JPH09109482A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JPH09109482A
JPH09109482A JP7294698A JP29469895A JPH09109482A JP H09109482 A JPH09109482 A JP H09109482A JP 7294698 A JP7294698 A JP 7294698A JP 29469895 A JP29469895 A JP 29469895A JP H09109482 A JPH09109482 A JP H09109482A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信バッファのデータ貯蔵量に応じてビジー
時間を設定することにより、上位装置からのデータ送信
の効率を向上する。 【解決手段】 インクジェットプリンタ2の制御系に、
データを一時記憶する受信バッファ16と、データの出
入を管理するバッファ管理部12と、貯蔵データ量を計
量するデータサイズカウンタ18と、貯蔵データ量ごと
にビジー時間を記録した2種類の表を有するBUSY時
間テーブル22とを備え、BUSY時間管理部20によ
りその表の一方により受信バッファのデータ貯蔵量に応
じたビジー時間を決定し、フリップフロップ26からビ
ジー信号を出力させる。その場合、データ貯蔵量とビジ
ー時間の関係にヒステリシル性を持たせ、データ貯蔵量
が少ないときには上位装置からのデータ送信を連続的に
行い、受信バッファが満杯に近いときには十分な空き領
域ができるのを待って、まとまった量のデータを送信す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータのような上位装置から各種データを受信してこれ
を処理するプリンタのような端末装置に関し、さらに詳
細には、受信したデータの一時貯蔵を行うバッファを備
えた端末装置の受信制御を最適化して効率的な処理を行
うようにした端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上位装置と端末装置とからなるこの種の
システムにおいては、上位装置から端末装置に対しデー
タを送信し、端末装置がそのデータを受信してそれに基
づいて例えば印刷処理のような各種処理動作を行う。こ
こで、上位装置からのデータ送出速度のほうが端末装置
でのデータ処理速度よりかなり速いため、端末装置の処
理速度にあわせて上位装置の速度も遅くなってしまうこ
とが考えられる。このような状態では、端末装置でのデ
ータ処理が進まない限り上位装置はその端末装置への後
続するデータの送信ができないばかりか、他の端末装置
に対する処理や上位装置自身での処理もできないので、
上位装置が高い能力を有していてもそれを十分活かせな
いこととなる。
【0003】そこで、上位装置から受信したデータを一
時的に貯蔵する受信バッファを端末装置に設けることが
従来から一般に行われている。即ち、上位装置にはその
最大速度をもってデータの送信を終了させ、一方、端末
装置では受信したデータを受信バッファに一時貯蔵する
とともに自己の処理速度に合わせて受信バッファから順
次データを取り出してこれを処理するのである。この場
合、上位装置は、データ送信が終了すれば、端末装置に
おける処理の進行状況いかんによらず他の処理を行うこ
とができる。これにより、上位装置が端末装置の速度に
左右されずに自己の能力を発揮できるようにすることを
狙ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来行われている受信バッファを用いたデータ送受
信によっても、受信バッファの容量が有限であるため
に、この受信バッファが一時貯蔵データで満杯になって
しまうと、結局上位装置によるデータ送信を停止せざる
をえず、端末装置によるデータ処理が追いつくまでは上
位装置が休止することとなっていた。
【0005】さらに、上位装置から送信されたデータの
受信バッファによる受信はソフトウェアで行われ、その
場合の受信バッファの制御には割込制御とポーリング制
御との2通りがあるが、これらには次のような相反する
問題点があった。
【0006】割込制御では、上位装置が送信するデータ
