JPH09112573A - 摩擦クラッチにおける間隙をなくすための装置のランプ装置 - Google Patents

摩擦クラッチにおける間隙をなくすための装置のランプ装置

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JPH09112573A
JPH09112573A JP8252041A JP25204196A JPH09112573A JP H09112573 A JPH09112573 A JP H09112573A JP 8252041 A JP8252041 A JP 8252041A JP 25204196 A JP25204196 A JP 25204196A JP H09112573 A JPH09112573 A JP H09112573A
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ramp
clutch
ring
diaphragm
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JP8252041A
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De Briel Jacques Thirion
ティリオン ドゥ ブリエル ジャック
Michel Blard
ブラール ミシェル
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Valeo SE
Original Assignee
Valeo SE
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/583Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦クラッチにおいて、摩耗による間隙をな
くすための装置の製造を容易にする。 【解決手段】ダイヤフラム式摩擦クラッチを備える、間
隙をなくすための装置のランプ手段は、クラッチのスラ
ストプレート(1)と協働するようになっている、円周
方向に分散して配置されたランプ部(15、215)
と、クラッチのダイヤフラム(3)の軸方向力を受ける
ようになっている支持手段と、これらを回転駆動するよ
うになっている歯(18、218)を有する。このラン
プ手段は、リングから成り、このリングは、両面の一方
に前記支持手段を構成する支持領域(14、262)
と、円周方向に交互に配置されたランプ部(15、21
5)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車用の摩擦ク
ラッチを装備するための、間隙をなくす(補償する)た
めのランプ(傾斜)手段に関し、より詳細には、摩擦ラ
イニングの摩耗による間隙をなくすための、前記ライニ
ングの摩耗と共に連続的に作動する装置を備えたクラッ
チに関する。
【0002】
【従来技術】従来の摩擦クラッチは、一般にオプション
として、ダンピングフライホイールを形成するように、
2つの部品から成る反作用プレートを有し、ダンピング
フライホイールは、通常、駆動シャフト、例えば内燃機
関のクランクシャフトと共に回転するよう、このシャフ
トに回転しないように固定されており、外周部でカバー
を支持し、このカバーに、少なくとも1つのスラストプ
レートが取り付けられている。
【0003】スラストプレートは、制御されて軸方向に
作用する弾性手段の作用により、軸方向に移動できると
共に、カバーおよび反作用プレートと共に回転するよ
う、これらに固定されている。軸方向に作用する弾性手
段は、一般に、カバーに当接する金属ダイヤフラムであ
るが、外周部で摩擦ライニングを支持し、シャフト(通
常ギアボックスの入力シャフトのような被動シャフト)
と共に回転するよう、これに固定された摩擦ディスク
が、スラストプレートと反作用プレートとの間に挟持さ
れ、クラッチが係合位置にあるとき、これらの間にグリ
ップされるようになっている。
【0004】ダイヤフラムは、クラッチ解除ベアリング
によりスラストプレートが作動される際のこのスラスト
プレートの軸方向の運動を制御する。かかるクラッチ
は、サービス寿命中の間、摩擦ライニングとカウンター
装置、スラストプレートと反作用プレートとは摩耗し、
そのため、ダイヤフラムの作動条件の差により、一方の
摩擦ディスクと他方のスラストプレートおよび反作用プ
レートとの間のグリップ力が変化する。また、クラッチ
の移動量のみならず、クラッチを切るのに必要な力も変
化する。かかるクラッチに、摩擦ライニングの摩耗によ
る間隙をなくすための装置を設けること、これらの欠点
は解消される。
