JP3488619B2 - インクジェットプリンタ装置 - Google Patents

インクジェットプリンタ装置

Info

Publication number
JP3488619B2
JP3488619B2 JP03880698A JP3880698A JP3488619B2 JP 3488619 B2 JP3488619 B2 JP 3488619B2 JP 03880698 A JP03880698 A JP 03880698A JP 3880698 A JP3880698 A JP 3880698A JP 3488619 B2 JP3488619 B2 JP 3488619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing
ink head
head
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03880698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11235813A (ja
Inventor
久 ▲吉▼村
教博 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP03880698A priority Critical patent/JP3488619B2/ja
Priority to US09/253,008 priority patent/US6331041B1/en
Publication of JPH11235813A publication Critical patent/JPH11235813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3488619B2 publication Critical patent/JP3488619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17543Cartridge presence detection or type identification
    • B41J2/17546Cartridge presence detection or type identification electronically

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出する
ことによって記録材上に文字や画像などを印刷するイン
クジェットプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からイジェットプリンタ装置は、図
1に示されるように主走査方向Aに移動可能で、インク
ヘッド1が装着可能なキャリッジ2を備える。また、イ
ンクジェットプリンタ装着は、主走査方向Aに沿って設
けられ、図示しない記録紙を主走査方向Aとは直交する
副走査方向Bに搬送するプラテンローラ6を備える。キ
ャリッジ2には、図2に示されるように該キャリッジ2
の底部2aに軸支される固定レバー4を開いた状態でキ
ャリッジ2の底部2aから突出する位置合わせピン3を
インクヘッド1の位置合わせ溝7と互いに係合した後、
固定レバー4を閉じ、該固定レバー4の凸部10aをイ
ンクヘッド上部の凹所10bに係合することによって、
インクヘッド1が装着される。
【0003】また、キャリッジ2の底部2aの表面には
電気的な接続端子群8が設けられており、当該底部2a
に対向するインクヘッド1の底面にも同様な電気的な接
続端子群が設けられており、装着時に接続端子群同士は
互いに接触し導通する。キャリッジ2の接続端子群8に
インクヘッド用のケーブル9を介して与えられた印刷す
べき情報や印刷のための制御情報などに従って印刷動作
が実行される。また、インクヘッド1は図3に示される
ように複数のノズル12から成るノズル群11を有す
る。ノズル12は高さ方向に一列に配列して構成され、
各ノズル12の直径は同一である。
【0004】図13は、従来技術のインクジェットプリ
ンタ装置の電気的構成を示すブロック図である。インク
ジェットプリンタ装置は、キャリッジ側の回路基板41
とインクヘッド側の回路基板42とを有し、回路基板4
1,42同士はケーブル9で互いに電気的に接続され
る。キャリッジ側回路基板41にはCPU(中央演算処
理装置)43、インターフェイス制御部44、インター
フェイスメモリ45およびプリントメモリ46が設けら
れ、インクヘッド側回路基板42にはプリントヘッドド
ライバ47B,47C,47M,47Yが設けられる。
【0005】インターフェイス制御部44によって取込
まれた印刷情報は該情報の入力のタイミングに従ってイ
ンターフェイスメモリ45に一時的に記憶され、1行分
の印刷情報が記憶されると、プリントメモリ46に短時
間で移動される。そして、インクヘッド1の主走査方向
Aへの移動が開始される。インクヘッドの移動位置に従
って、印刷開始位置や特定ピッチの位置などの情報がC
PU43に入力され、該情報は印刷しようとする解像度
の情報に加工し変換される。情報の加工変換のタイミン
グに従ってプリントメモリ46に記憶された印刷情報が
プリントヘッドドライバ47B,47C,47M,47
Yに与えられ、該プリントヘッドドライバ47B,47
C,47M,47Yはノズル12からインクを吐出させ
る。
【0006】たとえば特開平7−156391号公報に
は、複数のノズルの配列関係を規定する技術が開示され
ている。これによって、等分割駆動と複数列による副走
査補完とを同時に満たすようにしている。
【0007】また、特開平3−290263号公報およ
び特開平5−96728号公報には、記録材の搬送方向
に対してノズル配列の角度を変更可能とした技術が開示
されている。特開平3−290263号ではノズル配列
の角度、記録材の搬送量、キャリッジ移動速度を適宜設
定して、また特開平5−96728号公報では、ノズル
