JPH09109417A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09109417A
JPH09109417A JP27147895A JP27147895A JPH09109417A JP H09109417 A JPH09109417 A JP H09109417A JP 27147895 A JP27147895 A JP 27147895A JP 27147895 A JP27147895 A JP 27147895A JP H09109417 A JPH09109417 A JP H09109417A
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ink
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克秀 小川
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光英 曽我
Koji Suzuki
孝司 鈴木
Takaaki Sekiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスにおける吸引動作時に無駄にす
るインク量が少量となり、かつ、記録ヘッド部分へのイ
ンクの充填に対する信頼性の高いインクジェット記録装
置の提供。 【解決手段】 記録ヘッド10のインク吐出部(ノズ
ル)13に連結するメンテナンス装置60はポンプ部材
63を作動させてインクをノズル部13から吸引する。
ポンプ部材63は1回の吸引動作により、記録ヘッド1
0のインク流路15とノズル部13との容積の和(流路
容積)より少量の量のインクを吸引するよう構成されて
いる。さらに、ポンプ部材63は逆止弁によりポンプ部
材63の回復動作時、メンテナンス装置60の圧力の変
化による影響をノズル部13に与えないように構成する
ことにより、ポンプ部材63の吸引毎にノズル部13の
最大負圧を増加させる。そして、ポンプ部材63を複数
回作動させて、記録ヘッド10の流路容積以上のインク
を吸引し、インク流路15とノズル部13にインクを充
填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
記録装置に関し、特に、メンテナンス装置による記録ヘ
ッド部のインク吐出ノズルのスムーズな回復機構を備え
る装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット記録装
置に登載されるインクジェットカートリッジは、大まか
にインクを飛翔させるノズルを配したヘッドと、インク
を保持し必要に応じてヘッドへインクを供給するインク
タンクに分離できる。しかし、ヘッドとインクタンクの
交換頻度が異なるため、一体型とするとインクタンク内
のインクがなくなる度にインクジェットカートリッジを
交換しなければならなく、コスト高になっていた。従っ
て、それぞれのライフにともなって交換できるようにヘ
ッドとインクタンクを分離可能な構成とすることによ
り、それぞれ独自の交換が可能なタイプのカートリッジ
が用いられるようになった。
【0003】インクジェット記録装置に登載される印字
記録ヘッド、及び着脱交換可能で印字記録ヘッドにイン
クを供給するために用いられるインクタンクを図面に示
す概略構成図により説明する(図2、3,4,5参
照)。印字記録ヘッド10はインクを吐出する複数のノ
ズルを配設するノズル部13とインク流入路15より構
成されている。また、インクジェット記録装置に登載さ
れる印字記録ヘッド10は、黒インクを供給するインク
タンク50BKに対して1つの印字記録ヘッド10BK
(以下、黒印字記録ヘッド10BK)を有している。そ
して、異なる3色のカラーインクを供給するタンク5
0、シアンインクタンク50C、マゼンタインクタンク
50M、イエローインクタンク50Yに対して1つの印
字記録ヘッド10CO(以下、カラー印字記録ヘッド1
0CO)を有する構成をとっている。各インクタンク5
0は単独で交換可能となっている。カラー印字記録ヘッ
ド10COのノズル部13は、3つのノズル群(13
Y,13M,13C)に分かれ、横並びに配置され、メ