【0005】フランス特許出願第FR-A-2,424,442号明細
書において、ダイヤフラムとスラストプレートとの間
に、2つの環状リングを支持する相補的ランプ部、スラ
ストプレートに対して回転自在に固定された第1環状リ
ングと、スラストプレートおよび第1リングに対して回
転自在に運動できる第2リングとを配置することによ
り、間隙をなくす装置を構成することが提案されてい
る。相補的ランプ部が、2つのリングを支持しているこ
とにより、2つのリングが、円周方向に相対的に移動す
ると、リングが軸方向に分離し、前記摩耗を補償する。
この分離距離は、スラストプレートの軸方向の厚さの増
加をシミュレートしており、相対的に回転運動できるよ
う、第2リングの周辺には、歯付きセクタが設けられ、
この歯は、接線方向に配置されて、クラッチカバーによ
って支持されたシャフト上で回転するように取り付けら
れたウォームギアと噛合するようになっている。このウ
ォームギアは、このウォームギアを支持する同じシャフ
トに支持されているドラムにより、単一方向の結合装置
により回転駆動でき、このドラムは、摩擦ディスクのラ
イニングが摩耗すると、それ自体がダイヤフラムの周辺
に設けられたラグにより回転駆動され、ダイヤフラム
は、ドラムが周辺に有するノッチのエッジと協働し、ド
ラムによってウォームギアが駆動されるように、単一方
向の結合装置が配置されている。ドラムは、クラッチを
切っている間、ダイヤフラム上のラグによって、本装置
自体が回転駆動される際に、本装置のための外装部品を
ある態様で構成し、ウォームギアの回転により、上記の
ように第2リングが回転する。
【0006】ウォームギアと、このウォームギアを支持
するシャフトとの間に配置された、単一方向結合装置に
より、ウォームギアは、各調節後も回転位置に止まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フランス特許出願第FR
-A-2,424,442号明細書に記載のかかる装置では、本願の
範囲内のランプ手段を構成する第2環状リングが、次々
に円周方向に適当に分散されたランプ部と、歯付きセク
タ、すなわち歯と、ダイヤフラムに対する支持ビードを
構成することによりダイヤフラムと協働するようになっ
ている環状フランジとを備え、この支持ビードは連続的
となっている。ランプ部が形成された横方向部分の内側
エッジから、クラッチの軸線に平行に伸びる円筒形スカ
ートの端部に形成されており、更にクラッチの軸線にも
平行であり、すなわちランプ部が形成された横方向部分
の外側エッジから、前記スカートに対して平行に延びる
復帰部に歯が設けられている。理解できるように、かか
る構造は、軸方向の寸法が大きく、工業的に容易に製造
するにはあまり適していない。
【0008】本発明の目的は、これらの欠点を解決する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、クラッ
チのスラストプレートと協働するようになっている円周
方向に分散して配置されたランプ部と、クラッチのダイ
ヤフラムの軸方向力を受けるようになっている支持手段
と、これらを回転駆動するようになっている歯を有し、
ランプ装置が、リングから成り、このリングが、両面の
一方に前記支持手段を構成する支持領域と、円周方向に
交互に配置されたランプ部を有するダイヤフラム式摩擦
クラッチを備えた、間隙をなくすための装置のランプ
(傾斜)装置が提供される。
【0010】好ましくは、リングの軸線と直交する平面
において、歯が延びている。
【0011】好ましくは、支持領域の一つが、その外周
部に前記歯を支持し、前記歯が支持領域の平面で延びて
いる。別の実施例によれば、支持領域の前記1つの外周
部が、フランジとして延び、このフランジが、リングの
軸線に対して傾斜し、前記歯が、外周部に設けられた横
方向戻り部として終わっている。
【0012】好ましくは、支持領域は、リングの軸線を
中心とする円の弧に配置されたくぼみの丸くされた頂部
エッジから成っている。
【0013】好ましくは、支持リングおよびランプ部
は、リングの幅方向に対してセンタリングされている。
ランプ部は、圧力プレートに支持されたスタッドと協働
するようになっている。
【0014】変形例として、支持リングおよびランプ部
は、径方向にずれ、ランプ部は圧力プレートに支持され
た相補的ランプ部と協働するようになっている。
【0015】本発明の目的を良好に理解するため、次に
添付図面に示した実施例の純粋に説明用の、かつ非限定
的な例示により、本発明について説明する。
【0016】
【発明の実施の態様】図1〜図12を参照する。これら
の図には、特に自動車用に適する摩擦クラッチ機構が示