配列の角度、キャリッジ移動速度、インク吐出タイミン
グを適宜設定して、それぞれ所望の解像度を得ている。
【0008】さらに、特開平5−201003号公報に
は、直径の異なる2種類のノズル群を設けたインクヘッ
ドが開示されており、低解像度用ノズル群、高解像度用
ノズル群および各ノズル群の組合せを適宜選択して所望
の解像度を得ている。また、特開平2−26752号公
報には、インク吐出量の異なる複数のインクヘッドを設
け、インクヘッド選択手段によってインクヘッドを選択
して所望の解像度を得る技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−15639
1号公報のように直径が同一の単一種類のノズル群を設
けたインクヘッドでは、解像度が一定となる。また、特
開平3−290263号公報や特開平5−96728号
公報のようにノズル群の配列角度を変えるようにしたイ
ンクヘッドでは、異なる解像度が得られるものの、各ノ
ズルの直径は同じであり該ノズルからのインク吐出量が
同じなので、高解像度の印刷ではインク量が多く、べた
付いた感じとなる。また、低解像度の印刷ではインク量
が少なく、淡い色合いとなる。さらに、ノズル配列の角
度の副走査方向の印刷に対する影響が大きく、前記角度
の僅かな違いによって改行量が大きく異なることとな
る。このため、改行毎に、何も印刷されない部分または
重複して印刷される部分が発生し、印刷品位が低下す
る。さらに、特開平5−201003号公報や特開平2
−26752号公報では、インクヘッドの構造が複雑で
製造コストが高価となるので、実用に至っていない。
【0010】本発明の目的は、複数の解像度で、高い印
刷品位が得られる安価なインクジェットプリンタ装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のインク
吐出穴が配列されるインクヘッドが交換可能に装着され
るキャリッジを備えるインクジェットプリンタ装置にお
いて、インクヘッドのインク吐出穴径の相違が種類の相
違であるインクヘッドの種類を検出する検出手段と、前
記検出手段の検出結果に基づいてインクヘッドの種類に
応じた印刷動作を実行する印刷手段とを含み、前記検出
手段は、同一ピッチで複数のインク吐出穴が配列される
インクヘッドの種類を検出し、各インク吐出穴径に応じ
た印刷動作を実行する前記印刷手段は、一定面積に吐出
するインクドット数と1回に吐出するインク量との積で
あるインク吐出量が、各インクヘッドで略同じとなるよ
うな印刷動作を実行することを特徴とするインクジェッ
トプリンタ装置である。
【0012】 本発明に従えば、インクジェットプリン
タ装置のキャリッジには、複数のインク吐出穴が配列さ
れる各種インクヘッドが装着可能である。検出手段は、
装着されたインクヘッドのインク吐出穴径の相違が種類
の相違であるインクヘッドの種類すなわちインク吐出穴
径の異なるインクヘッドを検出する。印刷手段は、検出
結果に基づいてインクヘッドの種類に応じた印刷動作を
実行する。すなわち、インクヘッドの種類に応じて印刷
情報の記憶位置や記録材の送り量を制御して、印刷動作
を実行する。各種のインクヘッドが装着可能なので、イ
ンク吐出穴径、すなわちインク吐出量に応じた複数の解
像度が得られ、また装着されたインクヘッドの種類に応
じた印刷動作を実行するので、高い印刷品位が得られ
る。たとえば、高速での印刷時にインク吐出量が多くて
低解像度の印刷ができ、また高解像度での印刷時にイン
ク吐出量が少なくて低速度の印刷ができるよう、動作を
制御する。また本発明に従えば、特に同一ピッチで複数
のインク吐出穴が配列されるインクヘッドが装着可能で
ある。前記検出手段は、このインクヘッドの種類を検出
する。前記印刷手段は、検出結果に基づいてインクヘッ
ドのインク吐出穴径、すなわちインク吐出量に応じた解
像度での印刷動作を実行し、特にインク吐出量が各イン
クヘッドで略同じとなるように印刷動作を実行する。各
種のインクヘッドにおいて、複数のインク吐出穴は同一
ピッチで配列されるので、インクヘッドの構造は簡単で
ある。したがって、複数の解像度で、高い印刷品位を得
るためのインクヘッドの製造が簡単でかつ安価である。
また、直径が同じノズル群の配列角度を変えて異なる解
像度を得るようにした場合、各ノズルの直径は同じであ
り該ノズルからのインク吐出量が同じなので、高解像度
の印刷ではインク量が多く、べた付いた感じとなる。ま
た、低解像度の印刷ではインク量が少なく、淡い色合い
となる。しかし、本発明では、インク吐出量が各インク
ヘッドで略同じとなるように印刷動作を実行する。した
がって、解像度によらず、高い印刷品位が得られる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】また本発明は、印刷の解像度が正数倍であ
り、低解像度の印刷ドットピッチをP1とし、高解像度
の印刷ドットピッチをP2とし、高解像度のインクヘッ
ドのノズルチャンネル数をCとし、印刷中の記録材の送
り量をXとしたとき、 X=(C÷(P1÷P2)−1)×P1+P2 (ただし、C÷(P1÷P2)が端数のとき、小数点以
下切捨て)を満たすような印刷動作を前記印刷手段が実
行することを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、前記印刷手段は、X=
(C÷(P1÷P2)−1)×P1+P2を満たすよう
な印刷動作を実行する。したがって、記録材の送り量X
は常に同じとなり、安定的に記録材を搬送することがで
きる。たとえば、180dpi、インク吐出穴ピッチP
1=141.1μm、32チャンネルのインク吐出穴数
のインクヘッドと、720dpi、インク吐出穴ピッチ
P2=35.25μm、32チャンネルのインク吐出穴
数のインクヘッドとを相互に交換してキャリッジに装着
するときと比較して考える。180dpiでの印刷で
は、1行印刷毎に記録材を(P1×32)μm送る。7