ンテナンスが実行される時はカラー印字記録ヘッド10
COに対して1つのキャップが当接され、3色同時に吸
引が行われる構成となっている。
【0004】また、図3に図示されているように、横並
びに配されているインクタンク50(Y,M,C)と各
ノズル部13をつなぐインク流入路15の長さ、または
流路断面積は各色異なる構成となっており、流路容積も
各色によって異なっている。流路容積は以下の式1で計
算される。 (流路容積)=(ノズル部容積)+(インク流入路容積) ……式1
【0005】式1により計算された各色毎の流路容積を
Table1に示す。
【表1】
【0006】インクジェット記録装置に登載される2つ
の印字記録ヘッド10と4つのインクタンク50よりな
るインクジェットカートリッジ10は、図16,17に
示すように、紙面上を往復移動するキャリッジ20上に
登載されている。そして、インクタンク50内のインク
が終了すると、図示するように、終了したインクタンク
のみユーザー300によって取り外され、交換される。
インクタンク50内のインクが終了した時、印字記録ヘ
ッド10内のインク流入路15内、またはノズル部13
内は空になっているため、インク流入路15とノズル部
13にインクタンク50よりインクを供給するために
は、ヘッドメンテナンス装置を動作させる必要がある。
【0007】しかし、カラー印字記録ヘッド10COの
場合、シアンインクタンク50Cが終了したときとイエ
ローインクタンク50Yが終了したときとでは、Tab
le(1)からも分かるように、空になっている流路容
積の差がおおきく、終了したインクタンクごとに吸引量
を変化させる必要があった。また、黒印字記録ヘッド1
0BK、またはカラー印字記録ヘッド10COが故障す
る、あるいはヘッドライフにより印字品質の低下をきた
し、各ヘッドを交換させたとき、黒印字記録ヘッド10
BKとカラー印字記録ヘッド10COではヘッドメンテ
ナンス装置の吸引量を変化させる必要があった。また、
記録ヘッド10またはインクタンク50を交換する場
合、メンテナンス装置に備える吸引ポンプ装置を作動さ
せてインク流入路及びノズル部にインクを充填するので
あるが、吸引ポンプによる吸引動作を繰り返し数回行う
必要があった。
【0008】ここで、吸引動作を3回行ったときの、吸
引時にノズルにかかる負圧波形の概略図を、図15に示
す。この図に示すように、吸引ポンプの吸引動作1回毎
にノズルにかかる負圧が解除され、大気圧に戻ってい
る。このように、インク流入路及びノズル部にインクを
充填するには、インク流入路及びノズル部の容積の和
(流路容積)以上の容量を吸引する必要があるが、小容
量の吸引ポンプ装置を使用したとすると、流路容積以上
の容量を吸引する間に負圧が解除されるため、一旦イン
ク流路およびノズル部に充填しかかったインクが保持さ
れることなくインクタンク側に戻る現象が発生した。再
度、吸引したときは再びもとの位置からインクが引かれ
ることになり、インク充填の確実性に欠けていた。
【0009】さらに、充填の信頼性を上げるために吸引
動作の繰り返しの数を増加したが、無駄にするインク量
が多くなるばかりで充填効率の向上はみられなかった。
すなわち、この方法は限られたインクタンク内のインク
を無駄に使う結果となり、むしろランニングコストを上
げる要因となっていた。
【0010】ここで、特開平6‐47922号公報に開
示されているように、負圧が解除されることなく一度の
吸引動作で、ジョイント部及びインク流入路及びノズル
部の容積の和以上の容量を吸引できるように吸引ポンプ
装置の吸引容量を設定した場合をみると、吸引ポンプ装
置の一回の動作で吸引できるインク量を、インク流入路
及びノズル部の容積の和以上の容量よりも大きく設定し
たとき、ノズル部内の泡を除去する目的でメンテナンス
装置を作動させると、無駄にするインク量が多くなりラ
ンニングコストの上昇につながる問題があった。さら
に、インク流入路及びノズル部の容積の和の容量よりも
大きく吸引できるように吸引ポンプ装置を設定すると、
装置が大きなスペースを必要とするため記録装置を大き
くしなければならないという問題もあった。
【0011】そこで、本発明は、吸引動作時に無駄にす
るインク量が少量となり、かつインクの記録ヘッド部分
