JPH09119698A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09119698A
JPH09119698A JP7278824A JP27882495A JPH09119698A JP H09119698 A JPH09119698 A JP H09119698A JP 7278824 A JP7278824 A JP 7278824A JP 27882495 A JP27882495 A JP 27882495A JP H09119698 A JPH09119698 A JP H09119698A
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temperature
indoor
preset
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compressor
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Eiji Nakasumi
英二 中角
Takehiko Nitta
武彦 新田
Yasuaki Matsumoto
泰明 松本
Sadami Masahara
定巳 正原
Yukitaka Mitsuyanagi
幸隆 三柳
Kouji Kurisuya
広治 栗須谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の温湿度によらず、室内ユニットでの霧
の吹出しや室内側ファンの結露等を防止できる空気調和
機を提供するものである。 【解決手段】 運転時間検出手段101、設定時間記憶
手段102、運転時間比較手段103と、室内配管温度
検出手段120、設定室内配管温度記憶手段121、室
内配管温度比較手段122と、運転周波数設定値出力手
段104と、圧縮機駆動回路105とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機はマイクロコンピュー
タの進歩に伴い、複雑な制御が可能となり、信頼性追求
のためより高機能化されている。その一例として従来の
この種の空気調和機について、図面とともに説明する。
【0003】図は空気調和機の冷凍サイクルで、圧縮機
1から吐出された冷媒は、室外熱交換器3、減圧装置
4、室内熱交換器2と流れ、圧縮機1に吸入される。5
は室内側ファン、6は室外側ファン、7は室内側ファン
モータ、8は圧縮機1の運転周波数を可変できる駆動回
路、9は圧縮機駆動回路8の電源回路、10は制御回
路、11は室内吸込温度センサで構成される。制御回路
10で、室内吸込センサ11により検出された室内温度
tと設定温度t1、室内側ファン速度nと設定ファン速
度n1を比較し、ある一定の条件を満たした場合に、露
付制御信号を発信する。露付制御信号により、圧縮機1
の運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げる
ことにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交
換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させること
により、高温多湿条件下において露付を防ぐことができ
る。
【0004】現在、市場においてワックスや家具の艶だ
し材等のロウ成分が蒸発し、それがドレン水に含まれ、
室内熱交換器のフィンを、親水性から撥水性に変化させ
ると云われている。室内熱交換器のフィンが撥水性にな
ると、ドレン水がフィン間でブリッジしやすくなり、室
内送風回路の通風抵抗が増加し、室内風量が低下する。
そのため、室内熱交換器の蒸発温度が低下し、吹出温度
を低下させることになる。したがって、空調条件によら
ず、霧の吹出しや室内側ファンの結露等が生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の制
御方法では、制御開始条件の一つとして、室内温度セン
サ、室内湿度センサ、室内熱交換器温度センサ等から判
定した空調条件を使用していた。したがって、上記のよ
うに室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純
物により汚染された場合、霧の吹出しや室内側ファンの
結露等が生ずるという課題を有していた。
【0006】本発明は、このような従来の空気調和機の
課題を考慮し、室内の温湿度によらず、室内ユニットで
の霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止できる空気
調和機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時
間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間
に達したことを判定する比較手段と、室内配管温度を検
出する室内配管温度検出手段と、前記室内配管温度検出
手段により検出された室内配管温度が設定温度記憶手段
にあらかじめ設定された設定温度に達したことを判定す
る室内配管温度比較手段と、前記運転時間比較手段と室
内配管温度比較手段との出力に応じて前記圧縮機の運転
周波数の設定値を可変する運転周波数設定値出力手段
と、前記運転周波数設定値出力手段の出力により制御さ
れて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた構成にし
たものである。
【0008】また本発明は、運転時間検出手段により検
出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定
された設定時間とを比較する比較手段と、室内配管温度
を検出する室内配管温度検出手段と、前記室内配管温度
検出手段により検出された室内配管温度が設定温度記憶
手段にあらかじめ設定された設定温度に達したことを判
定する室内配管温度比較手段と、前記運転時間比較手段
と室内配管温度比較手段との出力に応じて前記圧縮機の
運転周波数の設定値を運転時間に応じて多段階に可変す
る運転周波数設定値出力手段と、前記運転周波数設定値
出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する
駆動回路とを備えた構成にしたものである。
【0009】また本発明は、運転時間検出手段により検
出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定
された設定時間に達したことを判定する比較手段と、室
内配管温度を検出する室内配管温度検出手段と、前記室
内配管温度検出手段により検出された室内配管温度が設
定温度記憶手段にあらかじめ設定された設定温度に達し
たことを判定する室内配管温度比較手段と、前記運転時
間比較手段と室内配管温度比較手段との出力に応じて前
記圧縮機の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上
限値出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力
により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備
えた構成にしたものである。
【0010】また本発明は、運転時間検出手段により検
出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定
された設定時間とを比較する比較手段と、室内配管温度
を検出する室内配管温度検出手段と、前記室内配管温度
検出手段により検出された室内配管温度が設定温度記憶
手段にあらかじめ設定された設定温度に達したことを判
定する室内配管温度比較手段と、前記運転時間比較手段
と室内配管温度比較手段との出力に応じて圧縮機の運転
周波数の上限値を運転時間に応じて多段階に規定する運
転周波数上限値出力手段と、前記運転周波数上限値出力
手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動
回路とを備えた構成にしたものである。
【0011】さらに本発明は、外気温検出手段により検
出された外気温と設定外気温記憶手段にあらかじめ設定
された温度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手
段の出力に応じて圧縮機の運転周波数を制御するように
構成したものである。
【0012】さらに本発明は、室内側ファンのファン速
度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検
出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記
憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する
比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機
の運転周波数を制御するように構成したものである。
【0013】さらに本発明は、運転時間検出手段により
検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設
定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、
前記比較手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御
を初めから再スタートさせるように構成したものであ
る。
【0014】さらに本発明は、リモコン設定検出手段に
より検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定
する判定手段と、前記判定手段の出力に応じて運転時間
をクリアし、制御を初めから再スタートさせるように構
成したものである。
【0015】さらに本発明は、運転時間検出手段により
検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設
定された設定時間に達したことを判定する比較手段と室
内配管温度を検出する室内配管温度検出手段と、前記室
内配管温度検出手段により検出された室内配管温度が設
定温度記憶手段にあらかじめ設定された設定温度に達し
たことを判定する室内配管温度比較手段と、前記運転時
間比較手段と室内配管温度比較手段との出力に応じて減
圧装置の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段と、前
記減圧装置開度出力手段の出力により制御されて前記減
圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度変更装置とを備
えた構成にしたものである。
【0016】また本発明は、運転時間検出手段により検
出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定
された設定時間とを比較する比較手段と、室内配管温度
を検出する室内配管温度検出手段と、前記室内配管温度
検出手段により検出された室内配管温度が設定温度記憶
手段にあらかじめ設定された設定温度に達したことを判
定する室内配管温度比較手段と、前記運転時間比較手段
と室内配管温度比較手段との出力に応じて減圧装置の絞
り量を運転時間に応じて多段階に決定する減圧装置開度
出力手段と、前記減圧装置開度出力手段の出力により制
御されて前記減圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度
変更装置とを備えた構成にしたものである。
【0017】さらに本発明は、外気温検出手段により検
出された外気温と設定外気温記憶手段にあらかじめ設定
された温度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手
段の出力に応じて減圧装置の絞り量を制御するように構
成したものである。
【0018】さらに本発明は、室内側ファンのファン速
度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検
出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記
憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する
比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧装
置の絞り量を制御するように構成したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は運転時間及び室内配管温
度を検出し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設
定された設定時間及び室内配管温度に達したことを判定
すると、圧縮機の運転周波数の設定値を変更し、圧縮機
の運転周波数を制御する。
【0020】また本発明は、運転時間及び室内配管温度
を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間及
び室内配管温度とあらかじめ設定された設定室内配管温
度とを比較し、運転時間に応じて多段階に圧縮機の運転