を受信した際に端末装置が割込要求信号を発生し、他の
処理(プリンタであれば印刷など)を行っている場合に
はそれを一時中断させてデータの受信処理を行いそのデ
ータを受信バッファに格納する。このデータの格納を行
っている間は、後続データが送信されてもその受信処理
をすることはできない。データの格納が終了すると元の
処理に復帰し、また、後続データが送信された場合にそ
の受信処理ができる状態となる。この割込制御によれ
ば、上位装置の送信に対し端末装置が高速に応答でき、
上位装置によるデータの出力時間を短くすることができ
る。
【0007】しかしその反面、上位装置が高速にデータ
を出力すると端末装置の処理時間に占めるデータ受信処
理時間の比率が上昇し、端末装置本来の処理(プリンタ
であれば印刷など)が遅延してしまう。端末装置本来の
処理には緊急度の高い処理が含まれていることもあるの
で問題である。
【0008】一方、ポーリング制御では、割込は使用せ
ず、上位装置がデータを出力してもそのデータの受信バ
ッファへの格納処理は、端末装置が機構部分(プリンタ
であれば紙送り機構など)の動作待ちをしているときの
ような空き時間を利用して行われる。このポーリング制
御によれば、上位装置が高速にデータを出力した場合で
も、端末装置の本来の処理が遅延することはない。
【0009】しかしその反面、データの格納処理のタイ
ミングが端末装置の状態に依存し、受信バッファに十分
な空き容量があるにもかかわらずデータの格納処理がで
きない場合を生じる。このために上位装置の側からみて
効率の高いデータ出力ができないこととなる。
【0010】また、上位装置によっては、複数の処理を
並列に行うマルチタスクのものがあり、このようなもの
では各処理に優先順位を付しこの優先順位に従い時間を
切って各処理を起動するようにしている。しかし、上位
装置で各処理を順次軌道する中にあって、データ送出処
理の起動間隔が例えば8msであるのに端末装置の受信
間隔が10msであると、上位装置によるデータ送出処
理の2回に1回は送信不可となり無駄な処理が生じてし
まう。このため、16msに1バイトしか送信できず、
結果的に処理速度の低下となる。
【0011】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、受信バッファのデータ貯蔵量に
応じて上位装置からのデータの受信を不可にする時間を
設定することにより、上位装置によるデータ送信をなる
べく高効率に行わせることができる端末装置を提供する
ことを第1目的とする。
【0012】そして、受信バッファのデータ貯蔵量とそ
れに応じた受信不可時間との関係を複数種類有し、これ
らを選択的に有効化して用いることにより最適な受信不
可時間制御を行うことを第2目的とする。さらに、その
有効化に基づいてデータ貯蔵量とデータの受信不可時間
の関係がヒステリシス性を持たせて最適なデータ処理を
可能とすることを第3目的とする。また、上位装置から
データ量と受信不可時間の相関関係の内容の変更に関与
できるようにすることにより最適なデータ送信処理がで
きるようにすることを第4目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1目的を達成する
ため請求項1の発明は、上位装置からデータを受信して
これを処理する端末装置において、前記上位装置から受
信したデータを一時的に貯蔵する受信バッファと、この
受信バッファへのデータの出入を管理するバッファ管理
手段と、前記受信バッファの貯蔵データ量を計量する計
量手段と、前記受信バッファの貯蔵データ量に基づきこ
れと相関関係を持ってデータの受信不可時間を決定する
第1時間決定手段と、前記受信バッファへのデータの取
り込み開始から前記受信不可時間の間、前記上位装置に
対し受信不可信号を出力する状態出力手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0014】このデータ送受信システムでは、上位装置
は端末装置へのデータを出力しようとするときにはま
ず、端末装置の状態出力手段をチェックし受信不可信号
が出力されていないときにのみデータを出力し、端末装
置は受信バッファ管理手段による受信バッファへのデー
タの受信を開始する。即ち、上位装置からのデータ出力
