JPH06218951A - 記録ヘッド - Google Patents

記録ヘッド

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JPH06218951A
JPH06218951A JP33905592A JP33905592A JPH06218951A JP H06218951 A JPH06218951 A JP H06218951A JP 33905592 A JP33905592 A JP 33905592A JP 33905592 A JP33905592 A JP 33905592A JP H06218951 A JPH06218951 A JP H06218951A
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光男 原畑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録密度を変更することが可能で、高密度で
記録する場合にも記録速度の低下度合いを小さくするこ
とができる記録ヘッドを得る。 【構成】 各々同一平面に含まれるピッチb1 の仮想的
な平行線群84及びピッチb2 の仮想的な平行線群86
と、ピッチb3 の仮想的な平行線群88が互いに交差し
かつ各平行線群を構成する直線の交点が一致するように
配置(これにより各交点では必ず3本の線が交差する)
したときに、各平行線群を構成する各直線上に各々2個
のインク噴出口が位置するように、記録ヘッドのインク
噴出部72Aに穿設されるインクジェットのインク噴出
口44A〜Nを直線の交点に対応する位置に各々配置す
る。これにより、記録ヘッドを回転させていずれかの平
行線群の延びる方向をヘッド移動方向に一致させること
で、記録密度を1/b1 、1/b2 、1/b3 の3段階
に切り替えることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被記録媒体にドットを記
録する記録素子を複数備えた記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ドットマトリクスプリンタは、紙等の被
記録媒体等にドットを記録する記録素子を複数備えた記
録ヘッドを備えており、この記録ヘッドと被記録媒体と
を相対移動させることにより被記録媒体に多数のドット
を記録し、記録したドットの配列によって前記被記録媒
体上に文字、図形、画像等を形成させるものである。ド
ットマトリクスプリンタにおけるドットの記録方式は様
々な種類があり、被記録媒体の種類等に応じて選択され
る。例えば普通紙等に記録する場合には、インクジェッ
ト部から噴射されたインク粒子を媒体に付着させてドッ
トを記録するインクジェット方式や、印字ワイヤを移動
させ印字ワイヤの先端部によってインクリボンを媒体に
押圧してドットを記録するワイヤインパクト方式等が適
用される。また、例えば感熱記録紙に記録する場合に
は、加熱素子により感熱記録紙を加熱してドットを記録
する感熱記録方式等が適用される。
【0003】ところで、ドットマトリクスプリンタでは
被記録媒体に記録する内容等により、記録速度が高速で
あることが重視される場合と、高い記録密度(小さなド
ット間隔)で高品質に記録することが重視される場合
と、がある。この記録速度を速くすることと、より高密
度に記録することは相反するものであり、状況によって
異なる要求を単一のプリンタで満たすためには、要求に
応じて、例えば高速で記録したい場合と高密度で記録し
たい場合とで、記録素子の間隔を変化させて記録を行う
ことが求められる。
【0004】記録素子の間隔を変化させるためには、例
えば記録素子が各々異なる間隔で配列された複数の記録
ヘッドを設け、要求に応じていずれかの記録ヘッドを選
択的に使用して記録を行うようにすることも考えられる
が、コストがかさむという問題がある。これを解決する
ために、米国特許第 4010835号公報には、ヘッドと被記
録媒体との移動方向に交差する方向に沿って記録素子が
2列配列されて構成された記録ヘッドを、前記移動方向
