JPH09110185A - 画像形成装置の給紙部制御装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙部制御装置

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JPH09110185A
JPH09110185A JP7265465A JP26546595A JPH09110185A JP H09110185 A JPH09110185 A JP H09110185A JP 7265465 A JP7265465 A JP 7265465A JP 26546595 A JP26546595 A JP 26546595A JP H09110185 A JPH09110185 A JP H09110185A
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JP
Japan
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lift
paper feed
paper
unit
storage unit
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Withdrawn
Application number
JP7265465A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takahashi
弘一 高橋
Izuru Horiuchi
出 堀内
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH09110185A publication Critical patent/JPH09110185A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の給紙カセットのリフトアップ動作を安
価な構成で行い、かつ適切なタイミングで行い、次の給
紙を迅速に開始できるようにする。 【解決手段】 複数の給紙カセット段を複数のグループ
に分け、スタンバイ時にカセットの装着があると、その
グループのクラッチ108を接続し、リフトアップ動作
を行う。リフトアップ動作中は禁止フラグのセットによ
り他のグループのカセットのリフトアップを禁止する。
また、プリント動作中、給紙カセットが挿着され、その
給紙カセットを使用する給紙要求があると、現在給紙中
のカセットが同じグループであればリフトアップ動作を
行い、別のグループであれば、リフトアップ用モータ1
05が解放された時点でリフトアップ動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置の給紙
カセットの底板の上昇制御に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、複写機には着脱自在な給紙カセ
ットが使用されている。
【0003】図(1),(2)は、給紙カセット180
1の断面図を示し、リフトアップ用トレイ1803は、
一端を給紙カセット1801の中央に固定されていて、
リフター1802が図示せぬ駆動手段により駆動される
と、トレイ1803のリフター1802側がリフトアッ
プされる。図(1),(2)は、それぞれ給紙カセット
のリフトアップ前、リフトアップ後の状態を示す。
【0004】センサー1804は、カセット1801内
における転写紙の有無を検知する。ローラー1805
は、最上部に積載された転写紙を1枚ピックアップして
ローラー対1806に給送する。
【0005】給紙カセットにおけるリフトアップ制御は
給紙カセットが複写機に挿着されたことが検出されると
実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
給紙カセットの装着部毎にリフトアップ用のモータ等が
必要であったため、給紙段が多くなると、コストが増大
するという問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
少ないコストで複数の給紙段を有することができ、更に
その場合のリフトアップ制御を効率良く行える画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、シートを積載収納する収納ユニットが装着
される複数の給紙部と、上記収納ユニットが装着された
状態で、収納されているシートをリフトアップするため
の給紙部毎に設けられた複数のリフトアップ手段と、上
記複数のリフトアップ手段を駆動する共通の駆動手段