20dpiでの印刷では、1行印刷後、各チャンネル間
の隙間を印刷するために記録材を(P2)μm送り、こ
れを4回繰返して180dpiでの印刷の1行分とな
る。次に2行目の印刷のために、記録材を(P1×32
−P2×3)μm送る。720dpiにおけるこのよう
な記録材の送りは、送り量が均一でないため安定的な記
録材の送りが難しく、送りむらが発生する可能性が高
い。具体的には、2行目の(P2)μmの送り量が少な
くなる可能性が高い。しかし、本発明では、記録材の送
り量Xは常に同じなので、送りむらが生じることなく、
安定的に記録材を送ることができる。
【0019】また本発明は、C÷(P1÷P2)=正数
を満たすことを特徴とする。本発明に従えば、C÷(P
1÷P2)=正数を満たすことによって、すべてのイン
ク吐出穴を印刷に用いて効率よく印刷することができ
る。
【0020】また本発明は、前記検出手段は、同一イン
ク吐出穴間距離で複数のインク吐出穴が配列されるイン
クヘッドの種類を検出し、前記印刷手段は、各インク吐
出穴径に応じた印刷動作を実行することを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、インクジェットプリンタ
装置のキャリッジには、インク吐出穴径の異なる各種イ
ンクヘッドであって、特に同一インク吐出穴間距離で複
数のインク吐出穴が配列されるインクヘッドが装着可能
である。前記検出手段は、このインクヘッドの種類を検
出する。前記印刷手段は、検出結果に基づいてインクヘ
ッドのインク吐出穴径、すなわちインク吐出量に応じた
解像度での印刷動作を実行する。各種のインクヘッドに
おいて、複数のインク吐出穴は同一インク吐出穴間距離
で配列されるので、対応した解像度に対応した配列とな
る。したがって、特別な記録材送りの動作は不要であ
り、記録材の送り制御が簡単となる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
るインクジェットプリンタ装置を示す斜視図である。イ
ンクジェットプリンタ装置は、主走査方向Aに移動可能
で各種インクヘッド1が装着可能なキャリッジ2を備え
る。またインクジェットプリンタ装着は、主走査方向A
に沿って設けられ、図示しない記録紙を主走査方向Aと
は直交する副走査方向Bに搬送するプラテンローラ6を
備える。さらにインクジェットプリンタ装着は、プラテ
ンローラ6の一端部に設けられるメンテナンスステーシ
ョン5を備える。
【0027】図2は、インクヘッド1とキャリッジ2と
を分解して示す斜視図である。キャリッジ2は、その底
部2aから突出する位置合わせピン3と、底部2aに軸
支される固定レバー4とを有する。インクヘッド1の装
着時において、位置合わせピン3はインクヘッド1の位
置合わせ溝7と互いに係合する。また、固定レバー4は
開いた状態で係合され、係合後に閉じられて、固定レバ
ー4の凸部10aがインクヘッド上部の凹所10bと互
いに係合する。このようにしてインクヘッド1がキャリ
ッジ2に確実に装着され、固定される。
【0028】また、キャリッジ2の底部2aの表面に
は、電気的な接続端子群8が設けられている。当該底部
2aに対向するインクヘッド1の底面にも、同様な接続
端子群が設けられており、装着時に接続端子群同士は互
いに接触し導通する。キャリッジ2の接続端子群8には
インクヘッド用のケーブル9が接続されており、該ケー
ブル9を介して後述するCPUから印刷すべき情報や印
刷のための制御情報などがインクヘッド1およびキャリ
ッジ2に与えられる。
【0029】図3は、インクヘッド1のノズル群11を
示す斜視図である。インクヘッド1では、B(ブラッ
ク),C(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロー)
毎の4つのノズル群11を有する。ノズル群11は、イ
ンクヘッド1をキャリッジ2に装着したときにプラテン
ローラ6と対向するようにして設けられる。各ノズル群
11は、複数(ここでは32)チャンネルのインク吐出
穴であるノズル12から成り、該ノズル12を高さ方向
に一列に配列して構成される。
【0030】図4は、インクの吐出原理を説明するため
の図であり、図4(A)は非動作時を、図4(B)は動
作時をそれぞれ示す。インクヘッド1のノズルボディー
18には、インク圧力室14、フィルタ15および共通
インク供給路16がこの順番に設けられる。インク圧力
室14の先端部にオリフィス13が設けられ、該オリフ
ィス13からインクが吐出する。またノズルボディー1
8の上にはピエゾ振動子17が設けられる。図4(A)
に示されるピエゾ振動子17に電圧を印加しない非動作
時において、毛細管力によってインク圧力室14には共
通インク供給路16からフィルタ15を介してインクが
充填され、図4(B)に示されるようにピエゾ振動子1
7に電圧を印加して動作すると、該振動子17が縮み、
圧力室壁面とのユニモルフ動作によって圧力室14側に
たわむ。圧力室14の体積が減少して圧力波が発生し、
インク圧力室14に圧力が加わり、充填されたインクが
オリフィス13から吐出する。電圧印加を止めると、圧
力室壁面のたわみが元に戻り、増加した体積分のインク
が供給される。インクジェットプリンタ装置は、このよ
うな原理でインクを吐出する。
【0031】なお、インク吐出原理はこれに限るもので
はなく、たとえばヒータに通電してインクを加熱し、イ
ンクの沸騰によるアワの力を利用したバブルジェット方
式や、その他の方式を採用してもかまわない。
【0032】図5(A)および図5(B)は、キャリッ
ジ2に装着される種類の異なるインクヘッド1a,1b
をそれぞれ示す斜視図である。インクヘッド1aは低解
像度高速印刷用の360dpiのものであり、インクヘ
ッド1bは高解像度低速印刷用の1440dpiのもの
である。インクヘッド1a,1bはともに図3で説明し
たのと同様にして構成されるが、ノズル径(インク吐出
穴径)が互いに異なる。具体的には、インクヘッド1a