への充填に対する信頼性の高いインクジェット記録装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のイン
クジェット記録装置は、メンテナンス装置のポンプ部材
の、1回の吸引動作による吸引量を記録ヘッドのインク
流路の容積とインク吐出部の容積の和より少量に設定
し、小型で無駄にするインクを少なくすると共に、メン
テナンス装置はインク吸引路途上に開閉弁を配設し、ポ
ンプ部材の復帰時、開閉弁はインク吸引路を閉塞して、
ポンプ部材が吸引動作を続行する間、記録ヘッド部側を
大気圧より低く保持する構成を具備している。
【0013】また、インクタンク交換後の吸引時には制
御装置はポンプ部材に2回以上連続して吸引動作するよ
う制御指令を出力して負圧を解除することなく吸引動作
を連続的に行い吸引量を多くさせることのできる構成と
している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
具体的に説明する。図1は吸引ポンプ部材を備えたヘッ
ドメンテナンス装置の斜視図、図2はインクジェット記
録装置の概略構成図である。ここで、印字記録ヘッド部
において、前項で説明した構成は説明を省略している。
【0015】ヘッドメンテナンス装置60は、印字記録
ヘッド部10に対応して配置されている。ノズル13を
配する印字記録ヘッド10に当接させるキャップ61、
吸引するために必要な負圧を発生させるためのポンプ部
材63、キャップ61とポンプ部材63をつなぐインク
吸引路64、吸引したインクを貯留する排インクタンク
65及びポンプ部材63を介してインク吸引路64と排
インクタンク65を連結する排インク流路66によって
構成されており、個々の動きを制御する駆動制御回路6
7に接続されている。さらに、キャップ61には大気開
放弁69が配設され、駆動制御回路67で作動が制御さ
れている。
【0016】駆動制御回路67にはキャップ61の動作
を制御するキャップ動作制御手段671、ポンプ部材6
3の動作を制御する負圧吸引制御手段673、キャップ
61に配設されている大気開放弁69の動作を制御する
大気開放弁制御手段675等の制御手段を有したメンテ
ナンス制御手段670を備えている。また、ヘッドメン
テナンス装置60には制御装置に制御されている駆動機
構としてのモータ62、印字記録ヘッド部10のノズル
部13に付着するインクを拭き取るワイパー68等が配
設されている。
【0017】次に、ポンプ部材63を説明する。図6か
ら図9はインクの吸引を行うポンプ部材63の概略図を
示している。図6は、本発明による吸引ポンプの断面図
であって、吸引排出工程の開始状態を示している。吸引
ポンプ部材63はシリンダ100と、このシリンダ10
0の上端の開口を閉鎖する上部カバー112、下端の開
口を閉鎖する下部カバー130、およびシリンダ100
内を摺動するピストン部材200を有する。
【0018】上部カバー112の中央部にはチューブを
介して記録ヘッドと当接可能であるキャップ部材(図示
なし)に連通する吸引口110が設けられ、底面には流
体移動用の開口113が設けられている。開口113に
は逆止弁115が配設され、開口113は開閉可能な構
成となっている。下部カバー130はピストンロッドを
貫通する穴を有し、この穴の開口の閉鎖をなすロッドパ
ッキン133を固定している。ロッドパッキン133は
断面をほぼV字形状としたシリコン、ニトリルゴム、ブ
チルゴム等のゴム材よりなる弾性部材であってピストン
ロッド210の外周面に接触するように配設している。
【0019】ピストン部材200は、先端部にフランジ
230を備え、下端を下部カバー130に貫通し吸引ポ
ンプに所定の動作をさせるための動力機構(図示なし)
と連結しているピストンロッド210を有している。先
端部のフランジ230に隣接して密閉部材240を配設
する。密閉部材240はその両面(上面、下面)の周縁
に突起242、244を突設し、上面の突起242をフ
ランジ230に当接して配設される。さらに、密閉部材
240に隣接して固定部材250を配設する。固定部材
250は内面をピストンロッド210に配設する係止爪
220を内装し、かつ係止爪220を係止する係止部2