と、像形成動作が行われていないときに、収納ユニット
が上記給紙部に新たに装着されると、新たに収納ユニッ
トが挿着された給紙部と同じグループに属する他の給紙
部のリフトアップ手段が駆動中であれば、上記新たに収
納ユニットが装着された給紙部のリフトアップ手段を直
ちに駆動させ、一方、上記グループとは異なる他のグル
ープのリフトアップ手段が駆動中であれば、そのリフト
アップ手段の駆動終了後、上記新たに収納ユニットが装
着された給紙部のリフトアップ手段を駆動させる制御手
段と、を有するものである。
【0009】また、本発明はシートを積載収納する収納
ユニットが装着される複数の給紙部と、上記収納ユニッ
トが装着された状態で、収納されているシートをリフト
アップするための、給紙部毎に設けられた複数のリフト
アップ手段と、上記複数のリフトアップ手段を駆動する
共通の駆動手段と、像形成動作中に収納ユニットが上記
給紙部に新たに装着されると、その給紙部に対する給紙
要求がなければその給紙部のリフトアップ手段を駆動さ
せ、その給紙部に対する給紙要求があれば、その給紙部
のリフトアップ手段を駆動させる制御手段と、を有する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したデジタ
ル複写機の構成を示し、以下、図に従い説明する。
【0011】露光ランプ201は蛍光灯,ハロゲンラン
プ等からなり、その長手方向に対して垂直方向に移動し
ながら、原稿載置ガラス(原稿台)200上の原稿を照
射する。露光ランプ201の照射による原稿からの散乱
光は、第1、第2、第3のミラー202、204、20
5に反射され、レンズ207に到達する。この時、露光
ランプ201と第1のミラー202で構成される第1の
可動体203の移動に対して、第2のミラー204と第
3のミラー205で構成される第2の可動体206は、
1/2のスピードで移動し、照射した原稿面から、レン
ズ207までの距離は常に一定に保たれる。原稿上の像
は、ミラー202、204、205及びレンズ207を
介して、数千個の受光素子がライン配列されたCCDラ
インセンサー208の受光部上に結像し、CCDライン
センサー208により逐次、ライン単位で光電変換され
る。光電変換された信号は、図示せぬ信号処理部で処理
され、PWM変調されて出力される。
【0012】露光制御部210は、信号処理部の出力で
あるPWM変調した画像信号に基づいて半導体レーザを
駆動し、光ビームを定速回転している感光体240の表
面に照射する。この時、ドラム状の感光体240の軸方
向と平行にポリゴンミラーを用いて光ビームを偏向走査
する。また、露光制御部210は、冷却ファン209に
より冷却される。
【0013】なお、感光体240は、光ビームを照射す
る前に、図示せぬ前露光ランプによりドラム上の残量電
荷が除電され、1次帯電器228でその表面が均一に帯
電させている。従って、感光体240は回転しながら光
ビームを受けることにより、ドラム表面に静電潜像が形
成される。そして、現像器211により、ドラム表面の
静電潜像を所定色の現像材(トナー)で可視化する。
【0014】一方、223、224は転写紙積載部で、
定形サイズの転写紙が積載収納される。
【0015】リフトアップ225、226は、転写紙積
載部223,224に収納されている転写紙を給送ロー
ラー対229、232の位置まで持ち上げる動作をす
る。給送ローラー対229、232は、図示せぬ同一の
モーターにより駆動され、ローラー回転方向の切り替え
により、転写紙積載部223または224の一方から転
写紙を選択的に給紙する。また、給送ローラー対229
及び232の夫々の対のローラは、給紙と逆回転方向に
トルクがかけられており、これにより記録媒体の重送を
防止している。
【0016】給送ローラー230、233、234、2
35は、転写紙積載部223、224からの転写紙を、
レジストローラー238まで給送する。本実施例では、
第3、第4の転写紙積載部をさらに下方に連結して、拡
張することが可能であり、231は、下方に連結された
転写紙積載部から転写紙を給送ローラへ導びく給紙動作
をする給送ローラー対である。また、操作部上で手差し
給紙モードを選択した場合、手差しトレー237を開い
て転写紙を手差し給紙すれば、給送ローラー236がレ
ジストローラー238までその手差しされた転写紙を給
送する。
【0017】レジストローラー238は、感光体240
に形成された画像先端と、転写紙の先端のタイミングを
合わせて転写位置に転写紙を給紙する。239は転写帯
電器で、感光体240上の現像されたトナー像を給送さ
れた転写紙に転写する。転写後、感光体240は、クリ