のノズル径の方がインクヘッド1bのノズル径よりも大
きい。また、各インクヘッド1a,1bが有する複数の
ノズル12a,12bは、互いに同一のノズル間距離で
配列される。すなわち、インクヘッド1aの互いに隣接
するノズル12a同士のノズル端部間距離と、インクヘ
ッド1bの互いに隣接するノズル12b同士のノズル端
部間距離とが同じに選ばれる。したがって、インクヘッ
ド1aにおける複数のノズル12aの配列長さと、イン
クヘッド1bにおける複数のノズル12bの配列長さと
は、異なる長さとなる。
【0033】図6(A)および図6(B)は、キャリッ
ジ2に装着される種類の異なる他のインクヘッド1c,
1dをそれぞれ示す斜視図である。インクヘッド1cは
低解像度高速印刷用の360dpiのものであり、イン
クヘッド1dは高解像度低速印刷用の1440dpiの
ものである。インクヘッド1c,1dはともに図3で説
明したのと同様にして構成されるが、ノズル径が互いに
異なる。具体的には、インクヘッド1cのノズル径の方
がインクヘッド1dのノズル径よりも大きい。また、各
インクヘッド1c,1dが有する複数のノズル12c,
12dは、互いに同一のピッチで配列される。すなわ
ち、インクヘッド1cの互いに隣接するノズル12c同
士の中心点間距離と、インクヘッド1dの互いに隣接す
るノズル12d同士の中心点間距離とが同じに選ばれ
る。したがって、インクヘッド1cにおける複数のノズ
ル12cの配列長さと、インクヘッド1dにおける複数
のノズル12dの配列長さとは、同じ長さとなる。
【0034】図7は、インクジェットプリンタ装置の電
気的構成を示すブロック図である。インクジェットプリ
ンタ装置は、キャリッジ側の回路基板21とインクヘッ
ド側の回路基板22とを有し、回路基板21,22同士
はケーブル9で互いに電気的に接続される。キャリッジ
側回路基板21にはCPU23、インターフェイス制御
部24、インターフェイスメモリ25およびプリントメ
モリ26が設けられ、インクヘッド側回路基板22には
各プリントヘッドドライバ27B,27C,27M,2
7Yおよびインクヘッド種検出用信号線29が設けられ
る。
【0035】インターフェイス制御部24によって取込
まれた印刷情報は、該情報の入力のタイミングに従って
インターフェイスメモリ25に一時的に記憶される。1
行分の印刷情報がインターフェイスメモリ25に記憶さ
れると、1行分の該印刷情報がプリントメモリ26に短
時間で移動される。プリントメモリ26に1行分の印刷
情報が記憶されると、インクヘッド1の主走査方向Aへ
の移動が開始される。インクヘッドの移動位置に従っ
て、印刷開始位置や特定ピッチの位置などの情報がCP
U23に入力される。CPU23は、該情報を印刷しよ
うとする解像度の情報に加工し変換する。情報の加工変
換のタイミングに従って、プリントメモリ26に記憶さ
れた印刷情報はプリントヘッドドライバ27B,27
C,27M,27Yに与えられ、該プリントヘッドドラ
イバ27B,27C,27M,27Yはノズル12を図
4の動作原理で駆動してインクを吐出させる。
【0036】ここで、本実施形態のインクジェットプリ
ンタ装置では、CPU23はインクヘッド1の装着時に
検出される信号状態に基づいてキャリッジ2に装着され
たインクヘッド1の種類を検出する。このために、図2
で示した接続端子群8の一部には、信号線29が接続さ
れている。該信号線29は、インクヘッドの種類に応じ
て予め定められる態様でグランドに対して短絡したり、
開放したりしている。CPU23は、接続端子群8を介
して検出される信号状態とインクヘッドの種類との関係
を予め記憶しており、インクヘッド1の装着時に信号を
検出し、装着されたインクヘッドの種類を検出し、イン
クヘッドの種類に応じたフラグを立てる。ここでは、3
本の信号線29を示したが、信号線29の数は3本に限
るものではない。
【0037】図8は、CPU23のインクヘッド1の種
類の検出動作を示すフローチャートである。ステップa
1で検出動作を開始するとステップa2に進み、装着さ
れたインクヘッド1の種類が第1のタイプであるかどう
かを判断する。第1タイプであったときにはステップa
3に進み、第1タイプではなかったときにはステップa
5に進む。ステップa3ではインクヘッドの種類に応じ
たフラグのうちの第1タイプに対応したフラグをオンと
してステップa4に進み、第1タイプのインクヘッドに
応じた印刷動作の実行フローに移行する。
【0038】ステップa5では、装着されたインクヘッ
ド1の種類が第2のタイプであるかどうかを判断する。
第2タイプであったときにはステップa6に進み、第2
タイプではなかったときにはステップa7に進む。ステ
ップa6ではインクヘッドの種類に応じたフラグのうち
の第2タイプに対応したフラグをオンとしてステップa
4に進み、第2タイプのインクヘッドに応じた印刷動作
の実行フローに移行する。
【0039】ステップa7では、装着されたインクヘッ
ド1の種類が第3のタイプであるかどうかを判断する。
第3タイプであったときにはステップa8に進み、第3
タイプではなかったときにはステップa9に進む。ステ
ップa8ではインクヘッドの種類に応じたフラグのうち
の第3タイプに対応したフラグをオンとしてステップa
4に進み、第3タイプのインクヘッドに応じた印刷動作
の実行フローに移行する。
【0040】ステップa9では、装着されたインクヘッ
ド1の種類が第4のタイプであるかどうかを判断する。
第4タイプであったときにはステップa10に進み、第
4タイプではなかったときにはステップa11に進む。
ステップa10ではインクヘッドの種類に応じたフラグ
のうちの第4タイプに対応したフラグをオンとしてステ
ップa4に進み、第4タイプのインクヘッドに応じた印
刷動作の実行フローに移行する。ステップa11では、
インクヘッドは装着されていないと判断して、検出動作
を終了する。
【0041】なお、図8では4種類のインクヘッドの検