55を内側に突設すると共に、その外周には弾性部材2
70を固定している。ここで、固定部材250の係止部
255の高さ寸法L2は係止爪220の先端から密閉部
材240の下面の突起244までの寸法L1より短く構
成している。また、固定部材250の外周に固着する弾
性部材270は断面をほぼV字形状としたシリコン、ニ
トリルゴム、ブチルゴム等のゴム材よりなる部材であっ
て、シリンダ100の内面に接触するように配設されて
いる。
【0020】すなわち、ピストンロッド210が上昇し
たとき、密閉部材240はフランジ230と固定部材2
50により挾持され、シリンダ100内を固定部材25
0で区切る構成となっている。また、シリンダ100の
下端部であって、固定部材250の弾性部材270とロ
ッドパッキング133との間にはインク排出口150を
配設する。このように構成するピストン部材200はメ
ンテナンス制御手段670の負圧吸引制御手段673の
制御指令により動作する。
【0021】次に、ピストン部材200の動作を説明す
る。 非動作時(図6参照) 吸引ポンプは非動作時は吸引排出工程開始状態にある。
逆止弁115は連通孔113を閉塞し、ピストンロッド
210は上昇位置に有る。固定部材250は係合爪22
0に押し上げられて上昇位置にあるが、固定部材250
の係止部255の高さ寸法L2は係合爪220の先端か
ら密閉部材240の下面の突起244までの寸法L1
り短く構成しているので、上昇位置にあるとき、密閉部
材240と固定部材250との間には間隙L(L1
2)が形成されている。以後この間隙Lを流体移動空
間という。
【0022】吸引動作命令時 吸引指令が入力されると、動力機構に連結しているピス
トンロッド210が吸引方向Yへ直動する。この動作に
従って、ピストン部材である弾性部材270を固定した
固定部材250が動作する。そのとき、固定部材250
はピストンロッド210が動作を開始して、先ずフラン
ジ230と密閉部材240が下降移動し、固定部材25
0と接触した後、固定部材250は吸引方向Yに移動を
始める。すなわち、流体移動空間Lの距離だけピストン
ロッド210が先に動作し、その後、ピストンロッド2
10のフランジ部230と固定部材250で密閉部材2
40を挾持、圧縮した状態となり、密閉状態を完成さ
せ、吸引方向Yに移動し、吸引排出動作を実行し、図8
に示すように、ピストン部材である固定部材250がシ
リンダ100下部に配設する排出口150位置まで移動
して吸引排出工程終了状態となる。
【0023】このときの流体の移動を説明する。固定部
材250の移動動作と共にシリンダ100内には圧力が
発生し、この負圧は吸引口110からチューブ、キャッ
プ61を介して記録ヘッド10のノズル13へ与えら
れ、ノズル13からのインクの吸引、流出を開始させ
る。流出したインクは、インク吸引路64から吸引口1
10を通りシリンダ100の上部カバー112の底面に
ある流体移動用の開口113からシリンダ100内の第
1のインク収容室Aへ移動する。その際、逆止弁115
は開放された状態になり、第1のインク収容室A方向へ
の流体移動を許容する。また、吸引動作と同時にシリン
ダ100内の第2のインク収容室Bに残留しているイン
クも圧力を受け、排出口150から排インク流路66方
向に排出される。
【0024】吸引排出工程開始状態に復帰時 吸引排出工程終了状態になって一定時間後、吸引ポンプ
は吸引排出工程開始状態への復帰動作を行う。まずピス
トンロッド210がフランジ230と密閉部材240を
伴って復帰方向Xへ動きだし、密閉された状態にある固
定部材250と密閉部材240を離間させる。この移動
により、流体移動空間Lが形成され、第1のインク収容
室Aに残留していたインク300が流体移動空間Lを通
って第2のインク収容室Bに移動する。また、ピストン
ロッド210の復帰方向Xへ移動に伴って、逆止弁11
5が押圧され、シリンダ100の上部カバー112の底
面にある流体移動用の開口113を閉塞する。このよう
に、第2のインク収容室Bに流入したインク300は次
のピストンロッド210の下降移動時に連通路150か
ら排インク流路66へと排出される一方、第1のインク
収容室Aには新たなインクが、インク吸引路64から吸
引される。以上の吸引ポンプの動作を繰り返すことによ
