JPH09109460A - 文字サイズ変更可能な印字装置 - Google Patents

文字サイズ変更可能な印字装置

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JPH09109460A
JPH09109460A JP26555095A JP26555095A JPH09109460A JP H09109460 A JPH09109460 A JP H09109460A JP 26555095 A JP26555095 A JP 26555095A JP 26555095 A JP26555095 A JP 26555095A JP H09109460 A JPH09109460 A JP H09109460A
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JP
Japan
Prior art keywords
inkjet head
distance
printing
ink
interval
Prior art date
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Pending
Application number
JP26555095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Katayama
芳喜 片山
Naohisa Kinoshita
尚久 木下
Motoaki Yamanashi
素明 山梨
Masatoshi Kokubo
雅俊 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機構で拡大文字の印字を可能とする印
字装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 インクジェット流が互いにその隣接距離
が遠ざかるように噴射されるインクジェットヘッド2
と、前記インクジェットヘッド2と印字紙面間の距離を
変化させることができるローラ6およびローラ調整溝9
と、前記インクジェットヘッド2と印字紙面間の距離の
大きさに応じてインクジェットヘッド2の駆動タイミン
グを制御するCPUを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の印字媒体に
インクジェット方式で印字出力を行う印字装置に関し、
特に、印字される文字サイズが変更可能な印字装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、任意の印字媒体上に印字でき
る印字装置が存在する。この従来例の構成について、図
を用いて説明する。図10は従来例における印字装置の
要部断面図である。サーマルヘッド51は記録素子であ
り、例えば6画素に分割した発熱抵抗体とこれを駆動す
る駆動回路とを有する。リボンリール52は、装置内に
回転可能に装着されている。熱転写インクリボン53
は、前記リボンリール52に捲回された記録材である。
ガイドローラ54は、前記リボンリール52からの熱転
写インクリボン53を前記サーマルヘッド51方向に案
内するものである。繰り出しローラ55、56は、前記
ガイドローラ54により案内された熱転写インクリボン
53を挟持して前記ガイドローラ54との間の熱転写イ
ンクリボン53に張力を付与する。エンコーダ57は、
スリット円盤58とフォトインタラプタ59とを有し、
前記スリット円盤58はベルト60を介して前記繰り出
しローラ55により駆動される。ローラ61は、印字装
置の走査時において繰り出しローラ56と共に印字紙面
上を接触しながら回転する。
【0003】図11は、CPUおよびその周辺部の構成
を示すブロック図である。入力部62は、文字の記録デ
ータを入力する透明タッチパネルと、該パネル下に押下
モニタ用のセグメント表示器を有する。キャラクタジェ
ネレータ63は、漢字フォントデータ、かなフォントデ
ータ、英文字フォントデータ、数字フォントデータ(以
下、単にフォントデータという)を出力する。CPU6
4は、前記入力部62により入力された文字の記録デー
タに基づき、前記キャラクタジェネレータ63からフォ
ントデータを読み出す。読み出されたフォントデータに
基づき、エンコーダ57により検出された所定の走査距
離ごとに1回だけサーマルヘッド51を駆動する。ここ
で、フォントデータは1カラム6画素で構成されている
ものとする。ディスプレイ65は、前記CPU64によ
り読み出された文字を表示する。コンソール66は、縦
書きおよび横書きのフォーマットを指示するとともに、
漢字等の拡大倍率を設定する。
【0004】次に動作について説明する。例えば英文字
「F」を印字するに際して、まず、コンソール66によ
り縦書きおよび横書きフォーマットのうちのいずれかを
選択する。ついで、入力部62に英文字「F」を入力す
る。すると、CPU64によりキャラクタジェネレータ
63からフォントデータが読み出され、選択されたフォ