を読み取って受信バッファにこれを貯蔵する。計量手段
は、受信バッファに貯蔵されているデータ量を計量して
おり、このデータ量に基づき時間決定手段が受信不可時
間を決定する。一方、バッファ管理手段による受信バッ
ファへのデータ取り込み開始と同時に状態信号出力手段
が受信不可信号を出力し、上位装置からの新たなデータ
の受信を不可にする。この受信不可信号は、時間決定手
段が決定した受信不可時間の間継続され、そして終了す
る。受信不可信号の出力が終了すると、上位装置から新
たなデータの受信が可能になる。
【0015】ここにおいて、時間決定手段により決定さ
れる受信不可時間と受信バッファの貯蔵データ量との間
には相関関係があり、貯蔵データ量が少ないときには短
い受信不可時間が決定され、貯蔵データ量が多いときに
は長い受信時間が決定される。従って、貯蔵データ量が
少ないときには、上位装置からの新たなデータ受信が不
可とされる時間が短く、上位装置からのデータ受信が効
率的に進められる。
【0016】前記第1及び第2目的を達成するため請求
項2の発明は、請求項1に記載する端末装置において、
前記受信バッファの貯蔵データ量に基づきこれと相関関
係を持って前記第1時間決定手段と異なる受信不可時間
を決定する第2時間決定手段と、一つの時間決定手段を
有効化する有効化手段とを更に備えることを特徴とす
る。なお、第1,第2時間決定手段とはさらに異なるデ
ータ受信不可時間を決定する複数の時間決定手段を備え
ることを妨げない。これらを有する場合は有効化手段は
これらをも含めた全受信不可時間決定手段のうちいずれ
か一つを有効化する。
【0017】このデータ送受信システムでは、受信バッ
ファの貯蔵データ量に基づく受信不可時間の決定は、有
効化手段により有効化される一つの時間決定手段により
なされる。有効化手段は、貯蔵データ量に応じて最適な
相関関係を有する時間決定手段を有効化する。
【0018】前記第1乃至第3目的を達成するため請求
項3の発明は、請求項2に記載する端末装置において、
前記有効化手段による有効化に基いて、前記第1,第2
時間決定手段によって前記データの受信不可時間と前記
受信バッファの貯蔵データ量の関係がヒステリシス性を
持ってなされることを特徴とする。
【0019】このデータ送受信システムでは、有効化手
段は、受信バッファの貯蔵データ量に基づいて1つの時
間決定手段を有効化するが、その有効化にヒステリシス
性がある。即ち、貯蔵データ量が満杯に近い所定値に達
するまでは、貯蔵データ量に対して短めの受信不可時間
を決定するような時間決定手段が有効化され、データ受
信の進行が図られる。貯蔵データ量がその所定値に達す
ると、貯蔵データ量に対して長めの受信不可時間を決定
するような時間決定手段に切り換えられ、その後は端末
装置自身の処理の進行が図られる。そして、貯蔵データ
量が減少して満杯から遠い所定値に達するまではこの状
態が継続される。貯蔵データ量がその所定値まで減少す
ると、貯蔵データ量に対して短めの受信不可時間を決定
するような時間決定手段に再び切り換えられる。
【0020】前記第1乃至第4目的を達成するため請求
項4の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3に記
載する端末装置であって、前記上位装置による前記時間
決定手段の相関関係の内容の変更が可能であることを特
徴とする。
【0021】このデータ送受信システムでは、上位装置
が時間決定手段の相関関係の内容を変更して貯蔵データ
量と受信不可時間の特性を調整することができるので、
上位装置の処理の高効率化を図ることができる。
【0022】そして請求項5の発明は、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4に記載する端末装置で
あって、前記端末装置がインクジェット記録装置である
ことを特徴とする。
【0023】インクジェット記録装置においては、被記
録体の供給が自動及び手動の双方とも可能であったり、
あるいはインクジェットヘッドの回復動作があったり
等、端末装置としての処理が一様でないので、このよう
なデータ送受信の制御を行う意義が大きい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1に示すようにこの実施の形態に係るデ
