JPH09109304A - ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法 - Google Patents
ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法Info
- Publication number
- JPH09109304A JPH09109304A JP7273852A JP27385295A JPH09109304A JP H09109304 A JPH09109304 A JP H09109304A JP 7273852 A JP7273852 A JP 7273852A JP 27385295 A JP27385295 A JP 27385295A JP H09109304 A JPH09109304 A JP H09109304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- frame assembly
- wall panel
- structural plywood
- wall frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ツーバイフォー住宅用壁パネルにおいて、現
場での作業工数を大幅に削減し、しかも電気配線が容易
に行えるようにする。 【解決手段】 プラットホーム上に建て起こされ自立し
た壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パネル２０の製
造方法であって、上下枠２および縦枠４を組み立てた壁
枠組材６に構造用合板８を張り付ける工程と、構造用合
板８とは反対側の壁枠組材６の面に、縦枠４の長手方向
に沿った凸部１０ａを有する型材１０を配設する工程
と、構造用合板８、壁枠組材６および型材１０によって
形成される閉塞した空間に発泡剤を注入発泡する工程
と、型材１０を壁枠組材６から取り除く工程と、構造用
合板８とは反対側の壁枠組材６の面に室内側の石膏ボー
ド１６を張り付ける工程とを備える。
場での作業工数を大幅に削減し、しかも電気配線が容易
に行えるようにする。 【解決手段】 プラットホーム上に建て起こされ自立し
た壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パネル２０の製
造方法であって、上下枠２および縦枠４を組み立てた壁
枠組材６に構造用合板８を張り付ける工程と、構造用合
板８とは反対側の壁枠組材６の面に、縦枠４の長手方向
に沿った凸部１０ａを有する型材１０を配設する工程
と、構造用合板８、壁枠組材６および型材１０によって
形成される閉塞した空間に発泡剤を注入発泡する工程
と、型材１０を壁枠組材６から取り除く工程と、構造用
合板８とは反対側の壁枠組材６の面に室内側の石膏ボー
ド１６を張り付ける工程とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツーバイフォー住
宅用壁パネルの製造方法に関する。
宅用壁パネルの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のツーバイフォー工法における壁材
の施工は、以下のように行われる。まず、壁枠組材（上
下の枠および縦枠）に室外側の構造用合板を張ったもの
を床を構成するプラットホーム上に一つずつ起こしてい
き、隣接する壁枠組材同士および下枠とプラットホーム
とを釘付けして壁全体を一体化する。そして、内装工事
のときに、グラスウール等の断熱材を内側から張り付け
た後に、室内側を構成する石膏ボードを上下の枠および
縦枠に張り付け、さらに石膏ボードに壁紙張り、クロス
張り、タイル張り等を施して仕上げる。
の施工は、以下のように行われる。まず、壁枠組材（上
下の枠および縦枠）に室外側の構造用合板を張ったもの
を床を構成するプラットホーム上に一つずつ起こしてい
き、隣接する壁枠組材同士および下枠とプラットホーム
とを釘付けして壁全体を一体化する。そして、内装工事
のときに、グラスウール等の断熱材を内側から張り付け
た後に、室内側を構成する石膏ボードを上下の枠および
縦枠に張り付け、さらに石膏ボードに壁紙張り、クロス
張り、タイル張り等を施して仕上げる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、従来の
ツーバイフォー工法における壁材の施工においては、前
記構造用合板を張ったものを起こす作業工程と、断熱材
を張り付ける作業工程と、石膏ボードを張り付ける作業
工程とを現場で行う必要があるため、断熱性および気密
性に問題が多く、また壁材の施工に多大な時間と労力を
伴うものであった。
ツーバイフォー工法における壁材の施工においては、前
記構造用合板を張ったものを起こす作業工程と、断熱材
