JPH09116716A - 画像データ記憶装置 - Google Patents

画像データ記憶装置

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JPH09116716A
JPH09116716A JP7292142A JP29214295A JPH09116716A JP H09116716 A JPH09116716 A JP H09116716A JP 7292142 A JP7292142 A JP 7292142A JP 29214295 A JP29214295 A JP 29214295A JP H09116716 A JPH09116716 A JP H09116716A
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JP
Japan
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image data
image
data
memory
binary
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JP7292142A
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English (en)
Inventor
Tomonori Tanaka
智憲 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリクリア動作後の不正画像の出力がな
く、制御動作も簡単な画像データ記憶装置を提供する。 【解決手段】 複数ビットの多値画像データは多値圧縮
伸張部38に入力され、n×n画素の複数画素のブロツ
ク単位で固定長圧縮され、多値圧縮データとして画像メ
モリ43に格納され、読出時には伸張出力され、2値画
像データは、2値処理部39を介して画像メモリ43に
格納され、画像メモリ43から読出され出力されるが、
多値圧縮伸張部38では、多値圧縮後の白画像の多値画
像データが、白画像の2値画像データと等しくなるアル
ゴリズムで、多値圧縮処理を行うので、メモリクリア動
作後の不正画像の出力を未然に防止することが可能にな
り、メモリクリア動作時には、n×n画素の多値圧縮後
の多値圧縮データ量が、n×n画素分の2値画像データ
量よりも多く、多値圧縮データによるメモリクリア動作
のみが行われて制御が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値画像データ及
び2値画像データが格納される画像データ記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の画像処理システムにおい
ては、スキャナから入力される画像データは、一般に、
8ビット256諧調のように、複数ビットからなる多値
の画像データであり、この画像データを画像処理した後
の出力データは、多値のデータ或いは単一ビットの2値
のデータとなっている。
【0003】これらの出力データは、画像処理システム
のメモリに格納されるが、この格納方法については、例
えば特開昭63−244244号公報に開示されてお
り、開示の方法では、多値画像データについては多値圧
縮は行わず、そのままメモリに格納している。しかし、
例えば8ビット256諧調の多値画像データをそのまま
格納すると、2値の画像データを格納する場合の8倍の
容量のメモリが必要になる。
【0004】そこで、多値の画像データをメモリに格納
する場合には、メモリコストの低減のために、メモリへ
の格納前に多値圧縮を行い、多値圧縮データとしてデー
タ量を減少させてメモリに格納する方法が一般に行われ
ている。
【0005】そして、記憶対象となる画像データが多値
の場合には、多値圧縮を行い、多値圧縮後の多値圧縮デ
ータをメモリに格納し、2値の場合にはそのままのデー
タを同一のメモリに格納することにより、画像データが
多値、2値何れの場合にも対応可能な画像データ記憶シ
ステムが提案されている。
【0006】このようにして、メモリに格納された画像
データに対して、デジタル複写機などでは、メモリの記
憶領域を指定することにより、画像の切り出し、はめ込
み、複数毎の原稿を1毎の転写紙にコピーする集約など
の画像編集が行われている。この画像編集に際して、メ
モリ領域内の不要部分が白画像となるように、メモリに
白画像に相当するデータを書込むメモリクリア動作が行
われる。このメモリクリア動作は、メモリの内容を、プ
リントアウトなどによって、可視画像とした場合に、不
正画像を出力させないように、画像のメモリへの書込前
にメモリの全領域に対して行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の多値圧縮機能を
備え、多値画像データ及び2値画像データを格納可能な
画像データ記憶システムとして、日本印刷学会誌、第2
7巻第3号290頁〜298頁に「ハードコピー装置に
