JPH0911520A - 並列入力プリントヘッドのためのパルス幅変調方法 - Google Patents

並列入力プリントヘッドのためのパルス幅変調方法

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JPH0911520A
JPH0911520A JP8127607A JP12760796A JPH0911520A JP H0911520 A JPH0911520 A JP H0911520A JP 8127607 A JP8127607 A JP 8127607A JP 12760796 A JP12760796 A JP 12760796A JP H0911520 A JPH0911520 A JP H0911520A
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JP
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image data
printhead
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data
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JP8127607A
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James Thomas Stoops
ジェームズ・トーマス・ストウープス
David A Johnson
デビッド・アンドリュー・ジョンソン
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/52Arrangement for printing a discrete number of tones, not covered by group B41J2/205, e.g. applicable to two or more kinds of printing or marking process
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データ信号より狭い入力データバスを持
たせた並列入力プリントヘッドを用いて、画像データ信
号で表されるすべてのプリントレベルを生成する装置と
方法を提供すること。 【解決手段】 画像データ信号の幅より狭い入力データ
バスを持たせた並列入力プリントヘッドを用いて所定の
幅と値の画像データ信号をプリントするプリント方法に
おいて、プリントヘッドにロードしないと画像データ信
号の全幅を用いたプリントが行なえないミニマム回数L
minを求める工程と、L≧Lminのとき、画像データをL
回処理することにより、(1)入力データバスの幅より
広くなく、かつ(2)L出力信号の総和が入力データ信
号の値に等しくなるL出力信号を生成する工程と、L出
力信号を用いてプリントヘッドを駆動する工程とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本的に、並列入
力プリントヘッドを有する画像プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】サーマ
ルプリンタは、従来からシリアル入力プリントヘッドを
使用してきた画像プリンタの一例であり、そこでは1つ
か複数の単一ビット幅のデータ入力を受け取る。図1
に、サーマルプリンタの構成例を示すが、そこではドナ
ーメディアから画像受像メディアへ染料やワックスの転
写を行なうようになっている。HEADCLKシグナル
によってデータが一連のシフトレジスタ10にクロック
合わせしてある。シフトレジスタのそれぞれに格納され
ているデータがLATCHシグナルの作用によってそれ
ぞれのラッチレジスタ12へ転送される。次いで、EN
ABLEシグナルが一連のANDゲート16に作用する
ことにより、ラッチレジスタに格納されているデータに
したがって、ヒーター要素14が活動化する。
【0003】プリントしようとする画像はピクセル当り
複数ビットのものが多い。従来からの一連の入力プリン
トヘッドには1行分の画像データに連携している情報を
すべて1回で格納することはできないので、シリアル入
力プリントヘッドに何回もデータをロードしないとピク
セル画像当り複数ビットを再生することができない。過
去何年間というもの、こうしたシリアル入力プリントヘ
ッドを用いて複数ビット画像をプリントする手法が考案
されてきた。1986年11月4日にブラウンシュタインに許
諾された特許No.4,621,271、1991年2月19日にH.ケーン
に許諾された特許No.4,994,822、1989年2月21日にK.セ
キネに許諾された特許No.4,806,950、1990年8月21日に
K.スズキらに許諾された特許No.4,951,152にその例を
見ることができる。
【0004】シリアル入力プリントヘッドを内蔵したシ
ステムを図2に示す。Nビット幅の画像データが与えら
れると、先行技術の変調手法ではN回と2N回との間で
プリントヘッドへデータをロードしないと、2Nで可能
なプリント密度に達しない。シリアル入力プリントヘッ