を張り付ける作業工程と、石膏ボードを張り付ける作業
工程とを現場で行う必要があるため、断熱性および気密
性に問題が多く、また壁材の施工に多大な時間と労力を
伴うものであった。
【０００４】そこで、予め前記型枠組材、構造用合板、
石膏ボードおよび断熱材を一体化した壁パネルを工場で
製作することにより、現場での作業工数の削減を図るこ
とが考えられる。例えば、前記型枠組材、構造用合板お
よび石膏ボードを組み付けた状態で、それらによって形
成される閉空間に発泡剤を注入発泡して断熱材を構成し
たものが考えれる。しかしながら、そのように一体化し
た壁パネルを使用すると、壁パネルをプラットホーム上
で起こした後に電気配線が行えないあるいは困難になる
といった不都合が生ずる。
石膏ボードおよび断熱材を一体化した壁パネルを工場で
製作することにより、現場での作業工数の削減を図るこ
とが考えられる。例えば、前記型枠組材、構造用合板お
よび石膏ボードを組み付けた状態で、それらによって形
成される閉空間に発泡剤を注入発泡して断熱材を構成し
たものが考えれる。しかしながら、そのように一体化し
た壁パネルを使用すると、壁パネルをプラットホーム上
で起こした後に電気配線が行えないあるいは困難になる
といった不都合が生ずる。
【０００５】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、現場での作業工数を大幅に削減で
き、しかも電気配線が容易に行えるツーバイフォー住宅
用壁パネルを提供することを目的とする。
れたものであって、現場での作業工数を大幅に削減で
き、しかも電気配線が容易に行えるツーバイフォー住宅
用壁パネルを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項１の発明は、プラットホーム上に建て起こされ自立し
た壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方
法であって、上下枠および縦枠を組み立てた壁枠組材に
構造用合板を張り付ける工程と、前記構造用合板とは反
対側の壁枠組材の面に、前記縦枠の長手方向に沿った凸
部を有する型材を配設する工程と、構造用合板、壁枠組
材および型材によって形成される閉塞した空間に発泡剤
を注入発泡する工程と、前記型材を前記壁枠組材から取
り除く工程と、前記構造用合板とは反対側の壁枠組材の
面に室内側の石膏ボードを張り付ける工程とを備えるこ
とを特徴とするツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方
法である。
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項１の発明は、プラットホーム上に建て起こされ自立し
た壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方
法であって、上下枠および縦枠を組み立てた壁枠組材に
構造用合板を張り付ける工程と、前記構造用合板とは反
対側の壁枠組材の面に、前記縦枠の長手方向に沿った凸
部を有する型材を配設する工程と、構造用合板、壁枠組
材および型材によって形成される閉塞した空間に発泡剤
を注入発泡する工程と、前記型材を前記壁枠組材から取
り除く工程と、前記構造用合板とは反対側の壁枠組材の
面に室内側の石膏ボードを張り付ける工程とを備えるこ
とを特徴とするツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方
法である。
【０００７】請求項２の発明は、構造用合板、壁枠組材
および型材によって形成される閉塞した空間に発泡剤を
注入発泡する工程において、型材の内面と発泡剤との間
に紙面材を介在させたことを特徴とする請求項１記載の
ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法である。
および型材によって形成される閉塞した空間に発泡剤を
注入発泡する工程において、型材の内面と発泡剤との間
に紙面材を介在させたことを特徴とする請求項１記載の
ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法である。
【０００８】請求項１の発明によれば、前記構造用合板
とは反対側の壁枠組材の面に、前記縦枠の長手方向に沿
った凸部を有する型材を配設した状態で、構造用合板、
壁枠組材および型材によって形成される閉塞した空間に
発泡剤を注入発泡することにより、発泡体には、前記凸
部に対応した凹状の溝が形成される。そして、この発泡
工程後に前記型材を壁枠組材から取り除いて、前記構造
用合板とは反対側の壁枠組材の面に室内側の石膏ボード
を張り付けることで、石膏ボード側に凹状の溝を持つ断
熱材としての発泡体を備えた壁パネルの一体品が得られ
