JPH09114743A - シングルチップ・マイクロコンピュータ - Google Patents
シングルチップ・マイクロコンピュータInfo
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- JPH09114743A JPH09114743A JP7266940A JP26694095A JPH09114743A JP H09114743 A JPH09114743 A JP H09114743A JP 7266940 A JP7266940 A JP 7266940A JP 26694095 A JP26694095 A JP 26694095A JP H09114743 A JPH09114743 A JP H09114743A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外部アドレス空間の拡張アクセス機能およびプ
ログラム保護を有するシングルチップ・マイクロコンピ
ュータの応用範囲を拡大する。 【解決手段】命令およびデータを格納するROM13の
アドレス空間を命令領域およびデータ領域に分割し、C
PU11のアドレス出力に対応して命令領域を指定する
領域指定信号SPとROM13のアドレス空間全体の領
域を指定する領域指定信号SXとを出力する領域指定手
段15と、CPU11の命令フェッチ信号IFおよび命
令領域を指定する信号SPに対応した制御により命令を
内部バスDBに出力し、信号SPおよびSXより得られ
るデータ領域を指定する信号に対応した制御によりデー
タを内部バスDBに出力するROM出力制御部14と、
を備える。
ログラム保護を有するシングルチップ・マイクロコンピ
ュータの応用範囲を拡大する。 【解決手段】命令およびデータを格納するROM13の
アドレス空間を命令領域およびデータ領域に分割し、C
PU11のアドレス出力に対応して命令領域を指定する
領域指定信号SPとROM13のアドレス空間全体の領
域を指定する領域指定信号SXとを出力する領域指定手
段15と、CPU11の命令フェッチ信号IFおよび命
令領域を指定する信号SPに対応した制御により命令を
内部バスDBに出力し、信号SPおよびSXより得られ
るデータ領域を指定する信号に対応した制御によりデー
タを内部バスDBに出力するROM出力制御部14と、
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシングルチップ・マ
イクロコンピュータに関し、特に外部アドレス空間の拡
張アクセス機能を有するシングルチップ・マイクロコン
ピュータに関する。
イクロコンピュータに関し、特に外部アドレス空間の拡
張アクセス機能を有するシングルチップ・マイクロコン
ピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】シングルチップ・マイクロコンピュータ
の特徴には、ROM、RAM、周辺機能を1チップ化し
てあるので応用装置を安価にできること、実装面積を小
さくできることに加え、ROMに格納されているプログ
ラム保護ができることなどがある。近年、プログラム保
護はますます重要な要素になってきており、メーカのノ
ウハウ保護だけでなく、プログラム情報の不正使用を防
止し、エンドユーザを保護することが重要視されてい
る。
の特徴には、ROM、RAM、周辺機能を1チップ化し
てあるので応用装置を安価にできること、実装面積を小
さくできることに加え、ROMに格納されているプログ
ラム保護ができることなどがある。近年、プログラム保
護はますます重要な要素になってきており、メーカのノ
ウハウ保護だけでなく、プログラム情報の不正使用を防
止し、エンドユーザを保護することが重要視されてい
る。
【0003】プログラム保護、すなわち内蔵ROM内容
の外部読出しを不能にするためには、単にROMを内蔵
していることのみで全ての場合に対応することはできな
い。応用によっては、シングルチップ・マイクロコンピ
ュータに搭載できる容量のROMに全プログラムを格納
できず、不足する部分について外部にメモリLSIを置
き、外部にメモリ空間を拡張して使用する場合があるか
らである。この場合、外部のメモリLSIに内部ROM
を読み出すプログラムを格納して実行すれば、容易に内
部ROMのプログラムを読み出すことができる。
の外部読出しを不能にするためには、単にROMを内蔵
していることのみで全ての場合に対応することはできな
い。応用によっては、シングルチップ・マイクロコンピ
