JPH09116944A - 通信システム及び当該システムに適用される受信機 - Google Patents

通信システム及び当該システムに適用される受信機

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JPH09116944A
JPH09116944A JP7297841A JP29784195A JPH09116944A JP H09116944 A JPH09116944 A JP H09116944A JP 7297841 A JP7297841 A JP 7297841A JP 29784195 A JP29784195 A JP 29784195A JP H09116944 A JPH09116944 A JP H09116944A
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JP
Japan
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data
vector
reception
control
pager
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Application number
JP7297841A
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Inventor
Hiroshi Takahashi
央 高橋
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばフレックス方式において、ページャー
に割り当てるアドレスの有効利用を図った上でシステム
運用上支障無くデュアルコール等の受信及び報知制御サ
ービスを実現することを課題とする。 【解決手段】 センター3は、各ページャー5…につい
てベクトルタイプ(受信及び報知制御の種類)と呼出番
号とを一対一対応させて記憶しており、プッシュホン1
から呼出番号を入力した際に、その呼出番号に対応した
ベクトルタイプを送信データに含めて送信し、ページャ
ー5は、受信した送信データからベクトルタイプを読み
出しそのベクトルタイプに対応した受信及び報知制御を
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、無線呼出
し(以下にページングと称する)システムにおいてFL
EX−TD(以下にフレックスと称する)方式を採用し
てデュアルコールに相当する受信及び報知制御を行う通
信システム及び当該システムに適用される受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、ページングサービスには、NTT
方式とPOCSAG方式とが標準方式として採用されて
いる。
【0003】例えば、POCSAG方式では、変調方式
に2値FSK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変
調)が採用され、伝送速度は512bps(ビット/
秒)と規定されている。ページングの際には、この伝送
速度の規定に従って、無線信号に変調されたディジタル
データを送信することによってメッセージをやり取りす
るサービスが実施される。
【0004】このPOCSAG方式を採用した通信シス
テムには、アドレスデータ内のファンクションコード
(2ビット情報)を用いて所望の報知音(呼出音)でひ
とつのページャーを呼び出すデュアルコールサービスが
付加されている。このデュアルコールサービスを利用す
る場合、発信元端末では、所望の報知音に対応した呼出
番号がアドレスデータ内のファンクションコードによっ
て設定され、このアドレスデータとメッセージとが相手
先ページャーに発信される。相手先ページャーでは、ア
ドレスデータが受信された際に、そのアドレスデータ内
のファンクションコード(2ビット情報)に対応する報
知音が発生する。そして、相手先ページャーの利用者
は、報知音の音種からどの呼出番号で呼び出されたかを
知ることができる。
【0005】また、最近の急激な需要の増加や機能の拡
張に伴って、サービスも高度にする必要があり、その結
果、次期標準方式として、フレックス方式という高度ペ
ージング方式の導入が決定している。
【0006】ここで、フレックス方式について簡単に説
明する。フレックス方式に採用されるデータ構成を図1
7に示す。図17において、70はデータ構成、71は
サイクル構成、そして、72はフレーム構成を示してい
る。データ構成70は、“0”から“14”までの番号
が付けられた15サイクルよりなり、これは1時間に送
信されるサイクルを示す。サイクル構成71は、“0”
から“127”までの番号が付けられた128フレーム
よりなり、これは4分間に送信されるフレームを示す。
一フレームは1.875秒であり、1分間に42フレー
ムのデータが送信される。フレーム構成72は、一フレ
ーム分のデータをそのデータ内容に応じて8つに区分さ
れている。
【0007】上記フレーム構成72は、同期部72A、
フレーム情報72B、同期部72C、ブロック情報72
D、アドレスフィールド72E、ベクトルフィールド7
2F、メッセージフィールド72G、及びアイドルフィ
ールド72Hより構成される。
【0008】同期部72Aは、2値FSK変調された1
600bpsの112ビットから構成され、フレームタ
イプ(変調方式及び伝送速度)が、 2値FSK方式/1600bps 2値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/6400bps の内の何れであるかを規定する規定情報である。
【0009】フレーム情報72Bは、2値FSK変調さ
れた1600bpsの42ビットから構成され、フレー
ム構成71中のフレーム番号、データ構成70中のサイ
クル番号、複数回送信表示、及びその送信回数を規定す
る情報である。同期部72Cは、同期部72Aで規定さ
れたフレームタイプのタイミング情報である。
【0010】72D〜72Gの各フィールド及びアイド
ルブロックHは、上記同期部72Aで規定されたフレー
ムタイプで送信される情報である。ブロック情報72D
は、後述のアドレスフィールド72E及びベクトルフィ
ールド72Fの起点となるワード番号等の情報を格納す
るブロックであり、アドレスフィールド72Eは、ペー
ジング先の認識番号であるアドレスコードを規定するフ
ィールドである。ベクトルフィールド72Fは、アドレ
スフィールドと対をなし後述のメッセージフィールド7
2Gの起点となるワード番号、ワード数等の情報を規定
するフィールドであり、メッセージフィールド72G
は、ベクトルフィールド72Fで規定された内容に応じ
たメッセージデータを格納するフィールドである。そし
て、アイドルブロック72Hは、未使用ブロックであ
り、ここには“1”又は“0”のパターンがセットされ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したフ
レックス方式を採用した通信システムは、デュアルコー
ルを指定するためのファンクションコードを設定するフ
ォーマットがデータ構成70に存在しないので、POC