り、ノズルの吐出不良回復等を行う。
【0025】以上説明したように、ピストン部材200
の矢印X方向への移動により、逆止弁115が閉じられ
るので、ピストン部材200の移動による影響がノズル
13に連通する吸引口110に及ぼさない状態で、ピス
トン部材200がもとの状態に復帰できる。
【0026】次に、ポンプ部材63のピストン部200
の往復動作と、メンテナンス装置60の各部品の動作の
タイミングを図10に示すチャートで説明する。
【0027】記録ヘッドからのインク吸引工程 メンテナンス装置60のキャップ61を印字記録ヘッド
部10に当接(ON)する。ポンプ部材63の吸引、排
出動作を1回行う。ポンプ部材63の吸引動作の開始時
(T1)から、キャップ61内の圧力は負圧となり、ポ
ンプ部材63の排出動作への切り替わり時(T2)、負
圧は最も大きくなる。ポンプ部材の排出動作と共に、キ
ャップ61内の圧力は上昇するが、逆止弁631が閉塞
するので、ポンプ部材63の移動はキャップ61内に影
響を及ぼさず、キャップ61内を負圧の状態で、ポンプ
部材63の復帰が完了する(T3)。
【0028】キャップ内のインクの回収工程 インクが吸引されたキャップ61内は大気開放弁69を
開放する(T4)ことにより大気圧となる。この状態
で、ポンプ部材63を作動させる(T5)。ポンプの吸
引動作により開放された大気開放弁69部分から大気が
吸引され、印字記録ヘッド部10からの吸引作用は行わ
れない状態でキャップ61内のインクはポンプ部材63
の第1のインク収納室A方向に吸引され、第2のインク
収納室Bから排出口150へと排出される。このよう
に、キャップ61内の吸引インクは排インク流路66方
向に送り出され、排インクタンク65に回収される。ポ
ンプ部材63の動作が終了(T6)すると、記録ヘッド
10をメンテナンス装置60のキャップ61から開放し
てインクの回収工程を完了する。
【0029】次に、インクジェット記録装置におけるメ
ンテナンス装置の作動を説明する。 (1) 印字記録ヘッド10のノズル部13に存在する
泡を除去する場合。 この操作はノズル部に泡がたまり、印字ディフェクトが
発生したときに行われる通常の吸引動作である。操作指
令により、ピストン部材630を矢印X,Y方向へ1往
復させ、吸引、排出動作を実行する。このときにノズル
13(キャップ)にかかる吸引負圧波形を図10に示
す。この図に示すように、ポンプ(ピストン部材)の1
往復運動によりノズル13内のインクが吸引される。イ
ンク吸引工程後、大気開放弁69を開放状態とする。さ
らにポンプ部材63を連続して2回動作させることによ
り、ノズル13から吸引されたインクが、キャップ61
内やポンプ部材63内に溜まって排出インクとなってい
るが、この排インクを排インクタンク65に排出するこ
とができる。
【0030】(2) インクタンク内のインクが終了し
た場合。 終了したインクタンクを新たなタンクに交換したのち、
大気開放弁69を閉止した状態で、ポンプ部材63内の
ピストンロッド210の往復動作を複数回実行すること
により、印字記録ヘッド10からの吸引量を増やし、対
応する。
【0031】図11には大気開放弁69を閉止した状態
でピストンを往復2回動作させたとき、図12にはピス
トンを往復3回動作させたとき、図13にはピストンを
往復4回動作させたときのそれぞれのキャップ及びポン
プ部材及び大気開放弁の動作タイミングと吸引負圧波形
を示している。図に示す吸引負圧波形からも分かるよう
に、連続的にポンプ部材63が動作している間はノズル
13にかかる圧力は常に大気圧より低くなっている。さ
らに、第1回目のピストン部材の移動により達する負圧
の最大値に比べ、2回目、3目、4回目と、連続的にポ
ンプ部材が動作されることによりその最大負圧値(Ma
x負圧)は大きくなっている。
【0032】ここで、大気開放弁を閉止した状態で、ポ
ンプの往復動作をしたときの吸引量をTable(2)
に示す。ただし、黒印字記録ヘッド10BK、及びカラ
ー印字記録ヘッド10COに対して同様の吸引ポンプ部
材を用いた場合、各ポンプ動作による吸引量はほぼ等し
いが、カラー印字記録ヘッド10COにおいては、各イ
ンクタンク50から吸引されるインク量は、その1/3
