JP3239243B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3239243B2 JP20981793A JP20981793A JP3239243B2 JP 3239243 B2 JP3239243 B2 JP 3239243B2 JP 20981793 A JP20981793 A JP 20981793A JP 20981793 A JP20981793 A JP 20981793A JP 3239243 B2 JP3239243 B2 JP 3239243B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置の送信
時間短縮に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線を介して画像や文書を送
受信するファクシミリ装置が広く用いられているが、通
信に要する時間が課題である。
【0003】以下、従来のファクシミリ装置について図
面を参照しながら説明する。図6は従来のファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。図において、1は
送信するデータを読み取る原稿読取手段、2はファクシ
ミリ通信を行うファクシミリ手段、3は電話回線を閉結
する回線インタフェース手段、4は受信データを印刷す
る印刷手段、5は装置全体の動作を制御する制御手段で
ある。
【0004】上記構成要素の相互関係と動作について説
明する。図7は従来のファクシミリ装置の動作を示すフ
ローチャートである。まず、送信時の動作について説明
する。ステップ1において、原稿読取手段1が送信する
画像データを読み取る。読み取られた画像データはその
ままでは送信できないため、ステップ2において、ファ
クシミリ手段2により画像データを電話回線に乗せるた
め音声信号に変換し、ステップ3に移行して、回線イン
タフェース手段3により音声信号を送信する。
【0005】音声信号に変換されたデータを受け取る受
信側では、まず、ステップ4において、回線インタフェ
ース手段3により音声信号を受信し、ステップ5に移行
して、ファクシミリ手段2により音声信号を画像データ
に変換し、ステップ6において、印手段4により画像
データを印字する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
クシミリ装置では、原稿用紙のような罫線の多い原稿を
送信するとき、線情報が多いために送信に長時間を要す
るという問題点があった。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、線
情報の多い原稿でも短時間で送信できるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、送信原稿を読み取る原稿読取手段と、読
み取った原稿から罫線情報を除いたデータを作成する通
信データ選別手段と、ファクシミリ通信を行うファクシ
ミリ手段と、原稿用紙を区分するためのシートマークと
前記原稿の傾きを補正するための補正マークとを備えた
前記原稿用紙の罫線情報をあらかじめ記憶しておく線デ
ータ記憶手段と、受信したデータに前記罫線情報を加算
する書類再構成手段と、前記書類再構成手段により再構
成されたデータを印刷する印刷手段と、電話回線と前記
ファクシミリ手段とを連結する回線インタフェース手段
と、装置全体の動作を制御する制御手段とを備え、送信
原稿に用いる原稿用紙の罫線情報だけをあらかじめ送信
して受信側で線データ記憶手段に記憶しておき、通常の
送受信において、送信側では前記通信データ選別手段に
より送信原稿から罫線情報を除いたデータを作成して送
信し、受信側では書類再構成手段により受信データに罫
線情報を加算して原稿を再現するようにしたファクシミ
リ装置である。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成において、原稿の送受信に
先だって、あらかじめ原稿用紙を原稿読取手段により読
み取り、原稿用紙を区別するためのシートマークと前記
原稿の傾きを補正するための補正マークとを備えた原稿
用紙のデータを罫線情報である線データとして送受信す
ることにより、送信側と受信側とで共通な線データを線
データ記憶手段に記憶しておく。通常の送受信におい
て、送信側では通信データ選別手段により原稿のデータ
から線データを除いたデータを作成して送信し、受信側
では受信データに、あらかじめ記憶してある線データを
付加して原稿を再現し、印字する。
【0010】
【実施例】以下、本発明のファクシミリ装置の一実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、図6に示した従来例と同じ構成要素には同
符号を付与して、詳細な説明を省略する。図におい
て、本実施例が従来例と異なる点は通信データ選別手段
6と、線データ記憶手段7と、書類再構成手段8とを備
えたことにある。通信データ選別手段6は送信時に画像
データから線データを選別する手段であり、線データ記