ドを用いると、プリントヘッドをロードする回数がプリ
ント速度を左右する主要要素になる。したがって、先行
技術による変調手法では、プリントヘッドにN回ロード
すれば2Nのプリント密度に達し、高速にプリントでき
るが、画像の品質が劣っていた。プリントヘッドに2N
回ロードしなければならない変調手法では、これより画
像品質が高くなるのが通常だが、プリント時間が長くな
る。したがって、プリント時間が高速でなおかつ画像品
質が高いプリントヘッド構造と変調手法を実現すること
が望まれていた。
【0005】最近になり、複数ビット幅のデータバスを
受け付ける並列入力プリントヘッドが市場に投入されて
きた。そうしたプリントヘッドの一例を図3に示す。一
連のシフトレジスタ18に画像データを格納する。一連
の8ビットDOWNカウンタ20とフリップフロップ2
2がプリントヘッド自体の複数ビット画像データを変調
する手段の働きをする。こうした並列入力プリントヘッ
ドを内蔵したシステムを図4に示す。
【0006】ここまでで予測されるように、並列入力プ
リントヘッドの制御はシリアル入力プリントヘッドの制
御とは若干異なる。図5に、制御シーケンスの一例を示
す。HEADCLKシグナル26を1回にNビットずつ
パルス化することにより、DATAシグナル24をプリ
ントヘッドのシフトレジスタ18(図3)にクロック合
わせしてある。1行分のデータがプリントヘッドにロー
ドされると、LATCH〜シグナル28がLOWにパル
ス化して、シフトレジスタ18の内容がDOWNカウン
タ20へロードされる。DOWNカウンタ20へのロー
ドが済むと、SET〜シグナル30がLOWへパルス化
されることにより、フリップフロップ22をセットでき
るようになる。フリップフロップ22をセットすると、
ENABLE〜シグナル34の作用によってそれぞれの
ヒーター要素32を付勢できるようになる。ENABL
E〜シグナル34がアクティブなあいだ、COUNTC
LKシグナル36のクロック合わせを行なうことによ
り、このシステムによってパルス幅変調を行なう。個々
のカウンタ20がゼロに達すると、カウンタのキャリー
出力が活動化し、カウンタのキャリー出力に連携したフ
リップフロップ出力がクリアされる。これにより、ヒー
ター要素32の1つひとつがOFFになる。
【0007】画像データのビット数(N)が並列プリン
トヘッドの入力バスのビット数(M)以下になると、画
像データで表現される2Nのプリントレベルすべてのプ
リント手段を並列入力プリントヘッドが直接実現する。
ここまでで、高品質の画像を高速でプリントできるよう
になる。ただし、画像データのビット数が並列入力プリ
ントヘッドのデータ入力バスのビット数を超える場合
(N≧M)、2Nのプリントレベルすべてのプリント手
段を並列入力プリントヘッドが直接実現するわけではな
い。並列入力プリントヘッドに斬新な手法を持たせない
と、並列入力プリントヘッドが直接プリントできるプリ
ントレベルを超える画像データを並列入力プリントヘッ
ドに処理させることができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データ信
号より狭い入力データバスを持たせた並列入力プリント
ヘッドを用いて、画像データ信号で表されるすべてのプ
リントレベルを生成する装置と方法を実現するための発
明である。本発明の特徴では、画像データを複数回数処
理およびプリントする。画像データを処理する都度、も
とのNビットからプリントヘッドが受け付けるMビット
へ圧縮する。
【0009】本発明のもう一つの特徴では、画像データ
信号の幅より狭い入力データバスを持たせた並列入力プ
リントヘッドを用いて所定の幅と値の画像データ信号を
プリントする方法が、プリントヘッドがロードしないと
画像データ信号の全幅を用いたプリントが行なえないミ
ニマム回数Lminを求める工程と; L≧Lminのとき、
画像データをL回処理することにより、(1)入力デー
タバスの幅より広くなく、かつ(2)L出力信号の総和
が入力データ信号の値に等しくなるL出力信号を生成す
る工程と; そしてL出力信号を用いてプリントヘッド
を駆動するステップを行なう工程とを有する。
【0010】本発明のさらにもう一つの特徴では、N≧
Mのとき、Nデータビット幅の画像データ信号をプリン
トし、Mビット幅の入力データバスを有する並列入力プ
リントヘッドに用いる2Nプリントレベルを生成する方
法が、プリントヘッドにデータをロードしないと画像デ
ータ信号によって表されるすべてのプリントレベルを達
成できないミニマム回数Lminを求める工程と; L≧L
minのとき、画像データをL回処理することにより、
(1)Mビット幅以下であって、かつ(2)L出力信号
の総和が入力データ信号の値に等しくなるL出力信号を
生成する工程と;そして、L出力信号を用いてプリント
ヘッドを駆動するステップを行なう工程とを有する。L
minの値は次式によって計算できる:
【0011】
【数1】
【0012】本発明のさらにもう一つの特徴では、Nデ
ータビット幅である画像データ信号を表す2Nプリント
レベルをプリントするプリンタが、Mビット幅の並列デ
ータ入力バスを持たせた並列入力プリントヘッド(N≧
M)と; Lプリントヘッド・ロードごとに同じデータ
