JPH09119710A - 貯湯式温水器用配管設備 - Google Patents
貯湯式温水器用配管設備Info
- Publication number
- JPH09119710A JPH09119710A JP27886495A JP27886495A JPH09119710A JP H09119710 A JPH09119710 A JP H09119710A JP 27886495 A JP27886495 A JP 27886495A JP 27886495 A JP27886495 A JP 27886495A JP H09119710 A JPH09119710 A JP H09119710A
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- JP
- Japan
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- valve
- hot water
- water
- heater
- water storage
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 140
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 3
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンクの寿命に影響がなく、既設の配管機器
を利用することにより、割安に済ませることが可能な貯
湯式温水器用配管設備を提供する。 【解決手段】 貯湯式温水器１に至る給水配管経路１１
に止水弁１２、減圧弁１３、逆止弁１４、及び逃し弁１
５がこの順に設けられ、貯湯式温水器１に給水可能とな
されるとともに、上記逃し弁１５の排水口１５ａが非常
用水の取水に利用可能となされている。
を利用することにより、割安に済ませることが可能な貯
湯式温水器用配管設備を提供する。 【解決手段】 貯湯式温水器１に至る給水配管経路１１
に止水弁１２、減圧弁１３、逆止弁１４、及び逃し弁１
５がこの順に設けられ、貯湯式温水器１に給水可能とな
されるとともに、上記逃し弁１５の排水口１５ａが非常
用水の取水に利用可能となされている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯式温水器内に
貯溜された湯水を非常用水として利用可能にするための
貯湯式温水器用配管設備に関する。
貯溜された湯水を非常用水として利用可能にするための
貯湯式温水器用配管設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、貯湯式温水器内に貯溜された湯水
を非常用水として利用するための手段には、例えば、図
３に示すように、貯湯式温水器１００のタンクに排水弁
１１０を直接に接続して設け、通常の貯湯式温水器１０
０としての使用時には、上記排水弁１１０を閉じてお
き、いざという時に、この排水弁１１０を開いて非常用
に取水して利用するようにしたものがある。
を非常用水として利用するための手段には、例えば、図
３に示すように、貯湯式温水器１００のタンクに排水弁
１１０を直接に接続して設け、通常の貯湯式温水器１０
０としての使用時には、上記排水弁１１０を閉じてお
き、いざという時に、この排水弁１１０を開いて非常用
に取水して利用するようにしたものがある。
【０００３】又、他の例として、図４に示すように、貯
湯式温水器２００に至る給水配管経路２１０に減圧弁２
２０、逆止弁２３０、及び三方弁２４０をこの順に設
け、更に、この三方弁２４０より分岐して排水弁２５０
を設け、通常の貯湯式温水器２００としての使用時に
は、上記排水弁２５０を閉じておき、いざという時に、
この排水弁２５０を開いて非常用水に利用するようにし
たものがある。
湯式温水器２００に至る給水配管経路２１０に減圧弁２
２０、逆止弁２３０、及び三方弁２４０をこの順に設
け、更に、この三方弁２４０より分岐して排水弁２５０
を設け、通常の貯湯式温水器２００としての使用時に
は、上記排水弁２５０を閉じておき、いざという時に、
この排水弁２５０を開いて非常用水に利用するようにし
たものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の配管設備においては、前者の例の場合、湯
水の貯溜用のタンクに排水弁１１０を直接接続するた
め、タンクに孔を設けたり、ソケットの溶接加工等が必
要であり、このため、タンクの寿命に影響が出るといっ
た問題がある。又、後者の例の場合、前者のようなタン
クに対する寿命等の影響はないが、貯湯式温水器の配管
設備の施工費が嵩張り、普及しにくいといった問題がの
こされている。
ような従来の配管設備においては、前者の例の場合、湯
水の貯溜用のタンクに排水弁１１０を直接接続するた
め、タンクに孔を設けたり、ソケットの溶接加工等が必
要であり、このため、タンクの寿命に影響が出るといっ
た問題がある。又、後者の例の場合、前者のようなタン
クに対する寿命等の影響はないが、貯湯式温水器の配管
設備の施工費が嵩張り、普及しにくいといった問題がの
こされている。
【０００５】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、タンクの寿命に影響がなく、既
設の配管機器を利用することにより、割安に済ませるこ
とが可能な貯湯式温水器用配管設備を提供するものであ
る。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、タンクの寿命に影響がなく、既
設の配管機器を利用することにより、割安に済ませるこ
とが可能な貯湯式温水器用配管設備を提供するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の貯湯式温水器用
配管設備においては、貯湯式温水器に至る給水配管経路
