JPH09120370A - データベースのバックアップシステム - Google Patents

データベースのバックアップシステム

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JPH09120370A
JPH09120370A JP7277609A JP27760995A JPH09120370A JP H09120370 A JPH09120370 A JP H09120370A JP 7277609 A JP7277609 A JP 7277609A JP 27760995 A JP27760995 A JP 27760995A JP H09120370 A JPH09120370 A JP H09120370A
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JP
Japan
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data
update
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Application number
JP7277609A
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English (en)
Inventor
Keiichi Takita
圭一 瀧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインコンピュータ1に入力された更新
情報3にしたがって速やかにバックアップデータベース
8の格納データを更新するためには、更新情報送信プロ
セス6及び受信レコード展開プロセス7が常時起動状態
でなければならず、オンラインコンピュータ1及びバッ
クアップコンピュータ2の負荷が増大して処理性能が低
下する課題があった。 【解決手段】 予め設定された時間に到達したとき、更
新情報送信プロセス14及び受信レコード展開プロセス
15の状態が待機状態から起動状態に遷移するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンライン状態
で稼働しているコンピュータをオフライン状態に変更す
ることなく、そのコンピュータのデータベースに格納さ
れている格納データのバックアップデータを生成するデ
ータベースのバックアップシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のデータベースのバックアッ
プシステムを示す構成図であり、図において、1はオン
ライン状態で稼働するオンラインコンピュータ、2はオ
ンラインコンピュータ1に故障等が発生したときオンラ
イン状態になって稼働するバックアップコンピュータ、
3はデータベース5の更新情報、4はデータベース5の
更新情報3を入力すると、その更新情報3にしたがって
データベース5の格納データを更新するデータ更新プロ
セス、5はオンラインコンピュータ1のデータベース、
6はデータベース5の更新情報3を送信する更新情報送
信プロセス、7は更新情報送信プロセス6により送信さ
れた更新情報3にしたがってバックアップデータベース
8の格納データを更新する受信レコード展開プロセス、
8はバックアップコンピュータ2のバックアップデータ
ベースである。
【0003】次に動作について説明する。オンラインコ
ンピュータ1が稼働すると、データベース5の更新情報
3が次々入力され、データベース5の格納データを更新
する必要が生じる。データベース5の更新情報3が入力
されると、データ更新プロセス4が更新情報3に含まれ
ているキー情報(例えば、製品番号等)に基づいてデー
タベース5に格納されている種々の格納データのなかか
ら更新に係る格納データを検索し、更新に係る格納デー
タのレコード番号を判別する。
【0004】ただし、当該更新情報3に係るデータがデ
ータベース5に初めて登録する新規なデータの追加に係
るものである場合には、当該データを格納するレコード
を割り当て、そのレコード番号を認識する。なお、デー
タ処理区分(データの追加,修正又は削除を示す区分)
は、更新情報3に含まれている場合には、更新情報3を
解析することにより判別できる。また、更新情報3に含
まれておらず更新情報3と別個に、コマンドとしてデー
タ処理区分が入力される場合には、そのコマンドの内容
を解析することにより判別できる。
【0005】そして、データ更新プロセス4は格納デー
タのレコード番号を判別すると、そのレコード番号が示
すレコードに格納されている内容を更新情報3にしたが
って更新する。なお、複数の更新情報3が入力された場
合には、各更新情報3にしたがって並列的に更新処理が
行われる。そして、データベース5の格納データを更新
すると、データベース5の更新情報3を更新情報送信プ
ロセス6に出力する。これにより、更新情報送信プロセ
ス6はその更新情報3を受信レコード展開プロセス7に
送信する。