づつとなっている。
【0033】
【表2】
【0034】Table(2)に示すポンプ動作の回数
による吸引量をTable(1)に示す流量容積に対応
させてみる。ここで、ポンプ部材63の1回の吸引動作
で吸引するインク量は、インク流入路とノズル部の容積
の和(流路容積)より少量に設定されているので、ポン
プ部材63を複数回作動させて記録ヘッドからのインク
の吸引量を増やし、流路容積に見合った量のインク量を
確保している。
【0035】すなわち、黒インクタンク50BKまたは
イエローインクタンク50Yが終了したときは、各色の
流量容積分のインクを吸引するには、ピストンを2回往
復動作させて吸引する。このように、ポンプ部材63を
2回動作させることによりノズル部13BKと黒インク
流入路15BK、またはイエローインク流入路15Yに
インクが充填されることがわかる。また、同様にして上
記Tableから、マゼンタインクタンク50Mが終了
したときは、ピストンを3回往復動作させる吸引動作に
よりノズル部13Mとマゼンタインク流入路15Mにイ
ンクを充填することができ、シアンインクタンク50C
が終了したときは、ピストンを4回往復動作させる吸引
動作により、ノズル部13Cとシアンインク流入路15
Cにインクを充填することができることがわかる。
【0036】しかし、カラー印字記録ヘッドの場合、イ
エローインクタンク終了時、2回の吸引動作によりイエ
ローインク流入路にイエローインクが充填されると同時
に、マゼンタインクとシアンインクも2回吸引されてし
まう。そして、吸引されたインクは排インクとして処理
される。その量はおよそ0.030ccとなる。同様
に、マゼンタインクタンク終了によるインクタンク交換
時の吸引動作によって0.044cc、シアンインクタ
ンク終了によるインクタンク交換時の吸引動作によって
0.060ccが無駄なインクとなる。
【0037】しかし、インクジェット記録装置としての
回復効率がよく、大きなポンプ装置により常に多くのイ
ンクを無駄にする従来の装置に比較して無駄となるイン
ク量は少量ですみ、記録装置本体の使用期間全体で考え
ると無駄にするインクは最少限に抑えることができる。
【0038】黒印字記録ヘッドまたはカラー印字記録ヘ
ッドが故障する、あるいはヘッドの寿命による印字品質
の低下によって各ヘッドが交換された時は、各ヘッドの
ノズル部とインク流入路に吐出用のインクは充填されて
いないので、前述した流路容積に見合うインクを各イン
クタンクよりポンプ部材の吸引動作により吸引する必要
がある。例えば、黒印字記録ヘッドが交換された場合
は、前述に示したようにピストンを2回往復動作させて
吸引動作を行うことにより黒インク流入路にインクを充
填することができる。
【0039】カラー印字記録ヘッドが交換された場合
は、3色すべてのノズル部及びインク流入路が空である
ため、最も多動作を必要とするシアンインクタンク修了
時にあわせて、ピストンを4回往復動作させる吸引動作
を行うことによって各ノズル部及びインク流入路にイン
クを充填することができる。
【0040】次に、インクジェット記録装置の制御を説
明する。通常、吸引動作の動作開始命令はユーザーが記
録装置のコントロールパネル上のボタン選択等により行
われる。吸引動作を連続的に行うには吸引動作モードを
複数存在させ、更に黒印字記録ヘッドの吸引、カラー印
字記録ヘッドの吸引にも分かれる動作指令は複雑な操作
であった。そこで、このインクジェット記録装置は各イ
ンクタンクの存在、インクタンク内のインク残量および
ヘッドの存在、交換等を検知する手段を設け、メンテナ
ンス装置と連動させている。この構成によりユーザー吸
引動作開始命令の複雑さ、紛らわしさ、誤操作を解消で
きるようにしている。
【0041】また、ヘッド交換、インクタンク交換が記
録装置の電源不投入時に行われて、記録装置で検知でき
なかった場合に、ユーザーが通常のポンプ1回転の吸引
動作を指定し、さらにその後の印字で何らかの画質欠陥
が発生した場合、再度吸引動作を行わなければならな
い。このような状態においてユーザーの選択ミスや誤操
作に対する対策として次のような操作が設定されてい
る。
【0042】通常のポンプ1回転の吸引動作後、記録装
置内のタイマー装置により経過時間のカウントを開始
