JPH09327055A - 通信システム及び該通信システムに適用される受信装置 - Google Patents

通信システム及び該通信システムに適用される受信装置

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JPH09327055A
JPH09327055A JP8144442A JP14444296A JPH09327055A JP H09327055 A JPH09327055 A JP H09327055A JP 8144442 A JP8144442 A JP 8144442A JP 14444296 A JP14444296 A JP 14444296A JP H09327055 A JPH09327055 A JP H09327055A
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JP8144442A
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Mitsuru Hamada
充 濱田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度無線呼出方式の通番サービスにおいて、
アドレス毎の連続する番号を容易に判断できるようにす
ることを課題とする。 【解決手段】 センター3では、加入者毎にアドレス別
に通番サービスの有無を示すメッセージ検索フラグが対
応付けけられており、センター3からあるアドレスをも
つページャー5にメッセージを送信する際、そのアドレ
スがメッセージ検索フラグから通番サービスありと判定
されると、メッセージにそのメッセージ検索フラグとそ
のメッセージの順番を示すメッセージ番号とを付加させ
た無線信号が送信され、これを受けたページャー5で
は、その無線信号中のメッセージ検索フラグから通番サ
ービスが確認されると、メッセージにアドレスとメッセ
ージ番号とを対応させた表示制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、無線呼出
システムにおいてRCR STD−43標準規格(以下
に高度無線呼出方式と称する)を採用している通信シス
テム及び該通信システムに適用される受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、ページングサービスでは、急激な
需要の増加やページャー端末の機能が拡張されることに
より、1回に送信できるデータ量を増やし、サービスを
高度にする必要が生じつつある。その結果、従来のPO
GSAG方式に代わり、次の標準方式として、RCR
STD−43という高度無線呼出方式が導入されてい
る。
【0003】ここで、高度無線呼出方式について簡単に
説明する。高度無線呼出方式に採用されるデータ構成を
図23に示す。図23において、70は1時間のサイク
ルで送信されるデータ構成、71はこの1サイクルのサ
イクル構成、そして、72はこの1つのフレームのフレ
ーム構成を示している。データ構成70は、“0”から
“14”までの番号が付けられた15サイクルよりな
る。サイクル構成71は、“0”から“127”までの
番号が付けられた128フレームよりなり、これは4分
間に送信されるフレームを示す。一フレームは1.87
5秒であり、1分間に42フレームのデータが送信され
る。フレーム構成72は、一フレーム分のデータをその
データ内容に応じて8つに区分されている。
【0004】上記フレーム構成72は、同期部1(S
1)72A、フレーム情報(FI)72B、同期部2
(S2)72C、ブロック情報(BI)72D、アドレ
スフィールド(AF)72E、ベクトルフィールド(V
F)72F、メッセージフィールド(MF)72G、及
びアイドルブロック(IB)72Hより構成される。
【0005】同期信号として規定されている同期部1
(S1)72A、フレーム情報(FI)72B、同期部
2(S2)72Cの内、同期部1(S1)72Aとフレ
ーム情報(FI)は、2値FSK変調された1600b
psの112ビットから構成され、同期部1(S1)7
2Aでは、ブロック情報(BI)72Dのインターリー
ブブロックのフレームタイプ(変調方式及び伝送速度)
が、 2値FSK方式/1600bps 2値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/6400bps の内の何れであるかを規定する規定情報が含まれてい
る。
【0006】また、フレーム情報(FI)72Bには、
フレーム構成71中のフレーム番号、データ構成70中
のサイクル番号、及びその送信回数を規定する情報が含
まれている。同期部2(S2)72Cは、同期部1(S
1)72Aで規定されたフレームタイプに受信機を同期
させるためのタイミング情報である。
【0007】72D〜72Gの各フィールド及びアイド
ルブロック(IB)72Hで構成されるインターリーブ
ブロックは、実際に、上記同期部1(S1)72Aで規
定されたフレームタイプで送信される情報部である。ブ
ロック情報(BI)72Dは、後述のアドレスフィール
ド(AF)72E及びベクトルフィールド(VF)72
Fの起点となるワード開始番号等の位置情報を格納する
ブロックであり、アドレスフィールド(AF)72E
は、ページング先の識別番号であるアドレスコードを格
納するフィールドである。ベクトルフィールド(VF)
72Fは、アドレスフィールド(AF)72Eと対をな
し後述のメッセージフィールド(MF)72Gの起点と
なるワード番号、ワード数等の情報や通番サービスにお
いて、このアドレスコードで送信するメッセージデータ
には、このメッセージを送信する順番を規定する番号、
すなわちメッセージ番号が付加されていることを示す制
御信号を格納するフィールドであり、メッセージフィー
ルド(MF)72Gは、ベクトルフィールド(VF)7
2Fで規定された内容に応じたメッセージデータやメッ
セージ検索フラグR、及びメッセージ番号Nを格納する
フィールドである。そして、アイドルブロック(IB)
72Hは、未使用ブロックであり、ここには“1”又は
“0”のパターンがセットされる。
【0008】以上の高度無線呼出方式では、各アドレス
で送信されたメッセージに対して連続した番号(以下、
メッセージ番号と称する)を付け、受信したメッセージ
とともにこの番号を表示することで、サービス会社、及
びユーザの双方でメッセージの受信の管理をするという
いわゆる通番サービスがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した高
度無線呼出方式を採用したページングシステムでは、上
述した通番サービスにおいて受信したメッセージの最後
にこのメッセージに付けられたメッセージ番号のみを括
弧で囲むようにして表示する方法になっているが、この
方法だと、複数のアドレスコードについて、通番サービ
スをサービス会社と契約しているユーザーに対しては、