【0006】そして、更新情報送信プロセス6からデー
タベース5の更新情報3が送信されると、受信レコード
展開プロセス7がその更新情報3を受信し、更新情報3
に含まれているキー情報(例えば、製品番号等)に基づ
いてバックアップデータベース8に格納されている種々
の格納データのなかから更新に係る格納データを検索
し、更新に係る格納データのレコード番号を判別する。
【0007】ただし、当該更新情報3に係るデータがバ
ックアップデータベース8に初めて登録する新規なデー
タに係るものである場合には、当該データを格納するレ
コードを割り当て、そのレコード番号を認識する。な
お、データ処理区分(データの追加,修正又は削除を示
す区分)は、更新情報3に含まれている場合には、更新
情報3を解析することにより判別できる。また、更新情
報3に含まれておらず更新情報3と別個に、コマンドと
してデータ処理区分がオンラインコンピュータ1に入力
される場合には、そのコマンドが更新情報3と共に送信
されるので、そのコマンドの内容を解析することにより
判別できる。
【0008】そして、受信レコード展開プロセス7は格
納データのレコード番号を判別すると、そのレコード番
号が示すレコードに格納されている内容を更新情報3に
したがって更新する。なお、複数の更新情報3が送信さ
れた場合には、各更新情報3にしたがって並列的に更新
処理が行われる。これにより、データベース5とバック
アップデータベース8の内容が一致することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベースの
バックアップシステムは以上のように構成されているの
で、オンラインコンピュータ1に入力された更新情報3
にしたがって速やかにバックアップデータベース8の格
納データを更新するためには、更新情報送信プロセス6
及び受信レコード展開プロセス7が常時起動状態でなけ
ればならず、オンラインコンピュータ1及びバックアッ
プコンピュータ2の負荷が増大して処理性能が低下する
課題があった。
【0010】また、複数の更新情報3が入力された場
合、オンラインコンピュータ1及びバックアップコンピ
ュータ2は並列的に更新処理を行うので、例えば、先に
入力された更新情報3に係る格納データが、後に入力さ
れた更新情報3に係る格納データより極めて大きい場合
等には、後に入力された更新情報3による更新が先に終
了することがあり、この場合には、データ処理に矛盾が
生じて正確に格納データを更新できない課題もあった
(例えば、先の更新情報3が格納データの修正を行うも
ので、後の更新情報3が当該格納データの削除を行うも
のである場合、後の更新情報3による更新が先に終了す
ると、既に存在しない格納データに対して修正を行うこ
とになり、データ処理に矛盾を生じることになる)。
【0011】なお、上記従来例の他に、更新情報送信プ
ロセス6及び受信レコード展開プロセス7を常時起動状
態にせず、更新情報3が入力されたとき待機状態から起
動状態に遷移する従来例があるが、待機状態から起動状
態に遷移するにはある程度の時間を要するため、更新情
報3が頻繁に入力されるシステムでは、状態遷移に多く
の時間が費やされる結果、常時起動状態にするよりも、
却ってオンラインコンピュータ1及びバックアップコン
ピュータ2の負荷が増大してしまう課題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、更新情報が頻繁に入力される場合
でも、オンラインコンピュータ及びバックアップコンピ
ュータの処理性能を低下させることなく、速やかに格納
データを更新することができるデータベースのバックア
ップシステムを得ることを目的とする。また、この発明
は、複数の更新情報が入力された場合でも、データ処理
に矛盾を生じることなく、正確に格納データを更新する
ことができるデータベースのバックアップシステムを得
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータベースのバックアップシステムは、予め設定さ
れた時間に到達したとき、データ送信手段及び第2のデ
ータ更新手段の状態が待機状態から起動状態に遷移する
ようにしたものである。
【0014】請求項2記載の発明に係るデータベースの
バックアップシステムは、オンラインコンピュータが複
数の更新情報を入力した場合、入力の早い更新情報から
順次選択してデータベースの格納データの更新を行い、
先に選択した更新情報に基づく格納データの更新が終了
したのち、他の更新情報に基づく格納データの更新を行
うようにしたものである。
【0015】請求項3記載の発明に係るデータベースの
バックアップシステムは、バックアップコンピュータが
複数の更新情報を受信した場合、受信の早い更新情報か
ら順次選択してバックアップデータベースの格納データ
の更新を行い、先に選択した更新情報に基づく格納デー
タの更新が終了したのち、他の更新情報に基づく格納デ
ータの更新を行うようにしたものである。
【0016】請求項4記載の発明に係るデータベースの