し、60分以内に再び吸引動作の命令が入力されたとき
には、たとえユーザーが通常のポンプ1回転の吸引動作
の動作開始命令を行ったとしても、制御装置は連続吸引
動作を開始する設定をしている。
【0043】上記制御装置の制御を図14に示すフロー
チャートにより説明する。ステップST10で指定され
たポンプ1回の吸引動作を開始する。ステップST13
で吸引動作開始からの経過時間をカウントし、ステップ
ST11で印字作業を実行する。ステップST12で次
回の吸引動作開始指令が入力されたとき、ステップST
14でステップST12の指令がカウント60分以内か
を判断する。60分以上の場合はステップST15に進
み、通常の吸引動作指令を行う。ステップST14で6
0分以内であると判断したときは、ステップST16に
進み、連続吸引動作を指令し開始する。
【0044】さらにこの場合、黒印字記録ヘッド10B
Kが指定された場合は連続吸引動作としてピストンを2
回往復動作させる吸引動作が実行され、カラー印字記録
ヘッド10COが指定された場合は画質欠陥が発生した
色に係らず連続操作指令は、ピストンを4回往復動作さ
せる吸引動作が実行されるよう構成されている。
【0045】また、長期間大気中に放置された場合など
に発生する、ノズル先端でのインク固化がある場合、通
常のポンプ1回の吸引動作では回復しない場合がある。
その場合は、通常のポンプ1回の吸引動作後、記録装置
内のタイマー装置により経過時間のカウントを開始し、
60分以内に再び吸引動作の指令を受けたとき、ユーザ
ーの選択が通常のポンプ1回の吸引動作の動作開始指令
であったとしても、連続吸引動作を開始する設定となっ
ている。
【0046】これは、前述したように吸引量と共にノズ
ルにかかる吸引負圧の最大値が回数を重ねるに従って上
昇するので、ポンプの吸引動作を繰り返すことにより固
化したインクが吸引され、スムーズに回復した状態とす
ることができる。
【0047】さらに、ノズル内部に泡がたまり通常のポ
ンプ1回の吸引動作では回復しない場合、通常のポンプ
1回の吸引動作後、記録装置内のタイマー装置により時
間カウントを開始し、60分以内に再度吸引動作の指令
が入力されたときには、ユーザーが通常のポンプ1回の
吸引動作の動作開始命令を行ったとしても、連続吸引動
作が選択され、連続吸引動作が開始するように設定され
ていることにより、吸引量が増加すると共にノズルにか
かる吸引負圧の最大値が吸引動作の回数が多くなると上
昇するので、スムーズに回復した状態とすることができ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によればポンプ部材の1回の動作
により吸引される吸引量を少量に設定し、必要なときの
み吸引ポンプ装置を連続的に動作させ吸引量を増やして
吸引できるようにすることにより、吸引動作の信頼性を
高め、吸引により印字に使用されない無駄となるインク
量を少なくして、ランニングコストを低くしたインクジ
ェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メンテナンス装置の斜視図。
【図2】 メンテナンス装置の制御系を含む概略構成
図。
【図3】 インクジェット記録装置に登載される印字記
録ヘッド及びインクタンクの概略構成図(分離状態)。
【図4】 インクジェット記録装置に登載される印字記
録ヘッド及びインクタンクの概略構成図(通常使用状
態)。
【図5】 インクジェット記録装置に登載される印字記
録ヘッド及びインクタンクの概略構成図(ノズル正面
図)。
【図6】 吸引ポンプ部材の概略構成図(非動作状
態)。
【図7】 吸引ポンプ部材の部分構成説明図。
【図8】 吸引ポンプ部材の概略構成図(動作状態)。
【図9】 吸引ポンプ部材の部分構成説明図。
【図10】 通常のポンプ1回動作時の動作タイミング
と吸引波形。
【図11】 ポンプ連続2回転動作時の動作タイミング
と吸引波形。
【図12】 ポンプ連続3回転動作時の動作タイミング
と吸引波形。
【図13】 ポンプ連続4回転動作時の動作タイミング
と吸引波形。
【図14】 インクジェット記録装置の制御フローチャ
ート。
【図15】 従来の吸引ポンプ装置による吸引波形。