ーマットに従って、ディスプレイ65に英文字「F」が
表示される。
【0005】そして、印字装置本体を用紙上に置き図1
0において右方向に走査させると、リボンリール52、
ローラ61、ガイドローラ54、繰り出しローラ55、
56が回転し、繰り出しローラ55の回転に伴ってエン
コーダ57のスリット円盤58が回転する。従って、サ
ーマルヘッド51は、エンコーダ57により検出される
一定距離ごとに一回だけ、エレメントフォントデータに
基づき、CPU64により駆動される。その結果、英文
字「F]が印字される(図8)。
【0006】文字を印字装置本体の走査方向に2倍に拡
大印字したい場合には、上記と同様に印字装置本体を図
において右方向に走査させると、サーマルヘッド51は
所定の距離を走査するごとにエレメントデータに基づき
CPU64により駆動され、この動作が同一のエレメン
トデータに基づいて2回づつ行われる。その結果、図1
2に示すように英文字「F]が2倍に拡大されて印字さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
印字装置は、印字の拡大倍率が離散的であるから、任意
の大きさに拡大することができないという問題点が考え
られる。この問題点の解決手段として装置本体走査方向
に対して任意の大きさに拡大することができる印字装置
が特開昭63−189272号公報に詳述されている。
この印字装置によれば、印字装置本体走査方向の拡大に
対してのみ有効である。
【0008】また、印字装置本体走査方向に対して垂直
方向にも拡大印字したい場合、走査方向に平行に帯状に
分割印字する方法が特開平2−80268号公報に述べ
られている。しかし数回に分けて分割印字する場合、走
査ごとの文字の印字ずれが問題になる。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な機構で文字サイズを変更
可能な印字装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の文字サイズ変更可能な印字装置
は、印字媒体にインク滴を吐出するノズルを複数備え、
各ノズルから吐出されるインク滴の吐出方向が互いに拡
開される方向に設定されたインクジェットヘッドと、そ
のインクジェットヘッドと前記印字媒体との間隔を変更
する間隔変更手段とを備えている。インクジェットヘッ
ドからのインク滴は互いに拡開する方向に吐出されるの
で間隔が変更されると、印字媒体上に広がる領域が変化
するのである。インクジェットヘッドと印字媒体との間
に印字媒体に平行な相対移動を発生させて所望の文字等
を印字すると、その文字等のサイズが前記間隔に応じて
変更されるのである。ここで、前記相対移動は、印字媒
体を所定の方向に搬送し、インクジェットヘッドをその
方向に直交する方向に移動させるようにして発生させる
ことも可能であるし、印字媒体を固定しておき、その印
字媒体に対してインクジェットヘッドを移動走査して相
対移動を発生させることも可能である。この場合には、
インクジェットヘッドを手動走査する場合や自動走査す
る場合が考えられる。
【0011】請求項2に記載の文字サイズ変更可能な印
字装置は、基準距離設定手段が間隔変更手段により変更
された間隔に応じて基準距離を設定し、相対移動検出手
段により設定された基準距離の相対移動が検出されたと
きに制御手段がインクジェットヘッドのノズルからイン
ク滴を吐出させる。このため、インク滴の吐出方向の拡
開方向への文字等のサイズ変更のみでなく、前記相対移
動の方向にもサイズ変更が可能になる。前記基準距離
を、間隔の増大に対応したインク滴吐出方向の拡大量に
合わせることにより文字等の縦横両方向のサイズが正比
例の関係で変化することになる。
【0012】請求項3に記載の文字サイズ変更可能な印
字装置は、間隔センサがインクジェットヘッドと前記印
字媒体との間隔を検出し、基準距離設定手段が間隔セン
サにより検出された間隔信号に応答して前記基準距離を
設定するので、検出された間隔に応じて自動的に文字等
のサイズが変更される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】まず構成について図を用いて説明する。図
1に、本形態例における印字装置の要部断面図を示す。
インクジェットヘッド2は駆動回路を有する記録素子で
あり、印字紙面上に直接インクを噴射する。インクカー
トリッジ4は、前記インクジェットヘッド2にインクを
供給する。ローラ6、8は印字装置の筐体に回転可能に
支持された支持軸61,81の両端にそれぞれ固定され
ており、印字装置の走査時において印字紙面(印字媒
体)上を接触しながら回転する。ローラ調整溝9は印字
装置筐体に上下方向に延びるように設けられており、ロ
ーラ6の取り付け高さを調節するためのものである。
【0015】図2に示すように、支持軸61は筐体Aの
側壁A1の内面に沿って摺動可能な軸受ブロックBに回
転可能に支持され、軸受ブロックBに支持されると共に
