JPH09120313A - 作業車の誘導制御装置 - Google Patents

作業車の誘導制御装置

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Publication number
JPH09120313A
JPH09120313A JP7275251A JP27525195A JPH09120313A JP H09120313 A JPH09120313 A JP H09120313A JP 7275251 A JP7275251 A JP 7275251A JP 27525195 A JP27525195 A JP 27525195A JP H09120313 A JPH09120313 A JP H09120313A
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JP
Japan
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vehicle body
vehicle
gps
work
traveling
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Pending
Application number
JP7275251A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Masutome
淳 増留
Koji Yoshikawa
浩司 吉川
Masanori Fujiwara
正徳 藤原
Katsumi Ito
勝美 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業車が作業地の同じ箇所を走行して表面が
削られて凹部が形成されることによって、走行中に車体
が不必要に傾いたり、沈み込んだりして適正な作業がで
きなくなることを回避する。 【解決手段】 車体横幅方向に作業範囲を有して、予定
走行経路に沿って自動走行する作業車Vの走行手段3,
4の接地部が同じ箇所を走行しないように、予定走行経
路として車体横幅方向に互いの位置を作業範囲よりも小
さな設定間隔ずらせた複数個の走行経路L1,L2,L
3が設定され、その設定した複数個の走行経路L1,L
2,L3から選択した1つの走行経路に対する車体5の
位置が検出され、その車体位置検出情報に基づいて、車
体5が上記選択した走行経路L1,L2,L3に沿って
自動走行するように操向制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体横幅方向に作
業範囲を有する作業車を予定走行経路に沿って自動走行
させる作業車の誘導制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の誘導制御装置は、例えば所
定条の植付け幅(作業範囲に相当する)を有する田植え
用の作業車が、矩形状等の圃場内に設定した予定走行経
路(具体的には複数個の各作業行程)を、それに沿って
投射された誘導用ビーム光を受光して車体の位置ずれを
修正しながら適正な操向状態で自動走行して植付け作業
を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、予定走行経路(作業行程)を圃場に対して固定し
た位置に設定していたために、予定走行経路に沿って作
業走行する度に、走行手段(例えば車輪)の接地部が圃
場面の同じ箇所を走行して、その走行箇所の圃場面が削
られて凹部が形成され、その結果、車体が不必要に傾い
たり、沈み込んだりして適正な作業を行うのに支障が出
るという不具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消さ
せるべく、作業車が走行する圃場等の走行箇所が部分的
に削られて凹部が形成されるのを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の構成
によれば、作業車の走行手段の接地部が同じ箇所を走行
しないように車体横幅方向に互いの位置を作業車の車体
横幅方向での作業範囲よりも小さな設定間隔ずらせて設
定された複数個の走行経路のうちから、予定走行経路と
して選択した1つの走行経路に対する車体位置の検出情
報に基づいて、車体が上記選択した走行経路に沿って自
動走行するように操向制御される。
【0006】従って、上記複数個の走行経路を例えば順
番に選択して、各走行箇所を比較的均一な状態で走行す
るようにすれば、走行手段の接地部が一部箇所だけを繰
り返して走行して、一部箇所が他の箇所に比べて凹部に
形成されることがないので、車体が不必要に傾いたり、
沈み込んだりして適正な作業を行うのに支障が出るとい
