JP3418243B2 - 画像データ記憶制御装置 - Google Patents

画像データ記憶制御装置

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JP3418243B2 JP10683494A JP10683494A JP3418243B2 JP 3418243 B2 JP3418243 B2 JP 3418243B2 JP 10683494 A JP10683494 A JP 10683494A JP 10683494 A JP10683494 A JP 10683494A JP 3418243 B2 JP3418243 B2 JP 3418243B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ記憶制御装
置に係わり、特に、複数ビットの多値画像データ及び単
一ビットの2値画像データを各別に処理した後で画像メ
モリーに収納し、かつ、画像メモリーから読み出して元
の複数ビットの多値画像データ及び単一ビットの2値画
像データに変換する画像データ記憶制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル複写機やプリンタ、ま
たはファクシミリ等においては、入力される画像データ
を適宜画像メモリーに収納させたり、反対に、画像メモ
リーから読出す等の処理が行われている。この場合、画
像メモリーに収納される画像データとしては、例えば、
8ビット256階調のような複数ビットの多値画像デー
タや、その複数ビットの多値画像データを適宜画像処理
することに得られた単一ビットの2値画像データであ
る。
【0003】この場合、画像メモリーに複数ビットの多
値画像データと単一ビットの2値画像データを収納させ
る画像データ格納手段としては、例えば、特開昭63−
244244号に開示のものが知られている。この場
合、前記特開昭63−244244号に開示の手段は、
複数の多値画像メモリーを備えており、複数ビットの多
値画像データをこれら多値画像メモリーにそのままの状
態で収納させ、また、単一ビットの2値画像データをこ
れら多値画像メモリーの指定されたアドレスの所定ビッ
ト位置に収納させるものである。
【0004】ところで、前記特開昭63−244244
号に開示の手段のように、多値画像メモリーに複数ビッ
トの多値画像データをそのままの形で収納させると、同
一量の単一ビットの2値画像データを収納させる場合に
比べて、必要とする画像メモリーの容量は8倍になって
しまう。
【0005】そこで、複数ビットの多値画像データを画
像メモリに収納させる場合、画像メモリーの容量を低減
させるために、複数ビットの多値画像データを、2次面
画像のn×n(ただし、nは2以上の整数)画素からな
るブロック単位の画像データに変換し、次いで、このブ
ロック単位の画像データを固定長圧縮して圧縮符号デー
タとした後、この圧縮符号データを画像メモリーに格納
させる手段が既に開発されている。これらの手段を採用
すれば、複数ビットの多値画像データを画像メモリーに
収納させるとき、複数ビットの多値画像データをそのま
まの状態で画像メモリーに収納させる場合に比べて、必
要とする画像メモリーの容量は数分の1になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭63−24
4244号に開示の手段は、複数ビットの多値画像デー
タと単一ビットの2値画像データを同時に取り扱うこと
ができるという利点を有する反面、前述のように必要と
する画像メモリーの容量がかなり増大するようになり、
その容量の増大に伴って、必要とするハードウエアが増
大するとともに、それらの制御も複雑になり、装置全体
のコストアップにつながるという問題がある。
【0007】また、単に、ビット数を削減して、メモリ
容量を低減させる方法があるが、単純にビット削減を行
うと、その分、階調性が低くなり、画像の再現性が低下
してしまうという問題がある。
【0008】一方、前記既知の圧縮符号データを画像メ
モリーに格納させる手段は、複数ビットの多値画像デー
タのみを取り扱っている限り、必要とする画像メモリー
の容量が少なくて済み、画像の階調性が前述のビット削
減に比べて256階調を低減しないという利点を有して
いるものの、複数ビットの多値画像データと単一ビット
の2値画像データを同時に取り扱うようにするために
は、単純に2値画像データを画素単位でメモリに取り込
む方法では、圧縮符号データがn×n画素単位の扱いで
あるため、全く別個に画像メモリを制御する手段が必要
になり、同様に必要とするハードウエアが増大するとと
もに、それらの制御も複雑になり、装置全体のコストア
ップにつながるという問題がある。
【0009】本発明は、これら問題点を除去するもの
で、その目的は、複雑な構成にならず、安価に製造可能
な複数ビットの多値画像データ及び単一ビットの2値画
像データを取り扱うことが可能な画像データ記憶制御装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数ビットの多値シリアル画像データを