ュータに搭載できる容量のROMに全プログラムを格納
できず、不足する部分について外部にメモリLSIを置
き、外部にメモリ空間を拡張して使用する場合があるか
らである。この場合、外部のメモリLSIに内部ROM
を読み出すプログラムを格納して実行すれば、容易に内
部ROMのプログラムを読み出すことができる。
【0004】そこで、従来のシングルチップ・マイクロ
コンピュータは、内蔵ROMの内容を不正に読み出され
ないようにするため、内蔵CPUが同じく内蔵するRO
Mに格納されている命令をフェッチするときのみアクセ
スできるようにしていた。たとえば、図3は、特開平2
−148152号公報に示されているシングルチップ・
マイクロコンピュータを示すブロック図である。図3を
参照すると、この従来のシングルチップ・マイクロコン
ピュータ31は、CPU32,ROM33,RAM3
4,アドレスデコーダ35,ROM出力有効化回路3
7,DBバッファ38を内蔵し、CPU32は外部回路
36をアクセスすることができる。
コンピュータは、内蔵ROMの内容を不正に読み出され
ないようにするため、内蔵CPUが同じく内蔵するRO
Mに格納されている命令をフェッチするときのみアクセ
スできるようにしていた。たとえば、図3は、特開平2
−148152号公報に示されているシングルチップ・
マイクロコンピュータを示すブロック図である。図3を
参照すると、この従来のシングルチップ・マイクロコン
ピュータ31は、CPU32,ROM33,RAM3
4,アドレスデコーダ35,ROM出力有効化回路3
7,DBバッファ38を内蔵し、CPU32は外部回路
36をアクセスすることができる。
【0005】この従来のシングルチップ・マイクロコン
ピュータ31において、内蔵ROM33に格納されてい
るプログラムを保護するために機能するブロックは、R
OM出力有効化回路37,DBバッファ38である。こ
れら両ブロックについて簡単に説明する。
ピュータ31において、内蔵ROM33に格納されてい
るプログラムを保護するために機能するブロックは、R
OM出力有効化回路37,DBバッファ38である。こ
れら両ブロックについて簡単に説明する。
【0006】ROM出力有効化回路37は、信号線SL
1,SL2により、CPU32の命令フェッチ信号およ
びアドレスデコーダ35の出力を入力し、これらの論理
積信号をDBバッファ38に出力する。DBバッファ3
8は、内蔵ROM33の出力をデータバスDBに出力す
る。内蔵ROM33をアクセスするときアクティブにな
るアドレスデコーダ35の出力と命令フェッチ時にアク
ティブになる信号との論理積により、DBバッファ38
の出力を有効にするかどうかを制御しようとするもので
ある。
1,SL2により、CPU32の命令フェッチ信号およ
びアドレスデコーダ35の出力を入力し、これらの論理
積信号をDBバッファ38に出力する。DBバッファ3
8は、内蔵ROM33の出力をデータバスDBに出力す
る。内蔵ROM33をアクセスするときアクティブにな
るアドレスデコーダ35の出力と命令フェッチ時にアク
ティブになる信号との論理積により、DBバッファ38
の出力を有効にするかどうかを制御しようとするもので
ある。
【0007】これによって、外部回路36として接続さ
れる外部メモリLSIに格納されたプログラムによって
内蔵ROM33をリードしようとしても、内蔵ROM3
3の出力は無効データになる。つまり、外部のプログラ
ムによって内蔵ROM33の内容を読むときは、内蔵R
OM33をデータとして読み出すため、命令フェッチで
はない。したがって、DBバッファ38が無効データを
データバスDBに出力し、内蔵ROM33に格納されて
いるプログラムが保護される。
れる外部メモリLSIに格納されたプログラムによって
内蔵ROM33をリードしようとしても、内蔵ROM3
3の出力は無効データになる。つまり、外部のプログラ
ムによって内蔵ROM33の内容を読むときは、内蔵R
OM33をデータとして読み出すため、命令フェッチで
はない。したがって、DBバッファ38が無効データを
データバスDBに出力し、内蔵ROM33に格納されて
いるプログラムが保護される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシングルチ
ップ・マイクロコンピュータ31は、内部ROM33に
対して、命令フェッチするとき以外のアクセスを全て不
能にしている。そのため、外部メモリ36に置かれたプ
ログラムを実行する場合はもちろん、内部ROM33に
格納されたプログラムに基づき通常の処理を実行する際