セットを処理し、一連のMビット幅信号をプリントヘッ
ドへ出力するイメージプロセッサとを有して構成され
る。ここで、Lはプリントヘッドにデータをロードしな
いと画像データ信号で表される2Nプリントレベルすべ
てを達成できないミニマム回数である。本発明と本発明
の目的およびメリットは、この先で述べる望ましい実施
の形態の詳述によって明らかにする。
【0013】
【発明の実施の形態】この先で述べる望ましい実施の形
態の詳述は、該当する図面を参照して行なう。そうした
図面は以下のとおり:図1は、先行技術によるシリアル
入力プリントヘッドの構成図である。図2は、先行技術
によるシリアル入力プリントヘッドに用いるシステムの
構成図である。図3は、本発明に用いることができる並
列入力プリントヘッドの構成図である。図4は、図3に
示す先行技術による並列入力プリントヘッドに用いるシ
ステムの構成図である。図5は、並列入力プリントヘッ
ドを用いて行なうプリントに用いるタイミング図であ
る。図6は、本発明によるプリント装置の構成図であ
る。図7は、プリントヘッドのロードと変調の同期を示
す図である。図8は、それぞれのプリントヘッド・ロー
ドによるエネルギーレベルを示す。図9は、図6の装置
の一部分であるイメージプロセッサの機能図である。
【0014】この説明は、具体的には、本発明による装
置の部分を構成する要素、さらに具体的には、本発明に
よる装置と協同する要素について説明する。特に示した
り説明しない要素は、この種の技術に精通する者によく
知られている各種の形態をとると理解されたい。本発明
はサーマルプリンタ環境下で説明するが、ほかの種類の
画像処理装置にも当てはまることを理解されたい。
【0015】ここからの説明は、別段を記さない限り、
すべて、画像データのビット数が並列入力プリントヘッ
ドの入力データバスのビット数より大きいことを前提と
して行なう。図6に示すごとくに、Nビットの画像デー
タをあらかじめホストシステム38からラインバッファ
ペア40と42のうちの1つへホスト−データ・コント
ローラ・インタフェース44を介して送りこんでおく。
ホスト−データ・コントローラ・インタフェース44
は、スイッチング機構として作用して、ラインバッファ
ペア40と42のうちの1つをホストシステム38を接
続する一方、もう一方のラインバッファを入力としてイ
メージプロセッサ46へ接続する。この2つのラインバ
ッファの接続を切り替えることにより、画像データを一
方のラインバッファからイメージプロセッサ46へ供給
できるようになる一方、同時に、その次の1行分の画像
データをもう一方のラインバッファが受け取る。たとえ
ば、画像データがホストシステム38からラインバッフ
ァ40へ供給されているあいだは、ラインバッファ42
は画像データをイメージプロセッサ46へ供給できるよ
うになっている。ラインバッファ42内の画像データの
プリントが完了すると、次いでバッファ40内の画像デ
ータがプリントに使われる一方、その次の1行分のデー
タがラインバッファ42へ入力される。この2つのライ
ンバッファとその“ピンポン”構造により、プリントレ
ベル2Nのプリントに要する複数回数のプリントヘッド
・ロードによって、図3に示すごとくに画像データをプ
リントヘッド48へ送り込む効率的な手段が実現する。
厳密に言えば、ラインバッファ40と42もそのピンポ
ン構造もなくてもこの手法は正しく機能する。しかしな
がら、こうした仕組みをなくすと、ホストシステム38
から画像データを複数回数プリントヘッド48へ送りこ
まなければならなくなり、用途によっては望ましくない
場合がある。
【0016】1行分の画像データをラインバッファ40
と42のいずれか一方へ格納すると、プリントプロセス
を始められるようになる。このプリントプロセスは、プ
リントヘッドのロードプロセスと変調プロセスの2つの
同期プロセスであると考えてもよい。プリントヘッド・
コントローラ50は変調プロセスの制御を担当し、イメ
ージプロセッサ46はプリントヘッドのロードを担当す
る。この2つのプロセッサの同期をプリントヘッド・コ
ントローラ50によって制御するが、このプリントヘッ
ド・コントローラ50がシステムのタイミング全体を制
御する。プリントヘッド・コントローラ50がプリント
ヘッド・ロードの開始を指令すると、ラインバッファ4
0と42に格納されている画像データがイメージプロセ
ッサ46へ書き込まれる。このイメージプロセッサ46
が画像データを分割し、HEADCLKシグナル26を
トグルすることにより、所定のグループのビットをプリ
ントヘッド48へ書き込む。1行分のデータ全部の処理
が終わり、プリントヘッド48へのロードが終わると、
プリントヘッドへのロードが完了した旨を制御バス52
を介してイメージプロセッサ46がプリントヘッド・コ
ントローラ50へ合図する。
【0017】プリントヘッドへの初回のロードが完了す
ると、LATCH〜シグナル28をパルス化して、シフ
トレジスタの内容をプリントヘッドのDOWNカウンタ
20へロードする(図3)。次いでプリントヘッド・コ
ントローラがプリントヘッドへのその次のロードを開始
するように合図する。カウンタのロードが終わり、LA
TCH〜シグナル28が反肯定されると、SET〜シグ