【図16】 インクジェットカートリッジの交換説明
図。
【図17】 インクジェットカートリッジの交換説明
図。
【符号の説明】
10 ヘッド部、 10BK 黒ヘッド部、 10CO
カラーヘッド部、15 インク流入路、 15BK
黒インク流入路、 15Y イエローインク流入路、
15Mマゼンタインク流入路、 15C シアンインク
流入路、 13 ノズル部、 13BK 黒ノズル部、
50 インクタンク、 50BK黒インクタンク、
50Y イエローインクタンク、 50M マゼンタイ
ンクタンク、 50C シアンインクタンク、 60
メンテナンス装置、 61キャップ、 63 ポンプ部
材、 64 インク吸引路、 65 排インクタンク、
66 排インク流路、 67 駆動制御回路、 69
大気開放弁、 110 インク供給口、 115 逆
止弁、 150 排出口、 200 ピストン部材、
670 メンテナンス制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関山 隆明 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを貯蔵するインクタンクと、イン
    クを吐出して記録を行うインク吐出部と、インクタンク
    とインク吐出部を連絡するインク流路を有し、インクタ
    ンクとインク吐出部は取外し自在に構成される記録ヘッ
    ド部と、前記記録ヘッド部のインク吐出部への連結部
    と、インクを吸引するポンプ部材と、吸引した排インク
    の貯蔵部と、連結部とポンプ部材を連絡するインク吸引
    路と、ポンプ部材と排インク貯蔵部を連絡する排インク
    流路と、各部材に作動制御信号を出力する制御手段を有
    するメンテナンス装置を備えたインクジェット記録装置
    において、 前記メンテナンス装置のポンプ部材は、1回の吸引動作
    による吸引量が記録ヘッドのインク流路の容積とインク
    吐出部の容積の和より少量に設定されてなるインクジェ
    ット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェット記録装置はインクタ
    ンク、または記録ヘッドの交換を検知する検知手段、お
    よび作動時間のタイムカウント手段を備えて成る請求項
    1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記メンテナンス装置はインク吸引路途
    上に開閉弁を配設し、ポンプ部材の復帰時、開閉弁はイ
    ンク吸引路を閉塞して、ポンプ部材が吸引動作を続行す
    る間、記録ヘッド部側を大気圧より低く保持するよう構
    成してなる請求項1記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプ部材の吸引動作時はインク吸
    引路が連通し、ポンプ部材の復帰時には排インク流路が
    連通するよう構成してなる請求項1記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  5. 【請求項5】 前記メンテナンス装置の制御装置はイン
    クタンクまたは記録ヘッド部の交換の検出信号が入力さ
    れた時、または、吸引動作の指令信号が入力された時、
    ポンプ部材を2回以上連続して吸引動作するよう制御し
    てなる請求項1記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記メンテナンス装置の制御装置は通常
    の吸引動作が行われた後、所定時間内に再度吸引動作信
    号が入力されたとき、ポンプ部材に2回以上連続して吸
    引動作するよう制御指令を出力する請求項1記載のイン
    クジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001205825A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Canon Inc 画像形成装置および吐出回復方法
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