2次面画像のn×n(nは2以上の整数)画素からなる
ブロック単位の第1の画像データとして出力させる画像
データ入力部と、前記第1の画像データを固定長圧縮し
て圧縮符号データとし、この圧縮符号データを画像メモ
リーに格納させる多値画像圧縮部と、前記画像メモリー
から読み出した前記圧縮符号データを伸長し、前記第1
の画像データとして出力させる多値画像伸長部と、前記
第1の画像データを元の複数ビットの多値シリアル画像
データに変換させる画像データ出力部とからなる画像デ
ータ記憶制御装置において、前記画像データ入力部は、
単一ビットの2値シリアル画像データが入力された際
に、この2値シリアル画像データを2次面画像のn×n
画素からなるブロック単位の第2の画像データに変換し
て次続の2値処理部に供給し、前記2値処理部は、前記
第2の画像データを前記画像メモリーに収納させるとと
もに前記画像メモリーから前記第2の画像データを読出
し、前記画像データ出力部は、前記2値処理部から供給
された第2の画像データを元の2値シリアル画像データ
に変換して出力させる手段を備える。
【0011】
【作用】前記手段においては、画像データ入力部は、複
数ビットの多値シリアル画像データが入力されると、こ
の複数ビットの多値シリアル画像データを2次面画像の
n×n画素からなるブロック単位の第1の画像データと
して出力させ、一方、単一ビットの2値シリアル画像デ
ータが入力されると、この2値シリアル画像データを2
次面画像のn×n画素からなるブロック単位の第2の画
像データに変換して出力させる。多値画像圧縮部は、既
知のこの種の画像データ記憶制御装置の多値画像圧縮部
と同様に、第1の画像データを固定長圧縮して圧縮符号
データとし、この圧縮符号データを画像メモリーに格納
させ、多値画像伸長部も、既知のこの種の画像データ記
憶制御装置の多値画像伸長部と同様に、画像メモリーか
ら読出した圧縮符号データを伸長し、第1の画像データ
として出力させる。新たに設けた2値処理部は、入力さ
れた第2の画像データを画像メモリーに収納させ、同時
に、画像メモリーから第2の画像データを読出し、出力
させる。また、画像データ出力部は、入力された第1の
画像データを元の複数ビットの多値シリアル画像データ
に変換して出力させ、2値処理部から入力された第2の
画像データを元の2値シリアル画像データに変換して出
力させる。
【0012】このように、前記手段によれば、画像デー
タ入力部及び画像データ出力部は、それらの内部構成を
簡単に改変するだけで、複数ビットの多値シリアル画像
データと2次面画像のn×n画素からなるブロック単位
の第1の画像データとの間の変換処理を行うことができ
るとともに、単一ビットの2値シリアル画像データと2
次面画像のn×n画素からなるブロック単位の第2の画
像データとの間の変換処理も行うことができるようにな
り、特に、単一ビットの2値シリアル画像データと2次
面画像のn×n画素からなるブロック単位の第2の画像
データとの相互処理を行うハードウエアを別途設ける必
要がなくなり、構成が複雑にならず、装置全体のコスト
アップも避けることができる。
【0013】なお、前記手段は、新たに、入力された第
2の画像データを画像メモリーに収納させ、同時に、画
像メモリーから第2の画像データを読出し、出力させる
2値処理部を設けているが、この2値処理部は極めて簡
単な構成のものであるから、2値処理部を設けたことに
よって、構成が複雑になったり、装置全体のコストアッ
プにつながるということはない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0015】図1は、本発明に係わる画像データ記憶制
御装置が画像形成機器において使用される際の一例を示
す構成図であって、本例においては、画像形成機器がデ
ジタル複写機の場合を示している。
【0016】図1において、Aは本発明の画像データ記
憶制御装置(記憶部)、Bはイメージプロセッシングユ
ニット(IPU)、Cはイメージセンサ(CCD)、D
は制御装置(制御部)、Eは書込み装置(書込部)、F
はファクシミリ装置(FAX)、Gは原稿台、Hは露光
ランプ、Iは反射ミラー、Jは操作装置(操作部)、K
は感光体、Lは帯電装置(帯電チャージャ)、Mは現像
装置、Nは転写装置(転写チャージャ)、Sは定着装
置、Tは給紙トレイ、Uは排紙トレイである。
【0017】本例のデジタル複写機は、概要、次のよう
に動作する。いま、原稿台Gに読取り原稿を装着させ、
操作部Jの操作により制御部Dを介して読取り開始を指
令すると、可動する露光ランプHの照射によって原稿が
走査露光され、原稿からの反射光が反射ミラーIを介し
てイメージセンサCに供給される。このとき、イメージ
センサCは光電変換を行い、受光量に対応した大きさの
電気信号を発生してイメージプロセッシングユニットB
に供給する。イメージプロセッシングユニットBは、入
力された電気信号に対しシェーディング補正等の信号処
理を行い、次いで、アナログ−デジタル変換し、8ビッ
トのデジタル信号を形成させる。さらに、イメージプロ
セッシングユニットBは、この8ビットのデジタル信号
に対し変倍処理及びディザ処理等のデジタル処理を行っ