ナル54がLOWにパルス化されることにより、フリッ
プフロップがセットされる。フリップフロップがセット
されると、ENABLE〜シグナル34の活動化によっ
てヒーター要素32が付勢する。COUNTシグナル3
6のクロック合わせを行なうことにより、このシステム
によってパルス幅変調が行なわれる一方、ENABLE
〜シグナル34がアクティブになる。個々のカウンタ2
0がゼロになると、カウンタのキャリー出力がアクティ
ブになり、カウンタのキャリー出力に連携するフリップ
フロップの出力がクリアされ、これによりヒーター要素
32がOFFになる。カウンタ全数がゼロになると、変
調プロセスが完了する。
【0018】ここまでにおいて、プリントすべきその次
のセットのデータの変調結果が処理され、プリントヘッ
ドのシフトレジスタ18へロードされる。このデータ
は、LATCH〜シグナル28がパルス化されることに
より、ダウンカウンタ20へロードされる。次いでその
次のプリントヘッド・ロードを開始すべきことをプリン
トヘッド・コントローラ50が合図する。このプロセス
を続けていくと、画像全体のプリントが終わる。プリン
トヘッド48の初回ロードの後は、2つのプロセスの同
期によってプリントライン間を区別する必要がないこと
を付記しておく。この2つのプロセスの同期を図7に示
す。
【0019】画像データ信号はプリントヘッド48の入
力バスよりビット数が多いので、1行ごとに複数回数デ
ータをプリントヘッドへロードしないと、画像データで
表されるプリントレベルすべてを達成できない。1行分
の画像データのプリントに用いるデータをプリントヘッ
ド48にロードする回数を“L”で表すと、Lのミニマ
ム値Lminは次式(およびこの先で示す不等式)で計算
できる:
【0020】
【数2】
【0021】ここでLminは不等式を満足する最小の整
数値である。および:
【0022】
【数3】
【0023】Lプリントヘッド・ロードごとに、ライン
バッファ40および42に格納されている画像データが
処理され、プリントヘッド48へロードされる。Lプリ
ントヘッド・ロードごとにイメージプロセッサ46が同
じデータセットを処理するが、イメージプロセッサの出
力は、どのLロードが現在起きているかによって変わ
る。画像データを正しく処理すれば、すべての2Nプリ
ントレベルを達成できる。
【0024】Nビットのデータによって表される画像を
正確にプリントするには、ほかと見誤ることのない2N
のエネルギーレベルにしなければならない。Mビット入
力バスの並列入力プリントヘッドはほかと見誤ることの
ない2Nのプリントレベルを実現できる。ただし、こう
した2Nレベルは1ゼロ・エネルギー・プリント・レベ
ルと2M−1非ゼロ・エネルギー・レベルとで構成され
ている。したがって、1回のプリントヘッド・ロードで
Mプリント・レベルを実現できる一方、2回のプリン
トヘッド・ロードでは、エネルギー出力範囲がゼロから
M+1−2のとき、2M+1−1プリントレベルしかプリン
トできない。ゼロ・エネルギー・レベル出力は、複数ロ
ードのプリントヘッドによって2Nレベルをプリントす
るときは、補正しなければならない。2Mエネルギー・
レベルにはゼロ・エネルギー・レベルが含まれていると
いう事実を無視すると、2つの別々の入力画像データ値
を同一の出力エネルギーにマッピングすることになる。
図8に、この問題を示す。図8に示すごとくに、プリン
トヘッドの1回目のロードは、2M−1によってエネル
ギー・レベル・ゼロを実現する。プリントヘッド48の
2回目のロードは、2M+1−2によってエネルギー・レ
ベル2M−1を実現する。2回目のヘッドロードの最低
のエネルギー出力はゼロなので、エネルギー出力は、直
前のヘッドロードの最高のエネルギー出力へマッピング
する。
【0025】したがって、画像データによって表される
すべてのプリントレベルを実現するには、以下のごとく
の不等式を満足しなければならない:
【0026】
【数4】
【0027】ここでLは画像行当りのプリントヘッド・
ロード回数であり、Nは画像データ中のビット数であ
り、Mはプリントヘッド入力バス内のビン数である。L
で解を求めると以下のごとくになる:
【0028】
【数5】
【0029】この不等式を満足する最小の整数値Lはプ
リントヘッド・ロードのミニマム回数Lminであり、Lm
inであればNビット幅の画像データのすべてのプリント
レベルを実現できる。行当りのLminヘッドロードのk
番目をkで表すと、必要な処理を行なうアルゴリズムは
以下のようにして表せる:
【0030】
【数6】
【0031】ここでK=1、2、...、Lminであ
り、上記の等式の右項の不等式がゼロから2M−1まで
の出力のクリッピングを表していると理解できる。
【0032】前記のアルゴリズムはエネルギー分布を決
めるために用いる数多くのアルゴリズムのうちの1つで
ある。たとえば、3ビット(N)入力データと2ビット
(M)並列入力プリントヘッドを持たせたシステムに用
いるイメージプロセッサ46の出力と入力画像データ6
0を示す。この例でいえば、プリントヘッドの所定のロ
ード回数は計算式4により3である。
【0033】
【表1】
【0034】イメージプロセッサ46の機能は、図9に