に止水弁、減圧弁、逆止弁、及び逃し弁がこの順に設け
られ、貯湯式温水器に給水可能となされるとともに、上
記逃し弁の排水口が非常用水の取水に利用可能となされ
ていることを特徴とする。
配管設備においては、貯湯式温水器に至る給水配管経路
に止水弁、減圧弁、逆止弁、及び逃し弁がこの順に設け
られ、貯湯式温水器に給水可能となされるとともに、上
記逃し弁の排水口が非常用水の取水に利用可能となされ
ていることを特徴とする。
【０００７】本発明においては、貯湯式温水器の安全弁
として設備されている現行の逃し弁を利用し、配管系統
を再編することにより、非常用水としての利用を、設備
費用を抑えて、可能にするものである。又、非常時の使
用で給水側側の配管が損傷する恐れがあるので、逆止弁
を設けるようにしている。
として設備されている現行の逃し弁を利用し、配管系統
を再編することにより、非常用水としての利用を、設備
費用を抑えて、可能にするものである。又、非常時の使
用で給水側側の配管が損傷する恐れがあるので、逆止弁
を設けるようにしている。
【０００８】上記の配管設備において、配管の貯湯式温
水器との接続口より逃し弁（非常用水の取水口）までの
間は、破損に対する安全性を配慮して、金属管の使用が
好ましい。
水器との接続口より逃し弁（非常用水の取水口）までの
間は、破損に対する安全性を配慮して、金属管の使用が
好ましい。
【０００９】
【作用】本発明の貯湯式温水器用配管設備においては、
給水配管経路に止水弁、減圧弁、逆止弁、及び逃し弁を
この順に設け、貯湯式温水器への給水を可能にするとと
もに、逃し弁の出水口を非常用水の取水に用いられるよ
うにしたので、貯湯式温水器内の湯水を非常用水として
利用でき、又、設備費用を抑えることが可能となった。
給水配管経路に止水弁、減圧弁、逆止弁、及び逃し弁を
この順に設け、貯湯式温水器への給水を可能にするとと
もに、逃し弁の出水口を非常用水の取水に用いられるよ
うにしたので、貯湯式温水器内の湯水を非常用水として
利用でき、又、設備費用を抑えることが可能となった。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の貯湯式温水器用
配管設備の一例を示す斜視図であり、配管設備の系統を
示すものである。図１において、貯湯式温水器１に設け
られる配管設備１０は、貯湯式温水器１に至る給水配管
経路１１に止水弁１２、減圧弁１３、逆止弁１４、及び
逃し弁１５が、この順に設けられて構成されて、貯湯式
温水器１のタンク（図示しない）の下方に接続され給水
可能となされている。
を参照して説明する。図１は、本発明の貯湯式温水器用
配管設備の一例を示す斜視図であり、配管設備の系統を
示すものである。図１において、貯湯式温水器１に設け
られる配管設備１０は、貯湯式温水器１に至る給水配管
経路１１に止水弁１２、減圧弁１３、逆止弁１４、及び
逃し弁１５が、この順に設けられて構成されて、貯湯式
温水器１のタンク（図示しない）の下方に接続され給水
可能となされている。
【００１１】上記逃し弁１５には、排水口１５ａが下方
に向かって設けられている。この排水口１５ａに、例え
ば、ゴムホース等を接続することにより、非常用水とし
ての取水が可能である。
に向かって設けられている。この排水口１５ａに、例え
ば、ゴムホース等を接続することにより、非常用水とし
ての取水が可能である。
【００１２】又、上記給水配管経路１１には、逆止弁１
４が設けられているが、これは非常時、特に震災時の給
水配管経路１１の破損等に備えて対処されたものであ
り、貯湯式温水器１よりの取水をより安全、確実にする
ための配慮である。
４が設けられているが、これは非常時、特に震災時の給
水配管経路１１の破損等に備えて対処されたものであ
り、貯湯式温水器１よりの取水をより安全、確実にする
ための配慮である。
【００１３】更に、給水配管経路１１の貯湯式温水器１
との接続口より逃し弁（非常用水の取水口）１５までの
間は、破損に対するより安全性を配慮して、金属管の使
用が用いられている。
との接続口より逃し弁（非常用水の取水口）１５までの
間は、破損に対するより安全性を配慮して、金属管の使
用が用いられている。
【００１４】図２に、上記逃し弁の接続部の分解斜視図
を示す。図２において、逃し弁１５は、途中が切断され
た給水配管経路１１の端部に、先ず逆止弁１４を接続
し、この逆止弁１４の下方にＴ型チーズ１１ａを接続
し、給水配管経路１１側にこのＴ型チーズ１１ａが接続
されて分岐部１１ｂがほぼ水平方向に突き出した状態と
なる。
を示す。図２において、逃し弁１５は、途中が切断され
た給水配管経路１１の端部に、先ず逆止弁１４を接続
し、この逆止弁１４の下方にＴ型チーズ１１ａを接続
し、給水配管経路１１側にこのＴ型チーズ１１ａが接続
されて分岐部１１ｂがほぼ水平方向に突き出した状態と
なる。
【００１５】上記分岐部１１ｂに逃し弁１５が、排水口
１５ａを下方に向けて接続される。この排水口１５ａに
ホースニップル１５ｂが接続され、このホースニップル
１５ｂにホースバンド１７を用いてゴムホース１８が接
続されることにより、逃し弁１５よりの取水が可能とな
る。
１５ａを下方に向けて接続される。この排水口１５ａに
ホースニップル１５ｂが接続され、このホースニップル
１５ｂにホースバンド１７を用いてゴムホース１８が接
続されることにより、逃し弁１５よりの取水が可能とな
る。
【００１６】逆止弁１４が給水配管経路１１に設けられ
ているので、上記逃し弁１５には、点検用のレバー１５
ｃが取付けられており、このレバー１５ｃに、図中に示
すように、カバー１６を設け、このカバー１６の端部
に、誤動作を防止するために、通常はキャップ１６ａを
嵌めておくようにするのが好ましい。
ているので、上記逃し弁１５には、点検用のレバー１５
ｃが取付けられており、このレバー１５ｃに、図中に示
すように、カバー１６を設け、このカバー１６の端部
に、誤動作を防止するために、通常はキャップ１６ａを
嵌めておくようにするのが好ましい。