にも、内蔵ROM33の内容をデータとしてリードする
ことができない。内蔵ROM33に格納される内容をす
べてプログラムとしなければならないという問題点があ
る。
ップ・マイクロコンピュータ31は、内部ROM33に
対して、命令フェッチするとき以外のアクセスを全て不
能にしている。そのため、外部メモリ36に置かれたプ
ログラムを実行する場合はもちろん、内部ROM33に
格納されたプログラムに基づき通常の処理を実行する際
にも、内蔵ROM33の内容をデータとしてリードする
ことができない。内蔵ROM33に格納される内容をす
べてプログラムとしなければならないという問題点があ
る。
【0009】一般に、処理プログラムにおいて、定数デ
ータや、それをまとめた定数テーブルというようなデー
タをプログラム命令と共に内蔵ROMに格納しておくこ
とが多い。このため、従来のシングルチップ・マイクロ
コンピュータにおけるプログラム保護機能がシングルチ
ップ・マイクロコンピュータの応用範囲を著しく狭める
結果となっている。
ータや、それをまとめた定数テーブルというようなデー
タをプログラム命令と共に内蔵ROMに格納しておくこ
とが多い。このため、従来のシングルチップ・マイクロ
コンピュータにおけるプログラム保護機能がシングルチ
ップ・マイクロコンピュータの応用範囲を著しく狭める
結果となっている。
【0010】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、外部アドレス空間の拡張アクセス機能およびプロ
グラム保護を有するシングルチップ・マイクロコンピュ
ータの応用範囲を拡大することにある。
題は、外部アドレス空間の拡張アクセス機能およびプロ
グラム保護を有するシングルチップ・マイクロコンピュ
ータの応用範囲を拡大することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】内蔵ROMおよび外部メ
モリに格納されたプログラムから内蔵ROMに格納され
たデータを自由にアクセスするため、本発明は、CPU
およびROMを内蔵し、前記CPUと前記ROMとを接
続する内部バスから外部バスを介して外部アドレス空間
を拡張アクセスする機能を有するシングルチップ・マイ
クロコンピュータにおいて、命令およびデータを格納す
る前記ROMのアドレス空間を命令領域およびデータ領
域に分割し前記CPUのアドレス出力に対応して前記各
領域を指定する信号を出力する領域指定手段と、前記C
PUの命令フェッチ信号および前記命令領域を指定する
信号に対応した制御により前記命令を前記内部バスに出
力し前記データ領域を指定する信号に対応した制御によ
り前記データを前記内部バスに出力するROM出力制御
部と、を備えている。
モリに格納されたプログラムから内蔵ROMに格納され
たデータを自由にアクセスするため、本発明は、CPU
およびROMを内蔵し、前記CPUと前記ROMとを接
続する内部バスから外部バスを介して外部アドレス空間
を拡張アクセスする機能を有するシングルチップ・マイ
クロコンピュータにおいて、命令およびデータを格納す
る前記ROMのアドレス空間を命令領域およびデータ領
域に分割し前記CPUのアドレス出力に対応して前記各
領域を指定する信号を出力する領域指定手段と、前記C
PUの命令フェッチ信号および前記命令領域を指定する
信号に対応した制御により前記命令を前記内部バスに出
力し前記データ領域を指定する信号に対応した制御によ
り前記データを前記内部バスに出力するROM出力制御
部と、を備えている。
【0012】また、前記データ領域を可変にするため、
前記領域指定手段が、前記ROMのアドレス空間を複数
の領域に分割するアドレス値を設定し出力する領域設定
手段と、前記CPUおよび前記領域定義手段のアドレス
出力を比較判定し前記複数の領域に対応して前記各領域
を指定する信号を出力する領域判定手段と、を備えてい
る。
前記領域指定手段が、前記ROMのアドレス空間を複数
の領域に分割するアドレス値を設定し出力する領域設定
手段と、前記CPUおよび前記領域定義手段のアドレス
出力を比較判定し前記複数の領域に対応して前記各領域
を指定する信号を出力する領域判定手段と、を備えてい
る。
【0013】さらに、内蔵ROMに格納されたプログラ
ムから内蔵ROM内の何処のデータ領域も自由にアクセ
スするため、本発明は、CPUおよびROMを内蔵し、
前記CPUと前記ROMを接続する内部バスから外部バ
スを介して外部アドレス空間を拡張アクセスする機能を
有するシングルチップ・マイクロコンピュータにおい
