JPH09114511A - ロボットの制御方法 - Google Patents

ロボットの制御方法

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JPH09114511A
JPH09114511A JP7273162A JP27316295A JPH09114511A JP H09114511 A JPH09114511 A JP H09114511A JP 7273162 A JP7273162 A JP 7273162A JP 27316295 A JP27316295 A JP 27316295A JP H09114511 A JPH09114511 A JP H09114511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横塗り、縦塗り、あるいは斜め塗りといった
塗装パターンを別途設定する必要があり、教示操作が煩
雑である。 【解決手段】 マニピュレータ1の動作範囲を示す座標
データ(1)、(2)、(3)、(4)の記憶順番に応
じて横塗り、縦塗り、あるいは斜め塗りといった塗装パ
ターンを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットの制御方
法に係わり、特に教示によって入力されたデータに基づ
いて所定作業を行う工業用ロボットに用いて好適なロボ
ットの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平6−288472号
及び特願平7−184456号等に工業用の塗装ロボッ
トの制御方法あるいは制御装置に係わる技術を開示して
いる。これらに記載されている従来の塗装ロボットは、
塗料を噴射する塗装ガンを移動させるマニピュレータと
該マニピュレータの動作を制御するコントローラ、及び
該コントローラにデータあるいは動作指示を入力する手
元操作装置によって主に構成されている。このような塗
装ロボットは、教示方式のロボットであり、教示時に入
力されたワーク(塗装対象物)を包含する4点の座標に
基づいて該ロボットの動作を決定し、実際の塗装作業を
行うものである。
【0003】ここで、図4は、X−Y平面上に載置され
た方形状のワークを上方から見た図である。例えば、こ
のワークに対する4点の座標の教示は、該ワークの代表
点となる4点すなわち点(1)〜(4)の座標を、塗装
ガンを手動にて実際に該4点の位置に移動させることに
よって塗装ロボットに記憶させることである。また、教
示持には、この4点の座標と共に塗装ガンの待機位置P
0、該塗装ガンの移動速度を示す塗装速度、上記4点
(1)〜(4)に対してX軸方向にどの程度余計に塗装
ガンを移動させるかを示すオーバースプレー量、ワーク
上における塗装ガンの移動回数を示すパス回数等が手元
操作装置等の入力装置から入力される。
【0004】そして、コントローラは、これら各入力デ
ータ及び上記4点(1)〜(4)の座標に基づいてワー
ク上で塗装ガンをX軸方向に直線的に移動させるパスの
幅L2を算出する。そして、塗装ガンを図示するように
X軸方向にパス幅L2だけ直線移動させると共に、Y軸
のマイナス方向にピッチL1だけ順次ずらしながら往復
させる教示データを生成し、記憶する。
【0005】ここで、塗装ガンをX軸方向にパス幅L2
だけ直線移動させる軌跡をパスといい、図4の例では第
1パス〜第4パスを円弧状に補間して連続させた塗装軌
跡が示されている。そして、実際の塗装作業において、
この塗装ロボットは、上記教示データに基づいてマニピ
ュレータを動作させることにより、塗装ガンを塗装軌跡
に沿って移動させてワークに塗装を施す。
【0006】このような塗装軌道の生成方法では、塗装
軌道上の各位置における塗装ガンの細かい速度や塗料の
吐出量などの設定はできないが、上記4点の座標の教示
は、○印で示す全ての通過点P1〜P8の座標を教示する
方法に比べて教示工数の削減が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような塗
装では、4点の座標の教示は単に塗装範囲を教示してい