ータ送受信システムは、概略、上位装置であるパーソナ
ルコンピュータ1と、これに接続された端末装置である
インクジェットプリンタ2とにより構成されている。そ
してこれらは、パーソナルコンピュータ1からインクジ
ェットプリンタ2への信号線であるDATA線及びnS
TB線、そしてインクジェットプリンタ2からパーソナ
ルコンピュータ1への信号線であるBUSY線により接
続されている。
【0026】DATA線は、インクジェットプリンタ2
に印刷記録データを供給するラインであり、実際には8
ビットの容量を有している。nSTB線は、パーソナル
コンピュータ1がDATA線に印刷記録データを出力し
た旨をインクジェットプリンタ2に告知するためのライ
ンであり、通常時ハイであるが当該告知の際にローダウ
ンする。BUSY線は、インクジェットプリンタ2が新
たな印刷記録データの受信ができる状態にあるか否かを
パーソナルコンピュータ1に対して表示するためのライ
ンであり、通常時ローであるが当該表示をする際にハイ
アップする。
【0027】次に、インクジェットプリンタ2の制御系
のブロック構成を説明する。この制御系は公知のCP
U、ROM、RAMの組合せであって、その骨子は、パ
ーソナルコンピュータ1から受信した印刷記録データを
一時的に貯蔵する受信バッファ16と、受信バッファ1
6へのデータの出入を管理するバッファ管理部12と、
受信バッファ16のデータ貯蔵量を計量する計量手段で
あるデータサイズカウンタ18と、新たな印刷記録デー
タの受信ができない状態にある旨をパーソナルコンピュ
ータ1に対し表示するための状態出力手段であるフリッ
プフロップ26と、フリップフロップ26で受信不可表
示をする時間(以下、「ビジー時間」という)を決定す
る時間決定手段であるBUSY時間テーブル22及びB
USY時間管理部20と、により構成される。以下、順
次説明する。
【0028】受信バッファ16はRAMの一領域に設け
られ、受信した印刷記録データを、そのデータに基づく
処理が後述するデータ処理部14で実行されるまで一時
的に貯蔵する役割を有している。バッファ管理部12
は、受信バッファ16へのデータの出入を司る機能を有
する他、データの出入があった場合にそれによる受信バ
ッファ16のデータ貯蔵量の増減信号をデータサイズカ
ウンタ18及びBUSY時間管理部20に伝達する役割
をも有している。データサイズカウンタ18は、バッフ
ァ管理部12からの増減信号をカウントすることにより
受信バッファ16のデータ貯蔵量をモニタする役割を有
している。BUSY時間管理部20でのビジー時間の決
定に供するためである。また、バッファ管理部12の前
段にはラッチ10が設けられ、パーソナルコンピュータ
1からDATA線及びnSTB線の入力を受けるように
なっている。
【0029】BUSY時間テーブル22はROMの一領
域に設けられ、受信バッファ16のデータ貯蔵量ごとに
予め定められたビジー時間の一覧表が格納されている。
BUSY時間管理部20は、データサイズカウンタ18
がモニタするデータ貯蔵量に基づきBUSY時間テーブ
ル22を参照してビジー時間を決定する役割を有する
他、タイマ24にそのビジー時間をセットするとともに
それを起動する機能をも有している。またBUSY時間
管理部20は、BUSY時間テーブル22に後述するよ
うに2種類のビジー時間一覧表が格納されているので、
これらの一方を有効化する有効化部21も有している。
【0030】フリップフロップ26は、2つの入力端子
S(セット)、R(リセット)と1つの出力端子Qとを
有し、端子Sはパーソナルコンピュータ1からのnST
B線に接続され、端子Rにはタイマ24が接続され、そ
して端子Qはパーソナルコンピュータ1へのBUSY線
に接続されている。このフリップフロップ26は、端子
S、Rへの入力に応じて端子Qをハイにして受信不可信
号(以下、「ビジー信号」という)を出力する役割を有
している。即ち、端子Sにハイ入力を受け端子Rにロー
入力を受ける状態が通常状態であってこのとき端子Qの
出力はローである。そして、端子Sへの入力がロー反転
すると端子Qの出力がハイアップし、その後端子Rへの
入力がハイ反転したときに端子Qの出力がローに戻るよ
うに構成されている。また、タイマ24は、BUSY時
