる。
の製造方法により得られた高圧延比平角絶縁電線は比較
例の高圧延比平角絶縁電線と比較して、ピンホール,絶
縁破壊電圧特性が格段に優れていることがわかる。
【0030】
【発明の効果】本発明の高圧延比平角絶縁電線の製造方
法によれば、断面円形の導体上に圧延性改良塗料を塗布
焼付することにより得られた絶縁皮膜は可撓性に優れた
ものとなり、圧延により角部に絶縁皮膜を形成すること
ができる。また、平坦部には、再度絶縁塗料を塗布焼付
することにより絶縁皮膜を形成することができる。従っ
て、厚さと幅の比率を1:5〜1:30と大きくした場
合でも圧延による角部の皮膜の亀裂、剥がれを防止する
ことが可能となり絶縁性の良い高圧延比平角絶縁電線が
得られるようになった。従って、本発明の高圧延比平角
絶縁電線を用いて巻線されたボイスコイル等の性能も大
幅に向上するので産業に寄与するところ極めて大であ
る。
法によれば、断面円形の導体上に圧延性改良塗料を塗布
焼付することにより得られた絶縁皮膜は可撓性に優れた
ものとなり、圧延により角部に絶縁皮膜を形成すること
ができる。また、平坦部には、再度絶縁塗料を塗布焼付
することにより絶縁皮膜を形成することができる。従っ
て、厚さと幅の比率を1:5〜1:30と大きくした場
合でも圧延による角部の皮膜の亀裂、剥がれを防止する
ことが可能となり絶縁性の良い高圧延比平角絶縁電線が
得られるようになった。従って、本発明の高圧延比平角
絶縁電線を用いて巻線されたボイスコイル等の性能も大
幅に向上するので産業に寄与するところ極めて大であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 圧延性改良剤として,熱可塑性エラスト
マー樹脂或は非晶性の熱可塑性樹脂を、絶縁塗料の樹脂
分100重量部に対して5〜70重量部配合した圧延性
改良塗料を断面円形の丸導体上に塗布焼付して絶縁丸導
体とした後、この絶縁丸導体を圧延比1:5〜1:30
までの平角状に圧延することにより角部に絶縁皮膜を形
成させて絶縁平角導体とし、次に該絶縁平角導体の外周
に絶縁塗料又は前記圧延性改良塗料を塗布焼付すること
により該絶縁平角導体の平坦部に絶縁皮膜を形成させて
高圧延比平角絶縁電線とすることを特徴とする高圧延比
平角絶縁電線の製造方法。 - 【請求項2】 前記熱可塑性エラストマー樹脂がポリア
ミド系エラストマー樹脂、ポリエステル系エラストマー
樹脂またはポリウレタン系エラストマー樹脂であること
を特徴とする請求項1記載の高圧延比平角絶縁電線の製
造方法。 - 【請求項3】 前記非晶性の熱可塑性樹脂がポリエーテ
ルイミド樹脂であることを特徴とする請求項1記載の高
圧延比平角絶縁電線の製造方法。 - 【請求項4】 前記絶縁塗料がポリウレタン系絶縁塗
料、ポリエステル系絶縁塗料、ポリエステルイミド系絶
縁塗料、半田付け性ポリエステルイミド系絶縁塗料、ポ
リアミドイミド系絶縁塗料またはポリイミド系絶縁塗料
であることを特徴とする請求項1、2または3記載の高
圧延比平角絶縁電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30073395A JPH09120724A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 高圧延比平角絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30073395A JPH09120724A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 高圧延比平角絶縁電線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120724A true JPH09120724A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17888454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30073395A Pending JPH09120724A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 高圧延比平角絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09120724A (ja) |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP30073395A patent/JPH09120724A/ja active Pending
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