う従来技術の不具合が解消される。
【0007】又、請求項2の構成によれば、上記請求項
1において、作業車の作業範囲の車体横幅方向の端部側
部分が非作業状態に変更されて、作業範囲が上記選択し
た走行経路に適合した範囲になる。
【0008】従って、例えば作業範囲を変更しない場合
には、作業範囲が選択した走行経路に適合した範囲にな
らずに車体横幅方向の端部側部分において作業が重複し
て行われる等の不都合が生じるのに対して、このような
不都合を的確に回避して、各走行経路において適正な作
業範囲を設定することができ、もって、上記第1の特徴
構成の好適な手段が得られる。
【0009】又、請求項3の構成によれば、上記請求項
1又は2において、地上側の基準位置に設置された基準
局において、GPS衛星からの搬送波信号が受信され、
その基準局での搬送波位相情報が車体側に送信される。
一方、車体側では、GPS衛星からの搬送波信号が受信
されるとともに上記基準局からの送信情報が受信され
て、移動局での搬送波位相情報と基準局での搬送波位相
情報とから求めた二重位相差情報に基づいて、前記基準
位置に対する車体の位置が所定時間間隔の時系列のGP
S位置データとして求められ、又、車体の位置変化量が
所定時間間隔の時系列の慣性航法位置データとして求め
られる。そして、その現在時刻より設定時間前のGPS
位置データ及び現在時刻での慣性航法位置データから、
現在時刻での車体の位置を地上側での位置座標を基準と
する座標値として求めて、その座標値と前記選択した走
行経路の地上側での位置座標を基準として定めたデータ
とを比較してその走行経路に対する車体の位置を求めら
れ、その車体位置情報に基づいて車体が予定走行経路に
沿って自動走行するように操向制御される。
【0010】従って、例えば短時間の位置変化について
は応答性良く検出できるが長時間での検出では誤差が蓄
積する慣性航法システムと、検出遅れはあるが正確な位
置検出が可能なGPS衛星からの搬送波信号の二重位相
差情報に基づくGPS位置検出システムとを組み合わせ
て、選択した各走行経路に対する現在時刻での作業車の
車体位置をリアルタイムに的確に検出することにより、
走行手段の接地部が確実に同じ箇所を走行しないように
することができ、もって、上記第1又は第2の特徴構成
の好適な手段が得られる。
【0011】又、請求項4の構成によれば、上記請求項
3において、複数の車体のうちでいずれか1つが停止
し、その停止車体のGPS移動局が地上側の基準位置に
位置してGPS基準局になり、その停止車体において、
GPS衛星からの搬送波信号が受信され、その搬送波位
相情報が基準局の搬送波位相情報として残りの車体側に
送信される。残りの車体側では、GPS衛星からの搬送
波信号が受信されるとともに上記停止車体側からの送信
情報が受信され、残りの車体側での搬送波位相情報と停
止車体から送信された搬送波位相情報とから求めた二重
位相差情報に基づいて、車体の位置が所定時間間隔の時
系列のGPS位置データとして求められ、又、車体の位
置変化量が所定時間間隔の時系列の慣性航法位置データ
として求められる。さらに、上記現在時刻より設定時間
前のGPS位置データ及び現在時刻での慣性航法位置デ
ータから、現在時刻での車体の位置を地上側の位置座標
を基準として求めて、その座標値と前記選択した走行経
路の座標値とを比較してその走行経路に対する車体の位
置を求められる。
【0012】従って、専用のGPS基準局が不要とな
り、GPSによる車体位置検出の装置構成が簡素化さ
れ、もって、上記第3の特徴構成の好適な手段が得られ
る。
【0013】又、請求項5の構成によれば、上記請求項
1又は2において、地上側において予定走行経路の長手
方向に沿う誘導用ビーム光が、複数個の走行経路に対し
て選択投射され、その選択投射された誘導用ビーム光
が、車体側において受光されて、その受光情報に基づい
て走行経路に対する車体の位置が検出され、その位置検
出情報に基づいて車体が操向制御される。
【0014】従って、各走行経路に沿って投射された地
上側の誘導用ビーム光を誘導用ガイドとして、車体を適
正な操向状態で選択された各走行経路に沿って自動走行
させて、走行手段の接地部が確実に同じ箇所を走行しな
いようにすることができ、もって、上記第1又は第2の
特徴構成の好適な手段が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、田植
え用の作業車Vが圃場内に設定した予定走行経路として
の作業行程に沿って自動走行する場合について説明す
る。
【0016】例えばその地点の重力方向に対して水平方
向を東西及び南北方向で表した局地水平座標系E(東方
向),N(北方向),H(地球中心からの高さ方向)に
おいて高精度に位置(上記座標系E,N,Hでの座標
