JPH09116684A - ファクシミリ装置及び記録装置 - Google Patents

ファクシミリ装置及び記録装置

Info

Publication number
JPH09116684A
JPH09116684A JP7290658A JP29065895A JPH09116684A JP H09116684 A JPH09116684 A JP H09116684A JP 7290658 A JP7290658 A JP 7290658A JP 29065895 A JP29065895 A JP 29065895A JP H09116684 A JPH09116684 A JP H09116684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
line
information
recorded
received information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7290658A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7290658A priority Critical patent/JPH09116684A/ja
Publication of JPH09116684A publication Critical patent/JPH09116684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割記録時において、記録紙を効率良く使用
でき且つ記録紙上の印字情報を見易くすることができる
ファクシミリ装置及び記録装置を提供する。 【解決手段】 分割記録時に受信情報の内容が重複して
記録される重複記録部分の副走査方向の長さを設定する
設定手段を制御回路20に設けた。さらに、受信情報を
MMR符号化により符号化してメモリ回路18に格納す
る場合において、前記分割記録時に受信情報中の所定ラ
インをMH符号化しMH符号化ラインとして前記メモリ
回路18に記録する手段(制御回路20)と、MH符号
化ラインが記録されているメモリ回路18のアドレスを
登録するアドレス登録回路26とを設けた。そして、受
信情報における1ページ分の受信を終了したときに、ア
ドレス登録回路26に登録されているアドレスに基づい
てメモリ回路18からMH符号化ラインより以降の情報
を読出し、この情報を次ページに記録するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1ページの受信情
報を複数ページの記録紙に記録する分割記録機能を備え
たファクシミリ装置、及び記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置では、1ページ
の受信情報の副走査方向の長さが記録紙の副走査方向よ
り長い場合に、1ページの受信情報を複数ページの記録
紙に記録するという分割記録の機能を備えたものが知ら
れている。
【0003】この分割記録を行う場合では、先頭の所定
長の情報は前ページの後端に記録した情報と同一にして
重複して記録し、情報の欠落を防いでいる。その際、こ
の重複して記録する重複記録部分の長さ(重複長)は、
固定されたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のファクシミ
リ装置では、上述したように分割記録時の重複長が、固
定されたものであって自由に選択できない。そのため、
その重複長が長くなれば記録紙が無駄になり、また短か
すぎると記録紙上の印字情報が見にくくなるという問題
があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、分割記
録時において、記録紙を効率良く使用でき且つ記録紙上
の印字情報を見易くすることができるファクシミリ装置
及び記録装置を提供することを目的とする。さらにその
他の目的は、分割記録時において複数の記録紙サイズに
対して簡単且つ迅速に重複印字を可能とするファクシミ
リ装置及び記録装置を提供することを目的とする。さら
にその他の目的は、分割記録時の途中で記録紙がなくな
った時においても、簡単且つ迅速に重複印字を可能とす
るファクシミリ装置及び記録装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明のファクシミリ装置は、相手先から送信さ
れた情報を受信する受信手段と、該受信手段からの受信
された1ページの受信情報を複数ページの記録紙に分割
して記録する分割記録を行う分割記録手段とを備えたフ
ァクシミリ装置において、前記分割記録時に前記受信情
報の内容が重複して記録される重複記録部分の副走査方
向の長さを設定する設定手段を設けたものである。
【0007】第2の発明のファクシミリ装置は、上記第
1の発明において、前記受信手段は、前記受信情報をM
MR符号化により符号化してメモリに格納する構成に
