JPH09112617A - ダンパゴム - Google Patents

ダンパゴム

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Publication number
JPH09112617A
JPH09112617A JP29225495A JP29225495A JPH09112617A JP H09112617 A JPH09112617 A JP H09112617A JP 29225495 A JP29225495 A JP 29225495A JP 29225495 A JP29225495 A JP 29225495A JP H09112617 A JPH09112617 A JP H09112617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper rubber
neck
neck portion
head
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29225495A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Koyama
照夫 小山
Hiroyuki Nagura
博幸 名倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP29225495A priority Critical patent/JPH09112617A/ja
Publication of JPH09112617A publication Critical patent/JPH09112617A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 他部材の当りを緩衝するダンパゴムが、取付
け部材の板厚が変化しても共用できるようにする。 【解決手段】 ダンパゴム20の座面22と頭部24と
を連結する首部23が、頭部24から座面22へ向かっ
て縮径されており、板材30、40の取付け孔31、4
1に首部23を嵌め込んだとき、首部23の傾斜面がそ
れぞれ取付け孔31、41の端縁と弾力的に係止するよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属部材等の当た
りを緩衝するために使用されるダンパゴムの形状に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に例示されているように、車両のブ
レーキペダル1は支軸2により上端が枢支されて、支軸
2に装着されたばね3により図の反時計方向に付勢さ
れ、ブレーキペダル1に固定されたブラケット5がブレ
ーキスイッチ6の先端に当接することにより位置決めさ
れていて、ブレーキペダル1の踏み込みによりブラケッ
ト5がブレーキスイッチ6の先端から離れることによ
り、ブレーキペダル1の踏み込みが検出されるように構
成されているが、ブレーキペダル1の戻り時にブラケッ
ト5とブレーキスイッチ6との当りを緩衝するために、
ブレーキスイッチ6に面するブラケット5の部分にダン
パゴム7が設置されている。
【0003】また、2点鎖線で示されているようにブレ
ーキペダル1が深く踏み込まれたとき、ダッシュパネル
8上に取り付けられた金属製リテーナ9にブレーキペダ
ル1が衝突して、相互の金属接触により異音や不快感が
生じないようにするため、ブレーキペダル1に面するリ
テーナ9の部分にもダンパゴム10が設置されている。
【0004】しかしながら、従来のダンパゴム7、10
は、図4に例示されているように、板材11の取付け孔
12を弾力的に通り抜けた頭部13と座面14との間に
板材11を挟み込むことにより、当り面15がブレーキ
ペダル1等に面するように板材11に取り付けられてい
るので、板材であるブラケット5やダッシュパネル8、
リテーナ9等の厚みが、それらの設置場所等に応じて異
なれば、ダンパゴム7、10の形状をそれぞれ違える必
要があり、従って、多種類のダンパゴムを用意しなけれ
ばならないという問題があった。
【0005】なお、特開平6−263065号公報に
は、プラグの傾斜首部をパネルの組付孔に嵌め込み、プ
ラグの鍔部とシール面とでパネルを上下から挟み込むこ
とにより、板厚の異なるパネルに対しても同一形状のプ
ラグを使用することができる技術が記載されているが、
この場合、パネル板厚の相違は鍔部の弾性により吸収さ
れていて、パネル表面と直角方向におけるパネルの位置
決めにプラグの傾斜首部は何ら関与していない。
【0006】同公報の図6に示されているように、上記
プラグが厚板のパネルに取り付けられると、そのパネル
表面によりプラグのリップ部が押し上げられる結果、プ
ラグ中央に形成された工具押し込み用中空部の存在によ
り、とくにプラグ首部の上部が縮径させられて、プラグ
が抜けやすくなる等の不具合を防ぐために、プラグ首部
に傾斜が付けられて、厚板パネルへの取り付け時にプラ
グ首部がパネル表面に対し直角となるように配慮された
ものにすぎない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、金属
部材等の当たりを緩衝するために使用されるダンパゴム
として、それが取り付けられる部材の板厚が変化しても
共用できるものを提供しようとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るダンパゴムは、当り面、同当り面の背後に形成された
平坦な座面、同座面から略垂直に延びる首部及び同首部
の先端に形成された頭部を有し、上記首部が上記座面に
向かって縮径するように構成されている。
【0009】従って、ダンパゴムの頭部を取付け孔に押
し込んでそれを貫通させることにより、首部を取付け孔
に嵌め込むことができ、このとき、座面が板材に当接す
るまで押し込めば、座面に向かって縮径する首部の斜面
が板材の取付け孔端縁により弾力的に係止されることに
なり、座面が板材に当接した状態でダンパゴムが首部の
軸方向に位置決めされて、板材に取り付けられることと