値)が判っている地上側の基準位置に設置されて、図2
に示すように、少なくとも4個のGPS衛星2からのス
ペクトラム拡散変調された電波(搬送波信号)を受信す
るGPS基準局R(以後、単に基準局Rともいう)用の
アンテナ19aと、このアンテナ19aの受信信号を処
理して搬送波の位相情報を得るGPS受信機19と、そ
のGPS受信機19からの搬送波位相情報を作業車V側
に向けて送信するための送信アンテナ20aを備えた地
上側通信手段としての送受信機20とが設けられてい
る。
【0017】作業車Vの構成について、図1、図2及び
図4に基づいて説明する。走行手段としての左右一対の
前輪3及び後輪4を備えた車体5の後部に、下降位置で
駆動されている対地作業状態とこれ以外の非作業状態と
に切換自在な6条式の苗植え付け装置6が、昇降自在で
且つ各条ごとに駆動停止自在に設けられている。つま
り、この苗植え付け装置6による植付け幅が作業車Vの
車体横幅方向での作業範囲に対応する。接地部としての
外周部3a,4aを備えた前後輪3,4は、左右を一対
として各別に操向操作自在に構成され、操向用の油圧シ
リンダ7,8と、電磁操作式の制御弁9,10とが設け
られている。つまり、前輪3又は後輪4の一方のみを操
向する2輪ステアリング形式、前後輪3,4を逆位相で
且つ同角度に操向する4輪ステアリング形式、前後輪
3,4を同位相で且つ同角度に操向する平行ステアリン
グ形式の3種類のステアリング形式を選択使用できる。
尚、各作業行程に沿っての直進走行時には、前輪3のみ
を操向する2輪ステアリング形式で行う。
【0018】図1中、Eはエンジン、11はエンジンE
からの出力を変速して前後輪3,4の夫々を同時に駆動
する油圧式無段変速装置、12はその変速操作用の電動
モータ、13は植え付け装置6の昇降用油圧シリンダ、
14はその制御弁、15はエンジンEによる植え付け装
置6の各条への駆動を各別に断続するために6個のクラ
ッチ15a〜15fからなる電磁操作式の植え付けクラ
ッチである。ここで、上記植付けクラッチ15が、後述
のように作業範囲(植付け幅)の車体横幅方向の端部側
部分を非作業状態(非駆動状態)に変更する作業範囲変
更手段を構成し、前記苗植え付け装置6は実質的には4
条式として作動する。16は作業車Vの走行並びに植え
付け装置6の作動等を制御するためのマイクロコンピュ
ータ利用の制御装置であって、後述の各種センサによる
検出情報及び予め記憶された作業データに基づいて、変
速用モータ12、各制御弁9,10,14、及び、植え
付けクラッチ15の夫々を制御する。
【0019】作業車Vに装備されるセンサ類について説
明すれば、図1に示すように、前後輪3,4夫々の操向
角を検出するポテンショメータ利用の操向角検出センサ
R1,R2と、変速装置11の変速状態に基づいて間接
的に前後進状態及び車速を検出するポテンショメータ利
用の車速センサR3と、変速装置11の出力軸の回転数
を計数して走行距離を検出するためのエンコーダS3
と、作業車Vの車体方位を検出する地磁気方位センサS
4と、車体5の3次元(車体前後、横幅及び上下方向)
の各軸周りでの角速度を検出するジャイロ装置S5と、
車体5の3次元(車体前後、横幅及び上下方向)各方向
での加速度を検出する加速度センサS6とが設けられて
いる。
【0020】ここで、ジャイロ装置S5、加速度センサ
S6及び制御装置16を利用して、作業車Vの車体5の
位置変化量を所定時間間隔の時系列の慣性航法位置デー
タとして求める慣性航法システムINSが構成される。
上記慣性航法位置データは、具体的には、車体5の位置
変化量、つまり、所定の計測時間間隔(例えば0.1
秒)内における位置変化量が、夫々所定時間間隔(例え
ば0.1秒)の計測時刻のラベル付きのデータとして求
められる。
【0021】又、作業車Vの車体5側には、前記GPS
衛星2からの電波(搬送波信号)を受信するGPS移動
局I(以後、単に移動局Iともいう)用のアンテナ17
aと、上記アンテナ17aの受信信号を処理して搬送波
の位相情報を得るGPS受信機17と、前記地上側の送
受信機20からの送信情報を受信するためのアンテナ1
8aを備えた車体側通信手段としての送受信機18とが
設けられている。
【0022】前記基準局R及び移動局Iの各GPS受信
機19,17は、図3に示すように、ほぼ同様の構成に
なるものであって、夫々のアンテナ19a,17aで受
信した電波信号は、先ず高周波信号処理部30,40に
入力して低周波数に変換される。その低周波数変換され
た信号は、C/Aコード解析部31,41にて衛星番号
等が解読されるとともに、搬送波位相計測部33,43
において、上記衛星番号に応じて作成されるC/Aコー
ドと相関をとって搬送波が再生され、さらに内蔵した時