出動作例について説明したが、4種類以外の単一または
複数種類のインクヘッドであっても同様にしてインクヘ
ッドの種類を検出できる。たとえば、図7に示されるよ
うに3本の信号線29によって種類を検出する場合、8
つの種類が検出可能である。
【0042】図9は、インクジェットプリンタ装置の他
の電気的構成を示すブロック図である。インクヘッドの
種類を検出するための前記信号線29に代わって、回路
基板22に一端がグランドに短絡された検出用の抵抗器
30を有し、回路基板21に、たとえば+5Vにプルア
ップされた抵抗器31を有する。これ以外は図7と同様
である。抵抗器30の抵抗値はインクヘッド1の種類に
応じて予め定められた値に設定される。CPU23は、
抵抗器30,31の抵抗値が異なることによる分圧され
た電圧値とインクヘッドの種類との関係を予め記憶して
おり、インクヘッド1の装着時に分圧された該電圧値を
検出して、装着されたインクヘッドの種類を検出し、イ
ンクヘッドの種類に応じたフラグを立てる。
【0043】さらにCPU23は、フラグの状況に基づ
く印刷動作、すなわちインクヘッドの種類に応じた印刷
動作を実行する。CPU23は、第1に、インターフェ
イスメモリ25からプリントメモリ26への印刷情報の
移動時におけるメモリ位置を制御する。すなわち、イン
ターフェイスメモリ25は取込まれた印刷情報をそのま
まの内容で記憶する。プリントメモリ26は、印刷に応
じた内容で印刷情報を記憶する。したがって、CPU2
3は、インターフェイスメモリ25に記憶された印刷情
報のメモリ位置を変化させてプリントメモリ26に記憶
させる。具体的には、インターフェイスメモリ25にお
いて、解像度毎に1行に印刷するドット数(主走査方向
印刷幅[インチ]×印刷解像度[dpi])を格納する
ためのメモリ位置を制御する。
【0044】またCPU23は、第2に、書込みおよび
読出し情報のアドレスを制御するとともに、全メモリ位
置に情報がすべて記憶されたかどうかを判断する。な
お、情報量は、解像度によって異なる。具体的には、プ
リントメモリ26において、解像度毎に1行に印刷する
ドット数を格納するためのメモリ位置を制御する。さら
にCPU23は、第3に、解像度に応じた位置にドット
を印刷するために印刷位置を制御するとともに、解像度
に応じて記録紙の送り量を制御する。
【0045】続いて、図6(A)に示される低解像度高
速印刷用の360dpiのインクヘッド1cと、図6
(B)に示される高解像度低速印刷用の1440dpi
のインクヘッド1dとを交換して用いた場合の、具体的
な印刷動作について図10に示される印字パターン例を
用いて説明する。図10(A)を参照して、低解像度高
速印刷用の360dpiのインクヘッド1cでは、1行
目印刷後、インク吐出チャンネル数×360分の1[イ
ンチ]だけ記録紙を送り、このような印刷と記録紙送り
とを繰返す。図10(B)を参照して、高解像度低速印
刷用の1440dpiのインクヘッド1dで、360d
piのインクヘッド1cの1行分に相当する印刷を行う
ためには、主走査方向Aに関して4倍のドット密度でイ
ンクドットを吐出し、副走査方向Bに関して4×144
0分の1[インチ]の密度で記録紙を送る。次に2行目
の印刷のために、インク吐出チャンネル数×360分の
1[インチ]−1440分の3[インチ]だけ記録紙を
送る。このような印刷と記録紙送りとを繰返す。
【0046】以下の表1に、360dpiのインクヘッ
ド1cを用いた印刷における1cm2のインク量と各種記
録紙A〜Eにおける印刷状態とを示す。また表2に、1
440dpiのインクヘッド1dを用いた印刷における
1cm2 のインク量と各種記録紙A〜Eにおける印刷状態
とを示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】表1および表2の結果から、記録紙Cを標
準とし、1cm2 当たり1.5mgのインク吐出量のイン
クヘッドを用いることが好ましい。具体的に、ノズル径
に関し、360dpiでは45μmに、1440dpi
では25μmにそれぞれ設計することが好ましい。
【0050】また、図10で説明した印刷動作では、イ
ンク吐出穴全数の1行分の印刷が終了すると、次の行の
印刷を行う。このような印刷動作では、高速印刷が可能
であるが、印刷品位が劣る。すなわち、行毎のインクの
にじみによるスジであるバンディング模様が生じる。高
い印刷品位を得るためには、次のように記録紙送り量を
設定することが好ましい。すなわち、印刷の解像度が正
数倍で、低解像度の印刷ドットピッチP1=360分の
1(約70μm)、高解像度の印刷ドットピッチP2=
1440分の1(約17.5μm)、高解像度の印刷ヘ
ッドのノズルチャンネル数C=32であり、印刷中の記
録紙の送り量Xを、 X=(C÷(P1÷P2)−1)×P1+P2 =(32÷(70÷17.5)−1)×70+17.5 =507.5[μm] に設定することが好ましい。ただし、C÷(P1÷P
2)が端数のとき、小数点以下は切捨てる。これによっ
て、図11に示されるような印刷動作が実行され、印刷
速度の低下が抑制されるとともに、バンディング模様が
軽減する。
【0051】なお、交換して装着可能な図6に示される
ようなインクヘッド1c,1dでは、ノズル径が異なる
だけであり、ノズルのピッチは同一に配列されるので、
インクヘッドの作成が簡単でかつ安価である。
【0052】また、図5(A)に示される低解像度高速
印刷用の360dpiのインクヘッド1aと、図5
(B)に示される高解像度低速印刷用の1440dpi
のインクヘッド1bとを交換して用いた場合、低解像度
高速印刷用の360dpiのインクヘッド1aでは図1
2(A)に示されるように、1行目印刷後、インク吐出
チャンネル数×360分の1[インチ]だけ記録紙を送
り、このような印刷と記録紙送りとを繰返す。高解像度
低速印刷用の1440dpiのインクヘッド1bでも図
12(B)に示されるように、1行目印刷後、インク吐
