JPH0912037A - 封 筒 - Google Patents

封 筒

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Publication number
JPH0912037A
JPH0912037A JP16316495A JP16316495A JPH0912037A JP H0912037 A JPH0912037 A JP H0912037A JP 16316495 A JP16316495 A JP 16316495A JP 16316495 A JP16316495 A JP 16316495A JP H0912037 A JPH0912037 A JP H0912037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
resin sheet
envelope
sheet
sealing piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16316495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Mitani
安治 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruzen Kogyo Co Ltd filed Critical Maruzen Kogyo Co Ltd
Priority to JP16316495A priority Critical patent/JPH0912037A/ja
Publication of JPH0912037A publication Critical patent/JPH0912037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の封筒に適し、封緘後(約10分経過以
降)に、その封緘片を開こうとするか、あるいは開封し
て再び封緘すると、その痕跡が残って安全であり、かつ
冷却荷の保温性にも優れた封緘を提供する。 【構成】 封筒本体1は互いに熱融着された表側の高密
度樹脂シート2と裏側の発泡樹脂シート3との複合シー
トから形成し、上部開口縁6の一辺6aに封緘片7の下
部を接着剤で接着し、封緘片7は、外側のポリプロピレ
ンシート8と、これとラミネート処理した中間の薄紙9
と、その内側に塗布した封緘接着剤10と、その内側の
剥離紙11とから構成する。封緘片をその封緘を解くべ
く剥がそうとすると、その薄紙9の全部ないし一部は、
ラミネート処理された封緘樹脂シート8から破れたよう
に剥がれて封筒本体1の高密度樹脂シート2に接着され
たままとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宅配便や郵便用に利用
するのに適した封緘片付き封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の封筒には、紙製とプラスチック製
とがあり、いずれも、封筒全体が一枚の素材により形成
され、その封緘部には糊や両面テープが用いられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙製の封筒に
は強度が無いため、大型の封筒には適していない。
【0004】また、プラスチック製封筒には、ポリエチ
レンシート製があり、大型の封筒に適しているが、これ
は、所定の書類や、ドライアイス等で冷却された荷(食
品)が収納された後に、封緘片を折り返して封筒本体の
上部に接着しても、その後に、この封緘片を開いて、収
納荷に悪意で手を加えたり減量して、再び封緘しても、
全くその痕跡が残らない問題点がある。
【0005】しかも、前記プラスチック製封筒は伝熱性
が良いため、冷却荷の保温性が悪い問題点もある。
【0006】そこで、本発明は、大型の封筒に適し、封
緘後(約10分経過以降)に、その封緘片を開こうとす
るか、あるいは開封して再び封緘すると、その痕跡が残
って安全であり、かつ冷却荷の保温性にも優れている封
筒の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く、封筒本体1は互いに熱融着され
た表側の高密度樹脂シート2と裏側の発泡樹脂シート3
との複合シート(例えば、厚さ0.15mm)から形成
され、上部開口縁6の一辺6aに封緘片7の下部が接着
剤で接着され、封緘片7は、外側のポリプロピレンシー
ト8と、これとラミネート処理された中間の薄紙9(サ
ラシクラフト50g)と、その内側に塗布された封緘接
着剤10(アクリル系の溶剤タイプの粘着材)と、その
内側の剥離紙11(上質クリーム80g)とから構成さ
れたものである。
【0008】
【作用】上記課題解決手段において、発泡樹脂シート3
はその内部に微小な気泡を有し、しかも、その裏面3a
は小さな凹凸面であるから、荷Aに対する保温性が良く
かつ伸縮性に優れている。しかも複合シートであるか
ら、封筒の強さ及び腰の強さ(図3に仮想線で示すよう
に初めの荷Aの収納状態で、封筒の上部が曲がつってし
まうことがないので、次の荷を入れ易い。)に優れてい
る。そして、前記封緘片7においては、外側の封緘樹脂
シート8にラミネート処理された中間の薄紙9は、剥離
紙11を剥がして折り返した封緘時には、高密度樹脂シ
ート2に対して封緘接着剤層10で完璧に封緘され、し
かも、封緘して約10分経過以降に、封緘を解くべく剥
がそうとすると、その薄紙9の全部ないし一部は、封緘
樹脂シート8から破れたように剥がれ、封筒本体1の高
密度樹脂シート2に接着されたままとなり、一度封緘を
解いたことの痕跡が明確に残される。このため封筒の安
全性が確保される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,2に基づい
て説明すると、この封筒の本体1は、互いに熱融着され
た表側の高密度樹脂シート2(例えば、高密度ポリエチ
レンシート)と裏側の発泡樹脂シート3(例えば、発泡
ポリエチレンシート)との複合シート(例えば、厚さ
0.15mm)から形成される。そして、この複合シー
トが筒形にされ、その底部4は熱シールされるとともに
側部にマチ5が形成され、上部開口縁6の一辺6aに封
緘片7の下部7aが接着剤で接着される。
【0010】前記封緘片7は、外側の封緘樹脂シート
(例えば、ポリプロピレンシート)8と、これとラミネ
ート処理(例えば、二軸延伸ポリプロピレンフィルムと