計34,44にて設定時間間隔で搬送波の位相が計測さ
れる。同時に、C/Aコード解析部31,41からの情
報に基づいて、航路メッセージ解読部32,42にて衛
星位置情報等が判別される。そして、上記各部からの情
報は、夫々の制御用のコンピュータ35,45に入力さ
れて各基準局R及び移動局Iにおける搬送波位相情報が
求められる。
【0023】さらに、基準局R側コンピュータ35から
出力された基準局Rでの搬送波位相情報が、前記地上側
の送受信機20を経て送信アンテナ20aから送信さ
れ、作業車側のアンテナ18aで受信され、送受信機1
8を経て移動局I側コンピュータ45に入力され,その
移動局I側コンピュータ45において、基準局及び移動
局での両搬送波位相情報に基づいて二重位相差情報が求
められる。そして、上記GPS受信機17を利用して、
移動局Iでの搬送波位相情報及び前記送受信機18が受
信した基準局Rでの搬送波位相情報から求めた二重位相
差情報に基づいて、前記基準位置つまり基準局Rに対す
る移動局Iつまり作業車Vの位置を所定時間間隔の時系
列のGPS位置データとして求めるGPS位置データ算
出手段102が構成されている。そして、このGPS受
信機17で得られたGPS位置データが制御装置16に
入力されている。
【0024】ここで、二重位相差情報について概略を説
明すると、異なる2つの衛星2からの各搬送波信号を2
つの受信局(基準局R及び移動局I)夫々で受信して、
各衛星2ごとに対応する2つの位相差を求め、さらにこ
れら2つの位相差の差分をとったものを二重位相差と呼
ぶ。これによって各衛星2での送信信号の位相乱れの影
響が除去されるとともに、各受信局の位相計測用の時計
の同期ずれの影響が除去され、最終的に、衛星側及び受
信局側での誤差の影響を少なくした精度のよい位相差情
報が得られる。尚、後述の位置ベクトルrを求めるため
に、実際は、異なる4つの衛星2からの各搬送波信号に
基づいて、独立した3つの二重位相差が求められること
になる。
【0025】前記GPS位置データ算出手段102によ
る3つの二重位相差情報に基づく車体5の位置検出につ
いて具体的に説明する。先ず最初に、作業車Vを前記局
地水平座標系E,N,Hにおいて高精度に位置座標値が
判っている地点に位置させ、移動局側及び基準局側の各
GPS受信機17,19の受信情報から前記3つの二重
位相差を計算し、基準局R及び作業車V間の相対位置が
判っていることから上記二重位相差情報に含まれる搬送
波波長の整数倍の不確定(整数値バイアス)を確定させ
る。次に、図4に示すように、作業車Vを圃場F内の任
意の地点に移動させたときの3つの二重位相差情報よ
り、基準局Rから車体5への位置ベクトルrが求まり、
基準局Rの基準位置と上記求めた位置ベクトルrとか
ら、作業車Vの車体位置が判別される。
【0026】但し、前記GPS受信情報からの車体位置
の検出には、各局での搬送波位相の計測やその位相情報
の通信及び二重位相差の演算等に時間(例えば2秒程
度)がかかるため、現在時刻での作業車Vの位置をリア
ルタイムに検出することができない。そこで、車体5の
位置情報を所定時間間隔(1秒間隔)の時系列のGPS
位置データとして求める。従って、上記1秒間隔の時系
列のGPS位置データは、2秒前における作業車Vの車
体位置に対応するデータである。
【0027】前記制御装置16を利用して、前後輪3,
4の外周部3a,4aが同じ箇所を走行しないように、
車体誘導用の予定走行経路として図4に示すように車体
横幅方向に互いの位置を前記作業範囲(植付け装置6の
植付け幅)よりも小さな設定間隔ずらせた複数個(この
例では3個)の走行経路L1,L2,L3を設定する走
行経路設定手段101と、この走行経路設定手段101
にて設定される複数個の走行経路L1,L2,L3から
選択した1つの走行経路L1,L2,L3に対する車体
5の位置を検出する車体位置検出手段103と、その車
体位置検出手段103の情報に基づいて、車体5が前記
選択した走行経路に沿って自動走行するように操向制御
する制御手段100とが構成されている。
【0028】前記複数個の走行経路L1,L2,L3夫
々は、地上側での位置座標(E,N,H座標系)を基準
として定めたデータとして設定される。具体的には、図
4に示す各走行経路L1,L2,L3の長手方向が例え
ば東西方向(E軸)に沿っている場合には、1つのN座
標値に対して、各走行経路L1,L2,L3の直線部分
の一端側と他端側の位置を設定する2つのE座標値が組
となったデータが、上記経路直線部分の数に対応する組
の数、用意される。そして、車体位置検出手段103
は、前記GPS位置データ算出手段102にて求められ
る、現在時刻より設定時間前のGPS位置データ、及
び、前記慣性航法システムINSにて求められる、現在