出チャンネル数×1440分の1[インチ]だけ記録紙
を送り、このような印刷と記録紙送りとを繰返す。この
ような簡単な印刷と記録紙送りとの動作を繰返せばよ
い。
【0053】ただし、交換して装着可能な図5に示され
るようなインクヘッド1a,1bでは、ノズル径が異な
るだけでなく、ノズルのピッチが異なるように配列され
るので、インクヘッドの作成が複雑でかつ高価となる。
【0054】以上のように本実施形態によれば、インク
ジェットプリンタ装置のキャリッジ2には各種インクヘ
ッド1、特にインク吐出穴径の異なる各種インクヘッド
1が装着可能である。したがって、様々な解像度が得ら
れる。変更し装着可能なインクヘッド1の構造は比較的
簡単であり、安価なインクジェットプリンタ装置が実現
できる。
【0055】またインクジェットプリンタ装置は、装着
されたインクヘッド1の種類、特にインク吐出穴径を検
出し、検出結果に基づいてインクヘッド1の種類に応じ
た印刷動作、すなわちインク吐出量に応じた解像度での
印刷動作を実行する。したがって、複数の解像度で、高
い印刷品位が得られる安価なインクジェットプリンタ装
置が実現できる。
【0056】また、図6に示されるようにインク吐出穴
径の異なる各種インクヘッド1c,1dであって、特に
同一ピッチで複数のインク吐出穴が配列されるインクヘ
ッド1c,1dを装着する場合、インク吐出量に応じた
解像度での印刷動作として、インク吐出量が各インクヘ
ッド1c,1dで略同じとなるような印刷動作を実行す
る。したがって、解像度によらず、高い印刷品位が得ら
れる。特に、X=(C÷(P1÷P2)−1)×P1+
P2(ただし、C÷(P1÷P2)が端数のとき、小数
点以下切捨て)を満たすよう、印刷動作を実行する。し
たがって、記録紙の送り量Xは常に同じとなり、安定的
に記録紙を搬送することができる。また、C÷(P1÷
P2)=正数を満たすことによって、すべてのインク吐
出穴を印刷に用いて効率よく印刷することができる。
【0057】また、図5に示されるようにインク吐出穴
径の異なる各種インクヘッド1a,1bであって、同一
インク吐出穴間距離で複数のインク吐出穴が配列される
インクヘッド1a,1bを装着する場合、複数のインク
吐出穴は同一インク吐出穴間距離で配列されるので、解
像度に対応した配列となる。したがって、特別な記録紙
送りの動作は不要となり、印刷動作の制御が容易とな
る。
【0058】また、インクヘッド1の装着時、該インク
ヘッド1が有する信号線29からの信号を検出し、該信
号によって装着されたインクヘッド1の種類を検出す
る。または、抵抗器30,31によって分圧された電圧
値を検出し、該電圧値によって装着されたインクヘッド
の種類を検出する。これらの検出結果に基づいて印刷動
作を行うことによって、複数の解像度で、高い印刷品位
を確実に得ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インクジ
ェットプリンタ装置のキャリッジには複数のインク吐出
穴が配列される各種インクヘッドが交換可能に装着可能
で、装着されたインクヘッドのインク吐出穴径の相違が
種類の相違であるインクヘッドの種類を検出し、検出結
果に基づいてインクヘッドの種類に応じた印刷動作を実
行するようにした。すなわち、インク吐出穴径の異なる
各種インクヘッド、特に同一ピッチで複数のインク吐出
穴が配列されるインクヘッドが装着可能で、インクヘッ
ドの種類を検出し、検出結果に基づいてインク吐出量が
各インクヘッドで略同じとなるように印刷動作を実行す
るようにした。したがって、各種のインクヘッドにおい
て複数のインク吐出穴は同一ピッチで配列されるので、
インクヘッドの構造は簡単であり、複数の解像度で、高
い印刷品位を得るためのインクヘッドの製造が簡単でか
つ安価である。また、インク吐出量が各インクヘッドで
略同じとなるように印刷動作を実行するので、解像度に
よらず、高い印刷品位が得られる。またインクヘッドの
構造は簡単であり、安価なインクジェットプリンタ装置
が実現できる。
【0060】
【0061】
【0062】また本発明によれば、記録材の送り量X=
(C÷(P1÷P2)−1)×P1+P2を満たすよう
な印刷動作を実行するようにしたので、記録材の送り量
Xは常に同じとなり、送りむらが生じることなく、安定
的に記録材を送ることができる。
【0063】また本発明によれば、C÷(P1÷P2)
=正数を満たすようにしたので、すべてのインク吐出穴
を印刷に用いて効率よく印刷することができる。
【0064】また本発明によれば、インク吐出穴径が異
なり、特に同一インク吐出穴間距離で複数のインク吐出
穴が配列されるインクヘッドが装着可能で、インクヘッ
ドの種類を検出し、検出結果に基づいてインク吐出量に
応じた解像度での印刷動作を実行するようにした。した
がって、各種のインクヘッドにおいて複数のインク吐出
穴は同一インク吐出穴間距離で配列されるので、対応し
た解像度に対応した配列となり、特別な記録材送りの動
作は不要で、記録材の送り制御が簡単となる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるインクジェットプリ
ンタ装置を示す斜視図である。
【図2】インクヘッド1とキャリッジ2とを分解して示
す斜視図である。
【図3】インクヘッド1のノズル群11を示す斜視図で
ある。
【図4】インクの吐出原理を説明するための図であり、
図4(A)は非動作時を、図4(B)は動作時をそれぞ
れ示す。
【図5】図5(A)および図5(B)は、キャリッジ2
に装着される種類の異なるインクヘッド1a,1bをそ
れぞれ示す斜視図である。
【図6】図6(A)および図6(B)は、キャリッジ2
に装着される種類の異なる他のインクヘッド1c,1d
をそれぞれ示す斜視図である。
【図7】インクジェットプリンタ装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図8】CPU23のインクヘッド1の種類を検出する
