JPH09110455A - 断面組成が勾配を示すロッドの製造方法および装置 - Google Patents
断面組成が勾配を示すロッドの製造方法および装置Info
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Abstract
において、連続的な製造を行ない、製造コストを低下さ
せる。 【解決手段】 リザーバ4および5内に材料を構成する
少なくとも2種類の組成物を流動状態で用意する。リザ
ーバ4内に含まれるロッドの芯を形成する第1の組成物
と、リザーバ5内に含まれる芯の周りに外皮を形成する
第2の組成物とを同時に同心に注型する。この注型物が
凝固してロッドを形成する温度まで注型物を加熱する。
Description
を示す材料からなるロッドを製造する方法および装置に
関し、より詳しくは、屈折率、光学密度、イオン伝導率
等のような特性のうちの1つが、断面の組成変化により
決まる所定の分布の断面勾配を示すガラスロッドを製造
することのできる方法および装置に関するものである。
折率勾配を示すガラスから作られたレンズのような光学
部材が今日一般的に用いられている。そのような屈折率
勾配を示す光ファイバもまた用いられている。そのよう
な光学部材を製造するために、イオン交換(フランス国
特許第A-2,504,515 号参照)、いわゆる「ゾルゲル」技
術による含浸(米国特許第A-5,069,700 号参照)、粉末
から調製したガラス組成物の使用(米国特許第A-4,883,
522 号)、選択的にドープした多孔性ガラスの使用(米
国特許第A-4,620,861 号)、様々な組成のガラスチップ
の溶融による接合(米国特許第A-4,929,065 号)、ニュ
ートロン照射への露出のような他の技術によらない場合
には、蒸気相中におけるガラスの蒸着(特に、光ファイ
バに関して)等により、ガラスの組成を得るべき部材の
軸に対して横方向に変えている。
な工程、すなわち、バッチ製造工程が共通している。こ
の不連続性には、工程の生産性の観点から、また製造コ
ストを減少させる観点から好ましくない停止時間が含ま
れる。さらに、既知の方法では、少なくとも経済的に、
1cmまたは2cmより大きい直径を有する部材を製造
できない。さらに、得られた屈折率の勾配は、ある用途
には振幅が不十分であり、分布が十分には制御されない
ことが立証されている。
目的は、断面の組成が勾配を示す材料からなるロッド、
特に、上述した既知の方法および装置の欠点をまったく
示さない、断面の組成が勾配を示す光学部材を製造する
ためのガラスロッドを製造できる方法および、装置を提
供することにある。
下の記載により明確となる他の目的は、周囲温度よりも
高い所定の温度で流動状態にある材料を用いて、断面の
組成が勾配を示す材料からなるロッドを製造する方法に
より達成される。この方法は、a)この材料を構成する
2種類の異なる組成物を流動状態に調製し、b)一方の
組成物によりロッドの芯を、別の組成物によりこの芯を
囲む外装と同時に、好ましくは同心に、連続的に注型
し、c)この注型物を、凝固させてロッドを形成する温
度にするといった点で注目すべきである。
面の組成が必要とする勾配を示すガラスのような材料か
らロッドを連続的に製造する。この方法が連続的である
ために、生産性が高くなり、製造コストが安くなる。
程b)とc)の間で、ロッドの最終断面を規定するよう
に造型した円筒状モールド内に通すことにより注型断面
を膨脹させる。ロッドの断面をこのように広げることに
より、上述した技術を用いて、より大きな直径の光学部
材、特に、例えば、屈折率が勾配を示す、150 mmに達
する直径を有する光学レンズを製造できるブランクがそ
のロッドから得られる。この方法は、例えば、10mmか
ら150 mmまでの広範囲から選択される直径を有する部
材の製造に非常に簡単に適用できる。
が勾配しているガラスロッドの製造に関して、2種類の
ガラス組成物から、加熱により一方を他方に拡散できる
ロッドが製造される。これらの2種類の組成は、ロッド
が所定の分布の断面屈折率を示すように異なっている。
提供する。この装置は、a)少なくとも2つのリザーバ
であって、各々が、流動状態にある、材料を構成する2
種類の異なる組成物のうちのそれぞれ1種類を受容する
のに適し、2つのそれぞれのオリフィスを通してこれら
のリザーバから重力によりこれら2種類の組成物を流出
し、一方が他方を囲んでいるリザーバ、b)これらの流
動物を集めるようにそれらの下流にある、これらのオリ