し、前記分割記録時に受信情報中の所定ラインをMH符
号化しMH符号化ラインとして前記メモリに記録するM
H符号化ライン挿入手段と、前記MH符号化ラインが記
録されている前記メモリのアドレスを登録するアドレス
登録手段とを設け、前記分割記録手段は、前記受信情報
における1ページ分の受信を終了したときに、前記アド
レス登録手段に登録されている前記アドレスに基づいて
前記メモリから前記MH符号化ラインより以降の情報を
読出し、この情報を次ページに記録するようにしたもの
である。
【0008】第3の発明のファクシミリ装置は、上記第
2の発明において、前記MH符号化ラインとなる前記受
信情報中の前記所定ラインは、前記分割記録で用いられ
る前記記録紙のサイズに応じて決定したものである。
【0009】第4の発明のファクシミリ装置は、上記第
3の発明において、前記記録紙のサイズは、前記受信情
報の主走査方向の長さが210[mm]のときは、レタ
ーサイズ、リーガルサイズ、A5サイズまたはA4サイ
ズとしたものである。
【0010】第5の発明のファクシミリ装置は、上記第
2の発明において、前記記録紙のセット/非セット状態
を検出する記録紙有無検出手段を備え、前記MH符号化
ライン挿入手段は、前記分割記録中の記録紙が非セット
状態となった場合に対応するように前記MH符号化ライ
ンとなる所定ラインを決定したものである。
【0011】第6の発明の記録装置において、1ページ
の受信情報を複数ページの記録紙に分割して記録する分
割記録を行う分割記録手段を備えた記録装置において、
前記分割記録時に前記受信情報の内容が重複して記録さ
れる重複記録部分の副走査方向の長さを設定する設定手
段を設けたものである。
【0012】第7の発明の記録装置において、上記第6
の発明において、前記受信情報をMMR符号化により符
号化してメモリに格納するMMR符号化手段と、前記分
割記録時に受信情報中の所定ラインをMH符号化しMH
符号化ラインとして前記メモリに記録するMH符号化ラ
イン挿入手段と、前記MH符号化ラインが記録されてい
る前記メモリのアドレスを登録するアドレス登録手段と
を設け、前記分割記録手段は、前記受信情報における1
ページ分の受信を終了したときに、前記アドレス登録手
段に登録されている前記アドレスに基づいて前記メモリ
から前記MH符号化ラインより以降の情報を読出し、こ
の情報を次ページに記録するようにしたものである。
【0013】第8の発明の記録装置において、上記第7
の発明において、前記MH符号化ラインとなる前記受信
情報中の前記所定ラインは、前記分割記録で用いられる
前記記録紙のサイズに応じて決定したものである。
【0014】第9の発明の記録装置において、上記第8
の発明において、前記記録紙のサイズは、前記受信情報
の主走査方向の長さが210[mm]のときは、レター
サイズ、リーガルサイズ、A5サイズまたはA4サイズ
としたものである。
【0015】第10の発明の記録装置において、上記第
7の発明において、前記記録紙のセット/非セット状態
を検出する記録紙有無検出手段を備え、前記MH符号化
ライン挿入手段は、前記分割記録中の記録紙が非セット
状態となった場合に対応するように前記MH符号化ライ
ンとなる所定ラインを決定したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施形態に係るファ
クシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0018】図中2は、NCU(網制御装置)であり、
電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端
末に接続し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ
通信路への切換えを行ったり、ループの保持を行うもの
である。また、NCU2は、後述する制御回路20から
の信号レベル(信号線20a)が“0”であれば、電話
回線2aを電話機4側に接続し、信号レベルが“1”で
あれば電話回線2aをファクシミリ装置側に接続するも
のである。なお、通常状態では、電話回線2aは電話機
4側に接続されている。
【0019】6は、ハイブリッド回路であり、送信系の
信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送
信信号をNCU2経由で電話回線2aへ送出し、相手側
からの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で
変復調器8に送るものである。
【0020】8は、変復調器であり、ITU−T勧告V
・8,V・21,V・27ter,V・29,V・1
7,V・34に基づいた変調及び復調を行い、信号線2
0cにより、各伝送モードが指定される。変復調器8
は、信号線20bに出力されている信号を入力し、変調
データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されて