バックアップシステムは、データ送信手段から送信され
た更新情報のデータ処理区分を判定し、予め設定された
データ処理区分と一致する場合には、当該更新情報を特
定データ保存ファイルに登録するようにしたものであ
る。
【0017】請求項5記載の発明に係るデータベースの
バックアップシステムは、更新情報をFIFOメモリに
格納する際、更新した格納データのレコード番号をその
更新情報に付加して格納し、その更新情報に付加された
格納データのレコード番号に基づいて検索キー情報を更
新するようにしたものである。
【0018】請求項6記載の発明に係るデータベースの
バックアップシステムは、起動手段が出力する起動信号
の出力時間を設定する時間設定手段を設けたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータベースのバックアップシステムを示す構成図であ
り、図において、1はオンライン状態で稼働するオンラ
インコンピュータ、2はオンラインコンピュータ1に故
障等が発生したときオンライン状態になって稼働するバ
ックアップコンピュータ、3はデータベース5の更新情
報、5はオンラインコンピュータ1のデータベース、8
はバックアップコンピュータ2のバックアップデータベ
ース、11はデータベース5の更新情報3を入力する
と、その更新情報3にしたがってデータベース5の格納
データを更新するとともに、その更新情報3を更新情報
キュー12に格納するデータ更新プロセス(第1のデー
タ更新手段)、12は先に入力した更新情報3から先に
出力する更新情報キュー(FIFOメモリ)である。
【0020】また、13は予め設定された時間になると
起動信号を出力するシステムタイマー(起動手段)、1
4はシステムタイマー13から起動信号が出力されると
待機状態から起動状態に遷移して、更新情報キュー12
に格納されている更新情報を送信するとともに、起動信
号を出力する更新情報送信プロセス(データ送信手
段)、15は更新情報送信プロセス14から起動信号が
出力されると待機状態から起動状態に遷移して、その更
新情報送信プロセス14から送信された更新情報3を受
信するとともに、その更新情報3にしたがってバックア
ップデータベース8の格納データを更新する受信レコー
ド展開プロセス(第2のデータ更新手段)である。因
に、図2はこの発明の実施の形態1によるデータベース
のバックアップシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【0021】次に動作について説明する。オンラインコ
ンピュータ1が稼働すると、データベース5の更新情報
3が次々入力され(ステップST1)、データベース5
の格納データを更新する必要が生じる。データベース5
の更新情報3が入力されると、データ更新プロセス11
が更新情報3に含まれているキー情報(例えば、製品番
号等)に基づいてデータベース5に格納されている種々
の格納データのなかから更新に係る格納データを検索
し、更新に係る格納データのレコード番号を判別する
(ステップST2)。
【0022】ただし、当該更新情報3に係るデータがデ
ータベース5に初めて登録する新規なデータの追加に係
るものである場合には、当該データを格納するレコード
を割り当て、そのレコード番号を認識する。なお、デー
タ処理区分(データの追加,修正又は削除を示す区分)
は、更新情報3に含まれている場合には、更新情報3を
解析することにより判別できる。また、更新情報3に含
まれておらず更新情報3と別個に、コマンドとしてデー
タ処理区分が入力される場合には、そのコマンドの内容
を解析することにより判別できる。
【0023】そして、データ更新プロセス11は格納デ
ータのレコード番号を判別すると、そのレコード番号が
示すレコードに格納されている内容を更新情報3にした
がって更新する(ステップST3)。ただし、複数の更
新情報3が入力された場合には、入力の早い更新情報3
から順次選択して格納データの更新を行い、先に選択し
た更新情報3に基づく格納データの更新が終了したの
ち、他の更新情報3に基づく格納データの更新を行うよ
うにする。
【0024】このように直列的に更新処理を行う理由
は、後に入力された更新情報3による更新が、先に入力
された更新情報3による更新より先に終了することによ
って、データ処理に矛盾が生じる不具合を解消するため
である。これにより、例えば、先の更新情報3が格納デ
ータの修正を行うもので、後の更新情報3が当該格納デ
ータの削除を行うものである場合、確実に先に入力され
た更新情報3による更新が先に終了するので、既に存在
しない格納データに対して修正を行う等のデータ処理の
矛盾を回避することができる。
【0025】そして、データベース5の格納データを更
新すると、データ更新プロセス11は更新情報3を更新
情報キュー12に格納する(ステップST4)。一方、
システムタイマー13は、予め設定された時間(例え
ば、毎時00分,15分,30分,45分に起動信号を
出力するように設定されている)に到達したか否かを常