に対する記録素子の配列方向の傾斜角度が変化するよう
に回転可能とすることが提案されている。
【0005】この記録ヘッドでは、記録ヘッドを回転さ
せることにより前記移動方向に沿って記録ヘッドを見た
ときの記録素子の間隔が変化することになる。これによ
り、単一の記録ヘッドによってドットの記録間隔を変化
させることができる。また、特開昭 63-252757号公報に
も上記と同様の原理で構成された記録ヘッドが記載され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に記載
された記録ヘッドはいずれも高速で記録を行う場合と高
密度で記録を行う場合とに対応して記録素子の配置を切
り替えるものであり、高速記録に対応する位置に記録ヘ
ッドを回転させた場合には、ヘッドと被記録媒体との移
動方向に沿って2個の記録素子が並び、この2個の記録
素子を交互に作動させ交互にドットを記録させることに
よって文字等を高速で記録することが可能である。しか
しながら、高密度記録に対応する位置に記録ヘッドを回
転させた場合には、前記移動方向に沿って記録素子が各
々1個ずつ位置する。従って、高密度で記録する場合の
記録速度の低下の度合いが大きい、という問題があっ
た。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、記録密度を変更することが可能で、高密度で記録す
る場合にも記録速度の低下度合いを小さくすることがで
きる記録ヘッドを得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る記録ヘッドは、被記録媒体にドットを記
録する記録素子を複数備え、被記録媒体に対し所定方向
に沿って相対移動している状態で前記記録素子によって
前記被記録媒体への記録を行う記録ヘッドであって、各
々ピッチが異なりかつ同一平面に含まれる複数の仮想的
な平行線群を互いに交差するように配置したときに各平
行線群を構成する線上に各々複数の記録素子が位置する
ように、前記複数の記録素子が前記線の交点に対応する
位置に各々配置されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に係る記録ヘッドを、被記録媒体に対し
前記複数の平行線群のうちの所定の平行線群の延びる方
向に沿って相対移動させ、記録素子によって被記録媒体
へのドットの記録を行うと、記録されたドットの前記相
対移動方向と直交する方向に沿った間隔は、前記所定の
平行線群のピッチに一致する。従って、被記録媒体に記
録されたドットの前記相対移動方向に直交する方向に沿
った記録密度は平行線群のピッチに応じて変化し、被記
録媒体に所定の記録密度で記録を行う場合には、前記所
定の記録密度に対応するピッチの平行線群の延びる方向
に沿って記録素子と被記録媒体とを相対移動させればよ
い。このように、記録ヘッドと被記録媒体との相対移動
の方向を変更することにより、記録密度を変更すること
が可能である。
【0010】また、本発明では各平行線群を構成する線
上に各々複数の記録素子が位置しているので、高密度で
記録する場合、すなわち、ピッチの小さい平行線群の延
びる方向に沿って相対移動させて記録を行う場合にも、
前記平行線群を構成する線上、すなわち相対移動方向に
沿って各々複数の記録素子が並ぶことになり、単一の記
録素子が並んでいる場合と比較して記録速度の低下度合
いを小さくすることができる。
【0011】なお、本発明の記録ヘッドを適用可能なド
ットマトリクスプリンタでは、被記録媒体と記録ヘッド
とを一定の方向に相対移動させて記録を行う。このよう
なプリンタに適用する場合には、所定の記録密度に対応
するピッチの平行線群の延びる方向が前記一定の方向に
一致するように記録ヘッドを配置すればよい。これによ
り、記録ヘッドの配置方向を各々異ならせることによ
り、記録密度の異なるプリンタに対し同一の記録ヘッド
を適用することができる。また、複数の平行線群が含ま
れる平面に直交する軸に沿って記録ヘッドを回転可能と
すれば、所定の平行線群の延びる方向と前記一定の方向
とが一致するように、被記録媒体に対して記録ヘッドを