されている。この摩擦クラッチ機構は、摩擦ディスク6
と協働するようになっているスラストプレート1を備
え、この摩耗ディスク6は、外周部に摩擦ライニング7
を支持しており、摩擦ディスク6自体が反作用プレート
と協働するようになっている。図示されていないこの反
作用プレートは、駆動シャフト、例えば内燃機関のクラ
ンクシャフトと共に回転するように、これに固定される
ようになっている。摩擦ディスク6は、被動シャフト、
例えばギアボックスの入力シャフトと共に回転するよう
にこれに固定されている。
【0017】スラストプレート1は、接線方向タング5
により、中空状カバー2にこれと共に回転するよう固定
されており、弾性的である接線方向タング5は、同時に
スラストプレート1をカバー2側へ戻す手段を構成して
いる。
【0018】従って、カバー2と共に回転するよう、こ
れに固定されたスラストプレート1は、軸方向に作用す
る弾性手段、ここでは、中心孔を有するカバー2のベー
スによって支持された小さいコラム8により、カバー2
に枢着されたダイヤフラム3の作用により、カバー2に
対して軸方向に移動自在となっている。
【0019】摩擦ディスク7のライニング6の摩耗、更
に摩擦面と称されるスラストプレート1およびこれに向
いた反作用プレートのより少ない程度の摩耗、ディスク
7のライニング6に接触する摩耗に起因する間隙を補償
するため、間隙をなくすための装置10が設けられてい
る。
【0020】間隙をなくすための装置10は、円周方向
に配置されたランプ手段11を含む。より詳細には、図
3、10、11および12でより理解できるこれらラン
プ手段11は、板金から製造されたリングから成り、こ
の板金は、クラッチの軸線を中心とする円の弧に配置さ
れたくぼみの丸くされた頂部エッジによって形成された
支持領域14と、円周方向に交互に配置されたランプ1
5を有するように切り抜き加工され、プレス加工されて
いる。
【0021】スラストプレート1は、カバー2のベース
側に曲げられた面にスタッド4を有し、このスタッド
は、2つの連続するランプ15を円周方向に分離する距
離に対応する距離に、円周方向に相互に分散されてお
り、これらスタッド4は、ランプ15とそれぞれ協働す
るようになっている。
【0022】ランプ手段11は、ダイヤフラムとスラス
トプレート1との間に軸方向に配置され、スタッド4が
ランプ15を受け、ダイヤフラム3が支持領域14と協
働し、よってこの支持領域が、支持手段を構成し、この
支持手段により、ダイヤフラム3がスラストプレート1
に作用する。このような構造は、経済的であり、かつ簡
単である。
【0023】ランプ手段11の支持領域14の1つの外
周部は、フランジ16として延びており、このフランジ
は、横方向戻り部17として終了する、すなわち図1か
ら良好に判るように、歯18が周辺に設けれらたクラッ
チの軸線に垂直な平面で延びるクラッチの軸線に対して
傾斜している。
【0024】間隙をなくすための装置10はシャフト2
2に固定された傾斜した歯21を備えたラチェットホイ
ール20も含み、このシャフトは、ウォームギア13も
支持している。このウォームギア13の歯およびピッチ
は、ランプ手段11の歯18に適合している。このウォ
ームギア13は、後述する条件下で歯18と協働する。
【0025】ラチェットホイール20のシャフト22
は、図4〜図6でより明瞭に見ることができる支持体1
2によって回転自在に支持されている。この支持体12
は、クロス状をしたほぼ平らな本体19を有し、カット
アウトされ、折り曲げられた板金によって製造されてい
る。本体19の頂部は、シャフト12を支持するように
なっている2つのウィング23、24を支持し、この目
的のため、ウィングの一方、すなわちウィング24は、
シャフト22の径に適合した円形の孔25を支持し、他
方のウィング、すなわちウィング23は、支持体12の
本体19に対して斜めに延びるシャフト22の径に適合
した円形底部を備えたノッチ26を支持している。
【0026】支持体12の本体19の底部は、円形の開
口部27を有し、この開口部27は、ダイヤフラム3を
支持する小さいコラム8の円筒形本体9を貫通させるよ
うになっている。
【0027】支持体12の本体19の中心は、ラグ28
を支持しており、このラグ28は、カットアウトし、折
り曲げることによって得られ、ウィング23および24
と同じ側で、本体19に対して直角に延びている。
【0028】ウィング28および24を支持する領域
と、ラグ25を支持する領域との間の領域において、本
体19も切り欠かれ、通路29が設けられている。この
通路29は、全体として長方形をし、フック31を形成
するように折り曲げられており、このフックの端部は、