周波数の設定値を変更し、圧縮機の運転周波数を制御す
る。
【0021】また本発明は、運転時間及び室内配管温度
を検出し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定
された設定時間及び設定室内配管温度に達したことを判
定すると、圧縮機の運転周波数の上限値を変更し、圧縮
機の運転周波数を制御する。
【0022】また本発明は、運転時間及び室内配管温度
を検出し、運転時間及び室内配管温度と、あらかじめ設
定された設定時間及び設定室内配管温度とを比較し、運
転時間に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限値を
変更し、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0023】さらに本発明は、外気温を検出し、外気温
とあらかじめ設定された温度とを比較し、外気温に応じ
て圧縮機の運転周波数の設定値または上限値を変更し、
圧縮機運転周波数を制御する。
【0024】さらに本発明は、室内側ファンのファン速
度を検出し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された
設定ファン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて
圧縮機の運転周波数の設定値または上限値を変更し、圧
縮機運転周波数を制御する。
【0025】さらに本発明は、運転時間を検出し、運転
時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判
定すると、運転時間をクリアし、制御を初めから再スタ
ートさせる。
【0026】さらに本発明は、リモコン設定を検出し、
リモコン設定が変更されたことを判定すると、運転時間
をクリアし、制御を初めから再スタートさせる。
【0027】さらに本発明は、運転時間及び室内配管温
度を検出し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設
定された設定時間及び設定室内配管温度に達したことを
判定すると、減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開
度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御す
る。
【0028】また本発明は、運転時間及び室内配管温度
を検出し、運転時間及び室内配管温度と、あらかじめ設
定された設定時間及び設定室内配管温度とを比較し、運
転時間に応じて減圧装置の絞り量を多段階に変更し、減
圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数
を制御する。
【0029】さらに本発明は、外気温を検出し、外気温
とあらかじめ設定された温度とを比較し、外気温に応じ
て減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御す
るとともに、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0030】さらに本発明は、室内側ファンのファン速
度を検出し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された
ファン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて減圧
装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとと
もに、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0031】
【実施例】以下本発明の一実施例における空気調和機に
ついて図面とともに説明する。
【0032】図21は本発明の一実施例における空気調
和機の冷凍サイクルで、圧縮機1から吐出された冷媒
は、室外熱交換器3、減圧装置4、室内熱交換器2と流
れ、圧縮機1に吸入される。5は室内側ファン、6は室
外側ファン、7は室内側ファンモータ、8は圧縮機1の
運転周波数を可変できる圧縮機駆動回路、9は圧縮機駆
動回路8の電源回路、10は制御回路、11は減圧装置
4の絞り量を可変できる減圧装置開度変更装置、12は
室外吸込温度センサ、13は室内配管温度センサで構成
される。制御回路10で、運転時間、室内配管温度セン
サ13により検出された室内配管温度、リモコン設定、
室外吸込センサ12により検出された外気温、室内側フ
ァン速度をそれぞれあらかじめ設定してある設定値と比
較判定し、ある一定の条件を満たした場合に、圧縮機1
の運転周波数及び減圧装置の絞り量を制御する。
【0033】図1は本発明の一実施例における空気調和
機の要部ブロック図であり、図2はその動作を説明する
フローチャートである。図1において、制御回路100
は運転時間検出手段101により検出された運転時間T
が設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定
時間T1に達したことを判定する比較手段103と、室
内配管温度検出手段120により検出された室内配管温
度Kが設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設
定された設定温度K1に達したことを判定する比較手段
122と、圧縮機106の運転周波数の設定値を可変す
る運転周波数設定値出力手段104とを備えている。
【0034】上記構成による動作を図2を用いて説明す
る。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時
間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ
202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段120
により検出される(ステップ230)。そして、運転時
間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時
間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1
とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧
T1になるまで上記動作が繰り返される。次に、室内配
管温度検出手段120により検出された室内配管温度K
と設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定さ
れた設定室内配管温度K1とを比較手段122で比較し
(ステップ231)、K≦K1になるまで上記動作が繰
り返される。そして、T≧T1及びK≦K1になれば圧
縮機106の運転周波数の設定値Hzを運転周波数設定
値出力手段104によりHz1に下げる(ステップ23
2)。
【0035】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転時間とともに配管温度もあわせて監視しなが
ら、あらかじめ設定された時間後に配管温度が低い場合
のみ圧縮機の運転周波数の設定値を変更するようにして
いるため、不必要に室温上昇をまねくこともなく使用者
の快適感を維持することができる。
【0036】図1は本発明の他の一実施例における空気
調和機の要部ブロック図であり、図3はその動作を説明
するフローチャートである。図1において、制御回路1
00は運転時間検出手段101により検出された運転時
間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された
設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103
と室内配管温度検出手段120により検出された室内配
管温度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじ
め設定された設定室内配管温度K1、K2、K3とを比
較する比較手段122と、圧縮機106の運転周波数の
設定値を可変する運転周波数設定値出力手段104とを
備えている。
【0037】上記構成による動作を図3を用いて説明す
る。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時
間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ
202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段120
により検出される(ステップ230)。そして、運転時
間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時
間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T
1、T2、T3とを比較手段103で比較し(ステップ
203〜205)、T≧T1になるまで上記動作が繰り
返される。そして、T1≦T<T2となれば、室内配管
温度検出手段120により検出された室内配管温度Kと
設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定され
た設定室内配管温度K1とを比較手段122で比較し
(ステップ231)、K>K1であれば上記動作が繰り
返され、K≦K1であれば圧縮機106の運転周波数の
設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によりH
z1に下げる(ステップ232)。そして、T2≦T<
T3となれば、室内配管温度検出手段120により検出
された室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段12
1にあらかじめ設定された設定室内配管温度K1、K2
とを比較手段122で比較し(ステップ233〜23
4)、K>K1であれば上記動作が繰り返され、K2<
K≦K1であれば圧縮機106の運転周波数の設定値H
zを運転周波数設定値出力手段104によりHz1に下
げ(ステップ235)、K≦K2であれば圧縮機106
の運転周波数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段
104によりHz2に下げる(ステップ236)。そし
て、T≧T3となれば、室内配管温度検出手段120に
より検出された室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶
手段121にあらかじめ設定された設定室内配管温度K
1、K2、K3とを比較手段122で比較し(ステップ
237〜239)、K>K1であれば上記動作が繰り返
され、K2<K≦K1であれば圧縮機106の運転周波
数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によ
りHz1に下げ(ステップ240)、K3<K≦K2で
あれば圧縮機106の運転周波数の設定値Hzを運転周
波数設定値出力手段104によりHz2に下げ(ステッ
プ241)、K≦K3であれば圧縮機106の運転周波
数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によ
りHz3に下げる(ステップ242)。
【0038】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数を段階的に下げていくため、より快適性
を重視した運転が可能である。また、運転時間とともに
配管温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定され
た時間後に配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができる。
【0039】図4は本発明の他の一実施例における空気
調和機の要部ブロック図であり、図5はその動作を説明
するフローチャートである。図4において、制御回路1
00は運転時間検出手段101により検出された運転時
間Tが設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された
設定時間T1に達したことを判定する比較手段103
と、室内配管温度検出手段120により検出された室内
配管温度Kが設定室内配管温度記憶手段121にあらか
じめ設定された設定室内配管温度K1に達したことを判
定する比較手段122と、圧縮機106の運転周波数の
上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを
備えている。
【0040】上記構成による動作を図5を用いて説明す
る。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時
間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ
202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段120
により検出される(ステップ230)。そして、運転時
間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時