いる受信信号を入力し、復調データを信号線8bに出力
する。
【0021】10は、ANSam信号を送出するANS
am信号送出回路であり、信号線20dに信号レベル
“1”の信号が出力されているときには、信号線10a
にANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
“0”の信号が出力されているときには、信号線10a
に何も信号を出力しない。
【0022】12は、加算回路であり、信号線8aの情
報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号
線12aに出力する。また、14は、線形補間による変
倍読取り可能な読取り回路であり、読取りデータを信号
線14aに出力する。16は記録回路であり、信号線2
0eに出力されている情報を順次1ライン毎に記録す
る。この記録回路16には定型紙サイズの記録紙がセッ
トされている。18は、メモリ回路であり、読取りデー
タの生情報あるいは符号化した情報を格納したり、また
受信情報あるいは復号化した情報等を格納するために使
用する。
【0023】22は操作部であり、後述の回路24への
登録キー、テンキー、*キー、#キー、ワンタッチダイ
ヤルキー、短縮ダイヤルキー、及びその他のファンクシ
ョンキーが設けられ、押下されたキー情報は信号線22
aに出力される。
【0024】24は、重複長登録回路であり、分割記録
時に、重複して記録する副走査長(重複長)を信号線2
4aを介して登録する回路であり、デフォルト値は5
[mm]である。
【0025】26は、アドレス登録回路である。本実施
形態では、受信情報をMMR符号化してメモリ回路18
に格納するが、その1ページの受信情報が複数ページに
分割して記録される分割記録時に、復号化が容易となる
ようにMH符号化ラインを挿入する。このMH符号化ラ
インが格納されているメモリ回路18のアドレスを信号
線26aを介してアドレス登録回路26に登録する。具
体的には、図2に示すように受信情報のaライン目をM
H符号化してMH符号化ラインとしてメモリ回路18に
格納する。このMH符号化ラインの先頭情報を格納して
いるメモリ回路18のアドレスと、該MH符号化ライン
の何ビット目からが有効情報であるかを示す情報とを前
記アドレス登録回路26に登録する。ここで、1バイト
の情報はLSBからMSBまでに格納される。
【0026】28は、記録紙有無検出回路であり、記録
回路16にセットされている記録紙カセットの種類と、
それぞれのカセットに対応した記録紙の有無とを検出
し、その検出情報は信号線28aへ出力される。
【0027】上記各構成要素は、制御回路20によって
制御される。制御回路20は、特に次のような本発明に
関連した制御を行う。すなわち、制御回路20は、分割
記録時に受信情報の内容が重複して記録される重複記録
部分の副走査方向の長さ(重複長)を設定する設定手段
を有し、この重複長に基づいて重複印字を行う。ここ
で、受信情報をMMR符号化法によって符号化してメモ
リ回路18に格納する場合において、分割記録の可能性
のあるライン(所定ライン)はMH符号化ラインとして
MH符号化し、さらにそのラインの格納されているアド
レスを記録する。また、複数の種類の記録紙サイズへの
記録を考慮し、MH符号化ラインを挿入する。例えば受
信情報の主走査方向の長さが210[mm]の場合は、
レター記録紙、リーガル記録紙、A5記録紙、またはA
4記録紙に対して分割記録をするようにし、その各記録
紙サイズに対応してMH符号化ラインを挿入する。
【0028】本実施形態のファクシミリ装置は、制御回
路20によって上記のような制御を行い、また、A4系
列、つまり主走査方向に210[mm]の記録紙のみが
セットされるものとする。なお、後述する図3〜図7に
示すフローは、本実施形態の制御を実現する制御プログ
ラムの形で、制御回路20の内蔵ROMに格納されてい
る。
【0029】図3〜図7は、本実施形態の制御回路20
の制御を示すフローチャートである。
【0030】まず、図3のステップS32では、重複長
のデフォルト値として、5[mm]を信号線24aを介
して回路24に登録し、続くステップS34では、信号
線20aに信号レベル“0”の信号を出力し、CMLを
オフする。さらに、ステップS36では、信号線20d
に信号レベル“0”の信号を出力し、ANSam信号を
送出しないようにする。
【0031】そして、ステップS38では、信号線22
aの情報を入力し、回路24への登録が選択されたか否
かが判断され、その登録が選択されるとステップS40
へ進み、信号線24aを介して回路24へ重複長を登録
する。ここでは、例えばa[mm]と登録してあるもの
とする。回路24への登録が選択されないとステップS
42へ進む。
【0032】ステップS42では、A5記録紙の副走査
長を148.5[mm]に設定し、同様にA4記録紙、
レター記録紙及びリーガル記録紙の副走査長はそれぞれ
順次、279[mm]、279.4[mm]、355.