て画像データを発生させ、複写動作時に、この画像デー
タを画像同期信号とともに書込部Eを通して像形成部に
送出される。
【0018】像形成部は、感光体K、帯電チャージャ
L、現像装置M、転写チャージャN、定着装置S、給紙
トレイT、排紙トレイU等からなり、既に知られた構成
のものである。この場合、一定速度で回転する感光体K
は、帯電チャージャLで一様に帯電された後、書込部E
から照射されるレーザー光で露光され、画像に対応した
静電潜像が形成される。次いで、この静電潜像は現像装
置Mでトナーにより現像され、可視画像が形成される。
続いて、この可視画像は転写チャージャNにおいて転写
紙上に転写され、転写された可視画像は定着装置Sによ
って転写紙上に熱定着された後、排紙トレイUから取り
出されるものである。
【0019】また、イメージプロセッシングユニットB
は、操作部Jの操作により制御部Dを介して画像データ
を2値化処理し、単一ビットの2値画像データに変換さ
せた後、この2値画像データをファクシミリ装置Fにデ
ータ転送させる。このとき、ファクシミリ装置Fは、入
力された2値画像データをG3またはG4等のファクシ
ミリのデータ転送規格に基づいて2値圧縮を行い、2値
圧縮データの形で電話回線に送出される。また、ファク
シミリ装置Fは、電話回線を介して供給された2値圧縮
データを伸長し、元の2値画像データに復元させてイメ
ージプロセッシングユニットBに送出する。イメージプ
ロセッシングユニットBは、この2値画像データを書込
部Eに転送させ、前述のように像形成部で可視画像情報
を形成させる。
【0020】さらに、記憶部(画像データ記憶制御装
置)Aは、通常、イメージプロセッシングユニットBか
ら供給された1原稿分に相当する8ビットの多値画像デ
ータを記憶しているもので、この記憶は、リピートコピ
ー、回転コピー等の複写アプリケーションの利用を可能
にするためのものである。また、記憶部(画像データ記
憶制御装置)Aは、同じくイメージプロセッシングユニ
ットBから供給されたファクシミリ装置Fからの単一ビ
ットの2値画像データも一時的に記憶しているもので、
この記憶は、単一ビットの2値画像データのページメモ
リとして使用するためのものである。このように、記憶
部A(画像データ記憶制御装置)には、8ビットの多値
画像データだけでなく、単一ビットの2値画像データも
適宜供給されるものである。
【0021】次に、図2は、本発明による画像データ記
憶制御装置の一実施例の具体的構成を示す回路構成図で
ある。
【0022】図2において、1は画像データ入出力装
置、2は多値画像圧縮伸長部、3は2値処理部、4はセ
レクタ部、5はアドレス発生部、6はデコーダ部、7は
画像メモリー、8はOR回路部、9は入力画像データ伝
送ライン、10は出力画像データ伝送ライン、11は対
の入力画像同期信号伝送ライン、12は対の出力画像同
期信号伝送ライン、13は対の第1の画像データ伝送ラ
イン、14は対の第2の画像データ伝送ライン、15は
対のスタート信号伝送ライン、16は2値/多値選択信
号伝送ライン、17−1乃至17−3は3本の第2のデ
ータ格納先選択信号伝送ライン、18−1乃至18−3
は3本の圧縮符号データ伝送ライン、19は2値データ
伝送ライン、20はアドレスストローブ信号伝送ライン
である。
【0023】そして、画像データ入出力装置1は、入力
画像データ伝送ライン9、出力画像データ伝送ライン1
0、入力画像同期信号伝送ライン11、出力画像同期信
号伝送ライン12を介して図1に図示されたイメージプ
ロセッシングユニットBに結合され、また、第1の画像
データ伝送ライン13とスタート信号伝送ライン15を
介して多値画像圧縮伸長部2に、第2の画像データ伝送
ライン14とスタート信号伝送ライン15を介して2値
処理部3にそれぞれ結合され、同時に、2値/多値選択
信号伝送ライン16にも接続される。多値画像圧縮伸長
部2は、3本の圧縮符号データ伝送ライン18−1乃至
18−3を介して画像メモリー7に接続され、同時に、
2値/多値選択信号伝送ライン16にも接続される。2
値処理部3は、2値データ伝送ライン19を介してセレ
クタ部4に結合され、同時に、2値/多値選択信号伝送
ライン16に接続される。セレクタ部4は、3本の圧縮
符号データ伝送ライン18−1乃至18−3を介して画
像メモリー7に接続され、同時に、3本の第2のデータ
格納先選択信号伝送ライン17−1乃至17−3と2値
/多値選択信号伝送ライン16に接続される。アドレス
発生部5は、入力がアドレスストローブ信号伝送ライン
20を介してOR回路部8に結合され、各出力がデコー
ダ部6の各入力に結合される。デコーダ部6は、各出力
によって画像メモリー7のアドレス選択を行うように構
成される。OR回路部8は、一方及び他方の入力がそれ
ぞれ多値画像圧縮伸長部2及び2値処理部3に接続され
る。
【0024】続いて、図3は、図2に図示された画像デ
ータ入出力部1の構成の一例を示す回路構成図である。
【0025】図3において、21−1乃至21−4は書
込み側ラインメモリー(FIFO)、22−1乃至22
−3は読出し側ラインメモリー(FIFO)、3はFI
FO制御部、24はMSBデータセレクタ部であり、そ