る。
とは反対側の壁枠組材の面に、前記縦枠の長手方向に沿
った凸部を有する型材を配設した状態で、構造用合板、
壁枠組材および型材によって形成される閉塞した空間に
発泡剤を注入発泡することにより、発泡体には、前記凸
部に対応した凹状の溝が形成される。そして、この発泡
工程後に前記型材を壁枠組材から取り除いて、前記構造
用合板とは反対側の壁枠組材の面に室内側の石膏ボード
を張り付けることで、石膏ボード側に凹状の溝を持つ断
熱材としての発泡体を備えた壁パネルの一体品が得られ
る。
【０００９】よって、この一体化した壁パネルを工場等
で予め製造しておき、これを現場で施工すれば、従来の
断熱材の張り付け作業等の作業工程を大幅に削減できる
と同時に、壁パネル内には前記発泡体の凹状の溝が存在
するので、壁パネルの適宜箇所に挿入孔を設けるなどし
て前記溝に電気配線を行うことができる。
で予め製造しておき、これを現場で施工すれば、従来の
断熱材の張り付け作業等の作業工程を大幅に削減できる
と同時に、壁パネル内には前記発泡体の凹状の溝が存在
するので、壁パネルの適宜箇所に挿入孔を設けるなどし
て前記溝に電気配線を行うことができる。
【００１０】請求項２の発明によれば、前記型材を前記
壁枠組材から取り除く工程において、型材の内面と発泡
剤との間に前記紙面材が介在していることから、型材を
取り除く際の離型性が良好になる。
壁枠組材から取り除く工程において、型材の内面と発泡
剤との間に前記紙面材が介在していることから、型材を
取り除く際の離型性が良好になる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図１（ａ）〜同（ｅ）は、本実施
形態に係るツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法を
示す断面図である。図２は該壁パネルの斜視図である。
図３は該壁パネルの水平断面図である。図４（ａ）〜同
（ｃ）は他の実施形態の製造方法を示す断面図である。
実施形態を説明する。図１（ａ）〜同（ｅ）は、本実施
形態に係るツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法を
示す断面図である。図２は該壁パネルの斜視図である。
図３は該壁パネルの水平断面図である。図４（ａ）〜同
（ｃ）は他の実施形態の製造方法を示す断面図である。
【００１２】本実施形態は、プラットホーム上に建て起
こされ自立した壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パ
ネルの製造方法である。図１を用いてその製造方法を工
程毎に順次説明する。 （第１の工程）まず、図１（ａ）に示すように、上下枠
２および縦枠４を組み立てた壁枠組材６（図２参照）に
構造用合板８を張り付ける。上下枠２は上側が二枚、下
側が一枚で構成される。 （第２の工程）次に、図１（ｂ）に示すように、構造用
合板８とは反対側の壁枠組材６の面（図では上面）に、
縦枠４の長手方向に沿った凸部１０ａを有する型材１０
を、凸部１０ａを内側に向けて配設する。この型材１０
には、凹凸が連続して形成されたプラスチック製のもの
を用いる。この型材１０を壁枠組材６の上面に載置した
後に所定の治具を使用して型材１０を押さえ付ける。 （第３の工程）これにより構造用合板８、壁枠組材６お
よび型材１０によって閉塞した空間が形成され、図１
（ｃ）に示すように、この閉塞した空間に発泡剤を注入
発泡する。具体的には、縦枠４に側方から注入孔１２を
あけて該注入孔１２に注入ホース１４を取り付けた後、
例えば硬質ウレタンフォーム等の発泡剤を注入ホース１
４を介して注入ガンで注入し、注入した発泡剤の硬化が
終了するまで、そのままの状態にしておく。 （第４の工程）図１（ｄ）に示すように、発泡剤が十分
に硬化したら、型材１０を壁枠組材６から取り除く。 （第５の工程）そして、図１（ｅ）に示すように、構造
用合板８とは反対側の壁枠組材６の面に室内側の石膏ボ
ード１６を張り付けて完成する。
こされ自立した壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パ
ネルの製造方法である。図１を用いてその製造方法を工
程毎に順次説明する。 （第１の工程）まず、図１（ａ）に示すように、上下枠
２および縦枠４を組み立てた壁枠組材６（図２参照）に
構造用合板８を張り付ける。上下枠２は上側が二枚、下
側が一枚で構成される。 （第２の工程）次に、図１（ｂ）に示すように、構造用
合板８とは反対側の壁枠組材６の面（図では上面）に、
縦枠４の長手方向に沿った凸部１０ａを有する型材１０
を、凸部１０ａを内側に向けて配設する。この型材１０
には、凹凸が連続して形成されたプラスチック製のもの
を用いる。この型材１０を壁枠組材６の上面に載置した