て、前記CPUを構成するプログラムカウンタの命令ア
ドレス出力に対応して前記ROMの全アドレス空間領域
を指定する信号を出力する領域指定手段と、この領域指
定手段の出力に対応した制御により前記ROMの出力を
前記内部バスに出力するROM出力制御部と、を備えて
いる。
ムから内蔵ROM内の何処のデータ領域も自由にアクセ
スするため、本発明は、CPUおよびROMを内蔵し、
前記CPUと前記ROMを接続する内部バスから外部バ
スを介して外部アドレス空間を拡張アクセスする機能を
有するシングルチップ・マイクロコンピュータにおい
て、前記CPUを構成するプログラムカウンタの命令ア
ドレス出力に対応して前記ROMの全アドレス空間領域
を指定する信号を出力する領域指定手段と、この領域指
定手段の出力に対応した制御により前記ROMの出力を
前記内部バスに出力するROM出力制御部と、を備えて
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0015】図1は、本発明のシングルチップ・マイク
ロコンピュータの第1の実施形態を示すブロック図であ
る。図1を参照すると、本実施形態のシングルチップ・
マイクロコンピュータ1は、CPU11,外部拡張制御
部12,ROM13,ROM出力制御部14,領域指定
手段15を内蔵し、さらに、領域指定手段15は領域設
定レジスタ151,領域判定部152とから構成されて
いる。
ロコンピュータの第1の実施形態を示すブロック図であ
る。図1を参照すると、本実施形態のシングルチップ・
マイクロコンピュータ1は、CPU11,外部拡張制御
部12,ROM13,ROM出力制御部14,領域指定
手段15を内蔵し、さらに、領域指定手段15は領域設
定レジスタ151,領域判定部152とから構成されて
いる。
【0016】CPU11は、内部のデータバスDB,ア
ドレスバスABを介して、ROM13その他の内部ブロ
ックをアクセスすることができる。さらには、外部拡張
制御部12を介して外部メモリ3をアクセスすることが
できる。外部拡張制御部12は、CPU11が内部バス
DB,ABから外部バスを介して外部にアドレス空間を
拡張しアクセスするとき外部バスの制御を行う。
ドレスバスABを介して、ROM13その他の内部ブロ
ックをアクセスすることができる。さらには、外部拡張
制御部12を介して外部メモリ3をアクセスすることが
できる。外部拡張制御部12は、CPU11が内部バス
DB,ABから外部バスを介して外部にアドレス空間を
拡張しアクセスするとき外部バスの制御を行う。
【0017】ROM13は、本実施形態では、内蔵RO
Mは64Kバイトで000000H(16進数)から0
0FFFFH番地にマッピングされており、このうち0
0FF00Hから00FFFFHがデータ領域である。
Mは64Kバイトで000000H(16進数)から0
0FFFFH番地にマッピングされており、このうち0
0FF00Hから00FFFFHがデータ領域である。
【0018】ROM出力制御部14は、CPU11の命
令フェッチ信号IFおよび命令領域を指定する信号SP
に対応した制御により命令を内部バスDBに出力し、信
号SPおよびSXより得られるデータ領域を指定する信
号に対応した制御によりデータを内部バスDBに出力す
る。
令フェッチ信号IFおよび命令領域を指定する信号SP
に対応した制御により命令を内部バスDBに出力し、信
号SPおよびSXより得られるデータ領域を指定する信
号に対応した制御によりデータを内部バスDBに出力す
る。
【0019】領域指定手段15は、命令およびデータを
格納するROM13のアドレス空間を命令領域およびデ
ータ領域に分割し、CPU11のアドレス出力に対応し
て命令領域を指定する領域指定信号SPとROM13の
アドレス空間全体の領域を指定する領域指定信号SXと
を出力する。したがって、ROM13のデータ領域は、
領域指定信号SPの反転信号および領域指定信号SXの
論理積により示される。
格納するROM13のアドレス空間を命令領域およびデ
ータ領域に分割し、CPU11のアドレス出力に対応し
て命令領域を指定する領域指定信号SPとROM13の
アドレス空間全体の領域を指定する領域指定信号SXと
を出力する。したがって、ROM13のデータ領域は、
領域指定信号SPの反転信号および領域指定信号SXの
論理積により示される。
【0020】領域設定レジスタ151は、ROM13の
アドレス空間を複数の領域に分割するアドレス値を設定
し出力する領域設定手段であり、予めCPU11により
設定される。