アドレス(アドレスコード)毎にメッセージ番号が連続
しているかどうか判断しづらく、メッセージ管理がやり
にくいという問題がある。
【0010】本発明は、上述した課題を解消するため、
例えば高度無線呼出方式等で導入されている通番サービ
スにおいて、受信したメッセージのメッセージ番号をア
ドレス毎に管理することが可能な通信システム及び該通
信システムに適用される受信装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る通信システムは、無線信号を受信する複数の受信装置
と、前記複数の受信装置に対して識別信号を含む無線信
号を送信し、前記識別信号に従って前記各受信装置に着
信を識別させる送信局とを備え、前記送信局は、前記各
受信装置へのメッセージ内容を、前記識別信号毎に、送
信する順番を示す番号とともに無線信号を送信する送信
手段を有し、前記各受信装置は、前記送信手段により送
信された無線信号を受信して該無線信号より前記識別信
号を検出すると、前記受信された無線信号に含まれるメ
ッセージ内容及び番号をそれぞれ識別信号に対応づけて
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に対応づけて記憶さ
れた識別信号と番号とを関連づけて表示する表示手段と
を有したことを特徴とする。
【0012】以上の構成によれば、送信局において、送
信手段は、各受信装置へのメッセージ内容を、識別信号
毎に、送信する順番を示す番号とともに無線信号を送信
し、各受信装置において、記憶手段は、送信手段により
送信された無線信号を受信してその無線信号より識別信
号を検出すると、受信された無線信号に含まれるメッセ
ージ内容及び番号をそれぞれ識別信号に対応づけて記憶
し表示手段は、記憶手段に対応づけて記憶された識別信
号と番号とを関連づけて表示する。通信システム。
【0013】従って、送信局から識別信号毎にメッセー
ジ内容とその送る順番を示す番号とを対応させて各受信
装置に送信し、各受信装置において識別信号毎にメッセ
ージ内容とその送られてきた順番を示す番号とを関連づ
けて表示するようにしたので、識別信号に相当するアド
レス毎に連続する送信内容の順番をメッセージ番号と着
信アドレスとから容易に判断することが可能である。
【0014】請求項2記載の発明に係る受信装置は、無
線信号を受信して該無線信号より識別信号を検出する
と、前記受信された無線信号に含まれるメッセージ内容
及び前記識別信号毎に送信された順番を示す番号をそれ
ぞれ識別信号に対応づけて記憶する記憶手段と、前記記
憶手段に対応づけて記憶された識別信号と前記番号とを
関連づけて表示する表示手段とを有したことを特徴とす
る。
【0015】以上の構成によれば、記憶手段は、無線信
号を受信してその無線信号より識別信号を検出すると、
受信された無線信号に含まれるメッセージ内容及び識別
信号毎に送信された順番を示す番号をそれぞれ識別信号
に対応づけて記憶し、表示手段は、記憶手段に対応づけ
て記憶された識別信号と番号とを関連づけて表示する。
【0016】従って、少なくとも識別信号とその送られ
てきた順番を示す番号とを関連づけて表示するようにし
たので、識別信号に相当するアドレス毎に連続する送信
内容の順番をメッセージ番号と着信アドレスとから容易
に判断することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以
下に説明する実施の形態では、高度無線呼出方式に従
い、図23に示したデータ構成70が採用される。
【0018】図1は本発明に係る通信システムの一実施
の形態を示す構成図であり、同図に示した通信システム
は、例えば、プッシュホン1…、公衆回線網2、センタ
ー3、送信基地局4、及びページャー5…より構成され
ている。
【0019】以上の構成において、プッシュホン1…
は、公衆回線網2に接続された端末機器であり、呼出し
対象のページャーに対するメッセージ送信の依頼をセン
ター3に要求することができる。公衆回線網2は、各プ
ッシュホン1…及びセンター3に接続されており、各プ
ッシュホン1…からの呼出し要求をセンター3に送出す
る。
【0020】センター3は、公衆回線網2と送信基地局
4とに接続された中央基地局であり、公衆回線網2から
受け取った呼出し要求に応じて送信基地局4に呼出し対
象であるページャーの呼出しを指示する。送信基地局4
は、アンテナを具備しており、センター3からの指示に
従って各ページャー5…に対しデータを無線にて送信す
る。各ページャー5…は、それぞれ自己に固有のアドレ
スコードが与えられた無線通信端末であり、送信基地局
4から送信された送信データ(無線信号)に基づいて受
信及び報知処理(メッセージ表示等)を実行する。
【0021】ここで、送信データについて説明する。図
2は本通信システムで使用される送信データのフォーマ
ットの一例を示す図である。
【0022】図2には、フレーム構成72の一データフ
ォーマット100が示されている。このデータフォーマ
ット100では、アドレスフィールド(AF)72Eの
起点(ワード番号)及びベクトルフィールド(VF)7
2Fの起点等がブロック情報(BI)72Dに設定され
ている。このデータフォーマット100は2つのページ
ャー5(アドレス#1),5(アドレス#2)を呼出す
場合の一例を示している。
【0023】例えば、第1のページャー5(#1)の場
合には、メッセージと共に受信及び報知制御を指定する
後述のベクトルタイプを送信するため、図23で示した
アドレスフィールド(AF)72E、ベクトルフィール
ド(VF)72F、及びメッセージフィールド(MF)
72Gに各データが設定される。すなわち、ベクトルフ
ィールド(VF)72Fに設定されるベクトルデータ
(#1)は、アドレスフィールド(AF)72Eに設定
されたアドレスデータ(#1)と対応しており、関連す
るメッセージワードの起点のワード番号、同フレーム中
のメッセージの長さ(ワード数)、及びそのフレームに
おいて受信するメッセージデータのタイプを示すと共
に、後述の受信報知、及び表示制御を規定するベクトル
タイプを示すものである。
【0024】ベクトルタイプとは、後述の図11に示し
た如く、3ビット(V2,V1,V0)のフラグ情報(制御信
号)よりなり、8種類存在する。受信及び報知制御を指
定する処理では、標準数字ベクトル(フラグ情報“01
1”)と特別フォーマット数字ベクトル(フラグ情報
“100”)が使用される。また、受信及び報知制御で
は、データフォーマット100の如く、メッセージ付き
の送信データ(#1)がメッセージ無しの送信データ
(#2)よりも時系列的に前に設定される。
【0025】次に、センター1について詳述する。図3
はセンター1の内部構成の一例を示すブロック図、図4
は後述の加入者メモリ304のメモリ構成を示す図、そ
して、図5は後述の送信メッセージメモリ312のメモ
リ構成を示す図である。
【0026】図3に示されるセンター1は、例えば、入