間管理部20により起動されて計時を開始し、計時時間
がビジー時間に達したときに端子Rにリセット信号を印
加するように構成されている。
【0031】データ処理部14は、受信バッファ16に
貯蔵された印刷記録データに基づく処理を行う部分、即
ちインクジェットヘッドやその制御回路等の印刷機構で
ある。この他、図示しないが、紙送り機構やキャリッジ
機構、ヘッド回復機構等が付随している。
【0032】次に、BUSY時間テーブル22に格納さ
れているビジー時間一覧表について簡単に説明する。B
USY時間テーブル22は、2種類のビジー時間一覧表
を有している。その例を表1、表2に示す。ここに示す
例は、受信バッファ16のデータ容量が32キロバイト
である場合のものである。下限値、上限値はそれぞれ受
信バッファ16のデータ貯蔵量を示し、そのデータ貯蔵
量を複数段階に分けて各段階ごとにタイマ値すなわちビ
ジー時間が設定されている。これらはいずれも、受信バ
ッファ16のデータ貯蔵量が多くなるとビジー時間が長
くなる正の相関関係をもって各値が設定されている。そ
して、表2の一覧表は、表1の一覧表と比較して、同一
のデータ貯蔵量に対してが少ないときは同一で、多いと
きには長いビジー時間の値を有している。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】これら2つのビジー時間一覧表は、BUS
Y時間管理部20の有効化部21により、受信バッファ
16のデータ貯蔵量の履歴に応じたヒステリシス性を持
って使い分けられるようになっている。つまり、初期状
態では短めのビジー時間を示す表1が有効化されて使用
され、受信バッファ16のデータ貯蔵量が満杯に近い所
定値(例えば32600バイト)に達すると有効化の対
象がより長めのビジー時間を示す表2に切り換えられ、
そして受信バッファ16のデータ貯蔵量が満杯から遠い
所定値(例えば2000バイト)まで減少すると再び表
1に切り換えられるように構成されている。
【0036】続いて、作用を説明する。このシステムの
基本的な作用は、パーソナルコンピュータ1から印刷記
録データをインクジェットプリンタ2に送信し、そして
インクジェットプリンタ2がそのデータを受信してその
データに基づく印刷記録を行うことである。
【0037】パーソナルコンピュータ1は、インクジェ
ットプリンタ2に印刷記録データを送信しようとすると
きには、まずフリップフロップ26の端子Q、即ちBU
SY線をチェックする。ビジー信号が出力されていない
ことを確認するためである。
【0038】BUSY線がハイであったときは、ビジー
信号が出力されておりインクジェットプリンタ2が印刷
記録データの受信をすることがができない状態なので、
BUSY線がローになるまで印刷記録データの送信はし
ないで他の処理を行う。
【0039】BUSY線がローであったときは、ビジー
信号が出力されておらずインクジェットプリンタ2が印
刷記録データの受信をすることがができる状態なので、
印刷記録データの送信を行う。この送信を図2のタイミ
ングチャートに示す。
【0040】まず、DATA線に送信しようとする印刷
記録データを出力する(タイミング)。そして所定時
間経過後にnSTB線をローダウンし、DATA線にデ
ータを出力した旨をインクジェットプリンタ2のラッチ
10を介してバッファ管理部12に告知する(タイミン
グ)。またnSTB線はフリップフロップ26の端子
Sにも入力されているので、同時にフリップフロップ2
6の端子Qが反転してBUSY線がハイアップし、以後
の新たなデータ受信を不可にする。
【0041】このタイミングの告知が読み取り指令と
なり、インクジェットプリンタ2はDATA線に出力さ
れている印刷記録データの読み込みを開始する。即ち、
DATA線の値がラッチ10により捉えられ、そしてそ
のデータはバッファ管理部12を介して受信バッファ1
6に格納される。そしてこのときバッファ管理部12
は、データサイズカウンタ18及びBUSY時間管理部
20に対し増加信号を発する。
【0042】バッファ管理部12から増加信号を受けた
データサイズカウンタ18では、カウンタ値をインクリ
メントする。このカウンタ値は、受信バッファ16が空
であるときにゼロに初期設定されているので、受信バッ
ファ16のデータ貯蔵量がモニタされる。