本体19に平行であるが、ラグ29側に向いている。
【0029】本体19は、通路29の両側にアーム4
0、41を有する。
【0030】支持体12は、図7〜図9で明瞭に見るこ
とができる弾性部材32を受けるようになっている。こ
の弾性部材32は、全体として長方形をなし、折り曲げ
られたストリップであり、中心部分33と、この中心部
分33に平行な2つの端部分34、35を有し、これら
端部分は、斜め部分36、37によって、中心部分に接
続されている。中心部分33は、そのエッジに折り曲げ
部38を支持しており、この折り曲げ部は、中心部分3
3に対して垂直であり、更に斜め部分36、37のなす
角が180度よりも小さい場合、側面からこの中心部分
33に対して延びる端部分の一方、すなわち部分34
は、折り曲げ部38が位置する側と反対側が若干広くな
っており、戻り止め爪39を構成する曲げ部を、そのエ
ッジに垂直に支持している。この爪39の役割について
は、後に明らかにする。
【0031】弾性部材32が設けられた支持体12を示
す図4〜図6から理解できるように、支持体12の端部
分34、35が、ウィング23、24側に曲げられた本
体19のアーム40、41の面と協働し、弾性部材32
の中心部分33が、図4および図6から判るように、そ
の頂部エッジを介して、フック31の水平部分と協働
し、中心部分33は、通路29の底部エッジに当接する
折り曲げ部38によりフック31側へ弾性的に押され
る。弾性部材32がこの位置にあるときは、その中心部
分33は、斜め部品36および37が斜めになっている
ので、通路29の平面から所定距離に位置し、戻り止め
爪39は、最も近いほうのウィング、すなわちウィング
23に対して側方にオフセットされたアーム40の頂部
エッジと直線状に並ぶ。
【0032】支持体12は、ダイヤフラム3をカバーに
固定する前に、ダイヤフラム3に取り付けるようになっ
ている。ダイヤフラム3の外側円周エッジを、支持体1
2のフック31がまたがるようにしながら、更に支持体
12の本体19内の開口部27が、小さいコラム8の本
体9のためのダイヤフラム3内の通路42と直線状に並
ぶよう、ダイヤフラム3の外側面に支持体12を当接さ
せる。図示のように、ダイヤフラム3に円周方向に延び
るスロット43を設け、支持体12の本体19でラグ2
8を受け、円周方向の位置決めと保持を補償するように
してもよい。次に、最終的に支持体12をダイヤフラム
3に固定するよう、通常行われているように、小さいコ
ラム8をクリンプ加工することにより、カバー2へダイ
ヤフラム3を固定するだけでよい。
【0033】支持体12を円周方向に位置決めするに
は、ダイヤフラム3に設けられているスロット43を省
略し、これを、ダイヤフラム3のエッジに設けられたノ
ッチと置換してもよい。このノッチには、図示していな
いこの変形例に従い、当然ながら、支持体12のフック
31が嵌合する。支持体12のラグ28も省略される。
【0034】ラチェットホイール20から若干の距離に
おいて、シャフト22はウォームギア13に隣接するカ
ラー44を支持している。ウォームギア13に対してラ
チェットホイール20が設けられている側と反対側で、
シャフト22のまわりに螺旋スプリング30が設けられ
ており、後述するような弾性的な間隙をなくす手段を構
成している。スプリング30を圧縮することにより、支
持体12のウィング24の孔25に、シャフト22の自
由端を挿入する。次に、支持体12のウィング23のノ
ッチ26に、カラー44とラチェットホイール20との
間にあるシャフト22を挿入する。この位置において、
ラチェットホイール20は、戻り止め爪39と直線状に
並び、爪39は、ラチェットホイール20の傾斜した歯
21との協働により、一方でシャフト22をノッチ26
のベースに弾性的に保持すると共に、他方でラチェット
ホイール20のみならず、ウォームギア13が図1およ
び図13A〜図13Dで判るような反時計まわり方向に
回転するのを防止する。
【0035】ラチェットホイール20と、ウォームギア
13を支持するラチェットホイールのシャフト22と、
ダイヤフラム3に固定された螺旋スプリング30を支持
する支持体12は、クラッチの係合を解除し、再び係合
する操作中に、ダイヤフラム3と共に移動し、かつカバ
ー2に対して移動する。カバー2は、周辺部にカバー2
の外側の主要部分に対して延びる弾性のストッパーブレ
ード45を支持し、このブレードは、カバー2を反作用
プレートに固定するためのラジアルエッジによってリベ
ット締めされて、固定されている。ストッパーブレード
45は、戻り止め爪39に対して全体が径方向に対向す
るラチェットホイール20上の傾斜歯21と協働するよ