出力回路301、切換部302、呼出番号照合部30
3、加入者メモリ304、音声応答回路305、制御部
306、メッセージレジスタ307、ベクトルレジスタ
308、アドレスレジスタ309、送信信号処理部31
0、ブロック情報記憶用メモリ311、及び送信メッセ
ージメモリ312を備えている。
【0027】入出力回路301は、公衆回線網2に接続
され、その公衆回線網2に接続されているプッシュフォ
ン1から呼出対象となるページャー5の呼出番号及びメ
ッセージ情報を入力すると共に、音声応答回路305か
らの音声メッセージをプッシュホン1に対して応答(出
力)する機能を有している。切換部302は、入出力回
路301に接続され、制御部306の切換制御によっ
て、入力データの内、呼出番号を呼出番号照合部303
に、メッセージ情報を制御部306に、それぞれ出力す
る回路である。
【0028】呼出番号照合部303は、切換部302よ
り入力された呼出番号と予め加入者メモリ304に登録
されている呼出番号とを比較して一致したか否かを判定
する機能を有している。加入者メモリ304は、図4に
示した如く、呼出番号と、呼出対象となるページャー5
においてロングアドレス(2ワード/64ビット)、シ
ョートアドレス(1ワード/32ビット)、株価、競馬
等の情報サービスを含む識別情報に対応させたアドレス
データ(21ビット)及び受信先のページャー5…にお
けるメッセージの表示制御を指示するための後述の図1
0に示されるメッセージ検索フラグR(1ビット:
「0」又は「1」)とを契約加入者毎に関連付けて記憶
する記憶媒体であり、これは制御部306によって読み
出し制御される。この実施の形態では、一アドレスデー
タに対して一メッセージ検索フラグRが対応して記憶さ
れている。
【0029】例えば、ページャー5のアドレス(#A)
には、メッセージ検索フラグR「1」が対応しており、
このアドレス(#A)により発信されるメッセージは通
番サービスを受けることができる。また、アドレス(#
C)には、メッセージ検索フラグR「0」が対応してお
り、このアドレス(#C)により発信されるメッセージ
は通番サービスを受けることはできない。
【0030】なお、通番サービスとは、送信基地局4か
ら各ページャー5…に対して、アドレスに対応させて送
信するメッセージに順番を示すメッセージ番号を付加し
て送信するサービスを意味しており、本実施の形態では
この通番サービスを受けた各ページャー5…が受信され
たメッセージとそのメッセージ番号とを並べて表示する
通信システムが構築される。
【0031】したがって、ページャー5のアドレス(#
A)に対して通番サービスを提供する場合には、送信デ
ータ(無線信号)のメッセージフィールド(MF)72
G(図23参照)にフラグ情報「1」よりなるメッセー
ジ検索フラグRを設定すればよく、ページャー5(#
A)側では、そのメッセージ検索フラグR「1」に基づ
いて、アドレス(#A)に対応させて送信されるメッセ
ージと、そのメッセージが送られてきた順番を示す番号
とを並べて表示する通番サービスを受けることができ
る。また、ページャー5のアドレス(#C)に対して通
番サービスを提供しないようにする場合には、送信デー
タ(無線信号)のメッセージフィールド(MF)72G
にフラグ情報「0」よりなるメッセージ検索フラグRを
設定すればよく、ページャー5(#C)側では、そのメ
ッセージ検索フラグR「0」に基づいて、アドレス(#
C)に対応させて送信されるメッセージのみを表示する
ことができる。
【0032】この通番サービスでは、例えばベクトルフ
ィールド(VF)72F(図23参照)の3ビット情報
(v2,v1,v0)が「101B 」(B:2進)、
「110B 」、「111B 」にそれぞれ対応する英数字
ベクトル、16進/2進ベクトル、番号付き数字ベクト
ルが採用されており、これによって、メッセージフィー
ルド(MF)72Gに数字すなわちメッセージ番号が格
納されていることを示している。
【0033】制御部306は、センター3全体の動作を
制御すると共に、各プッシュホン1…からのページャー
呼び出し要求に応じてページャー5を呼び出す際の受信
及び表示制御をフレーム情報に設定する等、一連のペー
ジング処理を制御する機能を有している。
【0034】音声応答回路305は、入出力回路301
に接続され、制御部306の制御に従って音声メッセー
ジを生成する回路であり、入出力回路301を介して発
呼者(プッシュホン1)に音声でメッセージの入力を指
示する機能を有している。メッセージレジスタ307
は、制御部306よりページャー5に対して発信するメ
ッセージデータを受け取り格納すると共に、その情報を
送信信号処理部310に出力する構成を有しており、例
えば4ビット単位の数値コード(数字データ)で構成さ
れるメッセージデータ(メッセージ検索フラグR(1ビ
ット)を含む)を格納できる記憶容量をもっている。こ
のメッセージレジスタ307に格納されたメッセージデ
ータはフレーム構成72のメッセージフィールド(M
F)72Gに設定されるデータである。
【0035】ベクトルレジスタ308は、制御部306
によりベクトルデータを格納すると共に、そのベクトル
データを送信信号処理部20に出力する構成を有してい
る。このベクトルレジスタ308に格納されるベクトル
データは、上記フレーム構成72のベクトルフィールド
(VF)72Fに設定されるデータであり、ここに含ま
れるベクトルタイプデータは加入者メモリ304(図4
参照)を参照して得られる。アドレスレジスタ309
は、制御部306よりアドレスデータ及びフレームデー
タや、応答を指示するコマンドデータ等の情報を受け取
り格納すると共に、その情報を送信信号処理部20に出
力する構成を有している。このアドレスレジスタ309
に格納されたアドレスデータ及びフレームデータはそれ
ぞれ上記フレーム構成72のアドレスフィールド(A
F)72E、フレーム情報(FI)72Bに設定される
データである。
【0036】送信信号処理部310は、メッセージレジ
スタ307、ベクトルレジスタ308及びアドレスレジ
スタ309に接続され、メッセージデータ、ベクトルデ
ータ、アドレスデータ及びフレームデータ等の情報を取
り出し前述のデータフォーマット100の如く所定のデ
ータ形式に変換して送信データを形成すると共に、制御
部306の制御に従って送信データを送信基地局4に出
力する機能を有している。なお、送信基地局4では、送
信信号処理部310で形成された送信データを受け取り
変調して不図示のアンテナより各ページャー5…に無線
出力する処理が実行される。
【0037】ブロック情報記憶用メモリ311は、制御
部306によりフレーム構成72のブロック情報(B
I)72Dを設定するためのブロック情報を読み書きす
る記憶媒体であり、アドレスフィールド(AF)72E
及びベクトルフィールド(VF)72Fの起点となるワ
ード番号等の情報が格納される。
【0038】送信メッセージメモリ312は、加入者メ
モリ304(図4参照)に登録されているアドレス(#