適した画像圧縮法」が開示されている。開示の方法で
は、メモリクリア動作時の多値圧縮データが、全て0の
データとならないので、白画像の多値画像データ(25
6諧調の場合の0値のデータ)を多値圧縮した後の多値
圧縮データをメモリに書込む場合と、白画像の2値画像
データをメモリに書込む場合とが必要になる。
【0008】このように、画像に応じて2通りのメモリ
クリア動作を行うことは、制御を複雑にし、多値を想定
してメモリクリア動作を行った後に、2値画像データの
入出力を行うと、不正画像を出力するという問題があ
る。
【0009】本発明は、前述したような画像データ記憶
の現状に鑑みてなされたものであり、その第1の目的
は、メモリクリア動作後の不正画像の出力がない画像デ
ータ記憶装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、メモリクリ
アの動作を簡単な制御で行うことが可能な画像データ記
憶装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の発明は、多値画像データ及び
2値画像データが格納される画像メモリと、複数ビット
で構成される多値画像データが入力され、入力された多
値画像データを、2次元画像のn×n画素の複数画素か
らなるブロツク単位で、固定長圧縮を行い、所定量の多
値圧縮データとして前記画像メモリに格納し、また、前
記画像メモリから読出した多値圧縮データを伸張して出
力する多値圧縮伸張手段と、前記複数ビット中の所定ビ
ットが、単一ビットの2値画像データとして入力され、
入力された2値画像データを前記画像メモリに格納し、
また、前記画像メモリから読出して出力する2値処理手
段とを備えた画像データ記憶装置において、前記多値圧
縮伸張手段は、多値圧縮後の白画像の多値画像データ
が、白画像の2値画像データと等しくなるようなアルゴ
リズムで、多値圧縮処理を行うことを特徴とするもので
ある。
【0012】前記第1及び第2の目的を達成するため
に、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、前記画像メモリの全書込領域に、白画像の多値圧縮
データ或いは2値画像データを書込むメモリクリア動作
時に、n×n画素の多値圧縮後の多値圧縮データ量が、
n×n画素分の2値画像データ量よりも多い場合には、
前記多値圧縮伸張手段で、多値圧縮データによるメモリ
クリア動作を行い、n×n画素の多値圧縮後の多値圧縮
データ量が、n×n画素分の2値画像データ量よりも少
ない場合には、前記2値処理手段で、2値画像データに
よるメモリクリア動作を行うことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態をデジ
タル複写機に適用した場合の全体構成を示す説明図、図
2は原稿台に載置された原稿の説明図である。
【0014】本実施の形態は、図1に示すように、スキ
ャナ動作の制御を行うスキャナ制御部7と読取画像信号
の信号処理を行うIPU(イメージプロセッシングユニ
ット)6とを含み、原稿画像の読取りを行う読取部A
に、画像形成動作を行う像形成部Bが接続され、IPU
6に、ファクシミリ動作を行うFAX部23と、本実施
の形態に係る記憶部26とが接続されている。一方、全
体の動作を制御するシステム制御部24が設けられ、こ
のシステム制御部24には操作部P、スキャナ制御部
7、記憶部26、FAX部23が接続されている。
【0015】図2に示すように、読取部Aの原稿台2に
原稿1を載置し、各種センサからの検知信号に基づき駆
動モータを制御し、且つIPU6にパラメータの設定を
行うスキャナ制御部7の制御によって、原稿台2に沿っ
て移動する露光ランプ3によりスキャン露光が行われ、
反射光が反射ミラー4a、4bを介してCCD5で受光
されて光電変換され、原稿画像に対応する画像信号がI
PU6に入力され、IPU6によってシェーディング補
正が行われ、8ビットのデジタル信号にAD変換された
後に、変倍処理、ディザ処理などの画像処理が行われ、
処理後の画像信号は同期信号と共に像形成部Bに入力さ
れる。
【0016】像形成部Bには、像形成が行われる感光体
10、感光体10に露光を行う書込部11、像形成部B
の動作を制御するブロック制御部25が含まれ、各セン
サからの検知信号が入力されるブロック制御部25の指
令によって、画像形成動作が行われ、一定速度で回転す
る感光体10が帯電チャージャ8で均一に帯電され、書
込部11によって、画像データにより変調されたレーザ
光により原稿画像の露光が行われる。
【0017】この露光によって、感光体10には、原稿
画像の静電潜像が形成され、この静電潜像が現像ユニッ
ト12によって、トナー像に顕像化され、給紙トレイ2
6から給紙コロ13、レジストローラ14を介して搬送
される転写紙に、転写チャージャ15によって、感光体
10のトナー像が転写される。トナー像が転写された転
写紙は、分離チャージャ16によって感光体10から分