時監視し、設定された時間になると起動信号を出力する
(ステップST5)。
【0026】そして、システムタイマー13から起動信
号が出力されると、更新情報送信プロセス14が待機状
態から起動状態に遷移して(ステップST6)、更新情
報キュー12に格納されている更新情報3を送信すると
ともに、起動信号を出力する(ステップST7)。ただ
し、更新情報キュー12は先に入力した更新情報3から
先に出力するFIFOメモリから構成されているので、
更新情報送信プロセス14はオンラインコンピュータ1
に先に入力された更新情報3から順次送信することにな
る。
【0027】そして、更新情報送信プロセス14から起
動信号が出力されると、受信レコード展開プロセス15
が待機状態から起動状態に遷移して(ステップST
8)、その更新情報送信プロセス14から送信された更
新情報3を受信する(ステップST9)。そして、受信
レコード展開プロセス15は更新情報3を受信すると、
その更新情報3に含まれているキー情報(例えば、製品
番号等)に基づいてバックアップデータベース8に格納
されている種々の格納データのなかから更新に係る格納
データを検索し、更新に係る格納データのレコード番号
を判別する(ステップST10)。
【0028】ただし、当該更新情報3に係るデータがバ
ックアップデータベース8に初めて登録する新規なデー
タの追加に係るものである場合には、当該データを格納
するレコードを割り当て、そのレコード番号を認識す
る。なお、データ処理区分(データの追加,修正又は削
除を示す区分)は、更新情報3に含まれている場合に
は、更新情報3を解析することにより判別できる。ま
た、更新情報3に含まれておらず更新情報3と別個に、
コマンドとしてデータ処理区分が入力される場合には、
そのコマンドの内容を解析することにより判別できる。
【0029】そして、受信レコード展開プロセス15は
格納データのレコード番号を判別すると、そのレコード
番号が示すレコードに格納されている内容を更新情報3
にしたがって更新する(ステップST11)。これによ
り、データベース5とバックアップデータベース8の内
容が一致することになる。ただし、複数の更新情報3を
受信した場合には、受信の早い更新情報3から順次選択
して格納データの更新を行い、先に選択した更新情報3
に基づく格納データの更新が終了したのち、他の更新情
報3に基づく格納データの更新を行うようにする。
【0030】このように直列的に更新処理を行う理由
は、後に受信した更新情報3による更新が、先に受信し
た更新情報3による更新より先に終了することによっ
て、データ処理に矛盾が生じる不具合を解消するためで
ある。これにより、例えば、先の更新情報3が格納デー
タの修正を行うもので、後の更新情報3が当該格納デー
タの削除を行うものである場合、確実に先に受信した更
新情報3による更新が先に終了するので、既に存在しな
い格納データに対して修正を行う等のデータ処理の矛盾
を回避することができる。
【0031】以上より、この実施の形態1によれば、予
め設定された時間に到達したときに、更新情報送信プロ
セス14及び受信レコード展開プロセス15の状態が待
機状態から起動状態に遷移するように構成したので、更
新情報送信プロセス14及び受信レコード展開プロセス
15の状態が常時起動状態である必要がなくなり、その
結果、オンラインコンピュータ1及びバックアップコン
ピュータ2の処理性能を低下させることなく、速やかに
格納データを更新することができる。また、更新情報3
が頻繁に入力される場合でも、更新情報3が入力される
度に、更新情報送信プロセス14及び受信レコード展開
プロセス15の状態を繰り返し待機状態から起動状態に
遷移させずに済むので、状態遷移に要する時間が削減さ
れ、その結果、オンラインコンピュータ1及びバックア
ップコンピュータ2の負荷が低減して処理性能が向上す
る効果を奏する。また、複数の更新情報3を入力した場
合には、入力の早い更新情報3から順次バックアップコ
ンピュータ2に送信し、データベース5及びバックアッ
プデータベース8の格納データに対する更新を入力の早
い更新情報3から順次選択して行い、先に選択した更新
情報3に基づく格納データの更新が終了したのち、他の
更新情報3に基づく格納データの更新を行うようにした
ので、複数の更新情報3を入力した場合でも、データ処
理に矛盾を生じることなく、正確に格納データを更新す
ることができる。
【0032】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるデータベースのバックアップシステムを示す
構成図であり、図において、図1のものと同一符号は同
一または相当部分を示すので説明を省略する。16は更
新情報送信プロセス14から送信された更新情報3にし
たがってバックアップデータベース8の格納データを更
新するとともに、その更新情報3のデータ処理区分を判
定し、予め設定されたデータ処理区分と一致する場合に
は、当該更新情報3を特定データ保存ファイル17に登