相対回転させることで、単一のプリンタにおいて記録密
度を変更することができる。
【0012】なお、本発明における平行線群の数は2組
に限定されるものではなく、3組以上の平行線群を互い
に交差するように配置した場合にも適用できる。本発明
では記録素子を各平行線群を構成する線の交点に対応す
る位置に配置するので、前記のように記録密度を変更し
た場合にも記録素子を共通に用いることができ、3組以
上の平行線群を用いて記録素子を配置しても、記録素子
の数の大幅な増加を防止できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】〔第1実施例〕まず、本発明の第1実施例
を説明する。図1には本第1実施例に係るドットマトリ
クスプリンタの主要部が示されている。このドットマト
リクスプリンタは紙等の被記録媒体10が巻掛けられる
プラテンロール12を備えている。プラテンロール12
は図示しない軸受により回転可能に軸支されたシャフト
14に固着されており、被記録媒体10の幅方向の一端
から他端に亘って延設されている。また、シャフト14
の一方の端部にはギア16が取付けられている。ギア1
6にはギア18が噛合しており、ギア18はモータ20
の駆動軸に固着されている。
【0015】従って、モータ20が駆動されると、モー
タ20の駆動力がギア18、16を介してシャフト14
に伝達され、シャフト14及びプラテンロール12が図
1矢印A方向に回転される。このプラテンロール12の
回転によりプラテンロール12に巻掛けられた被記録媒
体10が搬送される。ギア16にはギア30が噛合して
おり、このギア30はプラテンノブ32の支軸に取付け
られている。プラテンノブ32はドットマトリクスプリ
ンタの図示を省略したケーシングの外部に露出されてお
り、ユーザがプラテンノブ32を回転させることによ
り、手動で被記録媒体10を搬送することも可能となっ
ている。
【0016】一方、プラテンロール12の近傍には、互
いに平行な一対のシャフト34、36が配設されてお
り、シャフト34、36の中間部には移動ブロック38
が設けられている。移動ブロック38はシャフト34、
36の長手方向に沿ってスライド可能とされている。移
動ブロック38の上方には本発明が適用された記録ヘッ
ド40が、プラテンロール12に対し所定間隔隔てて対
向配置されている。この記録ヘッド40の構成について
は後に詳述する。記録ヘッド40にはプラテンロール1
2と反対側にシャフト22が取付けられており、シャフ
ト22の端部が移動ブロック38に固定された軸受42
に軸支されている。
【0017】また、シャフト22の中間部にはギア24
が固着されている。ギア24にはギア26が噛合してお
り、ギア26はモータ28の駆動軸に取付けられてい
る。従って、モータ28が駆動されると、モータ28の
駆動力がギア26、24を介して記録ヘッド40に伝達
され、記録ヘッド40はシャフト22を中心として図1
矢印B方向または矢印C方向に回動される。
【0018】また移動ブロック38の下方には無端ベル
ト46(一部のみ図示)が配置されており、移動ブロッ
ク38はこの無端ベルト46の所定部位に係止されてい
る。無端ベルト46は内周側の表面に凹凸が形成されて
おり、この凹凸に対応する凹凸が外周に設けられた一対
のローラ48(一方のみ図示)に巻掛けられている。ロ
ーラ48はモータ50の駆動軸に固着されている。従っ
て、モータ50が駆動されるとローラ48及び無端ベル
ト46が回転され、移動ブロック38及び記録ヘッド4
0はシャフト34、36に沿ってスライドされ、プラテ
ンロール12に巻掛けられた被記録媒体10に対し記録
ヘッド10が図1矢印X方向に沿って移動する。
【0019】図2に示すように、記録ヘッド40の被記
録媒体10に対応する面の中央部にはインク噴出口44
A〜44Nが穿設されたインク噴出部40Aが設けられ
ており、記録ヘッド40の内部には、図3に示すように
本発明の記録素子としてのインクジェット部52A〜5
2N(なお、図3にはインクジェット部52Aのみ図
示)が、インク噴出口44A〜44Nに対応して各々設
けられている。インクジェット部52A〜52Nは各々