示すごとくに、メモリと単純なサポートロジックによっ
て作用させられる。ここまでにより、本発明は、N>M
のとき、プリントヘッドをMビット幅の並列データバス
にしておき、Nデータビット幅の画像データを受け取
り、2Nプリントレベルを生成する装置と手法に関する
発明であるといえる。本発明を用いれば、すでに述べた
ごとくのプリントヘッドの使い方で可能なレベル以上の
プリントレベルの生成が可能になる。1行分の画像デー
タのプリントでは、本発明によって、エネルギーをさま
ざまな仕方で分散できる。本発明は、望ましい実施態様
を示して詳述したが、本発明の趣旨と範囲を外れること
なく変化形と改良形が可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術によるシリアル入力プリントヘッドの
構成図である。
【図2】先行技術によるシリアル入力プリントヘッドに
用いるシステムの構成図である。
【図3】本発明に用いることができる並列入力プリント
ヘッドの構成図である。
【図4】図3に示す先行技術による並列入力プリントヘ
ッドに用いるシステムの構成図である。
【図5】並列入力プリントヘッドを用いて行なうプリン
トに用いるタイミング図である。
【図6】本発明によるプリント装置の構成図である。
【図7】プリントヘッドのロードと変調の同期を示す図
である。
【図8】それぞれのプリントヘッド・ロードによるエネ
ルギーレベルを示す。
【図9】図6の装置の一部分であるイメージプロセッサ
の機能図である。
【符号の説明】
24 データバス 46 イメージプロセッサ 48 プリントヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ信号の幅より狭い入力データ
    バスを持たせた並列入力プリントヘッドを用いて所定の
    幅と値の画像データ信号をプリントするプリント方法に
    おいて、 プリントヘッドにロードしないと画像データ信号の全幅
    を用いたプリントが行なえないミニマム回数Lminを求
    める工程と、 L≧Lminのとき、画像データをL回処理することによ
    り、(1)入力データバスの幅より広くなく、かつ
    (2)L出力信号の総和が入力データ信号の値に等しく
    なるL出力信号を生成する工程と、 L出力信号を用いてプリントヘッドを駆動する工程とを
    有することを特徴とするプリント方法。
  2. 【請求項2】 Nデータビット幅である画像データ信号
    を表す2Nプリントレベルをプリントするプリンタにお
    いて、 Mビット幅の並列データ入力バスを持たせた並列入力プ
    リントヘッド(N≧M)と、 Lプリントヘッド・ロードごとに同じデータセットを処
    理し、一連のMビット幅信号をプリントヘッドへ出力す
    るイメージプロセッサとを有して構成され、 Lはプリントヘッドにデータをロードしないと画像デー
    タ信号で表される2Nプリントレベルすべてを達成でき
    ないミニマム回数であることを特徴とするプリンタ。
JP8127607A 1995-04-20 1996-04-15 並列入力プリントヘッドのためのパルス幅変調方法 Pending JPH0911520A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US425,278 1995-04-20
US08/425,278 US5739838A (en) 1995-04-20 1995-04-20 Pulse width modulation method for a parallel input print head

Publications (1)

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JPH0911520A true JPH0911520A (ja) 1997-01-14

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ID=23685890

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JP8127607A Pending JPH0911520A (ja) 1995-04-20 1996-04-15 並列入力プリントヘッドのためのパルス幅変調方法

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US (1) US5739838A (ja)
JP (1) JPH0911520A (ja)
DE (1) DE19614685B4 (ja)
GB (1) GB2300059B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US5739838A (en) 1998-04-14
GB2300059B (en) 1998-11-04
DE19614685A1 (de) 1996-10-24
GB2300059A (en) 1996-10-23
GB9608075D0 (en) 1996-06-19
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