るに過ぎないため、上述したようなパスの方向がX軸方
向となる横塗り、パスの方向がY軸方向となる縦塗り、
あるいはパスの方向がX軸方向及びY軸方向に対して傾
いている斜め塗り(例えば45゜傾いている)といった
塗装パターン(塗装ガンの移動順序の類型)を、教示後
あるいは教示前に別途設定する必要があり、教示操作が
煩雑であるという問題点があった。
【0008】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、教示操作が容易なロボットの制御方法を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、記憶されるデータに基づいてマニピ
ュレータの移動順路を生成し、ワークに所定の作業を施
すロボットの制御方法において、マニピュレータの移動
範囲を示す座標データの記憶順序に応じて前記移動順路
の類型を決定することを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、マニピュレータの移動範囲を
示す座標データの記憶順序に応じてマニピュレータの移
動順路の類型が自動的に決定されるので、該移動順路の
類型を別途入力する必要がない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図2は、本実施形態の塗装
ロボットのシステム構成を示す図である。この図におい
て、符号1はマニピュレータであり、垂直に設けられた
壁に対して垂直面内において回動自在に固定された第1
アーム1a、該第1アーム1aに対して水平面内におい
て回動自在に取り付けられた第2アーム1b、該第2ア
ーム1bに対して同じく水平面内において回動自在に取
り付けられた手首部1c、及び該手首部1cに対して垂
直面内において回動自在に設けられた塗装ガン1dから
構成されている。
【0012】また、このマニピュレータ1の各関節部、
すなわち壁と第1アーム1aとの接続部、該第1アーム
1aと第2アーム1bとの接続部、該第2アーム1bと
手首部1cとの接続部、及び手首部1cと塗装ガン1d
との接続部には、これら各関節部を動作させるサーボモ
ータ(図示略)が設けられている。また、これらサーボ
モータには該サーボモータの回転位置を検出するエンコ
ーダ(図示略)がそれぞれ設けられている。
【0013】符号2は、上記マニピュレータ1の動きを
制御するコントローラであり、上記エンコーダの出力の
検出信号をフィードバック情報として各サーボモータを
制御することにより、マニピュレータ1をコントロール
する。なお、このコントローラ2の詳細構成については
後述する。
【0014】符号3は手元操作装置であり、上述した教
示に必要なデータすなわち塗装ガン1dの待機位置P
0、塗装速度、オーバースプレー量、及びピッチL1等を
入力すると共に、マニピュレータ1を手動操作するため
の指示をコントローラ2に入力する複数の操作ボタン、
及び該操作ボタンによる操作内容やマニピュレータ1の
動作情報等を表示する表示部から構成されている。
【0015】一般に、コントローラ2は、マニピュレー
タ1が設置されている塗装作業場から離れた場所に設置
されるが、手元操作装置3は塗装作業場に備えられ、教
示時に作業員が手動操作によってマニピュレータ1を動
作させたり、あるいは上述した教示に必要な各種データ
を入力するために使用される。
【0016】次に、図3は、上記コントローラ2の構成
を示すブロック図である。この図において、符号4は教
示データ生成装置であり、制御演算装置10を介して手
元操作装置3から入力されるデータに基づいて、実際の
塗装作業時における塗装ガン1dの移動経路を示す教示
データを算出する。5はマニピュレータ1の動作制御を
行なう時間(サンプリング時間)を生成して制御演算装
置10に出力するタイマである。
【0017】符号6は該ロボットシステムの制御プログ
ラムを記憶するROM(読み出し専用メモリ)であり、
7は制御演算装置10の演算結果や教示データ生成装置
4によって生成された教示データ等を記憶するRAM
(書き込み/読み出しメモリ)である。また、8はサー
ボ制御部であり、制御演算装置10の指示に従ってサー