の他、図2に示された構成要素と同じ構成要素について
は同じ符号を付けている。
【0026】また、図4は、図2に図示された2値処理
部3の構成の一例を示す回路構成図である。
【0027】図4において、25はクロックジェネレー
タ、26−1乃至26−13はフリップフロップ(F
F)、27は4ビットセレクタ部であり、その他、図2
に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号
を付けている。
【0028】さらに、図5は、図2に図示されたセレク
タ部4の構成の一例を示す回路構成図である。
【0029】図5において、28−1乃至28−3はN
ANDゲート、29−1乃至29−3はTTL(トラン
ジスタ−トランジスタ論理)ゲートであり、その他、図
2に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符
号を付けている。
【0030】また、図6は、原稿を読取装置で走査読取
りを行う場合に、原稿の読取状態と本実施例の画像デー
タ記憶制御装置で処理される画像データとの関連を示す
説明図であって、(a)は原稿の読取状態、(b)は4
×4画素からなるブロック単位の画像データの状態を示
すものである。
【0031】図6(a)に示されるように、読取領域
は、例えば17インチ×12インチを400DPI相当
に分割したものであって、副走査方向が6800ライン
で、1ライン内が4800画素に分割されている。この
走査読取りによって得られる画像データは、各ライン毎
に、矢印部分の画素が最初に送られる。この場合、図6
(b)に示されるように、本実施例の画像データ記憶制
御装置で処理されるブロック単位の画像データは、4×
4画素からなるものである。
【0032】ここで、前記構成による本実施例の画像デ
ータ記憶制御装置の動作について、図3乃至図6を併用
して説明する。
【0033】始めに、この画像データ記憶制御装置に、
ライン順次に8ビットの多値シリアル画像データが入力
された場合の動作は、次のとおりである。
【0034】この動作が行われる場合、2値/多値選択
信号伝送ライン16には、多値選択信号が印加され、そ
れぞれ画像データ入出力部1、多値画像圧縮伸長部2、
2値処理部3、セレクタ部4に供給される。この多値選
択信号の供給により、画像データ入出力部1、多値画像
圧縮伸長部2、2値処理部3、セレクタ部4は、多値画
像データ動作モードに設定される。また、入力画像デー
タ伝送ライン9には8ビットの多値シリアル画像データ
がライン順次に印加され、同時に、入力画像同期信号伝
送ライン11には画像同期信号が印加され、画像データ
入出力部1に供給される。
【0035】このとき、画像データ入出力部1は、入力
された8ビットの多値シリアル画像データを、並列的に
3つの書込み側ラインメモリー(FIFO)21−1乃
至21−3及び1つの転送ラインに順次入力させる。ま
た、FIFO制御部23は、入力される画像同期信号に
同期して、各書込み側ラインメモリー21−1乃至21
−4に、画素を書込むための3つの書込みエネーブル信
号WE1乃至WE3を供給する。各書込み側ラインメモ
リー21−1乃至21−3は、3つの書込みエネーブル
信号WE1乃至WE3の供給によって、必要とする各画
素部分の書き込みが順次行われ、書き込まれた画素部分
はFIFO制御部23から所定のタイミングで供給され
る読出しエネーブル信号RE4で読み出される。これに
よって各書込み側ラインメモリー21−1乃至21−3
の出力には、1つの転送ラインに転送される画素データ
とともに、図6(b)に示されるような2次面画像の4
×4画素からなるブロック単位の第1の画像データが取
り出され、この第1の画像データは画像データ伝送ライ
ン13を介して次続の多値画像圧縮伸長部2に供給され
る。
【0036】次いで、多値画像圧縮伸長部2は、入力さ
れた第1の画像データに対して次に述べるような符号化
アルゴリズムに従った固定長圧縮処理を行い、圧縮符号
データを形成させる。
【0037】ここで、LAは4×4画素からなるブロッ
ク単位の第1の画像データ内の各画素256階調の平均
値を、LDはダイナミックレンジを表わしており、コー
ドは、1つの画素に対してその画素の階調レベルを表わ
す2ビットが割り当てられる。
【0038】 LA=(Lmax+Lmin)/2 LD=(Lmax−Lmin)/2、 P1=LA+LD/2 P2=LA−LD/2 いま、i=1、2、3及びj=1、2、3に対して、 Lij≧P1のとき、コード「11」 Lij≧LAのとき、コード「10」 Lij≧P2のとき、コード「00」 それ以外のとき、 コード「01」 このような符号化アルゴリズムに従えば、入力される第
1の画像データは、LAに1バイト、LDに1バイト、
コードに4バイト(2ビット×16)の都合6バイトの
圧縮符号データに変換され、圧縮符号データ伝送ライン
18−1乃至18−3に出力され、画像メモリー7に伝
送される。
【0039】この場合、多値圧縮伸長部2から圧縮符号
データが出力されるときは、OR回路部8にアドレスス
トローブ信号が供給され、OR回路部8はこのアドレス
ストローブ信号をアドレスストローブ信号伝送ライン2