6[mm]に設定し、また、副走査方向の有効記録長
は、先端及び後端それぞれ1[mm]を除いたものとす
る。
【0033】図4のステップS44では、ファクシミリ
受信が選択されたか否かが判断され、ファクシミリ受信
が選択されると、ステップS48へ進み、選択されてい
ないとステップS46へ進んでその他の処理を行う。
【0034】ステップS48では、信号線20aに信号
レベル“0”の信号を出力してCMLをオフし、続くス
テップS50では、前手順を行う。ここでは、前手順と
して主走査方向は210[mm]のみ受信可能であるこ
とを宣言する。
【0035】ステップS52〜ステップS58では、各
モードにおける1[mm]のライン数を求める。具体的
には、標準モードでは、3.85ライン、ファインモー
ドでは7.7ライン、スーパーファインモードでは1
5.4ラインである。
【0036】ステップS60では、1ページの受信情報
が複数ページに分割記録され、かつ2[mm]の記録付
加領域があり、a[mm]重複して記録する分割記録時
において、複数ページ目の先頭ラインは前ページの何ラ
イン目から記録を開始するか、すなわちそのライン(所
定ライン)はMH符号化ラインとしておくが、このMH
符号化ラインのライン数を、A5サイズの記録紙に記録
する場合はA5用として求め、さらに同様にA4、レタ
ー、またはリーガルサイズの記録紙に記録する場合は、
それぞれA4用、レター用、リーガル用として求める。
【0037】ステップS62では、A5用のライン数の
カウンタとしてカウンタL A5をクリアし、以後同様にA
4用のライン数のカウンタL A4、レター用のライン数の
カウンタLレター及びリーガル用のライン数のカウンタL
リーガルをクリアする(ステップS64,S66,S6
8)。そして、ステップS70では、受信情報をMMR
符号化し、メモリ回路18に格納する。
【0038】図5のステップS72では、1ラインの受
信が終了したか否かが判断され、終了するとステップS
74へ進み、順次、カウンタL A5、カウンタL A4、カウ
ンタLレター及びカウンタLリーガルを1つインクリメン
トする(ステップS74,S76,S78,S80)。
また1ラインの受信が終了していないとステップS82
へ進む。
【0039】ステップS82では、カウンタL A5がステ
ップS60においてセットしたライン数(A5)になる
とステップS90へ進み、ステップS84では、カウン
タLA4がステップS60においてセットしたライン数
(A4)になるとステップS94へ進み、ステップS8
6では、カウンタLレター がステップS60において
セットしたライン数(レター)になるとステップS98
へ進み、ステップS88では、カウンタLリーガルがス
テップS60においてセットしたライン数(リーガル)
になるとステップS102へ進む。これら以外である
と、ステップS106へ進む。
【0040】図5のステップS90では、次ラインのデ
ータをMH符号化ラインとしてMH符号化してメモリ回
路18に格納し、さらにこのMH符号化ラインの先頭ア
ドレスと、どのビットから有効かを示すデータとをA5
用として記憶し、ステップS92において、前記カウン
タL A5をクリアする。
【0041】ステップS94では、次ラインのデータを
MH符号化ラインとしてMH符号化してメモリ回路18
に格納し、さらにこのMH符号化ラインの先頭アドレス
と、どのビットから有効かを示すデータとをA4用とし
て記憶し、ステップS96において、前記カウンタL A4
をクリアする。
【0042】さらに、図6のステップS98では、次ラ
インのデータをMH符号化ラインとしてMH符号化して
メモリ回路18に格納し、さらにこのMH符号化ライン
の先頭アドレスと、どのビットから有効かを示すデータ
とをレター用として記憶し、ステップS100におい
て、前記カウンタL レターをクリアする。
【0043】ステップS102では、次ラインのデータ
をMH符号化ラインとしてMH符号化してメモリ回路1
8に格納し、さらにこのMH符号化ラインの先頭アドレ
スと、どのビットから有効かを示すデータとをリーガル
用として記憶し、ステップS104において、前記カウ
ンタL リーガルをクリアする。
【0044】その後のステップS106では、1ページ
のメモリ受信が終了したか否かが判断され終了すると、
ステップS108へ進み、終了していないとステップS
70へ戻る。ステップS108では、1ページの受信情
報を、リーガル、レター、A4またはA5の記録紙1ペ
ージに記録可能であるか否かが判断され、記録可能であ
るとステップS110へ進み、1ページに記録可能な最
も小さい記録紙サイズへ記録しながらステップS112
の中間手順も行い、記録可能でないとステップS118
へ進む。
【0045】ステップS114では、次ページがあるか
否かが判断され、次ページがあるとステップS52へ進
み、ないとステップS116において後手順を実行した
後、ステップS34へ戻る。ステップS118では、1
ページの受信情報を複数ページの記録紙に分割記録した
場合、最後のページの余白が最も小さいサイズはどれか
が判断される。ここで、A5サイズに関しては、記録紙