憶手段7は線データを記憶する手段であり、書類再構成
手段8は受信時に通信データと線データとを組合せて画
像データを再構成する手段である。
【0012】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。 (1)線データを記憶する動作 この動作は、罫線を描いた原稿を読み取って線データを
作成する動作である。線データを作成するため、送信側
と受信側とで読み取りのための約束ごとを統一してお
く。すなわち、図4に示したように、原稿用紙を区別す
るためのマーク(以下、シートマークと称す)と、図5
に示したように、原稿の傾きを検出して補正するための
マーク(以下、補正マークと称す)を設ける。本実施例
では2種類のシートマークと、ずれ補正マークを用いた
例について説明する。上記のシートマークをスタートポ
イントとシートポイントとにより構成し、スタートポイ
ントとシートポイントとの間の距離により原稿を区別す
る。また、ずれ補正マークを垂直ポイント1および垂直
ポイント2と、水平ポイント1および水平ポイント2と
で構成し、垂直ポイント1と垂直ポイント2の相対的な
位置差、水平ポイント1水平ポイント2の相対的な位
置差により、原稿の傾きを補正する。
【0013】以下、線データを作成する動作について説
明する。図2は本実施例の動作を示すフローチャートで
ある。ステップ1において、原稿読取手段により1ライ
ンの原稿を読み込み、ステップ2に移行して、スタート
ポイントをチェックする。スタートポイントが見つかれ
ば、ステップ3に移行して、スタートポイントとシート
ポイントとの間の距離を求め、ステップ4に移行して前
記距離が1か否かをチェックし、1であればステップ5
に移行して原稿1であるとし、2であればステップ6に
移行して原稿2であるとし、いづれの場合もステップ1
に戻ってつぎのラインの読み取りに移る。
【0014】このラインでスタートポイントが見つから
ないので、ステップ7に移行して垂直ポイントをチェッ
クする。垂直ポイントが見つかると、ステップ8に移行
して垂直ポイントの検出が1回目か否かをチェックし、
1回目であればステップ9に移行して、原稿の左からの
ビット数をy1とし、ステップ1に戻ってつぎのライン
の読み取りに移行する。
【0015】このラインで垂直ポイントが見つからない
ので、ステップ11に移行して水平ポイントをチェック
する。水平ポイントが見つかると、ステップ12に移行
して水平ポイントの検出が1回目か否かをチェックし、
1回目であればステップ13に移行して、水平ポイント
の原稿の左からのビット数をx1とし、ステップ1に戻
ってつぎのラインの読み取りに移る。また、2回目であ
れステップ14に移行して、原稿の左からのビット数を
x2とし、ステップ1に戻ってつぎのラインの読み取り
に移る。
【0016】つぎのラインで、垂直ポイントでも水平ポ
イントでもないものを読み取ったときは、ステップ15
において、線データを通信データ選別手段6に一時的に
保存し、ステップ1に戻ってつぎのラインの読み取りに
移る。
【0017】以上の動作がつぎの垂直ポイントが見つか
るまで繰り返される。線データの読み取りが終了し、ス
テップ7において2回目の垂直ポイントが見つかったと
き、ステップ10に移行して、原稿の左からのビット数
をy2とし、ステップ16に移行する。
【0018】ステップ16においては、通信データ選別
手段6に一時保存した線データの補正をするため、補正
角=(垂直ポイント1と垂直ポイント2の差の絶対値)
/(水平ポイント1と水平ポイント2の差の絶対値)、
すなわち、(tanθ=|x2−x1|/|y2−y1
|)を計算し、ステップ17に移行して、各ラインの線
データのずれを上記の値に基づいて補正し、ステップ1
8に移行して、補正したデータを線データ記憶手段7に
保存する。
【0019】なお、線データ記憶手段7のメモリ容量に
余裕があれば、多数個の線データを登録しておくことが
できる。
【0020】(2)実際の通信における動作 以下、上記の線データを活用して文書などの送信原稿を
送受信する場合の動作について説明する。図3は本実施
例の送受信動作を示すフローチャートである。なお、送
信側における原稿の読み取り動作は、図2に示したフロ
ーチャートのステップ1からステップ17までの動作と
同じであって、図3ではステップ1からステップ17ま
での記載を省略してる。ステップ17の段階で傾き補
正済みの原動データは通信データ選別手段6に一時保存
されている。ステップ18’において、この原稿データ
と線データ記憶手段7に保存された線データとの排他論
理和をとって差データを作成し、ステップ19に
移行して、そのデータをファクシミリ手段2に出力し、
送信する。この場合、送信側において画像データを音声
信号に変換し、音声信号を送信する動作と、受信側にお
いて画像データを印字する動作については従来例と同じ
である。
【0021】原稿データを受信する場合、ステップ20
において、ファクシミリ手段2からのデータ、すなわ
ち、送信側から送られた差データを受信し、ステ
ップ21に移行して、書類再構成手段8により受信デー
タと、線データ記憶手段に記憶している線データとの