ーナー227により、残ったトナーを除去される。転写
の終了した転写紙は、感光体240の曲率が大きいた
め、感光体240から分離しやすいが、さらに、除電針
244に電圧をかけることで、感光体240と転写紙の
間の吸着力を弱め、分離を行いやすくしている。
【0018】分離された転写紙は、搬送ベルト241で
定着部212、213に送られ、トナーが定着される。
212は、セラミック・ヒーター、及びフィルム、2つ
のローラーで構成され、セラミック・ヒーターの熱は、
薄いフィルムを介して効率よく伝達される。冷却ローラ
ー214は、定着部ローラー213を放熱する。給送ロ
ーラー215は、大ローラー1つと小ローラー2つで構
成され、定着部からの転写紙を給送すると共に、転写紙
の巻き癖を補正する。
【0019】方向フラッパー222は、転写紙の搬送方
向を、動作モードに応じて切り替える。転写紙の片面へ
1度の転写を施すモード(片面記録時)においては、給
送ローラー215から排紙口へ向かう経路が選択され
る。216は排紙ローラ対で、画像形成の終了した転写
紙を排紙トレー242に積載排紙する。
【0020】なお、両面記録時は、片面の現像を終えて
排紙ローラー対216による排紙動作中、転写紙の後端
を残した状態で、排紙ローラー対216を逆回転させ
る。また、同時に方向フラッパー222の向きを切り替
えて、方向フラッパー222の下方を通過させ、排紙口
から給送ローラー217へ転写紙を送る。給送ローラー
217は、給送ローラー215と同様の構成を有し、転
写紙の巻き癖を補正し、転写紙を中間トレー243へ送
る。その後転写紙は、中間トレー243から給送ローラ
ー218、219、221、235の順で、前述の転写
位置に給紙され、転写紙の裏面へのトナー転写が行わ
れ、更に排紙トレー242に排出される。
【0021】また、多重記録時は、給送ローラー215
を通過した転写紙は、方向フラッパー222の向きの切
り替えにより、図面上、方向フラッパー222の右側を
通過し、給送ローラー217へ送られる。給送ローラー
217は、転写紙を中間トレー243へ送る。その後、
転写紙は、中間トレー243から給送ローラー218、
219、221、235の順で、前述の転写位置に給紙
され、前回の転写と同一面にトナー転写が行われ、更に
排紙トレー242に排出される。
【0022】両面記録時、または多重記録時において、
複数枚記録する場合、1枚目の転写紙は、停止した給送
ローラー218で固定された状態で、中間トレー243
に積載される。給送ローラー218は、2枚目の転写紙
が到達すると、回転を開始して、2枚の転写紙をローラ
ー間に挟む。2枚の転写紙は、停止した給送ローラー2
18で固定された状態で、中間トレー243に積載され
る。3枚目以降の転写紙も、同様にして、中間トレー2
43に積載される。この時、後から重ねられた転写紙の
先端は、給送方向に対して、後方にずらして重ねられ
る。
【0023】操作者の所望の枚数が中間トレー243に
重ねられると、中間トレー243からの給送動作が開始
する。給送ローラー218、219が、給送ローラー2
21へ転写紙を送る途中、分離レバー220が1枚目と
2枚目の転写紙の先端の間に降りて、1枚目の転写紙は
そのまま給送ローラー221へ送られ、給送ローラー2
35により給紙され、転写位置に導びかれて転写が行わ
れる。また、2枚目以降の転写紙は分離レバー220の
上に乗り上げた後、給送ローラー218、219が逆回
転して中間トレー243に戻される。同様の動作を繰り
返して、中間トレー243の全ての転写紙を給送する。
【0024】なお、紙検出センサーが、転写紙の搬送路
に配置され、紙詰まりなどのエラー検知、及び各部の動
作タイミングを計るために用いられる。第1のセンサー
250は、給送ローラー235の手前、第2のセンサー
251は、レジストローラー238の手前、第3のセン
サー252は、給送ローラー215の手前、第4のセン
サー253は、排紙ローラー対216と排紙口の間、第
5のセンサー254は、給送ローラー217の直後、第
6のセンサー255は、分離レバー220の手前に配置
されている。
【0025】図2は、デジタル複写機の操作部のキー配
列を示し、以下、図に従い説明する。
【0026】315は、主電源ランプであり、電源オン
時に点灯する。図示せぬ電源スイッチは、本体の側面に
配置され、本体への通電を制御する。301は、予熱キ
ーであり、予熱モード(スリープモード)のON/OF
Fに使用する。
【0027】304は、コピーモードキーであり、複数
の機能の中からコピーモードを選択するときに使用す
る。303は、ファックスモードキーであり、複数の機