0に伝送させる。
【0040】続いて、アドレス発生部5は、アドレスス
トローブ信号伝送ライン20を介して供給されるアドレ
スストローブ信号に応答してアドレスカウンタをカウン
トアップし、そのカウントアップに伴い、21ビットの
アドレス出力を発生する。
【0041】次いで、デコーダ部6は、入力された21
ビットのアドレス出力をデコードし、画像メモリー7の
各アドレス0、1、2、… … …、2Mの中の1つ、
例えばアドレス2を指定するアドレス信号を発生する。
【0042】ところで、画像メモリー7は、メモリー領
域がそれぞれのアドレス0、1、2、… … …、2M
に対応して2Mに分割された領域と3本の圧縮符号デー
タ伝送ライン18−1乃至18−3にそれぞれ対応して
3つに分割された領域の都合6M個の個別メモリー領域
から構成されている。そして、画像メモリー7に圧縮符
号データを書込む際は、3本の圧縮符号データ伝送ライ
ン18−1乃至18−3を通して転送されてきた圧縮符
号データを、デコーダ部6の出力によって指定された1
つのアドレス、例えばアドレス2に対応した3つの個別
メモリー領域に記憶収納させる。
【0043】一方、画像メモリー7から圧縮符号データ
を読出す際は、多値画像圧縮伸長部2からOR回路部8
にアドレスストローブ信号が供給され、OR回路部8か
らアドレス発生部5にアドレスストローブ信号が供給さ
れる。続いて、アドレス発生部5はデコーダ部6に21
ビットのアドレス出力を供給し、デコーダ部6は画像メ
モリー7にアドレス信号を供給する。このとき、画像メ
モリー7は、デコーダ部6から供給されるアドレス信号
によって指定された1つのアドレス、例えばアドレス2
に対応した3つの個別メモリー領域に記憶収納されてい
る圧縮符号データが読み出され、3本の圧縮符号データ
伝送ライン18−1乃至18−3を通して多値画像圧縮
伸長部2に供給される。
【0044】次に、多値画像圧縮伸長部2は、入力され
た圧縮符号データに対して次に述べるような符号化アル
ゴリズムに従って伸長処理を行い、2次面画像の4×4
画素からなるブロック単位の第1の画像データを形成さ
せる。
【0045】いま、i=1、2、3及びj=1、2、3
に対して、 コード「11」のとき、 Lij=LA+3LD/4 コード「10」のとき、 Lij=LA+LD/4 コード「01」のとき、 Lij=LA−LD/4 コード「00」のとき、 Lij=LA−3LD/4 かかる符号化アルゴリズムに従えば、入力される圧縮符
号データは、再び2次面画像の4×4画素からなるブロ
ック単位の第1の画像データに復元され、この第1の画
像データは画像データ伝送ライン13を介して画像デー
タ入出力部1に伝送される。
【0046】続いて、画像データ入出力部1は、画像デ
ータ伝送ライン13を介して入力された前記第1の画像
データを、MSBデータセレクタ部24を経て、3つの
読出し側ラインメモリー(FIFO)22−1乃至22
−3及び1つの転送ラインにそれぞれ入力させる。そし
て、3つの読出し側ラインメモリー22−1乃至22−
3に入力された第1の画像データは、FIFO制御部2
3から所定のタイミングで供給される書込みエネーブル
信号WE0により、3つの読出し側ラインメモリー22
−1乃至22−3内に順次書込まれる。このときも、F
IFO制御部23は、各読出し側ラインメモリー22−
1乃至22−3の所定の位置にそれぞれ3つの読出しエ
ネーブル信号RE1乃至RE3を供給する。この3つの
読出しエネーブル信号RE1乃至RE3の供給によっ
て、各読出し側ラインメモリー22−1乃至22−3内
で画素が並び換えられ、各読出し側ラインメモリー22
−1乃至22−3及び1つの転送ラインの出力側には、
元のライン順次の8ビットの多値シリアル画像データが
得られる。そして、得られたライン順次の8ビットの多
値シリアル画像データは出力画像データ伝送ライン10
を通して出力され、同時に、FIFO制御部23から画
像同期信号が出力画像同期信号伝送ライン12を通して
出力される。
【0047】次に、この画像データ記憶制御装置に、ラ
イン順次に単一ビットの2値シリアル画像データが入力
された場合の動作は、次のとおりである。
【0048】この動作の場合、2値/多値選択信号伝送
ライン16には、2値選択信号が印加され、それぞれ画
像データ入出力部1、多値圧縮伸長部2、2値処理部
3、セレクタ部4に供給される。この2値選択信号の供
給により、画像データ入出力部1、多値圧縮伸長部2、
2値処理部3、セレクタ部4は、2値画像データ動作モ
ードに設定される。また、入力画像データ伝送ライン9
には1ビットの2値シリアル画像データがライン順次に
印加され、同時に、入力画像同期信号伝送ライン11に
も画像同期信号が印加され、画像データ入出力部1に供
給される。
【0049】このとき、画像データ入出力部1は、入力
された1ビットの2値シリアル画像データを、前の場合
と同様に、並列的に3つの書込み側ラインメモリー21
−1乃至21−3及び1つの転送ラインに順次入力させ
る。また、FIFO制御部23は、このときも、入力さ
れる画像同期信号に同期して、各書込み側ラインメモリ
ー21−1乃至21−4に、画素を書込むための3つの