録する受信レコード展開プロセス(第2のデータ更新手
段)、17は特定データ保存ファイルである。
【0033】次に動作について説明する。受信レコード
展開プロセス16以外の動作は上記実施の形態1と同様
であるため受信レコード展開プロセス16の動作につい
てのみ説明する。受信レコード展開プロセス16は更新
情報送信プロセス14から起動信号が出力されると、待
機状態から起動状態に遷移して、その更新情報送信プロ
セス14から送信された更新情報3を受信し、上記実施
の形態1と同様にして、バックアップデータベース8の
格納データを更新する。
【0034】そして、受信レコード展開プロセス16
は、受信した更新情報3または別個に入力されたコマン
ドを解析し、当該更新情報3のデータ処理区分(データ
の追加,修正又は削除を示す区分)を判別する。そし
て、当該更新情報3の処理区分が、例えば、格納データ
の削除を示すものである場合には、当該更新情報3を特
定データ保存ファイル17に登録するようにする。
【0035】これにより、格納データの削除に係る更新
情報3のみを集めて登録することができるため、例え
ば、工場のラインで生産される製品を管理するシステム
においては、各製品のなかで既に出荷された製品の検索
を容易に行えるなどの効果を奏する。なお、格納データ
の追加に係る更新情報3のみを集めて登録するようにし
た場合には、例えば、工場のラインで生産される製品を
管理するシステムにおいては、一番最後にラインに取り
入れられた最新の製品の検索を容易に行えるなどの効果
を奏する。
【0036】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるデータベースのバックアップシステムを示す
構成図であり、図において、図3のものと同一符号は同
一または相当部分を示すので説明を省略する。18はデ
ータベース5の更新情報3を入力すると、その更新情報
3にしたがってデータベース5の格納データを更新する
とともに、その更新情報を更新情報キュー12に格納す
るデータ更新プロセス(第1のデータ更新手段)であ
り、当該データ更新プロセス18は更新情報3を更新情
報キュー12に格納する際、更新した格納データのレコ
ード番号をその更新情報3に付加して格納する。また、
19は更新情報3にしたがってバックアップデータベー
ス8の格納データを更新するとともに、更新情報3の処
理区分が予め設定されたデータ処理区分と一致する場合
には当該更新情報3を特定データ保存ファイル17に登
録する受信レコード展開プロセス(第2のデータ更新手
段)であり、当該受信レコード展開プロセス19は更新
情報3に付加された格納データのレコード番号に基づい
て検索キーファイル20の検索キー情報を更新する。2
0は検索キー情報を格納する検索キーファイルである。
【0037】次に動作について説明する。データ更新プ
ロセス18及び受信レコード展開プロセス19以外の動
作は上記実施の形態2と同様であるためデータ更新プロ
セス18及び受信レコード展開プロセス19の動作につ
いてのみ説明する。データベース5の更新情報3が入力
されると、データ更新プロセス18は、上記実施の形態
2と同様にして、データベース5の格納データを格納す
るとともに、当該更新情報3を更新情報キュー12に登
録する。ただし、データ更新プロセス18は更新情報3
を更新情報キュー12に格納する際、当該更新情報3に
基づいて更新した格納データのレコード番号をその更新
情報3に付加して格納する。
【0038】そして、受信レコード展開プロセス19は
格納データのレコード番号が付与された更新情報3が更
新情報送信プロセス14から送信されると、上記実施の
形態2と同様にして、バックアップデータベース8の格
納データを更新するとともに、所定の更新情報3を特定
データ保存ファイル17に登録する。ただし、受信レコ
ード展開プロセス19は、更新情報3に付加された格納
データのレコード番号に基づいて検索キーファイル20
の検索キー情報(キー情報に対応するレコード番号を示
す情報)を更新する(図5参照)。即ち、各キー情報
(例えば、製品番号)に対応するレコード番号を更新す
る。
【0039】これにより、バックアップデータベース8
に格納されている各種の格納データのなかから所定の格
納データを読み込む必要がある場合には、必要とする格
納データのキー情報に対応するレコード番号を検索キー
ファイル20から得ることができるので、必要とする格
納データを検索せずに、バックアップデータベース8か
らダイレクトに読み込むことができ、読み込み速度が向
上する。
【0040】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるデータベースのバックアップシステムを示す
構成図であり、図において、図4のものと同一符号は同
一または相当部分を示すので説明を省略する。21はシ
ステムタイマー13が出力する起動信号の出力時間を設
定する時間設定プロセス(時間設定手段)である。
【0041】次に動作について説明する。時間設定プロ
