JPH0911815A - カウルサイドトリムとスカッフプレートの合わせ部構造 - Google Patents

カウルサイドトリムとスカッフプレートの合わせ部構造

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JPH0911815A
JPH0911815A JP18805295A JP18805295A JPH0911815A JP H0911815 A JPH0911815 A JP H0911815A JP 18805295 A JP18805295 A JP 18805295A JP 18805295 A JP18805295 A JP 18805295A JP H0911815 A JPH0911815 A JP H0911815A
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JP
Japan
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scuff plate
side trim
cowl
cowl side
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18805295A
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English (en)
Inventor
Shuichi Suzuki
修一 鈴木
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両におけるカウルサイドトリムとスカッフ
プレートとの合わせをしっかりし、スカッフプレートの
浮き上がりや隙間が生じないようにして外観上の見栄え
を良くする。 【構成】 フェンダインナパネル52に取付けられるカ
ウルサイドトリム12の下端に設けられる断面コ字形を
した係留溝部58に、ボディパネル34に取付けられる
スカッフプレート20の端縁を係留することにより、カ
ウルサイドトリム12とスカッフプレート10とが確実
に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バン型車などの車両の
カウルサイドトリムとスカッフプレートの合わせ部構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バン型車などの車両ではフェンダと乗降
口が近接して設けられており、乗降口下縁に取り付けら
れるスカッフプレートと、フェンダインナ部に取り付け
られるカウルサイドトリムの合わせ部は図9に示すよう
な構造が一般的である。すなわち、車両の乗降口下縁に
はフロアカーペット80の周縁を押さえるようにしてス
カッフプレート82が取り付けられ、一方フェンダイン
ナ部に取り付けられたカウルサイドトリム84に対して
は、上記スカッフプレート82の上方に起立する端縁が
カウルサイドトリム84に当接する構造とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスカッフプレートとカウルサイドトリムの合わせ部
構造では、スカッフプレートがフロアカーペットの弾性
力によって浮き上がりやすく、またこれらの部材の少し
の寸法誤差でもスカッフプレートとカウルサイドトリム
との間に隙間が生じて見栄えが悪くなるという問題があ
った。
【0004】本発明の目的とするところは、バン型車な
どの車両におけるスカッフプレートとカウルサイドトリ
ムの合わせをしっかりとし、スカッフプレートの浮き上
がりやスカッフプレートとカウルサイドトリムとの間の
隙間を防止し、車両の内装材としての見栄えを一層高め
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明に係るカウルサイドトリムとスカッフプレート
の合わせ部構造は、カウルサイドトリムの下端に断面コ
字形をした係留溝部が屈曲形成され、その係留溝部にス
カッフプレートの端縁が係留されていることを要旨とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明に係る車両用カウルサイドトリムとスカ
ッフプレートの合わせ部構造によれば、カウルサイドト
リムの係留溝部にスカッフプレートの端縁が係留されて
いる。したがってカウルサイドトリムとスカッフプレー
トの上下位置関係が確実に一定に保たれ、しかも両部材
に寸法誤差があってもスカッフプレートとカウルサイド
トリムとの間に隙間が生じたりすることが回避される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、車両におけるカウルサイド
トリムとスカッフプレートの合わせ部を示した外観斜視
図、図2は、その分解斜視図を示したものである。スカ
ッフプレート20およびカウルサイドトリム12はいず
れもプラスチック材料により射出成形されたもので、図
示されるようにスカッフプレート20は人が車両に乗り
降りするためのステップを覆うステップカバー10と一
体的に成形されている。そしてスカッフプレート20は
車両の乗降口下縁に固定的に取付けられ、カウルサイド
トリム12は車両のフェンダインナパネルに固定的に取
付けられている。
【0008】初めにステップカバー10と一体に成形さ
れたスカッフプレート20のボディパネルへの取付構造
について説明する。ステップカバー10は、滑り止め用
の凹凸条が多本数施された水平部14と、水平部14の
外側端縁を除く周縁に起立して設けられた垂直部18と
からなり、垂直部18の上端縁に沿って室内側へ水平に