SAG方式を採用した通信システムのようにデュアルコ
ールを行うことは不可能であった。そこで、フレックス
方式でもデュアルコールに相当するサービスを提供する
ためには、一台のページャーに対して複数の呼出番号を
ページャーサービス会社に登録しなければならず、一
方、ページャー側ではID−ROMに各呼出番号に対応
させて異なるアドレスデータを記憶させる必要が生じ
る。
【0012】従って、システム運用上、各ページャー固
有のアドレスやグループコールに使用するアドレス以外
のアドレス数が激増することから、アドレス数が不足す
る等してアドレスの有効利用が図れなかったり、ページ
ャー側においてID−ROMにデュアルコールの種類に
応じたアドレスデータが複数記憶されることから、デュ
アルコール時のデータ処理が複雑化する等の問題や、こ
の問題を解消するために通信システムを変更すると、シ
ステム運用上支障を来すという恐れがあるという問題が
ある。
【0013】本発明は、上述した従来例による問題を解
消するためになされたものであり、例えばフレックス方
式において、各受信機(ページャー)に割り当てるアド
レスの有効利用を図った上でシステム運用上支障なくデ
ュアルコール等の受信及び報知サービスを実現すること
が可能な通信システム及び当該システムに適用される受
信機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る通信システムは、無線信号を受信する複数の受信機
と、前記複数の受信機に対して識別信号と制御信号とを
含む無線信号を送信し、前記識別信号に従って前記各受
信機に着信を識別させると共に前記制御信号に従って受
信及び報知制御を行わせる送信局とを備え、前記送信局
は、前記各受信機の複数種の受信及び報知制御と複数種
の制御信号とを一対一対応させて記憶する第1の記憶手
段と、前記第1の記憶手段に記憶された複数種の制御信
号から一種の制御信号を指定してなる無線信号を送信す
る送信手段とを有し、前記各受信機は、前記複数種の制
御信号と複数種の受信及び報知制御情報とを一対一対応
させて記憶する第2の記憶手段と、前記送信手段の送信
により受け取った無線信号の前記指定された一種の制御
信号に対応する報知制御情報を前記第2の記憶手段に記
憶された複数種の受信及び報知制御情報から判別し、該
判別された受信及び報知制御情報に基づいて受信及び報
知制御を行う受信及び報知制御手段とを有したことを特
徴とする。
【0015】以上によれば、送信局において、第1の記
憶手段は、各受信機の複数種の受信及び報知制御と複数
種の制御信号とを一対一対応させて記憶し、送信手段
は、第1の記憶手段に記憶された複数種の制御信号から
一種の制御信号を指定してなる無線信号を送信し、各受
信機において、第2の記憶手段は、複数種の制御信号と
複数種の受信及び報知制御情報とを一対一対応させて記
憶し、受信及び報知制御手段は、送信手段の送信により
受け取った無線信号の指定された一種の制御信号に対応
する報知制御情報を第2の記憶手段に記憶された複数種
の受信及び報知制御情報から判別し、この判別された受
信及び報知制御情報に基づいて受信及び報知制御を行う
ものである。
【0016】従って、送信局が受信機に対して無線信号
中の制御信号を用いて所望の受信及び報知制御を指定す
るようにしたので、フレックス方式等において、各受信
機に割り当てるアドレスの有効利用を図った上でシステ
ム運用上支障なくデュアルコール等の受信及び報知サー
ビスを実現することが可能である。
【0017】請求項2記載の発明に係る通信システム
は、請求項1記載の発明において、前記制御信号はフラ
グ情報であることを特徴とする。
【0018】以上によれば、送信局が受信機に対して無
線信号中のフラグ情報を用いて所望の受信及び報知制御
を指定するようにしたので、フレックス方式等におい
て、各受信機に割り当てるアドレスの有効利用を図った
上でシステム運用上支障なくデュアルコール等の受信及
び報知サービスを実現することが可能である。
【0019】請求項3記載の発明に係る通信システムに
適用される受信機は、無線信号を受信する複数の受信機
と、前記複数の受信機に対して識別信号と複数種の制御
信号の中から指定された一種の制御信号とを含む無線信
号を送信し、前記識別信号に従って前記各受信機に着信
を識別させると共に前記制御信号に従って受信及び報知
制御を行わせる送信局とを備えた通信システムに適用さ
れる受信機であって、前記複数種の制御信号と複数種の
報知制御情報とを一対一対応させて記憶する記憶手段
と、前記送信局から受け取った無線信号の前記指定され
た一種の制御信号に対応する報知制御情報を前記記憶手
段に記憶された複数種の報知制御情報から判別し、該判
別された報知制御情報に基づいて受信及び報知制御を行
う受信及び報知手段とを有したことを特徴とする。
【0020】以上によれば、記憶手段は、複数種の制御
信号と複数種の報知制御情報とを一対一対応させて記憶
し、受信及び報知制御手段は、送信局から受け取った無
線信号の指定された一種の制御信号に対応する報知制御
情報を記憶手段に記憶された複数種の報知制御情報から
判別し、この判別された報知制御情報に基づいて受信及
び報知制御を行うものである。
【0021】従って、送信局から受け取った制御信号に
従って受信及び報知制御を行うようにしたので、フレッ
クス方式等において、受信及び報知制御を指定する際
に、アドレスは呼出番号の数に関係なくひとつで済み、
これによって、各受信機に割り当てられるアドレスの有
効利用を図り且つデータ処理を簡略化した上でシステム
運用上支障なくデュアルコール等の受信及び報知サービ
スを実現することが可能である。
【0022】請求項4記載の発明に係る通信システムに
適用される受信機は、請求項3記載の発明において、前
記制御信号はフラグ情報であることを特徴とする。
【0023】以上によれば、送信局から受け取ったフラ
グ情報に従って受信及び報知制御を行うようにしたの
で、フレックス方式等において、受信及び報知制御を指
定する際に、アドレスは呼出番号の数に関係なくひとつ
で済み、これによって、各受信機に割り当てられるアド
レスの有効利用を図り且つデータ処理を簡略化した上で
システム運用上支障なくデュアルコール等の受信及び報
知サービスを実現することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以
下に説明する第1〜第3の実施の形態では、フレックス
方式に従い、図17に示したデータ構成70が採用され
る。
【0025】(第1の実施の形態)図1は本発明に係る
通信システムの一実施の形態を示す構成図であり、同図
に示した通信システムは、例えば、プッシュホン1…、
公衆回線網2、センター3、送信基地局4、及びページ
ャー5…より構成されている。
【0026】以上の構成において、プッシュホン1…
は、公衆回線網2に接続された端末機器であり、呼出し
対象のページャーに対するメッセージ送信の依頼をセン
ター3に要求することができる。公衆回線網2は、各プ
ッシュホン1…及びセンター3に接続されており、各プ
ッシュホン1…からの呼出し要求をセンター3に送出す
る。
【0027】センター3は、公衆回線網2と送信基地局
4とに接続された中央基地局であり、公衆回線網2から