フィスに同軸に配置された1つの管、およびc)リザー
バ内および管内の通路に沿って材料の温度を選択的に調
節する加熱および調節手段からなる。好ましくは、この
装置はさらに、管の出口に、流動状態にある材料が層流
となって蓄積するモールドを含む。このモールドは円筒
状で、管と同軸にあり、管の断面よりも大きい断面を有
する。
下記に示すように、図面と共に読めば以下の記載から明
白となる。
配が、例えば、ガラス中の局所的濃度により、ガラス材
料の物理的特性の値を著しく変性できる化学的要素が高
温で相互拡散することによって得られる。この相互拡散
は、垂直管中に同心に流れる2種類のガラスの間の少な
くとも1つの界面で生じる。ガラスの種類の選択は、特
性における所望の差および必要な分布の種類の関数であ
る。相互拡散がない限定例においては、不連続な組成分
布が得られる(千鳥状)。
のガラスが含まれるが、当業者には明らかであるよう
に、本発明の方法を3または4種類のガラスまで拡張し
てもよい。
スまたは眼鏡用ガラスの製造に使用する典型的な種類の
炉(図示せず)内で別々に溶融する。
断面の組成が勾配を示す材料からなるロッドを製造する
方法があり、この材料は周囲温度よりも高い所定の温度
で流動状態にある。この方法には、a)この材料を構成
する少なくとも2種類の組成物を流動状態に調製し、
b)ロッドの芯を形成する第1の組成物および該芯の周
りの外装を形成する第2の組成物を同時に同心に注型
し、c)この注型物が凝固してロッドを形成する温度ま
で該注型物を加熱する各工程がある。
装置は、それぞれ、連結、拡散および状態調節の3つの
区域1,2,3に分けられていてもよい。連結区域1の
機能は、両方の種類のガラスをガラスロッドの芯と外皮
の間に分布させることにある。連結区域1は、一方が他
方内に囲まれた耐火性金属の少なくとも2つのリザーバ
4および5からなる。内側リザーバ4の位置は、外側リ
ザーバ5に関して偏芯を修正できるように調節できる。
リザーバ4および5の各々には、それぞれ一方の溶融炉
から出てくるガラスが供給される。外側リザーバ5の下
端は、垂直注型管6中に外皮ガラスを直接排出する。内
側リザーバ4の下端は、注型管6中に数センチメートル
延び芯ガラスを排出する管7からなる。連結区域内の温
度は、均一であり、拡散区域の温度以上でなければなら
ない。流動ガラスが接触する場所の温度を制御するこ
と、すなわち、拡散区域の調節を独立させることが重要
である。環状の加熱手段8をこの下端に設けて、これら
の手段を調節電子回路9により制御する。
管6の一部である。相互拡散の深さは、両方の種類のガ
ラスがこの管のこの部分にいる平均時間の平方根に比例
する。温度はこの区域全体に亘り一定に維持する。製品
の種類および所望の流速に依存して、この区域の長さは
一般的に1mから4mまでの範囲にある。
節する役割と、流速を制御して管の周りの温度分布を調
節する役割の2つの役割を果たす。この区域の長さは、
0.5mから3mまでの範囲で変更してもよい。電子回路
9により制御される加熱手段10,11により、区域2およ
び3内の温度を調節することができる。
は、これら3つの区域を区別する理由はない。
ガラスを安定に注型するようなものである。安定性は本
質的に、両方の流体の間の密度と粘度の差に依存する。
注型は、下記の安定性基準を満たすべきであることが実
験的に分かっている。
は、条件(1) が常に満たされ、充填剤の損失による制限
を除いて、管の直径には制限はない。
応し、2種類のガラスの間の初期の界面の近傍に変曲点
がある。1400°での試作により、この種の分布が確かに
得られることを確認できた。分布形状を変更できる2つ
のパラメータは、拡散時間(管内にいる時間)および界
面の位置である。分布は、下記の2つの無次元係数α
(界面の相対位置)およびt*(標準化された拡散時
間)により完全に特徴付けられる。
例として図2に示す。ここで、各々の分布は、それぞれ
N1 およびN2 を管6内に形成されたロッドの芯および
外皮の初期屈折率である場合の、最大屈折率の差(N1
−N2 )の百分率としてΔN屈折率差を与えている。こ
の差は、減少した半径r/Rの関数として表される。こ
こで、rは外皮の軸に関するロッドの一点からの距離で
ある。標準化された拡散時間t*が増加する場合、この
拡散により影響を受けるロッドの区域の「幅」が、ロッ
ドの軸区域および周囲区域の両方に影響を与えるまで増
加する。
り、予期するよりも分布のさらにより精密な制御が行な
える。
を示している。勾配の相対的な度合いは、ΔG=100 Δ