延びるスカッフプレート20が一体に成形されている。
【0009】そしてスカッフプレート20の裏面(下側
面)には図3に示したように、クリップ部材22が装着
されるクリップ取付部24が間隔をおいて複数形成され
ている。このクリップ取付部24は、断面略コ字形の受
止板26と、その受止板26をその一側縁よりU字状に
切欠いて形成された係合溝28とからなるものである。
【0010】またここに用いられるクリップ部材22
は、前記クリップ取付部24の係合溝28に挿入される
頸部30にその係合溝28縁に当止される頭部32と、
ボディパネル34に穿設される係合孔36へ弾力的に挿
入される膨出部38とが一体的に形成される。
【0011】一方、ステップカバー10の水平部14の
裏面(外底面)にも図4に示したように、クリップ取付
部24が間隔をおいて複数形成されている。この水平部
14の外底面に形成されるクリップ取付部24も上述の
スカッフプレート20に設けられるクリップ取付部24
と構成が同じであるので、同一符号を付してその構成の
説明は割愛する。
【0012】そして、この一体成形されたスカッフプレ
ート20およびステップカバー10を車両の剛性ある断
面角形フレーム状のサイドシル33に結合されるボディ
パネル34、およびサイドシル33そのものに取付ける
に当たっては、クリップ部材22を各クリップ取付部2
4の係合溝28に横から挿入し、しかるのち、これらの
クリップ部材22の膨出部38をボディパネル34およ
びサイドシル33に穿設された係合孔36に差し込むこ
とにより、各クリップ部材22、22・・・がボディパ
ネル34、あるいはサイドシル33より抜脱できない状
態が保持され、スカッフプレート20およびステップカ
バー10はボディパネル34およびサイドシル33に固
定的に取付けられるものである。
【0013】尚、図3および図4において、ドアパネル
(ドアインナパネル39aおよびドアアウタパネル39
b)およびドアトリム39cが仮想線で示されているよ
うに、スカッフプレート20およびステップカバー10
は乗降口を開閉するドアの内側に設けられている。
【0014】次にカウルサイドトリム12のフェンダイ
ンナパネルへの取付構造について説明すると、このカウ
ルサイドトリム12は図5(a)(b)および図6に示
されるように、適宜部位にボルト止め孔42が設けられ
ると共に、このボルト止め孔42に連通して裏面側へボ
ルト止め筒44が延設して形成されている。
【0015】そしてここに用いられるボルト止めクリッ
プ部材46は、やはり合成樹脂製のものであって、前記
ボルト止め孔42に挿入されるボルト嵌合筒48の基端
側にそのボルト止め孔42縁に当止される頭部50を有
し、そのボルト嵌合筒48の開口端径は、フェンダイン
ナパネル52に植設されたスタッドボルト54に嵌合可
能なるように設計されている。
【0016】またこのカウルサイドトリム12には、図
7に示したように、裏面適宜箇所に前述のスカッフプレ
ートの場合と同様、複数のクリップ取付部56が形成さ
れる。この各クリップ取付部56の構成およびそこに用
いられるクリップ部材22の構成は、前述のスカッフプ
レートに用いられるクリップ取付部およびクリップ部材
と全く同じものであるから、やはりその詳細な説明は省
略する。
【0017】そしてこのカウルサイドトリム12をフェ
ンダインナパネル52に取付けるに当たっては、ボルト
止め孔42にボルト止めクリップ部材46を挿着し、そ
のボルト止めクリップ部材46の頭部50がボルト止め
孔42縁に当止された状態で、そのボルト止めクリップ
部材46のボルト嵌合筒48をフェンダインナパネル5
2に植設されたスタッドボルト56に嵌合させる。
【0018】またカウルサイドトリム12の裏面に形成
されるクリップ取付部56にはスカッフプレートの場合
と同様に、クリップ部材22を各クリップ取付部56の
係合溝28に横から挿入し、しかるのち、これらのクリ
ップ部材22の膨出部38をフェンダインナパネル52
に穿設された係合孔53に差し込むことにより各クリッ
プ部材22、22・・・がフェンダインナパネル52よ
り抜脱できない状態が保持され、カウルサイドトリム1
2はフェンダインナパネル52に固定的に取付けられる
ものである。
【0019】しかしてこのカウルサイドトリム12に
は、その下端縁に図2および図8に示されるように、ス
カッフプレート20の端縁が係留される断面逆コ字形を
した係留溝部58が延設して屈曲形成されている。
【0020】したがってスカッフプレート20をボディ
パネル34に取付けるに当たっては、予めカウルサイド
トリム12をフェンダインナパネル5に取り付けた後、
カウルサイド12の係留溝部58にスカッフプレート2
0の端縁を挿入し、この状態でスカッフプレート20お
よびこれと一体のステップカバー10をボディパネル3
4やサイドシル33に各クリップ部材22により取付け
ることになる。
【0021】かくしてこのように構成されたカウルサイ
ドトリムとスカッフプレート20の合わせ部構造によれ
ば、カウルサイドトリム12の下端縁に設けられる断面
逆コ字形の係留溝部58にスカッフプレート20の端縁
が係留されるので、スカッフプレート20が浮き上がる
ことが阻止される。
【0022】またスカッフプレート20の端縁はカウル
サイドトリム12の係留溝部58に挿入されて見えない
状態にあるため、その端縁が外観上むき出しとなって見
栄えを悪くしたり、あるいはスカッフプレート20とカ
ウルサイドトリム12との間に隙間が生じて見栄えが悪
いといったことも回避される。
【0023】本発明は上記実施例に何ら限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計