間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1
とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧
T1になるまで上記動作が繰り返される。次に、室内配
管温度検出手段120により検出された室内配管温度K
と設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定さ
れた設定室内配管温度K1とを比較手段122で比較し
(ステップ231)、K≦K1になるまで上記動作が繰
り返される。そして、T≧T1及びK≦K1になれば圧
縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限
値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ23
2)。
【0041】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御できるため、より快適性を重視した運転が可能で
ある。また、運転時間とともに配管温度もあわせて監視
しながら、あらかじめ設定された時間後に配管温度が低
い場合のみ圧縮機の運転周波数の設定値を変更するよう
にしているため、不必要に室温上昇をまねくこともなく
使用者の快適感を維持することができる。
【0042】図4は本発明の他の一実施例における空気
調和機の要部ブロック図であり、図6はその動作を説明
するフローチャートである。図4において、制御回路1
00は運転時間検出手段101により検出された運転時
間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された
設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103
と、室内配管温度検出手段120により検出された室内
配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらか
じめ設定された設定室内配管温度K1、K2、K3とを
比較する比較手段122と、圧縮機106の運転周波数
の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107と
を備えている。
【0043】上記構成による動作を図6を用いて説明す
る。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時
間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ
202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段120
により検出される(ステップ230)。そして、運転時
間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時
間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T
1、T2、T3とを比較手段103で比較し(ステップ
203〜205)、T≧T1になるまで上記動作が繰り
返される。そして、T1≦T<T2となれば、室内配管
温度検出手段120により検出された室内配管温度Kと
設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定され
た設定室内配管温度K1とを比較手段122で比較し
(ステップ231)、K>K1であれば上記動作が繰り
返され、K≦K1であれば圧縮機106の運転周波数の
上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりH
z1に下げる(ステップ232)。そして、T2≦T<
T3となれば、室内配管温度検出手段120により検出
された室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段12
1にあらかじめ設定された設定室内配管温度K1、K2
とを比較手段122で比較し(ステップ233〜23
4)、K>K1であれば上記動作が繰り返され、K2<
K≦K1であれば圧縮機106の運転周波数の上限値H
zを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下
げ(ステップ235)、K≦K2であれば圧縮機106
の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段
107によりHz2に下げる(ステップ236)。そし
て、T≧T3となれば、室内配管温度検出手段120に
より検出された室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶
手段121にあらかじめ設定された設定室内配管温度K
1、K2、K3とを比較手段122で比較し(ステップ
237〜239)、K>K1であれば上記動作が繰り返
され、K2<K≦K1であれば圧縮機106の運転周波
数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によ
りHz1に下げ(ステップ240)、K3<K≦K2で
あれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周
波数上限値出力手段107によりHz2に下げ(ステッ
プ241)、K≦K3であれば圧縮機106の運転周波
数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によ
りHz3に下げる(ステップ242)。
【0044】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、しかも運転周波数の上限値を段階的に下げ
ていくため、より快適性を重視した運転が可能である。
また、運転時間とともに配管温度もあわせて監視しなが
ら、あらかじめ設定された時間後に配管温度が低い場合
のみ圧縮機の運転周波数の設定値を変更するようにして
いるため、不必要に室温上昇をまねくこともなく使用者
の快適感を維持することができる。
【0045】図7は本発明の他の一実施例における空気
調和機の要部ブロック図であり、図8はその動作を説明
するフローチャートである。図7において、制御回路1
00は運転時間検出手段101により検出された運転時
間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された
設定時間T1とを比較する比較手段103と、室内配管
温度検出手段120により検出された室内配管温度Kと
設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定され
た設定室内配管温度K1とを比較する比較手段122
と、外気温検出手段108により検出された外気温tと
設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定された温度
t1とを比較する比較手段110と、圧縮機106の運
転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段
107とを備えている。
【0046】上記構成による動作を図8を用いて説明す
る。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時
間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ
202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段120
により検出され(ステップ230)、外気温は外気温検
出手段108により検出される(ステップ210)。そ
して、運転時間検出手段101により検出された運転時
間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された
設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ2
03)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。
次に、室内配管温度検出手段120により検出された室
内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあら
かじめ設定された設定室内配管温度K1とを比較手段1
22で比較し(ステップ231)、K≦K1になるまで
上記動作が繰り返される。そして、T≧T1及びK≦K
1になれば、外気温検出手段108により検出された外
気温tと設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定さ
れた温度t1とを比較手段110で比較する(ステップ
211)。そして、外気温がt≧t1であれば、圧縮機
106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出
力手段107によりHz1に下げ(ステップ243)、
外気温がt<t1であれば、圧縮機106の運転周波数
の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107により
Hz2に下げる(ステップ244)。
【0047】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、かつ外気温により運転周波数を変更するた
め、より快適性を重視した運転が可能である。また、運
転時間とともに配管温度もあわせて監視しながら、あら
かじめ設定された時間後に配管温度が低い場合のみ圧縮
機の運転周波数の設定値を変更するようにしているた
め、不必要に室温上昇をまねくこともなく使用者の快適
感を維持することができる。
【0048】図9は本発明の他の一実施例における空気
調和機の要部ブロック図であり、図10はその動作を説
明するフローチャートである。図9において、制御回路
100は運転時間検出手段101により検出された運転
時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定され
た設定時間T1とを比較する比較手段103と、室内配
管温度検出手段120により検出された室内配管温度K
と設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定さ
れた設定室内配管温度K1とを比較する比較手段122
と、室内側ファン速度検出手段111により検出された
ファン速度nと設定ファン速度記憶手段112にあらか
じめ設定されたファン速度n1とを比較する比較手段1
13と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する
運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0049】上記構成による動作を図10を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出され(ステップ230)、室内側ファン速
度は室内側ファン速度検出手段111により検出される
(ステップ217)。室内側ファン速度検出手段111
により検出されたファン速度nと設定ファン速度記憶手
段112にあらかじめ設定されたファン速度n1とを比
較手段113で比較し(ステップ218)、室内側ファ
ン速度がn≧n1であれば、上記動作が繰り返される。
室内側ファン速度がn<n1であれば、ステップ203
へ進み、外気温は外気温検出手段108により検出され
る(ステップ210)。そして、運転時間検出手段10
1により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段10
2にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段1
03で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで
上記動作が繰り返される。次に、室内配管温度検出手段
120により検出された室内配管温度Kと設定室内配管
温度記憶手段121にあらかじめ設定された設定室内配
管温度K1とを比較手段122で比較し(ステップ23
1)、K≦K1になるまで上記動作が繰り返される。そ
して、T≧T1及びK≦K1になれば、室内側ファン速
度検出手段111により検出されたファン速度nと設定
ファン速度記憶手段112にあらかじめ設定されたファ
ン速度n1とを比較手段113で比較する(ステップ2
18)。そして、室内側ファン速度がn≧n1であれ
ば、上記動作が繰り返され、室内側ファン速度がn<n
1であれば、圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを
運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる
(ステップ232)。
【0050】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げて
いくため、より快適性を重視した運転が可能である。ま
た、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さいとき