アドレス空間を複数の領域に分割するアドレス値を設定
し出力する領域設定手段であり、予めCPU11により
設定される。
【0021】領域判定部152は、CPU11および領
域設定レジスタ151のアドレス出力を比較判定し、複
数の領域に対応して各領域を指定する信号SP,SXを
出力する。
域設定レジスタ151のアドレス出力を比較判定し、複
数の領域に対応して各領域を指定する信号SP,SXを
出力する。
【0022】次に、図1を参照して、本実施形態のシン
グルチップ・マイクロコンピュータ1の動作を説明す
る。
グルチップ・マイクロコンピュータ1の動作を説明す
る。
【0023】まず、CPU11は命令フェッチのために
アドレスバスABに命令実行を行うアドレスを出力す
る。領域判定部152で、このアドレスと領域設定レジ
スタ151の内容を比較し、一致したとき領域指定信号
SPをアクティブにする。領域設定レジスタ151に
は、24ビットアドレスのうちの上位16ビットアドレ
ス値として00FFHが格納されている。この設定値
は、00FF00H番地から00FFFFH番地までの
256バイトの範囲内のアドレスを意味している。例え
ば、CPU11から出力されたアドレスが00FF00
Hであれば、領域判定部152において、アドレスバス
ABの上位16ビット(00FFH)と領域設定レジス
タ151の16ビット値(00FFH)を比較し、一致
するので領域指定信号SPがアクティブになる。
アドレスバスABに命令実行を行うアドレスを出力す
る。領域判定部152で、このアドレスと領域設定レジ
スタ151の内容を比較し、一致したとき領域指定信号
SPをアクティブにする。領域設定レジスタ151に
は、24ビットアドレスのうちの上位16ビットアドレ
ス値として00FFHが格納されている。この設定値
は、00FF00H番地から00FFFFH番地までの
256バイトの範囲内のアドレスを意味している。例え
ば、CPU11から出力されたアドレスが00FF00
Hであれば、領域判定部152において、アドレスバス
ABの上位16ビット(00FFH)と領域設定レジス
タ151の16ビット値(00FFH)を比較し、一致
するので領域指定信号SPがアクティブになる。
【0024】同時に、本実施形態の領域判定部152で
はもうひとつの比較を行う。すなわち、内蔵ROM13
をアクセスするか外部拡張アクセスを行うかを決めるた
めに、アドレスの上位8ビットが”00H”であるかど
うかをチェックする。もしアドレスの上位8ビットが0
0Hであれば、領域指定信号SXをアクティブにする。
はもうひとつの比較を行う。すなわち、内蔵ROM13
をアクセスするか外部拡張アクセスを行うかを決めるた
めに、アドレスの上位8ビットが”00H”であるかど
うかをチェックする。もしアドレスの上位8ビットが0
0Hであれば、領域指定信号SXをアクティブにする。
【0025】ROM出力制御部14では、次の2つの条
件のいずれかが成立したときにROM13の出力データ
をデータバスDBに出力する。第1は命令フェッチ信号
IFおよび領域指定信号SPが共にアクティブになった
とき、第2は領域指定信号SPの反転信号および領域指
定信号SXが共にアクティブになったときである。前者
は内蔵されているROM13を命令フェッチのためにア
クセスする場合、後者は内蔵されているROM13をデ
ータとしてリードする場合である。こうしてデータバス
DBにドライブされた信号は、CPU11に取込まれプ
ログラムが実行される。
件のいずれかが成立したときにROM13の出力データ
をデータバスDBに出力する。第1は命令フェッチ信号
IFおよび領域指定信号SPが共にアクティブになった
とき、第2は領域指定信号SPの反転信号および領域指
定信号SXが共にアクティブになったときである。前者
は内蔵されているROM13を命令フェッチのためにア
クセスする場合、後者は内蔵されているROM13をデ
ータとしてリードする場合である。こうしてデータバス
DBにドライブされた信号は、CPU11に取込まれプ
ログラムが実行される。
【0026】また、領域判定信号SXがインアクティブ
のとき、すなわち内蔵したROM13のアドレス範囲で
はないアドレスがCPU11から出力されたときは、外
部拡張制御部12を介してシングルチップ・マイクロコ
ンピュータ1の外部に備えられた外部メモリ3にアクセ
スする。
のとき、すなわち内蔵したROM13のアドレス範囲で
はないアドレスがCPU11から出力されたときは、外
部拡張制御部12を介してシングルチップ・マイクロコ