ボモータへのドライブ信号である動作指令信号を生成し
てサーボモータドライバ9に出力する。
【0018】サーボモータドライバ9は、該サーボ制御
部8から入力された動作指令信号に基づいて上記各サー
ボモータを駆動する。また、制御演算装置10は、上記
ROM6に記憶された制御プログラムに沿って、かつ手
元操作装置3から入力されるデータ及び教示データ生成
装置4によって生成される教示データに基づいて、サー
ボ制御部8及びサーボモータドライバ9を介してマニピ
ュレータ1の動作を制御する。
【0019】次に、このように構成された塗装ロボット
において、教示データの生成に必要な上記各種データの
入力と同時に塗装パターンを指定する教示データの生成
方法について、図1に示すフローチャートを参照して詳
しく説明する。
【0020】まず、作業者は、図4において既に説明し
たワークの代表点(1)〜(4)の座標を、手元操作装
置3に設けられた操作ボタンの操作によって塗装ガン1
dを実際に該4点(1)〜(4)の位置に移動させるこ
とによりコントローラ2に順次記憶させる。また、作業
者は、同じく手元操作装置3を操作することによって塗
装ガン1dの待機位置P0、該塗装ガン1dの移動速度
を示す塗装速度、上記4点(1)〜(4)の位置に対し
てX軸方向にどの程度余計に塗装ガン1dを移動させる
かを示すオーバースプレー量、塗装ガンの折り返し回数
(パス回数)、さらに塗装ガン1dから噴射される塗料
の吐出量、及び再生スタートのタイミング等の塗装条件
データをコントローラ2に記憶させる。
【0021】これらの各データが入力されると、教示デ
ータ生成装置4は、まず図1に示すステップS1におい
て該教示データがマニピュレータ1の動作可能な移動範
囲内にあるか、及びマニピュレータ1の動作可能な塗装
速度か等をチェックし、これらの条件を満足する場合は
ステップS2の処理をこない、条件を満足しない場合は
ステップS3においてアラームを発生して作業者に上記
塗装条件データの修正入力を促す。
【0022】教示データ生成装置4は、ステップS2の
処理において、4点(1)〜(4)の教示順序から指定
された塗装パターンを判断する。すなわち、図4に示し
たように、待機位置P0に対して点(1)からX軸方向
に移動した点(2)、該点(2)からY軸方向に移動し
た点(3)、該点(3)からX軸のマイナス方向に移動
した点(4)の順序でこれら4点の位置が入力された場
合、制御演算装置10は、点(1)から点(2)の方向
すなわちX軸方向を塗装方向とする横塗り塗装が指示さ
れたものと判断する。
【0023】そして、教示データ生成装置4は、点
(1)から点(2)のX軸方向を第1パスとして塗装速
度、折り返しのパス数、オーバースプレー幅、塗料の吐
出量、及び再生スタートのタイミング等、塗装条件を考
慮した横塗り教示データを算出する(ステップS4)。
【0024】例えば、パス数が4と入力された場合、教
示データ生成装置4は、該パス数4に基づいて図4に示
す点(1)から点(4)までの距離を3等分してピッチ
L1を算出し、また、点(1)から点(2)までの距離
と上記オーバースプレー幅とに基づいてパス幅L2を算
出する。また、このピッチL1とパス幅L2とに基づいて
各点P1〜P8のX−Y座標を算出し、点P1から点P2ま
での第1パス、点P3から点P4までの第2パス、点P5
から点P6までの第3パス、及び点P7から点P8までの
第4パスを生成する。
【0025】そして、教示データ生成装置4は、点P2
と点P3との間、点P4と点P5との間、及び点P6と点P
7との間を円弧状に補間することにより、点P1を始点に
第1パス〜第4パスを経て点P8に至る塗装軌道を教示
データとして算出し、RAM7に記憶する。なお、この
教示データには、塗装ガン1dの移動経路を示す該塗装
軌道の他に、塗装ガン1dの移動速度を示す塗装速度、
塗料の噴射/噴射停止を指示する塗装ガン1dのON/
OFF情報等の付随データも含まれている。
【0026】制御演算装置10は、タイマ5の発生する
サンプリング時間毎に各位置の教示データに基づいて塗
装ガン1dの目標軌道を生成してサーボ制御部8に送出
する。