セス21以外の動作は上記実施の形態3と同様であるた
め時間設定プロセス21の動作についてのみ説明する。
時間設定プロセス21はシステムタイマー13が出力す
る起動信号の出力時間を設定するプロセスであり、例え
ば、図示しないキーボードから設定信号が入力される
と、その設定信号にしたがって起動信号の出力時間を設
定する。
【0042】図7は設定時間の登録例を示すシステムタ
イマー13のメモリ図であり、図中、プロセス1は周期
的な出力時間を示し(この例では、毎時0分,20分,
40分に起動信号が出力するように設定されている)、
プロセス2は特定の出力時間を示している(この例で
は、1時15分に起動信号が出力するように設定されて
いる)。また、他のプロセスによって、日、月、曜日等
も適宜設定することができる。
【0043】以上より、この実施の形態4によれば、シ
ステムタイマー13が出力する起動信号の出力時間を設
定する時間設定プロセス21を設けたので、更新情報3
が入力される頻度に応じて格納データの更新間隔を適宜
設定できるようになり、その結果、オンラインコンピュ
ータ1及びバックアップコンピュータ2の処理性能を低
下させることなく、速やかに格納データを更新すること
ができる。また、更新情報3が入力される頻度が変化し
ても、常に、更新情報キュー12の記憶容量を一定に保
つこともできる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、予め設定された時間に到達したとき、データ送信
手段及び第2のデータ更新手段の状態が待機状態から起
動状態に遷移するように構成したので、データ送信手段
及び第2のデータ更新手段の状態が常時起動状態である
必要がなくなり、その結果、オンラインコンピュータ及
びバックアップコンピュータの処理性能を低下させるこ
となく、速やかに格納データを更新することができる効
果がある。
【0045】請求項2記載の発明によれば、オンライン
コンピュータが複数の更新情報を入力した場合、入力の
早い更新情報から順次選択してデータベースの格納デー
タの更新を行い、先に選択した更新情報に基づく格納デ
ータの更新が終了したのち、他の更新情報に基づく格納
データの更新を行うように構成したので、複数の更新情
報を入力した場合でも、データ処理に矛盾を生じること
なく、正確に格納データを更新することができる効果が
ある。
【0046】請求項3記載の発明によれば、バックアッ
プコンピュータが複数の更新情報を受信した場合、受信
の早い更新情報から順次選択してバックアップデータベ
ースの格納データの更新を行い、先に選択した更新情報
に基づく格納データの更新が終了したのち、他の更新情
報に基づく格納データの更新を行うように構成したの
で、複数の更新情報を受信した場合でも、データ処理に
矛盾を生じることなく、正確に格納データを更新するこ
とができる効果がある。
【0047】請求項4記載の発明によれば、データ送信
手段から送信された更新情報のデータ処理区分を判定
し、予め設定されたデータ処理区分と一致する場合に
は、当該更新情報を特定データ保存ファイルに登録する
ように構成したので、処理区分が等しい更新情報を集め
て登録することができるようになり、その結果、同一種
類の格納データの検索が容易になる効果がある。
【0048】請求項5記載の発明によれば、更新情報を
FIFOメモリに格納する際、更新した格納データのレ
コード番号をその更新情報に付加して格納し、その更新
情報に付加された格納データのレコード番号に基づいて
検索キー情報を更新するように構成したので、格納デー
タをバックアップデータベースから読み込む際、当該格
納データのキー情報に対応するレコード番号を特定デー
タ保存ファイルから得ることができるようになる結果、
当該格納データを検索せずに、バックアップデータベー
スからダイレクトに読み込むことができ、格納データの
読み込み速度が向上する効果がある。
【0049】請求項6記載の発明によれば、起動手段が
出力する起動信号の出力時間を設定する時間設定手段を
設けるように構成したので、更新情報が入力される頻度
に応じて格納データの更新間隔を適宜設定できるように
なり、その結果、オンラインコンピュータ及びバックア
ップコンピュータの処理性能を低下させることなく、速
やかに格納データを更新することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータベース
のバックアップシステムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるデータベース
のバックアップシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2によるデータベース
のバックアップシステムを示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるデータベース
のバックアップシステムを示す構成図である。
【図5】 キー情報に対応するレコード番号を示す検索