受け取った呼出し要求に応じて送信基地局4に呼出し対
象であるページャーの呼出しを指示する。送信基地局4
は、アンテナを具備しており、センター3からの指示に
従って各ページャー5…に対しデータを無線にて送信す
る。各ページャー5…は、それぞれ自己に固有のアドレ
スコードが与えられた無線通信端末であり、送信基地局
4から送信された送信データ(無線信号)に基づいて受
信及び報知処理(メッセージ表示等)を実行する。
【0028】ここで、送信データについて説明する。図
2は本通信システムで使用される送信データのフォーマ
ットの一例を示す図であり、図3はベクトルタイプを表
形式で説明する図である。
【0029】図2には、フレーム構成72の一データフ
ォーマット100が示されている。このデータフォーマ
ット100では、アドレスフィールド72Eの起点(ワ
ード番号)及びベクトルフィールド72Fの起点がブロ
ック情報72Dに設定されている。このデータフォーマ
ット100は2つのページャー5(アドレス#1),5
(アドレス#2)を呼出す場合の一例を示している。
【0030】例えば、第1のページャー5(#1)の場
合には、メッセージと共に受信及び報知制御を指定する
後述のベクトルタイプを送信するため、図17で示した
アドレスフィールド72E、ベクトルフィールド72
F、及びメッセージフィールド72Gに各データが設定
される。すなわち、ベクトルフィールド72Fに設定さ
れるベクトルデータ(#1)は、アドレスフィールド7
2Eに設定されたアドレスデータ(#1)と対応してお
り、関連するメッセージワードの起点のワード番号、同
フレーム中のメッセージの長さ(ワード数)、及びその
フレームにおける関連メッセージのタイプを示すと共
に、後述のベクトルタイプを示すものである。また第2
のページャー5(#2)の場合には、メッセージはなく
ベクトルタイプを送信するため、メッセージフィールド
72Gにメッセージは設定されずアドレスデータ及びベ
クトルデータがそれぞれメッセージフィールド72E、
ベクトルフィールド72Fに設定される。ベクトルタイ
プとは、図3に示した如く、3ビット(V2,V1,V0)のフ
ラグ情報(制御信号)よりなり、8種類存在する。受信
及び報知制御を指定する処理では、標準数字ベクトル
(フラグ情報“011”)と特別フォーマット数字ベク
トル(フラグ情報“100”)が使用される。また、受
信及び報知制御では、データフォーマット100の如
く、メッセージ付きの送信データ(#1)がメッセージ
無しの送信データ(#2)よりも時系列的に前に設定さ
れる。
【0031】図3に示したVCMは後述するページャー
5のROM66に格納されたベクトル制御プログラムを
表形式で示したものである。このベクトル制御プログラ
ムメモリVCMには、フラグ情報“000”〜“11
1”(3ビット)までの8つのベクトルタイプが示され
ている。例えば、図2に示したデータフォーマット10
0において、ベクトルフィールド72Fにフラグ情報
“011”が設定された場合には、そのベクトルタイプ
は標準数字ベクトル(名称)となって、呼出対象のペー
ジャー5において予め決められたアラームAで受信及び
報知制御が実行され、このフラグ情報“011”はメッ
セージが数字であることも知らせる。また、フラグ情報
“100”が設定された場合には、そのベクトルタイプ
は特別フォーマット数字ベクトル(名称)となって、呼
出対象のページャー5においてベクトル制御プログラム
メモリVCMに指定された報知音(予め決められたアラ
ームB)で受信及び報知制御が実行され、ページャー5
のID−ROM54(後述する図6参照)で指定された
フォーマットにメッセージを変換することも知らされ
る。
【0032】次に、センター1について詳述する。図4
はセンター1の内部構成の一例を示すブロック図であ
り、図5は後述の加入者メモリ304のメモリ構成を示
す図である。図4に示されるセンター1は、例えば、入
出力回路301、切換部302、呼出番号照合部30
3、加入者メモリ304、音声応答回路305、制御部
306、メッセージレジスタ307、ベクトルレジスタ
308、アドレスレジスタ309、送信信号処理部31
0、及びブロック情報記憶用メモリ311を備えてい
る。
【0033】入出力回路301は、公衆回線網2に接続
され、その公衆回線網2に接続されているプッシュフォ
ン1から呼出対象となるページャー5の呼出番号及びメ
ッセージ情報を入力すると共に、音声応答回路305か
らの音声メッセージをプッシュホン1に対して応答(出
力)する機能を有している。切換部302は、入出力回
路301に接続され、制御部306の切換制御によっ
て、入力データの内、呼出番号を呼出番号照合部303
に、メッセージ情報を制御部306に、それぞれ出力す
る回路である。
【0034】呼出番号照合部303は、切換部302よ
り入力された呼出番号と予め加入者メモリ304に登録
されている呼出番号とを比較して一致したか否かを判定
する機能を有している。加入者メモリ304は、図5に
示した如く、呼出番号と、呼出対象となるページャー5
のID、すなわちアドレスデータ(21ビット)及び図
3に示したベクトル制御プログラムメモリVCMに従っ
たベクトルタイプ(3ビット)とを契約加入者毎に関連
付けて記憶する記憶媒体であり、これは制御部306に
よって読み出し制御される。この第1の実施の形態で
は、一アドレスデータに対して2つの呼出番号が対応し
て記憶されている。例えば、ページャー5(#A)には
2つの呼出番号“00−0000−00”,“11−1
111−11”が対応して、これら呼出番号にそれぞれ
ベクトルタイプすなわちフラグ情報“011”,“10
0”が対応する。
【0035】したがって、ページャー5(#A)に対し
て呼出番号“00−0000−0000”に対応した受
信及び報知制御を行う場合には、送信データのベクトル
フィールド72Fにフラグ情報“011”よりなるベク
トルタイプデータを設定すればよい。このフラグ情報
“011”は標準数字ベクトル(図3のベクトル制御プ
ログラムメモリVCM参照)のタイプを示しており、呼
出対象のページャー5(#A)においてアラームAで呼
出す報知制御及びメッセージを数字処理する受信制御を
指示することができる。また、ページャー5(#A)に
対して呼出番号“11−1111−1111”に対応し
た受信及び報知制御を行う場合には、送信データのベク
トルフィールド72Fにフラグ情報“100”よりなる
ベクトルタイプを設定すればよい。このフラグ情報“1
00”は特別フォーマット数字ベクトル(図3のベクト
ル制御プログラムメモリVCM参照)のタイプを示して
おり、呼出対象のページャー5(#A)においてアラー
ムB(報知音)で呼出す報知制御とともにID−ROM
で指定されたフォーマットにメッセージを変換する受信
制御を指示することができる。図5において、他のペー
ジャー5,5(#B,#C)についても一アドレスデー
タに対応させて2種の呼出番号を用意しており、これら
呼出番号にそれぞれ標準数字ベクトル(フラグ情報“0
11”)、特別フォーマット数字ベクトル(フラグ情報
“100”)を一対一対応させている。
【0036】制御部306は、センター3全体の動作を
制御すると共に、各プッシュホン1…からのページャー