能の中からファックスモードを選択するときに使用す
る。302は、オプションモードキーであり、プリンタ
などのオプション装置を装着しているとき、複数の機能
の中からオプションモードを選択するときに使用する。
317〜322は、状況表示ランプであり、それぞれ、
ランプ317及び318はコピー動作中、ランプ319
及び320はファクシミリ動作中、ランプ321及び3
22はオプション動作中の状態を示す。また、ランプ3
17、319、321は、正常動作の状態を示し、ラン
プ318、320、322は、エラーの状態を示す。更
に、ランプ317は、点滅ならばコピー中、点灯ならば
画像メモリを使用中である事を示す。ランプ319は、
点滅ならばファックス送受信中、点灯ならば画像メモリ
を使用中である事を示す。ランプ321は、点滅ならば
データ受信中、点灯ならばデータ送信中である事を示
す。そして、ランプ318、320、322は、各モー
ドについて、点滅ならば、紙詰まり、紙なし、トナーな
しの状態を示し、点灯ならば、故障の状態を示す。
【0028】305は、コピースタートキーであり、コ
ピーの開始を指示するときに用いるキーである。306
は、ストップキーであり、コピーを中断したり、中止し
たりするときに用いるキーである。
【0029】308は、リセットキーで、スタンバイ中
は標準モードに復帰させるキーとして動作する。309
は、ガイドキーであり、各機能を知りたいときに使用す
るキーである。311は、割り込みキーであり、コピー
中に割り込みしてコピーしたいときに用いる。312
は、テンキーであり、数値の入力を行うときに使用す
る。313は、クリアキーであり、数値をクリアすると
きに用いる。310は、ユーザーモードキーであり、ユ
ーザーがシステムの基本設定を変更するときに使用す
る。
【0030】314は、20個のワンタッチ・ダイヤル
・キーであり、ファクシミリ送信において、ワンタッチ
でダイヤルする時に使用する。316は2枚組のフタで
あり、ワンタッチ・ダイヤル・キー314の各キー部分
がくり抜かれた形状の2重のフタになっている。図示せ
ぬセンサースイッチにより、2枚のフタが閉じられた第
1の状態、1枚目のフタだけが開いた第2の状態、及び
2枚のフタが開いた第3の状態を検出する。これら3種
類のフタの開閉状態との組み合わせで、ワンタッチ・ダ
イヤル・キー314のキーの動作が決定されるので、本
実施例では、キーが20×3=60個存在するのと同等
の効果を持つ。
【0031】307は、液晶画面とタッチセンサの組合
せからなるタッチパネルであり、各モード毎に個別の設
定画面が表示され、さらに、描画されたキーに触れるこ
とで、各種の詳細な設定を行うことが可能である。
【0032】図3は給紙関連の制御ブロック図であり、
101は像形成動作を制御するCPU、102は制御プ
ログラムや制御データを格納したROM、103はCP
U101のワークエリアとして機能したり、各種データ
やフラグを記憶するRAM、104は図2に示す操作
部、105は給紙カセットのリフトアップトレイを上昇
させるリフトアップモータ、106は給紙カセット毎に
設けられた給紙ソレノイド、107は各給紙カセット内
の紙の有無を検知するセンサである。108はリフトア
ップモータ105の駆動力を各給紙カセットに伝達する
ためのクラッチであり、後述するカセットグループ毎に
設けられている。
【0033】本実施形態においては給紙カセットのリフ
トアップの機構は、従来と同様であるが、駆動方法が従
来例と異なり、複数の給紙カセットの各リフタを共通の
モーターで駆動している。本実施形態において、感光体
ドラムを回転駆動するメインモーターをリフトアップ機
構の駆動に用いている。
【0034】図4は、リフターの駆動部を示し、以下、
図に従い説明する。メインモーターより電磁クラッチ1
08を介してギア1901は駆動される。ギア1901
は、ギア1902、1903に動力を伝達し、同じグル
ープのリフトアップ動作を同時に行うことが可能であ
る。偏心カム1904、1905は、ギア1902、1
903に連結されていて、ギア1902、1903の回
転に伴い、送り爪1906、1907を上下方向に揺動
して、それぞれ、ラチェット・ギア1910、1911
を持ち上げる動作をする。この時、ロック爪1908、
1909は、ラチェット・ギア1910、1911と噛
み合い、ラチェット・ギアの逆転防止機能として働く。
【0035】図5は、複写機の本体下部に連結される給
紙カセット装置であり、のCPU101は、上段から1
段目、2段目をグループ1、3段目、4段目をグループ
2、複写機本体内の1段目、2段目の給紙カセットをグ