時刻での慣性航法位置データに基づいて、現在時刻での
前記車体5の位置を前記地上側での位置座標(E,N,
H座標系)を基準とする座標値として求めて、その座標
値と前記走行経路L1,L2,L3を定めたデータとを
比較して前記走行経路L1,L2,L3に対する前記車
体5の位置を求めるように構成されている。つまり、検
出遅れのあるGPS位置データに対して慣性航法位置デ
ータを補間することで現在時刻での作業車の車体位置を
求めるのである。
【0029】そして、前記制御手段100は、作業車V
の車体位置が各走行経路における適正操向位置となるよ
うに操向制御する。具体的には、上記車体位置検出手段
103による車体位置xの情報、地磁気方位センサS4
による車体方位φの情報、及び、前輪3の操舵角θ情報
に基づいて下記の式にて目標操舵角θfを設定し、この
目標操舵角θfで前輪3をステリング操作する。尚、式
中、k1,k2,k3は所定のゲイン係数である。同時
に、制御手段100は、前記作業範囲(植付け装置6の
植付け幅)が前記選択した走行経路L1,L2,L3に
適合した範囲になるように前記植付けクラッチ15(1
5a〜15f)を作動させる。具体的には、各クラッチ
15a〜15fを個別に入り切り操作する。
【0030】
【数1】θf=k1・x+k2・φ+k3・θ
【0031】尚、制御装置16は、前記作業車Vが前記
各走行経路L1,L2,L3を走行して圃場の一端部
(終端部)に到達すると、車体5をその終端側から隣接
する圃場の一端部(始端部)に向けて回向動作させるよ
うに構成されている。つまり、図4に示すように、作業
車Vは、矩形状の圃場F内で圃場長手方向に沿う状態で
短手方向に並置された上記各走行経路L1,L2,L3
を、図の最右端側に位置する最初の経路部分のスタート
地点Stから走行開始して、各経路に沿って直進状態で
終端部まで作業走行し、終端部から隣接する始端部に向
けて、終端地点eから所定距離直進走行させてから18
0度の旋回動作を開始し、所定の旋回区間gを経て旋回
動作の終点fに至る経路e〜fを所望の回向軌跡とする
回向パターンで回向動作し、回向後は、逆方向に走行す
る往復走行を繰り返して、圃場Fの全範囲を走行するよ
うに誘導される。
【0032】次に、図5に基づいて、図4に示す最初の
経路部分を走行する場合を例に、3つの走行経路L1,
L2,L3に対する作業範囲の変更について説明する。
図5(イ)のように、上記3つの走行経路L1,L2,
L3のうちの最も右側の経路L1を走行するときは、車
体5が畦際に最も接近するので6条の植付け部6a〜6
fのうちで、畦寄りの端部側の2つの植付け部6e〜6
fを非駆動状態として他の4つの植付け部6a〜6dを
駆動状態にする。尚、この後、圃場端部で180度旋回
して逆方向に走行するときは、植付け部の駆動状態を変
更して、反対側の4つの植付け部6c〜6fのみを駆動
状態にする。図5(ロ)のように、真ん中の経路L2を
走行するときは、6条の植付け部6a〜6fのうちで、
真ん中の4つの植付け部6b〜6eのみを駆動状態にす
る。尚、この場合には、圃場端部で180度旋回して逆
方向に走行するときも、植付け部の駆動状態は変更しな
い。図5(ハ)のように、最も左側の経路L3を走行す
るときは、車体5が畦際から最も離れるので6条の植付
け部6a〜6fのうちで、畦寄りの4つの植付け部6e
〜6fのみを駆動状態にする。尚、この後、圃場端部で
180度旋回して逆方向に走行するときは、植付け部の
駆動状態を変更して、反対側の4つの植付け部6a〜6
dのみを駆動状態にする。
【0033】そして、図6に示すように、3つの走行経
路L1,L2,L3夫々を走行する場合に、前後輪3,
4の外周部3a,4aの接地位置は、車体横幅方向つま
り走行経路L1,L2,L3の長手方向に交差する方向
にずれるので、前後輪3,4の外周部3a,4aが圃場
面の同じ箇所に接地しない状態になる。
【0034】次に、図7〜図8に示すフローチャートに
基づいて、制御装置16の動作を説明する。メインフロ
ー(図7)では、作業車Vは、上記3つの走行経路L
1,L2,L3のうちのいずれかを選択して、その最初
の経路部分に沿っての自動走行を開始すると、時系列の
GPS位置データ及びINS位置データによる位置検出
情報に基づいて操向制御し、植付け開始位置に到着する
と植付け装置6を下降させるとともに6条の植付け部6
a〜6fのうちの所定のものを駆動開始して植付け作業
を開始する。
【0035】さらに走行して、その圃場終端部のe地点
に到達すると、植付け装置6を駆動停止して上昇させ
る。ここで、回向回数等に基づいて作業終了を判別した
場合には、走行を停止して全処理を終了する。作業終了
でない場合には、回向開始点での車体方位を方位センサ
S4にて検出し、その地点から所定距離直進した後、ス