呼び出し要求に応じてページャー5を呼び出す際の受信
及び報知制御をフレーム情報に設定する等、一連のペー
ジング処理を制御する機能を有している。
【0037】音声応答回路305は、入出力回路301
に接続され、制御部306の制御に従って音声メッセー
ジを生成する回路であり、入出力回路301を介して発
呼者(プッシュホン1)に音声でメッセージを応答する
機能を有している。メッセージレジスタ307は、制御
部306よりページャー5に対して発信するメッセージ
データを受け取り格納すると共に、その情報を送信信号
処理部310に出力する構成を有しており、例えば4ビ
ット単位の数値コード(数字データ)で構成されるメッ
セージデータを格納できる記憶容量をもっている。この
メッセージレジスタ307に格納されたメッセージデー
タはフレーム構成72のメッセージフィールド72Gに
設定されるデータである。
【0038】ベクトルレジスタ308は、制御部306
によりベクトルデータを格納すると共に、そのベクトル
データを送信信号処理部20に出力する構成を有してい
る。このベクトルレジスタ308に格納されるベクトル
データは、上記フレーム構成72のベクトルフィールド
72Fに設定されるデータであり、ここに含まれるベク
トルタイプデータは加入者メモリ304(図5参照)を
参照して得られる。アドレスレジスタ309は、制御部
306より呼び出すページャーを識別するIDデータで
あるアドレスデータ及びフレームデータや、応答を指示
するコマンドデータ等の情報を受け取り格納すると共
に、その情報を送信信号処理部20に出力する構成を有
している。このアドレスレジスタ309に格納されたア
ドレスデータ及びフレームデータはそれぞれ上記フレー
ム構成72のアドレスフィールド72E、フレーム情報
72Bに設定されるデータである。
【0039】送信信号処理部310は、メッセージレジ
スタ307、ベクトルレジスタ308及びアドレスレジ
スタ309に接続され、メッセージデータ、ベクトルデ
ータ、アドレスデータ及びフレームデータ等の情報を取
り出し前述のデータフォーマット100の如く所定のデ
ータ形式に変換して送信データを形成すると共に、制御
部306の制御に従って送信データを送信基地局4に出
力する機能を有している。なお、送信基地局4はで、送
信信号処理部310で形成された送信データを受け取り
変調して不図示のアンテナより各ページャー5…に無線
出力する処理が実行される。
【0040】ブロック情報記憶用メモリ311は、制御
部306によりフレーム構成72のブロック情報72D
を設定するためのブロック情報を読み書きする記憶媒体
であり、アドレスフィールド72E及びベクトルフィー
ルド72Fの起点となるワード番号等の情報が格納され
る。
【0041】次に、ページャー5について詳述する。図
6はページャー5の内部構成を示すブロック図であり、
同図に示したページャー5は、例えば、アンテナ51、
RF受信部52、デコーダー部53、ID−ROM5
4、CPU55、キー入力部56、LEDドライバ5
7、LED58、スピーカドライバ59、スピーカ6
0、バイブレータードライバ61、バイブレーター6
2、表示バッファ63、表示部64、RAM65、及び
ROM66より構成されている。
【0042】アンテナ51は、送信基地局4から無線で
送信される変調波(アドレスデータ、メッセージデータ
等)を受信してRF受信部52に出力する受信装置であ
り、RF受信部53は、デコーダー部53の制御に従っ
て、IDデータの内フレームデータで設定された自己フ
レームのタイムスロットで間欠駆動し、アンテナ51に
受信された信号を検波、復調して、デコーダ部53に出
力する機能を有している。ID−ROM54は、ページ
ャー5に設定されたアドレスデータ及び間欠受信タイミ
ングを示すフレームデータ、ベクトルタイプが特別フォ
ーマット数字ベクトル(フラグ情報“100”)の際に
指定するメッセージのフォーマット等の情報を登録する
メモリである。デコーダー部53は、RF受信部52よ
り入力したアドレスデータと、ID−ROM54に登録
されたアドレスデータとを照合して、一致の際には、C
PU55に一致信号を出力して、その受信動作をRF受
信部52に対して継続させるように制御する機能を有し
ている。
【0043】キー入力部56は、モード指定キー、セレ
クトキー、セットキー、カーソルキー、電源スイッチ等
を具備した操作入力装置であり、各種操作に伴う信号を
CPU55に出力する。LEDドライバ57はCPU5
5により制御され、着信時にLED55を点灯表示駆動
させるものであり、LED58はLEDドライバ57の
駆動に従って着信を報知する点灯表示を行うものであ
る。スピーカードライバ59は、CPU55により制御
され、後述の報知制御プログラムメモリACMに従って
アラームA又はB(設定報知音)の信号を作成するもの
であり、スピーカー60は、スピーカードライバ59で
作成された信号に基づいて着信を報知する呼出音である
報知音を発生するものである。バイブレータードライバ
61は、CPU55により制御され、着信時にバイブレ
ーター62を振動駆動させるものであり、バイブレータ
ー62はバイブレータードライバ61の駆動に従って着
信を報知する振動を発生するものである。
【0044】表示バッファ63はCPU55から出力さ
れた受信メッセージ等の表示データを格納して表示部6
4に出力するものである。表示部64は、表示バッファ
63から表示データを受け取って各キー操作に応じた文
字や図形等の画像を表示すると共に、カーソルキーの操
作に応じて移動させるカーソルを表示する機能を有して
いる。RAM65は、CPU55が動作する際のワーク
エリアや、受信メッセージ情報等を格納するエリアを有
している。ROM66は、CPU55が動作するための
各種プログラムを格納していると共に、キャラクタコー
ドに基づいて表示データ(キャラクタイメージ)を生成
するためのキャラクタジェネレータROM部を具備して
いる。
【0045】ここで、ROM66について詳述する。図
7はROM66のメモリマップを示す図であり、図8は
ROM66の報知制御プログラムメモリACMのメモリ
構成を示す図である。
【0046】ROM66は、図7に示した如く、ページ
ャー5のメッセージ送受信、メッセージ作成、メッセー
ジ表示等の動作手順(制御プログラム)を格納した制御
プログラムメモリCMと、受信及び報知制御の動作手順
(報知制御プログラム)を格納した報知制御プログラム
メモリACMとから構成される。制御プログラムメモリ
CMには、ベクトル制御プログラムメモリVCMが含ま
れており、このベクトル制御プログラムメモリVCMの
詳細は前述した図3の通りである。また、報知制御プロ
グラムメモリACMには、図8に示した如く、ベクトル
タイプを示す制御信号すなわちベクトルタイプデータ
(フラグ情報)に対応させて予め報知音が記憶されてい
る。例えば、ベクトルタイプデータ“011”(標準数
字ベクトル)には設定報知音としてアラームAが対応
し、ベクトルタイプデータ“100”(特別フォーマッ
ト数字ベクトル)には設定報知音としてアラームBが対
応している。したがって、報知制御プログラムメモリA
CMにおいては、ベクトルフィールド72Fに設定され
たベクトルタイプデータが例えば“011”のフラグ状
