JPH09119535A - チェック弁 - Google Patents
チェック弁Info
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- JPH09119535A JPH09119535A JP27456995A JP27456995A JPH09119535A JP H09119535 A JPH09119535 A JP H09119535A JP 27456995 A JP27456995 A JP 27456995A JP 27456995 A JP27456995 A JP 27456995A JP H09119535 A JPH09119535 A JP H09119535A
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- JP
- Japan
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- valve
- hole
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- valve element
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Abstract
(57)【要約】
【課題】弁孔を中央部に開口させた弁座と、弁孔よりも
大径にして弁座に同軸に連設される作動孔に収納される
弁体と、該弁体を弁座に着座させる方向に付勢する弁ば
ねとを備えるチェック弁において、異音の発生を防止す
るとともに耐久性を向上する。 【解決手段】作動孔２６の内面および弁体３０の外面間
に形成される環状流路３３の流通面積が、弁孔２８の流
通面積以下に設定される。
大径にして弁座に同軸に連設される作動孔に収納される
弁体と、該弁体を弁座に着座させる方向に付勢する弁ば
ねとを備えるチェック弁において、異音の発生を防止す
るとともに耐久性を向上する。 【解決手段】作動孔２６の内面および弁体３０の外面間
に形成される環状流路３３の流通面積が、弁孔２８の流
通面積以下に設定される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁孔を中央部に開
口させた弁座と、弁孔よりも大径にして弁座に同軸に連
設される作動孔に収納される弁体と、該弁体を弁座に着
座させる方向に付勢する弁ばねとを備えるチェック弁に
関する。
口させた弁座と、弁孔よりも大径にして弁座に同軸に連
設される作動孔に収納される弁体と、該弁体を弁座に着
座させる方向に付勢する弁ばねとを備えるチェック弁に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、かかるチェック弁は、たとえば実
開平６１−１５７０５６号公報等により既に知られてい
る。
開平６１−１５７０５６号公報等により既に知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のチェ
ック弁では、作動孔の内面および弁体の外面間に形成さ
れる環状流路の流通面積が、弁孔の流通面積よりも大き
く設定されるのが一般的である。しかるに、そのような
構成によると、チェック弁の開弁時に弁体および弁座間
から環状流路に流通する際の流通抵抗が、弁体を開弁位
置に維持しておくには不充分であり、弁体のリフト量が
比較的小さくなってしまうだけでなく、弁体自体が振動
したり、弁体前後の流体圧差による流体圧力および弁ば
ねのばね力が不均衡となることに伴ない特に流体の流通
速度が比較的遅い場合には弁体が開閉作動を繰返したり
していた。このため、弁体が弁座に接触するときの打音
が発生したり、弁体自体の振動および弁体の開閉作動繰
返しに伴なう流体の脈動による異音が発生したりすると
ともに、弁体の弁座への着座繰返しによる耐久性の低下
を招いていた。
ック弁では、作動孔の内面および弁体の外面間に形成さ
れる環状流路の流通面積が、弁孔の流通面積よりも大き
く設定されるのが一般的である。しかるに、そのような
構成によると、チェック弁の開弁時に弁体および弁座間
から環状流路に流通する際の流通抵抗が、弁体を開弁位
置に維持しておくには不充分であり、弁体のリフト量が
比較的小さくなってしまうだけでなく、弁体自体が振動
したり、弁体前後の流体圧差による流体圧力および弁ば
ねのばね力が不均衡となることに伴ない特に流体の流通
速度が比較的遅い場合には弁体が開閉作動を繰返したり
していた。このため、弁体が弁座に接触するときの打音
が発生したり、弁体自体の振動および弁体の開閉作動繰
返しに伴なう流体の脈動による異音が発生したりすると
ともに、弁体の弁座への着座繰返しによる耐久性の低下
を招いていた。
【０００４】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、異音の発生を防止するとともに耐久性の向上