同一の構造とされており、記録ヘッド40と別に設けら
れたインクタンク54から供給されたインクを貯留する
インク室56を備えている。
【0020】インク室56の上方には圧電素子58が配
置されている。圧電素子58は電圧が印加されると変位
し、インク室56内に瞬間的に圧力を加える。インク室
56は対応するインク噴出口44を介して外部と連通さ
れており、前記圧力が加わると内部に貯留しているイン
クの粒子をインク噴出口44を介して噴出する。このイ
ンク粒子が被記録媒体10の表面に付着することによ
り、被記録媒体10にドットが記録される。
【0021】また、インク噴出口44A〜44Nは、ピ
ッチa1 の仮想的な平行線群80と、ピッチa2 (但し
2 <a1 )でかつ平行線群80と同一平面に含まれる
仮想的な平行線群82と、を角度θで交差するように配
置したときに、平行線群80を構成する各直線及び平行
線群82を構成する各直線上に、各々2個のインク噴出
口が位置するように、前記直線の交点に対応する位置に
各々穿設されている。従って、本第1実施例の記録ヘッ
ド40は、後述するように記録密度を1/a1の記録密
度(記録密度「低」)と記録密度1/a2 (記録密度
「高」)の2段階に切り替えることが可能とされてい
る。
【0022】一方、ドットマトリクスプリンタの制御部
は、図3に示すように構成される。すなわち、制御回路
60はCPU、メモリ等を含んで構成され、図示しない
ホスト等から、記録密度の高低の指定や記録の開始等の
各種の指示を表す制御信号と、被記録媒体10に記録す
る内容を表す記録データと、が入力される。制御回路6
0にはモータ駆動回路62、64、66が接続されてお
り、モータ駆動回路62にはモータ28が、モータ駆動
回路64にはモータ20が、モータ駆動回路66にはモ
ータ50が各々接続されている。
【0023】また、制御回路60にはスイッチ回路68
が接続されている。スイッチ回路68は記録ヘッド40
のインクジェット部52A〜52Nの数と同数のスイッ
チング素子70A、・・・を備えている。各スイッチン
グ素子は各々制御回路60に接続されており、制御回路
60の指示に応じてオンオフされるようになっている。
各スイッチング素子は図示しない電源に接続されると共
に各インクジェット部52の圧電素子58に接続されて
おり、制御回路60によってオンされると、接続されて
いる圧電素子に電圧が印加され、インクジェット部52
からインクが噴出されるようになっている。
【0024】次に本第1実施例の作用を説明する。被記
録材料10への文字等の記録を低い記録密度で行う場
合、制御回路60はモータ駆動回路62を介してモータ
28を駆動し、記録ヘッド40を図4に示す位置、すな
わちピッチの大きい平行線群80が記録ヘッド40の移
動方向(図4矢印X方向)と平行となる位置まで回転さ
せる。この回転が停止した状態で矢印X方向に沿って記
録ヘッド40を見ると、インク噴出口44が平行線群8
0のピッチa1 と一致した間隔で並んでおり、制御回路
60がモータ駆動回路66を介してモータ50を駆動
し、記録ヘッド40を矢印X方向に沿って移動させる
と、各噴出口44A〜44Nは各々平行線群80を構成
する直線に沿って移動する。
【0025】制御回路60は入力された記録データ、記
録ヘッド40の移動速度及び記録ヘッド40の位置に基
づいて、ドットを記録すべき部位に所定のインク噴出口
44が対応したときに、スイッチ回路68の所定のスイ
ッチング素子をオンして対応するインクジェット部52
を駆動し、前記所定のインク噴出口44から被記録媒体
10へ向けてインク粒子を噴出させる。なお、平行線群
80の各直線上には各々2個のインク噴出口44が位置
しており、制御回路60は、同一直線上に位置している
2個のインク噴出口からなるべく交互にインクが噴出さ
れるように制御する。
【0026】一例として被記録媒体10に、図4に示す
「A」の文字に対応するドットパターンを記録する場合
には、各インクジェット部52A〜52Nを各々図5に
示すタイミングで駆動し、対応するインク噴出口44A
〜44Nからインク粒子を噴出させる。これにより、被