離され、定着ユニット17によつて定着され、排紙コロ
18を介して排紙トレイ20に排紙される。転写後に感
光体10に残存するトナーは、クリーニングユニット2
1により除去され、感光体10は除電チャージャ22に
より除電される。
【0018】図7はIPUの動作を示す信号波形図であ
り、同図においてフレームゲート信号(FGATE)
は、ライン同期信号(LSYNC)の立ち下がりエッジ
でアサート或いはネゲートとされ、副走査方向の画像エ
リアに対して、画像有効範囲を示す信号で、この信号が
Lレベル(ローアクティブ)の間の画像データが有効な
データとなる。
【0019】ライン同期信号(LSYNC)は、画素同
期信号(PCLK)の立ち上がりエッジで所定クロック
数だけアサートされ、この信号の立ち上がり後、所定ク
ロック後に主走査方向の画像データが有効となる。
【0020】送られてくる画像データは、画素同期信号
(PCLK)の1周期に対して一つであり、図2の矢印
AR部分より400DPIに分割されている。本実施の
形態では、原稿台1を6800ラインに分割し、さらに
ライン内で4800画素に分割され、画像データの主走
査有効範囲及び副走査有効範囲は、転写紙サイズで設定
され、画像データは、矢印ARを先頭にラスタ形式のデ
ータとして送出される。
【0021】また、IPU6は、オペレータの操作部P
の操作に基づくスキャナ制御部7からの指令によって、
多値画像データの2値化処理(1ビットデータ化)を行
い、FAX部23にデータ転送を行う。FAX部23
は、画像データをG3、G4FAXのデータ転送規定に
基づき2値圧縮し電話回線へ転送する。さらに、電話回
線よりFAX部23に転送されたデータは、復元されて
2値の画像データとされ、IPU6により多値化(8ビ
ットデータ化)され、像形成部Bの書込部11によって
顕像化される。
【0022】システム制御部24は、オペレータの操作
部Pへの入力状態を検知し、読取部A、記憶部26、像
形成部Bへの各種パラメータの設定、プロセス実行指令
などを出力し、システム全体の状態を操作部Pのパネル
に表示する。
【0023】図3は図1の記憶部の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、本実施の形態に係る記憶
部26は、画像データの入出力動作を行う画像データ入
出力部31に、画像データの2値処理を行う2値処理部
39と、画像データの多値圧縮伸張動作を行う多値圧縮
伸張部38とが接続され、2値処理部39に、多値圧縮
伸張部38からの画像データバス上に、2値処理部39
からの2値画像データを挿入するセレクタ部36が接続
され、多値圧縮伸張部38には画像メモリ43が接続さ
れている。
【0024】一方、記憶動作を制御する記憶制御部40
が設けられ、この記憶制御部40は、システム制御部2
4(図1参照)、セレクタ部36及び画像メモリ43に
接続されている。また、アドレス信号を発生するアドレ
ス発生部42が設けられ、このアドレス発生部42に
は、画像データ入出力部31、2値処理部39及び多値
圧縮伸張部38に接続されるOR回路45、及び記憶制
御部40が接続され、アドレス発生部42は、画像メモ
リ43のデコーダ46に接続されている。
【0025】本実施の形態に係る記憶部26は、システ
ム制御部24の指令によって、通常は、IPU6から入
力される1原稿分の画像データを記憶することで、リピ
ートコピー、回転コピーなどの複写アプリケーションに
使用され、FAX部23からの2値画像データを一時記
憶させるページメモリとしても使用される。
【0026】図4は、図3の画像データ入出力部31の
構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像
データが入力されるラインメモリ(FIFO)32a〜
32cの出力信号と、画像データとがデータマスク部3
7に入力されており、データマスク部37の出力端子に
は、2値処理部39と多値圧縮伸張部38とが接続され
ている。一方、2値処理部39と多値圧縮伸張部38の
出力端子は、MSBデータセレクタ49に接続され、M
SBデータセレクタ49には、ラインメモリ33a〜3
3cが接続され、ラインメモリ33a〜33cの出力端
子と、MSBデータセレクタ49から出力画像データが
出力されるように構成されている。そして、ラインメモ
リ32a〜32c及びラインメモリ33a〜33cに
は、ラインメモリ32a〜32c及びラインメモリ33
a〜33cを制御するFIFO制御部35が接続されて
いる。
【0027】画像データ入出力部31で、データの入出
力に使用されるデータ線は8ビットであり、扱うデータ
が多値の時は8ビット分のデータ線が使用され、2値の
時には8ビット中の最上位1ビット(MSB)が使用さ
れる。シリアル入力された画像データは、FIFO制御
部35により制御されるラインメモリ32a〜32cに
より4ライン×4画素単位に変換される。
【0028】図8はFIFO制御部の画像データ入力時
の信号波形図である。画像データ入力時には、LSYN