【0043】同様にバッファ管理部12から増加信号を
受けたBUSY時間管理部20では、ビジー時間の決定
及びタイマ24の起動を行う。即ち、データサイズカウ
ンタ18のカウンタ値を読み取り、このカウンタ値に対
応するビジー時間をBUSY時間テーブル22の表1又
は表2から読み出すことによりビジー時間を決定する。
このとき、有効化部21が初期設定として短めのビジー
時間を示す表1を有効化しており、これに従う。表2が
有効化されるケースについては後述する。そして決定し
たビジー時間をタイマ24にセットして起動させる。
【0044】また、タイミングから所定時間経過後
に、パーソナルコンピュータ1によりnSTB線がハイ
(非アクティブ)に戻される(タイミング)。
【0045】そしてタイマ24は、セットされたビジー
時間が経過した時点でハイ出力し、このハイ出力はフリ
ップフロップ26の端子Rに入力される。このためフリ
ップフロップ26の端子Q、即ちビジー線がローダウン
する(図2のタイミング)。
【0046】このことから、図2のタイミング(nS
TB線ローダウン)からタイミング(タイマアップ)
までビジー信号が出力され、この間プリンタ2に対して
新たなデータの受信が不可とされることが理解できる。
【0047】一方、バッファ管理部12は、受信バッフ
ァ16に格納されている印刷記録データをデータ処理部
14に転送し、そのデータに基づく印刷記録を実行させ
る。このときバッファ管理部12は、データサイズカウ
ンタ18に対し減少信号を発する。このためデータサイ
ズカウンタ18では、カウント値をディクリメントす
る。
【0048】ここで、BUSY時間管理部20でのビジ
ー時間の決定は、前記のように初期設定として短めのビ
ジー時間を示す表1の一覧表を有効化してこれにより行
われる。従って、受信バッファ16が空である状態から
データ受信開始後しばらくの間は、ビジー時間が少な
く、すなわち受信可能時間が多く、印刷記録データの転
送が効率よく行われる。即ち印刷記録データの転送は、
小データ量ずつ細分して行うよりもある程度まとまった
量を連続的に行った方が上位装置であるパーソナルコン
ピュータ1の側からみて高効率だからであり、また受信
バッファ16のデータ貯蔵量が少なく満杯から遠いとき
はそれが可能だからである。
【0049】従って、パーソナルコンピュータ1が大量
の印刷記録データを続けて送信すると、ビジー時間が少
ないので受信バッファ16のデータ貯蔵量が次第に増え
る。このため、表1に従いビジー時間が次第に長くなり
データ処理部14での処理も行われるようになる。しか
しながら表1により決定されるビジー時間は受信バッフ
ァ16のデータ量に対し比較的短めなので、パーソナル
コンピュータ1がデータ送信要求を出し続けると、比較
的早期に受信バッファ16が満杯に近づいてしまう。
【0050】受信バッファ16のデータ量が32512
バイトを超えたとき、100ms待機し、この間のデー
タ処理によって空いた受信バッファ16の領域に新たな
データを格納することができる。しかし新たな格納でき
るデータ量はわずかであるので、効率が悪い。そこで本
実施の形態では、BUSY時間管理部20の有効化部2
1は、受信バッファのデータ量が満杯(32Kバイト)
またはそれに近い所定値に達すると、データサイズカウ
ンタ18のカウント値に基づいて、表1に代えて表2を
有効化する。このためそれ以後は、より長めのビジー時
間が指定されることとなる。表2が有効化されている間
は、ビジー時間が多く、新たなデータの受信よりもデー
タ処理部14での印刷記録の実行が優先して行われる。
受信バッファ16のデータ貯蔵量を減少させるためであ
る。
【0051】そして、受信バッファ16のデータ量が満
杯から遠い所定値(例えば2000バイト)まで減少す
ると、BUSY時間管理部20は表2に代えて再び表1
を有効化する。このように受信バッファ16のデータ量
が満杯またはそれに近くになったときに表2を用いて受
信バッファ16のデータ量を減少させるのは、データ受
信を高効率で行うことのできる状態に戻すためである。
【0052】従って、受信バッファ16のデータ貯蔵量
は、図3のグラフに概念的に示されるようなヒステリシ
ス性をもった履歴を示すこととなる。即ち、初期には、
表1に基づき短めのビジー時間を示す特性を有して推移