のみに制御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行う
ことができる。また、運転時間とともに配管温度もあわ
せて監視しながら、あらかじめ設定された時間後に配管
温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数の設定値を変更
するようにしているため、不必要に室温上昇をまねくこ
ともなく使用者の快適感を維持することができる。
【0051】図4は本発明の他の一実施例における空気
調和機の要部ブロック図であり、図11はその動作を説
明するフローチャートである。図4において、制御回路
100は運転時間検出手段101により検出された運転
時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定され
た設定時間T1、T2、T3、T4とを比較する比較手
段103と、室内配管温度検出手段120により検出さ
れた室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段121
にあらかじめ設定された設定室内配管温度K1、K2、
K3とを比較する比較手段122と、圧縮機106の運
転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段
107とを備えている。
【0052】上記構成による動作を図11を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出される(ステップ230)。そして、運転
時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定
時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T
1、T2、T3と、T4を比較手段103で比較し(ス
テップ203〜205)、T≧T1になるまで上記動作
が繰り返される。そして、T1≦T<T2となれば、室
内配管温度検出手段120により検出された室内配管温
度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設
定された設定室内配管温度K1とを比較手段122で比
較し(ステップ231)、K>K1であれば上記動作が
繰り返され、K≦K1であれば圧縮機106の運転周波
数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によ
りHz1に下げる(ステップ232)。そして、T2≦
T<T3となれば、室内配管温度検出手段120により
検出された室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段
121にあらかじめ設定された設定室内配管温度K1、
K2とを比較手段122で比較し(ステップ233〜2
34)、K>K1であれば上記動作が繰り返され、K2
<K≦K1であれば圧縮機106の運転周波数の上限値
Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に
下げ(ステップ235)、K≦K2であれば圧縮機10
6の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手
段107によりHz2に下げる(ステップ236)。そ
して、T3≦T<T4となれば、室内配管温度検出手段
120により検出された室内配管温度Kと設定室内配管
温度記憶手段121にあらかじめ設定された設定室内配
管温度K1、K2、K3とを比較手段122で比較し
(ステップ237〜239)、K>K1であれば上記動
作が繰り返され、K2<K≦K1であれば圧縮機106
の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段
107によりHz1に下げ(ステップ240)、K3<
K≦K2であれば圧縮機106の運転周波数の上限値H
zを運転周波数上限値出力手段107によりHz2に下
げ(ステップ241)、K≦K3であれば圧縮機106
の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段
107によりHz3に下げる(ステップ242)。そし
て、T≧T4となれば、運転時間Tをクリアし(T=
0)(ステップ219)、運転周波数の規定を解除し
(ステップ220)、制御を初めから再スタートさせ
る。
【0053】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げて
いくため、より快適性を重視した運転が可能である。ま
た、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコンピュー
タルーム等においても、運転時間がある設定値以上にな
れば、制御を再スタートさせることにより、冷房能力の
確保が可能である。また、運転時間とともに配管温度も
あわせて監視しながら、あらかじめ設定された時間後に
配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数の設定値を
変更するようにしているため、不必要に室温上昇をまね
くこともなく使用者の快適感を維持することができる。
【0054】図12は本発明の他の一実施例における空
気調和機の要部ブロック図であり、図13はその動作を
説明するフローチャートである。図12において、制御
回路100は運転時間検出手段101により検出された
運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定
された設定時間T1とを比較する比較手段103と、室
内配管温度検出手段120により検出された室内配管温
度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設
定された設定室内配管温度K1とを比較する比較手段1
22と、リモコン設定検出手段114により検出された
リモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段1
15と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する
運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0055】上記構成による動作を図13を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出され(ステップ230)、リモコン設定変
更はリモコン設定検出手段114により検出される(ス
テップ221)。判定手段115により、リモコン設定
検出手段114により検出されたリモコン設定Rが変更
されたかどうか判定する(ステップ222)。そして、
リモコン設定Rが変更されていれば、運転時間Tをクリ
アし(T=0)(ステップ219)、運転周波数の規定
を解除し(ステップ220)、制御を初めから再スター
トさせる。リモコン設定Rが変更されていなければ、運
転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設
定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間
T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、
T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。次に、室
内配管温度検出手段120により検出された室内配管温
度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設
定された設定室内配管温度K1とを比較手段122で比
較し(ステップ231)、K≦K1になるまで上記動作
が繰り返される。そして、T≧T1及びK≦K1になれ
ば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数
上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ
232)。
【0056】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げて
いくため、より快適性を重視した運転が可能である。ま
た、ユーザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要である
とき、例えば風呂上がり等においても、リモコン設定の
変更により、即制御を再スタートさせるため、冷房能力
の確保が可能である。また、運転時間とともに配管温度
もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時間後
に配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数の設定値
を変更するようにしているため、不必要に室温上昇をま
ねくこともなく使用者の快適感を維持することができ
る。
【0057】図14は本発明の他の一実施例における空
気調和機の要部ブロック図であり、図15はその動作を
説明するフローチャートである。図14において、制御
回路100は運転時間検出手段101により検出された
運転時間Tが設定時間記憶手段102にあらかじめ設定
された設定時間T1に達したことを判定する比較手段1
03と、室内配管温度検出手段120により検出された
室内配管温度Kが設定室内配管温度記憶手段121にあ
らかじめ設定された設定室内配管温度K1に達したこと
を判定する比較手段122と、圧縮機106の運転周波
数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107
と、減圧装置117の絞り量を決定する減圧装置開度出
力手段116とを備えている。
【0058】上記構成による動作を図15を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出される(ステップ230)。そして、運転
時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定
時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T
1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T
≧T1になるまで上記動作が繰り返される。次に、室内
配管温度検出手段120により検出された室内配管温度
Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定
された設定室内配管温度K1とを比較手段122で比較
し(ステップ231)、K≦K1になるまで上記動作が
繰り返される。そして、T≧T1及びK≦K1になれば
圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上
限値出力手段107によりHz1に下げ(ステップ24
5)、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段
116によりP1開く(ステップ246)。
【0059】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御できるため、より快適性を重視した運転が可能で
ある。また、減圧装置4の絞り量を制御することで、省
電力性の高い制御を行うことができる。また、運転時間
とともに配管温度もあわせて監視しながら、あらかじめ
設定された時間後に配管温度が低い場合のみ圧縮機の運
転周波数の設定値を変更するようにしているため、不必
要に室温上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持
することができる。
【0060】図14は本発明の他の一実施例における空
気調和機の要部ブロック図であり、図16はその動作を
説明するフローチャートである。図14において、制御
回路100は運転時間検出手段101により検出された
運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定
された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段
103と、室内配管温度検出手段120により検出され
た室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手段121に
あらかじめ設定された設定室内配管温度K1、K2、K
3とを比較する比較手段122と、圧縮機106の運転
周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段1
07と、減圧装置117の絞り量を決定する減圧装置開
度出力手段116とを備えている。
【0061】上記構成による動作を図16を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出される(ステップ230)。そして、運転
時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定