書込みエネーブル信号WE1乃至WE3を供給する。各
書込み側ラインメモリー21−1乃至21−3は、3つ
の書込みエネーブル信号WE1乃至WE3の供給によっ
て必要とする各画素の書き込みが順次行われ、書き込ま
れた画素をFIFO制御部23から所定のタイミングで
供給される読出しエネーブル信号RE4で読み出すこと
により、各書込み側ラインメモリー21−1乃至21−
3の出力には、1つの転送ラインに転送される画素デー
タとともに、図6(b)に示されるような2次面画像の
4×4画素からなるブロック単位の第2の画像データ
(1ビット)が取り出され、この第2の画像データは画
像データ伝送ライン13を介して次続の2値処理部3に
供給される。
【0050】次いで、2値処理部3は、4つのフリップ
フロップ26−1乃至26−4及びそれらに持続する4
つのフリップフロップ26−6乃至26−9において、
クロックジェネレータ25から発生される4つのクロッ
ク信号に基づいて入力された第2の画像データの処理を
行い、2バイト(16ビット)の2値データに変換す
る。そして、この2値データは、2値データ伝送ライン
19を介して次続のセレクタ部4に伝送される。このと
き、クロックジェネレータ25は、アドレスストローブ
信号をOR回路部8に出力させる。
【0051】続いて、セレクタ部4は、入力された2値
データを、3つのTTLゲート29−1乃至29−3に
中の選択されているTTLゲート、例えば29−1を通
して対応する圧縮符号データ伝送ライン18−1に出力
伝送させる。この場合、TTLゲート29−1乃至29
−3の選択は、3つのNANDゲート28−1乃至28
−3において、2値/多値選択信号伝送ライン16を介
して供給される2値選択信号及び第2のデータ格納先選
択信号伝送ライン17−1、17−2、17−3を介し
て供給されるデータ格納先選択信号によって行われるも
ので、例えばTTLゲート29−1を選択する場合、1
つの第2のデータ格納先選択信号伝送ライン17−1に
論理1、他の第2のデータ格納先選択信号伝送ライン1
7−2、17−3に論理0のデータ格納先選択信号を供
給する。このような論理状態のデータ格納先選択信号の
供給により、NANDゲート28−1のみが能動状態に
駆動され、他のNANDゲート28−2、28−3が非
能動状態に駆動される。
【0052】次いで、画像メモリー7において、2値デ
ータを書込む際は、圧縮符号データを書込む際と同様
に、1本の圧縮符号データ伝送ライン18−1を通して
転送されてきた2値画像データを、デコーダ部6の出力
によって指定された1つのアドレス、例えばアドレス2
に対応した3つの個別メモリー領域の中の圧縮符号デー
タ伝送ライン18−1に対応した個別メモリー領域に記
憶収納させる。
【0053】一方、画像メモリー7から2値データを読
出す際も、圧縮符号データを読出す際と同様に、2値処
理部3OR回路部8にアドレスストローブ信号が供給さ
れ、続いて、OR回路部8からアドレス発生部5にアド
レスストローブ信号が供給される。さらに、アドレス発
生部5はデコーダ部6に21ビットのアドレス出力を供
給し、デコーダ部6は画像メモリー7にアドレス信号を
供給する。このとき、画像メモリー7においては、デコ
ーダ部6から供給されるアドレス信号によって指定され
た1つのアドレス、例えばアドレス2に対応した3つの
個別メモリー領域の中の圧縮符号データ伝送ライン18
−1に対応した個別メモリー領域に記憶収納されている
2値データが読出され、1本の圧縮符号データ伝送ライ
ン18−1を通してセレクタ部4に供給される。
【0054】続いて、セレクタ部4は、入力された2値
データを、3つのTTLゲート29−1乃至29−3に
中の選択されているTTLゲート、例えば29−1を通
して共通の第2の画像データ伝送ライン14に出力伝送
させる。この場合、3つのTTLゲート29−1乃至2
9−3における2値データの伝送方向の設定は、スター
ト信号伝送ライン15を介して供給される読出し/書込
み信号によって行われるもので、書込み信号が供給され
たとき、3つのTTLゲート29−1乃至29−3の2
値データの伝送方向は、画像データ入出力部1からセレ
クタ部4に向かう方向になり、一方、読出し信号が供給
されたとき、3つのTTLゲート29−1乃至29−3
の2値データの伝送方向は、セレクタ部4から画像デー
タ入出力部1に向かう方向になる。
【0055】さらに、2値データを画像メモリー7の他
の個別メモリー領域、例えば圧縮符号データ伝送ライン
18−2に対応した真中の個別メモリー領域に記憶収納
させたり、その真中の個別メモリー領域から読出したい
ときは、1つの第2のデータ格納先選択信号伝送ライン
17−2に論理1、他の第2のデータ格納先選択信号伝
送ライン17−1、17−3に論理0のデータ格納先選
択信号を供給すればよい。このとき、セレクタ部4にお
いてTTLゲート29−2が能動状態に選択され、画像
メモリー7において真中の個別メモリー領域が能動状態
に選択される。
【0056】さらに、2値処理部3は、4つのフリップ
フロップ26−10乃至26−134及びにおいて、ク
ロックジェネレータ25から発生される4つのクロック