ンピュータ1の外部に備えられた外部メモリ3にアクセ
スする。
【0027】本実施形態のシングルチップ・マイクロコ
ンピュータ1は、内蔵ROM13に格納された処理プロ
グラムは、外部への読み出し不能となり保護される。同
時に、ROM13および外部メモリ3に格納された処理
プログラムは、内蔵ROM13のデータ領域を自由にア
クセスすることができる。
ンピュータ1は、内蔵ROM13に格納された処理プロ
グラムは、外部への読み出し不能となり保護される。同
時に、ROM13および外部メモリ3に格納された処理
プログラムは、内蔵ROM13のデータ領域を自由にア
クセスすることができる。
【0028】なお、本実施形態では、領域指定手段15
を領域設定レジスタ151,領域判定部152とから構
成し、ROM13の命令領域およびデータ領域をプログ
ラム設定により可変とする構成を示した。もし、ROM
13の命令領域およびデータ領域を予め固定する場合
は、領域指定手段15をアドレスデコーダにより構成す
ることになる。
を領域設定レジスタ151,領域判定部152とから構
成し、ROM13の命令領域およびデータ領域をプログ
ラム設定により可変とする構成を示した。もし、ROM
13の命令領域およびデータ領域を予め固定する場合
は、領域指定手段15をアドレスデコーダにより構成す
ることになる。
【0029】図2は、本発明のシングルチップ・マイク
ロコンピュータの第2の実施形態を示すブロック図であ
る。図2を参照すると、本実施形態のシングルチップ・
マイクロコンピュータ2は、CPU11,外部拡張制御
部12,ROM13,ROM出力制御部24,領域指定
手段25を内蔵している。
ロコンピュータの第2の実施形態を示すブロック図であ
る。図2を参照すると、本実施形態のシングルチップ・
マイクロコンピュータ2は、CPU11,外部拡張制御
部12,ROM13,ROM出力制御部24,領域指定
手段25を内蔵している。
【0030】本実施形態では、内蔵ROMは64Kバイ
トで000000H(16進数)から00FFFFH番
地にマッピングされているものとし、データ領域は特に
設けず、内蔵ROM内に適当に存在するものとする。ま
た、010000Hから01FFFFHまで外部メモリ
に割り当てられているものとする。その他、図1に示し
た第1の実施形態のシングルチップ・マイクロコンピュ
ータ1との構成上の相違は、ROM出力制御部24,領
域指定手段25にあり、主に、これら両ブロックについ
て説明を続ける。
トで000000H(16進数)から00FFFFH番
地にマッピングされているものとし、データ領域は特に
設けず、内蔵ROM内に適当に存在するものとする。ま
た、010000Hから01FFFFHまで外部メモリ
に割り当てられているものとする。その他、図1に示し
た第1の実施形態のシングルチップ・マイクロコンピュ
ータ1との構成上の相違は、ROM出力制御部24,領
域指定手段25にあり、主に、これら両ブロックについ
て説明を続ける。
【0031】ROM出力制御部24は、領域指定手段2
5からの領域指定信号SIに対応してROM13の出力
をデータバスDBに出力する。このとき、データバスD
Bに出力されるROM13の出力は、命令およびデータ
を含んでいる。
5からの領域指定信号SIに対応してROM13の出力
をデータバスDBに出力する。このとき、データバスD
Bに出力されるROM13の出力は、命令およびデータ
を含んでいる。
【0032】領域指定手段25は、CPU11を構成す
るプログラムカウンタ111からの命令アドレス出力に
対応してROM13のアドレス空間全体の領域を指定
し、領域指定信号SIをROM出力制御部24に出力す
る。同時に、本実施形態では、アドレスバスABからの
アドレス出力に対応して外部拡張アクセスを行うか否か
を指定し、領域指定信号SXを外部拡張制御部12に出
力する。たとえば、この領域指定手段25は、2つのデ
コーダ回路により容易に構成できる。
るプログラムカウンタ111からの命令アドレス出力に
対応してROM13のアドレス空間全体の領域を指定
し、領域指定信号SIをROM出力制御部24に出力す
る。同時に、本実施形態では、アドレスバスABからの
アドレス出力に対応して外部拡張アクセスを行うか否か
を指定し、領域指定信号SXを外部拡張制御部12に出
力する。たとえば、この領域指定手段25は、2つのデ
コーダ回路により容易に構成できる。
【0033】本実施形態のシングルチップ・マイクロコ
ンピュータ2は、CPU11により制御されているプロ
グラムカウンタ111の命令アドレスをROM出力制御