論理和をとって合成データを作成し、ステップ22にお
いて、その合成データを印刷手段4に出力して印刷す
る。このようにして得た受信原稿は送信原稿と同じであ
り、線データ分の送信データが伝送されないので、送信
データ量が低減され、送信時間が短縮される。
【0022】以上のように本実施例によれば、送信原稿
に用いられる原稿用紙のデータをあらかじめ送信して受
信側でその線データを線データ記憶手段に記憶してお
き、通常の送信においては、送信側では通信データ選別
手段により送信原稿から線データを差し引いたデータを
作成し、そのデータをファクシミリ手段で送出し、受信
側では、書類再構成手段により受信データに前記線デー
タを加えて罫線を備えた原稿を再現し、印刷手段により
印刷することにより、送信データ量を低減できるので送
信時間が短縮される。また、線データをあらかじめ送受
信した段階で、複数の原稿用紙の区分できるシートマー
クと、原稿の傾きを補正する補正マークを用いたことに
より、多数の原稿用紙について正確な線データを記憶し
ておくことができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、送信原稿を読み取る原稿読取手段と、読み取った原
稿から罫線情報を除いたデータを作成する通信データ選
別手段と、ファクシミリ通信を行うファクシミリ手段
と、原稿用紙を区分するためのシートマークと前記原稿
の傾きを補正するための補正マークとを備えた前記原稿
用紙の罫線情報をあらかじめ記憶しておく線データ記憶
手段と、受信したデータに前記罫線情報を加算する書類
再構成手段と、前記書類再構成手段により再構成された
データを印刷する印刷手段と、電話回線と前記ファクシ
ミリ手段とを連結する回線インタフェース手段と、装置
全体の動作を制御する制御手段とを備え、送信原稿に用
いる原稿用紙の罫線情報だけをあらかじめ送信して受信
側で線データ記憶手段に記憶しておき、通常の送受信に
おいて、送信側では前記通信データ選別手段により送信
原稿から罫線情報を除いたデータを作成して送信し、受
信側では書類再構成手段により受信データに罫線情報を
加算して原稿を再現するようにしたことにより、送信デ
ータのデータ量を線データ分だけ低減して、送受信の時
間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例の構成を
示すブロック図
【図2】本発明のファクシミリ装置の一実施例におい
て、線データを読み取る動作を示すフローチャート
【図3】本発明のファクシミリ装置の一実施例におい
て、原稿の送受信をする動作を示す部分フローチャート
【図4】本発明のファクシミリ装置の一実施例におい
て、線データの送受信に用いる原稿用紙のシートマーク
を示すパターン図
【図5】本発明のファクシミリ装置の一実施例におい
て、線データの送受信に用いる原稿用紙の補正マークを
示すパターン図
【図6】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック
【図7】従来のファクシミリ装置の送受信動作を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1 原稿読取手段 2 ファクシミリ手段 3 回線インタフェース手段 4 印刷手段 5 制御手段 6 通信データ選別手段 7 線データ記憶手段 8 書類再構成手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿を読み取る原稿読取手段と、読
    み取った原稿から罫線情報を除いたデータを作成する通
    信データ選別手段と、ファクシミリ通信を行うファクシ
    ミリ手段と、原稿用紙を区分するためのシートマークと
    前記原稿の傾きを補正するための補正マークとを備えた
    前記原稿用紙の罫線情報をあらかじめ記憶しておく線デ
    ータ記憶手段と、受信したデータに前記罫線情報を加算
    する書類再構成手段と、前記書類再構成手段により再構
    成されたデータを印刷する印刷手段と、電話回線と前記
    ファクシミリ手段とを連結する回線インタフェース手段
    と、装置全体の動作を制御する制御手段とを備え、送信
    原稿に用いる原稿用紙の罫線情報だけをあらかじめ送信
    して受信側で線データ記憶手段に記憶しておき、通常の
    送受信において、送信側では前記通信データ選別手段に
    より送信原稿から罫線情報を除いたデータを作成して送
    信し、受信側では書類再構成手段により送信データに罫
    線情報を加算して原稿を再現するようにしたファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 水平な2個のマークの間隔により原稿用
    紙を区別するシートマークと、水平な2個のマークと垂
    直な2個のマークの相対位置により原稿の傾きを検出す
    る補正マークを備えた原稿用紙により、線データを送受
    信するようにした請求項1記載のファクシミリ装置。
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