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て説明する。図1及び図2において、ダンパゴム20
は、平坦な当り面21と、当り面21の背後に形成され
て当り面21に平行な座面22と、座面22のほぼ中央
から平坦な座面22とほぼ垂直に延びる首部23と、首
部23の先端に形成された頭部24と、頭部24の頂部
から首部23にかけて設けられた割り溝25とをそな
え、首部23は、頭部24から座面22に向かってほぼ
直線的に縮径するように、すなわち、略円錐台状に形成
されている。
【0011】従って、2点鎖線で示す板材30の取付け
孔31に矢印A方向からダンパゴム20の頭部24を押
し込むようにすると、頭部24の傾斜面により頭部24
が横方向から押圧されることとなる結果、割り溝25の
ために頭部24が弾力的に縮径できるので、頭部24を
取付け孔31に押し込んで貫通させることにより、首部
23を取付け孔31に嵌め込むことができる。
【0012】この場合、ダンパゴム20の座面22が板
材30の片面に当接するまで、板材30に対してダンパ
ゴム20を押し込むと、ダンパゴム20の首部23傾斜
面が板材30の取付け孔31端縁により弾力的に係止さ
れるので、ダンパゴム20は板材30の所定位置にゆる
みなく取り付けられることとなり、従って、図3に示さ
れているような個所にダンパゴム20を取り付ければ、
ブレーキペダル等の金属部材がダンパゴム20の当り面
21に当ることにより、金属接触による異音の発生や操
作感覚の悪化を確実に防止することができる。
【0013】また、板材30と厚みの異なる板材40に
対しても、上記と同様にダンパゴム20の座面22が板
材40の片面に当接するまでダンパゴム20を押し込む
と、ダンパゴム20の首部23傾斜面が板材40の取付
け孔41端縁により弾力的に係止されるので、ダンパゴ
ム20が板材40の所定位置にゆるみなく取り付けられ
て、前記と同等の作用効果を奏することができる。
【0014】すなわち、ダンパゴム20が取り付けられ
る板材の厚みが変わっても、ダンパゴム20をなんらの
支障なくそのまま共通して使用することができ、しか
も、ダンパゴム20の首部23に係止する板材30、4
0の取付け孔31、41内径が多少小さくても、これは
ダンパゴム首部23の弾性により容易に吸収されて、ダ
ンパゴム首部23が取付け孔31、41の端縁により係
止されるため、従来のように多種類のダンパゴムを用意
しなければならない問題を簡単に解消することができ、
従って、ダンパゴムの製作コストを容易に削減できると
共に、多種類のダンパゴムを取り扱う手間や管理工数も
軽減できることとなって、実用的な効果が大きい。
【0015】なお、上記実施形態例においては、ダンパ
ゴムの頭部に割り溝が設けられているが、この頭部に適
当な凹み等を設けて、横からの押圧により頭部が容易に
縮径できるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかるダンパゴムにあっては、
首部を板材の取付け孔に嵌め込んで、座面が板材に当接
するまで押し込めば、座面に向かって縮径する首部の斜
面が板材の取付け孔端縁により弾力的に係止され、板材
に対しダンパゴムが首部の軸方向に位置決めされて、板
材に取り付けられることとなるので、板材の厚みが異な
っても、同じダンパゴムを共用することができて、コス
トの削減を容易に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における側面拡大図。
【図2】図1のII矢視図。
【図3】従来装置の全体概略図。
【図4】上記従来装置の要部側面拡大図。
【符号の説明】
20 ダンパゴム 21 当り面 22 座面 23 首部 24 頭部 30 板材 31 取付け孔 40 板材 41 取付け孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当り面、同当り面の背後に形成された平
    坦な座面、同座面から略垂直に延びる首部及び同首部の
    先端に形成された頭部を有し、上記首部が上記座面に向
    かって縮径するように構成されたダンパゴム。
JP29225495A 1995-10-13 1995-10-13 ダンパゴム Pending JPH09112617A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29225495A JPH09112617A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ダンパゴム

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JP29225495A JPH09112617A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ダンパゴム

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Publication Number Publication Date
JPH09112617A true JPH09112617A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17779432

Family Applications (1)

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JP29225495A Pending JPH09112617A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ダンパゴム

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JP (1) JPH09112617A (ja)

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Effective date: 20001024