A、#B,#C,#D,#E…)の内で通番サービス
(メッセージ検索フラグR「1」)の提供を設定された
アドレス(例えば#A,#B,#E)についてメッセー
ジ番号No.1〜No.64までのメッセージデータと
その送信時刻とを格納するメモリである。
【0039】次に、ページャー5について詳述する。図
6はページャー5の形状を示す外観図であり、同図
(a)は正面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は
上面図である。図6(a),(b),(c)において、
ページャー5は方形状に設けられ、前部5aには受信メ
ッセージや操作上のキャラクターをフルドットで表示す
る表示画面60aが設置されている。また、左側部5b
には、操作上の決定や実行ならびにモード設定を指示す
るメインスイッチ58aと、点灯によって着信報知を行
うLED65と、ブザー等の放音で着信報知を行うスピ
ーカー66とが配設されており、上部5cには、操作上
の解除や取り消しを指示する戻りキー58bと、表示画
面60aに表示されるカーソル(不図示)の移動や次ペ
ージ表示を指示するカーソルキー58cと、表示内容の
インクリメントや次データ表示を指示するメモリキー5
8dとが配設されている。なお、メインスイッチ58a
は、プッシュ操作の際には決定、実行のボタンとして機
能し、スライド操作の際には電源オン/オフ、振動モー
ド、有音モードを選択するスライドスイッチとして機能
する。
【0040】図7はページャー5の内部構成を示すブロ
ック図、図8は後述するID−ROM54のメモリ構成
を示す図、図9は後述するP−ROM61のメモリマッ
プを示す図、図10は後述する表示制御プログラムメモ
リDCMのメモリ構成を示す図、そして、図11は後述
するベクトル制御プログラムメモリVCMのメモリ構成
を示す図である。また、図12は本実施の形態によるベ
クトルフォーマットを示す図、図13〜図15は本実施
の形態によるメッセージフォーマットを示す図である。
【0041】図7に示したページャー5は、例えば、ア
ンテナ51、RF受信部52、デコーダー部53、ID
−ROM54、CPU55、デ・インターリーブ回路5
6、バッファ57、キー入力部58、表示バッファ5
9、表示部60、P−ROM61、F−ROM62、R
AM63、ドライバ64、LED65、スピーカ66、
バイブレーター67、タイミングコントローラ68、電
源回路69、及びバスLNより構成されている。
【0042】アンテナ51は、送信基地局4から無線で
送信される変調波(アドレスデータ、メッセージデータ
等)を受信してRF受信部52に出力する受信装置であ
り、RF受信部52は、デコーダー部53の制御に従っ
て、IDデータの内フレームデータで設定された自己フ
レームのタイムスロットで間欠駆動し、アンテナ51に
受信された信号を検波、復調して、デコーダー部53に
出力する機能を有している。デコーダー部53は、RF
受信部52より入力したアドレスデータと、ID−RO
M54に登録されたアドレスデータとを照合して、一致
の際には、CPU55に一致信号を出力して、その受信
動作をRF受信部52に対して継続させるように制御す
る機能を有している。ID−ROM54は、図8に示し
た如く、受信周波数データ54a、フレームデータ54
b、識別信号であるアドレスデータ54c(例えば4つ
のアドレス(#A)、(#B)、(#C)、(#
D))、IDデータ54d等の情報を格納しているメモ
リである。
【0043】CPU55は、後述のP−ROM61に格
納された各種制御プログラム(ベクトル制御プログラ
ム、表示制御プログラム等)に従って受信及び表示制御
(図19に示したフローチャートに従う受信動作等)を
行うと共に、バスLNに結合された各ユニットを制御す
る。このCPU55は、バスLNを介してデコーダー部
53、ID−ROM54、CPU55、デ・インターリ
ーブ回路56、バッファ57、キー入力部58、表示バ
ッファ59、表示部60、P−ROM61、F−ROM
62、RAM63、ドライバ64、タイミングコントロ
ーラ68等のユニットを結合させ、受信データに基づく
復調、受信データに基づくアドレス照合、受信データの
並べ換え(デインターリーブ)、受信メッセージの格納
や表示、着信報知等を制御する。
【0044】インタ−リーブ回路56は、受信データの
内の伝送速度や変調方式を規定する情報(同期部1(S
1)72A:図23参照)に従って3200BPS/2
値、3200BPS/4値、又は6400BPS/4値
に並べ換える回路である。バッファ57は受信データ
(1600BPSの場合にはそのままとし、3200B
PS、6400BPSの場合には並べ換え後とする)を
ブロック単位で一時格納するメモリである。
【0045】キー入力部58は、図6に示した如く、メ
インスイッチキー58a、戻りキー58b、カーソルキ
ー58c、メモリキー58dを具備した操作入力装置で
あり、各種操作に伴う信号をCPU55に出力する。表
示バッファ59はCPU55から出力された受信メッセ
ージ等の表示データを格納して表示部60に出力するも
のである。表示部60は、前述の表示画面60aを具備
しており、表示バッファ59から表示データを受け取っ
て各キー操作に応じた文字や図形等の画像を表示すると
共に、カーソルキーの操作に応じて移動させるカーソル
を表示する機能を有している。
【0046】P−ROM61は、図9に示した如く、ペ
ージャー5のメッセージ送受信、メッセージ作成、メッ
セージ表示等の動作手順(制御プログラム)を格納した
制御プログラムメモリCMを具備している。この制御プ
ログラムメモリCMには、ベクトル制御プログラムメモ
リVCMと表示制御プログラムメモリDCMとが含まれ
ている。
【0047】まず、ベクトル制御プログラムメモリVC
Mには、図11に示したように、「名称」欄に示した各
ベクトルタイプ(v2,v1,v0の3ビット情報)に
対応させて「概要」欄に示したベクトル制御プログラム
が格納されている。通番サービスに適用されるベクトル
タイプは、英数字ベクトル(ビット情報「101B
」)、16進/2進ベクトル(ビット情報「110B
」)、番号付き数字ベクトル(ビット情報「111B
」)の3種類である。
【0048】例えば、ベクトルタイプが番号付き数字ベ
クトルの場合には、図12(a)に示したワード構成の
ように、情報ビット中のベクトルタイプを定義する3ビ
ット情報v2,v1,v0にそれぞれ「1」、「1」、
「1」が設定される。なお、ワードは、情報ビット(x
0〜x3、v0〜v2、b0〜b6、n0〜n2、k0
〜k3)の21ビット、チェックビット(ppp…)の
10ビット、偶数パリティ(p)の1ビットより構成さ
れる。この番号付き数字ベクトルでは、メッセージフィ
ールド(MF)72Gに格納されている数字メッセージ
にメッセージ検索フラグRに対応させてメッセージ番号
を付加することが可能であることを定義している。
【0049】ベクトルタイプが英数字ベクトル(16進