テアリングを2輪から4輪に切り換えて、隣接する次の
圃場始端部への180度の旋回動作を行う。旋回を終了
すると、ステアリングを4輪から2輪に切り換えて、前
記GPS受信データ及びINS位置データによる位置検
出情報に基づく操向制御を行いながら、次の経路部分に
沿って逆方向の走行を開始する。
【0036】前記操向制御処理(図8)では、時系列の
GPS位置データ及びINS位置データを夫々取り込
み、その両データから現在時刻での作業車Vの車体位置
xを算出し、又、方位センサS4にて車体方位φを検出
し、前輪3の操向角θを検出する。そして、目標操舵角
θfを設定して、前輪3をステアリング操作する。
【0037】〔別実施形態〕前記作業範囲(植付け幅)
を変更するための別実施例について、図9に基づいて説
明すると、この例では、苗植付け装置6が始めから4条
式に構成されており、予定走行経路として各走行経路L
1,L2,L3が選択されるのに伴って、上記4条の苗
植付け装置6が、図示しない駆動モータ及び機構部によ
って上記走行経路L1,L2,L3間の設定間隔に相当
する距離、車体横幅方向にスライド移動して、前記選択
した走行経路L1,L2,L3に適合した範囲になるよ
うに構成されている。以下、具体的に説明する。
【0038】図9(イ)のように、3つの走行経路L
1,L2,L3のうちの最も右側の経路L1を走行する
ときは、車体5が畦際に最も接近するので4条の植付け
部6を畦から遠い側に移動させる。尚、この後、圃場端
部で180度旋回して逆方向に走行するときは、上記と
反対側に植付け部6を移動させる。図9(ロ)のよう
に、真ん中の経路L2を走行するときは、4条の植付け
部6を車体中央に位置させる。尚、この場合には、圃場
端部で180度旋回して逆方向に走行するときも、植付
け部6の移動はしない。図9(ハ)のように、最も左側
の経路L3を走行するときは、車体5が畦際から最も離
れるので4条の植付け部6を畦寄りに位置させる。尚、
この後、圃場端部で180度旋回して逆方向に走行する
ときは、植付け部6を上記と反対側に移動させる。そし
て、この作業範囲の変更の場合においても、図6と同様
に、3つの走行経路L1,L2,L3夫々を走行する場
合に、前後輪3,4の外周部3a,4aの接地位置が、
車体横幅方向にずれて、前後輪3,4の外周部3a,4
aが圃場面の同じ箇所に接地しない状態になる。
【0039】次に、前記GPS衛星2からの受信信号に
基づく車体位置検出において、前述の地上側に設置した
ようなGPS基準局Rを使用しない構成の別実施例を、
図10にて説明する。即ち、図に示すように、作業車V
が区画された複数(4つ)の圃場F1〜F4ごとに作業
するように、車体5が複数(4つ)設けられ、その複数
の車体5a〜5dのうちのいずれか1つ(図ではF1用
の車体5a)を停止させて、その停止車体5aのGPS
移動局Iaを基準位置(圃場F1の左下隅位置とする)
に位置させてGPS基準局Rとし、且つ、その停止車体
5aの前記送受信機18が前記基準局R用の地上側通信
手段として、その基準位置での搬送波位相情報を前記複
数の車体5の残りの車体5b〜5d側に送信するように
構成されている。そして、残りの車体5b〜5d側の各
GPS移動局Ib〜Idにおいて、前述と同様に、図1
0に示すように停止車体5aの基準位置とそれからの位
置ベクトルr2,r3,r4とによってGPS位置デー
タを求め、さらにINS位置データで補間して現在時点
での各車体5b〜5dの位置を検出することになる。
【0040】尚、上記実施例において、前記複数個の走
行経路L1,L2,L3夫々の地上側での位置座標
(E,N,H座標系)を基準にして定めるデータとし
て、図4に示す各経路の直線部分の一端側と他端側の範
囲を設定するためのE,N座標値の組によって設定した
が、これに限るものではない。例えば、図4に示す各走
行経路L1,L2,L3の長手方向が同様に東西方向
(E軸)に沿っている場合に、基準となる経路部分のN
座標値と、これに対して隣接する部分への間隔(N座標
値の増分)で与えるようにしてもよい。
【0041】次に、作業車Vを予定走行経路に沿って自
動走行させるための別実施例について、図11〜図14
に基づいて説明する。この例では、前記走行経路設定手
段101が、図12および図13に示すように、地上側
において前記予定走行経路(つまり3つの走行経路L
1,L2,L3)の長手方向に沿って誘導用ビーム光A
1を投射し、且つ、その誘導用ビーム光A1を前記複数
個の走行経路L1,L2,L3に対して選択投射自在な
ビーム光投射式に構成されている。
【0042】具体的には、圃場Fの一端側の走行経路L
1,L2,L3の延長位置において、ビーム光発生用の
レーザー装置や、そのビーム光を上下方向に走査するガ