し、次第に受信バッファ16のデータ量が増加する。そ
して受信バッファ16が満杯になると有効化の対象が表
2に切り換えられ、長めのビジー時間を示す特性に変化
する。このため受信バッファ16のデータ量の減少が図
られる。そして受信バッファ16が満杯から遠い状態に
なると、再び表1に切り換えられる。これにより、受信
バッファ16が満杯になってパーソナルコンピュータ1
からデータを少量ずつ送信する低効率の状態に陥ること
なく、かつ、受信バッファ16が満杯から遠く高効率で
データ送信ができる状態をなるべく利用できるようにし
ている。
【0053】特に、パーソナルコンピュータ1でインク
ジェットプリンタ2への送信以外にも他の処理で並行処
理が行われるようなマルチタスクシステムでは、前述の
ようにパーソナルコンピュータ1のデータ送信間隔がイ
ンクジェットプリンタ2のデータ受信間隔とあわない場
合、送信効率が下がってしまうことがあるが、この場合
でも、受信バッファ16に所定量の空き領域ができてか
ら連続して送信できるので、効率の高い処理ができる。
【0054】この実施の形態に係るに係るデータ送受信
システムの拡張として、BUSY時間テーブル22の内
容をパーソナルコンピュータ1から変更できるようにす
ることが考えられる。例えば、受信バッファ16の容量
を超える大量のデータを送信する際には、パーソナルコ
ンピュータ1の送信速度にあわせて、テーブル中のデー
タ量およびタイマ値を変更することで、最も高効率なデ
ータ送信が可能となる。また、テーブル上で受信バッフ
ァ16の容量を実質0に変更することで、パーソナルコ
ンピュータ1から送信したデータをインクジェットプリ
ンタ2で直ちに印刷記録させることもできる。これ以外
にも、他の端末装置の状況やオペレータによるデータ作
成の状況に応じてインクジェットプリンタ2のビジー時
間特性を変更させることができれば好都合である。
【0055】この拡張機能は、パーソナルコンピュータ
1にそのようなプログラムを内蔵すると共に、BUSY
時間テーブル22をEEPROM又は磁気ディスクで構
成するか或はRAMにそのための領域を設けることによ
り実現できる。
【0056】以上詳細に説明したように、本実施の形態
にかかる端末装置では、受信バッファ16のデータ貯蔵
量ごとにビジー時間をBUSY時間テーブル22に定
め、データ貯蔵量が少ないときにはビジー時間が短く、
データ貯蔵量が多いときにはビジー時間が長くなるよう
にしたので、受信バッファ16の空き領域が大きいとき
にはパーソナルコンピュータ1からのデータ転送を効率
よく行うことができる。
【0057】また、データ貯蔵量ごとのビジー時間一覧
表を2種類設けてその一方を有効化して用いるとともに
データ貯蔵量とビジー時間の関係にヒステリシス性をも
たせたので、データ受信の開始初期のようにデータ貯蔵
量が少ないときにはパーソナルコンピュータ1からのデ
ータ送信を連続的に行わせて送信効率をよくし、受信バ
ッファ16が満杯に近づいたときにはビジー時間特性を
切り換えてビジー時間を長くさせ、受信バッファ16の
データ貯蔵量を減少させて高効率なデータ転送ができる
状態にすることができる。また、パーソナルコンピュー
タ1の側からビジー時間特性を変更させるような機能を
付加することもできる。かくして、データの転送処理を
最適化した使いやすいデータ送受信システムが実現され
ている。
【0058】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば前
記実施の形態において、BUSY時間テーブル22には
データ貯蔵量ごとのビジー時間をテーブルの形で格納す
ることとしたが、代わりに関数演算式で実現してもよ
い。また、実施の形態中の各数値類は単なる例示であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したことから理解されるように
請求項1の発明によれば、受信バッファのデータ貯蔵量
との相関関係をもって上位装置からのデータ受信を不可
とする時間を設定することにより、上位装置からのデー
タ受信を効率的に行い、端末装置における最適なデータ
処理を可能とするデータ送受信システムが実現されてい
る。
【0060】更に、請求項2の発明によれば、受信バッ
ファのデータ貯蔵量とそれに応じた受信不可時間との関