態であれば、報知音としてアラームAを設定することに
なる。
【0047】次に、動作について説明する。図9はセン
ター3側の送信処理を説明するフローチャートであり、
図10はページャー5側の受信処理を説明するフローチ
ャートである。まず、センター3側の送信動作から説明
する。プッシュホン1においてページャー5の呼出番号
のデータ入力操作がなされると、その呼出番号データは
公衆回線網2を介してセンター3の入出力回路301に
入力される(ステップS1)。その際、切換部302は
制御部306の制御で呼出番号照合部303に出力を切
換える。この切換部302の切換えに従い、入力された
呼出番号データは呼出番号照合部303に出力され、そ
こで加入者メモリ304に登録されている呼出番号と照
合され、入力された呼出番号が登録されているか否か判
定される(ステップS2)。この判定の結果、入力され
た呼出番号の登録が確認されると、プッシュホン1の発
信者に対してメッセージ入力をガイダンスするため、音
声応答回路305より音声メッセージ(音声信号)が生
成され、これが入出力回路301及び公衆回線網2を介
してプッシュホン1に送出される(ステップS3)。
【0048】プッシュホン1では、この音声メッセージ
に従ってメッセージの入力操作が行われる。この入力操
作に応じてセンター3にメッセージデータが公衆回線網
2を介して入出力回路301に入力され、この場合には
切換部302の出力が制御部306となる(ステップS
4)。制御部306は、メッセージデータを入力する
と、その入力メッセージデータに基づいてメッセージの
文字数をカウントする(ステップS5)。なお、上記ス
テップS4及びS5において、メッセージ入力が無い場
合には、メッセージ入力無しとして、処理はステップS
5に移行する。
【0049】この第1の実施の形態では、ページャー5
の呼出番号にベクトルデータすなわちベクトルタイプデ
ータが予め対応付けられており、このベクトルタイプデ
ータは加入者メモリ304を参照することによって取得
できる。例えば、このページング動作が、ページャー5
(#A)に対するものであり、ステップS1において入
力された呼出番号が“00−0000−00”であれ
ば、ベクトルタイプデータに“011”のフラグ情報が
該当する。この場合には、処理はステップS8に移行
し、そこでステップS4でメッセージ入力があればその
メッセージデータがメッセージレジスタ307に出力さ
れ、呼出番号に対応したベクトルデータ“011”はベ
クトルレジスタ308に出力され、呼出対象であるペー
ジャー5のアドレスデータ(#A)がアドレスレジスタ
309に出力される。なお、図2の例では、ページャー
5(#2)の場合、メッセージ入力がないことを想定し
ており、メッセージフィールド72Gにページャー5
(#2)対応のメッセージデータは存在せず、アドレス
フィールド72E、ベクトルフィールド72Fにおいて
他のアドレス(ページャー)のデータの後に設定される
ものとなる。
【0050】又、ステップS1において入力された呼出
番号が“11−1111−11”であれば、ベクトルタ
イプデータに“100”のフラグ情報が該当する。この
場合には、処理はステップS7に移行し、そこでステッ
プS4でメッセージ入力があればそのメッセージデータ
がメッセージレジスタ307に出力され、呼出番号に対
応したベクトルデータ“100”はベクトルレジスタ3
08に出力され、呼出対象であるページャー5のアドレ
スデータ(#A)がアドレスレジスタ309に出力され
る。
【0051】このように、メッセージレジスタ307、
ベクトルレジスタ308、アドレスレジスタ309に各
データが格納されると、送信信号処理部310は各デー
タに基づいてデータフォーマット100の如く送信デー
タを作成し(図2参照)、送信基地局4に出力する。
【0052】続いて、ページャー5側の受信動作につい
て説明する。上述したようにセンター3からページャー
5(#A)に送信データが送られた場合、ページャー5
(#A)は、アンテナ51及びRF受信部52によって
送信データを受信する。この受信された送信データは、
前述した如く、フレーム構成72に基づくものであり、
アドレスデータ及びベクトルデータを含み、プッシュホ
ン1によりメッセージ入力があればメッセージデータも
含まれて受信される(ステップS11)。
【0053】この受信処理では、ID−ROM54に格
納されたページャー5(#A)固有のアドレスデータ
と、受信したフレーム構成72中のアドレスフィールド
72Eに設定されているアドレスデータとが照合され、
一致した場合にのみステップS12以降のメッセージ表
示や受信及び報知制御に処理が移行する。
【0054】このように、アドレスデータの一致が得ら
れると、処理はさらにステップS12に移行して、そこ
でベクトルフィールド72Fに設定されたベクトルデー
タで指定されたワード数のメッセージデータをメッセー
ジフィールド72Gより取り出し、RAM65に格納す
る。このベクトルデータには、3ビットのビット情報よ
りなるベクトルタイプデータが含まれており、ROM6
6のベクトル制御プログラムメモリVCMに従ってベク
トルタイプデータに基づくベクトルタイプの判別が行わ
れ、その判別されたベクトルタイプに応じて報知制御プ
ログラムメモリACMに基づく受信及び報知制御が実行
される(ステップS13)。その際、ベクトルタイプが
特別フォーマット数字ベクトル(フラグ情報“10
0”)であると判別された場合には、メッセージデータ
は予めID−ROM54で指定される特別フォーマット
(特別フォーマットのマークを表示する)に変換され
(ステップS14)、スピーカ60よりアラームBで報
知音を発生すると共に、ベクトルフィールド72Fに設
定されたメッセージのワード数に従ってメッセージフィ
ールド72Gよりメッセージデータを取り出し、キャラ
クター生成してメッセージを表示する処理が実行される
(ステップ15)。
【0055】また、上記ステップS13においてベクト
ルタイプが標準数字ベクトル(フラグ情報“011”)
であると判別された場合には、処理はステップS16に
移行し、そこでスピーカ60よりアラームAで報知音を
発生すると共に、上述と同様にメッセージを表示する処
理が実行される。なお、アラームAもしくはBの発生時
にLED58を同時に点灯表示駆動させて報知するもの
とする。
【0056】なお、ページャー5(#B)については、
メッセージ不在のため、受信及び報知制御のみ実行され
る。
【0057】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、センター3がページャー5に対して送信データ中
のベクトルデータにベクトルタイプ(フラグ情報)を設
定して所望の受信及び報知制御を指定するようにしたの
で、フレックス方式等において、各ページャー5…に割
り当てるアドレスの有効利用を図った上でシステム運用
上支障なくデュアルコール等の受信及び報知サービスを
実現することが可能である。
【0058】また、ページャー5において、センター3
から受け取ったベクトルデータが示すベクトルタイプ
(フラグ情報)に従って発信者の所望する受信及び報知
制御を行うようにしたので、フレックス方式等におい
