JPH09109290A - シール部材の製造方法及びシール部材の製造装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

シール部材の製造方法及びシール部材の製造装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JPH09109290A
JPH09109290A JP7272575A JP27257595A JPH09109290A JP H09109290 A JPH09109290 A JP H09109290A JP 7272575 A JP7272575 A JP 7272575A JP 27257595 A JP27257595 A JP 27257595A JP H09109290 A JPH09109290 A JP H09109290A
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JP
Japan
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process cartridge
cartridge
seal member
liquid elastomer
image forming
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Application number
JP7272575A
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English (en)
Inventor
Akira Higeta
明 日下田
Hiromi Kitagawa
博美 北川
Jun Toda
純 戸田
Takahiro Fukuda
高広 福田
Hiroshi Koyama
浩 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Canon Chemicals Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状エラストマーを固化させて構成するシー
ル部材の圧縮変形時の反力を抑える。 【解決手段】 液状エラストマーを吐出する際に、液状
エラストマーの内部に気体を強制的に注入して液状エラ
ストマー内部に中空部を形成することを特徴としてな
る。そして、このシール部材を用いて、部材の接合部を
シールしたプロセスカートリッジを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部材接合部をシール
するシール部材の製造装置及びシール部材の製造方法、
更には前記シール部材を用いたプロセスカートリッジ及
びこれを装着して画像形成可能な電子写真画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずに使用者自身で行
うことが出来るので、格段に操作性を向上させることが
出来る。そのためにこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0003】このようなプロセスカートリッジにあって
は、カートリッジ内に充填されたトナーが漏れると画像
不良を生ずるために、カートリッジを構成する枠体や各
部材の接合面にはシール部材を取り付けている。例え
ば、シール部材としてモルトプレーン(商品名)や軟質
ゴム、或いはエラストマー等の弾性体を前記接合面に挟
み、シール部材を圧縮変形させてシールしている。
【0004】前記シール部材の中でも液状エラストマー
を固化させて構成するシール部材は、接合部に直接注入
してこれを固化させてシールするために、モルトプレー
ン等のようにシール面に両面テープ等で接着する必要が
なく、カートリッジの組立作業の自動化が図り易い利点
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記シール部
材等を更に発展させたものであり、その目的とするとこ
ろは、液状エラストマーを固化させて構成するシール部
材の圧縮変形時の反力を抑えることが出来るシール部材
の製造方法及びシール部材の製造方法、更には前記シー
ル部材を用いたプロセスカートリッジ及びこれを装着し
て画像形成可能な電子写真画像形成装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、液状エラストマーを吐
出する際に、液状エラストマーの内部に気体を強制的に
注入して液状エラストマー内部に中空部を形成すること
を特徴としてなる。そして、このシール部材を用いて、
部材の接合部をシールしたプロセスカートリッジを構成
したことを特徴としてなる。
【0007】上記構成にあっては、シール部材の内部が
中空になっているために、シール部材の圧縮変形時の反
力が小さくなり、部材接合部の強度を補強しなくても前
記接合部を変形させてしまうことがなく、また振動等に
よっても部材接合部が外れてしまうようなことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る一実施形態を図
面を参照して説明する。
【0009】〔第1実施形態〕まず第1実施形態に係る
シール部材を用いたプロセスカートリッジ及びこれを装
着可能な画像形成装置について、図1乃至図11を参照し
て具体的に説明する。尚、図1はプロセスカートリッジ
を取り外し可能に装着した画像形成装置の構成模式説明
図であり、図2はプロセスカートリッジの構成模式説明
図、図3はプロセスカートリッジの装着構成の説明図で
ある。
【0010】ここでは説明の順序として、まずプロセス
カートリッジ及びこれを装着用いる画像形成装置の全体
構成を説明し、次に部材の接合部をシールするシール部
材の構成について説明する。
【0011】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図1に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光を帯電を行った
ドラム形状の電子写真感光体へ照射して該感光体に潜像
を形成し、この潜像を現像してトナー像を形成する。そ
して前記トナー像の形成と同期して、記録媒体2をカセ
ット3aからピックアップローラ3b、反転ローラ3c
及びこれに圧接して従動回転するピンチローラ3c1,3
c2,3c3等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセス
カートリッジBとしてカートリッジ化された前記電子写
真感光体に形成したトナー像を転写手段としての転写ロ
ーラ4に電圧印加することによって記録媒体2に転写す
る。そして像転写後の記録媒体2をヒータ5aを内蔵す
る定着回転体5b、及び前記回転体5bに記録媒体2を
押圧して搬送する駆動ローラ5cからなる定着手段5に