ループ3、また、各グループの上段をカセット1、下段
をカセット2として認識している。
【0036】図6は、本実施形態におけるリフトアップ
動作のフローを示し、以下、図に従い説明する。
【0037】リフトアップ制御のタスクは、各給紙カセ
ットに対してそれぞれ実施され、給紙カセット毎に、R
AM102に設けられるフラグにより動作状態が制御さ
れている。タスクがスタートすると(s1401)、R
AM102のフラグなどの初期化が行われ(s140
2)、プリント動作中か否かのチェックが行われる(s
1403)。プリント動作中ならば、s1404のプリ
ント動作時リフトアップ制御のフローが実施される。プ
リント動作中でなければ、s1405のスタンバイ時リ
フトアップ制御のフローが実施される。なお、フラグの
種類として、各給紙カセット毎に、リフトアップ・リク
エスト・フラグ、リフトアップ禁止フラグ、リフトアッ
プ実行中フラグ、給紙リクエスト・フラグなどがある。
【0038】図7は、スタンバイ時リフトアップ制御の
フローを示し、以下、図に従い説明する。
【0039】スタンバイ時リフトアップ制御のフローが
スタートすると、RAM102にリフタのリフトアップ
を行わせるためのリフトアップ・リクエスト・フラグが
既にセットされているかチェックし(s1602)、セ
ットされていればs1605に進み、セットされていな
ければs1603に進む。s1603で、給紙カセット
の装着があったかどうかを検知し、装着動作があればリ
フトアップ・リクエスト・フラグをセットし(s160
4)、装着動作がなければタスクを終了する(s161
5)。
【0040】次に、リフトアップ動作の実行を禁止する
ためのリフトアップ禁止フラグをチェックし(s160
5)、セットされていれば、タスクを終了して、次回以
降のタスク実行時にリフトアップが実施される。リフト
アップ禁止フラグがセットされていなければ、リフトア
ップ・リクエスト・フラグをリセットし、リフトアップ
動作を実行中であることを示すリフトアップ実行中フラ
グをセットし、さらに、他のグループの全ての給紙カセ
ットのリフトアップ禁止フラグをセットする(s160
6)。実行中フラグのセットに応答して、そのグループ
用のクラッチ108を接続し、リフトアップ用モータ
(メインモータ)105の駆動を開始し(s160
7)、リフトアップ動作を開始する。また、転写紙ピッ
クアップ用ソレノイド106を制御して(s160
8)、ローラー1805を降ろし、給紙の準備動作に入
る。
【0041】次に、センサー1804(図3の107)
の出力を検知して、転写紙の有無をチェックする(s1
609)。
【0042】センサー1804の出力が反応して転写紙
が有りと判断すれば、s1611へ進む。この時、転写
紙がカセットに多く積載されているほど、早くセンサー
1804が反応するし、所定時間、経過しても反応がな
ければ、転写紙が無しと判断して(s1610)、s1
611へ進む。
【0043】所定時間、経過するまでは、s1609へ
戻る(s1610)。s1611では、リフトアップ・
リクエスト・フラグをリセットし、リフトアップ実行中
フラグをリセットし、実行中フラグのリセットに応答
し、そのグループのクラッチ108を切り放す。さら
に、他のグループの全ての給紙カセットのリフトアップ
禁止フラグをリセットする。
【0044】次に、同じグループの他の給紙カセットの
リフトアップ・リクエスト・フラグをチェックして(s
1612)、どれかがセットされていれば、そのままタ
スクを終了する(s1615)。リフトアップ・リクエ
スト・フラグがどれもセットされていなければ、他のグ
ループの給紙カセットのリフトアップ実行中フラグをチ
ェックして(s1613)、どれかがセットされていれ
ばタスクを終了する(s1615)。リフトアップ実行
中フラグがどれもセットされていなければ、リフトアッ
プ用モーター105の駆動を停止して(s1614)、
タスクを終了する(s1507)。
【0045】図8、図9は、プリント動作時リフトアッ
プ制御のフローを示し、以下、図に従い説明する。
【0046】プリント動作時リフトアップ制御のフロー
のタスクがスタートすると(s101)、CPU101
が注目のカセットが現在、給紙選択されているかチェッ
クし(s102)、給紙選択されていれば、s104に
進む。給紙選択されていなければ、リフトアップ禁止フ
ラグをセットして(s103)、s104に進む。s1
04で、給紙カセットの装着があったかどうかを検知
し、装着動作があればリフトアップ・リクエスト・フラ
グをセットし(s105)、s106に進み、装着動作
がなければタスクを終了する(s123)。