ルバノミラー等から構成されるビーム光投射装置B1
が、図示しない移動手段によって、選択した走行経路L
1,L2,L3に沿って誘導用ビーム光A1を投射する
ように、その経路長手方向に交差する方向に移動自在に
構成されている。尚、各走行経路L1,L2,L3に沿
って誘導用ビーム光A1を投射させるのに、上記のよう
にビーム光投射装置B1を移動させるのではなく、予め
各走行経路L1,L2,L3に沿って誘導用ビーム光A
1を投射可能な複数個のビーム光投射装置を設置し、上
記走行経路L1,L2,L3の選択に合わせて所定のビ
ーム光投射装置だけから誘導用ビーム光A1を投射させ
るものでもよい。
【0043】一方、作業車Vの車体5側に、前記誘導用
ビーム光A1を受光するビーム光受光手段S1が設けら
れ、前記車体位置検出手段103は、前記ビーム光受光
手段S1の受光情報に基づいて前記走行経路L1,L
2,L3に対する前記車体5の位置を求めるように構成
されている。上記ビーム光受光手段S1は、図14に示
すように、車体前後方向に間隔dを置いて並置された前
後一対の光センサS1a,S1bからなり、各光センサ
S1a,S1bは、車体横方向に沿って複数個の受光素
子Dを備えている。そして、各光センサS1a,S1b
において、中央の受光素子D0を基準として検出される
ビーム光受光位置X1,X2の情報より、下式に基づい
て、誘導用ビーム光A1のビーム光投射位置つまり各走
行経路L1,L2,L3に対する横方向での位置情報と
して横方向での偏位xと車体の傾きφとを求める。
【0044】
【数2】x=(X1+X2)/2 φ=tan-1〔(X1−X2)/d〕
【0045】そして、前記走行制御手段100は、前記
ビーム光受光による車体位置の検出情報に基づいて、各
走行経路L1,L2,L3の適正操向位置に位置するよ
うに車体5を操向制御する。つまり、上記偏位xと傾き
φを零にするように2輪ステアリング形式で操向制御し
ながら各走行経路に沿って直進走行する。そして、車体
前部の左右両側面部に設置したトリガー用光センサS2
が、圃場端部位置を示すトリガー用ビーム光A2を受光
して作業車Vが圃場端部に到着したことが検出される
と、180度旋回による回向動作を行う。尚、図11に
示す制御構成において、前記実施例と共通する部分は同
じ番号を付している。
【0046】上記実施例では、走行手段を車輪式に構成
したが、これ以外に、例えばクローラ式の走行手段でも
よく、このときの接地部はクローラになる。
【0047】上記実施例では、走行経路L1,L2,L
3に対する車体5の位置情報として、各走行経路におけ
る適正操向位置に対する横方向での車体位置xと、車体
方位φの両情報を検出するようにしたが、少なくとも、
車体位置xだけでもよい。
【0048】上記実施例では、作業車が田植え用の作業
車Vであって、その作業範囲が植付け幅である場合につ
いて説明したが、田植え用以外の農作業用作業車及び農
作業用以外の各種作業車等にも適用できるものであっ
て、その際に、作業装置の種類、その作業範囲及び変更
構成等の各部の具体構成は、作業車の目的や作業条件等
に合わせて適宜変更される。
【0049】上記実施例では、作業車の作業範囲が1区
画の圃場等に対して作業を行うときに重複しないように
する場合について説明したが、田植え用以外の例えば草
刈機や、耕うん機や、収穫機等の場合においては、重複
する状態で作業範囲を設定するようにしてもよい。
【0050】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車の制御構成のブロック図
【図2】作業車及び基準局を示す概略側面図
【図3】GPS受信系の構成を示すブロック図
【図4】作業車と予定走行経路を示す概略平面図
【図5】走行手段の接地位置と作業範囲の変更を説明す
る平面図
【図6】制御作動のフローチャート
【図7】制御作動のフローチャート
【図8】別実施例の作業範囲の変更を説明する平面図
【図9】別実施例の作業車の制御構成のブロック図
【図10】別実施例の作業車の制御構成を説明するブロ
ック図
【図11】別実施例の予定走行経路を示す平面図
【図12】別実施例の作業車及び誘導用ビーム光の投射
状態を示す概略側面図
【図13】別実施例の受光センサによる車体位置検出の
説明図
【符号の説明】
3,4 走行手段 3a,4a 接地部 101 走行経路設定手段 5 車体 103 車体位置検出手段 100 制御手段 15 作業範囲変更手段 R GPS基準局 20 地上側通信手段 I GPS移動局 18 車体側通信手段 102 GPS位置データ算出手段 INS 慣性航法システム 5a 停止車体 S1 ビーム光受光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01C 15/00 G01C 15/00 A (72)発明者 伊藤 勝美 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体横幅方向に作業範囲を有する作業車