/2進ベクトル)の場合には、図12(b)に示したワ
ード構成のように、情報ビット中のベクトルタイプを定
義する3ビット情報v2,v1,v0にそれぞれ
「1」、「0」、「1」(「1」、「1」、「0」)が
設定される。そして、英数字ベクトル及び16進/2進
ベクトルのいずれも、ワードは、情報ビット(x0〜x
3、v0〜v2、b0〜b6、n0〜n6)の21ビッ
ト、チェックビット(ppp…)の10ビット、偶数パ
リティ(p)の1ビットより構成される。英数字ベクト
ルではメッセージが英数字であり、16進/2進ベクト
ルではメッセージが16進/2進であり、どちらのベク
トルもメッセージフィールド(MF)72Gに格納され
ているメッセージにメッセージ検索フラグRが立ってい
ることに対応させてメッセージ番号を付加することが可
能であることを定義している。
【0050】以上のベクトルフィールド(VF)72F
に対応したメッセージフィールド(MF)72Gにつて
説明する。番号付き数字ベクトルには、図13に示した
番号付きメッセージフォーマットをもつメッセージが対
応する。番号付き数字メッセージのワードは、図13に
示した如く、第1ワード〜第8ワードまでの1ワード当
り21ビットの情報ビットと、1ワード当たり10ビッ
トのチェックビット(ppp…)と、1ワード当たり1
ビットの偶数パリティ(p)とで構成される。上記情報
ビットは、フラグメントチェックサムk(6ビット、た
だし、最初の4ビットは対応するベクトルワードの中に
ある)、メッセージ番号N(6ビット)、常に1が設定
されているメッセージ検索フラグR(1ビット)、特別
フォーマットS(1ビット)、及びメッセージデータよ
り構成されている。
【0051】また、16進/2進ベクトルには、図14
に示した16進/2進メッセージフォーマットをもつメ
ッセージが対応する。この16進/2進メッセージのワ
ードは、図14に示した如く、第1ワード〜第nワード
(nは自然数)までの1ワード当り21ビットの情報ビ
ットと、1ワード当たり10ビットのチェックビット
(ppp…)と、1ワード当たり1ビットの偶数パリテ
ィ(p)とで構成される。上記情報ビットは、フラグメ
ントチェックサムk(12ビット)、メッセージ継続フ
ラグC(1ビット)、メッセージフラグメント番号F
(2ビット)、メッセージ番号N(6ビット)、メッセ
ージ検索フラグR(1ビット)、メイルドロップフラグ
M(1ビット)、表示方向フィールドD(1ビット)、
ヘッダメッセージフラグH(1ビット)、ブロッキング
長B(4ビット)、予約ビットs(5ビット)、識別フ
ィールドS(8ビット)、及びメッセージデータより構
成されている。
【0052】ここで、メッセージ継続フラグCは、Cに
1が設定された場合に、C=0のフラグメントが見つか
るまで、このメッセージが後続するフレームに継続して
いることを示すために使用される。メッセージフラグメ
ント番号Fは比較的長メッセージをいくつかに分割して
送信する際に、何番目のフラグメントかを規定するため
に使用される。メッセージ番号Nは、送信するメッセー
ジに対し、0から63までの連続した番号を順番に割り
当てるために使用される。なお、メッセージ番号No.
63の後は、再びNo.0い割り当てられる。メッセー
ジ検索フラグRは、メッセージ番号が付けられたメッセ
ージデータをチェックする際に「1」を設定し、メッセ
ージ番号が付けられない通常のメッセージには「0」を
設定するように使用される。
【0053】また、メイルドロップフラグM、表示方向
フィールドD、ヘッダメッセージフラグH、ブロッキン
グ長B、予約ビットs、識別フィールドSについては、
高度無線呼出方式の規格資料「RCR STD−43」
にその詳細が記載されているため、ここでは説明を省略
する。
【0054】また、英数字ベクトルには、図15に示し
た英数字メッセージフォーマットをもつ英数字メッセー
ジが対応する。この英数字メッセージのワードは、図1
5に示した如く、第1ワード〜第nワード(nは自然
数)までの1ワード当り21ビットの情報ビットと、1
ワード当たり10ビットのチェックビット(ppp…)
と、1ワード当たり1ビットの偶数パリティ(p)とで
構成される。上記情報ビットは、フラグメントチェック
サムk(10ビット)、メッセージ継続フラグC(1ビ
ット)、メッセージフラグメント番号F(2ビット)、
メッセージ番号N(6ビット)、メッセージ検索フラグ
R(1ビット)、メイルドロップフラグM(1ビッ
ト)、識別フィールドS(7ビット)、及びメッセージ
データより構成されている。
【0055】次に、表示制御プログラムメモリDCMに
は、図10に示した如く、通番サービスを示す制御信号
すなわちメッセージ検索フラグR(1ビットのフラグ情
報)に対応させて表示制御内容が記憶されている。メッ
セージ検索フラグR“0”には表示制御内容として「通
常メッセージ表示のみ」が対応し、メッセージ検索フラ
グR“1”には表示制御内容として「通常メッセージと
[着信アドレス+メッセージ番号]とを並べた表示」が
対応している。
【0056】したがって、表示制御プログラムメモリD
CMにおいては、ベクトルフィールド(VF)72Fに
設定されたベクトルタイプデータがもしくは番号付き数
字ベクトル「111B 」の場合、英数字ベクトル「10
1B 」、16進/2進ベクトル「110B 」のいずれか
のビット状態のときに、メッセージフィールド(MF)
72Gにおいて、メッセージ検索フラグRのフラグ状態
を見て、「1」に設定されていた場合には、そのメッセ
ージ検索フラグRに対応させて格納されるメッセージ番
号Nが参照され、同メッセージフィールド(MF)72
G中のメッセージを表示する際に、そのメッセージ番号
Nと対応する着信アドレスとを並べて表示する表示制御
が行われる。また、メッセージ検索フラグRが「0」に
設定されていた場合には、メッセージ番号Nを参照せず
に、メッセージフィールド(MF)72Gに格納されて
いるメッセージを表示するだけの表示制御が行われる。
【0057】F−ROM62は、CPU55の制御に従
ってキャラクタコードに基づいて表示データ(キャラク
タイメージ:フォント)を生成するためのキャラクタジ
ェネレータROM部を具備している。RAM63は、C
PU55の制御に従って受信メッセージ情報等を格納す
るエリアを有しており、その詳細は、図16に示したよ
うに、メモリアドレスNo.1、2、3、4…に対応さ
せて着信アドレス(例えば#A、#B、#A、#D
…)、メッセージ検索フラグ(R)、メッセージ番号
(N)、メッセージデータ(表示内容)、及び着信時刻
が記憶される。
【0058】ドライバ64は、CPU55により制御さ
れ、着信時にLED65を点灯表示駆動させたり、着信
時にスピーカー66から報知音を駆動させたり、着信時
にバイブレーター67を振動駆動させるユニットであ
る。LED65はドライバ64の駆動に従って着信を報
知する点灯表示を行うものであり、スピーカー66は、
ドライバ64で作成された信号に基づいて着信を報知す