r/Rとして規定される。Δr<Rの場合には、Δr
は、2種類のガラスの間の初期特性差の99%に相当する
勾配の程度を示す。Δr=Rが正確に99%の屈折率差と
して得られる時間よりも長い時間に関して得られた全て
の分布を、ΔG=100 %として示す。
寸法を有する程度まで、界面の位置がこれらの種類のガ
ラス各々のそれぞれの流速のみに依存することが分かっ
た。所定の流速比率が、界面の1つの位置に対応する。
図2に実施例において、この界面は半径の長さに沿って
中間に位置している。実際、この界面は、管の長さに沿
ってどこに位置していてもよい、すなわち、αは0から
1までの間のどの値をとっても差支えない。流速の比率
を調節するために、それぞれリザーバ4,5内の溶融ガ
ラスを方向付ける調節手段12,13が通路にあってもよい
(図1参照)。
終断面を規定するように造型された円筒状モールド中
に、管6を出る未硬化状態のガラス注型物を通すことに
より、大きな直径を有するガラスロッドを形成する。例
えば、直径の大きいレンズを、このロッドから切断した
ブランクより形成することができる。
れた組成分布(2種類のガラスの拡散分布または同時注
型)をそのままロッドに移すことができる。このロッド
の直径はモールドにより決められる。
率は広い範囲内(1から100 、好ましくは1.4 から36)
にある。この利点を以下に挙げる。
ドを形成する。このことにより、この管を構成するのに
必要な貴金属の重量が減少する。
径の通路に流すとき、したがって、粘度が大きいときに
見られるこの種のガラスの失透および結晶化の問題が避
けられる。
大きくし、拡散されたか否かにかかわらず、2つの異な
る種類のガラスの安定な注型を行なう。制限を意図しな
い実施例により、80mm−100 mmのロッドが得られ
る。この方法のさらなる利点は、非常に精密な寸法を有
し、表面状態の良好な(「冷えきず(chill wrinkle
)」として知られる、「波」型表面欠陥のない状態)
ロッドを得ることができる。
モールドを製造する第1の方法を示している。管6の底
から排出される複合ガラス(拡散されたか否かにかかわ
らず)が、管6の下方にこの管の軸に配置された垂直円
筒状モールド14中に流れ込む。このガラスの初期界面が
点線で示されている。ガラスが、管の直径に近い直径か
ら、モールドの直径に近い値まで徐々に増加して通過す
る転移区域がある。この流動は層状に行なわれ、再循環
区域がない。このことにより、ガラス組成の分布をその
まま移すことができる。ガラスはモールド内に連続的に
流動する。このモールドには、温度を調節する手段が備
えられており、この手段により、ガラスが冷える速度を
調節することができる。モールドの長さは、ガラスがモ
ールドを出るときに、ガラスが、変形したり表面がきず
ついたりせずに、ガラス自体の重量を支持し、適切に型
彫りされた1組以上のローラ151 ,152 に掴まれるのに
十分に大きい粘度に達するように選択する。これらのロ
ーラの役目は、モールド内に含まれたガラスの重量を支
持し、安定速度で、非常に一定の高さで、ガラスを広げ
る区域を維持するために速度を調節することにある。
モールドは、図5に示す底17のような移動可能な底(図
示せず)からなっていてもよい。このモールドをさらに
詳細に検討する。この底により注型物が広がる。底はモ
ールド内で下がり、ローラ151 ,152 の間を通過した後
に取り出される。
望の寸法に切断する前に、ガラスをさらに冷却し、芯と
外皮の温度を均一にするために、調節手段(冷却および
/または加熱)からなる熱状態調節区域を設けることも
有利かもしれない。この状態調節区域は1組以上のロー
ラからなっていてもよい。
16には、例えば、ねじジャッキを駆動するギヤモータに
より作動される移動可能な底17が設けられている。この
モールドでは、移動可能な底17が最初に管6内の高い位
置にあり、この底が連続的に下方に移動される。モール
ド16が満たされると、モールド16を管6の下から取り出
し、十分な冷却時間後に、移動可能な底17を元の高い位
置に戻して、ガラスをモールド16から取り出す。モール
ドの位置決めおよび取出しを行なうときに、剪断装置を
用いて、管から流れ落ちるガラスファイバを遮断しても
よい。
能な底17が下降する速度は、上述した実施の形態におけ
るように、管内に放射状の組成勾配が形成されるのを妨
げそうなガラスの乱流がモールド中で生じるのを防ぎ、
管6の流速の関数である。
したいくつかのモールドを用いて、充填位置と排出位置
とを回転により動かしてもよい。