記録媒体10上に図4に示す配置のドットパターンが形
成される。このドットパターンは被記録媒体10上の図
1矢印Y方向(X方向と直交する方向)に沿ったドット
間隔がa1 (記録密度が1/a1 )とされており、この
ドットパターンが文字「A」として認識されることにな
る。
【0027】一方、被記録材料10への印字を高い記録
密度で行う場合、制御回路60はモータ駆動回路62を
介してモータ28を駆動し、記録ヘッド40を図6に示
す位置、すなわちピッチの小さい平行線群82が被記録
媒体10に対する記録ヘッド40の移動方向(図6矢印
X方向)と平行となる位置まで回転させる。この回転が
停止した状態で、矢印X方向に沿って記録ヘッド40を
見ると、インク噴出口44が一定ピッチa2 で配列され
ており、記録ヘッド40を矢印X方向に沿って移動させ
ると、各噴出口44A〜44Nは各々平行線群82を構
成する直線に沿って移動する。
【0028】制御回路60は、前記と同様に同一直線上
に位置している2個のインク噴出口からなるべく交互に
インクが噴出されるように制御する。一例として被記録
媒体10に、図6に示す「A」の文字に対応するドット
パターンを記録する場合には、各インクジェット部52
A〜52Nを各々図7に示すタイミングで駆動し、対応
するインク噴出口44A〜44Nからインクを噴出させ
る。これにより、被記録媒体10上に図6に示す配置の
ドットパターンが形成される。このドットパターンは被
記録媒体10上のY方向に沿ったドット間隔がa2 (記
録密度が1/a 2 )とされており、このドットパターン
が文字「A」として認識される。
【0029】このように、本第1実施例では記録密度を
2段階に切り替えて記録を行うことができる。また、本
第1実施例では高密度記録に対応する図6に示す状態
で、平行線群82の各直線上に各々2個のインク噴出口
44が位置しているので、例えば被記録媒体10にドッ
トを連続して記録する場合にも、対応する2個のインク
ジェット部52を交互に作動させることができる。従っ
て、従来のように直線上に各々単一の記録素子が位置し
ている場合と比較して2倍の記録速度で記録を行うこと
ができ、記録速度の低下度合いが小さくて済む。なお、
従来と比較して記録速度を向上させる代わりに、同一の
記録速度で、被記録媒体10にX方向に沿って2倍の記
録密度で記録することも可能である。
【0030】なお、上記では記録ヘッド40により被記
録媒体10に「A」の文字に対応するドットパターンを
記録する場合を例に説明したが、記録ヘッド40によっ
て被記録媒体10に図形や画像に対応するドットパター
ンを記録することも可能であることは言うまでもない。
【0031】〔第2実施例〕次に本発明の第2実施例を
説明する。なお、第1実施例と同一の部分には同一の符
号を付し、説明を省略する。図8に示すように、本第2
実施例に係る記録ヘッド40のインク噴出部72Aに
は、ピッチb1 の仮想的な平行線群84と、ピッチb2
(但しb2 <b1 )でかつ平行線群84と同一平面に含
まれる仮想的な平行線群86と、ピッチb3 (但しb2
<b3 <b1 )でかつ平行線群84、86と同一平面に
含まれる仮想的な平行線群88と、を互いに交差しかつ
各平行線群を構成する直線の交点が一致するように配置
(これにより、各交点では必ず3本の線が交差する)し
たときに、平行線群84、86、88を構成する各直線
上に、各々2個のインク噴出口が位置するように、イン
ク噴出口44A〜44Nが直線の交点に対応する位置に
各々穿設されている。
【0032】被記録材料10に低い記録密度で文字等を
記録する場合、制御回路60は記録ヘッド40を平行線
群84が図1矢印X方向と平行となる位置まで回転させ
る。この回転が停止した状態で矢印X方向に沿って記録
ヘッド40を見ると、インク噴出口44が平行線群84
のピッチb1 と一致した間隔で並ぶことになり、被記録
媒体10上に図1矢印Y方向に沿って1/b1 の記録密
度で文字等が記録される。
【0033】また、被記録材料10に高い記録密度で文
字等を記録する場合には、記録ヘッド40を平行線群8
6が矢印X方向と平行となる位置まで回転させる。この