後に所定の治具を使用して型材１０を押さえ付ける。 （第３の工程）これにより構造用合板８、壁枠組材６お
よび型材１０によって閉塞した空間が形成され、図１
（ｃ）に示すように、この閉塞した空間に発泡剤を注入
発泡する。具体的には、縦枠４に側方から注入孔１２を
あけて該注入孔１２に注入ホース１４を取り付けた後、
例えば硬質ウレタンフォーム等の発泡剤を注入ホース１
４を介して注入ガンで注入し、注入した発泡剤の硬化が
終了するまで、そのままの状態にしておく。 （第４の工程）図１（ｄ）に示すように、発泡剤が十分
に硬化したら、型材１０を壁枠組材６から取り除く。 （第５の工程）そして、図１（ｅ）に示すように、構造
用合板８とは反対側の壁枠組材６の面に室内側の石膏ボ
ード１６を張り付けて完成する。
【００１３】以上のような本実施形態の製造方法によれ
ば、構造用合板８とは反対側の壁枠組材６の面に型材１
０を配設した状態で、前記閉塞した空間に発泡剤を注入
発泡する（前記第３の工程）ことにより、発泡体１８に
は、凸部１０ａに対応した凹状の溝１８ａが形成され
る。そして、この発泡工程後に型材１０を壁枠組材６か
ら取り除き（前記第４の工程）、構造用合板８とは反対
側の壁枠組材６の面に石膏ボード１６を張り付ける（前
記第５の工程）ことで、室内側に凹状の溝１８ａを持つ
断熱材としての発泡体１８を備えた壁パネル２０（図２
および図３参照）の一体品が得られる。なお、図２にお
いて符号２２で示すものは、壁パネル２０に隣接する部
材（左右の壁パネルや、プラットホーム等）と壁枠組材
６とを接合するために石膏ボード１６に形成された釘打
ち用の穴である。
ば、構造用合板８とは反対側の壁枠組材６の面に型材１
０を配設した状態で、前記閉塞した空間に発泡剤を注入
発泡する（前記第３の工程）ことにより、発泡体１８に
は、凸部１０ａに対応した凹状の溝１８ａが形成され
る。そして、この発泡工程後に型材１０を壁枠組材６か
ら取り除き（前記第４の工程）、構造用合板８とは反対
側の壁枠組材６の面に石膏ボード１６を張り付ける（前
記第５の工程）ことで、室内側に凹状の溝１８ａを持つ
断熱材としての発泡体１８を備えた壁パネル２０（図２
および図３参照）の一体品が得られる。なお、図２にお
いて符号２２で示すものは、壁パネル２０に隣接する部
材（左右の壁パネルや、プラットホーム等）と壁枠組材
６とを接合するために石膏ボード１６に形成された釘打
ち用の穴である。
【００１４】よって、この一体化した壁パネル２０を工
場等で予め製造しておき、これを現場に運んで施工すれ
ば、従来の断熱材の張り付け作業等の作業工程を大幅に
削減できると同時に、壁パネル２０内には発泡体１８の
凹状の溝１８ａが存在するので、壁パネル２０の適宜箇
所に溝１８ａに通じる挿入孔を設けるなどして前記溝１
８ａに電気配線を行うことができる。
場等で予め製造しておき、これを現場に運んで施工すれ
ば、従来の断熱材の張り付け作業等の作業工程を大幅に
削減できると同時に、壁パネル２０内には発泡体１８の
凹状の溝１８ａが存在するので、壁パネル２０の適宜箇
所に溝１８ａに通じる挿入孔を設けるなどして前記溝１
８ａに電気配線を行うことができる。
【００１５】本実施形態は本発明の好適な実施の態様で
あり、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定されな
い。例えば、前記第４の工程で発泡体１８が型材１０の
内面に密着することを回避するため、前記第３の工程に
おいて、型材１０の内面と発泡剤との間に紙面材２４を
介在させてもよい。
あり、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定されな
い。例えば、前記第４の工程で発泡体１８が型材１０の
内面に密着することを回避するため、前記第３の工程に
おいて、型材１０の内面と発泡剤との間に紙面材２４を
介在させてもよい。
【００１６】すなわち、型材１０を壁枠組材６に載置す
る前に、図４（ａ）に示すようにクラフト紙や離型紙等
の紙面材２４を壁枠組材６上に載置しておき、この状態
で図４（ｂ）に示すように型材１０を壁枠組材６に載置
し、図４（ｃ）に示すように発泡工程時にこの紙面材２
４と構造用合板８との間に発泡剤を注入する。このよう
にすれば、発泡剤の発泡圧力によって紙面材２４が壁枠
組材６の内面および型材１０の内面に密着する。これに
より、型材１０の内面には発泡体１８が直接接触しない
ので、型材１０を取り除く際の離型性が良好になると同
時に、紙面材２４により発泡剤の外部への漏れを防止す
ることもできる。なお、紙面材２４を型材１０の内面に
その凹凸形状に合わせて付設しておくようにしてもよ
い。その場合、紙面材２４と型材１０とを接着剤で接着
しておけば、型材１０の離型時に紙面材２４を型材１０
側に残すことができる。