信号及びに基づいて入力された2値データの処理を行
い、2バイト(16ビット)の2値データから第2の画
像データを復元する。そして、この第2のデータは、第
2の画像データ伝送ライン14を介して画像データ入出
力部1に伝送される。
【0057】次いで、画像データ入出力部1は、第2の
画像データ伝送ライン14を介して入力された第1の画
像データを、第1の画像データの処理の場合と同様に、
MSBデータセレクタ部24を経て、3つの読出し側ラ
インメモリー22−1乃至22−3及び1つの転送ライ
ンにそれぞれ入力させる。そして、3つの読出し側ライ
ンメモリー22−1乃至22−3に入力された第2の画
像データは、FIFO制御部23から所定のタイミング
で供給される書込みエネーブル信号WE0により、3つ
の読出し側ラインメモリー22−1乃至22−3内に順
次書込まれる。このときにおいても、FIFO制御部2
3は、各読出し側ラインメモリー22−1乃至22−3
の所定の位置にそれぞれ3つの読出しエネーブル信号R
E1乃至RE3を供給する。この3つの読出しエネーブ
ル信号RE1乃至RE3の供給によって、各読出し側ラ
インメモリー22−1乃至22−3内で画素が並び換え
られ、各読出し側ラインメモリー22−1乃至22−3
及び1つの転送ラインの出力側には、元のライン順次の
単一ビットの2値シリアル画像データが得られる。そし
て、得られたライン順次の単一ビットの2値シリアル画
像データは出力画像データ伝送ライン10を通して出力
され、同時に、FIFO制御部23から画像同期信号が
出力画像同期信号伝送ライン12を通して出力される。
【0058】ところで、図7は、3本の圧縮符号データ
伝送ライン18−1乃至18−3を介して伝送される6
バイトの圧縮符号データと、1本の圧縮符号データ伝送
ライン18−1を介して伝送される2バイトの2値デー
タの各データ長の比較を示す説明図であって、(a)は
2次面画像の4×4画素からなる単位ブロックのデータ
であり、(b)は圧縮符号データ及び2値データにおけ
る前記データの配置状態である。
【0059】図7(a)に示されるように、4×4画素
からなる単位ブロックの各データがL00乃至L33で
示されるものとすれば、図7(b)に示されるように、
圧縮符号データの構成時には、第1の16ビット幅内に
8ビットづつのLA及びLDが、第2の16ビット幅内
に8ビットづつのL00乃至L03のコード及びL10
乃至L13のコードが、第3の16ビット幅内に8ビッ
トづつのL20乃至L23のコード及びL30乃至L3
3のコードが配列され、2値データの構成時には、1つ
の16ビット幅内に、L00乃至L03、L10乃至L
13、L20乃至L23、L30乃至L33が順に配列
されるようになる。
【0060】このように、本実施例においては、入出力
されるシリアル画像データが8ビットの多値のものであ
ってもまたは単一ビットの2値のものであっても、画像
データ入出力部1で同様の処理が行われ、しかも、画像
メモリー7にデータを記憶収納させる場合も同様に4×
4画素からなるブロック単位の画像データに対するアド
レスの指定が行われるので、構成が複雑になることがな
く、安価な画像データ記憶制御装置を提供することがで
きるものである。
【0061】なお、前記実施例においては、画素のブロ
ック単位が4×4になる例について説明したが、本発明
におけるブロック単位の画素数は4×4のものに限られ
ず、他の数であってもよい。
【0062】また、前記実施例においては、入出力され
る複数ビットの多値画像データが8ビットである例を説
明したが、本発明において処理できる複数ビットの多値
画像データは、8ビットのものに限られず、他の数の複
数ビットであってもよい。
【0063】さらに、前記実施例においては、画像メモ
リー7における1つのアドレスによって選択される個別
メモリー領域が3つである例を説明したが、本発明にお
いて1つのアドレスによって選択される個別メモリー領
域が3つのものに限られるものではなく、他の数のもの
であってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至2に
記載の発明によれば、画像データ入出力部1は、既知の
この種の画像データ入出力部の内部構成を簡単に改変す
るだけで、複数ビットの多値シリアル画像データと2次
面画像のn×n画素からなるブロック単位の第1の画像
データとの間の変換処理が行えるだけでなく、単一ビッ
トの2値シリアル画像データと2次面画像のn×n画素
からなるブロック単位の第2の画像データとの間の変換
処理も行っているので、特に、単一ビットの2値シリア
ル画像データと2次面画像のn×n画素からなるブロッ
ク単位の第2の画像データとの間の変換処理を行うハー
ドウエアを別途設ける必要がなくなり、構成が複雑にな
らず、装置全体のコストアップも最小限に抑えることが
できるという効果がある。
【0065】また、請求項3に記載の発明によれば、画
像メモリー7において、2値データを記憶収納させる個
別メモリー領域を指定するようにしているので、1つの
画像メモリー7に原稿数枚分の2値データを同時に収納
させることが可能になり、圧縮符号データに対応させた