前記ローラ調整溝9から筐体Aの外部に突出している。
軸受ブロックBは前記側壁Aに形成された長孔B2を介
してネジB1により筐体Aに固定されている。従って、
ネジB1を緩めて軸受ブロックBを上下に位置調節して
再びネジB1を締めれば、筐体Aに対する支持軸61の
位置が上下に変更可能となるのである。即ち、前記支持
軸61の取り付け高さを前記ローラ調整溝9に沿って上
下に変化させることによって前記インクジェットヘッド
2のインク滴吐出ノズルと印字紙面との間隔が設定変更
される。この軸受ブロックB,ネジB1等により本発明
の間隔変更手段が構成されている。
【0016】筐体Aの下面には間隔センサとしての高さ
センサ7が取り付けられており、高さセンサ7は超音波
を印字紙面に照射してから反射波を受信するまでの時間
から印字紙面との間隔を測定し、間隔(高さ)データを
制御回路34に出力するものである。尚、高さセンサと
してはこの実施形態の他に種々の変形が可能であり、例
えば、筐体A内に可変抵抗器を設け、その可動接点を前
記軸受ブロックBの上下動に連動させる構成としてもよ
い。要するに、支持軸61の高さを検出可能なものであ
れば何でもよいのである。
【0017】相対移動検出手段を構成するエンコーダ1
0は、スリット円盤14とフォトインタラプタ12とを
有し、前記スリット円盤14はベルト16を介して前記
ローラ8により駆動される。
【0018】図3は、図1のインクジェットヘッド2を
インク噴射方向(図1の一点鎖線)に破断した要部断面
図である。インク噴射口(ノズル)22は、インクタン
ク4からインク流路20を介して流れてきたインクを印
字紙面上に噴射するためのものである。インク流路20
内には内部のインクをノズル22から吐出させるために
制御素子がそれぞれ設けられている。この制御素子とし
ては、よく知られているように、ピエゾ素子や発熱素子
が好適に使用可能である。これらの制御素子を選択的に
駆動することによりノズル22からインク滴が吐出され
るのである。また、このインク流路20は、前記印字装
置の筐体Aの走査方向Fに対し直交する方向に1列上に
配列されると共に、インクタンク側から下方(印字紙面
側)へ向かって互いに拡開する方向に延びている。つま
り、各ノズルから吐出されたインク滴は互いにその隣接
距離が遠ざかるように噴射されるのである。
【0019】図4は、制御回路としてのCPU34およ
びその周辺部の構成を示すブロック図である。入力部3
0は、印字する文字を入力するための透明タッチパネル
と、該パネル下に押下モニタ用の液晶表示器を有する。
キャラクタジェネレータ32は、文字や記号等をディス
プレイ36に表示したりインクジェットヘッド2で印字
したりする場合に使用されるフォントデータを出力する
ものである。文字や記号等を示すキャラクタデータに対
応して2次元のビットマップ形式のフォントデータが記
憶されている。
【0020】CPU34は制御手段を構成しており、前
記入力部30により入力された文字等のキャラクタデー
タに基づき、前記キャラクタジェネレータ32からフォ
ントデータを読み出す。読み出されたフォントデータに
基づき、高さセンサ7が検知した高さに応じてエンコー
ダ10により検出された所定の走査距離ごとに1回だけ
インクジェットヘッド2を駆動する。ディスプレイ36
は、前記CPU34により読み出された文字を表示す
る。コンソール38は、縦書きおよび横書きのフォーマ
ットを指示するための指示キー等が設けられている。
【0021】次に動作について説明する。例えば英文字
「F」を印字するに際して説明する。
【0022】まず、コンソール38により縦書きおよび
横書きフォーマットのうちのいずれかを選択する(S
1)。ついで、入力部30に英文字「F」を入力する。
すると、英文字「F」のキャラクタデータが発生されて
キャラクタジェネレータ32からフォントデータが読み
出され、選択されたフォーマットに従って、ディスプレ
イ36に英文字「F」が表示される。この時、読み出さ
れたフォントデータは印字バッファに記憶される。この
後、入力終了キーがオンされたか否かが判別され、オン
されない時にステップS2の処理を繰り返す。
【0023】入力終了の場合(S3;Y)には、印字許
可スイッチがオンされたか否かが判別され(S4)、オ
ンされた時には前記高さセンサ7からの出力信号を読み
込み(S5)、読み込んだ高さHに応じて基準距離Lを
演算設定する(S6)。ここで、L=H*α(但しαは
係数)の計算式により基準距離が演算されるのである。
この係数αは、検出される間隔(高さ)Hに応じて前記
インクジェットヘッド2から吐出されるインク滴の拡大
する範囲(文字高さ)が変化する割合に前記基準距離の
増加が一致するように予め設定されている。ここで、前
記支持軸61を中立位置に配置したときに図8に示すよ
うに形成される各印字ドットが連続するように前記イン
ク流路22及び基準距離Lが設定されている。また、ス
テップS6の処理が本発明の基準距離設定手段に相当す
るのである。
【0024】そして、印字装置本体を印字用紙上に置き