サラシクラフトのラミネート)された中間の薄紙9(例
えば、サラシクラフト50g)と、その内側に塗布形成
された封緘接着剤層10(例えば、アクリル系の溶剤タ
イプの粘着材)と、その内側に張られた剥離紙11(例
えば、上質クリーム80g)とから構成されている。
【0011】前記封筒本体1は互いに熱融着された表側
の高密度樹脂シート2と裏側の発泡樹脂シート3との複
合シートから形成されているので、高密度樹脂シート2
は表面が滑らかで印刷性もよい。前記発泡樹脂シート3
はその内部に微小な気泡を有し、しかも、その裏面3a
は小さな凹凸面であるから、荷Aに対する保温性が良く
かつ伸縮性に優れている。しかも複合シートであるか
ら、封筒の強さ及び腰の強さ(図3に仮想線で示すよう
に初めの荷Aの収納状態で、封筒の上部が曲がつってし
まうことがないので、次の荷を入れ易い。)に優れてい
る。
【0012】そして、前記封緘片7においては、外側の
封緘樹脂シート8にラミネート処理された中間の薄紙9
は、剥離紙11を剥がして折り返した封緘時には、高密
度樹脂シート2に対して封緘接着剤層10で完璧に封緘
され、しかも、封緘して約10分経過以降に、封緘を解
くべく剥がそうとすると、その薄紙9の全部ないし一部
は、封緘樹脂シート8から破れたように剥がれ、封筒本
体1の高密度樹脂シート2に接着されたままとなり、一
度封緘を解いたことの痕跡が明確に残される。このため
封筒の安全性が確保される。
【0013】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、封筒本体は互いに熱融着された表側の高密度樹
脂シートと裏側の発泡樹脂シートとの複合シートから形
成されているので、表側の印刷性もよく、発泡樹脂シー
トはその内部に微小な気泡を有し、しかも、その裏面は
小さな凹凸面であるから、荷に対する保温性が良い。
【0015】そして、本発明によると、封緘片には、外
側の封緘樹脂シートにラミネート処理された中間の薄紙
とその内側の封緘接着剤層が設けられているので、剥離
紙を剥がして折り返した封緘時には、封筒本体の高密度
樹脂シートに対して封緘接着剤層で完璧に封緘され、し
かも封緘片の封緘を解くべく剥がそうとすると、その薄
紙の全部ないし一部は、ラミネート処理された封緘樹脂
シートから破れたように剥がれて封筒本体の高密度樹脂
シートに接着されたままとなり、一度封緘を解いたこと
の痕跡が明確に残され、再び封緘することは不可能にな
る。このため封筒の安全性が確保される優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明封筒の実施例を示す主要部の拡大断面図
【図2】同じく封筒全体の斜視図
【図3】同じく封筒への荷収納作業の説明図
【符号の説明】
1 封筒の本体 2 高密度樹脂シート 3 発泡樹脂シート 6 上部開口縁 6a 開口縁の一辺 7 封緘片 7a 封緘片の下部 8 封緘樹脂シート 9 薄紙 10 封緘接着剤層 11 剥離紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒の本体は、互いに熱融着された表側
    の高密度樹脂シートと裏側の発泡樹脂シートとの複合シ
    ートから形成され、上部開口縁の一辺に封緘片の下部が
    接着され、前記封緘片は、外側の封緘樹脂シートと、こ
    れとラミネート処理された中間の薄紙と、その内側に塗
    布形成された封緘接着剤層と、その内側に張られた剥離
    紙とから構成されていることを特徴とする封筒。
JP16316495A 1995-06-29 1995-06-29 封 筒 Pending JPH0912037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16316495A JPH0912037A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 封 筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16316495A JPH0912037A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 封 筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0912037A true JPH0912037A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15768456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16316495A Pending JPH0912037A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 封 筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0912037A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6350542B1 (en) 1999-01-25 2002-02-26 Wilson Greatbatch Ltd. Sulfite additives for nonaqueous electrolyte rechargeable cells

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6323244B2 (ja) * 1981-05-27 1988-05-16 Nippon Kokan Kk

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6323244B2 (ja) * 1981-05-27 1988-05-16 Nippon Kokan Kk

Cited By (1)

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US6350542B1 (en) 1999-01-25 2002-02-26 Wilson Greatbatch Ltd. Sulfite additives for nonaqueous electrolyte rechargeable cells

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