る呼出音である報知音を発生するものであり、バイブレ
ーター67はドライバ64の駆動に従って着信を報知す
る振動を発生するものである。
【0059】タイミングコントローラ68は、受信タイ
ミング、デ・インターリーブタイミング等を管理する制
御部であり、電源回路69はキー入力部58のメインス
イッチ58aのスライド操作に応じて電源を供給もしく
はカットする回路である。
【0060】次に、動作について説明する。図18はセ
ンター3側の送信処理を説明するフローチャートであ
り、図19はページャー5側の受信処理を説明するフロ
ーチャートである。まず、センター3側の送信動作から
説明する。プッシュホン1においてページャー5の呼出
番号のデータ入力操作がなされると、その呼出番号デー
タは公衆回線網2を介してセンター3の入出力回路30
1に入力される(ステップS1)。その際、切換部30
2は制御部306の制御で呼出番号照合部303に出力
を切換える。この切換部302の切換えに従い、入力さ
れた呼出番号データは呼出番号照合部303に出力さ
れ、そこで加入者メモリ304に登録されている呼出番
号と照合され、入力された呼出番号が登録されているか
否か判定される(ステップS2)。この判定の結果、入
力された呼出番号の登録が確認されると、プッシュホン
1の発信者に対してメッセージ入力をガイダンスするた
め、音声応答回路305より音声メッセージ(音声信
号)が生成され、これが入出力回路301及び公衆回線
網2を介してプッシュホン1に送出される(ステップS
3)。
【0061】プッシュホン1では、この音声メッセージ
に従ってメッセージの入力操作が行われる。この入力操
作に応じてセンター3にメッセージデータが公衆回線網
2を介して入出力回路301に入力され、この場合には
切換部302の出力が制御部306となる(ステップS
4)。制御部306は、メッセージデータを入力する
と、その入力メッセージデータに基づいてメッセージの
文字数をカウントする(ステップS5)。なお、上記ス
テップS4及びS5において、メッセージ入力が無い場
合には、メッセージ入力無しとして、処理はステップS
5に移行する。
【0062】ページャー5のアドレスにはメッセージ検
索フラグR(1ビット)が予め対応付けられており、こ
のメッセージ検索フラグRのフラグ情報は、センター3
において加入者メモリ304(図4参照)を参照するこ
とによって取得することができる。例えば、このページ
ング動作が、ページャー5(#A)に対するものであ
り、ステップS1において入力された呼出番号が“00
00−00−0000”であれば、アドレス(#A)に
対応して記憶されるメッセージ検索フラグRにはフラグ
情報「1」が該当する。この場合には、処理はステップ
S8に移行し、そこでステップS4でメッセージ入力が
あればそのメッセージデータ、アドレス(#A)に対応
したメッセージ検索フラグR“1”及びメッセージ番号
がメッセージレジスタ307に出力され、ベクトルデー
タはベクトルレジスタ308に出力され、呼出対象であ
るページャー5のアドレスデータ(#A)がアドレスレ
ジスタ309に出力される。
【0063】又、ページング動作が、ページャー5(#
C)に対するものであり、ステップS1において入力さ
れた呼出番号が“2222−22−2222”であれ
ば、アドレス(#C)に対応して記憶されるメッセージ
検索フラグRにはフラグ情報「0」が該当する。この場
合には、処理はステップS7に移行し、そこでステップ
S4でメッセージ入力があればそのメッセージデータ
と、アドレス(#C)に対応したメッセージ検索フラグ
R“0”とがメッセージレジスタ307に出力され、ベ
クトルデータはベクトルレジスタ308に出力され、呼
出対象であるページャー5のアドレスデータ(#C)が
アドレスレジスタ309に出力される。
【0064】このように、メッセージレジスタ307、
ベクトルレジスタ308、アドレスレジスタ309に各
データが格納されると、送信信号処理部310は各デー
タに基づいてデータフォーマット100の如く送信デー
タを作成し(図2参照)、送信基地局4に出力する。
【0065】ここで、アドレスフィールド(AF)72
E(図23参照)に格納されるアドレスフォーマットに
ついて図17を参照して説明する。アドレスデータに
は、1ワード/32ビットよりなるショートアドレス
と、2ワード/64ビットよりなるロングアドレスとの
2種類が存在する。例えば、ショートアドレス1ワード
は、図17に示した如く、情報ビットの21ビット、チ
ェックビットの10ビット、偶数パリティの1ビットよ
り構成される。これに対して、ロングアドレスは、図示
せぬが2ワード構成となり、このロングアドレスに対応
するベクトルが2ワード必要になる。
【0066】続いて、ページャー5側の受信動作につい
て説明する。上述したようにセンター3からページャー
5(アドレス(#A))に送信データが送られた場合、
ページャー5(アドレス(#A))は、アンテナ51及
びRF受信部52によって送信されたデータを受信す
る。この受信された送信データは、前述した如く、フレ
ーム構成72に基づくものであり、アドレスデータ及び
ベクトルデータを含み、プッシュホン1によりメッセー
ジ入力があればメッセージデータも含まれて受信され
る。この段階では、ステップS11において同期信号が
サーチされており、図23に示したフレーム構成72の
同期部1(S1)72Aが受信されると、ステップS1
2においてフレーム同期が確立したという判定がなされ
る。
【0067】次に、ステップS13では、同期部1(S
1)72Aぼ次にくるフレーム情報(FI)72Bを取
り込むことにより、自己フレームの送信位置を把握し
て、自己フレームタイミングまでRF受信部52が停止
制御される。続くステップS14において自己フレーム
タイミングが確認されると、ステップS15において同
期部2(S2)72Cを受信してビット同期タイミング
が確立され、後続するインターリーブブロックの取り込
みが行われる。そして、ステップS16において受信デ
ータが1600BPSであるか否かの判定が行われる。
その結果、受信データが1600BPSであるという判
定結果が得られた場合には、デ・インターリーブ回路5
6による並べ換えは行わず、処理はステップS18に移
行する。一方、受信データが3200BPS(2値/4
値)、6400BPS(4値)のいずれかであるという
判定結果が得られた場合には、処理はステップS17に
移行して、デ・インターリーブ回路56による並べ換え
を行ってからステップS18に移行する。
【0068】ステップS18では、受信データが160
0BPSのときにはそのままバッファ57に一時格納さ
れ、3200BPSもしくは6400BPSのときには
ステップS17において並べ換えされた後のデータでバ
ッファ57に一時格納される。ステップS19では、バ
ッファ57に一時格納されたデータが読み出され、続く
ステップS20においてID−ROM54に登録されて
いるアドレスデータとの比較が行われる。