時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T
1、T2、T3とを比較手段103で比較する(ステッ
プ203〜205)。そして、T≧T1になるまで上記
動作が繰り返され、T≧T1となれば圧縮機106の運
転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段10
7によりHz1に下げる(ステップ245)。そして、
T1≦T<T2となれば、室内配管温度検出手段120
により検出された室内配管温度Kと設定室内配管温度記
憶手段121にあらかじめ設定された設定室内配管温度
K1とを比較手段122で比較し(ステップ231)、
K>K1であれば上記動作が繰り返され、K≦K1であ
れば減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段1
16によりP1開く(ステップ247)。そして、T2
≦T<T3となれば、室内配管温度検出手段120によ
り検出された室内配管温度Kと設定室内配管温度記憶手
段121にあらかじめ設定された設定室内配管温度K
1、K2とを比較手段122で比較し(ステップ233
〜234)、K>K1であれば上記動作が繰り返され、
K2<K≦K1であれば減圧装置117の絞り量を減圧
装置開度出力手段116によりP1開き(ステップ24
8)、K≦K2であれば減圧装置117の絞り量を減圧
装置開度出力手段116によりさらにP2開く(ステッ
プ249)。そして、T≧T3となれば、室内配管温度
検出手段120により検出された室内配管温度Kと設定
室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設定された設
定室内配管温度K1、K2、K3とを比較手段122で
比較し(ステップ237〜239)、K>K1であれば
上記動作が繰り返され、K2<K≦K1であれば減圧装
置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116により
P1開き(ステップ250)、K3<K≦K2であれば
減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116
によりさらにP2開き(ステップ251)、K≦K3で
あれば減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段
116によりさらにP3開く(ステップ252)。
【0062】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、より快適性を重視した運転が可能である。
また、減圧装置4の絞り量を段階的に開いていくこと
で、最適に制御することができ、さらに省電力性の高い
制御を行うことができる。また、運転時間とともに配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数の設
定値を変更するようにしているため、不必要に室温上昇
をまねくこともなく使用者の快適感を維持することがで
きる。
【0063】図17は本発明の他の一実施例における空
気調和機の要部ブロック図であり、図18はその動作を
説明するフローチャートである。図17において、制御
回路100は運転時間検出手段101により検出された
運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定
された設定時間T1とを比較する比較手段103と、室
内配管温度検出手段120により検出された室内配管温
度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設
定された設定室内配管温度K1とを比較する比較手段1
22と、外気温検出手段108により検出された外気温
tと設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定された
温度t1とを比較する比較手段110と、圧縮機106
の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力
手段107と、減圧装置の絞り量を決定する減圧装置開
度出力手段117とを備えている。
【0064】上記構成による動作を図18を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出され(ステップ230)、外気温は外気温
検出手段108により検出される(ステップ210)。
そして、運転時間検出手段101により検出された運転
時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定され
た設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ
203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返され、
T≧T1となれば圧縮機106の運転周波数の上限値H
zを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下
げる(ステップ245)。次に、室内配管温度検出手段
120により検出された室内配管温度Kと設定室内配管
温度記憶手段121にあらかじめ設定された設定室内配
管温度K1とを比較手段122で比較し(ステップ23
1)、K≦K1になるまで上記動作が繰り返される。そ
して、K≦K1になれば、外気温検出手段108により
検出された外気温tと設定外気温記憶手段109にあら
かじめ設定された温度t1とを比較手段110で比較す
る(ステップ211)。そして、外気温がt≧t1であ
れば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段
116によりP1開き(ステップ251)、外気温がt
<t1であれば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開
度出力手段116によりP1開く(ステップ252)。
【0065】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、より快適性を重視した運転が可能である。
また、外気温により減圧装置4の絞り量を変更している
ため、最適に制御することができ、さらに省電力性の高
い制御を行うことができる。また、運転時間とともに配
管温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された
時間後に配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数の
設定値を変更するようにしているため、不必要に室温上
昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持することが
できる。
【0066】図19は本発明の他の一実施例における空
気調和機の要部ブロック図であり、図20はその動作を
説明するフローチャートである。図19において、制御
回路100は運転時間検出手段101により検出された
運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定
された設定時間T1とを比較する比較手段103と、室
内配管温度検出手段120により検出された室内配管温
度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ設
定された設定室内配管温度K1とを比較する比較手段1
22と、室内側ファン速度検出手段111により検出さ
れたファン速度nと設定ファン速度記憶手段112にあ
らかじめ設定されたファン速度n1とを比較する比較手
段113と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定
する運転周波数上限値出力手段107と、減圧装置の絞
り量を決定する減圧装置開度出力手段117とを備えて
いる。
【0067】上記構成による動作を図20を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転
時間は運転時間検出手段101により検出され(ステッ
プ202)、室内配管温度は室内配管温度検出手段12
0により検出され(ステップ230)、室内側ファン速
度は室内側ファン速度検出手段111により検出される
(ステップ217)。そして、運転時間検出手段101
により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102
にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段10
3で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上
記動作が繰り返され、T≧T1となれば圧縮機106の
運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段1
07によりHz1に下げる(ステップ245)。次に、
室内配管温度検出手段120により検出された室内配管
温度Kと設定室内配管温度記憶手段121にあらかじめ
設定された設定室内配管温度K1とを比較手段122で
比較し(ステップ231)、K≦K1になるまで上記動
作が繰り返される。そして、K≦K1になれば、室内側
ファン速度検出手段111により検出されたファン速度
nと設定ファン速度記憶手段112にあらかじめ設定さ
れたファン速度n1とを比較手段113で比較し(ステ
ップ218)、室内側ファン速度がn≧n1であれば、
上記動作が繰り返される。室内側ファン速度がn<n1
であれば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力
手段116によりP1開く(ステップ251)。
【0068】つまり、室内の温湿度によらず、運転周波
数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより
冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸
発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室
内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物に
より汚染された場合においても、コストの増大を招くこ
となく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出し
や室内側ファン5の結露等を防止することができる。ま
た、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内
で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1
を制御でき、より快適性を重視した運転が可能である。
また、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さいと
きに、減圧装置4の絞り量を制御することで、効果的か
つ効率的で省電力性の高い制御を行うことができる。ま
た、運転時間とともに配管温度もあわせて監視しなが
ら、あらかじめ設定された時間後に配管温度が低い場合
のみ圧縮機の運転周波数の設定値を変更するようにして
いるため、不必要に室温上昇をまねくこともなく使用者
の快適感を維持することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明は上記説明から明らかなように、
運転時間及び室内配管温度を検出し、運転時間及び室内
配管温度があらかじめ設定された設定時間及び室内配管
温度に達したことを判定すると、圧縮機の運転周波数の
設定値を変更することにより、室内の温湿度によらず、
運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍
能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度
は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交
換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染
された場合においても、コストの増大を招くことなく有
効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側
ファンの結露等を防止することができる。
【0070】たとえば、あらかじめ設定された運転時間
後に圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場
合、実際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きな
いような場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、
冷凍能力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねく
ことになり、使用者にとっては快適感を損なうことにな
る。それに対して本発明のように、運転時間とともに室
内配管温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定さ