うに、横方向戻り部47に沿って延びながら、カバー2
を貫通する端部を有する。このような構造のため、図1
から判るように、ラチェットホイール20を右から左へ
移動することにより、ブレード45の端部46は、カバ
ー2の横方向戻り部47と協働して、ラチェットホイー
ル20上の歯21に対する固定点としての役割を果た
し、ラチェットホイールは時計まわり方向に回転され
る。ラチェットホイール20が復帰する際に、左から右
へ移動すると、ブレード45の弾性および歯21の傾斜
により、ブレードは、戻り止め爪の圧力により回転しな
いように固定されながら持ち上げられる。
【0036】上に説明したような間隙をなくす装置は、
次のように作動する。
【0037】図13Aは、係合状態にあるクラッチ、お
よび図示されていない反作用プレートとスラストプレー
ト1との間にグリップされた新品の摩擦ディスク6のラ
イニング7を示している。この状態において、シャフト
22のカラー44は、図2に示すように、螺旋スプリン
グ30に押圧され、本体19のリング23と当接してい
る。更に、ブレード45の端部は、図13Aに示される
ようにラチェットホイール20上の歯の谷にあり、戻り
止め爪39は歯の先端に位置する。
【0038】クラッチが切られているときは、ダイヤフ
ラム3は小さいコラム8を中心として傾斜し、その周辺
部で、支持体12をカバー2のベース側に駆動してい
る。これは、支持体12のウィング23、24を支持す
る頂部部分が、ダイヤフラム3を越えて径方向に延びて
いるからである。ダイヤフラムは、走行位置のクラッチ
切り離し(解除)端に達する前に、支持体12がカバー
に当接することが起こり得る。この理由は、弾性部材3
2が斜め部品36、37を有しているためであり、これ
ら斜め部品は、図13Bに示すような間隙を生じること
なく取り付けられているフック31の横方向端部から離
間したダイヤフラムが衝突する走行端にある。図13B
は、クラッチがクラッチ解除終了時にあり、摩擦ディス
ク6のライニング7がまだ新しい状態にあることを示し
ている。ダイヤフラム3により、支持体12が移動する
間、弾性ブレード45の端部は、歯によって構成された
傾斜ランプに従う。先の工程でブレードが位置していた
歯の谷には、ラチェットホイール20の歯21が位置す
るので、新品ライニングと共に、クラッチを切るため移
動する際に、ブレード45の端部は歯をジャンプせず、
更に同じ歯の先端にまだ位置する戻り止め爪39は、ラ
チェットホイール20を保持する。
【0039】ライニング7が摩耗すると、ダイヤフラム
3の軸方向力をまだ受けているスラストプレート1は、
カバー2と同じように軸方向に固定された反作用プレー
トに接近し、よってダイヤフラム3の周辺部は、反作用
プレート、従ってカバー2の開放端部に接近し、支持体
12を傾斜状態となるように駆動する。ラチェットホイ
ール20も、反作用プレートに接近するが、摩耗する前
は、ブレード45の端部は歯の谷にあったので、ラチェ
ットホイール20は、摩耗中に移動してブレード45に
当接する。従って、前記ホイール20は、その軸線を中
心として、時計まわり方向に回転する。戻り止め爪39
が機能せず、1つの歯から他の歯へジャンプできる方
向、および摩耗したライニングを備えた係合状態のクラ
ッチが、図13Cに示されている。ラチェットホイール
20がこのように回転することにより、ウォームギア1
3もその軸線を中心として回転される。ランプ手段11
は、ダイヤフラム3の負荷の作用によりカバー2に対し
て固定されたままである。ランプ手段11の歯18と噛
合するウォームギア13は、螺旋スプリング30を圧縮
したまま、この歯に螺合したままの状態となっており、
ウォームギア13の歯の方向は、このようなケースとな
るように設計されている。
【0040】上に述べた摩耗段階の後に行われるクラッ
チ解除動作中に、スラストプレート1が、接線方向タン
グ5の作用によりライニング7から離間して、これらラ
イニングを解放する。この接線方向タングは、スラスト
プレート1をカバー2のベースのみならずランプ手段1
1側へ戻し、支持領域14を介して、ダイヤフラム3に
接触し、ランプ部15を介して、スラストプレート1の
スタッド4に接触する。螺旋スプリング30は、ウォー
ムギア13をウィング23側、摩耗段階では左、すなわ
ち図2から判るように、右から左へ押圧する。ダイヤフ
ラム3にかかる負荷は、もはやランプ手段11に加えら
れないので、スラストプレート1に対して、これらラン
プ手段11を回転できるように打ち勝つ力は、接線タン
グ5の復帰りょくだけとなる。螺旋スプリング30の負
荷がこの力に打ち勝つのに十分であれば、スプリング3
0は、戻り止め爪39により自ら回転することが防止さ