る前に、図４（ａ）に示すようにクラフト紙や離型紙等
の紙面材２４を壁枠組材６上に載置しておき、この状態
で図４（ｂ）に示すように型材１０を壁枠組材６に載置
し、図４（ｃ）に示すように発泡工程時にこの紙面材２
４と構造用合板８との間に発泡剤を注入する。このよう
にすれば、発泡剤の発泡圧力によって紙面材２４が壁枠
組材６の内面および型材１０の内面に密着する。これに
より、型材１０の内面には発泡体１８が直接接触しない
ので、型材１０を取り除く際の離型性が良好になると同
時に、紙面材２４により発泡剤の外部への漏れを防止す
ることもできる。なお、紙面材２４を型材１０の内面に
その凹凸形状に合わせて付設しておくようにしてもよ
い。その場合、紙面材２４と型材１０とを接着剤で接着
しておけば、型材１０の離型時に紙面材２４を型材１０
側に残すことができる。
【００１７】また、紙面材２４を使用する代わりに、離
型時の離型性を良好にし得る離型剤や剥離剤を型材１０
の内面に塗布してもよい。
型時の離型性を良好にし得る離型剤や剥離剤を型材１０
の内面に塗布してもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、ツ
ーバイフォー住宅用壁パネルにおいて、現場での作業工
数を大幅に削減でき、しかも電気配線を容易に行うこと
ができる。
ーバイフォー住宅用壁パネルにおいて、現場での作業工
数を大幅に削減でき、しかも電気配線を容易に行うこと
ができる。
【図１】本実施形態に係るツーバイフォー住宅用壁パネ
ルの製造方法を示す断面図であって、（ａ）は第１の工
程を示す図、（ｂ）は第２の工程を示す図、（ｃ）は第
３の工程を示す図、（ｄ）は第４の工程を示す図、
（ｅ）は第５の工程を示す図である。
ルの製造方法を示す断面図であって、（ａ）は第１の工
程を示す図、（ｂ）は第２の工程を示す図、（ｃ）は第
３の工程を示す図、（ｄ）は第４の工程を示す図、
（ｅ）は第５の工程を示す図である。
【図２】本実施形態に係るツーバイフォー住宅用壁パネ
ルの斜視図である。
ルの斜視図である。
【図３】本実施形態に係るツーバイフォー住宅用壁パネ
ルの水平断面図である。
ルの水平断面図である。
【図４】他の実施形態に係るツーバイフォー住宅用壁パ
ネルの製造方法を示す図であって、（ａ）は第１の工程
を示す図、（ｂ）は第２の工程を示す図、（ｃ）は第３
の工程を示す図である。
ネルの製造方法を示す図であって、（ａ）は第１の工程
を示す図、（ｂ）は第２の工程を示す図、（ｃ）は第３
の工程を示す図である。
２ 上下枠 ４ 縦枠 ６ 壁枠組材 ８ 構造用合板 １０ 型材 １０ａ 凸部 １６ 石膏ボード １８ 発泡体 １８ａ 凹状の溝 ２０ ツーバイフォー住宅用壁パネル ２４ 紙面材
Claims (2)
- 【請求項１】 プラットホーム上に建て起こされ自立し
た壁を構成するツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方
法であって、 上下枠および縦枠を組み立てた壁枠組材に構造用合板を
張り付ける工程と、前記構造用合板とは反対側の壁枠組
材の面に、前記縦枠の長手方向に沿った凸部を有する型
材を配設する工程と、構造用合板、壁枠組材および型材
によって形成される閉塞した空間に発泡剤を注入発泡す
る工程と、前記型材を前記壁枠組材から取り除く工程
と、前記構造用合板とは反対側の壁枠組材の面に室内側
の石膏ボードを張り付ける工程とを備えることを特徴と
するツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法。 - 【請求項２】 構造用合板、壁枠組材および型材によっ
て形成される閉塞した空間に発泡剤を注入発泡する工程
において、型材の内面と発泡剤との間に紙面材を介在さ
せたことを特徴とする請求項１記載のツーバイフォー住
宅用壁パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273852A JP2862499B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273852A JP2862499B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109304A true JPH09109304A (ja) | 1997-04-28 |