れた時間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転
周波数の設定値を変更するようにしているため、不必要
に室温上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持す
ることができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象
がおきる条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発
生を確実に防止できる。
【0071】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の設定
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上
昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器
がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染され
た場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運
転が可能である。
【0072】たとえば、あらかじめ設定された運転時間
後に圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場
合、実際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きな
いような場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、
冷凍能力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねく
ことになり、使用者にとっては快適感を損なうことにな
る。それに対して本発明のように、運転時間とともに室
内配管温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定さ
れた時間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転
周波数の設定値を変更するようにしているため、不必要
に室温上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持す
ることができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象
がおきる条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発
生を確実に防止できる。
【0073】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
圧縮機の運転周波数の上限値を変更することにより、室
内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運
転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室
内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させる
ことにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材
等の不純物により汚染された場合においても、コストの
増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットで
の霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することが
できる。また、運転周波数の上限値を規定しているため
その範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じ
て圧縮機を制御できるため、より快適性を重視した運転
が可能である。
【0074】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0075】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0076】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0077】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0078】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0079】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0080】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0081】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0082】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0083】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0084】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0085】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0086】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0087】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる
ことにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコ
ンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値
以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷
房能力の確保が可能である。
【0088】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0089】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0090】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0091】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0092】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる
ことにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコ
ンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値
以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷
房能力の確保が可能である。
【0093】さらに、リモコン設定を検出し、リモコン
設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリア
し、制御を初めから再スタートさせることにより、ユー
ザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例
えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更によ
り、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が
可能である。
【0094】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0095】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0096】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0097】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0098】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる
ことにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコ
ンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値
以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷
房能力の確保が可能である。
【0099】さらに、リモコン設定を検出し、リモコン
設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリア
し、制御を初めから再スタートさせることにより、ユー
ザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例
えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更によ
り、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が
可能である。
【0100】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御する
とともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、
室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の
運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、
室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させ
ることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし
材等の不純物により汚染された場合においても、コスト
の増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニット
での霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止すること
ができる。また、減圧装置の絞り量を制御することで、
省電力性の高い制御を行うことができる。
【0101】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0102】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0103】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0104】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0105】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる
ことにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコ
ンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値
以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷
房能力の確保が可能である。
【0106】さらに、リモコン設定を検出し、リモコン
設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリア
し、制御を初めから再スタートさせることにより、ユー
ザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例
えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更によ
り、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が
可能である。
【0107】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御する
とともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、
コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユ
ニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止す
ることができる。また、減圧装置の絞り量を制御するこ
