JPH0145018Y2 - - Google Patents

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JPH0145018Y2
JPH0145018Y2 JP2870485U JP2870485U JPH0145018Y2 JP H0145018 Y2 JPH0145018 Y2 JP H0145018Y2 JP 2870485 U JP2870485 U JP 2870485U JP 2870485 U JP2870485 U JP 2870485U JP H0145018 Y2 JPH0145018 Y2 JP H0145018Y2
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water
valve
water supply
strainer
check valve
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JP2870485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は石油給湯機の給水側に設けられる水抜
き装置、詳しくは逆止弁の給水側にストレーナと
バキユームブレーカを配備したものに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の石油給湯機の水抜き装置として
第2図に示すようなものがある。
この第2図のものは逆止弁11より給水側の水
を抜く場合、給水接続口部12に設けた吸気栓1
3を開け、この吸気栓13から空気を吸い込みな
がら逆止弁11の下方に位置して設けた水抜き栓
14を操作することにより水を抜いていた。
しかし、第2図のものは逆止弁11の給水側に
配備されるストレーナ15内の水がストレーナ1
5の表面に生ずる表面張力によりストレーナ15
の網目が詰つて残つてしまい、これを完全に水抜
きすることはできず、寒冷地においてはストレー
ナ15内に残つた水が凍結し、次の日この凍結が
溶けるまでの間は再通水できなくて非常に不便で
あつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、ストレー
ナ内の水を完全に抜くことである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、逆止弁の給水側にストレーナとバキ
ユームブレーカを配備する石油給湯機の水抜き装
置において、上記ストレーナ及びバキユームブレ
ーカの給水側に水抜き栓を逆止弁より下方に位置
して設け、該水抜き栓に水頭圧用チユーブを接続
したものである。
〈作用〉 本考案は水抜き栓を開弁し、水頭圧用チユーブ
内に水を満して水頭圧を生じさせ逆止弁の給水側
に負圧をかけることにより、バキユームブレーカ
を作動させ負圧を破つて表面張力によるストレー
ナの網目の詰りを防止するものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は第1図に示す如く、給水経路中に
配管接続した経路管本体A内に給水側より順次ス
トレーナ3、バキユームブレーカ4、逆止弁5及
び減圧弁6を夫々一体的に配備した場合を示すも
のである。
経路管本体Aの給水側には給水管Bを接続し、
この給水管Bの上端に給水接続口部Cを接続して
給水源に連通させると共に、該給水管Bの下部に
水抜き栓1を上記逆止弁5の下方に位置して配備
する。
水抜き栓1は従来周知の構造のもので、水抜き
栓本体1aに進退自在に螺着した操作杆1bを回
動することにより弁1cが開いて逆止弁5の給水
側の水が水抜き栓本体1aの下面に開設した吐水
口1dから排水されようになつており、該吐水口
1dには水頭圧用チユーブ2を接続する。
水頭圧用チユーブ2は例えば塩化ビニル等の合
成樹脂や金属等で管状に形成され、その長さ寸法
は後述するバキユームブレーカ4の弁体4aが負
圧により作動するように例えば200ミリ以上とし、
内径寸法は水抜き初期の水量で逆止弁5の給水側
に水頭圧が生じるだけの満水長さを確保できるよ
うに例えば5〜6ミリ程度とする。
ストレーナ3は網体で逆止弁5の給水側を覆う
ように円筒状に形成され、水中に含まれるゴミ等
が逆止弁5側へ侵入しないようにしている。
バキユームブレーカ4は従来周知の構造のもの
で、その本体4bに開設した外部へ連通する吸気
口4cを、バネ4dにより弾圧した弁体4aで閉
塞することにより通常状態では閉弁し、逆止弁5
の給水側が負圧になつた時だけ弁体4aが上方へ
移動して開弁し吸気口4cから空気を吸い込んで
負圧を破るようになつている。
逆止弁5は従来周知の構造のもので、その弁体
5aが経路管本体A内を区画する仕切壁A1に開
設した弁座孔A2に排水側から当接し、上記給水
管Bからの水が該弁体5aの背後に設けたバネ5
bを圧縮することにより開弁して通過可能とな
り、排水側から水圧がかかつても開弁せず水が給
水側へ逆流しないようになつている。
減圧弁6は従来周知の構造のもので、その弁体
6aが経路管本体A内を区画する仕切壁A3に開
設した弁座孔A4に排気側から当接すると共に該
弁体6aが通常状態においてその上部に設けたダ