れていたウォームギア13を移動し、これにより、歯1
8を駆動する。ランプ手段11のランプ部15は、自ら
回転し、スラストプレート1のスタッド4と協働するこ
とにより、スラストプレート1をカバー2のベースから
離間し、よって、スラストプレート1の作動面とランプ
手段11の支持領域14との間の軸方向距離を増し、ラ
イニング7の摩耗による間隙をなくす。螺旋スプリング
30の負荷は、このスプリングが摩耗段階においてウォ
ームギア13によって圧縮された長さに応じて決まるの
で、間隙10をなくすための装置が間隙をなくす補償段
階に入る前に、数回のクラッチ係合および解除動作が必
要である。この回数は、当該部品の相対的な大きさによ
って決まることは理解できよう。例えば、これらの部品
は、10分の3mmに対応する摩耗が生じた後に限り、こ
のような間隙をなくす段階が生じるように製造できる。
更に実際の摩耗が生じない場合、本発明の装置10が間
隙をなくすことは、不可能であることも理解できよう。
【0041】これまで説明した変形例では、シャフト2
2と、ウォームギア13と、カラー44と、ラチェット
ホイール21は一体部品として製造されている。当然な
がら、ウォームギア13は別個の部品とし、ボアを設け
てもよい。このボアおよびシャフト自体は、シャフトと
共に回転するように、シャフトに固定しながらウォーム
ギアがシャフトに沿って移動できるように配置できる。
【0042】図14および図15は、間隙をなくすため
の装置の一変形例を示している。これらの図では、これ
まで説明した部品と同じ部品または同じ機能を果たす部
品には、同じ符号またはこの符号に100を加えた番号
で示す。この変形例について、簡単に説明する。支持体
112は、小コラム8によりダイヤフラム3にクランプ
された、全体が三角形のプレート150を有し、互いに
円周方向に離間した2つのフック148、149が、そ
の周辺部でダイヤフラム3をグリップしている。プレー
ト150は、このプレート150よりもクラッチの軸線
に対してより傾斜したキャップ151として外側に延び
ている。このキャップ151は、その側方の両側にウィ
ング123、124を支持しており、これらウィング1
23、124は、先のウィング23、24と同じよう
に、ラチェットホイール20、ウォームギア13および
スプリング30を備えたシャフト22を支持している。
ラチェットホイール20は、これらの図面に示されてい
ないカバーに支持されている弾性ブレード45、および
例えば溶接により支持体112のプレートに固定されて
いる戻り止め爪139と直線状に位置している。シャフ
ト22の自由端は、152にて平らにされており、戻り
止め爪139を備えた支持体112と、ラチェットホイ
ール20、ウォームギア13およびスプリング30を備
えたシャフト22から成り、すぐにダイヤフラムに取り
付け、小コラム8によってクランプできるサブアセンブ
リが提供される。
【0043】図16〜図22は、本発明に係わる間隙を
なくすための装置の変形例を示す。これらの図では、図
1〜図13に関して先に述べた部品と同じ部品、または
同じ役割を果たす部品には、同じ符号または同じ符号に
200を加えた符号で示されている。
【0044】この変形例の作動は、先の変形例の作動と
同一であるので、この変形例を特徴づける構造上の特徴
についてしか説明しない。
【0045】図17によりが明瞭に示されるように、こ
の変形例によれば、ランプ手段211には、円周方向に
交互に配置されたランプ手段215と横方向平面部品2
62が設けられ、更に歯214が設けられている。ラン
プ手段211と別個の環状部品には、ダイヤフラム3の
ための支持手段214が設けられ、この円筒形スカート
258は、ランプ手段211の横方向平面部品262を
軸方向に協働するようになっており、ランプ手段のラン
プ部215は、スラストプレート1上の相補的ランプ部
204と協働するようになっており、当然ながら、これ
ら相補的ランプ部204を、先の変形例のようにスタッ
ドと置換してもよいし、スタッドを、これら相補的ラン
プ部204と置換してもよい。
【0046】この変形例によれば、支持手段214に支
持体212が固定されており、支持体212は、L字形
横断面を備えたある種のキャップを備え、このキャップ
の正面壁263は、軸方向に延び、シャフト222を支
持するようになっている2つのウィングまたはブラケッ
ト223、224として横方向に別れている。支持体2
12は、ダイヤフラム3のための支持手段214のスカ
ート258から形成される。
【0047】図18から判るように、ラチェットホイー
ル220には、シャフト222が固定されており、ラチ
ェットホイール220を外側にした状態で、ブラケット