が小さいので実際の余白長に対して2倍とする。具体的
には、ライン数(A5)からカウンタL A5値を差し引い
た2倍の値と、ライン数(A4)からカウンタL A4値を
差し引いた値と、ライン数(レター)からカウンタL レ
ター値を差し引いた値と、ライン数(リーガル)からカ
ウンタL リーガル値を差し引いた値とを比較する。その
結果、値が一番小さい記録紙がA5であるとステップS
120へ進み、A4であるとステップS122へ進み、
レターであるとステップS124へ進み、リーガルであ
るとステップS126へ進む。
【0046】ステップS120では、まず1枚目のA5
サイズの記録紙に記録する。引き続いてA5用として記
録されているMH符号化ラインより以降の情報を次ペー
ジに記録すると、1ページの受信情報の先頭ビットから
復号化されずに、a[mm]の重複記録が可能になる。
以後この動作を全ての1ページの情報の記録が終了する
まで行う。
【0047】ステップS122では、まず、1枚目のA
4サイズの記録紙に記録する。引き続いてA4用として
記録されているMH符号化ラインより以降の情報を次ペ
ージに記録すると、1ページの受信情報の先頭ビットか
ら復号化されずに、a[mm]の重複記録が可能にな
る。以後この動作を全ての1ページの情報の記録が終了
するまで行う。
【0048】ステップS124では、まず、1枚目のレ
ターサイズの記録紙に記録する。引き続いてレター用と
して記録されているMH符号化ラインより以降の情報を
次ページに記録すると、1ページの受信情報の先頭ビッ
トから復号化されずに、a[mm]の重複記録が可能に
なる。以後この動作を全ての1ページの情報の記録が終
了するまで行う。
【0049】ステップS126では、まず、1枚目のリ
ーガルサイズの記録紙に記録する。引き続いてリーガル
用として記録されているMH符号化ラインより以降の情
報を次ページに記録すると、1ページの受信情報の先頭
ビットから復号化されずに、a[mm]の重複記録が可
能になる。以後この動作を全ての1ページの情報の記録
が終了するまで行う。
【0050】このように本実施形態では、分割記録時に
おいて重複記録部分の副走査方向の長さを設定する設定
手段を備えたので、ユーザの好みで、見易く且つ記録紙
に無駄が生じない適切な重複長を設定することができ
る。さらに、受信情報をMMR符号化法で符号化してメ
モリに格納する場合において、分割記録を行うときは、
複数の記録紙サイズに対して簡単な方法で且つ迅速に重
複記録が可能になり、ユーザにとって利便性が向上す
る。
【0051】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0052】本実施形態では、1ページの受信情報を分
割記録している間に記録紙がなくなった場合を考慮し
て、上記MH符号化ラインを挿入するものである。具体
的には、受信情報の主走査方向の長さは210[mm]
のみとし、レター記録紙及びリーガル記録紙がセットさ
れた状態で1ページの受信情報をリーガル記録紙に分割
記録している場合に、リーガル記録紙がなくなった時に
はレター記録紙への記録が可能なように、リーガル記録
紙が1ページ目、2ページ目あるいは3ページ目でなく
なって、その後、レター記録紙へ記録する組み合わせ
で、分割記録の可能性のあるライン数を求め、これをM
H符号化して上記MH符号化ラインとする。
【0053】以下、上記制御の具体例を説明する。な
お、本実施形態の構成は図1に示すものと同一である。
但し、制御回路20の内蔵ROMに格納される制御プロ
グラムは、次に示す図8及び図9に示すフローの部分が
変更される。
【0054】図8及び図9は、第2実施形態の制御回路
20の制御を示すフローチャートである。なお、これら
のフローチャートは、上記図3〜図7に示したフローと
異なる部分のみが図示されている。
【0055】図8のステップS130では、上記ステッ
プS34の処理を行い、続くステップS132では、P
枚目でリーガル紙がなくなることを表すカウンタPに
“1”をセットする。
【0056】ステップS134では上記ステップS3
6、ステップS136は上記ステップS104の処理を
それぞれ行う。さらに、ステップS138ではライン数
のカウンタLレターP (これは、P枚目でリーガル紙が
なくなりレター紙への記録へ移行するケースを考慮した
もの)をクリアし、続くステップS140では、カウン
タPを1つインクリメントし、ステップS142では上
記ステップS106の処理を行う。
【0057】また、ステップS144は、上記ステップ
S88の判断処理が否定(NO)となった場合を表し、
それに続くステップS146からステップS158にお
いては、P枚目でリーガル紙がなくなり、その後のレタ
ー紙へ記録する場合において、レター記録紙に記録する
ラインをMH符号化するが、この制御を行う。例えば、
リーガル紙が1枚目でなくなっていると、ステップS1
40においてPは2となっている。このため、ステップ
S154での、カウンタLレターm =ライン数(レタ
ー)の比較は、m=1のみ行うことになる。
【0058】ステップS146では、カウンタmをクリ
アし、ステップS148では、カウンタmの値を1つイ