れている。広げる区域のガラスの冷却を制限するため
に、モールドの高い区域には高温が望まれる。このこと
は、モールドの直径の管の直径に対する比率が増加する
につれ、より必要となる。ガラスを冷却するためにモー
ルドの下側部分は温度がより低いことが求められる。
ル、ブロンズまたはグラファイトのような金属材料とい
った典型的な材料から作成してもよい。グラファイトが
好ましい。モールドの高い区域においては、温度を制限
して、モールドとガラスの間に粘着現象が生じるのを防
ぐ(ソーダ石灰ガラスに関しては約550 ℃の温度)。モ
ールドの底の部分においては、この温度は400 ℃−450
℃まで下がってもよい。
スとモールドとの接触およびモールドの温度に必要とさ
れる制限により、広げる区域のガラスが著しく冷却され
てしまい、このことにより、「冷えきず」として知られ
る欠陥を生じる傾向にあることである。しかしながら、
これらの冷却きずは必ずしもガラスの塊内に広がるわけ
ではなく、ガラスの全幅を用いない場合には、満足な製
品が得られるかもしれない。
はない場合には、ガラスの滑りが完全には規則的ではな
いかもしれないことである。このことは、ある場合に
は、ガラス組成の分布の転移を妨げるかもしれない。
は、図6に示すような、多孔性材料(例えば、グラファ
イト、多孔性ブロンズまたはステンレス、もしくはセラ
ミック)から作成した壁19からなるモールド18を提供す
る。圧力下で壁19を通してモールドの内側に向かって気
体を射出する。この気体は、空気、または、酸化を制限
すべき場合には、天然ガスもしくは還元混合物であって
もよい(通常、8mm厚のグラファイト壁の圧力は、約
1−6バールである)。図4の実施の形態のように、ガ
ラスロッドのモールドを通る下降速度がローラ201 ,20
2 により制限される。
の内側とガラスロッドとの間に形成される。このことに
は以下の利点がある。(a) 粘着する危険性に制限されず
に、モールドの上側区域の温度を自由に選択できる。こ
のように、広がる比率が大きくなるかもしれず、冷却き
ずを減少させることができ、(b) ガラスとモールドとが
接触しないので、抵抗がなく、したがって、規則的な下
降が可能になり、分布転移品質が優れたものとなる。
は水による冷却、もしくは電気的加熱またはバーナーに
よる熱制御手段を備えてもよい。
率(例えば、10mmの直径を有する管、5,000 Pで送ら
れる10kg/時間の流速および100 mmの直径のモール
ド)の場合には、広がる区域内の管の下の熱損失を減少
させるように設計した装置21を加えることが慎重である
かもしれない。このような装置により、電気的加熱また
はバーナーによる加熱を行なう。この装置を機械的にモ
ールドに連結してもよい。
性の勾配が望まれる場合。分布が制御されており、この
場合、管内に滞留する時間が比較的長く(したがって、
流速が遅い)、相互拡散温度が高い。
する、すなわち、管内のガラスの滞留時間および相互拡
散温度に強制がない場合。それでも、「説明のつかな
い」相互拡散分布が残っている。
意に設定されるかもしれず、この値より上では、拡散分
布を制御する価値がないと考えられている。
示すように選択してもよい。
実施例を示している。
間。実験に基づいて発見した安定性基準(2) および装填
損失を考慮に入れることにより、サイジングを行なっ
た。拡散係数は約10-10 m2 /秒であり、密度差は0.7
であり、平均密度は3である。
域3の長さに対応することに注意すべきである。
限定されるものではない。これら実施の形態は例示のた
めのみに示したものである。したがって、上述した実施
例はガラスに屈折率の勾配を形成することを説明するも
のであるが、光学密度の勾配(例えば、着色ガラス、あ
るいはフォトクロミックガラスが得られる)または例え
ばイオン伝導性の勾配を設けるために同様に本発明を実
施してもよい。
ス以外の材料またはガラスセラミックに組成勾配を設け
てもよい。
の制御をより微調整するために、3つ以上の同心リザー
バから構成されていてもよい。
のような断面を有するガラスロッドを製造するために角
が鋭くない、円形以外、例えば、正方形または矩形であ
ってもよい。さらに、完全に軸対称の勾配を得るために
は垂直が好ましいかもしれないが、モールドは垂直以外
の向きをしていてもよい。
する、本発明により製造したガラスロッドに得られる屈
折率分布を示すグラフ
を示す図
ールドを示す概略図
ールドを示す概略図
ールドを示す概略図
Claims (12)
- 【請求項1】 断面の組成が勾配を示す材料からなるロ