を図ったチェック弁を提供することを目的とする。
のであり、異音の発生を防止するとともに耐久性の向上
を図ったチェック弁を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、弁孔を中央部に開口させた弁座と、弁孔
よりも大径にして弁座に同軸に連設される作動孔に収納
される弁体と、該弁体を弁座に着座させる方向に付勢す
る弁ばねとを備えるチェック弁において、作動孔の内面
および弁体の外面間に形成される環状流路の流通面積
が、弁孔の流通面積以下に設定されることを特徴とす
る。
に、本発明は、弁孔を中央部に開口させた弁座と、弁孔
よりも大径にして弁座に同軸に連設される作動孔に収納
される弁体と、該弁体を弁座に着座させる方向に付勢す
る弁ばねとを備えるチェック弁において、作動孔の内面
および弁体の外面間に形成される環状流路の流通面積
が、弁孔の流通面積以下に設定されることを特徴とす
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【０００７】図１および図２は本発明の一実施例を示す
ものであり、図１は電磁弁装置の要部縦断面図、図２は
図１の２−２線拡大断面図である。
ものであり、図１は電磁弁装置の要部縦断面図、図２は
図１の２−２線拡大断面図である。
【０００８】先ず図１において、この電磁弁装置は、た
とえば車両用のアンチロックブレーキ制御装置に用いら
れるものであり、電磁開閉弁ＶE およびチェック弁ＶC
を備え、マスタシリンダ等の流体圧発生源Ｓと車輪ブレ
ーキ等の流体圧アクチュエータＡとの間に介設される。
とえば車両用のアンチロックブレーキ制御装置に用いら
れるものであり、電磁開閉弁ＶE およびチェック弁ＶC
を備え、マスタシリンダ等の流体圧発生源Ｓと車輪ブレ
ーキ等の流体圧アクチュエータＡとの間に介設される。
【０００９】弁ハウジング５は、大径孔部８ａおよび小
径孔部８ｂが同軸に連設されて成る段付きの嵌合孔８を
有する支持体６と、嵌合孔８に嵌合、固定されるハウジ
ング主体７とで構成されるものであり、支持体６および
ハウジング主体７間には環状の出力通路９が形成され、
該出力通路９に通じるとともに流体圧アクチュエータＡ
に接続される出力側接続通路１０が支持体６に設けられ
る。また支持体６には、嵌合孔８における小径孔部８ｂ
よりも小径である入力側接続通路１１が小径孔部８ｂと
の間に段差を形成して嵌合孔８と同軸に設けられてお
り、この入力側接続通路１１に流体圧発生源Ｓが接続さ
れる。
径孔部８ｂが同軸に連設されて成る段付きの嵌合孔８を
有する支持体６と、嵌合孔８に嵌合、固定されるハウジ
ング主体７とで構成されるものであり、支持体６および
ハウジング主体７間には環状の出力通路９が形成され、
該出力通路９に通じるとともに流体圧アクチュエータＡ
に接続される出力側接続通路１０が支持体６に設けられ
る。また支持体６には、嵌合孔８における小径孔部８ｂ
よりも小径である入力側接続通路１１が小径孔部８ｂと
の間に段差を形成して嵌合孔８と同軸に設けられてお
り、この入力側接続通路１１に流体圧発生源Ｓが接続さ
れる。
【００１０】ハウジング主体７の外周には出力通路９を
相互間に挟むようにして一対の環状シール部材１２，１
３が装着され、それらのシール部材１２，１３が嵌合孔
８の内面に弾発的に接触する。
相互間に挟むようにして一対の環状シール部材１２，１
３が装着され、それらのシール部材１２，１３が嵌合孔
８の内面に弾発的に接触する。
【００１１】ハウジング主体７には、入力側接続通路１
１に同軸に対向する大径孔部１４ａを一端に有する入力
通路１４が一直線状に延びて設けられており、この入力
通路１４の他端は、入力通路１４よりも小径である摺動
孔１６に段部１５を介して同軸に連設される。
１に同軸に対向する大径孔部１４ａを一端に有する入力
通路１４が一直線状に延びて設けられており、この入力
通路１４の他端は、入力通路１４よりも小径である摺動
孔１６に段部１５を介して同軸に連設される。
【００１２】電磁開閉弁ＶE は、常開型電磁弁であり、
入力通路１４に通じる弁孔１７を中央部に開口させた弁
座１８と、該弁座１８に着座可能な球状の弁体１９とを
備える。弁孔１７および弁座１８は、入力通路１４の他
端側に圧入される弁座部材２０に設けられるものであ
り、弁体１９は、弁座部材２０との間に弁室２１を形成
して摺動孔１６に摺動可能に嵌合される弁軸２２に固着
される。しかも弁室２１内で弁座部材２０および弁軸２
２間には戻しばね２３が縮設されており、該戻しばね２
３により弁軸２２は弁座部材２０から離反する方向に付
勢され、弁体１９は弁座１８から離反して弁孔１７を開
放する方向に付勢される。
入力通路１４に通じる弁孔１７を中央部に開口させた弁
座１８と、該弁座１８に着座可能な球状の弁体１９とを
備える。弁孔１７および弁座１８は、入力通路１４の他
端側に圧入される弁座部材２０に設けられるものであ
り、弁体１９は、弁座部材２０との間に弁室２１を形成