動作を示すフローチャートである。
【図9】インクジェットプリンタ装置の他の電気的構成
を示すブロック図である。
【図10】インクヘッド1c,1dを交換して用いた場
合の印刷動作を説明するための印字パターン例を示す図
である。
【図11】インクヘッド1c,1dを交換して用いた場
合の印刷動作を説明するための他の印字パターン例を示
す図である。
【図12】インクヘッド1a,1bを交換して用いた場
合の印刷動作を説明するための印字パターン例を示す図
である。
【図13】従来技術のインクジェットプリンタ装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 インクヘッド 2 キャリッジ 9 インクヘッド用ケーブル 11 ノズル群 12 ノズル 21 キャリッジ側回路基板 22 インクヘッド側回路基板 23 CPU(中央演算処理装置) 24 インターフェイス制御部 25 インターフェイスメモリ 26 プリントメモリ 27B,27C,27M,27Y プリントヘッドドラ
イバ 29 信号線 30,31 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−234883(JP,A) 特開 平6−31935(JP,A) 特開 平3−2043(JP,A) 特開 平8−72236(JP,A) 実開 平5−58307(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/205

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインク吐出穴が配列されるインク
    ヘッドが交換可能に装着されるキャリッジを備えるイン
    クジェットプリンタ装置において、 インクヘッドのインク吐出穴径の相違が種類の相違であ
    るインクヘッドの種類を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいてインクヘッドの種類
    に応じた印刷動作を実行する印刷手段とを含み、 前記検出手段は、同一ピッチで複数のインク吐出穴が配
    列されるインクヘッドの種類を検出し、 各インク吐出穴径に応じた印刷動作を実行する前記印刷
    手段は、一定面積に吐出するインクドット数と1回に吐
    出するインク量との積であるインク吐出量が、各インク
    ヘッドで略同じとなるような印刷動作を実行することを
    特徴とするインクジェットプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 印刷の解像度が正数倍であり、低解像度
    の印刷ドットピッチをP1とし、高解像度の印刷ドット
    ピッチをP2とし、高解像度のインクヘッドのノズルチ
    ャンネル数をCとし、印刷中の記録材の送り量をXとし
    たとき、 X=(C÷(P1÷P2)−1)×P1+P2 (ただし、C÷(P1÷P2)が端数のとき、小数点以
    下切捨て) を満たすような印刷動作を前記印刷手段が実行すること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 C÷(P1÷P2)=正数を満たすこと
    を特徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタ装
    置。
  4. 【請求項4】 複数のインク吐出穴が配列されるインク
    ヘッドが交換可能に装着されるキャリッジを備えるイン
    クジェットプリンタ装置において、 インクヘッドのインク吐出穴径の相違が種類の相違であ
    るインクヘッドの種類を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいてインクヘッドの種類
    に応じた印刷動作を実行する印刷手段とを含み、 前記検出手段は、同一インク吐出穴間距離で複数のイン
    ク吐出穴が配列されるインクヘッドの種類を検出し、 前記印刷手段は、各インク吐出穴径に応じた印刷動作を
    実行することを特徴とするインクジェットプリンタ装
    置。
JP03880698A 1998-02-20 1998-02-20 インクジェットプリンタ装置 Expired - Lifetime JP3488619B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03880698A JP3488619B2 (ja) 1998-02-20 1998-02-20 インクジェットプリンタ装置
US09/253,008 US6331041B1 (en) 1998-02-20 1999-02-19 Inkjet printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03880698A JP3488619B2 (ja) 1998-02-20 1998-02-20 インクジェットプリンタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11235813A JPH11235813A (ja) 1999-08-31
JP3488619B2 true JP3488619B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=12535547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03880698A Expired - Lifetime JP3488619B2 (ja) 1998-02-20 1998-02-20 インクジェットプリンタ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6331041B1 (ja)