Cに同期して、ライン単位でシリアル入力された画像デ
ータは、FGATEINがアクティブになると、WE1
〜WE3信号により順次切り換えられる3個のラインメ
モリ32a〜32cに記憶される。
【0029】この時の1ラインの取込み画素は4800
画素であり、4ライン目の画像データの入力に合わせ
て、4ライン束のパラレルデータとなるように、多値圧
縮伸張部38に出力される。各ラインメモリ32a〜3
2cは、WE1〜WE3がアクティブの間に、CLK信
号の立ち上がりエッジで1画素のデータを記憶し、書込
と読出しのアドレスのリセットはLSYNCで行う。
【0030】図9はFIFO制御部の画像データ出力時
の信号波形図である。図3の記憶制御部40からの画像
出力要求信号により動作を開始し、4ライン束のパラレ
ルデータを、WE0により3個のラインメモリ33a〜
33cに取込むと共に、FGATEOUTをアクティブ
にし、外部に画像データを出力する。また、順次ライン
メモリ33a〜33cを、RE1〜RE3により、LS
YNCに同期させて切り換えて読出し外部に出力する。
この時の1ラインの出力画素数は4800であり、各ラ
インメモリ33a〜33cは、RE1〜RE3がアクテ
ィブの間に、CLK信号の立ち上がりエッジで、1画素
のデータを読出し、書込と読出アドレスのリセットはL
SYNCにより行う。
【0031】また、図4のMSBデータセレクタ49は
2値処理部39からのデータ、または多値圧縮伸張部3
8からのMSBデータの何れか一方を、記憶制御部40
からの2値/多値選択信号により選択し、8ビットのデ
ータ線に出力する。
【0032】図10はFIFO制御部のメモリクリア時
の信号波形図である。記憶制御部40からのメモリクリ
ア信号の立ち下がりエッジにより動作が開始され、図中
のFGATEINが点線に示すように入力される区間で
動作が行われる。この場合、メモリクリア信号がアクテ
ィブの間、データマスク部37によつて、外部からの入
力データに無関係に、白画像と同一データが出力され
る。また、メモリクリア信号が非アクティブの場合に
は、ラインメモリ32a〜32cからのデータがそのま
ま出力される。
【0033】図11は多値圧縮伸張部の動作を示す説明
図である。同図(a)に多値圧縮伸張部の処理単位であ
る4×4の画素ブロックが示されている。圧縮動作時に
は、入力開始信号が入力されると、ラインメモリ32a
〜32cからのデータを32ビット幅で取込み、並列処
理によって、次々と多値圧縮データへの変換が行われ、
ライトストローブ信号と共に、画像データバスに出力
し、圧縮動作は1200ブロック分の処理が完了すると
終了する。
【0034】ここで、本実施の形態多値圧縮方式を説明
する。本実施の形態での多値画像データの圧縮アルゴリ
ズムを数式1に示す。
【0035】
【数1】
【0036】数式1において、LAはブロック内の画素
の256諧調の平均値、LDはダイナミックレンジであ
る。
【0037】数式1のアルゴリズムによると、code
は1画素に対し2ビット割り当てられ、1ブロックの多
値データ16画素は、図11(b)に示すように、LA
が1バイト、LDが1バイト、codeが4バイト(2
ビット×16)の6バイトの圧縮データに変換され、画
像メモリ43に格納される。
【0038】伸張時には、記憶制御部40からの出力開
始信号により、4ライン分の画像データに対応して、画
像メモリ43に記憶された多値圧縮データが読み出さ
れ、伸張処理される。画像メモリ43にリードストロー
ブ信号が入力され、画像メモリ43から1ブロック分の
多値圧縮データが読み出され、読み出された多値圧縮デ
ータは、並列処理により次々とパラレルの多値画像デー
タに変換され、32ビットのデータ線を介して、画像デ
ータ入出力部31に出力され、1200ブロック分の処
理が完了すると伸張処理は終了する。本実施の形態での
伸張動作のアルゴリズムを数式2に示す。
【0039】
【数2】
【0040】図5は2値処理部の構成を示すブロック図
である。同図に示すように、2値処理部39には、クロ
ックジェネレータ50が設けられ、クロックジェネレー
タ50のクロック端子CK1〜CK4には、フリップフ
ロップ51a〜51dがそれぞれ接続され、フリップフ
ロップ51a〜51dには、フリップフロップ52a〜
52dがそれぞれ接続され、クロックジェネレータ50
のクロック端子CK4に、フリップフロップ52a〜5
2dが並列に接続されている。また、クロックジェネレ
ータ50のクロック端子CK1に、フリップフロップ5
3a〜53dが並列に接続され、フリップフロップ53
a〜53dは、4ビットセレクタ54に接続され、4ビ
ットセレクタ54には、フリップフロップ55が接続さ
れ、また、4ビットセレクタ54には、クロックジェネ
レータ50が接続されている。
【0041】図12は2値処理部のメモリライト動作を
示す信号波形図、図13は2値処理部のメモリリード動
作を示す信号波形図である。
【0042】2値処理部39は、画像データ入出力部3