して摺動孔１６に摺動可能に嵌合される弁軸２２に固着
される。しかも弁室２１内で弁座部材２０および弁軸２
２間には戻しばね２３が縮設されており、該戻しばね２
３により弁軸２２は弁座部材２０から離反する方向に付
勢され、弁体１９は弁座１８から離反して弁孔１７を開
放する方向に付勢される。
【００１３】ところで、弁軸２２は図示しない可動コア
に連接されており、該可動コアが図示しない固定コアに
電磁吸着されるとき、弁軸２２は戻しばね２３のばね力
に抗して弁体１９を弁座１８に着座させる方向に作動す
る。
に連接されており、該可動コアが図示しない固定コアに
電磁吸着されるとき、弁軸２２は戻しばね２３のばね力
に抗して弁体１９を弁座１８に着座させる方向に作動す
る。
【００１４】ハウジング主体７には、弁室２１に内端を
通じさせる通路２４が穿設されており、該通路２４の外
端は、ハウジング主体７の外周に圧入される円筒状の出
力側フィルタ２５を介して出力通路９に連通される。
通じさせる通路２４が穿設されており、該通路２４の外
端は、ハウジング主体７の外周に圧入される円筒状の出
力側フィルタ２５を介して出力通路９に連通される。
【００１５】チェック弁ＶC は、入力通路１４と直交し
てハウジング主体７に設けられる作動孔２６の一端を閉
塞する栓部材２７と、出力側フィルタ２５を介して出力
通路９にに通じる弁孔２８を中央部に開口させて作動孔
２６の他端に設けられる弁座２９と、該弁座２９への着
座を可能として作動孔２６に収納される球状の弁体３０
と、弁体３０および栓部材２７間に縮設されるコイル状
の弁ばね３１とで構成され、出力通路９から入力通路１
４への作動液の流通のみを許容するものである。
てハウジング主体７に設けられる作動孔２６の一端を閉
塞する栓部材２７と、出力側フィルタ２５を介して出力
通路９にに通じる弁孔２８を中央部に開口させて作動孔
２６の他端に設けられる弁座２９と、該弁座２９への着
座を可能として作動孔２６に収納される球状の弁体３０
と、弁体３０および栓部材２７間に縮設されるコイル状
の弁ばね３１とで構成され、出力通路９から入力通路１
４への作動液の流通のみを許容するものである。
【００１６】作動孔２６は、中間部を入力通路１４の中
間部に交わらせるようにしてハウジング主体７に穿設さ
れるものであり、その一端開口部は、球状である栓部材
２７を圧入することにより閉じられる。また弁孔２８は
作動孔２６よりも小径に形成されるものであり、その外
端を出力側フィルタ２５の内方でハウジング主体７の外
面に開口させてハウジング主体７に穿設され、弁座２９
は、相互に同軸である弁孔２８の内端および作動孔２６
の他端間を結ぶようにしてテーパ状に形成される。
間部に交わらせるようにしてハウジング主体７に穿設さ
れるものであり、その一端開口部は、球状である栓部材
２７を圧入することにより閉じられる。また弁孔２８は
作動孔２６よりも小径に形成されるものであり、その外
端を出力側フィルタ２５の内方でハウジング主体７の外
面に開口させてハウジング主体７に穿設され、弁座２９
は、相互に同軸である弁孔２８の内端および作動孔２６
の他端間を結ぶようにしてテーパ状に形成される。
【００１７】入力通路１４の一端側には入力側フィルタ
３２が装着される。この入力側フィルタ３２は、入力通
路１４の一端の大径孔部１４ａに圧入される鍔部３２ａ
を外端に有するとともに頭部３２ｂを内端に有して有底
円筒状に形成されるものであり、鍔部３２ａを大径孔部
１４ａに圧入するようにして入力通路１４の一端側に挿
入され、頭部３２ｂは、作動孔２６の内面に臨んで配置
される。而して入力側フィルタ３２の頭部３２ｂは、コ
イル状である弁ばね３１が作動孔２６から入力通路１４
の一端側に変形することを規制する働きをするものであ
り、弁ばね３１が入力側フィルタ３２の頭部３２ｂに引
っ掛かることを防止するために前記頭部３２ｂは、円弧
状に形成されていることが望ましい。また弁座部材２０
は、そのチェックＶC 側の端面２０ａを作動孔２６の内
面に臨ませるようにして入力通路１４の他端側に圧入さ
れており、弁ばね３１が作動孔２６から入力通路１４の
他端側に変形することは弁座部材２０の端面２０ａで規
制される。
３２が装着される。この入力側フィルタ３２は、入力通
路１４の一端の大径孔部１４ａに圧入される鍔部３２ａ
を外端に有するとともに頭部３２ｂを内端に有して有底
円筒状に形成されるものであり、鍔部３２ａを大径孔部
１４ａに圧入するようにして入力通路１４の一端側に挿
入され、頭部３２ｂは、作動孔２６の内面に臨んで配置
される。而して入力側フィルタ３２の頭部３２ｂは、コ
イル状である弁ばね３１が作動孔２６から入力通路１４
の一端側に変形することを規制する働きをするものであ
り、弁ばね３１が入力側フィルタ３２の頭部３２ｂに引
っ掛かることを防止するために前記頭部３２ｂは、円弧
状に形成されていることが望ましい。また弁座部材２０
は、そのチェックＶC 側の端面２０ａを作動孔２６の内
