JPH09110352A - 動く歩道の組立工法 - Google Patents
動く歩道の組立工法Info
- Publication number
- JPH09110352A JPH09110352A JP26528995A JP26528995A JPH09110352A JP H09110352 A JPH09110352 A JP H09110352A JP 26528995 A JP26528995 A JP 26528995A JP 26528995 A JP26528995 A JP 26528995A JP H09110352 A JPH09110352 A JP H09110352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- stepboard
- sidewalk
- unit
- walkway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動く歩道の建設現地での据付期間の短縮化を
可能とした。 【解決手段】 動く歩道20を予めシエル4内に組み込
んで所定長さの歩道ユニット19に形成し、該歩道ユニ
ット19を順次建設現地へ搬入して互いに連結して据え
付けることを特徴とする。
可能とした。 【解決手段】 動く歩道20を予めシエル4内に組み込
んで所定長さの歩道ユニット19に形成し、該歩道ユニ
ット19を順次建設現地へ搬入して互いに連結して据え
付けることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動く歩道の組立工法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来型の動く歩道は、例えば図5及び図
6に示すように複数組の踏み板1を互いに並列させてお
き、エンドレスチェン2等の駆動手段を介して連続的に
走行(移動)するように構成したもので、種々の動く歩
道が実用化されている。歩行者3は前記踏み板1の上
面、つまり踏面に乗った状態で移動するもので、一般的
なものとしては駅やデパート等へ昇降手段として設備す
るエスカレータや水平面上で移動させる動く歩道等があ
る。
6に示すように複数組の踏み板1を互いに並列させてお
き、エンドレスチェン2等の駆動手段を介して連続的に
走行(移動)するように構成したもので、種々の動く歩
道が実用化されている。歩行者3は前記踏み板1の上
面、つまり踏面に乗った状態で移動するもので、一般的
なものとしては駅やデパート等へ昇降手段として設備す
るエスカレータや水平面上で移動させる動く歩道等があ
る。
【0003】更にこれよりも長距離、高速向の動く歩道
では、屋外に地上交通の邪魔にならぬように高架式に敷
設されるが、この高架式の敷設は、図5及び図6に示す
ように先ず地上へ所定間隔をもって橋脚22を立設し、
完全に固形化した後、一般的な橋を掛ける方法と同様に
橋脚22間へ連続した橋梁23を架設し、次に該橋梁2
3上へそれぞれ支柱24を立設して、該支柱24間にフ
レーム25を架設する。
では、屋外に地上交通の邪魔にならぬように高架式に敷
設されるが、この高架式の敷設は、図5及び図6に示す
ように先ず地上へ所定間隔をもって橋脚22を立設し、
完全に固形化した後、一般的な橋を掛ける方法と同様に
橋脚22間へ連続した橋梁23を架設し、次に該橋梁2
3上へそれぞれ支柱24を立設して、該支柱24間にフ
レーム25を架設する。
【0004】その後回転するエンドレスチェン2を設備
し、該チェン2のアタッチメントへ歩行者3が乗る踏み
板1を組み込み、かつ側壁26、及び屋根27を設け
る。図5に例示のものは2組の動く歩道を具備させたも
ので、一側を往動側に、他側を復動側に設定している
が、設置場所のレイアウトによっては同方向へ走行する
一経路の歩道としてもよい。
し、該チェン2のアタッチメントへ歩行者3が乗る踏み
板1を組み込み、かつ側壁26、及び屋根27を設け
る。図5に例示のものは2組の動く歩道を具備させたも
ので、一側を往動側に、他側を復動側に設定している
が、設置場所のレイアウトによっては同方向へ走行する
一経路の歩道としてもよい。
【0005】図中6a、6bは踏み板両側に位置し、踏
み板と同期走行するように構成した手摺である。
み板と同期走行するように構成した手摺である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く従来型の
動く歩道は橋脚22、橋梁23を設置した後歩道の構成
要素等の部品を現地へ持ち込み、下方より順次組み込ん
で行く方法であるため橋梁23等各部の剛性をより強固
に設備しておく必要から大型化が避けられず、又並行し
た作業が不可能で設置工事に多大の時間を必要とするも