イヤフラム6bで弁座孔A4側に押圧されており、
上記逆止弁5からの水が弁体6aを下方へ押し下
げて開弁させることにより減圧するようになつて
いる。
また減圧弁6は逆止弁5からの水の水圧が低く
なり、閉弁したままの状態で、該減圧弁6の排水
側の水圧が低くなると上記ダイヤフラム6bの上
方に設けたバネ6cが伸長して弁体6aを下げて
開弁し逆止弁5からの水を通過可能となるように
している。
一方、上記経路管本体Aの排水側には熱交換器
(図示せず)へ連絡する通水管Dを下方へ向けて
接続し、該通水管Dの途中には湯水混合栓(図示
せず)の水側に連絡する分岐管Eが接続されてい
る。
更に、前記減圧弁6の排水側には経路管本体A
の下面に連通する水抜き栓7を設け、経路管本体
A内の減圧弁6排水側や上記通水管Dの上部管内
及び分岐管E内の水を抜くようになつている。
而して、斯る石油給湯機の水抜き装置は、先ず
水抜き栓1の操作杆1bを回動して弁1cを開弁
すると、逆止弁5の給水側の水が水頭圧用チユー
ブ2内に流れ、該チユーブ2内に満たされた水が
初期水頭圧となつて逆止弁5の給水側に負圧を生
じさせ、更に水頭圧用チユーブ2内に全長に亙つ
て水を満たさせ、その長さ分だけの水頭圧により
生じる負圧でバキユームブレーカ4の弁体4aを
上方へ移動させ開弁する。
この時、水頭圧用チユーブ2の長さが短かいと
バキユームブレーカ4の弁体4aを確実に移動さ
せる負圧が生せず、内径が大きいと水抜きの初期
水量では必要水頭圧を生じるだけの満水長さを確
保できない。
そして、上記バキユームブレーカ4の開弁によ
り逆止弁5の給水側の負圧はこの時点で確実に破
られ、バキユームブレーカ4の吸気口4cから空
気を吸い込むことにりストレーナ3の表面に生じ
る表面張力による網目の詰りを開放してストレー
ナ3内の水は経路管本体A内及び給水管B内の水
と共に水頭圧用チユーブ2から外へ排水される。
また給水接続口部Cより給水側の水はその内径
が約13ミリ以上あれば、下方から吸い込んだ空気
と入れ替わり自然に落下して逆止弁5より給水側
の水抜きを完全に行うことができる。
尚、前示実施例においては経路管本体A内にス
トレーナ3、バキユームブレーカ4、逆止弁5及
び減圧弁6を夫々一体的に配備したが、これに限
定されず、これらを給水経路中に夫々別個に配管
接続しても良く、またこれらの構造も図示せるも
のに限定されず他の構造であつても良いことは言
うまでもない。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
水抜き栓を開弁し水頭圧用チユーブ内に水を
満たして水頭圧を生じさせ逆止弁の給水側に負
圧をかけることにより、バキユームブレーカを
作動させ負圧を破つて表面張力によるストレー
ナの網目の詰りを防止したので、ストレーナ内
の水を完全に抜くことができ、従来のもののよ
うに寒冷地においてストレーナ内に残つた水が
凍結することがなく、すぐに通水して使用する
ことができる。
従来のもののように給水接続口部に吸気栓を
設ける必要がなく、水抜き栓に水頭圧用チユー
ブを接続するだけなので、コストを安価にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す石油給湯機の
水抜き装置の縦断正面図、第2図は従来の石油給
湯機の水抜き装置の縦断面図である。 1……水抜き栓、2……水頭圧用チユーブ、3
……ストレーナ、4……バキユームブレーカ、5
……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 逆止弁の給水側にストレーナとバキユームブレ
    ーカを配備する石油給湯機の水抜き装置におい
    て、上記ストレーナ及びバキユームブレーカの給
    水側に水抜き栓を逆止弁より下方に位置して設
    け、該水抜き栓に水頭圧用チユーブを接続したこ
    とを特徴とする石油給湯機の水抜き装置。
JP2870485U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0145018Y2 (ja)

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JP2870485U JPH0145018Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JPS61145253U JPS61145253U (ja) 1986-09-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4765412B2 (ja) * 2005-05-31 2011-09-07 株式会社ノーリツ 水抜き促進機能を備えた配管構造およびフィルタ
JP6051176B2 (ja) * 2014-03-04 2016-12-27 リンナイ株式会社 湯張制御装置

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JPS61145253U (ja) 1986-09-08

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