【００１７】（実施例の作用）非常時、緊急時における
非常用水の使用方法を以下に説明する。先ず、止水弁１
２を閉める。万が一、給水配管経路１１が途中で破損し
たような場合には、逆止弁１４の作動により貯湯式温水
器１のタンク内の湯水の逆流が止められる。続いて、給
湯側配管に設けられた逃し弁１ａを開ける。
非常用水の使用方法を以下に説明する。先ず、止水弁１
２を閉める。万が一、給水配管経路１１が途中で破損し
たような場合には、逆止弁１４の作動により貯湯式温水
器１のタンク内の湯水の逆流が止められる。続いて、給
湯側配管に設けられた逃し弁１ａを開ける。
【００１８】上記の準備段階が完了すれば、逃し弁１５
のカバー１６、及びキャップ１６ａを取り外し、レバー
１５ｃの開閉操作を行えば、ホース１８の先端より必要
な量だけの湯水をバケツ等に受けて取水することができ
る。
のカバー１６、及びキャップ１６ａを取り外し、レバー
１５ｃの開閉操作を行えば、ホース１８の先端より必要
な量だけの湯水をバケツ等に受けて取水することができ
る。
【００１９】本発明の貯湯式温水器用配管設備におい
て、上記実施例では、非常用水の取水に逃し弁を用いた
例を示しているが、この逃し弁の機能を代行するものと
しては、例えば、アングル弁の使用等も可能である。
て、上記実施例では、非常用水の取水に逃し弁を用いた
例を示しているが、この逃し弁の機能を代行するものと
しては、例えば、アングル弁の使用等も可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明の貯湯式温水器用配管設備におい
ては、給水配管経路に止水弁、減圧弁、逆止弁、及び逃
し弁をこの順に設け、貯湯式温水器への給水を可能にす
るとともに、逃し弁の出水口を非常用水の取水に用いら
れるようにしたので、貯湯式温水器内の湯水を非常用水
として利用でき、又、設備費用を抑えることが可能とな
った。従って、貯湯式温水器用配管設備として好適であ
る。
ては、給水配管経路に止水弁、減圧弁、逆止弁、及び逃
し弁をこの順に設け、貯湯式温水器への給水を可能にす
るとともに、逃し弁の出水口を非常用水の取水に用いら
れるようにしたので、貯湯式温水器内の湯水を非常用水
として利用でき、又、設備費用を抑えることが可能とな
った。従って、貯湯式温水器用配管設備として好適であ
る。
【図１】本発明の貯湯式温水器用配管設備の一例を示す
斜視図。
斜視図。
【図２】上記逃し弁の接続部の分解斜視図。
【図３】従来の貯湯式温水器用配管設備を示す斜視図。
【図４】従来の貯湯式温水器用配管設備を示す斜視図。
１ 貯湯式温水器 １ａ 逃し弁 １ｂ 排水トラップ １１ 給水配管経路 １１ａ Ｔ型チーズ １１ｂ 分岐部 １２ 止水弁 １３ 減圧弁 １４ 逆止弁 １５ 逃し弁（取水用） １５ａ 排水口 １５ｂ ホースニップル １５ｃ レバー １６ カバー １６ａ キャップ １７ ホースバンド １８ ホース
Claims (1)
- 【請求項１】 貯湯式温水器に至る給水配管経路に止水
弁、減圧弁、逆止弁、及び逃し弁がこの順に設けられ、
貯湯式温水器に給水可能となされるとともに、上記逃し
弁の排水口が非常用水の取水に利用可能となされている
ことを特徴とする貯湯式温水器用配管設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27886495A JPH09119710A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 貯湯式温水器用配管設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27886495A JPH09119710A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 貯湯式温水器用配管設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119710A true JPH09119710A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17603198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27886495A Withdrawn JPH09119710A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 貯湯式温水器用配管設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09119710A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218528A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Hitachi Housetec Co Ltd | 貯湯式給湯機 |
| JP2019138587A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社コロナ | 給湯機 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27886495A patent/JPH09119710A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218528A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Hitachi Housetec Co Ltd | 貯湯式給湯機 |
| JP2019138587A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社コロナ | 給湯機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040329 |