JPH09118458A - コイル端部固定テープ切断装置 - Google Patents

コイル端部固定テープ切断装置

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JPH09118458A
JPH09118458A JP27587695A JP27587695A JPH09118458A JP H09118458 A JPH09118458 A JP H09118458A JP 27587695 A JP27587695 A JP 27587695A JP 27587695 A JP27587695 A JP 27587695A JP H09118458 A JPH09118458 A JP H09118458A
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coil
tip
strip
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adhesive tape
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JP27587695A
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Toshiji Tanaka
利治 田中
Eiji Isobe
英二 磯部
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯板コイルがテープでその端部を止められて
いる場合、これを帯板コイル処理ラインの入側において
自動的に切断する装置を提供すること。 【解決手段】 粘着テープにより先端部が固定されてな
る帯板コイル11はクレードルロール15に載荷され
る。帯板コイルはクレードルロール15により回転させ
られ、前記先端部が所定位置に達すると先端検出装置2
3の検出信号に基づいて停止させられる。次いで、先端
吸引装置24により前記先端部を吸引し、前記帯板コイ
ルとの間に隙間を形成する。そして、この間隙にカッタ
ーナイフを挿入し、これを前記帯板の幅方向に移動する
ことにより、前記先端部を固定している粘着テープを切
断するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯板コイル処理ラ
インにおける自動処理装置に関し、特に、帯板コイルが
テープでその端部を止められている場合、これをライン
入側において自動的に切断処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の帯板処理ラインにおいて
は、帯板コイルがバンドで結束されている場合にこのバ
ンドを切断するバンドカッターは既に市販されている。
また、帯板コイルの端部をテープにより固定するための
テーピングマシンも知られている。しかし、帯板端部を
固定しているテープを自動的に切断し、帯板側部を解放
する装置は提供されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】帯板コイルがテープで
その端部を止められている場合、これを帯板コイル処理
ラインの入側において予め切断する必要がある。しか
し、従来は必ず人手によって切断されており、自動化が
要望されていた。
【0004】したがって本発明の課題は、帯板コイルが
テープでその端部を止められている場合、これを帯板処
理ラインの入側において自動的に切断することのできる
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、帯板が
コイル状に巻回され、粘着テープにより前記帯板の先端
部がコイル本体に固定されてなる帯板コイルをその中心
軸の回りに回転させ、前記先端部を周方向の所定位置に
停止させるクレードルロール装置と、前記先端部を吸引
し前記コイル本体との間に隙間を形成する先端吸引装置
と、この先端吸引装置により形成された前記間隙に挿入
され、前記帯板の幅方向に移動して、前記先端部を固定
している粘着テープを切断するカッターヘッドとから成
ることを特徴とするコイル端部固定テープ切断装置が得
られる。
【0006】なお、前記粘着テープは前記帯板の幅方向
の端部を除く部分を固定しており、前記帯板が磁性体に
よる金属帯板の場合、前記先端吸引装置は前記帯板の幅
方向の端部を吸引する電磁石で構成される。
【0007】また、前記帯板が非磁性体による帯板の場
合、前記先端吸引装置は前記帯板の幅方向の端部を吸引
する真空吸引装置で構成される。
【0008】更に、前記クレードルロール装置は、前記
帯板コイルを載荷してその中心軸の回りに回転させるク
レードルロールと、このクレードルロールを回転駆動す
る駆動モータと、前記先端部を検出する先端検出器と、
この先端検出器の出力により前記駆動モータを駆動制御
する制御ユニットとで構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面により説明する。図1は本発明のコイル端部固定テー
プ切断装置の概略構成を示す側面図、図2はその要部を
示す一部拡大斜視図、図3は同じくその要部を示す一部
拡大上面図、図4は同じくその要部を示す一部拡大側面