【0069】その結果、アドレス一致が得られた場合に
は、処理はステップS21に移行するが、アドレス不一
致が得られた場合には、処理は再びステップS13に戻
り、上述した処理を繰り返し実行する。なお、アドレス
フィールド(AF)72Eにおける自己アドレスの検索
では、全フェーズa,b,c,dを取り込みそれぞれの
フェーズにおいて自己アドレスが存在するのか否かを判
断することになる。伝送速度が1600BPSではフェ
ーズaのみが検索対象となり、3200BPSではフェ
ーズa,cのみが検索対象となり、6400BPSで
は、フェーズa,b,c,dの4つすべてが検索対象と
なる。
【0070】さて、ステップS21では、ステップS2
1により一致を確認できたアドレスデータから対応する
ベクトルデータを後続データより読み出し、自己メッセ
ージフィールドの始点ワードを決定すると、その自己メ
ッセージフィールドの始点ワードから後続データすなわ
ちメッセージフィールド(MF)72G中のメッセージ
データを取り込む処理が実行される。この取り込まれた
メッセージデータは、図16に示したRAM63に、着
信時刻に従い、着信アドレスに対応させて格納される。
【0071】そして、次のステップS22では、ステッ
プS21において格納されたメッセージデータに付加さ
れたメッセージ検索フラグRのフラグ状態が判定され
る。その結果、メッセージ検索フラグRが「1」にセッ
トされていた場合には、処理はステップS23に移行
し、先ず、着信報知(LED65の点灯、スピーカー6
6の報知音、バイブレーター67の振動の内のひとつも
しくは組合せ)を行うと共に、受信されたメッセージデ
ータに基づくメッセージと、[]内に一致した着信アド
レスとその表示メッセージのメッセージ番号とを入れた
表示内容とを並べて表示する表示制御が行われる。
【0072】また、上記ステップS21において、メッ
セージ検索フラグRが「0」にセットされていた場合に
は、処理はステップS24に移行し、先ず、着信報知
(LED65の点灯、スピーカー66の報知音、バイブ
レーター67の振動の内のひとつもしくは組合せ)を行
うと共に、受信されたメッセージデータに基づくメッセ
ージを表示するだけの表示制御が行われる。
【0073】例えば、センター3から送信メッセージメ
モリ312に格納されたアドレス(#A)に対するメッ
セージ番号No.2のメッセージデータ「TELして」
がメッセージ番号No.2とメッセージ検索フラグR
「1」とを伴って出力され(図4及び図5参照)、送信
基地局4より無線信号が送出された場合には、呼出番号
に対応した、そのアドレス(#A)をもつページャー5
が、無線信号を捕捉して表示制御することになる。この
場合には、上述したステップS11からS21までの受
信処理過程を経て、受信データの内のメッセージデータ
「TELして」が着信アドレス(#A)と共にメモリア
ドレスNo.3に格納される。さらに、メッセージフィ
ールド(MF)72Gのベクトルデータに定義されるワ
ード番号の情報ビットからメッセージ検索フラグRが読
み出されると、そのメッセージ検索フラグRは「1」に
セットされてることから、同ワード番号の情報ビットよ
りメッセージ番号Nが読み出される。このメッセージ番
号Nは、図5に示した如く、No.2であることから、
図16に示したように、上述のメッセージデータ「TE
Lして」を格納したメモリアドレスNo.3に、メッセ
ージ検索フラグRの「1」と、メッセージ番号Nの
「2」とが対応するように格納される(ステップS21
に対応する)。
【0074】その後、着信報知と共に、表示画面60a
には、図20に示したように、アドレス表示欄101
と、メッセージ表示欄102と、アドレス及びメッセー
ジ番号表示欄103とが形成される。このページャー5
には、予め#A、#B,#C,#Dの4つのアドレスが
設定されており、今回はアドレス(#A)に対する着信
なので、アドレス表示欄101には着信アドレス(#
A)を示す「A」が表示される。メッセージ表示欄10
2には、受信されたメッセージデータに基づくメッセー
ジ「TELして」がアドレス表示欄101に表示された
文字「A」よりも大きいサイズで表示される。アドレス
及びメッセージ番号表示欄103には、メッセージ「T
ELして」に対応するアドレス(#A)とメッセージ番
号N「2」とがそれぞれ[ ]内に「A」、「02」の
順で並べて([A02])表示される。この表示内容
[A02]はメッセージ「TELして」の文字サイズと
同様のサイズで大きく表示される。その結果、メッセー
ジ「TELして」と着信アドレス+メッセージ番号「A
02」とが表示画面60aに並べて表示制御されること
になる。
【0075】また、センター3より送信基地局4を介し
てアドレス(#D)をもつページャー5に対する送信が
行われた場合には、図4に示したようにそのアドレス
(#D)にはメッセージ検索フラグR「0」が対応す
る。このため、送信は通常のメッセージ送信となり、こ
れを受信したページャー5では、図16に示したよう
に、RAM16において受信されたメッセージデータ
「TELして」をメッセージ検索フラグR「0」に対応
させ、メッセージ番号Nをブランクにしてメモリアドレ
スNo.4に記憶する処理が実行される。その結果、表
示画面60aでは、図21に示したように、アドレス及
びメッセージ番号表示欄103は無表示となり、メッセ
ージ表示欄102にメッセージ「TELして」が表示さ
れるだけの表示制御となる。なお、アドレス表示欄10
1には、着信アドレス(#D)を示す文字「D」が表示
される。
【0076】なお、ページャー5が、受信処理とは非同
期に、読み出しモードで受信メッセージをリスト表示す
る場合には、図22に示したように、アドレス及び通番
表示欄103の表示制御に対応するアドレス及びメッセ
ージ番号表示欄201とメッセージ表示欄102の表示
制御に対応するメッセージ表示欄202とが並べて表示
画面60aに形成され、そのアドレス及びメッセージ番
号表示欄201とメッセージ表示欄202とのセット表
示が、RAM63(図16参照)に格納されているメモ
リアドレス順に、複数行(複数のメモリアドレス分)表
示され、メモリキー58dの押圧操作によって、次の複
数行が表示される。図22の例では、メモリアドレスN
o.1及びNo.2の2行分のセット表示が行われてい
る。第1行目のアドレス及び通番表示欄201には、ア
ドレス(#A)のメッセージ番号No.1を表す「A0
1」が表示され、これに並べてメッセージデータに基づ
くメッセージ「連絡乞う」が表示される。また、第2行
目のアドレス及び通番表示欄201には、アドレス(#
B)のメッセージ番号No.1を表す「B01」が表示
され、これに並べてメッセージデータに基づくメッセー
ジ「駅に集合」が表示される。また、比較的長いメッセ
ージの場合は、メッセージの先頭部より所定文字分表示
される、いわゆる「インデックス」表示でメッセージが
表示される。
【0077】このリスト表示によれば、メッセージ読み