変更や改良が可能であることは勿論である。たとえば上
記実施例では、スカッフプレートとしてステップカバー
と一体に成形されたものを示したが、スカッフプレート
はステップカバーと別体であっても良い。
【0024】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、本
発明に係るカウルサイドトリムとスカッフプレートの合
わせ部構造によれば、カウルサイドトリムの下端に屈曲
形成された係留溝部にスカッフプレートの端縁を係留さ
せることにより、カウルサイドトリムとスカッフプレー
トとの位置決めが確実になされ、これによりスカッフプ
レートの浮き上がりが阻止されると共に、両者の端縁が
むき出しになったり、両者の隙間が生じたりといったこ
とも回避されて大変見栄えの良い外観が呈示されるもの
であるから、車両としての製品価値の向上に大いに寄与
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカウルサイドトリムと
スカッフプレートの合わせ部構造を示した外観斜視図で
ある。
【図2】図1に示したカウルサイドトリムとスカッフプ
レーの合わせ部構造の分解斜視図である。
【図3】図1に示したスカッフプレートのボディパネル
への取付状態を説明するための図で、図1のAーA線断
面図である。
【図4】同じく図1に示したスカッフプレートのボディ
パネルへの取付状態を説明するための図で、図1のB−
B線断面図である。
【図5】図1に示したカウルサイドトリムの外観斜視図
で、(a)は表面から見た図、(b)は裏面から見た図
である。
【図6】図1に示したカウルサイドトリムのフェンダイ
ンナパネルへの取付状態を説明するための図で、図5
(b)のC−C線断面図である。
【図7】同じく図1に示したカウルサイドトリムのフェ
ンダインナパネルへの取付状態を説明するための図で、
図5(b)のD−D線断面図である。
【図8】図1に示したカウルサイドトリムとスカッフプ
レートの合わせ部構造を説明するための図で、図1のE
ーE線断面図である。
【図9】従来一般に知られるカウルサイドトリムとスカ
ッフプレートの合わせ部の構成を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 ステップカバー 12 カウルサイドトリム 18 垂直部 20 スカッフプレート 22 クリップ部材 34 ボディパネル 46 ボルト止めクリップ部材 52 フェンダインナパネル 58 係留溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗降口下縁に取り付けられるスカ
    ッフプレートと、フェンダインナ部に取り付けられるカ
    ウルサイドトリムの合わせ部構造において、カウルサイ
    ドトリムの下端に断面コ字形をした係留溝部が屈曲形成
    され、その係留溝部にスカッフプレートの端縁が係留さ
    れていることを特徴とするカウルサイドトリムとスカッ
    フプレートの合わせ部構造。
JP18805295A 1995-06-30 1995-06-30 カウルサイドトリムとスカッフプレートの合わせ部構造 Pending JPH0911815A (ja)

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JP18805295A JPH0911815A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 カウルサイドトリムとスカッフプレートの合わせ部構造

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ID=16216852

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JP18805295A Pending JPH0911815A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 カウルサイドトリムとスカッフプレートの合わせ部構造

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JP (1) JPH0911815A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046036A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Daikyo Nishikawa Kk スカッフプレート取付構造
JP2014118037A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Daihatsu Motor Co Ltd カウルサイドトリムとスカッフプレートとの合わせ部の構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046036A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Daikyo Nishikawa Kk スカッフプレート取付構造
JP2014118037A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Daihatsu Motor Co Ltd カウルサイドトリムとスカッフプレートとの合わせ部の構造

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