1からの入力開始信号により、メモリライト動作を、出
力開始信号によりメモリリード動作を開始する。2値処
理部39は、単一ビットである2値画像データを、多値
圧縮伸張部38と同様に4×4画素単位で扱うために、
4ライン束(4ビット)で画像データ入出力部31のF
IFO35に入出力する。また、セレクタ部36を経由
する2バイト(16ビット)のデータとして画像メモリ
43に出力し、図11に示す画素配置で格納する。
【0043】図6はセレクタ部の構成を示すブロック図
である。セレクタ部36には、2値/多値選択信号と2
値データが入力されるNAND回路55a〜55cが設
けられ、NAND回路55a〜55cには、データが入
力される論理回路56a〜56cが接続されている。
【0044】セレクタ部36は、多値圧縮伸張部38か
らの画像データバス上に、2値処理部39からの2値画
像データを挿入し、記憶制御部40からの2値/多値選
択信号により選択されたセレクタ部36、或いは多値圧
縮芯値用部38が画像データバスを駆動する。2値/多
値選択信号で多値が選択されると、論理回路56a〜5
6cのG端子の入力が非アクティブとなり、データバス
はは非接続状態となり、2値が選択されると、2値デー
タ格納信号によって、データバスは接続状態となる。
【0045】本実施の形態の圧縮方式によると、1ブロ
ックに対して多値圧縮データが2値画像データの3倍の
データ量となるために、多値のメモリ量があれば、2値
画像データを3画像分保持することができる。このため
に、2値画像データを扱う時に、駆動する画像データバ
スを、2値格納先選択信号により指定して、画像メモリ
43の所定のメモリ位置への格納が行われる。
【0046】アドレス発生部42は、カウンタで構成さ
れ、多値圧縮伸張部38または2値処理部39からのア
ドレスストローブ信号により、画像メモリ43へのアド
レスをカウントアップし、画像メモリ43に出力する。
また、記憶制御部40からライトまたはリードアドレス
の初期値が設定されることにより、画像メモリ43での
画像のはめ込み、合成などの編集が行われる。このアド
レスカウンタは、画像入出力前に、記憶制御部40によ
りシステムバスを介して初期化される。
【0047】画像メモリ43は、DRAMなどの記憶素
子で構成され、多値圧縮データ及び2値画像データが格
納され、メモリ量の合計は12Mバイトに設定されてい
る。アドレス発生部42からのライトストローブ信号に
対し、画像アドレス21ビットにより指定された2M空
間中の1アドレスに、画像データバス上の6バイトのデ
ータを記憶する。また、リードストローブ信号に対して
は、同様にメモリより6バイトのデータを読出して画像
データバスに出力する。また、2値画像データを格納す
る場合には、2値格納先選択によって、1アドレス中の
6バイトのメモリの2バイトずつを個々に選択指定する
ことにより、2値画像3画面分をメモリに記憶する。
【0048】本実施の構成では、記憶制御部40によ
り、メモリクリア動作を行う場合には、その多値圧縮デ
ータは、以下のように、全てのビットが0となる6バイ
トのデータにされる。即ち、 Lmax=Lmin=0
であるから、P1=P2=Q1=Q4=0(Q4は該
当なしのために、Q1=Q4と処理される)となり、L
A=LD=L1=L2=0となり、全ての画素はLij
=0であり、code=00となる。
【0049】このように、本実施の形態によると、多値
圧縮機能を有し、画像メモリ43には、多値画像データ
及び2値画像データが記憶可能で、白画像の多値画像デ
ータを多値圧縮後のデータが、白画像の2値画像データ
と等しくなるように、多値圧縮処理を行うことにより、
メモリクリア動作後の不正画像の出力を未然に防止する
ことが可能になる。また、本実施の形態によると、多値
圧縮データ量が2値画像データ量よりも多くなるため
に、メモリクリア動作は、全て多値画像を圧縮した後の
多値圧縮データにより行われ、対象画像が多値画像或い
は2値画像の何れでも、多値圧縮処理によるメモリクリ
ア動作を行えばよく、画像データ記憶装置の制御を簡単
にすることが可能になる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、複数ビッ
トで構成される多値画像データが、多値圧縮伸張手段に
入力され、2次元画像のn×n画素の複数画素からなる
ブロツク単位で固定長圧縮され、所定量の多値圧縮デー
タとして画像メモリに格納され、画像メモリから読出さ
れた多値圧縮データは伸張出力され、一方、複数ビット
中の所定ビットが、単一ビットの2値画像データとし
て、2値処理手段を介して同一の画像メモリに格納さ
れ、また該画像メモリから読出されて出力されるが、多
値圧縮伸張手段では、多値圧縮後の白画像の多値画像デ
ータが、白画像の2値画像データと等しくなるアルゴリ
ズムで、多値圧縮処理を行うので、メモリクリア動作を
行う場合に、不正画像の出力を未然に防止することが可
能になる。請求項2記載の発明によると、請求項1記載