図、図5は同じくその要部を示す一部拡大側面図であ
る。
【0010】図1に示されるように、金属帯板コイル
(以下、コイルと略称する)11は、例えば鋼製ストリ
ップのような金属帯板を巻回して構成されている。コイ
ル11の先端部13は、図2に示されるように、粘着テ
ープ14により固定されている。粘着テープ14は帯板
の幅方向の端部を除く部分、例えば中央部を固定してい
る。コイル11はクレードルロール15によりその中心
軸12の回りに回転させられる。クレードルロール15
は駆動モータ16および制御ユニット17により回転駆
動され、これによりコイル11を回転させる。
【0011】コイル11上にはカッターヘッド18が配
置されている。カッターヘッド18にはスイングアーム
19が回転軸20の回りにスイング可能に支持されてお
り、その先端部にナイフホルダー21とこれに支持され
たカッターナイフ22を備えている。カッターヘッド1
8にはまた、帯板の先端検出装置23および先端吸引装
置24が設けられている。これらの装置はスイングアー
ム19の前後においてコイル11の外周面に対向するよ
うに配置されている。このようなカッターヘッド18は
昇降シリンダ25によりコイル11の外周面に対して接
近しあるいはこれから離れるように昇降駆動される。カ
ッターヘッド18はその昇降に際しては、コイル11の
中心軸12に対して直角方向に延長配置されたガイドロ
ッド26に沿って移動する。
【0012】粘着テープ14を切断するカッターナイフ
22を保持しているナイフホルダー21は、図2および
図4に示されるように、スイングアーム19の先端に固
定されたナイフ移動シリンダ27に、先端部13の幅方
向に移動可能に支持されている。ナイフ移動シリンダ2
7は、図4(A)に示されるようなエアシリンダ、ある
いは図4(B)に示されるようなモータ28およびねじ
軸29により駆動されるものでもよい。
【0013】帯板の先端位置の検出を行う先端検出装置
23は、図2及び図5に示されるように、コイル11の
幅方向中央部の外周面に接触回転する2個のローラ5
1、52を備えた支持体53に支持された電磁石54を
帯板の幅方向の端部を吸引するように配置して備えてい
る。また、電磁石54のコイル回転方向の対向側には、
コイル11の外周面との距離を検出するギャップセンサ
55が配置されている。先端位置の検出に際しては、電
磁石54を作動させて厚さ0.18〜0.22mmの金
属帯板からなるコイル11の外周面に2〜5mm程度の
段差をつけるよう吸引作用を与えておき、コイル11を
クレードルロール15により回転させ、ギャップセンサ
55の検出値が急激に変化した時の位置を先端部13の
位置として検出信号を制御ユニット17に出力する。制
御ユニット17はこの検出信号に基づいて駆動モータ1
6を駆動制御する。このことから、クレードルロール1
5、駆動モータ16、先端検出装置23、及び制御ユニ
ット17の組み合わせはクレードルロール装置と呼ばれ
ても良い。
【0014】先端吸引装置24はコイル周面に対し離
間、接近可能に支持された電磁石24Aとコイル11の
幅方向中央に配置され、コイル11に当接するサポート
ロール24Bとから成っている。
【0015】次に、このように構成された本発明のコイ
ル端部固定テープ切断装置の動作を説明する。処理すべ
きコイル11をクレードルロール15上に載荷する。こ
の時、先端部13の位置(テープ位置)はコイル11の
周方向のどの位置でも良い。先端検出装置23をコイル
11上にセットし、コイル11を図1中矢印方向に回転
させるようにクレードルロール15を回転させる。ギャ
ップセンサ55の検出値の変化により先端部13の位置
が検出されると、その検出信号がクレードルロール15
の制御ユニット17に供給される。制御ユニット17
は、クレードルロール15の回転を制御して先端部13
がカッターナイフ22による切断位置に達するまでコイ
ル11を回転させ、その位置に停止するように制御す
る。すなわち、先端検出装置23に設けられているギャ
ップセンサ55とカッターナイフ22との間のコイル回
転角度θ(図1)はコイル外径に対応して決まっている
ので、ギャップセンサ55で先端部13の位置を検知し
た後、この角度量θだけコイル11をクレードルロール
15により回転させると先端部13の位置(テープ位
置)がカッターナイフ22の位置に達する。
【0016】次に、先端吸引装置24により先端部13
の幅方向の端部を吸引してコイル11の外表面との間に
隙間を形成し、この隙間にスウィングアーム19をスイ
ングさせてカッターナイフ22を挿入する。その後、ナ
イフ移動シリンダ27によりカッターナイフ22を先端
部13の幅方向に移動させ、その途中に位置する粘着テ
ープ14を切断する。
【0017】以上説明した本発明の実施例では帯板とし
て鋼製帯板のような磁性体が対象であったため吸引装置
として電磁石を用いたが、非磁性体であるアルミニウム
帯板や樹脂板などに対しては、周知の真空吸引装置を用
いれば良い。
【0018】尚、ガラス繊維強化ポリエステル性の粘着
テープに対するカッターナイフとしては、市販のカッタ
ーナイフを使用できる。ナイフ材質を考慮すれば、市販
のあらゆる粘着テープについて切断可能である。
【0019】また、粘着テープ14の切断状態の検出
は、カッターナイフ22が所定量移動したことをもって