面に臨ませるようにして入力通路１４の他端側に圧入さ
れており、弁ばね３１が作動孔２６から入力通路１４の
他端側に変形することは弁座部材２０の端面２０ａで規
制される。
【００１８】図２を併せて参照して、作動孔２６の内面
および弁体３０間には環状流路３３が形成されるもので
あり、本発明に従えば、該環状流路３３の流通面積Ａ1
は弁孔２８の流通面積Ａ2 以下に設定される。
および弁体３０間には環状流路３３が形成されるもので
あり、本発明に従えば、該環状流路３３の流通面積Ａ1
は弁孔２８の流通面積Ａ2 以下に設定される。
【００１９】次にこの実施例の作用について説明する
と、チェック弁ＶC における弁ばね３１が入力通路１４
の一端側に変形することが入力側フィルタ３２の頭部３
２ｂで阻止されるとともに、弁ばね３１が入力通路１４
の他端側に変形することが弁座部材２０の端面２０ａで
阻止されるため、チェック弁ＶC の構成要素たる栓部材
２７および弁体３０を、弁ばね３１のガイドを有しない
単純な形状、すなわち栓部材２７および弁体３０を本実
施例のように単純な球状としたり、また円柱状もしくは
円錐状等に形成した上で、弁ばね３１の変形を防止する
ことができ、それにより弁体３０の弁座２９への着座時
のシール性能が弁ばね３１の変形に伴なって低下するこ
とを防止することができる。
と、チェック弁ＶC における弁ばね３１が入力通路１４
の一端側に変形することが入力側フィルタ３２の頭部３
２ｂで阻止されるとともに、弁ばね３１が入力通路１４
の他端側に変形することが弁座部材２０の端面２０ａで
阻止されるため、チェック弁ＶC の構成要素たる栓部材
２７および弁体３０を、弁ばね３１のガイドを有しない
単純な形状、すなわち栓部材２７および弁体３０を本実
施例のように単純な球状としたり、また円柱状もしくは
円錐状等に形成した上で、弁ばね３１の変形を防止する
ことができ、それにより弁体３０の弁座２９への着座時
のシール性能が弁ばね３１の変形に伴なって低下するこ
とを防止することができる。
【００２０】またチェック弁ＶC において、作動孔２６
の内面および弁体３０間に形成される環状流路３３の流
通面積Ａ1 が弁孔２８の流通面積Ａ2 以下に設定される
ことにより、環状流路３３での流通抵抗を比較的大きく
し、弁体３０の前後の流体圧力差を比較的大きくするこ
とが可能であり、それにより弁体３０に開弁方向の流体
圧による推力を充分に作用せしめることができる。した
がって弁体３０のリフト量を比較的大きくし、弁体３０
が開閉作動を繰返すことを防止して確実な開弁状態を得
ることができる。その結果、弁体３０自体の振動による
打音や流体の脈動に伴なう異音の発生を防止することが
でき、弁体３０の開閉作動繰返しを防止することによる
耐久性の向上をも図ることができる。
の内面および弁体３０間に形成される環状流路３３の流
通面積Ａ1 が弁孔２８の流通面積Ａ2 以下に設定される
ことにより、環状流路３３での流通抵抗を比較的大きく
し、弁体３０の前後の流体圧力差を比較的大きくするこ
とが可能であり、それにより弁体３０に開弁方向の流体
圧による推力を充分に作用せしめることができる。した
がって弁体３０のリフト量を比較的大きくし、弁体３０
が開閉作動を繰返すことを防止して確実な開弁状態を得
ることができる。その結果、弁体３０自体の振動による
打音や流体の脈動に伴なう異音の発生を防止することが
でき、弁体３０の開閉作動繰返しを防止することによる
耐久性の向上をも図ることができる。
【００２１】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【００２２】たとえば本発明は、電磁弁装置に設けられ
るチェック弁ＶC だけでなく、一般のチェック弁にも広
く適用可能である。
るチェック弁ＶC だけでなく、一般のチェック弁にも広
く適用可能である。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作動孔の
内面および弁体の外面間に形成される環状流路の流通面
積が、弁孔の流通面積以下に設定されるので、チェック
弁の開弁時に開弁方向への充分な推力を弁体に作用せし
めることができ、弁体の振動および開閉作動繰返しを防
止し、異音の発生を防止することができるとともに耐久
性の向上を図ることができる。
内面および弁体の外面間に形成される環状流路の流通面
積が、弁孔の流通面積以下に設定されるので、チェック
弁の開弁時に開弁方向への充分な推力を弁体に作用せし
めることができ、弁体の振動および開閉作動繰返しを防
止し、異音の発生を防止することができるとともに耐久
性の向上を図ることができる。
【図１】電磁弁装置の要部縦断面図である。
【図２】図１の２−２線拡大断面図である。