画像メモリー7におけるメモリーの有効利用が可能にな
るという効果がある。また、画像の切出し、加工等のア
ドレス編集を異なる画像間で行うことができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像データ記憶制御装置がデジ
タル複写機において使用される場合の一例を示す構成図
である。
【図2】本発明による画像データ記憶制御装置の一実施
例の具体的構成を示す回路構成図である。
【図3】図2に図示の実施例に用いられる画像データ入
出力部の構成の一例を示す回路構成図である。
【図4】図2に図示の実施例に用いられる2値処理部の
構成の一例を示す回路構成図である。
【図5】図2に図示の実施例に用いられるセレクタ部の
構成の一例を示す回路構成図である。
【図6】原稿を読取装置で走査読取りを行う場合に、原
稿の読取状態と本実施例の画像データ記憶制御装置で処
理される画像データとの関連を示す説明図である。
【図7】圧縮符号データと2値データの各データ長の比
較を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像データ入出力装置 2 多値圧縮伸長部 3 2値処理部 4 セレクタ部 5 アドレス発生部 6 デコーダ部 7 画像メモリー 8 OR回路部 9 入力画像データ伝送ライン 10 出力画像データ伝送ライン 11 対の入力画像同期信号伝送ライン 12 対の出力画像同期信号伝送ライン 13 対の第1の画像データ伝送ライン 14 対の第2の画像データ伝送ライン 15 対のスタート信号伝送ライン 16 2値/多値選択信号伝送ライン 17−1乃至17−3 第2のデータ格納先選択信号伝
送ライン 18−1乃至18−3 圧縮符号データ伝送ライン 19 2値データ伝送ライン 20 アドレスストローブ信号伝送ライン 21−1乃至21−3 書込み側ラインメモリー(FI
FO) 22−1乃至22−3 読出し側ラインメモリー(FI
FO) 23 FIFO制御部 24 MSBデータセレクタ部 25 クロックジェネレータ 26−1乃至26−13 フリップフロップ(FF) 27 4ビットセレクタ部 28−1乃至28−3 NANDゲート 29−1乃至29−3 TTL(トランジスタ−トラン
ジスタ論理)ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 - 12/06 G06F 13/16 - 13/18 G06T 1/00 G06T 1/60 H04N 1/21 H04N 1/41 - 1/419

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットの多値シリアル画像データを
    2次面画像のn×n(ただし、nは2以上の整数)画素
    からなるブロック単位の第1の画像データとして出力さ
    せる画像データ入力部と、前記第1の画像データを固定
    長圧縮して圧縮符号データとし、この圧縮符号データを
    画像メモリーに格納させる多値画像圧縮部と、前記画像
    メモリーから読み出した前記圧縮符号データを伸長し、
    前記第1の画像データとして出力させる多値画像伸長部
    と、前記第1の画像データを元の複数ビットの多値シリ
    アル画像データに変換させる画像データ出力部とからな
    る画像データ記憶制御装置において、前記画像データ入
    力部は、単一ビットの2値シリアル画像データが入力さ
    れた際に、この2値シリアル画像データを2次面画像の
    n×n画素からなるブロック単位の第2の画像データに
    変換して次続の2値処理部に供給し、前記2値処理部
    は、前記第2の画像データを前記画像メモリーに収納さ
    せるとともに前記画像メモリーから前記第2の画像デー
    タを読出し、前記画像データ出力部は、前記2値処理部
    から供給された第2の画像データを元の2値シリアル画
    像データに変換して出力させることを特徴とする画像デ
    ータ記憶制御装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ入力部と前記画像データ
    出力部は一体構成されており、前記多値画像圧縮部と前
    記多値画像伸長部も一体構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像データ記憶制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画像メモリーは1つのアドレスによ
    って選択される格納領域が複数に分かれており、前記第
    1の画像データを格納させる際は前記複数の格納領域の
    全部が使用され、前記第2の画像データを収納するとき
    は前記複数の格納領域の中の任意に選択された1つが使
    用されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに
    記載の画像データ記憶制御装置。
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