ンクリする。ステップS150では、カウンタmとカウ
ンタPの値を比較し、カウンタmがカウンタP未満であ
るとステップS154へ進み、その逆であると、ステッ
プS152(上記ステップS106)へ進む。
【0059】例えば、P=2であると、最初はmは1で
あるため、ステップS154へ進んで、ライン数L レタ
ーm(ここではライン数L レター1:1枚目でリーガル
紙がなくなったケース)はライン数(レター)に等しい
かが判断され、等しいとステップS156へ進み、m枚
目(ここでは1枚目)でリーガル紙がなくなった以降の
レター紙の記録にて、次ラインのデータをMH符号化
し、またこのアドレスと、どのビットから有効かを示す
データとを記憶し、ステップS158においてLレター
m(ここではL レター1)をクリアする。次にステップ
S148へ進み、mを1つインクリメントして2とす
る。そして、前記ステップS150の判断処理を経てス
テップS152へ進む。
【0060】図9のステップS160では前記ステップ
S106の判断処理が肯定(YES)となった場合を表
し、それに続くステップS162では、レター紙1ペー
ジの記録が可能でかつレター記録紙があるか否かが判断
され、肯定(YES)であると、ステップS166へ進
む。レター記録紙1ページに受信情報を記録し、否定
(NO)であるとステップS164へ進む。
【0061】ステップS164では、リーガル紙1ペー
ジの記録が可能でかつリーガル記録紙があるか否かが判
断され、肯定(YES)であるとステップS168へ進
み、リーガル記録紙1ページに受信情報を記録し、否定
(NO)であるとステップS172へ進む。
【0062】ステップS170では、前記ステップS1
12の処理を行う。続くステップS172では、カウン
タnに“1”をセットする。カウンタnによりn枚目で
リーガル紙がなくなった後、レター紙で記録するが、こ
のレター紙での記録のためのMH符号化ラインの情報を
認識する。
【0063】ステップS174では、1ページの受信情
報を複数枚のリーガル紙に記録しようとしたケースで、
リーガル紙があるか否かが判断され、あればステップS
178へ進み、リーガル紙に記録を行う。また、記録1
枚目からリーガル紙がなければ(但し、レター紙は有る
ものとする)ステップS176(前記ステップS124
の処理)へ進む。
【0064】ステップS180では、引き続いてリーガ
ル紙があるか否かが判断され、リーガル紙があれば、ス
テップS184へ進み、カウンタnの値をインクリメン
トし、リーガル紙がなければ(但し、レター紙は有るも
のとする)ステップS182へ進む。
【0065】ステップS182では、n枚目でリーガル
紙がなくなってからそれ以降の記録として、レター紙記
録用に記憶されているMH符号化ラインからの情報を次
ページのレター紙に記録して、a[mm]の重複印字を
行う。以後、その動作を全ての1ページの受信情報の記
録が終了するまで行う。
【0066】ステップS186では、リーガル用として
記録されているMH符号化ラインからの情報を次ページ
に記録して、a[mm]の重複印字を行う。ステップS
188では、全ての1ページの受信情報の記録が終了し
たか否かが判断され、終了するとステップS190(前
記ステップS112)へ進み、終了していないとステッ
プS180へ戻る。
【0067】本実施形態では、受信情報をMMR符号化
法で符号化してメモリに格納する場合において、分割記
録の途中で記録紙がなくなったときにおいても、簡単な
方法で且つ迅速に重複記録が可能になり、ユーザにとっ
て利便性が向上する。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明のファ
クシミリ装置によれば、分割記録時の重複する主走査方
向長をユーザの好みで設定することが可能となる。これ
により、ユーザの好みで、見易く、且つ記録紙に無駄が
生じない適切な重複長を設定することが可能となる。
【0069】第2、第3及び第4の発明のファクシミリ
装置によれば、受信情報をMMR符号化法で符号化して
メモリに格納する場合において、分割記録を行うとき、
複数の記録紙サイズに対して簡単な方法で且つ迅速に重
複記録が可能になり、ユーザにとって利便性が向上す
る。
【0070】第5の発明のファクシミリ装置によれば、
受信情報をMMR符号化法で符号化してメモリに格納す
る場合において、分割記録の途中で記録紙がなくなった
ときにおいても、簡単な方法で且つ迅速に重複記録が可
能になり、利便性が向上する。
【0071】第6の発明の記録装置によれば、分割記録
時の重複する主走査方向長をユーザの好みで設定するこ
とが可能となる。これにより、ユーザの好みで、見易
く、且つ記録紙に無駄が生じない適切な重複長を設定す
ることが可能となる。
【0072】第7、第8及び第9の発明の記録装置によ
れば、受信情報をMMR符号化法で符号化してメモリに
格納する場合において、分割記録を行うとき、複数の記
録紙サイズに対して簡単な方法で且つ迅速に重複記録が
可能になり、ユーザにとって利便性が向上する。
【0073】第10の発明の記録装置によれば、受信情