て、受信及び報知制御を指定するアドレスデータは呼出
番号の数に関係なくひとつで済み、これによって、各ペ
ージャー5…に割り当てられるアドレスの有効利用を図
り且つデータ処理を簡略化した上でシステム運用上支障
なくデュアルコール等の受信及び報知サービスを実現す
ることが可能である。そして、ページャー5の所有者
は、ベクトルタイプに応じたアラーム(報知音)によっ
てどこからの着信かを容易に認識することができる。
【0059】なお、センター3において、ページャー5
(#A)に対する呼出番号が第1の呼出番号“00−0
000−0000”か、第2の呼出番号“11−111
1−11”かを判別し、その判別結果に基づいてベクト
ルタイプデータ“011”或いは“100”を直接ベク
トルレジスタ308にセットする構成にしてもよく、こ
の場合にはベクトルタイプデータを加入者メモリ304
に記憶させなくてもよい。
【0060】(第2の実施の形態)以下に説明する第2
の実施の形態は、上述した第1の実施の形態と同様に、
一ページャーを予め用意された複数の呼出番号の内のど
の呼出番号で呼出す際にも一アドレスを用いるだけでよ
く、その呼出番号に応じた受信及び報知制御をベクトル
タイプデータ(フラグ情報)で指定するものであり、こ
こでは受信及び報知制御の指定する際に、特別フォーマ
ット数字ベクトル(フラグ情報“100”)に代わり番
号付き数字ベクトル(フラグ情報“111”)のタイプ
を採用する。なお、全体のシステム構成、センター3の
構成及びページャー5の構成は、前述の図1、図4、及
び図6に従うものとし、個々の説明は省略し、相違する
部分について説明する。その説明上、符号は図1、図4
及び図6で使用した符号と同様の符号を使用する。
【0061】図11は第2の実施の形態における加入者
メモリのメモリ構成を示す図であり、同図において、1
304は加入者メモリを示している。図12は第2の実
施の形態における報知制御プログラムメモリのメモリ構
成を示す図であり、同図において、ACMMは報知制御
プログラムメモリを示している。
【0062】図11に示した加入者メモリ1304に
は、アドレスデータ(21ビット)に対応させて複数の
呼出番号、ベクトルタイプデータ(3ビット)、特別フ
ォーマットフラグSが記憶されている。ここでは、一ア
ドレスデータに対して2つの異なる呼出番号が設定され
ており、これら呼出番号にそれぞれ特別フォーマットフ
ラグSが一対一対応している。この特別フォーマットフ
ラグSは、“0”もしくは“1”であり、ベクトルタイ
プデータはいずれもアドレスデータにも共通して“11
1”のフラグ情報より成り立っている。
【0063】また、図12に示した報知制御プログラム
メモリACMMには、2種類(“0”及び“1”)の特
別フォーマットフラグSにそれぞれアラームA、アラー
ムCの報知音が一対一対応させて記憶されている。
【0064】次に、動作について説明する。図13は第
2の実施の形態におけるセンター3側の送信処理の要部
を説明するフローチャートであり、図14は第2の実施
の形態におけるページャー5側の受信処理を説明するフ
ローチャートである。このセンター3及びページャー5
では、前述の第1の実施の形態と同様の処理を含むこと
から、その部分については図9及び図10を参照し、主
に相違する処理について具体的に説明する。
【0065】まず、センター3側では、呼出番号及びメ
ッセージの入力処理が終了すると(図9:ステップS1
〜S5)、図13において、例えば、このページング動
作が、ページャー5(#A)に対するものであった場
合、ステップS1において入力された呼出番号が“00
−0000−00”であれば、これに対応する特別フォ
ーマットフラグSを取得して、共通のベクトルタイプデ
ータ“111”に特別フォーマットを設定するかしない
か判断される(ステップS21)。この呼出番号“00
−0000−00”には特別フォーマットフラグS
“0”が対応するので、処理はステップS23に移行
し、そこでベクトルタイプデータ“111”に特別フォ
ーマットを設定せずに、メッセージデータがメッセージ
レジスタ307に出力され、呼出番号に対応したベクト
ルデータすなわち特別フォーマットフラグS“0”及び
ベクトルタイプデータ“111”がベクトルレジスタ3
08に出力され、呼出対象であるページャー5のアドレ
スデータ(#A)がアドレスレジスタ309に出力され
る。
【0066】又、ステップS1において入力された呼出
番号が“11−1111−11”であれば、特別フォー
マットフラグSは“1”となるので、処理はステップS
21からS22に移行して、ベクトルデータはベクトル
タイプデータ“111”に特別フォーマットが設定され
る。すなわち、特別フォーマットフラグSは“1”に設
定される。
【0067】このように、メッセージレジスタ307、
ベクトルレジスタ308、アドレスレジスタ309に各
データが格納されると、送信信号処理部310は各デー
タに基づいてデータフォーマット100の如く送信デー
タを作成し(図2参照)、送信基地局4に出力する。
【0068】続いて、ページャー5側の受信動作につい
て要部を説明する。上述したようにセンター3からペー
ジャー5(#A)に送信データが送られた場合、ページ
ャー5(#A)は、ステップS11及びS12によって
アドレスデータ、ベクトルデータ、及びメッセージデー
タを受信してRAM65に格納する。
【0069】この受信されたベクトルデータには、3ビ
ットのビット情報よりなるベクトルタイプデータ及びそ
のベクトルタイプデータに特別フォーマットを設定する
ための特別フォーマットフラグSが含まれており、RO
M66のベクトル制御プログラムメモリVCMに従って
ベクトルタイプデータに基づくベクトルタイプの判別が
行われ、その判別されたベクトルタイプに応じた受信及
び報知制御が実行される。ところが、この第2の実施の
形態では、まず特別フォーマットフラグSのフラグ状態
が判定され(ステップS31)、そのフラグ状態が
“0”であると判定された場合、ベクトルタイプデータ
“111”に特別フォーマットが設定されていないこと
を指示していることから、報知制御プログラムメモリA
CMMに従い、標準数字ベクトルのタイプと同様にスピ
ーカ60よりアラームAで受信及び報知制御がなされ、
この報知と共にメッセージが表示される(ステップS3
3)。また、ステップS31において、特別フォーマッ
トフラグSのフラグ状態が“1”であると判定された場
合、ベクトルタイプデータ“111”に特別フォーマッ
トが設定されていることを指示していることから、報知
制御プログラムメモリACMMに従い、スピーカ60よ
りアラームCで受信及び報知制御がなされ、この報知と
共にメッセージが表示される(ステップS32)。
【0070】前述した第1の実施の形態では、特別フォ
ーマット数字ベクトルのタイプを使用していたが、この
第2の実施の形態の如く、番号付き数字ベクトルのタイ
プを使用した特別フォーマットを採用しても各種アラー
ムを設定することができる。具体的には、1ビットより
なる特別フォーマットフラグSをベクトルデータに組み
込んでその特別フォーマットのフラグ状態でベクトルタ
イプを指定するようにしても、フレックス方式等におい
て、受信及び報知制御を指定するアドレスデータは呼出