のために用いている。すなわち、領域指定手段25は、
現在実行されている命令アドレスをプログラムカウンタ
111から入力し、ROM13のアドレス空間全体の領
域を指定する領域指定信号SIをROM出力制御部24
に出力している。これにより、ROM出力制御部24
は、プログラムカウンタ111により現在実行中の命令
アドレスが内部ROM13以外に割り当てられている命
令アドレスであった場合、この例では、000000H
から00FFFFH以外の外部メモリ3に格納されたプ
ログラムの命令アドレスであった場合に、ROM13の
出力をデータバスDBに出力しないように制御する。
ンピュータ2は、CPU11により制御されているプロ
グラムカウンタ111の命令アドレスをROM出力制御
のために用いている。すなわち、領域指定手段25は、
現在実行されている命令アドレスをプログラムカウンタ
111から入力し、ROM13のアドレス空間全体の領
域を指定する領域指定信号SIをROM出力制御部24
に出力している。これにより、ROM出力制御部24
は、プログラムカウンタ111により現在実行中の命令
アドレスが内部ROM13以外に割り当てられている命
令アドレスであった場合、この例では、000000H
から00FFFFH以外の外部メモリ3に格納されたプ
ログラムの命令アドレスであった場合に、ROM13の
出力をデータバスDBに出力しないように制御する。
【0034】したがって、本実施形態のシングルチップ
・マイクロコンピュータ2において、内蔵ROM13に
格納されたプログラムは保護され、同時に、内蔵ROM
内の何処のデータ領域をも自由にアクセスできる。
・マイクロコンピュータ2において、内蔵ROM13に
格納されたプログラムは保護され、同時に、内蔵ROM
内の何処のデータ領域をも自由にアクセスできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるシン
グルチップ・マイクロコンピュータは、命令およびデー
タを格納する内蔵ROMのアドレス空間を命令領域およ
びデータ領域に分割指定し、CPUの命令フェッチ信号
に対応して命令領域の出力を内部バスに出力することに
より、内蔵ROMに格納されたプログラムは保護され、
同時に、内蔵ROMおよび外部メモリに格納されたプロ
グラムは内蔵ROMに格納されたデータを自由にアクセ
スできる。また、内蔵ROMのデータ領域をプログラム
設定により可変とすることもできる。
グルチップ・マイクロコンピュータは、命令およびデー
タを格納する内蔵ROMのアドレス空間を命令領域およ
びデータ領域に分割指定し、CPUの命令フェッチ信号
に対応して命令領域の出力を内部バスに出力することに
より、内蔵ROMに格納されたプログラムは保護され、
同時に、内蔵ROMおよび外部メモリに格納されたプロ
グラムは内蔵ROMに格納されたデータを自由にアクセ
スできる。また、内蔵ROMのデータ領域をプログラム
設定により可変とすることもできる。
【0036】さらに、CPUにより制御されているプロ
グラムカウンタの命令アドレス出力に対応して内蔵RO
Mの出力を制御することにより、内蔵ROMに格納され
たプログラムは保護され、同時に、内蔵ROM内の何処
のデータ領域をも自由にアクセスできる。
グラムカウンタの命令アドレス出力に対応して内蔵RO
Mの出力を制御することにより、内蔵ROMに格納され
たプログラムは保護され、同時に、内蔵ROM内の何処
のデータ領域をも自由にアクセスできる。
【0037】したがって、いずれの場合も、内蔵ROM
に格納されたデータのアクセス自由度が向上し、内蔵R
OMに格納されたプログラムの保護機能を簡単なハード
ウェアの追加で実現できるため、外部アドレス空間の拡
張アクセス機能およびプログラム保護機能を有するシン
グルチップ・マイクロコンピュータの応用範囲を拡大で
きる等の効果がある。
に格納されたデータのアクセス自由度が向上し、内蔵R
OMに格納されたプログラムの保護機能を簡単なハード
ウェアの追加で実現できるため、外部アドレス空間の拡
張アクセス機能およびプログラム保護機能を有するシン
グルチップ・マイクロコンピュータの応用範囲を拡大で
きる等の効果がある。
【図1】本発明のシングルチップ・マイクロコンピュー
タの第1の実施形態を示すブロック図である。
タの第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明のシングルチップ・マイクロコンピュー
タの第2の実施形態を示すブロック図である。
タの第2の実施形態を示すブロック図である。
【図3】従来のシングルチップ・マイクロコンピュータ
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1,2,31 シングルチップ・マイクロコンピュー
タ 3 外部メモリ 11,32 CPU 111 プログラムカウンタ 12 外部拡張制御部 13,33 内部ROM,ROM 14,24 ROM出力制御部 15,25 領域指定手段 151 領域設定レジスタ 152 領域判定部 34 RAM 35 アドレスデコーダ 36 外部回路 37 ROM出力有効化回路 38 DBバッファ
タ 3 外部メモリ 11,32 CPU 111 プログラムカウンタ 12 外部拡張制御部 13,33 内部ROM,ROM 14,24 ROM出力制御部 15,25 領域指定手段 151 領域設定レジスタ 152 領域判定部 34 RAM 35 アドレスデコーダ 36 外部回路 37 ROM出力有効化回路 38 DBバッファ
Claims (3)
- 【請求項1】 CPUおよびROMを内蔵し、前記CP
Uと前記ROMとを接続する内部バスから外部バスを介
して外部アドレス空間を拡張アクセスする機能を有する
シングルチップ・マイクロコンピュータにおいて、 命令およびデータを格納する前記ROMのアドレス空間
を命令領域およびデータ領域に分割し前記CPUのアド
レス出力に対応して前記各領域を指定する信号を出力す
る領域指定手段と、前記CPUの命令フェッチ信号およ
び前記命令領域を指定する信号に対応した制御により前
記命令を前記内部バスに出力し前記データ領域を指定す
る信号に対応した制御により前記データを前記内部バス
に出力するROM出力制御部と、を備えることを特徴と
するシングルチップ・マイクロコンピュータ。 - 【請求項2】 前記領域指定手段が、前記ROMのアド
レス空間を複数の領域に分割するアドレス値を設定し出
力する領域設定手段と、前記CPUおよび前記領域定義
手段のアドレス出力を比較判定し前記複数の領域に対応
して前記各領域を指定する信号を出力する領域判定手段
と、を備える、請求項1記載のシングルチップ・マイク
ロコンピュータ。 - 【請求項3】 CPUおよびROMを内蔵し、前記CP
Uと前記ROMを接続する内部バスから外部バスを介し
て外部アドレス空間を拡張アクセスする機能を有するシ
ングルチップ・マイクロコンピュータにおいて、 前記CPUを構成するプログラムカウンタの命令アドレ
ス出力に対応して前記ROMの全アドレス空間領域を指
定する信号を出力する領域指定手段と、この領域指定手
段の出力に対応した制御により前記ROMの出力を前記
内部バスに出力するROM出力制御部と、を備えること
を特徴とするシングルチップ・マイクロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7266940A JPH09114743A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7266940A JPH09114743A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114743A true JPH09114743A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17437807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7266940A Pending JPH09114743A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | シングルチップ・マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09114743A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009223611A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、ならびに、プログラム |
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-
1995
- 1995-10-16 JP JP7266940A patent/JPH09114743A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971224 |