報をMMR符号化法で符号化してメモリに格納する場合
において、分割記録の途中で記録紙がなくなったときに
おいても、簡単な方法で且つ迅速に重複記録が可能にな
り、利便性が向上する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】重複印字の具体例を示す図である。
【図3】第1実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図4】第1実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図5】第1実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図6】第1実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図7】第1実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図8】第2実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図9】第2実施形態の制御回路20の制御を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam信号送出回路 12 加算回路 14 読取り回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 操作部 24 重複長登録回路 26 アドレス登録回路 28 記録紙有無検出回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手先から送信された情報を受信する受
    信手段と、該受信手段からの受信された1ページの受信
    情報を複数ページの記録紙に分割して記録する分割記録
    を行う分割記録手段とを備えたファクシミリ装置におい
    て、 前記分割記録時に前記受信情報の内容が重複して記録さ
    れる重複記録部分の副走査方向の長さを設定する設定手
    段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、前記受信情報をMMR
    符号化により符号化してメモリに格納する構成にし、 前記分割記録時に受信情報中の所定ラインをMH符号化
    しMH符号化ラインとして前記メモリに記録するMH符
    号化ライン挿入手段と、 前記MH符号化ラインが記録されている前記メモリのア
    ドレスを登録するアドレス登録手段とを設け、 前記分割記録手段は、 前記受信情報における1ページ分の受信を終了したとき
    に、前記アドレス登録手段に登録されている前記アドレ
    スに基づいて前記メモリから前記MH符号化ラインより
    以降の情報を読出し、この情報を次ページに記録するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記MH符号化ラインとなる前記受信情
    報中の前記所定ラインは、前記分割記録で用いられる前
    記記録紙のサイズに応じて決定したことを特徴とする請
    求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記記録紙のサイズは、前記受信情報の
    主走査方向の長さが210[mm]のときは、レターサ
    イズ、リーガルサイズ、A5サイズまたはA4サイズと
    したことを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録紙のセット/非セット状態を検
    出する記録紙有無検出手段を備え、 前記MH符号化ライン挿入手段は、前記分割記録中の記
    録紙が非セット状態となった場合に対応するように前記
    MH符号化ラインとなる所定ラインを決定したことを特
    徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 1ページの受信情報を複数ページの記録
    紙に分割して記録する分割記録を行う分割記録手段を備
    えた記録装置において、 前記分割記録時に前記受信情報の内容が重複して記録さ
    れる重複記録部分の副走査方向の長さを設定する設定手
    段を設けたことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 前記受信情報をMMR符号化により符号
    化してメモリに格納するMMR符号化手段と、 前記分割記録時に受信情報中の所定ラインをMH符号化
    しMH符号化ラインとして前記メモリに記録するMH符
    号化ライン挿入手段と、 前記MH符号化ラインが記録されている前記メモリのア
    ドレスを登録するアドレス登録手段とを設け、 前記分割記録手段は、 前記受信情報における1ページ分の受信を終了したとき
    に、前記アドレス登録手段に登録されている前記アドレ
    スに基づいて前記メモリから前記MH符号化ラインより
    以降の情報を読出し、この情報を次ページに記録するよ
    うにしたことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記MH符号化ラインとなる前記受信情
    報中の前記所定ラインは、前記分割記録で用いられる前
    記記録紙のサイズに応じて決定したことを特徴とする請
    求項7記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録紙のサイズは、前記受信情報の
    主走査方向の長さが210[mm]のときは、レターサ
    イズ、リーガルサイズ、A5サイズまたはA4サイズと
    したことを特徴とする請求項8記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録紙のセット/非セット状態を
    検出する記録紙有無検出手段を備え、 前記MH符号化ライン挿入手段は、前記分割記録中の記
    録紙が非セット状態となった場合に対応するように前記
    MH符号化ラインとなる所定ラインを決定したことを特
    徴とする請求項7記載の記録装置。
JP7290658A 1995-10-13 1995-10-13 ファクシミリ装置及び記録装置 Pending JPH09116684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7290658A JPH09116684A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ファクシミリ装置及び記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7290658A JPH09116684A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ファクシミリ装置及び記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09116684A true JPH09116684A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17758826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7290658A Pending JPH09116684A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ファクシミリ装置及び記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09116684A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4717967A (en) Image recording apparatus with recording medium quanity detecting means
JPH0229070A (ja) ファクシミリ装置
JPH04151973A (ja) 画像記録装置
JPH09116684A (ja) ファクシミリ装置及び記録装置
JPH11122403A (ja) 通信装置
JP3157982B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3305095B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2999859B2 (ja) 画像通信装置
JP2749821B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2744288B2 (ja) データ通信方法
JP2840250B2 (ja) フアクシミリ装置
JP2637481B2 (ja) データ通信装置
JP2641883B2 (ja) 画像通信装置
JP3239243B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2527707Y2 (ja) ファクシミリ装置における記録装置
JP3157977B2 (ja) ファクシミリ装置およびその制御方法
JP2999312B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH04188945A (ja) ファクシミリ装置
JP3137354B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH03117973A (ja) 画像形成装置
JPH05338250A (ja) 記録装置
JPS60157374A (ja) フアクシミリ装置
US20020171875A1 (en) Facsimile apparatus, method of controlling facsimile apparatus, and program of controlling facsimile apparatus
JPH09116744A (ja) ファクシミリ装置
JPH0918622A (ja) ファクシミリ装置