番号の数に関係なくひとつで済み、これによって、各ペ
ージャー5…に割り当てられるアドレスの有効利用を図
り且つデータ処理を簡略化した上でシステム運用上支障
なくデュアルコール等の受信及び報知サービスを実現す
ることが可能である。そして、ページャー5の所有者
は、ベクトルタイプに応じたアラーム(報知音)によっ
てどこからの着信かを容易に認識することができる。
【0071】(第3の実施の形態)この第3の実施の形
態では、前述の第1及び第2の実施の形態の組合せであ
り、数字ベクトル(標準数字ベクトル、特別フォーマッ
ト数字ベクトル、番号付き数字ベクトル)がずべて指定
対象とする。このため、全体のシステム構成、センター
3の構成及びページャー5の構成は、前述の図1、図
4、及び図6に従うものとし、個々の説明は省略し、相
違する部分について説明する。その説明上、符号は図
1、図4及び図6で使用した符号と同様の符号を使用す
る。
【0072】図15は第3の実施の形態による加入者メ
モリのメモリ構成を示す図であり、同図において、23
04は加入者メモリを示している。この加入者メモリ2
304には、アドレスデータ(21ビット)に対応させ
て複数の呼出番号と、一通番サービスフラグ(1ビッ
ト)が記憶されている。ここでも、一アドレスデータに
対して2つの異なる呼出番号が設定されており、これら
呼出番号に共通したひとつの通番サービスフラグが対応
している。この通番サービスフラグは、“0”もしくは
“1”である。
【0073】次に、動作について説明する。図16は第
3の実施の形態におけるセンター3側の送信処理を説明
するフローチャートである。この第3の実施の形態で
は、ページャーが通番サービスに加入している場合に
は、前述の第2の実施の形態に従って送信処理をを行
い、加入していない場合には、前述の第1の実施の形態
に従って送信処理を行うものである。
【0074】この第3の実施の形態でも、センター3
は、呼出番号をプッシュホン1よりデータ入力し、その
入力された呼出番号データと加入者メモリ304に登録
された呼出番号データとを呼出番号照合部303におい
て照合し、登録の有無を判定する(ステップS41)。
この判定の結果、入力された呼出番号の登録を確認でき
なかった場合には(ステップS42)、処理はステップ
S43に移行して、発信者(送信元プッシュホン1)に
対して“該当する番号のページャーは登録されておりま
せん”等の音声メッセージを第1応答メッセージとして
返信する。また、ステップS42において、呼出番号の
登録が確認できた場合には、その一致した呼出番号が第
1の呼出番号か、それとも第2の呼出番号かを判定す
る。この判定では、図15に示した加入者メモリ230
4が参照され、各ページャー5…(#A,#B,#C
…)に対応した呼出番号の上段が第1の呼出番号に相当
し、下段が第2の呼出番号に相当する。例えば、ページ
ャー5(#A)の場合には、上段に位置する呼出番号
“00−0000−00”が第1の呼出番号に相当し、
下段に位置する呼出番号“11−1111−11”が第
2の呼出番号に相当する。
【0075】そこで、ステップS44において、呼出番
号が“00−0000−00”であった場合には(ペー
ジャー5(#A))、その呼出番号は第1の呼出番号で
あると判定され、処理はステップS45に移行する。こ
のステップS45では、さらに加入者メモリ2304を
参照して、通番サービスフラグのフラグ状態を確認する
処理が実行される。そして、通番サービスフラグが
“1”にセットされていた場合には、処理がステップS
47に移行して、そこでベクトルレジスタ308に、ベ
クトルタイプデータ“111”(番号付き数字ベクト
ル)と特別フォーマットフラグS“0”とを含むベクト
ルデータが格納される。また、通番サービスフラグが
“0”にセットされていた場合には、処理がステップS
46に移行して、そこでベクトルレジスタ308に、ベ
クトルタイプデータ“011”(標準数字ベクトル)が
格納される。ここで、ページャー5(#A)の場合に
は、通番サービスフラグは“0”に設定されているの
で、ステップS46において標準数字ベクトルのタイプ
が指定される。
【0076】また、上記ステップS44において、呼出
番号が“11−1111−11”であった場合には(ペ
ージャー5(#A))、その呼出番号は第2の呼出番号
であると判定され、処理はステップS48に移行する。
このステップS48では、さらに加入者メモリ2304
を参照して、通番サービスフラグのフラグ状態を確認す
る処理が実行される。そして、通番サービスフラグが
“1”にセットされていた場合には、処理がステップS
50に移行して、そこでベクトルレジスタ308に、ベ
クトルタイプデータ“111”(番号付き数字ベクト
ル)と特別フォーマットフラグS“1”とを含むベクト
ルデータが格納される。また、通番サービスフラグが
“0”にセットされていた場合には、処理がステップS
49に移行して、そこでベクトルレジスタ308に、ベ
クトルタイプデータ“100”(特別フォーマット数字
ベクトル)が格納される。
【0077】このように、ベクトルレジスタ308への
データの格納が終了すると、処理はステップS51に移
行して、そこで発信者(送信元プッシュホン1)に対し
て“メッセージを入力して下さい”等の第2応答メッセ
ージを返信する。続いて発信者(送信元プッシュホン
1)からメッセージデータが入力されると、その入力メ
ッセージデータに基づいてメッセージの文字数をカウン
トして、メッセージの開始位置データをベクトルレジス
タ308に格納する処理が実行される(ステップS5
2)。さらに発信者(送信元プッシュホン1)に対して
“電源を切ってお待ち下さい”等の第3応答メッセージ
が返信される(ステップS53)。
【0078】このように、メッセージレジスタ307、
ベクトルレジスタ308、アドレスレジスタ309に各
データが格納されると、送信信号処理部310は各デー
タに基づいてデータフォーマット100の如く送信デー
タを作成し(図2参照)、送信基地局4に出力する。
【0079】これに対して、受信側のページャー5で
は、ステップS46もしくはS49によって設定された
ベクトルデータをもつ送信データを受け取った場合に
は、前述の第1の実施の形態と同様に、報知制御プログ
ラムメモリACMに基づく受信及び報知制御が実行さ
れ、また、ステップS47もしくはS50によって背邸
されたベクトルデータをもつ送信データを受け取った場
合には、前述の第2の実施の形態と同様に、報知制御プ
ログラムメモリACMMに基づく受信及び報知制御が実
行される。
【0080】このように第3の実施の形態によれば、第
1の実施の形態の如く、特別フォーマット数字ベクトル
のタイプと、第2の実施の形態の如く、番号付き数字ベ
クトルのタイプとを混在させても、各種アラーム設定が
可能となって、発信者は選択的に所望の数字ベクトルタ
イプを指定でき、また、ページャー5の所有者は、ベク
トルタイプに応じたアラーム(報知音)によってどこか
らの着信かを容易に認識することができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、送信局が受信機に対して無線信号中の制御信
号を用いて所望の受信及び報知制御を指定するようにし