行うようにしているが、粘着テープ14が切断されると
先端部13が弾性により自力で持ち上がるので、この持
ち上がった先端部13に当たるようにリミットスイッチ
を設けて検出すれば確実になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、帯板コイルが粘着テー
プでその端部を止められている場合、これを帯板コイル
処理ラインの入側において自動的に切断できるため、省
力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイル端部固定テープ切断装置の概略
構成を示す側面図である。
【図2】図1に示されるコイル端部固定テープ切断装置
の要部を示す一部拡大斜視図である。
【図3】図1に示されるコイル端部固定テープ切断装置
の要部を示す一部拡大上面図である。
【図4】図1に示されるコイル端部固定テープ切断装置
の要部を示す一部拡大側面図である。
【図5】図1に示されるコイル端部固定テープ切断装置
の要部を示す一部拡大側面図である。
【符号の説明】
11 金属帯板コイル 13 金属帯板の先端部 14 粘着テープ 15 クレードルロール 16 駆動モータ 17 制御ユニット 18 カッターヘッド 19 スイングアーム 21 ナイフホルダー 22 カッターナイフ 23 先端検出装置 24 先端吸引装置 25 昇降シリンダ 26 ガイドロッド 27 ナイフ移動シリンダ 28 モータ 29 ねじ軸 51、52 ローラ 53 支持体 54 電磁石 55 ギャップセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板がコイル状に巻回され、粘着テープ
    により前記帯板の先端部がコイル本体に固定されてなる
    帯板コイルをその中心軸の回りに回転させ、前記先端部
    を周方向の所定位置に停止させるクレードルロール装置
    と、前記先端部を吸引し前記コイル本体との間に隙間を
    形成する先端吸引装置と、この先端吸引装置により形成
    された前記間隙に挿入され、前記帯板の幅方向に移動し
    て、前記先端部を固定している粘着テープを切断するカ
    ッターヘッドとから成ることを特徴とするコイル端部固
    定テープ切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイル端部固定テープ切
    断装置において、前記帯板は磁性体による金属帯板であ
    り、前記粘着テープは前記帯板の幅方向の端部を除く部
    分を固定しており、前記先端吸引装置は前記帯板の幅方
    向の端部を吸引する電磁石で構成されることを特徴とす
    るコイル端部固定テープ切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコイル端部固定テープ切
    断装置において、前記帯板は非磁性体による帯板であ
    り、前記粘着テープは前記帯板の幅方向の端部を除く部
    分を固定しており、前記先端吸引装置は前記帯板の幅方
    向の端部を吸引する真空吸引装置で構成されることを特
    徴とするコイル端部固定テープ切断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコイル端部固定テープ切
    断装置において、前記クレードルロール装置は、前記帯
    板コイルを載荷してその中心軸の回りに回転させるクレ
    ードルロールと、このクレードルロールを回転駆動する
    駆動モータと、前記先端部を検出する先端検出器と、こ
    の先端検出器の出力により前記駆動モータを駆動制御す
    る制御ユニットとから成ることを特徴とするコイル端部
    固定テープ切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890805B1 (ko) * 2002-12-02 2009-03-30 주식회사 포스코 코일 외경 가변 끝단부 자동 필라멘트 테이핑장치
KR100905122B1 (ko) * 2003-03-24 2009-06-30 주식회사 포스코 테이프 끝단부 접음 장치
CN107799697A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 住友化学株式会社 隔膜卷绕体、隔膜卷绕体的制造方法以及标签检查方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890805B1 (ko) * 2002-12-02 2009-03-30 주식회사 포스코 코일 외경 가변 끝단부 자동 필라멘트 테이핑장치
KR100905122B1 (ko) * 2003-03-24 2009-06-30 주식회사 포스코 테이프 끝단부 접음 장치
CN107799697A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 住友化学株式会社 隔膜卷绕体、隔膜卷绕体的制造方法以及标签检查方法

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Effective date: 19980506