【0047】s106で、注目の給紙カセットが、現
在、給紙選択されていないが、次回以降のプリント動作
において、不図示のコンピュータやファクシミリ回路等
からファクシミリ、プリンタ、コピーなどの機能におけ
る給紙要求(ジョブ予約)が発生しているかチェックし
て、給紙要求がなければタスクを終了するが、給紙要求
があれば、給紙リクエスト・フラグをセットして(s1
07)、s108に進む。s108で、同じグループの
他の給紙カセットが給紙選択されていなければ、リフト
アップ用モータ105が使用可能な状態になるまで待ち
(s110)、s112に進む。給紙選択されていれ
ば、同じグループのカセットが転写紙を搬送開始するか
チェックし(s109)、搬送開始するならばs112
に進む。搬送を開始するまでは、リフトアップ禁止フラ
グがセットされているかチェックし(s111)、セッ
トされていれば、s109に戻り、セットが解除されれ
ばs112へ進む。
【0048】s112で、給紙リクエスト・フラグをリ
セットし、リフトアップ・リクエスト・フラグをリセッ
トし、さらに、リフトアップ実行中フラグをセットし、
そのカセットグループのクラッチ108を接続する。次
に、リフトアップ用モータ105の駆動を開始し(s1
13)、リフトアップ動作を開始する。そして転写紙ピ
ックアップ用ソレノイド106を制御して(s11
4)、ローラー1805を降ろし、給紙の準備動作に入
る。次に、センサー1804の出力を検知して、転写紙
の有無をチェックする(s115)。センサー1804
が反応して転写紙が有りと判断すれば、s117へ進
む。この時、原稿が多く積載されているほど、早くセン
サー1804が反応するし、所定時間、経過しても反応
がなければ、転写紙が無しと判断して(s116)、s
117へ進む。所定時間、経過するまでは、s115へ
戻る(s116)。s117で、リフトアップ実行中フ
ラグをリセットする。
【0049】次にプリント動作が、終了したか否かをチ
ェックして(s118)、終了していなければタスクを
終了する。プリント動作が終了していれば、同じグルー
プの他の給紙カセットのリフトアップ実行中フラグをチ
ェックして(s119)、どれかがセットされていれ
ば、そのままタスクを終了する(s123)。リフトア
ップ実行中フラグがどれもセットされていなければ、同
じグループ用のクラッチ108を切り離し他のグループ
の全ての給紙カセットのリフトアップ禁止フラグをリセ
ットする(s120)。
【0050】次に、他の給紙カセットのリフトアップ・
リクエスト・フラグをチェックして(s121)、どれ
かがセットされていればタスクを終了する(s12
3)。リフトアップ・リクエスト・フラグがどれもセッ
トされていなければ、リフトアップ用モーターを停止し
て(s122)、タスクを終了する(s123)。
【0051】本実施例において、給紙カセットのグルー
プを3つに分け、各グループの給紙カセットは2つであ
ったが、グループの数とグループ内の給紙カセットの数
は他の組み合わせでもよい。
【0052】また、プリント動作中の給紙要求に対し
て、同じグループの他のカセットが給紙選択されている
場合、本実施例において給紙と同時にリフトアップ動作
を開始したが、給紙動作の最中など他のタイミングでも
よい。
【0053】また、本実施例において、給紙動作のモー
ターとリフトアップ用のモーターを同じものを用いた
が、それぞれ独立のモーターを用いて、プリント動作
中、給紙動作と関係なく給紙要求に応じてリフトアップ
動作を行うようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の給紙カセットにおけるリフトアップの駆動を共通の
駆動手段で行うことにより、安価な構成で給紙機構を提
供できる。
【0055】また、複数の給紙カセットをグループ分け
して認識し、プリント動作中でない時、同じグループの
給紙カセットのリフトアップ動作は並列動作するため、
より早くリフトアップ動作を完了させることができ、次
の給紙動作を迅速に開始させることができる。
【0056】また、プリント動作中は、給紙要求のあっ
た注目する給紙カセットについて、同じグループの給紙
カセットが先に給紙選択されている場合、先に給紙選択
された給紙カセットの給紙動作と同時に、注目する給紙
カセットのリフトアップを開始させ、また、異なるグル
ープの給紙カセットが先に給紙選択されている場合、注
目する給紙カセットのためのリフトアップ駆動手段が解
放されるのを待って、注目する給紙カセットのリフトア
ップを開始させることにより、少ないリフトアップ駆動