とで、省電力性の高い制御を行うことができる。
【0108】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて減圧装置の絞り量を多段階に変更
し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転
周波数を制御することにより、コストの増大を招くこと
なく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや
室内側ファンの結露等を防止することができる。また、
減圧装置の絞り量を段階的に開いていくことで、最適に
制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行う
ことができる。
【0109】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0110】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0111】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0112】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0113】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる
ことにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコ
ンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値
以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷
房能力の確保が可能である。
【0114】さらに、リモコン設定を検出し、リモコン
設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリア
し、制御を初めから再スタートさせることにより、ユー
ザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例
えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更によ
り、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が
可能である。
【0115】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御する
とともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、
コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユ
ニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止す
ることができる。また、減圧装置の絞り量を制御するこ
とで、省電力性の高い制御を行うことができる。
【0116】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて減圧装置の絞り量を多段階に変更
し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転
周波数を制御することにより、コストの増大を招くこと
なく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや
室内側ファンの結露等を防止することができる。また、
減圧装置の絞り量を段階的に開いていくことで、最適に
制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行う
ことができる。
【0117】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて減圧装
置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するととも
に、圧縮機の運転周波数を制御することにより、コスト
の増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニット
での霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止すること
ができる。また、外気温により減圧装置の絞り量を変更
しているため、最適に制御することができ、さらに省電
力性の高い制御を行うことができる。
【0118】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【0119】また、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限
値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転
周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力
を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は
上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換
器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染さ
れた場合においても、コストの増大を招くことなく有効
に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側フ
ァンの結露等を防止することができる。また、運転周波
数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度
と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、し
かも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0120】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機
の運転周波数の設定値または上限値を変更することによ
り、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮
機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させるため、よ
り快適性を重視した運転が可能である。
【0121】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファ
ン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の
運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内
側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制
御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことがで
きる。
【0122】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる
ことにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコ
ンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値
以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷
房能力の確保が可能である。
【0123】さらに、リモコン設定を検出し、リモコン
設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリア
し、制御を初めから再スタートさせることにより、ユー
ザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例
えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更によ
り、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が
可能である。
【0124】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度があらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度に達したことを判定すると、
減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御する
とともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、
コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユ
ニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止す
ることができる。また、減圧装置の絞り量を制御するこ
とで、省電力性の高い制御を行うことができる。
【0125】さらに、運転時間及び室内配管温度を検出
し、運転時間及び室内配管温度とあらかじめ設定された
設定時間及び室内配管温度とを比較し、運転時間及び室
内配管温度に応じて減圧装置の絞り量を多段階に変更
し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転
周波数を制御することにより、コストの増大を招くこと
なく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや
室内側ファンの結露等を防止することができる。また、
減圧装置の絞り量を段階的に開いていくことで、最適に
制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行う
ことができる。
【0126】さらに、外気温を検出し、外気温とあらか
じめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて減圧装
置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するととも
に、圧縮機の運転周波数を制御することにより、コスト
の増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニット
での霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止すること
ができる。また、外気温により減圧装置の絞り量を変更
しているため、最適に制御することができ、さらに省電
力性の高い制御を行うことができる。
【0127】さらに、室内側ファンのファン速度を検出
し、室内側ファン速度とあらかじめ設定されたファン速
度とを比較し、室内側ファン速度に応じて減圧装置の絞
り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧
縮機の運転周波数を制御することにより、コストの増大
を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧
の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができ
る。また、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さ
いときに、減圧装置の絞り量を制御することで、効果的
かつ効率的で省電力性の高い制御を行うことができ、商
品価値を向上できる。
【0128】たとえば、あらかじめ設定された時間後に
圧縮機の運転周波数の設定値を単純に変更する場合、実
際は室内配管温度が低くなく霧吹き現象が起きないよう
な場合においても、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能
力を低下させるため、不必要に室温上昇をまねくことに
なり、使用者にとっては快適感を損なうことになる。そ
れに対して本発明のように、運転時間とともに室内配管
温度もあわせて監視しながら、あらかじめ設定された時
間後に室内配管温度が低い場合のみ圧縮機の運転周波数
の設定値を変更するようにしているため、不必要に室温
上昇をまねくこともなく使用者の快適感を維持すること
ができ、また室内配管温度が低下し、霧吹き現象がおき
る条件時には精度よく検知できるため、霧吹き発生を確
実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の要部ブロック
【図2】本発明の一実施例の空気調和機の動作を説明す
るフローチャート
【図3】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明
するフローチャート
【図4】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロッ
ク図