キー情報を示すデータ対応図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるデータベース
のバックアップシステムを示す構成図である。
【図7】 設定時間の登録例を示すシステムタイマーの
メモリ図である。
【図8】 従来のデータベースのバックアップシステム
を示す構成図である。
【符号の説明】
3 更新情報、5 データベース、8 バックアップデ
ータベース、11,18 データ更新プロセス(第1の
データ更新手段)、12 更新情報キュー(FIFOメ
モリ)、13 システムタイマー(起動手段)、14
更新情報送信プロセス(データ送信手段)、15,1
6,19 受信レコード展開プロセス(第2のデータ更
新手段)、17 特定データ保存ファイル、21 時間
設定プロセス(時間設定手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースの更新情報を入力すると、
    その更新情報にしたがって当該データベースの格納デー
    タを更新するとともに、その更新情報をFIFOメモリ
    に格納する第1のデータ更新手段と、予め設定された時
    間になると起動信号を出力する起動手段と、上記起動手
    段から起動信号が出力されると待機状態から起動状態に
    遷移して、上記FIFOメモリに格納されている更新情
    報を送信するとともに、起動信号を出力するデータ送信
    手段と、上記データ送信手段から起動信号が出力される
    と待機状態から起動状態に遷移して、そのデータ送信手
    段から送信された更新情報を受信するとともに、その更
    新情報にしたがってバックアップデータベースの格納デ
    ータを更新する第2のデータ更新手段とを備えたデータ
    ベースのバックアップシステム。
  2. 【請求項2】 第1のデータ更新手段は複数の更新情報
    を入力した場合、入力の早い更新情報から順次選択して
    格納データの更新を行い、先に選択した更新情報に基づ
    く格納データの更新が終了したのち、他の更新情報に基
    づく格納データの更新を行うことを特徴とする請求項1
    記載のデータベースのバックアップシステム。
  3. 【請求項3】 第2のデータ更新手段は複数の更新情報
    を受信した場合、受信の早い更新情報から順次選択して
    格納データの更新を行い、先に選択した更新情報に基づ
    く格納データの更新が終了したのち、他の更新情報に基
    づく格納データの更新を行うことを特徴とする請求項1
    記載のデータベースのバックアップシステム。
  4. 【請求項4】 第2のデータ更新手段はデータ送信手段
    から送信された更新情報のデータ処理区分を判定し、予
    め設定されたデータ処理区分と一致する場合には、当該
    更新情報を特定データ保存ファイルに登録することを特
    徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記
    載のデータベースのバックアップシステム。
  5. 【請求項5】 第1のデータ更新手段は更新情報をFI
    FOメモリに格納する際、更新した格納データのレコー
    ド番号をその更新情報に付加して格納し、第2のデータ
    更新手段は更新情報に付加された格納データのレコード
    番号に基づいて検索キー情報を更新することを特徴とす
    る請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデ
    ータベースのバックアップシステム。
  6. 【請求項6】 起動手段が出力する起動信号の出力時間
    を設定する時間設定手段を設けたことを特徴とする請求
    項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のデータベ
    ースのバックアップシステム。
JP7277609A 1995-10-25 1995-10-25 データベースのバックアップシステム Pending JPH09120370A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115604A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Hitachi Ltd データ多重化方法
JPH11327988A (ja) * 1998-05-07 1999-11-30 Mitsubishi Electric Corp 複数計算機間のデータベースレプリケーション制御方法
JP2008530868A (ja) * 2005-02-15 2008-08-07 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 受信機および受信機の制御方法

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