ッドを製造する方法であって、該材料が周囲温度よりも
高い所定の温度で流動状態にあり、該方法が、 a) 前記材料を構成する少なくとも2種類の組成物を
流動状態で用意し、 b) ロッドの芯を形成する第1の組成物と、該芯の周
りに外皮を形成する第2の組成物とを同時に同心状に注
型し、 c) この注型物が凝固して前記ロッドを形成する温度
まで該注型物を加熱する、 各工程からなることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 所定の断面組成の勾配分布が、前記芯お
よび前記外皮の間の界面位置を選択し、この界面での前
記組成物の流速および温度を調節することにより設定さ
れることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記界面の位置が、前記組成物の流速の
比率を調整することにより調節されることを特徴とする
請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 工程b)および工程c)の間で、前記ロ
ッドの最終断面を規定するように造型された円筒状モー
ルドに前記注型物を通すことにより該注型物の断面を成
長させ、必要に応じて、注型物の断面を1から100 まで
の比率か、または1.4 から36までの比率に増大させるこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記モールドが多孔質壁であり、該多孔
質壁を気体の流れが通って該モールドに進入することを
特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記ロッドが、加熱下で互いの中に拡散
できる2種類のガラス組成物から造型され、これら2種
類のガラス組成物が、前記ロッドが所定の分布の断面屈
折率を示すように異なっていることを特徴とする請求項
1記載の方法。 - 【請求項7】 断面の組成が勾配を示す材料からなるロ
ッドを製造する装置であって、 a) 少なくとも2つのリザーバであって、各々のリザ
ーバが、1つのオリフィスが別のオリフィスに囲まれる
ようにオリフィスを有し、各々のリザーバが、前記材料
を構成する少なくとも2種類の異なる組成物のうちのそ
れぞれ一方を流動状態で受容するのに適しており、該組
成物がそれぞれのオリフィスを通って前記リザーバから
重力により流動するリザーバ、 b) 前記オリフィスを通って流れる前記材料を集める
ように前記オリフィスの下流に同軸に配置された管、お
よび c) 前記リザーバ内および前記管内の通路に沿って前
記材料の温度を選択的に調節する加熱調節手段 からなり、必要に応じて、前記管内の前記組成物の流動
を調節する手段と、前記管の出口に、前記材料が層流と
なった後に流動状態で蓄積するモールドとを備え、該モ
ールドが円筒状であり前記管に対して同軸にあり、該モ
ールドの断面が前記管の断面よりも大きいことを特徴と
する装置。 - 【請求項8】 前記モールドと前記管の断面が1から10
0 までの比率か、または1.4 から36までの比率にあるこ
とを特徴とする請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 前記モールドに、移動する底および該モ
ールドの上部と底部との間に該底を配置する手段があ
り、前記モールドに前記管から流出した前記材料が満た
されるにつれ、前記底が下降し、必要に応じて、前記モ
ールドの底が開き、案内ローラが、前記材料が前記装置
から排出されるときの該材料の進む速度を調節するため
に、該装置の底より下流に配置されていることを特徴と
する請求項7記載の装置。 - 【請求項10】 前記装置が、タレット上に固定された
いくつかの個々のモード、および前記管に前記材料が満
たされるまで前記管の端部の下に連続して各々モールド
を配置する手段が備えられていることを特徴とする請求
項9記載の装置。 - 【請求項11】 前記モールドの壁が多孔質であり、前
記モールドの内側の壁とその中の前記材料との間に気体
のクッションを設けるために該モールドの内部に向かっ
て前記壁を通して気体を吹き付ける手段が設けられてい
ることを特徴とする請求項7記載の装置。 - 【請求項12】 所定の分布の断面屈折率勾配を有する
か、または断面光密度勾配を有するガラスロッドの製造
への請求項7から11いずれか1項記載の装置の使用。
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