224にシャフト222を挿入した後、このシャフト
に、螺旋スプリング3およびウォームギア13を嵌合
し、次にシャフトをブラケット223に挿入する。ピン
264は、ウォームギア13およびシャフト222を固
定し、互いに回転しないようにしている。ラチェットホ
イール220は、支持体212の前方壁263によって
支持された戻り止め爪239と協働するようになってい
る。
【0048】ラチェットホイール220は、ブラケット
224側に曲げられている面と反対の横方向面に、図2
1および図22に拡大して示した、円周方向に傾斜した
歯254を支持している。このシャフト222は、ラチ
ェットホイール220を越えて延び、その端部にナット
256を回転自在に支持し、このナットのラチェットホ
イール220側に向いた面は、歯254に対して相補的
な歯255を支持している。図21に拡大して示す軽量
スプリング265は、特に駆動方向への歯254と25
5との協働を補償し、ラチェットホイール220および
ナット256は、その役割をシャフト222とレバー2
53との単一方向の結合装置の役割を歯254、255
によって果たす。後に説明するように、ナット256
は、全体がオリーブ形状をしたラジアルピボット260
をその周辺部に支持し、このピボットは、丈夫に設けら
れたノッチ261によりレバー253の端部にまたがっ
ている。レバー253は、支持体212の正面壁によっ
て支持されたシャフト259を中心として枢動し、レバ
ー253のノッチ261を有する端部と反対側の端部
は、ダイヤフラム3が摩耗段階でレバー253を操作す
るため、周辺部に有するラジアルラグ257と協働す
る。この理由は、支持手段214が位置する径よりも大
径に位置する点で、レバー253に接触するダイヤフラ
ム3上のラグ257が、摩耗段階で軸方向に移動し、よ
ってレバー253上の摩耗効果が増幅されるからであ
る。シャフト259が、ノッチ261よりもラジラルラ
グ257との接触点により近いレバー253によって
も、別の増幅効果が得られる。従って、これら種々のレ
バーアームの間隙により、例えば摩耗のない通常のクラ
ッチ係合およびクラッチ解除の移動中に、同じ歯254
と255が接触し続け、摩耗段階では、1つの歯から別
の歯へのジャンプが行われ、各ジャンプごとに、ウォー
ムギア13が回転し、螺旋スプリング30を徐々に圧縮
しながら、ウォームギア13がクラッチの係合した状態
で、歯218に螺合する。スプリング36からスラスト
プレート1を復帰させる接線方向タングの負荷に達する
と、螺旋スプリング30がウォームギア13を並進運動
させ、これにより、先の変形例と同じように、クラッチ
が切られた状態でランプ手段211を回転させる。
【0049】図1〜図15の変形例に関し、ダイヤフラ
ム3のための支持手段14を、ランプ手段11が支持し
ているので、部品の数は、少なくなっている。また、こ
れら変形例によれば、所定のクラッチ解除移動に対する
増幅効果もあり、図13Dに示された位置から再係合す
る際に、クラッチは再び図13Aに示される位置に位置
する。
【0050】摩耗は、ブレード45またはラグ257に
よって検出されるので、クラッチの別の部品により、こ
れら摩耗検出器(45、257)を支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間隙をなくすための装置を備えるクラ
ッチの部分断面図である。
【図2】一部を断面図とし、一部を切り欠いて示す、図
1のクラッチの部分平面図である。
【図3】図1および図2のクラッチのスラストプレート
およびランプ手段の部分断面図である。
【図4】弾性部材が備る間隙をなくす装置の支持体を示
す平面図である。
【図5】図4の下方部分の図である。
【図6】図4におけるVI−VI線に沿った断面図であ
る。
【図7】図5に示された位置にある弾性部材のみを示す
図である。
【図8】図4に示された位置にある弾性部材のみを示す
図である。
【図9】図6に示された位置にある弾性部材のみを示す
図である。
【図10】ランプ手段を示す部分斜視図である。
【図11】図10におけるXI−XI線に沿った断面図
である。
【図12】図10におけるXII−XII線に沿った断
面図である。
【図13】Aは、ライニングが新品であり、係合状態に
あるクラッチを構成する部品の種々の位置を示す部分断
面図であり、Bは、ライニングが新品であり、係合が解
除されたクラッチを構成する部分の種々の位置を示す部
分断面図であり、Cは、ライニングが摩耗しており、係
合した状態にあるクラッチを構成する部品の種々の位置
を示す部分断面図であり、Dは、ライニングが摩耗して
おり、間隙がなくなった状態にある、係合が解除された