| JP2862499B2 JP2862499B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17533457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7273852A Expired - Lifetime JP2862499B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2862499B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101396367B1 (ko) * | 2012-05-25 | 2014-05-19 | 한국생산기술연구원 | 포켓방식 단열재 블랑켓 및 그 제조방법 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7273852A patent/JP2862499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101396367B1 (ko) * | 2012-05-25 | 2014-05-19 | 한국생산기술연구원 | 포켓방식 단열재 블랑켓 및 그 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2862499B2 (ja) | 1999-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ATE374686T1 (de) | Wärmedämmendes mauerelement und verfahren zu dessen herstellung | |
| JPH10102641A (ja) | 間仕切壁の壁体構造及び施工方法 | |
| JPH09109304A (ja) | ツーバイフォー住宅用壁パネルの製造方法 | |
| JP2008038483A (ja) | 外壁用のコンクリート型枠 | |
| KR950703686A (ko) | 개선된 절연구조판넬 및 그 제조방법과 그 판넬을 이용한 건축방법 | |
| KR101466825B1 (ko) | 조립식 단위벽체틀 및 이를 이용한 벽체 시공방법 | |
| JP2845784B2 (ja) | ツーバイフォー住宅用壁パネル | |
| JPH11124926A (ja) | 建築構造体およびその組立方法 | |
| KR0168395B1 (ko) | 문의 제조방법 및 그 방법으로 제조된 문 | |
| JPH09125556A (ja) | 壁パネル | |
| JP2598999Y2 (ja) | 建物の気密・断熱構造 | |
| JPH10245932A (ja) | 壁面断熱パネル | |
| JP4062568B2 (ja) | 断熱型枠パネル及び断熱型枠パネルの施工方法 | |
| JPH11131501A (ja) | 地下室の構造及びその構築方法 | |
| JP2002221330A (ja) | 床暖房用パネル及びその製造方法 | |
| JPH0649928A (ja) | 建物用壁の構築方法および壁パネル | |
| JP2585449Y2 (ja) | 壁パネル | |
| JPH08300532A (ja) | 壁パネルの製造方法およびその治具 | |
| JP3009002U (ja) | 木造軸組家屋の壁構造 | |
| JP3003538U (ja) | ステンレス製地下室 | |
| JP3685565B2 (ja) | 建築用断熱板の製造方法 | |
| JPH10169034A (ja) | 断熱パネル | |
| JPH1037355A (ja) | 壁面パネル、及びそれを用いた壁面の施工方法 | |
| JP3100239B2 (ja) | グラウト注入方法および注入装置 | |
| JPH0551962A (ja) | コンクリート構造物用型枠材及びその型枠材を使用した型枠埋め込み工法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071211 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111211 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111211 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151211 Year of fee payment: 17 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151211 Year of fee payment: 17 |
|
| S202 | Request for registration of non-exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151211 Year of fee payment: 17 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |