JPH09115462A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JPH09115462A
JPH09115462A JP29378995A JP29378995A JPH09115462A JP H09115462 A JPH09115462 A JP H09115462A JP 29378995 A JP29378995 A JP 29378995A JP 29378995 A JP29378995 A JP 29378995A JP H09115462 A JPH09115462 A JP H09115462A
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JP
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magnetic
deflection yoke
deflection
magnetic field
horizontal
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JP29378995A
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English (en)
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Yoshihiko Usami
義彦 宇佐美
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビジョン受像機等の陰極線管装置に適用す
る偏向ヨークにおいて、コンバーゼンスの調整範囲を拡
大する。 【解決手段】垂直偏向コイルVのネック側端と水平偏向
コイルのネック側端との間に、垂直偏向磁界の磁気遮蔽
材12を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨークに関
し、例えばテレビジョン受像機等の陰極線管装置に適用
して、垂直偏向コイルのネック側端と水平偏向コイルの
ネック側端との間に、垂直偏向磁界の磁気遮蔽材を配置
することにより、コンバーゼンスの調整範囲を大きくす
る。
【0002】
【従来の技術】従来、偏向ヨークの設計においては、水
平偏向コイル及び垂直偏向コイルの大きさ、位置関係、
各偏向コイルの巻線分布等を可変し、これによりコンバ
ーゼンス特性を調整するようになされている。このうち
水平偏向コイル及び垂直偏向コイルの位置関係について
は、トリレンマ(TRL)と呼ばれるコンバーゼンス特
性を基準にして、例えば水平偏向コイルに対して垂直偏
向コイルの取り付け位置を陰極線管の管軸方向に可変
し、これにより垂直偏向コイルの取り付け位置を最適位
置に設定するようになされていた。
【0003】すなわち偏向ヨークにおいては、コンバー
ゼンスの収束度を表す特性としてトリレンマが有り、こ
のトリレンマがほぼ値0にならない限り、軸上の横方向
コンバーゼンス及びコーナーの縦方向コンバーゼンスが
収束しない。すなわち偏向ヨークでは、このトリレンマ
が値0の場合、フーリエ解析して得られる低次の項につ
いては、巻線分布を調整してコンバーゼンス調整するこ
とができる。
【0004】このトリレンマは、水平偏向磁界と垂直偏
向磁界との相対位置関係を表し、従来、水平偏向コイル
及び垂直偏向コイルの位置関係を可変して値を可変する
ようになされていた。
【0005】これにより例えば図15に示すように、そ
れぞれ水平偏向コイルH及び垂直偏向コイルVを鞍型及
びトロイダル型に形成した偏向ヨーク1において(図1
5(A))、水平偏向磁界ΦHの磁界中心OHに対し
て、垂直偏向磁界ΦVの磁界中心OVが−Z方向に変位
している場合(図15(B))、トリレンマは、この変
位の分値0より変位した値を有することになる。なおこ
こでは、陰極線管の管軸をZ軸、ネック側をZ方向正側
と規定する。
【0006】この場合矢印aで示すように、垂直偏向コ
イルVを−Z方向に変位させれば、その分水平偏向磁界
ΦHの磁界中心OHに垂直偏向磁界ΦVの磁界中心OV
を近づけることができ(図15(C))、その分トリレ
ンマは、値を小さくことができる。これにより偏向ヨー
ク1では、トリレンマを基準にして、水平偏向磁界ΦH
及び垂直偏向磁界ΦVの磁界中心OH及びOVが規定の
位置関係になるように水平偏向コイル及び垂直偏向コイ
ルの取り付け位置を設定するようになされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、陰極線
管においては、表示画面が大型化、平坦化し、また偏向
角も増大するようになされ、また表示画面のアスペクト
比が16:9の横長のものが登場するようになされてい
る。
【0008】このような陰極線管においては、コンバー
ゼンス特性の収束が困難で、偏向ヨークにおいては、各
陰極線管に対応して必要に応じて形状を大きく変更して
設計する必要がある。この設計変更において、従来機種
の垂直偏向コイル、水平偏向コイルの金型等を利用する
ことができれば、従来機種と間で部品等の互換性を図る
ことができ、便利であると考えられる。
【0009】この場合、従来に比してコンバーゼンスの
調整範囲を拡大することができれば、その分設計の自由
度を向上することができ、従来機種との間で部品等の互
換性を図ることができる。また偏向ヨークの形状変更も
低減でき、その分設計効率を向上することができる。
【0010】すなわち上述したトリレンマ調整において
は、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルの形状が決まる
と、相対位置を大きく変更することが困難になり、これ
により結局従来機種の部品等を用いたのではトリレンマ
を値0に収束させることが困難になる。この場合に、こ
の位置調整以外の手法によりトリレンマ調整することが
できれば、その分コンバーゼンスの調整範囲を拡大する
ことができ、設計の自由度を向上することができると考
えられる。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比してコンバーゼンスの調整範囲を拡大する
ことができる偏向ヨークを提案しようとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、水平偏向コイルの外側に垂直偏向
コイルを配置した偏向ヨークに適用する。この偏向ヨー
クにおいて、垂直偏向コイルのネック側端と水平偏向コ
イルのネック側端との間、水平偏向コイルの外側に、先
の垂直偏向コイルにより形成される磁界を遮蔽する磁気
遮蔽材を配置する。
【0013】このとき、水平偏向コイルが、鞍型でな
り、垂直偏向コイルが、トロイダル型でなるようにす
る。
【0014】またこのとき、偏向ヨークが、断面円筒形
状のセパレータの内側に水平偏向コイルを保持し、先の
磁気遮蔽材が、セパレータの外周に沿って内周が円形形
状に形成された板状の磁性材料で形成されるようにし、
この内周の直径を、略コアのネック側内径から略コアの
ネック側外形の範囲に選定する。
【0015】さらにこのとき、磁気遮蔽材を、幅が4m
mから20mmの範囲で、板厚が2mmから5mmの範
囲のリング状に形成する。
【0016】またこれらに代えて、先の偏向ヨークが、
断面円筒形状のセパレータの内側に水平偏向コイルを保
持し、先の磁気遮蔽材が、偏向ヨークの水平軸方向又は
垂直軸方向を中心にして対称に配置される1対の磁気部
材で形成され、この磁気部材を、セパレータの外周に沿
って内周が円弧形状に形成された板状の磁性材料で形成
する。
【0017】このとき、この磁気部材を、偏向ヨークの
垂直軸又は水平軸に対して対称に、円弧形状に形成す
る。
【0018】またこのとき、この磁気部材を、幅が4m
mから20mmの範囲で、板厚が2mmから20mmの
範囲で形成する。
【0019】さらにこれに代えて、この磁気部材を、セ
パレータの断面円筒形状の中心より見たとき、偏向ヨー
クの水平軸方向又は垂直軸方向を中心にして、セパレー
タの外周に沿って、30度から140度の範囲で円弧形
状に形成する。
【0020】またこの磁気部材を、幅が4mmから20
mmの範囲で、板厚が2mmから20mmの範囲で形成
する。
【0021】これらの手段により、垂直偏向コイルのネ
ック側端と水平偏向コイルのネック側端との間、水平偏
向コイルの外側に、垂直偏向コイルにより形成される磁
界を遮蔽する磁気遮蔽材を配置すれば、ネック側に延長
する垂直偏向磁界を遮蔽することにより、垂直偏向の磁
界中心をファンネル側に変位させることができ、等化的
に垂直偏向コイルの取り付け位置をファンネル側に変位
させたと同等の磁界分布を得ることができる。
【0022】このとき、水平偏向コイルが、鞍型でな
り、垂直偏向コイルが、トロイダル型でなるようにすれ
ば、効率良く垂直偏向磁界の磁界中心を変位させること
ができる。
【0023】またこのとき、偏向ヨークが、断面円筒形
状のセパレータの内側に水平偏向コイルを保持し、先の
磁気遮蔽材が、セパレータの外周に沿って内周が円形形
状に形成された板状の磁性材料で形成されるようにし、
この内周の直径を、略コアのネック側内径から略コアの
ネック側外形の範囲に選定すれば、コンバーゼンス特性
等のばらつきを低減して磁界中心を効率良く変位させる
ことができる。
【0024】さらにこのとき、磁気遮蔽材を、幅が4m
mから20mmの範囲で、板厚が2mmから5mmの範
囲のリング状に形成すれば、効率良く磁界中心を変位さ
せることができる。
【0025】またこれらに代えて、先の偏向ヨークが、
断面円筒形状のセパレータの内側に水平偏向コイルを保
持し、先の磁気遮蔽材が、偏向ヨークの水平軸方向又は
垂直軸方向を中心にして対称に配置される1対の磁気部
材で形成され、この磁気部材を、セパレータの外周に沿
って内周が円弧形状に形成された板状の磁性材料で形成
すれば、磁界中心を変位させ、併せて偏向磁界の磁界分
布も調整することができる。
【0026】このとき、この磁気部材を、偏向ヨークの
水平軸又は垂直軸に対して対称に、円弧形状に形成すれ
ば、水平偏向磁界及び垂直偏向磁界のピン磁界及びバレ
ル磁界について、水平軸に対して対称に配置した場合と
垂直軸に対して対称に配置した場合とで、それぞれ逆方
向に強度を可変することができる。
【0027】またこのとき、この磁気部材を、幅が4m
mから20mmの範囲で、板厚が2mmから20mmの
範囲で形成すれば、磁界中心及び磁界分布を効率良く変
位させることができる。
【0028】さらにこれに代えて、この磁気部材を、セ
パレータの断面円筒形状の中心より見たとき、偏向ヨー
クの水平軸方向又は垂直軸方向を中心にして、セパレー
タの外周に沿って、30度から140度の範囲で円弧形
状に形成すれば、磁界分布を効率良く変位させることが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0030】(1)第1の実施の形態 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る偏向ヨークを
示す斜視図であり、図1は、この偏向ヨーク1を矢印b
で示す側面より見た側面図である。この偏向ヨーク1
は、水平偏向コイルが鞍型に巻線して形成され、垂直偏
向コイルがトロイダル型に巻線されて形成される。なお
この実施の形態では、陰極線管の管軸方向、中心軸をZ
軸、ネック側をZ方向の正側、偏向ヨーク1を表示画面
側から見た水平走査方向をX方向、上方向をY方向と規
定する。
【0031】すなわちこの偏向ヨーク1において、水平
偏向コイルは、略漏斗形状のセパレータ2の内側にマグ
ネットワイヤを巻線することにより、いわゆるセクショ
ン巻で、かつ鞍型に形成され、これによりこのセパレー
タ2と共に水平偏向コイルアッセンブリを形成する。
【0032】垂直偏向コイルVは、略半円弧形状のコア
3a及び3bにマグネットワイヤを巻線して形成され、
水平偏向コイルアッセンブリの外側よりこのコア3a及
び3bをクリップ4で固定して水平偏向コイルアッンブ
リの規定位置に固定される。この水平偏向コイルアッセ
ンブリに固定される際に、垂直偏向コイルVは、セパレ
ータ2の側面、ネック側に形成された位置決め用突起5
により、またセパレータ2のファンネル側、端面に配置
されたスペーサー6により、Z方向について位置決め保
持され、これにより水平偏向コイルに対して予め設計段
階で規定した位置に固定されるようになされている。
【0033】偏向ヨーク1においては、この水平偏向コ
イルアッセンブリに対して、続いて端子板等が配置され
て水平偏向コイル及び垂直偏向コイルVが配線された
後、調整用マグネット8、陰極線管への固定用バンド
9、ケーブル等が接続されて組み立てられる。また偏向
ヨーク1は、続く調整工程において、クロストーク調整
されて接着剤10によりセパレータ2に垂直偏向コイル
Vが固定された後、コンバーゼンス調整等の作業を経て
完成する。
【0034】この組み立て時、偏向ヨーク1は、水平偏
向コイルのネック側端面と垂直偏向コイルVのネック側
端面との間において、予め設計段階で規定した位置、セ
パレータ2の外側に、磁気遮蔽材12が配置され、これ
によりネック側に延長する垂直偏向磁界をこの磁気遮蔽
材12で遮蔽するように形成されている。
【0035】すなわちこの磁気遮蔽材12は、磁性材料
でなるフェライト材により板状に形成される。また図3
に示すように、磁気遮蔽材12は、セパレータの外周に
沿って内周が円形形状に形成され、またこの内周に沿っ
て外周が円形形状に形成され、これによりリング状に形
成されるようになされている(図3(A))。さらに磁
気遮蔽材12は、板厚THが2〜5mmの範囲に選定さ
れるようになされている(図3(B))。
【0036】さらに図4においてコア3a、3bとの対
比で示すように(図4(A)及び(B))、磁気遮蔽材
12は、内周の直径TRが、コア3a、3bのネック側
外径T1からネック側内径T2の範囲に選定され、また
直径方向の幅TWが4〜20mmの範囲に選定されるよ
うになされている。これによりこの磁気遮蔽材12は、
コア3a、3bのネック側断面形状とほぼ等しいか、ま
たはこれより大きく、ネック側外形より内径が大きくな
らない程度に選定されるようになされている。これによ
り偏向ヨーク1では、ネック側から見たとき、磁気遮蔽
材12の内周側領域がコア3a、3bのネック側端面と
重なり合うように形成されている。
【0037】これにより図15と対比して図5に示すよ
うに、磁気遮蔽材12は、水平偏向コイルHの外側、水
平偏向コイルHのネック側端及び垂直偏向コイルVのネ
ック側端の間で(図5(A))、垂直偏向コイルVによ
り形成される垂直偏向磁界ΦVを遮蔽し(図5(B)及
び(C))、その分矢印cで示すようにネック部側の垂
直偏向磁界を低減する。これにより偏向ヨーク1では、
磁気遮蔽材12により垂直偏向磁界ΦVの磁界中心OV
を矢印dで示すようにファンネル側に変位させることが
でき、その分トリレンマの値を変位させることができ
る。またこの磁気遮蔽材12の取り付け位置を可変する
ことにより、トリレンマを可変することができる。なお
この図5(A)において、記号CHは、コアの厚さを表
す。
【0038】実際上、このようにトロイダル巻線により
垂直偏向コイルVを形成した場合、垂直偏向磁界ΦVに
おいては、ネック側に延長するように磁界分布が形成さ
れる。これに対して水平偏向磁界ΦHは、コア3a、3
bより離間して垂直偏向コイルVの内側に配置されるこ
とにより、ネック側に延長する磁束が垂直偏向磁界ΦV
に比して少ない特徴がある。従ってこの実施の形態のよ
うに、水平偏向コイルHの外側、水平偏向コイルHのネ
ック側端及び垂直偏向コイルVのネック側端の間に磁気
遮蔽材12を配置すれば、垂直偏向磁界ΦVだけ選択的
に磁気遮蔽することができ、これによりトリレンマを調
整することができる。
【0039】さらにこの実施の形態においては、コア3
a及び3bの大きさに対して、上述したように磁気遮蔽
材12の内径TR、幅TWを選定して、ネック側から見
たとき、磁気遮蔽材12の内周側領域がコア3a、3b
のネック側端面と重なり合うように形成したことによ
り、これによっても効率良く垂直偏向磁界だけを遮蔽し
てトリレンマを調整することができ、また磁性材料につ
いても効率良く使用できることができる。
【0040】またこの磁気遮蔽材12の板厚を2〜5m
mの範囲に選定したことにより、この磁気遮蔽材12
は、コア3a及び3bのコア厚さに比して厚さが充分に
少なく設定されている(図5(A))。これらのことか
らもこの磁気遮蔽材12は、水平偏向磁界ΦHに対して
は何ら影響を与えず、垂直偏向磁界ΦVに対しては遮蔽
に必要な適当な厚さを確保することができる。これによ
り、磁気遮蔽材12の板厚を2〜5mmの範囲に選定し
て、効率良く磁界中心を変位させることができる。
【0041】これらのことから、この実施の形態のよう
に磁気遮蔽材12を配置してトリレンマを可変でき、こ
れによりこの磁気遮蔽材12の有無、取り付け位置を選
定して、トリレンマ調整することができ、これによりコ
ンバーゼンス調整の範囲を拡大することができる。
【0042】さらにこのようにネック部側の垂直偏向磁
界を低減すると、コンバーゼンス特性についても可変す
ることができる。すなわち垂直偏向磁界ΦVのうち、ネ
ック部側に延長する磁界は、フーリエ解析して得られる
高次の項に影響を与え、表示画面中間部分のコンバーゼ
ンス特性に影響を与える。これによりこのネック部側に
延長する磁界を遮蔽すれば、その分コンバーゼンスを簡
易に収束させることができる。
【0043】かくしてこの磁気遮蔽材12の取り付け位
置は、トリレンマが値0になるように、設計試作段階に
おいて、水平偏向コイルHに対する垂直偏向コイルVの
取り付け位置と共に検討されて設定され、これにより水
平偏向コイルHに対する垂直偏向コイルVの取り付け位
置によりトリレンマを値0に収束させる従来の設計手法
に比して設計の自由度が向上される。
【0044】なおこの種のフェライト材は、焼結して形
成され、この焼結の際に大きく収縮し、形状によっては
大きく変形する場合がある。これに対してこの実施の形
態のように、幅TWを実用上充分な大きさに設定してリ
ング状に磁気遮蔽材12を形成すると、全体が一様に収
縮して変形を小さくすることができる。これによりこの
実施の形態では、磁気遮蔽材12の変形を低減して、磁
界中心OV、コンバーゼンス特性等のばらつきを低減す
るようになされている。
【0045】以上の構成において、偏向ヨーク1におい
て、水平偏向コイルHにより形成される偏向磁界ΦH
は、水平偏向コイルHがコア3a、3bより離間して配
置され、ネック側に延長する磁束が少ないことにより、
また磁気遮蔽材12の厚さがコア3a、3bに比して充
分に薄く、かつコア3a、3bのネック側内径T1より
小さく選定されていないことにより、従来の偏向ヨーク
と同様の磁界分布により、陰極線管を鎖交した磁束がコ
ア3a及び3bを周回し、これにより水平偏向コイルの
取り付け位置で決まる位置に磁界中心OHが形成され
る。
【0046】これに対して垂直偏向コイルVにより形成
される垂直偏向磁界ΦVは、トロイダル型に形成されて
ネック側に延長する磁束が多いことにより、また磁気遮
蔽材12の内径がコア3a、3bのネック側内径T1と
外形T2との間に選定されて、このネック側に延長する
磁束の中に保持されることにより、このネック側に延長
する磁束が磁気遮蔽材12により遮蔽され、これにより
磁気遮蔽材12を配置しない場合に比してネック側の磁
界が低減する。
【0047】これにより垂直偏向磁界ΦVは、磁気遮蔽
材12を配置しない場合に比して磁界中心OVがファン
ネル側に変位し、垂直偏向コイルVの位置を調整する以
外に、この磁気遮蔽材12を配置して、また磁気遮蔽材
12の位置を可変して、磁界中心OVを可変することが
でき、これによりコンバーゼンス調整の範囲を拡大で
き、また設計の自由度を向上することができる。
【0048】また磁気遮蔽材12の位置を可変して、表
示画面中間部分のコンバーゼンス特性に影響を与えるネ
ック部側の垂直偏向磁界を調整でき、これによりコンバ
ーゼンスを簡易に収束させることができる。
【0049】以上の構成によれば、水平偏向コイルの外
側、水平偏向コイルのネック側端及び垂直偏向コイルの
ネック側端の間に、垂直偏向磁界を遮蔽する磁気遮蔽材
12を配置したことにより、ネック側に延長する垂直偏
向磁界を遮蔽してこの垂直偏向磁界の磁界中心をファン
ネル側に変位させることができる。これによりこの磁気
遮蔽材12の取り付け位置等を考慮してトリレンマを調
整でき、設計の自由度を向上することができ、またコン
バーゼンス調整の範囲を拡大することができる。
【0050】またネック部側おける垂直偏向磁界を調整
できることにより、表示画面中間部分のコンバーゼンス
特性を調整でき、これによりコンバーゼンスを簡易に収
束することができる。
【0051】さらにこの磁気遮蔽材12をリング形状に
形成したことにより、コンバーゼンス特性等のばらつき
を低減することができる。
【0052】さらにこのときほぼコアのネック側内径よ
り大きく、かつネック側外形より内径の小さな範囲に、
この磁気遮蔽材12の内径を選定し、ネック側から見た
とき磁気遮蔽材12の内周側でコア3a及び3bと重な
り合うように形成したことにより、また厚さTHを2m
m〜5mmに選定したことにより、垂直偏向磁界ΦVだ
け選択的に遮蔽することができ、これにより効率良くト
リレンマ調整することができる。
【0053】さらにこの磁気遮蔽材12の幅TWを4〜
20mmの範囲に選定したことにより、磁性材料を有効
に利用して効率良くトリレンマ調整することができる。
【0054】(2)第2の実施の形態 図6は、第2の実施の形態に係る偏向ヨークを示す側面
図である。この偏向ヨーク20では、第1の実施の形態
に係るリング状の磁気遮蔽材12に代えて、1対の磁気
部材により磁気遮蔽材21を形成する。なおこの図6に
示す構成のうち、上述の第1の実施の形態と同一の構成
は、対応する符号を付して示し、重複した説明を省略す
る。
【0055】すなわち図7(A)及び(B)に示すよう
に、この磁気遮蔽材21は、円弧形状の磁気部材22a
及び22bにより形成される。磁気部材22a及び22
bは、フェライト製で、同一形状に形成され、上述の磁
気遮蔽材12をX軸を中心にして規定の角度θで切断し
た形状に形成される。さらに磁気部材22a及び22b
は、この角度θが30度から140度の範囲で適宜選定
され、この実施の形態ではほぼ90度の角度に選定さ
れ、内径及び幅TWは、上述の第1の実施の形態にかか
る磁気遮蔽材12と同一の範囲で選定される。これに対
して厚さTHは、磁気遮蔽材12より厚く、2mm〜2
0mmの範囲で選定されるように形成され、これにより
水平偏向磁界にも影響を与えるようになされている。
【0056】これら磁気部材22a及び22bは、Z軸
方向については、上述の第1の実施の形態と同様に設計
により規定された取り付け位置に配置され、セパレータ
2の円周方向については、Y軸を中心に、水平方向に対
称に配置される。
【0057】これにより磁気遮蔽材21は、ネック側に
延長する垂直偏向磁界を遮蔽し、垂直偏向磁界の磁界中
心をファンネル側に変位させるようになされている。こ
れにより偏向ヨーク20では、コンバーゼンスの調整範
囲を拡大し、また設計の自由度を向上できるようになさ
れている。
【0058】なおこのように角度90度の円弧形状の磁
気部材22a及び22bにより磁気遮蔽材21を形成し
て垂直偏向磁界を遮蔽する場合、リング状に磁気遮蔽材
を形成する場合に比して、磁界中心の変位量は約1/2
になる。これにより取付位置だけでなく、適宜角度θの
異なる磁気部材22a及び22bを選択的に適用するこ
とにより、磁界中心の位置を制御することができ、これ
によっても設計の自由度、コンバーゼンス調整範囲を拡
大することができる。
【0059】さらにこのように円弧形状の磁気部材22
a及び22bにより磁気遮蔽材21を形成することによ
り、この実施の形態の場合、水平偏向磁界及び垂直偏向
磁界のネック側磁界分布を可変し、これによりコンバー
ゼンス調整することもできる。すなわちA−A断面(図
6)により図8に示すように、何ら磁気遮蔽材21を配
置しない場合、この種の偏向ヨークのネック側水平偏向
磁界ΦHは、ピン磁界に形成される(図8(A))。
【0060】これに対して上述の第1の実施の形態のよ
うに、リング状の磁性体を配置した場合(図8
(B))、磁性体を配置した周辺部分について磁界が強
くなるものの、管軸近傍については磁性体を配置しない
場合と同一の磁界分布に保持される。ところが円弧形状
の磁気部材22a及び22bを配置した場合(図8
(C))、磁気部材22a及び22bが配置されたX軸
方向では磁界が強くなり、磁気部材22a及び22bが
配置されていないY軸方向では磁界が弱くなる。
【0061】すなわち磁界分布を変位させることがで
き、これによりX軸上の横コンバーゼンスを変化させる
ことができる。なお実験した結果によれば、この横コン
バーゼンスの変化は、サイドビーム(赤色ビーム及び青
色ビームでなる)の変位量1に対してセンタービーム
(緑色ビームでなる)が変化量1により変化し、これに
よりコンバーゼンス収束に有効に利用できることが分か
った。ちなみに、通常の巻線分布により横コンバーゼン
スを調整する場合、サイドビームの変位量1に対してセ
ンタービームが変化量0.3〜0.25でなることによ
り、これによってもコンバーゼンス収束に大いに利用で
きることがわかる。
【0062】さらに実験の結果、このピン磁界を軽減す
る効果は、角度θを30度〜140度の範囲で実用上コ
ンバーセンス調整に適用できることがわかった。
【0063】またこのようにX軸上に円弧形状の磁気部
材22a及び22bを配置した場合、ネック部側の水平
偏向磁界を制御できることにより、フーリエ解析して得
られる高次の項を可変して、X軸上の横コンバーゼンス
だけでなく、表示画面中間部分のコンバーゼンス特性に
ついても調整することができる。
【0064】またこれとは逆に垂直偏向磁界について
は、磁気部材22a及び22bを配置したことによりバ
レル磁界を軽減でき、これによりY軸方向の横コンバー
ゼンスを変化させることができる。
【0065】かくするにつき磁気部材22a及び22b
の角度θは、これらコンバーゼンス調整に適切な範囲3
0度〜140度の範囲で、この実施の形態の場合、設計
段階の検討により角度90度に選定されるようになされ
ている。
【0066】以上の構成によれば、リング状の磁気遮蔽
材に代えて円弧形状の磁気部材22a及び22bにより
磁気遮蔽材を形成しても、第1の実施の形態と同様の効
果を得ることができる。さらにこの円弧形状の磁気部材
22a及び22bをX軸方向に配置することにより、X
軸方向の横コンバーゼンス等を調整することができ、こ
れにより第1の実施の形態に比してさらに一段とコンバ
ーゼンス調整範囲を拡大し、また設計の自由度を向上す
ることができる。
【0067】(3)第3の実施の形態 図9は、第3の実施の形態に係る偏向ヨークを示す側面
図である。この偏向ヨーク30では、第2の実施の形態
に係る円弧形状の磁気部材22a及び22bをY軸上に
配置する。なおこの図9に示す構成のうち、上述の第2
の実施の形態と同一の構成は、対応する符号を付して示
し、重複した説明を省略する。
【0068】すなわち図10に示すように、この第3の
実施の形態において、この偏向ヨーク30は、磁気部材
22a及び22bをY軸方向に配置して磁気遮蔽材31
を形成する他、第2の実施の形態に係る偏向ヨーク20
と同一に形成される。このようにしても第1の実施の形
態と同様に垂直偏向磁界を遮蔽することができ、垂直偏
向磁界の磁界中心をファンネル側に変位させることがで
きる。
【0069】これに加えてこの偏向ヨーク30では、Y
軸方向の横コンバーゼンスを上述の第2の実施の形態と
は逆向きに変化させることができる。すなわちB−B断
面により図11に示すように、何ら磁性体を配置しない
場合(図11(A))、垂直偏向磁界ΦVは、バレル磁
界に保持される。これに対して磁気部材22a及び22
bをY軸方向に配置した場合(図11(B))、磁気部
材22a及び22bを配置した部分について磁界強度が
強められることになり、ネック側においてバレル磁界が
強調されることになる。これにより偏向ヨーク30で
は、第2の実施の形態とは逆向きにY軸方向の横コンバ
ーゼンスを変化させることができる。
【0070】これに対して図12に示すように、水平偏
向磁界ΦHにおいては、何ら磁性体を配置しない場合
(図12(A))、ピン磁界に保持され、磁気部材22
a及び22bを配置すると(図12(B))、ピン磁界
が弱められることになる。これにより上述の第2の実施
の形態とは逆に、X軸方向の横コンバーゼンスを変化さ
せることができる。
【0071】図9の構成によれば、X軸上に代えてY軸
上に磁気部材22a及び22bを配置することにより、
第2の実施の形態と同様にトリレンマを可変でき、さら
には第2の実施の形態とは逆方向にコンバーゼンスを変
化させることができ、これによりコンバーゼンス調整範
囲を拡大し、また設計の自由度を向上することができ
る。
【0072】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、リング状、円弧状に
形成したフェライトにより磁気遮蔽材を形成する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、図13及び図
14に示すように、リングを2分割した形状のフェライ
トにより磁気遮蔽材を形成してもよい。なおこのように
2分割した形状のフェライトにより磁気遮蔽材を形成し
た場合、第1の実施の形態に係るリング状の磁気遮蔽材
と同一の効果を得ることができることにより、図13に
示すように、この1組の磁気部材32a及び32bをX
軸方向に配置してもよく、また図14に示すように、Y
軸方向に配置してもよい。
【0073】また上述の実施の形態においては、リング
状、円弧状に形成したフェライトにより磁気遮蔽材を形
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
要はセパレータに沿って変化する円形形状又は円弧形状
に内側を形成し、コアの形状を基準にして垂直偏向磁界
だけを効率良く遮蔽できるように、この円形形状又は円
弧形状の内径を選定すればよく、外形形状については、
偏向ヨークの重量の増大、磁性材料等に余裕がある場合
は、垂直偏向磁界を遮蔽可能な範囲で自由に選定するこ
とができる。
【0074】さらに上述の実施の形態においては、垂直
偏向コイルをトロイダル型に形成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、垂直偏向コイルを鞍型に
形成する場合にも適用することができる。但し、垂直偏
向コイルを鞍型に形成する場合は、トロイダル型に形成
する場合に比して磁界中心の変位量が小さくなる。従っ
て本発明においては、垂直偏向コイルをトロイダル型に
形成する場合に好適で、実用上充分な場合には、垂直偏
向コイルを鞍型に形成する場合にも適用することができ
る。
【0075】また上述の実施の形態においては、フェラ
イトにより磁気遮蔽材を形成する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、パーマロイ等、種々の磁性
材料を広く適用することができる。
【0076】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、垂直偏向
コイルのネック側端と水平偏向コイルのネック側端との
間に、垂直偏向磁界の磁気遮蔽材を配置することによ
り、ネック側の垂直偏向磁界を制御することができ、こ
れにより設計の自由度を向上し、またコンバーゼンスの
調整範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る偏向ヨークを
示す側面図である。
【図2】図1の偏向ヨークの斜視図である。
【図3】図1の偏向ヨークに適用される磁気遮蔽材を示
す正面図及び側面図である。
【図4】コアとの対比により図3の磁気遮蔽材を示す平
面図である。
【図5】図3の磁気遮蔽材の動作の説明に供する略線図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る偏向ヨークを
示す側面図である。
【図7】図6の偏向ヨークに適用される磁気遮蔽材を示
す正面図及び側面図である。
【図8】図7の磁気遮蔽材の動作の説明に供する略線図
である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る偏向ヨークを
示す側面図である。