係を複数種類備えてその一つを有効化して用いることと
したので、その有効化の対象を適宜切り換えることによ
り最適な受信不可時間制御を行うことができる。
【0061】更に、請求項3の発明によれば、データ貯
蔵量と受信不可時間の関係にヒステリシス性を持たせた
ので、受信バッファのデータ貯蔵量が少ないときには上
位装置からのデータ送信を連続的に行い、受信バッファ
が満杯に近づいたときには十分な空き領域ができるのを
待ってまとまった量のデータを送信することにより、上
位装置から高効率なデータ送信ができる状態に戻すこと
ができる。
【0062】更に、請求項4の発明によれば、端末装置
のデータ量と受信不可時間の相関関係に上位装置から関
与できるので、状況に応じて最適なデータ送信処理がで
きる。
【0063】そして、請求項5の発明によれば、端末装
置が、データ処理の状況に多様性のあるインクジェット
記録装置なので、上記各効果の意義が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る上位装置と端末装置との送受
信システムのブロック構成を説明する図である。
【図2】図1の送受信システムにおけるデータ転送のハ
ンドシェイクを説明するタイミングチャートである。
【図3】受信バッファ貯蔵量とビジー時間との関係のヒ
ステリシス特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(上位装置) 2 インクジェットプリンタ(端末装置) 12 バッファ管理部(バッファ管理手段) 16 受信バッファ 18 データサイズカウンタ(バッファ管理手段) 20 BUSY時間管理部(禁止時間決定手段、有効化
手段) 22 BUSY時間テーブル(禁止時間決定手段) 26 フリップフロップ(禁止出力手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からデータを受信してこれを処
    理する端末装置において、 前記上位装置から受信したデータを一時的に貯蔵する受
    信バッファと、 この受信バッファへのデータの出入を管理するバッファ
    管理手段と、 前記受信バッファの貯蔵データ量を計量する計量手段
    と、 前記受信バッファの貯蔵データ量に基づきこれと相関関
    係を持ってデータの受信不可時間を決定する第1時間決
    定手段と、 前記受信バッファへのデータの取り込み開始から前記受
    信不可時間の間、前記上位装置に対し受信不可信号を出
    力する状態出力手段とを備えることを特徴とする端末装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する端末装置において、 前記受信バッファの貯蔵データ量に基づきこれと相関関
    係を持って前記第1時間決定手段と異なる受信不可時間
    を決定する第2時間決定手段と、 一つの時間決定手段を有効化する有効化手段とを更に備
    えることを特徴とする端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する端末装置において、 前記有効化手段による有効化に基いて、前記第1,第2
    時間決定手段によって前記データの受信不可時間と前記
    受信バッファの貯蔵データ量の関係がヒステリシス性を
    持ってなされることを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3に記
    載する端末装置において、 前記上位装置による前記時間決定手段の相関関係内容の
    変更が可能であることを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4に記載する端末装置において、 前記端末装置がインクジェット記録装置であることを特
    徴とする端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017105118A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社沖データ 画像形成装置

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