クラッチを構成する部品の種々の位置を示す部分断面図
である。
【図14】本発明の間隙をなくすための変形装置を示
す、支持体に対して若干右側から見た部分斜視図であ
る。
【図15】本発明の間隙をなくすための変形装置を示
す、支持体に対して若干左側から見た部分斜視図であ
る。
【図16】図18におけるXVI−XVIに沿った、本
発明の間隙をなくすための装置の変形装置が設けられた
クラッチの部分断面図である。
【図17】図16のクラッチのうちのスラストプレー
ト、ランプ手段および支持手段を示す分解斜視図であ
る。
【図18】一部を横断面図とし、一部を切り欠き図とし
た、図16および図17のクラッチの部分平面図であ
る。
【図19】図18におけるXIX−XIXに沿った断面
図である。
【図20】図18におけるXX−XXに沿った断面図で
ある。
【図21】図18A部分の拡大図である。
【図22】図18に示されたラチェットホイールの側方
面の部分図である。
【符号の説明】
1 スラストプレート 2 カバー 3 ダイヤフラム 4 スタッド 5 接線方向タング 6 摩擦ディスク 7 摩擦ライニング 8 小コラム 10 間隙をなくすための手段 11 ランプ手段 14 支持領域 15 ランプ部 17 横方向戻り部 18 歯 20 ラチェットホイール 21 歯 22 シャフト 19 平らな本体 23、24 ウィング 25 孔 26 ノッチ 27 開口部 28 ラグ 29 通路 30 螺旋スプリング 31 フック 32 弾性部材 33 中心部分 34、35 端部部分 36、37 斜め部品 38 折り曲げ部 39 戻り止め爪 40、41 アーム 43 スロット 44 カラー 45 ブレード 46 端部 47 横方向戻り部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチのスラストプレート(1)と協
    働するようになっている円周方向に分散して配置された
    ランプ部(15、215)と、クラッチのダイヤフラム
    (3)の軸方向力を受けるようになっている支持手段
    と、これらを回転駆動するようになっている歯(18、
    218)を有する、ダイヤフラム式摩擦クラッチを備え
    た、間隙をなくすための装置のランプ(傾斜)装置であ
    って、 このランプ装置が、リングを備え、このリングが、両面
    の一方に前記支持手段を構成する支持領域(14、26
    2)と、円周方向に交互に配置されたランプ部(15、
    215)とを有することを特徴とするランプ装置。
  2. 【請求項2】 リングの軸線と直交する垂直な平面にお
    いて、歯(18、218)が延びている、請求項1記載
    のランプ装置。
  3. 【請求項3】 支持領域の一つ(14、262)が、そ
    の外周部で前記歯(18、218)を支持している、請
    求項2記載のランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記歯(218)が、支持領域(26
    2)の平面で延びている、請求項3記載のランプ装置。
  5. 【請求項5】 支持領域の前記1つ(14)の外周部
    が、フランジ(16)として延び、このフランジが、リ
    ングの軸線に対して傾斜し、前記歯(18)が、外周部
    に設けられた横方向戻り部(17)として終わってい
    る、請求項3記載のランプ装置。
  6. 【請求項6】 支持領域(14)が、リングの軸線を中
    心とする円弧上に配置された、くぼみの丸くされた頂部
    エッジから成る、請求項1記載のランプ装置。
  7. 【請求項7】 支持リング(14)およびランプ部(1
    5)が、リングの幅方向に対してセンタリングされてい
    る、請求項1記載のランプ装置。
  8. 【請求項8】 ランプ部(15)が、圧力プレート
    (1)に支持されたスタッド(41)と協働するように
    なっている、請求項1記載のランプ装置。
  9. 【請求項9】 支持リング(262)およびランプ部
    (215)が、径方向にずれている、請求項1記載のラ
    ンプ装置。
  10. 【請求項10】 ランプ部(215)が、圧力プレート
    (1)に支持された相補的ランプ部(204)と協働す
    るようになっている、請求項9記載のランプ装置。
JP8252041A 1995-09-21 1996-09-24 摩擦クラッチにおける間隙をなくすための装置のランプ装置 Pending JPH09112573A (ja)

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