【0027】サーボ制御部8は、この目標軌道と各部サ
ーボモータのフィードバック値から速度指令信号を生成
し、サーボモータドライバ9へ送る。そして、サーボモ
ータドライバ9は、この速度指令信号に基づいてマニピ
ュレータ1の各部サーボモータを駆動し、塗装ガン1d
を上記横塗り塗装軌道に沿って移動させてワークに塗装
を施す。
【0028】次に、ステップS2において、図5に示す
ように待機位置に対して点(1)からY軸のマイナス方
向に移動した点(2)、該点(2)からX軸のマイナス
方向に移動した点(3)、そして該(3)からY軸方向
に移動した点(4)の順序で4点の位置が入力された場
合、教示データ生成装置4は、Y軸に平行な方向(縦方
向)をパス移動方向とし、かつ点(1)から点(2)の
方向すなわちY軸方向をパス方向とする縦塗り塗装が指
示されたものと判断する。そして、以下のように縦塗り
教示データを生成する(ステップS5)。
【0029】例えば、パス数が5と指定された場合、教
示データ生成装置4は、該パス数5に基づいて点(1)
から点(4)までの距離を4等分してピッチL3を算出
すると共に、点(1)から点(2)までの距離とオーバ
ースプレー幅とに基づいてパス幅L4を算出する。そし
て、このピッチL3とパス幅L4とに基づいて各点P11〜
P20のX−Y座標を算出し、点P11から点P12までの第
1パス、点P13から点P14までの第2パス、点P15から
点P16までの第3パス、点P17から点P18までの第4パ
ス、及び点P19から点P20までの第5パスをそれぞれ生
成する。
【0030】さらに、教示データ生成装置4は、点P12
と点P13との間、点P14と点P15との間、点P16と点P
17との間、及び点P18と点P19との間を円弧状に補間す
ることにより、点P11から第1パス〜第5パスを経て点
P20に至る教示データを算出してRAM7に記憶する。
【0031】なお、図6に示すように、点(1)からY
軸に沿って移動した点(2)、該点(2)からX軸に沿
って移動した点(3)、また該点(3)からY軸のマイ
ナス方向に移動した点(4)の順序で4点の位置が入力
された場合、教示データ生成装置4は、上記図5の場合
と同様に縦塗り塗装が指示されたものと判断する。
【0032】例えば、パス数として5が指定されている
場合、教示データ生成装置4は、図5の場合と同様にピ
ッチL3とパス幅L4、及び該ピッチL3とパス幅L4とに
基づいて各点P11〜P20のX−Y座標をそれぞれ算出す
る。
【0033】この場合に教示データ生成装置4は、図5
の場合とは異なり、点P20から点P19までの第1パス、
点P18から点P17までの第2パス、点P16から点P15ま
での第3パス、点P14から点P13までの第4パス、及び
点P12から点P11までの第5パスをそれぞれ生成する。
さらに、点P12と点P13との間、点P14と点P15との
間、点P16と点P17との間、及び点P18と点P19との間
を円弧状に補間し、点P20から第1パス〜第5パスを経
て点P11に至る縦塗り教示データを算出する。すなわ
ち、この場合、上述した図5の場合に対して塗装ガン1
dの移動方向が逆となる教示データが生成される。
【0034】さらに、教示データ生成装置4は、ステッ
プS2において、図7に示す順序で4点(1)〜(4)
の座標が教示された場合は「斜め塗り」塗装パターンで
あると判断する。すなわち、点(1)からX軸かつY軸
のマイナス方向である斜め方向に移動した点(2)、該
点(2)からY軸方向に移動した点(3)、また該点
(3)からX軸のマイナス方向かつY軸のマイナス方向
である斜め方向に移動した点(4)の順序で4点の位置
が入力された場合、教示データ生成装置4は斜め塗りが
指示されたものと判断する。
【0035】そして、教示データ生成装置4は、ワーク
の対角線すなわち点(1)と点(2を結ぶ線に対して直
角に交わる方向(斜め方向)を塗装方向とし、点(1)
から点(2)を臨む向きをピッチ方向とする斜め塗り教
示データを生成する(ステップS6)。
【0036】例えば、パス数が5と指定された場合、教
示データ生成装置4は、該パス数5に基づいてワーク上