走査させると、ローラ6、8が回転し、ローラ8の回転
に伴ってエンコーダ10のスリット円盤14が回転す
る。前記エンコーダ10からの信号に基づきCPU34
は前記基準距離Lの移動が行われたか否かを判別し(S
7)、移動が行われたときに前記フォントデータのドッ
トパターンデータを記憶する印字バッファから最初の1
列分のドットデータを読み出してインクジェットヘッド
2の駆動回路に出力し、出力した1列分のドットパター
ンを印字バッファから削除する。この後、印字バッファ
に未印字のドットパターンデータが残っているか否かを
判別し(S9)、残っている場合には前記ステップS4
に戻る。残っていない場合には印字処理を終了する。こ
のため、印字許可スイッチを押しながら印字装置を走査
すると、前記基準距離の移動毎に1列ずつ印字されてい
くのである。このとき、基準距離Lは検出された高さ
(間隔)に比例して増加するため、例えば、図9に示す
ように文字の高さ方向だけでなく文字幅方向にも拡縮し
て印字が可能になる。
【0025】文字を拡大印字する場合、通常の文字の大
きさで印字していた場合におけるインクジェットヘッド
2と印字紙面間の距離をより大きくする。本形態例にお
いては、ローラ6の支持軸61を中立位置からローラ調
整溝9の下部に固定する(図5)。すると、ローラ6の
取り付け高さが変化したことを高さセンサ7が検知し、
検知した高さをCPU34に入力する。前述したよう
に、インクジェットヘッド2はインクジェット流が互い
にその隣接距離が遠ざかるように噴射されるべく液路2
0とインク噴射口22が配置されている。また、図8の
条件における基準距離より長い間隔で、インクジェット
ヘッド2からインク滴を吐出させる。この時、各ノズル
からインク滴を吐出させるか否かはステップS8により
読み出されたドットデータにより制御されるのである。
【0026】この条件で印字装置本体を走査させると、
文字を拡大印字することができる(図9)。
【0027】文字の拡大印字と同様に、文字の縮小印字
も可能である。文字の縮小印字をするためには、インク
ジェットヘッドと印字紙面間の距離を小さくしてやれば
よい。本形態例においては、ローラ6の支持軸61をロ
ーラ調整溝9の上部に固定する(図6)。図8の条件に
おける距離より短い一定間隔で、CPU10がフォント
データに基づきインクジェットヘッド2の駆動タイミン
グを制御する。
【0028】ところで、インクジェットヘッドと印字紙
面間の距離を徐々に大きくしていくと、実際のフォント
データの文字を単純に拡大したものと比較して、文字の
中心部から上部および下部にいくにつれて歪が大きくな
る。この歪を自動修正するために、インクジェットヘッ
ドと印字紙面間の距離によりフォントデータを変更する
ようにCPU等が構成されていればなお良い。
【0029】尚、上述したのは本発明における一形態を
示したものであり、本発明の趣旨を逸脱しない限り自由
な形態をとることが可能である。
【0030】例えば、本形態例で述べたように印字装置
の走査方法が手動式でなく、自走式であってもよい。イ
ンクジェットヘッドと印字紙面間の距離の調節について
は、印字装置筐体に対してインクジェットヘッド自体を
上下させる形式であってもよい。この場合の高さセンサ
は、ローラの取り付け高さの検知でなく、例えばインク
ジェットヘッド自体の高さを検知するように構成する
等、拡大文字の印字制御が可能になるような構成であれ
ばよい。また、入力部、ディスプレイ部等を含まずに、
通常のプリンタと同様にパーソナルコンピュータのよう
な外部文章編集装置と接続して用いるようにしてもよ
い。この場合、パーソナルコンピュータから文字データ
を入力するインターフェース、インクジェットヘッド、
インクジェットヘッドと印字紙面間の距離を調節する印
字距離調節機構、CPUおよびその周辺装置で構成され
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の文字サイズ変更可能な印字装置は、印字
媒体にインク滴を吐出するノズルを複数備え、各ノズル
から吐出されるインク滴の吐出方向が互いに拡開される
方向に設定されたインクジェットヘッドと、そのインク
ジェットヘッドと前記印字媒体との間隔を変更する間隔
変更手段とを備えている。インクジェットヘッドからの
インク滴は互いに拡開する方向に吐出されるので間隔が
変更されると、印字媒体上に広がる領域が変化するので
ある。インクジェットヘッドと印字媒体との間に印字媒
体に平行な相対移動を発生させて所望の文字等を印字す
ると、その文字等のサイズが前記間隔に応じて変更され
る。
【0032】請求項2に記載の文字サイズ変更可能な印
字装置は、基準距離設定手段が間隔変更手段により変更
された間隔に応じて基準距離を設定し、相対移動検出手
段により設定された基準距離の相対移動が検出されたと
きに制御手段がインクジェットヘッドのノズルからイン
ク滴を吐出させる。このため、インク滴の吐出方向の拡
開方向への文字等のサイズ変更のみでなく、前記相対移