【図5】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明
するフローチャート
【図6】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明
するフローチャート
【図7】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロッ
ク図
【図8】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明
するフローチャート
【図9】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロッ
ク図
【図10】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図11】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図12】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロ
ック図
【図13】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図14】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロ
ック図
【図15】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図16】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図17】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロ
ック図
【図18】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図19】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロ
ック図
【図20】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説
明するフローチャート
【図21】本発明の空気調和機の冷凍サイクル系統図
【図22】従来例の空気調和機の冷凍サイクル系統図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 室内熱交換器 3 室外熱交換器 4 減圧装置 5 室内側ファン 6 室外側ファン 7 室内側ファンモータ 8 圧縮機駆動回路 9 電源回路 10 制御回路 11 減圧装置駆動回路 12 室外吸込温度センサ 13 室内配管温度センサ 14 室内吸込温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正原 定巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三柳 幸隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 栗須谷 広治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、室内外熱交換器、減圧装置により
    構成された冷凍サイクルを具備し、運転時間を検出する
    運転時間検出手段と、前記運転時間検出手段により検出
    された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定さ
    れた設定時間に達したことを判定する運転時間比較手段
    と、室内配管温度を検出する室内配管温度検出手段と、
    前記室内配管温度検出手段により検出された室内配管温
    度が設定温度記憶手段にあらかじめ設定された設定温度
    に達したことを判定する室内配管温度比較手段と、前記
    運転時間比較手段と室内配管温度比較手段との出力に応
    じて前記圧縮機の運転周波数の設定値を可変する運転周
    波数設定値出力手段と、前記運転周波数設定値出力手段
    の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路
    とを備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】運転時間検出手段により検出された運転時
    間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間
    とを比較する比較手段と、室内配管温度を検出する室内
    配管温度検出手段と、前記室内配管温度検出手段により
    検出された室内配管温度が設定温度記憶手段にあらかじ
    め設定された設定温度に達したことを判定する室内配管
    温度比較手段と、前記運転時間比較手段と室内配管温度
    比較手段との出力に応じて圧縮機の運転周波数の設定値
    を運転時間に応じて多段階に可変する運転周波数設定値
    出力手段と、前記運転周波数設定値出力手段の出力によ
    り制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた
    請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】圧縮機、室内外熱交換器、減圧装置により
    構成された冷凍サイクルを具備し、運転時間を検出する
    運転時間検出手段と、前記運転時間検出手段により検出
    された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定さ
    れた設定時間に達したことを判定する比較手段と、室内
    配管温度を検出する室内配管温度検出手段と、前記室内
    配管温度検出手段により検出された室内配管温度が設定
    温度記憶手段にあらかじめ設定された設定温度に達した
    ことを判定する室内配管温度比較手段と、前記運転時間
    比較手段と室内配管温度比較手段との出力に応じて前記
    圧縮機の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限
    値出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力に
    より制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備え
    た空気調和機。
  4. 【請求項4】運転時間検出手段により検出された運転時
    間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間
    とを比較する比較手段と、室内配管温度を検出する室内
    配管温度検出手段と、前記室内配管温度検出手段により
    検出された室内配管温度が設定温度記憶手段にあらかじ
    め設定された設定温度に達したことを判定する室内配管
    温度比較手段と、前記運転時間比較手段と室内配管温度
    比較手段との出力に応じて圧縮機の運転周波数の上限値
    を運転時間に応じて多段階に規定する運転周波数上限値
    出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力によ
    り制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた
    請求項3記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】外気温を検出する外気温検出手段と、前記
    外気温検出手段により検出された外気温と設定外気温記
    憶手段にあらかじめ設定された温度とを比較する比較手
    段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転
    周波数を制御する請求項1から4項のいずれか1項に記
    載の空気調和機。
  6. 【請求項6】室内側ファンと、前記室内側ファンを回転
    させる駆動装置を具備し、前記室内側ファンのファン速
    度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検
    出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記
    憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する
    比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機
    の運転周波数を制御する請求項1から5項のいずれか1
    項に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】運転時間検出手段により検出された運転時
    間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間
    に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出
    力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタ
    ートさせる請求項1から6項のいずれか1項に記載の空
    気調和機。
  8. 【請求項8】リモコン設定検出手段と、前記リモコン設
    定検出手段により検出されたリモコン設定が変更された
    かどうか判定する判定手段と、前記判定手段の出力に応
    じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさ
    せる請求項1から7項のいずれか1項に記載の空気調和
    機。
  9. 【請求項9】運転時間を検出する運転時間検出手段と、
    前記運転時間検出手段により検出された運転時間が設定
    時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達した
    ことを判定する比較手段と、室内配管温度を検出する室
    内配管温度検出手段と、前記室内配管温度検出手段によ
    り検出された室内配管温度が設定温度記憶手段にあらか
    じめ設定された設定温度に達したことを判定する室内配
    管温度比較手段と、前記運転時間比較手段と室内配管温
    度比較手段との出力に応じて減圧装置の絞り量を決定す
    る減圧装置開度出力手段と、前記減圧装置開度出力手段
    の出力により制御されて前記減圧装置の絞り量を変更す
    る減圧装置開度変更装置とを備えた請求項1から8項の
    いずれか1項に記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】運転時間検出手段により検出された運転
    時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時
    間とを比較する比較手段と、室内配管温度を検出する室
    内配管温度検出手段と、前記室内配管温度検出手段によ
    り検出された室内配管温度が設定温度記憶手段にあらか
    じめ設定された設定温度に達したことを判定する室内配
    管温度比較手段と、前記運転時間比較手段と室内配管温
    度比較手段との出力に応じて減圧装置の絞り量を運転時
    間に応じて多段階に決定する減圧装置開度出力手段と、
    前記減圧装置開度出力手段の出力により制御されて前記
    減圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度変更装置とを
    備えた請求項9記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】外気温を検出する外気温検出手段と、前
    記外気温検出手段により検出された外気温と設定外気温
    記憶手段にあらかじめ設定された温度とを比較する比較
    手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の
    絞り量を制御する請求項9から10項のいずれか1項に
    記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】室内側ファンと、前記室内側ファンを回
    転させる駆動装置を具備し、前記室内側ファンのファン
    速度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度
    検出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度
    記憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較す
    る比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧
    装置の絞り量を制御する請求項9から11項のいずれか
    1項に記載の空気調和機。
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