【図10】図9の偏向ヨークに適用される磁気遮蔽材を
示す正面図及び側面図である。
【図11】垂直偏向磁界について、図9の磁気遮蔽材の
動作の説明に供する略線図である。
【図12】水平偏向磁界について、図9の磁気遮蔽材の
動作の説明に供する略線図である。
【図13】他の実施の形態に係る偏向ヨークに適用され
る磁気遮蔽材を示す正面図及び側面図である。
【図14】図14の磁気遮蔽材をY軸方向に配置した状
態を示す正面図及び側面図である。
【図15】従来のトリレンマ調整の説明に供する略線図
である。
【符号の説明】
1、10、20 偏向ヨー
ク 2 セパレー
タ 12、21、31 磁気遮蔽
材 22a、22b、32a、32b 磁気部材 H 水平偏向
コイル V 垂直偏向
コイル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向コイルの外側に垂直偏向コイル
    を配置した偏向ヨークにおいて、 前記垂直偏向コイルのネック側端と前記水平偏向コイル
    のネック側端との間、前記水平偏向コイルの外側に、前
    記垂直偏向コイルにより形成される磁界を遮蔽する磁気
    遮蔽材を配置したことを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 前記水平偏向コイルは、鞍型でなり、 前記垂直偏向コイルは、トロイダル型でなることを特徴
    とする請求項1に記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】 前記偏向ヨークは、 断面円筒形状のセパレータの内側に前記水平偏向コイル
    を保持し、 前記磁気遮蔽材は、 前記セパレータの外周に沿って内周が円形形状に形成さ
    れた板状の磁性材料で形成され、 内周の直径を、前記コアのネック側内径から前記コアの
    ネック側外形の範囲に選定したことを特徴とする請求項
    1に記載の偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】 前記磁気遮蔽材は、 幅が4mmから20mmの範囲で、板厚が2mmから5
    mmの範囲のリング状に形成されたことを特徴とする請
    求項3に記載の偏向ヨーク。
  5. 【請求項5】 前記偏向ヨークは、 断面円筒形状のセパレータの内側に前記水平偏向コイル
    を保持し、 前記磁気遮蔽材は、 前記偏向ヨークの水平軸又は垂直軸を中心にして対称に
    配置される1対の磁気部材で形成され、 前記磁気部材は、 前記セパレータの外周に沿って内周が円弧形状に形成さ
    れた板状の磁性材料で形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の偏向ヨーク。
  6. 【請求項6】 前記磁気部材は、 前記偏向ヨークの垂直軸又は水平軸に対して対称に、円
    弧形状に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の
    偏向ヨーク。
  7. 【請求項7】 前記磁気部材は、 幅が4mmから20mmの範囲で、板厚が2mmから2
    0mmの範囲で形成されたことを特徴とする請求項6に
    記載の偏向ヨーク。
  8. 【請求項8】 前記磁気部材は、 前記セパレータの断面円筒形状の中心より見たとき、前
    記偏向ヨークの水平軸方向又は垂直軸方向を中心にし
    て、前記セパレータの外周に沿って、30度から140
    度の範囲で円弧形状に形成されてなることを特徴とする
    請求項5に記載の偏向ヨーク。
  9. 【請求項9】 前記磁気部材は、 幅が4mmから20mmの範囲で、板厚が2mmから2
    0mmの範囲で形成されたことを特徴とする請求項8に
    記載の偏向ヨーク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100703506B1 (ko) * 1999-10-01 2007-04-03 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 컨버전스 보정 장치를 가진 컬러 음극선관

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100703506B1 (ko) * 1999-10-01 2007-04-03 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 컨버전스 보정 장치를 가진 컬러 음극선관

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