動の方向にもサイズ変更が可能になる。
【0033】請求項3に記載の文字サイズ変更可能な印
字装置は、間隔センサがインクジェットヘッドと前記印
字媒体との間隔を検出し、基準距離設定手段が間隔セン
サにより検出された間隔信号に応答して前記基準距離を
設定するので、検出された間隔に応じて自動的に文字等
のサイズが変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態例における印字装置の要部断面図であ
る。
【図2】ローラ6の支持軸61の支持構造を説明するた
めの説明図である。
【図3】図1のインクジェットヘッド2をインク噴射方
向(図1の一点鎖線)に沿って破断した概略断面図であ
る。
【図4】電気的構成を示すブロック図である。
【図5】ローラ6の支持軸61をローラ調整溝9の下部
に固定した状態を示す図である。
【図6】ローラ6の支持軸61をローラ調整溝9の上部
に固定した状態を示す図である。
【図7】CPU34の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図8】等倍の英文字「F」を示す図である。
【図9】拡大した英文字「F」を示す図である。
【図10】従来例における印字装置の要部断面図であ
る。
【図11】従来例における電気的構成を示すブロック図
である。
【図12】走査方向に2倍に拡大した英文字「F]を示
す図である。
【符号の説明】
2 インクジェットヘッド 4 インクカートリッジ 6 ローラ 8 ローラ 9 ローラ調節溝 10 エンコーダ 12 フォトインタラプタ 14 スリット円盤 16 ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 雅俊 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体にインク滴を吐出するノズルを
    複数備え、各ノズルから吐出されるインク滴の吐出方向
    が互いに拡開される方向に設定されたインクジェットヘ
    ッドと、 そのインクジェットヘッドと前記印字媒体との間隔を変
    更する間隔変更手段とを備え、インクジェットヘッドか
    らインク滴を吐出させながらインクジェットヘッドと印
    字媒体との間に印字媒体に平行な相対移動を発生させて
    所望の文字等を印字するようにした文字サイズ変更可能
    な印字装置。
  2. 【請求項2】 前記相対移動を検出する相対移動検出手
    段と、 前記間隔変更手段により変更された間隔に応じて基準距
    離を設定する基準距離設定手段と、 前記相対移動検出手段により前記基準距離の相対移動が
    検出されたとき前記インクジェットヘッドのノズルから
    インク滴を吐出させる制御手段とを更に有することを特
    徴とする請求項1に記載の文字サイズ変更可能な印字装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基準距離設定手段はインクジェット
    ヘッドと前記印字媒体との間隔を検出する間隔センサを
    含み、その間隔センサにより検出された間隔信号に応答
    して前記基準距離を設定するように構成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の文字サイズ変更可能な印
    字装置。
JP26555095A 1995-10-13 1995-10-13 文字サイズ変更可能な印字装置 Pending JPH09109460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6666536B2 (en) 2000-08-24 2003-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet device with movable platen
US6783201B2 (en) 2000-06-21 2004-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing appartus for identifying ejection error

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6783201B2 (en) 2000-06-21 2004-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing appartus for identifying ejection error
US6666536B2 (en) 2000-08-24 2003-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet device with movable platen

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