    を予定走行経路に沿って自動走行させる作業車の誘導制
    御装置であって、 前記作業車の走行手段(3,4)の接地部(3a,4
    a)が同じ箇所を走行しないように、前記予定走行経路
    として車体横幅方向に互いの位置を前記作業範囲よりも
    小さな設定間隔ずらせた複数個の走行経路を設定する走
    行経路設定手段(101)と、前記走行経路設定手段
    (101)にて設定される前記複数個の走行経路から選
    択した1つの走行経路に対する車体(5)の位置を検出
    する車体位置検出手段(103)と、その車体位置検出
    手段(103)の情報に基づいて、前記車体(5)が前
    記選択した走行経路に沿って自動走行するように操向制
    御する制御手段(100)とが設けられている作業車の
    誘導制御装置。
  2. 【請求項2】 前記作業範囲の車体横幅方向の端部側部
    分を非作業状態に変更する作業範囲変更手段(15)が
    設けられ、 前記制御手段(100)は、前記作業範囲が前記選択し
    た走行経路に適合した範囲になるように前記作業範囲変
    更手段(15)を作動させるように構成されている請求
    項1記載の作業車の誘導制御装置。
  3. 【請求項3】 前記走行経路設定手段(101)が、前
    記複数個の走行経路夫々を地上側での位置座標を基準と
    して定めたデータとして設定するように構成され、 地上側の基準位置に設置されて、GPS衛星からの搬送
    波信号を受信するGPS基準局(R)と、このGPS基
    準局(R)での搬送波位相情報を前記車体(5)側に送
    信する地上側通信手段(20)とが設けられ、 前記車体(5)側に、GPS衛星からの搬送波信号を受
    信するGPS移動局(I)と、前記地上側通信手段(2
    0)の送信情報を受信する車体側通信手段(18)と、
    前記GPS移動局(I)での搬送波位相情報及び前記車
    体側通信手段(18)が受信した前記GPS基準局
    (R)での搬送波位相情報から求めた二重位相差情報に
    基づいて、前記基準位置に対する前記車体(5)の位置
    を所定時間間隔の時系列のGPS位置データとして求め
    るGPS位置データ算出手段(102)と、前記車体
    (5)の位置変化量を所定時間間隔の時系列の慣性航法
    位置データとして求める慣性航法システム(INS)と
    が設けられ、 前記車体位置検出手段(103)は、前記GPS位置デ
    ータ算出手段(102)にて求められる、現在時刻より
    設定時間前のGPS位置データ、及び、前記慣性航法シ
    ステム(INS)にて求められる、現在時刻での慣性航
    法位置データに基づいて、現在時刻での前記車体(5)
    の位置を前記地上側での位置座標を基準とする座標値と
    して求めて、その座標値と前記走行経路を定めたデータ
    とを比較して前記走行経路に対する前記車体(5)の位
    置を求めるように構成されている請求項1又は2記載の
    作業車の誘導制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車体(5)が複数設けられ、 その複数の車体(5)のうちのいずれか1つを停止させ
    て、その停止車体(5a)の前記GPS移動局(I)を
    前記基準位置に位置させて前記GPS基準局(R)と
    し、且つ、その停止車体(5a)の前記車体側通信手段
    (18)が前記地上側通信手段として、前記基準位置で
    の搬送波位相情報を前記複数の車体(5)の残りの車体
    (5)側に送信するように構成されている請求項3記載
    の作業車の誘導制御装置。
  5. 【請求項5】 前記走行経路設定手段(101)が、地
    上側において前記予定走行経路の長手方向に沿って誘導
    用ビーム光を投射し、且つ、その誘導用ビーム光を前記
    複数個の走行経路に対して選択投射自在なビーム光投射
    式に構成され、 前記車体(5)側に、前記誘導用ビーム光を受光するビ
    ーム光受光手段(S1)が設けられ、 前記車体位置検出手段(103)は、前記ビーム光受光
    手段(S1)の受光情報に基づいて前記走行経路に対す
    る前記車体(5)の位置を求めるように構成されている
    請求項1又は2記載の作業車の誘導制御装置。
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