２６・・・作動孔 ２７・・・栓部材 ２８・・・弁孔 ２９・・・弁座 ３０・・・弁体 ３１・・・弁ばね ３３・・・環状流路 ＶC ・・・チェック弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白勢 隆臣 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 (72)発明者 清水 修一 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 (72)発明者 岡村 公 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 弁孔（２８）を中央部に開口させた弁座
（２９）と、弁孔（２８）よりも大径にして弁座（２
９）に同軸に連設される作動孔（２６）に収納される弁
体（３０）と、該弁体（３０）を弁座（２９）に着座さ
せる方向に付勢する弁ばね（３１）とを備えるチェック
弁において、作動孔（２６）の内面および弁体（３０）
の外面間に形成される環状流路（３３）の流通面積が、
弁孔（２８）の流通面積以下に設定されることを特徴と
するチェック弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27456995A JPH09119535A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | チェック弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27456995A JPH09119535A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | チェック弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119535A true JPH09119535A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17543573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27456995A Pending JPH09119535A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | チェック弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09119535A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6874532B2 (en) | 2000-06-21 | 2005-04-05 | Mannesmann Vdo Ag | Valve for a fuel delivery unit |
| JP2010236612A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | ボールチェックバルブ |
| CN108533775A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-09-14 | 林明 | 一种石油生产用多级流量安全阀 |
| KR20190016197A (ko) * | 2017-08-08 | 2019-02-18 | 주식회사 만도 | 체크밸브 |
| KR20200060964A (ko) * | 2018-11-23 | 2020-06-02 | 주식회사 만도 | 체크 밸브 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP27456995A patent/JPH09119535A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6874532B2 (en) | 2000-06-21 | 2005-04-05 | Mannesmann Vdo Ag | Valve for a fuel delivery unit |
| JP2010236612A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | ボールチェックバルブ |
| KR20190016197A (ko) * | 2017-08-08 | 2019-02-18 | 주식회사 만도 | 체크밸브 |
| CN108533775A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-09-14 | 林明 | 一种石油生产用多级流量安全阀 |
| CN108533775B (zh) * | 2018-04-27 | 2019-10-15 | 深圳海力德油田技术开发有限公司 | 一种石油生产用多级流量安全阀 |
| KR20200060964A (ko) * | 2018-11-23 | 2020-06-02 | 주식회사 만도 | 체크 밸브 |
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