手段でも、より早くリフトアップ動作し、給紙を開始さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタル複写機の構成図。
【図2】操作部の外願を示す図。
【図3】給紙関連の構成を示すブロック図。
【図4】給紙カセットのリフタ駆動部の構成を示す図。
【図5】給紙カセットのグループを説明する図。
【図6】給紙カセットのリフトアップ動作を示すフロー
チャート。
【図7】スタンバイ時のリフトアップ動作を示すフロー
チャート。
【図8】プリント動作時のリフトアップ動作を示すフロ
ーチャート。
【図9】プリント動作時のリフトアップ動作を示すフロ
ーチャート。
【図10】給紙カセットのリフトアップを説明する図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載収納する収納ユニットが装
    着される複数の給紙部と、上記収納ユニットが装着され
    た状態で、収納されているシートをリフトアップするた
    めの給紙部毎に設けられた複数のリフトアップ手段と、
    上記複数のリフトアップ手段を駆動する共通の駆動手段
    と、像形成動作が行われていなときに、収納ユニットが
    上記給紙部に新たに装着されると、新たに収納ユニット
    が挿着された給紙部と同じグループに属する他の給紙部
    のリフトアップ手段が駆動中であれば、上記新たに収納
    ユニットが装着された給紙部のリフトアップ手段を直ち
    に駆動させ、一方上記グループとは異なる他のグループ
    のリフトアップ手段が駆動中であれば、そのリフトアッ
    プ手段の駆動終了後、上記新たに収納ユニットが装着さ
    れた給紙部のリフトアップ手段を駆動させる制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置の給紙部制
    御装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記複数の給紙部の各
    グループ毎に設けられ、上記駆動手段の駆動力を上記リ
    フトアップ手段に伝達するクラッチを制御することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置の給紙部制御装
    置。
  3. 【請求項3】 シートを積載収納する収納ユニットが装
    着される複数の給紙部と、上記収納ユニットが装着され
    た状態で、収納されているシートをリフトアップするた
    めの、給紙部毎に設けられた複数のリフトアップ手段
    と、上記複数のリフトアップ手段を駆動する共通の駆動
    手段と、像形成動作中に収納ユニットが上記給紙部に新
    たに装着されると、その給紙部に対する給紙要求がなけ
    ればその給紙部のリフトアップ手段を駆動させ、その給
    紙部に対する給紙要求があれば、その給紙部のリフトア
    ップ手段を駆動させる制御手段と、を有することを特徴
    とする画像形成装置の給紙部制御装置。
  4. 【請求項4】 上記収納ユニットが新たに装着された給
    紙部と同じグループに属する他の給紙部が既に給紙選択
    されている場合、上記制御手段は、上記他の給紙部の給
    紙中に、上記収納ユニットが新たに装着された給紙部の
    リフトアップ手段を駆動させることを特徴とする請求項
    3記載の画像形成装置の給紙部制御装置。
  5. 【請求項5】 上記収納ユニットが新たに装着された給
    紙部と異なるグループの給紙部が既に給紙選択されてい
    る場合、上記制御手段は上記異なるグループの給紙部の
    リフトアップ手段の駆動が終了した後、上記収納ユニッ
    トが新たに装着された給紙部のリフトアップ手段を駆動
    させることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置の
    給紙部制御装置。
JP7265465A 1995-10-13 1995-10-13 画像形成装置の給紙部制御装置 Withdrawn JPH09110185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458571B2 (en) 2004-12-27 2008-12-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, and image forming apparatus

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Effective date: 20030107