JP (1) JP3488619B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3880411B2 (ja) 2001-01-31 2007-02-14 キヤノン株式会社 記録装置
MXPA03002490A (es) * 2002-03-20 2004-10-15 Seiko Epson Corp Cartucho para tinta y soporte de cartucho para tinta.
JP2004299097A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置、電気光学装置、電子機器、電気光学装置の製造方法、液滴吐出装置の吐出制御方法
US8496315B2 (en) 2006-06-26 2013-07-30 Canon Finetech Inc. Registration adjustment value determination method, recording system, and registration adjustment method
JP4702847B2 (ja) * 2006-06-26 2011-06-15 キヤノンファインテック株式会社 記録システム
US8944545B2 (en) * 2010-11-22 2015-02-03 Funai Electric Co., Ltd Imaging device including a printhead controlled to eject fluid

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226752A (ja) 1988-07-18 1990-01-29 Canon Inc インクジェットプリンタ
ATE173677T1 (de) * 1989-08-05 1998-12-15 Canon Kk Tintenstrahlaufzeichnungsgerät und tintenkassette dafür
JPH03290263A (ja) 1990-04-06 1991-12-19 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JPH04176660A (ja) 1990-11-13 1992-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd インク記録装置
US5208605A (en) 1991-10-03 1993-05-04 Xerox Corporation Multi-resolution roofshooter printheads
JPH0596728A (ja) 1991-10-07 1993-04-20 Murata Mach Ltd インクジエツトプリンタ
JPH07156391A (ja) 1993-12-02 1995-06-20 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
US6331041B1 (en) 2001-12-18
JPH11235813A (ja) 1999-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6464316B1 (en) Bi-directional printmode for improved edge quality
US6234605B1 (en) Multiple resolution pagewidth ink jet printer including a positionable pagewidth printbear
US20060092221A1 (en) Printing method and apparatus for an ink-jet printer having a wide printhead
JP5381530B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
JP2002264319A5 (ja)
JPH10138462A (ja) 印刷装置
US6942314B2 (en) Inkjet recording apparatus and cleaning unit for the same
JP3488619B2 (ja) インクジェットプリンタ装置
JP3848203B2 (ja) 液体吐出ヘッドならびに前記液体吐出ヘッドを用いたヘッドカートリッジおよび画像形成装置
JPH09169114A (ja) インクジェット記録装置
JPH1134360A (ja) インクジェットプリンタ
JP2011062828A (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
US6604812B2 (en) Print direction dependent firing frequency for improved edge quality
JPH11115223A (ja) 印刷装置
JPH0631937A (ja) インクジェット記録装置
JPH11179890A (ja) 記録装置及びその制御方法
JPH06134993A (ja) インクジェット記録装置
JPH06286140A (ja) インクジェットプリンタ
JPH05325729A (ja) 記録装置
JP2774641B2 (ja) カラー記録装置
JP3223954B2 (ja) インクジェット式記録装置
US20040085404A1 (en) Burst mode printing to compensate for colorant migration
JPH0323349B2 (ja)
KR100193720B1 (ko) 잉크 카트리지의 배열 구조 및 그에 따른 방법
JPH09156132A (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term