たので、フレックス方式等において、各受信機に割り当
てるアドレスの有効利用を図った上でシステム運用上支
障なくデュアルコール等の受信及び報知サービスを実現
することが可能な通信システムを得られるという効果を
奏する。
【0082】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、送信局が受信機に対して無線信号中
のフラグ情報を用いて所望の受信及び報知制御を指定す
るようにしたので、フレックス方式等において、各受信
機に割り当てるアドレスの有効利用を図った上でシステ
ム運用上支障なくデュアルコール等の受信及び報知サー
ビスを実現することが可能な通信システムを得られると
いう効果を奏する。
【0083】請求項3記載の発明によれば、受信機側に
おいて、送信局から受け取った制御信号に従って受信及
び報知制御を行うようにしたので、フレックス方式等に
おいて、受信及び報知制御を指定する際に、アドレスは
呼出番号の数に関係なくひとつで済み、これによって、
各受信機に割り当てられるアドレスの有効利用を図り且
つデータ処理を簡略化した上でシステム運用上支障なく
デュアルコール等の受信及び報知サービスを実現するこ
とが可能な、通信システムに適用される受信機を得られ
るという効果を奏する。
【0084】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明において、受信機側において、送信局から受け
取ったフラグ情報に従って受信及び報知制御を行うよう
にしたので、フレックス方式等において、受信及び報知
制御を指定する際に、アドレスは呼出番号の数に関係な
くひとつで済み、これによって、各受信機に割り当てら
れるアドレスの有効利用を図り且つデータ処理を簡略化
した上でシステム運用上支障なくデュアルコール等の受
信及び報知サービスを実現することが可能な、通信シス
テムに適用される受信機を得られるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの一実施の形態を示
す構成図である。
【図2】本通信システムで使用される送信データのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図3】ベクトルタイプを表形式で説明する図である。
【図4】センターの内部構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図5】第1の実施の形態による加入者メモリのメモリ
構成を示す図である。
【図6】ページャーの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】ROMのメモリマップを示す図である。
【図8】第1の実施の形態による報知制御プログラムメ
モリのメモリ構成を示す図である。
【図9】第1の実施の形態によるセンター側の送信処理
を説明するフローチャートである。
【図10】第1の実施の形態によるページャー側の受信
処理を説明するフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態による加入者メモリのメモ
リ構成を示す図である。
【図12】第2の実施の形態による報知制御プログラム
メモリのメモリ構成を示す図である。
【図13】第2の実施の形態によるセンター側の送信処
理の要部を説明するフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態によるページャー側の受信
処理の要部を説明するフローチャートである。
【図15】第3の実施の形態による加入者メモリのメモ
リ構成を示す図である。
【図16】第3の実施の形態によるセンター側の送信処
理を説明するフローチャートである。
【図17】フレックス方式に採用されるデータ構成を説
明する図である。
【符号の説明】
1 プッシュホン 2 公衆回線網 3 センター 4 送信基地局 5 ページャー 51 アンテナ 52 RF受信部 53 デコーダー部 54 ID−ROM 55 CPU 56 キー入力部 57 LEDドライバ 58 LED 59 スピーカドライバ 60 スピーカ 61 バイブレータードライバ 62 バイブレーター 63 表示バッファ 64 表示部 65 RAM 66 ROM 301 入出力回路 302 切換部 303 呼出番号照合部 304 加入者メモリ 305 音声応答回路 306 制御部 307 メッセージレジスタ 308 ベクトルレジスタ 309 アドレスレジスタ 310 送信信号処理部 311 ブロック情報記憶用メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号を受信する複数の受信機と、前記
    複数の受信機に対して識別信号と制御信号とを含む無線
    信号を送信し、前記識別信号に従って前記各受信機に着
    信を識別させると共に前記制御信号に従って受信及び報
    知制御を行わせる送信局とを備え、 前記送信局は、 前記各受信機の複数種の受信及び報知制御と複数種の制
    御信号とを一対一対応させて記憶する第1の記憶手段
    と、 前記第1の記憶手段に記憶された複数種の制御信号から
    一種の制御信号を指定してなる無線信号を送信する送信
    手段とを有し、 前記各受信機は、 前記複数種の制御信号と複数種の受信及び報知制御情報
    とを一対一対応させて記憶する第2の記憶手段と、 前記送信手段の送信により受け取った無線信号の前記指
    定された一種の制御信号に対応する報知制御情報を前記
    第2の記憶手段に記憶された複数種の受信及び報知制御
    情報から判別し、該判別された受信及び報知制御情報に
    基づいて受信及び報知制御を行う受信及び報知制御手段
    とを有したことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記制御信号はフラグ情報であることを特
    徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】無線信号を受信する複数の受信機と、前記
    複数の受信機に対して識別信号と複数種の制御信号の中
    から指定された一種の制御信号とを含む無線信号を送信
    し、前記識別信号に従って前記各受信機に着信を識別さ
    せると共に前記制御信号に従って受信及び報知制御を行
    わせる送信局とを備えた信システムに適用される受信機
    であって、 前記複数種の制御信号と複数種の報知制御情報とを一対
    一対応させて記憶する記憶手段と、 前記送信局から受け取った無線信号の前記指定された一
    種の制御信号に対応する報知制御情報を前記記憶手段に
    記憶された複数種の報知制御情報から判別し、該判別さ
    れた報知制御情報に基づいて受信及び報知制御を行う受
    信及び報知手段とを有したことを特徴とする通信システ
    ムに適用される受信機。
  4. 【請求項4】前記制御信号はフラグ情報であることを特
    徴とする請求項3記載の通信システムに適用される受信
    機。
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