の発明で得られる効果に加えて、画像メモリの全書込領
域に、白画像の多値圧縮データ或いは2値画像データを
書込むメモリクリア動作時には、n×n画素の多値圧縮
後の多値圧縮データ量が、n×n画素分の2値画像デー
タ量よりも多い場合には、多値圧縮伸張手段により、多
値圧縮データによるメモリクリア動作が行われ、n×n
画素の多値圧縮後の多値圧縮データ量が、n×n画素分
の2値画像データ量よりも少ない場合には、2値処理手
段により、2値画像データによるメモリクリア動作が行
われるので、制御が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態をデジタル複写機に適用
した場合の全体構成を示す説明図である。
【図2】■図1の原稿台に載置された原稿の説明図であ
る。
【図3】図1の記憶部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の画像データ入出力部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図3の2値処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図3のセレクタ部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図1のIPUの動作を示す信号波形図である。
【図8】図4のFIFO制御部の画像データ入力時の信
号波形図である。
【図9】図4のFIFO制御部の画像データ出力時の信
号波形図である。
【図10】図4のFIFO制御部のメモリクリア時の信
号波形図である。
【図11】図3の多値圧縮伸張部の動作を示す説明図で
ある。
【図12】図5の2値処理部のメモリライト動作を示す
信号波形図である。
【図13】図5の2値処理部のメモリリード動作を示す
信号波形図である。
【符号の説明】
6 IPU 7 スキャナ制御部 10 感光体 11 書込部 24 システム制御部 25 ブロック制御部 31 画像データ入出力部 32a〜32c ラインメモリ 33a〜33c ラインメモリ 35 FIFO制御部 36 セレクタ部 37 データマスク部 38 多値圧縮伸張部 39 2値処理部 43 画像メモリ 49 MSBデータセレクタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 H04N 1/40 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データ及び2値画像データが格
    納される画像メモリと、 複数ビットで構成される多値画像データが入力され、入
    力された多値画像データを、2次元画像のn×n画素の
    複数画素からなるブロツク単位で、固定長圧縮を行い、
    所定量の多値圧縮データとして前記画像メモリに格納
    し、また、前記画像メモリから読出した多値圧縮データ
    を伸張して出力する多値圧縮伸張手段と、 前記複数ビット中の所定ビットが、単一ビットの2値画
    像データとして入力され、入力された2値画像データを
    前記画像メモリに格納し、また、前記画像メモリから読
    出して出力する2値処理手段とを備えた画像データ記憶
    装置において、 前記多値圧縮伸張手段は、多値圧縮後の白画像の多値画
    像データが、白画像の2値画像データと等しくなるよう
    なアルゴリズムで、多値圧縮処理を行うことを特徴とす
    る画像データ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記画像メモリの全書込領域に、白画像
    の多値圧縮データ或いは2値画像データを書込むメモリ
    クリア動作時に、n×n画素の多値圧縮後の多値圧縮デ
    ータ量が、n×n画素分の2値画像データ量よりも多い
    場合には、前記多値圧縮伸張手段で、多値圧縮データに
    よるメモリクリア動作を行い、n×n画素の多値圧縮後
    の多値圧縮データ量が、n×n画素分の2値画像データ
    量よりも少ない場合には、前記2値処理手段で、2値画
    像データによるメモリクリア動作を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の画像データ記憶装置。
JP7292142A 1995-10-14 1995-10-14 画像データ記憶装置 Pending JPH09116716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166144A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Sony Corp 画像処理装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体

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