のであったため建設費の高騰は避けられない問題点があ
った。
動く歩道は橋脚22、橋梁23を設置した後歩道の構成
要素等の部品を現地へ持ち込み、下方より順次組み込ん
で行く方法であるため橋梁23等各部の剛性をより強固
に設備しておく必要から大型化が避けられず、又並行し
た作業が不可能で設置工事に多大の時間を必要とするも
のであったため建設費の高騰は避けられない問題点があ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであって、動く歩道を予めシ
エル内に組み込んで所定長さの歩道ユニットに形成し、
該歩道ユニットを順次建設現地へ搬入して互いに連結し
て据え付けることを特徴とする。
するために提案されたものであって、動く歩道を予めシ
エル内に組み込んで所定長さの歩道ユニットに形成し、
該歩道ユニットを順次建設現地へ搬入して互いに連結し
て据え付けることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1及び
図2に基づいて説明すると20は動く歩道を示し、該動
く歩道20は互いに並列させた複数個の踏み板1をエン
ドレスチェン2のアタッチメント等を介して連続的に走
行移動させる事によって該踏み板1の踏面上へ載せた歩
行者3を移送するように構成され、形式としては前記従
来技術の項に於いて説明した如く種々多様なものがある
が図1に例示のものは円筒状のシエル4内において同一
方向、あるいは互いに対面走行する2組の動く歩道20
を設備したものでシエル4内の水平方向へ掛け渡した主
梁5の上下に上部踏み板1aと下部踏み板1bとを配置
し、エンドレスチェン2を介して上部踏み板1aに対し
下部踏み板1bを反対方向へ移動させ連続的に循環でき
るよう構成している。上部踏み板1aの両側には踏み板
1と同速度で移動する外側手摺6aと内側手摺6bが設
備され内側手摺6b、6bの中間部床面には緊急時の避
難道路7が形成されている。又シエル4内の下部には横
梁8を設け、該横梁8に支柱9を介して支持されるフレ
ーム10には、その上面に設けたガイドローラ11を介
して復動して来る下部踏み板1bを支承案内させた。更
に前記主梁5と横梁8とは動く歩道の構成部材の重量の
曲げ作業力に耐え得るように長手方向に連続して設けら
れた複数本のI型鋼12、13間に架設すると共に主梁
5は下端に設けた長手方向の1対の梁14a、14bに
立設した1対のビーム16a、16bへ取り付けられて
いる。図中17はシエル4の外筒カバー、18はシエル
4の屋根を示し、かくてシエル4は、歩道ユニット19
を形成し、該歩道ユニット19は図2に示すように予め
設置しておいた橋脚22上に搬入して互いに連結して据
え付けられる。
図2に基づいて説明すると20は動く歩道を示し、該動
く歩道20は互いに並列させた複数個の踏み板1をエン
ドレスチェン2のアタッチメント等を介して連続的に走
行移動させる事によって該踏み板1の踏面上へ載せた歩
行者3を移送するように構成され、形式としては前記従
来技術の項に於いて説明した如く種々多様なものがある
が図1に例示のものは円筒状のシエル4内において同一
方向、あるいは互いに対面走行する2組の動く歩道20
を設備したものでシエル4内の水平方向へ掛け渡した主
梁5の上下に上部踏み板1aと下部踏み板1bとを配置
し、エンドレスチェン2を介して上部踏み板1aに対し
下部踏み板1bを反対方向へ移動させ連続的に循環でき
るよう構成している。上部踏み板1aの両側には踏み板
1と同速度で移動する外側手摺6aと内側手摺6bが設
備され内側手摺6b、6bの中間部床面には緊急時の避
難道路7が形成されている。又シエル4内の下部には横
梁8を設け、該横梁8に支柱9を介して支持されるフレ
ーム10には、その上面に設けたガイドローラ11を介
して復動して来る下部踏み板1bを支承案内させた。更
に前記主梁5と横梁8とは動く歩道の構成部材の重量の
曲げ作業力に耐え得るように長手方向に連続して設けら
れた複数本のI型鋼12、13間に架設すると共に主梁
5は下端に設けた長手方向の1対の梁14a、14bに
立設した1対のビーム16a、16bへ取り付けられて
いる。図中17はシエル4の外筒カバー、18はシエル
4の屋根を示し、かくてシエル4は、歩道ユニット19
を形成し、該歩道ユニット19は図2に示すように予め
設置しておいた橋脚22上に搬入して互いに連結して据
え付けられる。
【0009】図3は本発明の他の実施例を示すもので図
3に例示のものはシエル4を左右1対の側部フレーム4
aと、該側部フレーム4a上に設置される左右1対の側
壁4bと、該側壁4b上に架設される屋根4cとからな
る略角筒状に形成、シエル内の主梁5と横梁8とは側部
フレーム4aに固定し、両梁5、8間に支柱21を連結