回転が停止した状態で矢印X方向に沿って記録ヘッド4
0を見ると、インク噴出口44が平行線群86のピッチ
2 と一致した間隔で並ぶことになり、被記録媒体10
上に矢印Y方向に沿って1/b2 の記録密度で文字等が
記録される。
【0034】さらに、被記録材料10に中程度の記録密
度で文字等を記録する場合は、記録ヘッド40を平行線
群88が矢印X方向と平行となる位置まで回転させる。
この回転が停止した状態で矢印X方向に沿って記録ヘッ
ド40を見ると、インク噴出口44が平行線群88のピ
ッチb3 と一致した間隔で並ぶことになり、被記録媒体
10上に矢印Y方向に沿って1/b3 の記録密度で文字
等が記録される。
【0035】このように、本第2実施例の記録ヘッド
は、第1実施例の記録ヘッド40とインク噴出口44及
びインクジェット部52の数が同数であるにも拘わら
ず、記録密度を、1/b1 (記録密度「高」)と1/b
2 (記録密度「低」)と1/b3(記録密度「中」)の
3段階に切り替えることができると共に、各記録密度に
おいて全てのインク噴出口44及びインクジェット部5
2を用いるので、全てのインク噴出口44及びインクジ
ェット部52を有効に利用することができる。
【0036】また、各平行線群84、86、88を構成
する直線上に各々2個のインク噴射口44が位置してい
るので、第1実施例と同様に2個のインク噴射口に対応
する2個のインクジェット部52を交互に駆動すること
ができ、高い記録密度で記録を行った場合にも、印字速
度の低下度合いを小さくすることができる。
【0037】なお、本第2実施例では平行線群84、8
6、88の各直線の交点が一致するように配置してイン
ク噴出口44を配置していたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、3つの平行線群の各直線の交点を必
ずしも一致させなくてもよい。但し、交点を一致させな
い場合には2本の線が交差する交点が生じ、この交点に
配置したインク噴出口44は、前記交点で交差していな
い平行線群に対応する記録密度で記録する場合に用いる
ことができない。従って、必要とされるインク噴出口4
4及びインクジェット部52の数は増加する。
【0038】〔第3実施例〕次に本発明の第3実施例を
説明する。なお、第1実施例及び第2実施例と同一の部
分には同一の符号を付し、説明を省略する。図9に示す
ように本第3実施例では、第2実施例と同様に、インク
噴出部74Aにインク噴出口44を配置するために3組
の平行線群を用いている。
【0039】すなわち、ピッチが 1/300インチの多数の
直線で構成される仮想的な平行線群90と、ピッチが 1
/360インチの多数の直線で構成される仮想的な平行線群
92と、ピッチが 1/400インチの多数の直線で構成され
る仮想的な平行線群94と、を互いに交差しかつ各平行
線群の直線の交点が一致(図9の円内参照)するように
配置している。これにより、各交点では必ず3本の線が
交差する。そして、平行線群90、92、94を構成す
る各直線上に、各々2個のインク噴出口44が位置する
ように、図9に示す破線の近傍の直線の交点に対応する
位置にインク噴出口44を各々配置している。
【0040】上記により、平行線群90が矢印X方向と
平行となる位置まで記録ヘッド40が回転された場合に
は、X方向に沿って記録ヘッド40を見ると各インク噴
出口44が 1/300インチのピッチで並ぶことになり、記
録ヘッド40をX方向に沿って移動させながら各インク
ジェット部52を作動させると矢印Y方向に沿った記録
密度300dpiで被記録媒体10上に文字等が記録される。
【0041】同様に、平行線群92がX方向と平行とな
る位置まで記録ヘッド40が回転された場合には、X方
向に沿って記録ヘッド40を見ると各インク噴出口44
が 1/360インチのピッチで並び、記録ヘッド40を各イ
ンクジェット部52を作動させるとY方向に沿った記録
密度360dpiで被記録媒体10上に文字等が記録される。
さらに、平行線群94がX方向と平行となる位置まで記
録ヘッド40が回転された場合には、X方向に沿って記