において、ワークの対角線方向すなわち点(1)から点
(2)の方向を4等分することによりピッチL5を算出
する。そして、このピッチL5とオーバスプレー幅とに
基づいて各点P21〜P30のX−Y座標を算出し、点P21
から点P22までの第1パス、点P23から点P24までの第
2パス、点P25から点P26までの第3パス、点P27から
点P28までの第4パス、及び点P29から点P30までの第
5パスをそれぞれ生成する。
【0037】そして、点P22と点P23との間、点P24と
点P25との間、点P26と点P27との間、及び点P28と点
P29との間を円弧状に補間することにより、点P21から
第1パス〜第5パスを経て点P30に至る斜め塗り教示デ
ータを算出してRAM7に記憶する。
【0038】なお、図8に示すように、点(1)からY
軸のマイナス方向かつX軸のマイナス方向に移動した点
(2)、該点(2)からX軸方向に移動した点(3)、
また該点(3)からX軸のマイナス方向かつY軸方向に
移動した点(4)の順序で4点の位置が入力された場
合、教示データ生成装置4は、上記図7の場合と同様に
斜め塗りが指示されたものと判断する。
【0039】そして、パス数が5と指定された場合、教
示データ生成装置4は、上記図7の場合と同様にピッチ
L5を算出する。しかし、この場合、点P22から点P21
までの第1パス、点P24から点P23までの第2パス、点
P26から点P25までの第3パス、点P28から点P27まで
の第4パス、及び点P30から点P29までの第5パスがそ
れぞれ生成される。すなわち、この場合、上述した図7
の場合に対して塗装ガン1dの移動方向が逆となる斜め
塗り教示データが生成される。
【0040】このように、本実施形態の塗装ロボットに
よれば、ワークの代表点である4点(1)〜(4)の教
示順序から「横塗り塗装」、「縦塗り塗装」、「斜め塗
り塗装」といった塗装パターンが自動的に設定される。
したがって、該塗装パターンを別途指定する必要がない
ので、教示に要する工数を削減することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような効果を奏する。 (1)マニピュレータの動作範囲を示す座標データの記
憶順序に応じて該マニピュレータの移動順路の類型が決
定されるので、移動順路を生成する際の操作を簡単化す
ることが可能である。 (2)また、移動順路を生成する際の操作が簡単化され
ることにより、誤操作を減少させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明における工業用ロボットのシステム構成
の一形態を示す斜視図である。
【図3】本発明においてコントローラの一構成形態を示
すブロック図である。
【図4】従来の網塗り塗装、及び本発明において塗装軌
道の生成、及び横塗り塗装を行う場合の教示順序を説明
する図である。
【図5】本発明において縦塗り塗装を行う場合の教示順
序を説明する第1の図である。
【図6】本発明において縦塗り塗装を行う場合の教示順
序を説明する第2の図である。
【図7】本発明において斜め塗り塗装を行う際の教示順
序を説明する第1の図である。
【図8】本発明において斜め塗り塗装を行う際の教示順
序を説明する第2の図である。
【符号の説明】
1 マニピュレータ 1a 第1アーム 1b 第2アーム 1c 手首部 1d 塗装ガン 2 コントローラ 3 手元操作装置 4 教示データ生成装置 5 タイマ 6 ROM(読み出し専用メモリ) 7 RAM(読み出し/書き込みメモリ) 8 サーボ制御部 9 サーボモータドライバ 10 制御演算装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶されるデータに基づいてマニピュレ
    ータの移動順路を生成し、ワークに所定の作業を施すロ
    ボットの制御方法において、 マニピュレータの移動範囲を示す座標データの記憶順序
    に応じて前記移動順路の類型を決定することを特徴とす
    るロボットの制御方法。
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