し、その他の構成は図1に示すものと同一構成を有して
おり、かく構成された歩道ユニット19は図4に示すよ
うに予め設置しておいた橋脚21上に搬入して互いに連
結して据付けられる。
3に例示のものはシエル4を左右1対の側部フレーム4
aと、該側部フレーム4a上に設置される左右1対の側
壁4bと、該側壁4b上に架設される屋根4cとからな
る略角筒状に形成、シエル内の主梁5と横梁8とは側部
フレーム4aに固定し、両梁5、8間に支柱21を連結
し、その他の構成は図1に示すものと同一構成を有して
おり、かく構成された歩道ユニット19は図4に示すよ
うに予め設置しておいた橋脚21上に搬入して互いに連
結して据付けられる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるときは
予め動く歩道をシエル内に組み込んで所定長さの歩道ユ
ニットに形成し、該歩道ユニットを順次建設現場へ搬入
して互いに連結して据付けるものであるから歩道ユニッ
トは建設現場を離れた工場等によって組み立てられるた
めその組立作業及びその組立調整が容易になると共にそ
の剛性を高めて全体を小型軽量化でき、又建設現場では
歩道ユニットの搬入及びその連結だけで据付けられるた
め建設現場での納期の短縮が図られて大幅な建設コスト
の低減が可能となる等の効果を有する。
予め動く歩道をシエル内に組み込んで所定長さの歩道ユ
ニットに形成し、該歩道ユニットを順次建設現場へ搬入
して互いに連結して据付けるものであるから歩道ユニッ
トは建設現場を離れた工場等によって組み立てられるた
めその組立作業及びその組立調整が容易になると共にそ
の剛性を高めて全体を小型軽量化でき、又建設現場では
歩道ユニットの搬入及びその連結だけで据付けられるた
め建設現場での納期の短縮が図られて大幅な建設コスト
の低減が可能となる等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すもので図2のA−A線
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の組立工法説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので図4のB−B
線断面図である。
線断面図である。
【図4】図3の組立工法説明図である。
【図5】従来例を示すもので図6のC−C線断面図であ
る。
る。
【図6】図5の組立工法説明図である。
4 シエル 19 歩道ユニット 20 動く歩道
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 賢介 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 動く歩道を予めシエル内に組み込んで所
定長さの歩道ユニットに形成し、該歩道ユニットを順次
建設現地へ搬入して互いに連結して据え付けることを特
徴とする動く歩道の組立工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26528995A JPH09110352A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 動く歩道の組立工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26528995A JPH09110352A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 動く歩道の組立工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09110352A true JPH09110352A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17415148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26528995A Withdrawn JPH09110352A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 動く歩道の組立工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09110352A (ja) |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26528995A patent/JPH09110352A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040625 |