録ヘッド40を見ると各インク噴出口44が 1/400イン
チのピッチで並び、記録ヘッド40を各インクジェット
部52を作動させるとY方向に沿った記録密度400dpiで
被記録媒体10上に文字等が記録されることになる。
【0042】また、上記構成の記録ヘッドは、取付方向
を変更することにより、ドットマトリクスプリンタ等の
記録部用の記録ヘッドとして、記録密度の異なる機種で
あっても共通に用いることができる。このように用いる
場合にも、第2実施例と同様に、各記録密度において全
てのインク噴出口44及びインクジェット部52を用い
ることができ、無駄が生ずることがない。
【0043】なお、300dpiの記録密度は欧州におけるド
ットマトリクスプリンタの標準的な記録密度、360dpiの
記録密度は日本におけるドットマトリクスプリンタの標
準的な記録密度、400dpiはファクシミリの記録部の標準
的な記録密度であり、本第3実施例の記録ヘッドは上記
ドットマトリクスプリンタやファクシミリの記録部とし
て共通に用いることができる。従って、従来のように記
録密度の異なる3種類の記録ヘッドを製造する場合と比
較して、製造コスト等を低減することも可能となる。
【0044】〔第4実施例〕次に本発明の第4実施例を
説明する。なお、第1実施例乃至第3実施例と同一の部
分には同一の符号を付し、説明を省略する。図10に示
すように、本第2実施例に係る記録ヘッド40のインク
噴出部76Aには、ピッチc1 の仮想的な平行線群96
と、ピッチc2 の仮想的な平行線群98と、ピッチc3
の仮想的な平行線群100と、ピッチc4 の仮想的な平
行線群102と、を互いに交差するように配置したとき
に、平行線群96、98、100、102を構成する各
平行線上に、各々2個以上のインク噴出口が位置するよ
うに、多数のインク噴出口44が直線の交点に対応する
位置に各々穿設されている。なお、各平行線群のピッチ
の大小関係はc2 <c3 <c4 <c1 とされている。
【0045】本第4実施例では、平行線群96が矢印X
方向と平行となる位置まで記録ヘッド40が回転された
場合には、矢印Y方向に沿った記録密度が1/c1 で被
記録媒体10上に文字等が記録され、平行線群98が矢
印X方向と平行となる位置まで記録ヘッド40が回転さ
れた場合には、矢印Y方向に沿った記録密度が1/c 2
で被記録媒体10上に文字等が記録されることになる。
また、平行線群100が矢印X方向と平行となる位置ま
で記録ヘッド40が回転された場合には、矢印Y方向に
沿った記録密度が1/c3 で被記録媒体10上に文字等
が記録され、平行線群102が矢印X方向と平行となる
位置まで記録ヘッド40が回転された場合には、矢印Y
方向に沿った記録密度が1/c4 で被記録媒体10上に
文字等が記録される。
【0046】このように、本第4実施例の記録ヘッド
は、インク噴出口44及びインクジェット部52の数は
若干増加するものの、記録密度を、1/c1 、1/
2 、1/c3 、1/c4 の4段階に切り替えることが
できる。また、各平行線群96、98、100、102
を構成する直線上に各々2個以上のインク噴射口44が
位置しているので、高い記録密度で記録を行った場合に
も、印字速度の低下度合いを小さくすることができる。
【0047】なお、上記では複数の仮想的な平行線群を
交差するように配置したときに、各平行線群を構成する
各直線上に各々少なくとも2個のインク噴出口が位置す
るようにインク噴出口を配置した例を示したが、本発明
はこの数に限定されるものではなく、各平行線上に各々
少なくとも3個以上のインク噴出口を配置するようにし
てもよい。
【0048】また、上記実施例では被記録媒体10への
ドットの記録方式としてインクジェット方式を適用した
例を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ワイヤインパクト方式、感熱記録方式等の各種の記
録方式を適用することが可能であり、記録素子について
も各種の記録方式に対応する記録素子を適用することが
できる。
【0049】また、上記では記録ヘッドが被記録媒体に
対して2次元に移動してシリアルに文字等を記録するプ