出しの際には、複数の異なるアドレスのメッセージが見
たいアドレスのメッセージ間に割り込んでいても、メッ
セージに着信アドレスとメッセージ番号とが対応した形
で表示されるので、見たいアドレスのメッセージを他の
アドレスのメッセージとは容易に区別して確認すること
が可能である。また、リスト表示の際には、各着信アド
レス毎に表示を切り換えて、メッセージ番号とともにメ
ッセージを表示してもよい。
【0078】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、センター3及び送信基地局4からアドレス(識別信
号)毎にメッセージ(表示内容)とその送る順番を示す
メッセージ番号とを対応させて各ページャー5…に送信
し、各ページャー5…においてアドレス毎にメッセージ
とそのメッセージ番号とを並べて表示するようにしたの
で、アドレス毎の連続するメッセージの順番を着信アド
レスとメッセージ番号とから容易に判断することが可能
である。
【0079】また、メッセージ検索フラグRを採用した
ことで、その少ない情報量による制御信号で簡単に通番
サービスを実現させることが可能である。
【0080】なお、上記実施の形態では、受信したメッ
セージを可視表示するページャーを例に説明したが、本
発明は、スピーカを備え、受信したメッセージを音声で
表示する構成の受信装置にも適用できる。この場合、ア
ドレス種別とメッセージ番号は、可視表示する構成でも
音声表示する構成でもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、送信局から識別信号毎にメッセージ内容とそ
のメッセージ内容を送る順番を示す番号とを対応させて
各受信装置に送信し、各受信装置において識別信号毎に
メッセージ内容とその送られてきた順番を示す番号とを
関連づけて表示するようにしたので、識別信号に相当す
るアドレス毎に連続する送信内容の順番をメッセージ番
号と着信アドレスとから容易に判断することが可能な通
信システムを得られるという効果を奏する。
【0082】請求項2記載の発明によれば、少なくとも
識別信号とその送られてきた順番を示す番号とを関連づ
けて表示するようにしたので、識別信号に相当するアド
レス毎の連続する送信内容の順番をメッセージ番号と着
信アドレスとから容易に判断することが可能な通信シス
テムに適用される受信装置を得られるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの一実施の形態を示
す構成図である。
【図2】本通信システムで使用される送信データのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図3】センター3の内部構成の一例を示すブロック図
である。
【図4】図3に示した加入者メモリ304のメモリ構成
例を示す図である。
【図5】図3に示した送信メッセージメモリ312のメ
モリ構成例を示す図である。
【図6】ページャー5の形状の一例を示す外観図であ
る。
【図7】ページャー5の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図8】図7に示したID−ROM54のメモリマップ
例を示す図である。
【図9】図7に示したP−ROM61のメモリマップ例
を示す図である。
【図10】図9に示した表示制御プログラムメモリDC
Mのメモリ構成例を示す図である。
【図11】図9に示したベクトル制御プログラムメモリ
VCMのメモリ構成例を示す図である。
【図12】ベクトルフォーマットを説明する図である。
【図13】番号付き数字メッセージフォーマットを説明
する図である。
【図14】16進/2進メッセージフォーマットを説明
する図である。
【図15】英数字メッセージフォーマットを説明する図
である。
【図16】図7に示したRAM63のメモリ構成例を示
す図である。
【図17】アドレスフォーマットを説明する図である。
【図18】本実施の形態によるセンター3側の送信処理
を説明するフローチャートである。
【図19】第1の実施の形態によるページャー5側の受
信処理を説明するフローチャートである。
【図20】本実施の形態によるページャー5側の第1の
表示例を示す図である。
【図21】本実施の形態によるページャー5側の第2の
表示例を示す図である。
【図22】本実施の形態によるページャー5側の第3の
表示例を示す図である。
【図23】高度無線呼出方式に採用されるデータ構成を
説明する図である。
【符号の説明】
1 プッシュホン 2 公衆回線網 3 センター 4 送信基地局 5 ページャー(受信装置) 51 アンテナ 52 RF受信部 53 デコーダー部 54 ID−ROM 55 CPU 56 デ・インターリーブ回路 57 バッファ 58 キー入力部 59 表示バッファ 60 表示部 61 P−ROM 62 F−ROM 63 RAM 64 ドライバ 65 LED 66 スピーカ 67 バイブレーター 68 タイミングコントローラ 69 電源回路 301 入出力回路 302 切換部 303 呼出番号照合部 304 加入者メモリ 305 音声応答回路 306 制御部 307 メッセージレジスタ 308 ベクトルレジスタ 309 アドレスレジスタ 310 送信信号処理部 311 ブロック情報記憶用メモリ 312 送信メッセージメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号を受信する複数の受信装置と、 前記複数の受信装置に対して識別信号を含む無線信号を
    送信し、前記識別信号に従って前記各受信装置に着信を
    識別させる送信局とを備え、 前記送信局は、 前記各受信装置へのメッセージ内容を、前記識別信号毎
    に、送信する順番を示す番号とともに無線信号を送信す
    る送信手段を有し、 前記各受信装置は、 前記送信手段により送信された無線信号を受信して該無
    線信号より前記識別信号を検出すると、前記受信された
    無線信号に含まれるメッセージ内容及び番号をそれぞれ
    識別信号に対応づけて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に対応づけて記憶された識別信号と番号と
    を関連づけて表示する表示手段とを有したことを特徴と
    する通信システム。
  2. 【請求項2】無線信号を受信して該無線信号より識別信
    号を検出すると、前記受信された無線信号に含まれるメ
    ッセージ内容及び前記識別信号毎に送信された順番を示
    す番号をそれぞれ識別信号に対応づけて記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に対応づけて記憶された識別信号と前記番
    号とを関連づけて表示する表示手段とを有したことを特
    徴とする受信装置。
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