リンタを例に説明したが、これに限定されるものではな
く、被記録媒体と記録ヘッドとが直線的に相対移動し1
ライン同時に記録を行うラインプリンタ等に適用するこ
とも可能である。この場合には、例えば上記実施例に示
した記録ヘッドを被記録媒体の幅方向の一端から他端に
亘って複数配列し、記録密度を切り替える際には各記録
ヘッドを回転させると共に、ドットの記録間隔が一定と
なるように各記録ヘッドの間隔を変更すればよい。この
ときの記録ヘッドと被記録媒体との相対移動は、被記録
媒体を搬送するか、または記録ヘッドを移動させること
によって実現できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被記録媒
体に対し所定方向に沿って相対移動している状態で複数
の記録素子によって被記録媒体への記録を行う記録ヘッ
ドにおいて、各々ピッチが異なりかつ同一平面に含まれ
る複数の仮想的な平行線群を互いに交差するように配置
したときに各平行線群を構成する線上に各々複数の記録
素子が位置するように、前記複数の記録素子を前記線の
交点に対応する位置に各々配置したので、記録密度を変
更することが可能で、かつ高密度で記録する場合にも記
録速度の低下度合いを小さくすることができる、という
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るドットマトリクスプリンタの
要部の斜視図である。
【図2】記録密度を2段階に切り替え可能な記録ヘッド
のインク噴出部に穿設されたインク噴出口の配置を示す
平面図である。
【図3】ドットマトリクスプリンタの制御部の概略構成
を示すブロック図である。
【図4】第1実施例において低い記録密度で文字等を記
録する場合の記録ヘッドの位置を示す概念図である。
【図5】図4に示す配置において各インクジェット部の
駆動タイミングの一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】第1実施例において高い記録密度で文字等を記
録する場合の記録ヘッドの位置を示す概念図である。
【図7】図6に示す配置において各インクジェット部の
駆動タイミングの一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】記録密度を3段階に切り替え可能な記録ヘッド
のインク噴出部に穿設されたインク噴出口の配置を示す
平面図である。
【図9】記録密度を3段階に切り替え可能な記録ヘッド
のインク噴出口の配置の他の例示す平面図である。
【図10】記録密度を4段階に切り替え可能な記録ヘッ
ドのインク噴出部に穿設されたインク噴出口の配置を示
す平面図である。
【符号の説明】
10 被記録媒体 40 記録ヘッド 44 インク噴出口 52 インクジェット部 60 制御回路 72A インク噴出部 74A インク噴出部 76A インク噴出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 弘文 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 杉田 修二 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体にドットを記録する記録素子
    を複数備え、被記録媒体に対し所定方向に沿って相対移
    動している状態で前記記録素子によって前記被記録媒体
    への記録を行う記録ヘッドであって、各々ピッチが異な
    りかつ同一平面に含まれる複数の仮想的な平行線群を互
    いに交差するように配置したときに各平行線群を構成す
    る線上に各々複数の記録素子が位置するように、前記複
    数の記録素子が前記線の交点に対応する位置に各々配置
    されていることを特徴とする記録ヘッド。
JP4339055A 1992-12-18 1992-12-18 記録ヘッド制御機構 Expired - Lifetime JP2604954B2 (ja)

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