搬送し、転写トナー像を記録媒体2に定着する。そして
この記録媒体2を排出ローラ対3d1,3d2及び排出ロー
ラ対3e1,3e2で搬送し、反転搬送経路6を通して排出
部7へと排出する如く構成している。
【0012】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表
面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニ
ング手段等がある。本実施形態のプロセスカートリッジ
Bは、図2に示すように、電子写真感光体である感光層
を有する感光体ドラム8を回転し、その表面を帯電手段
である帯電ローラ9への電圧印加によって一様に帯電
し、前記光学系1からの情報光を露光部を介して感光体
ドラム8に露光して潜像を形成し、現像手段10によって
現像するように構成している。
【0013】現像手段10は、トナー収納部10a内のトナ
ーをトナー送り部材10bで送り出し、固定磁石10cを内
蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレー
ド10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像
ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応
じて感光体ドラム8へ転移させることによってトナー像
を形成して前記潜像を可視像化する。そして転写ローラ
4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を
記録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11a
によって感光体ドラム8に残留したトナーを掻き落とす
と共に、スクイシート11bによって掬い取り、廃トナー
収納部11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体
ドラム8上の残留トナーを除去するように構成してい
る。
【0014】尚、前記感光体ドラム8等の各部品は、上
枠体12と下枠体13とを結合したハウジングで支持してカ
ートリッジ化され、装置本体14に設けられたカートリッ
ジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0015】前記カートリッジ装着手段は、開閉部材14
aを開くと、図3に示すように、カートリッジ装着スペ
ースが設けてあり、装置本体14の左右内側面にカートリ
ッジ装着ガイド部15が対向して設けてある。この左右ガ
イド部15にはプロセスカートリッジBを挿入するための
第1ガイドレール15a及び第2ガイドレール15bが設け
てある。一方、プロセスカートリッジBの両外側面には
感光体ドラム8の回転中心位置から外方へ突出し、第1
ガイドレール15aの端部に設けた溝部15a1と略同じ半径
をもつ円柱状突起15cが設けてあり、且つこの円柱状突
起15cに連続してガイド凸条15dが設けてある。更にプ
ロセスカートリッジBの挿入方向前方下部には係合部15
eが設けてある。
【0016】そしてプロセスカートリッジBを装着する
場合には、プロセスカートリッジBの円柱状突起15c及
びガイド凸条15dを第1ガイドレール15aでガイドする
と共に、係合部15eを第2ガイドレール15bでガイドし
た状態で挿入し、開閉部材14aを閉じることによってプ
ロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着するもの
である。
【0017】{シール部材の構成}次に上下枠体12,13
の接合面をシールするシール構成について説明する。上
下枠体12,13は前述したように上下に分割可能であり、
図4に示すように、上枠体12に設けた係止爪12a,12b
を、これに対応して設けた下枠体13の係止凸部13a,13
bに係止することによって結合する。この係止爪12a,
12b及び係止凸部13a,13bは、図5及び図6に示すよ
うに、カートリッジの長手方向に略等間隔に複数個(本
実施形態では各4個)設けている。
【0018】そして、前記上下枠体12,13の接合面にシ
ール部材を設けてトナー漏れを防止するようにしてい
る。このシール部材は、図5に示すように、上枠体12に
は廃トナー収納部11cの上面周囲を囲うようにS1 ,S
2 ,S3 が設けてあり、且つトナー収納部10aの上面周
囲を囲うようにS4 ,S5 ,S6 が設けてある。また、
下枠体13には、図6に示すように、トナー収納部10aの
長手方向両側にシール部材S7 が設けてある。これらシ
ールS1 〜S7 は、液状エラストマーを固化させた弾性
体で構成したものであり、このシール部材を上下枠体1
2,13の接合面に介在させ、上下枠体結合時に圧縮する
ことによってトナー収納部10a及び廃トナー収納部11c
からトナー漏れが生じないようにしている。
【0019】(液状エラストマーの注入方法)次に前記
液状エラストマーを注入する構成について、二液型反応
性液体を混合して吐出する例で説明する。
【0020】図7において、タンク16aにはA液が収納
され、タンク16bにはB液が収納されており、このタン
ク16a,16bから二液反応に最適な混合比率となるよう
に、精密定量ポンプ17a,17bによってA液とB液が混
合攪拌部18にそれぞれ送られる。この混合攪拌部18で
は、A液とB液とが均一に混ざるようにモータによる強
制攪拌を行う。この二液が反応して固化し、弾性を有す
るエラストマーとなるには、数分〜数十分かかるが、反
応の途中段階で液状エラストマーとして吐出部19のノズ
ル19aから吐出する。そして混合攪拌部18、吐出部19を
含む注入ヘッド20は前述した枠体等の注入部形状に合わ
せてX,Y,Zの3軸方向に移動しつつ、液状エラスト
マーを注入して枠体12,13の所定位置にシール部材を形
成する。
【0021】尚、前記A液及びB液の定量ポンプ17a,
17bによる二液混合比率の計量及び混合攪拌速度、注入
ヘッド20のX,Y,Z方向への走行経路、注入速度等
は、図示しない産業用ロボットのコントローラに予めプ
ログラムされた内容に従って最適条件に制御され、注入
作業は自動的に行われる。
【0022】(中空シール部材の製造方法及び装置)本
実施形態に係る前記シール部材は、中空となるように構
成されている。そのために、図8に示すように、注入ヘ
ッド20の内部には前記液状エラストマーを注入するため
の第1ノズル19aの内側に気体(本実施形態にあっては
エアー)を吐出するための第2ノズル21が設けてある。
これにより、吐出部19からはA,B両液の混合液とエア
ーとが吐出されるようになっている。
【0023】即ち、定量ポンプから吐出されたA,B両
液は、図8に示すように、上部から攪拌混合部18の内部
に流れてくるが、この混合部18の内部には攪拌羽根22を
有する攪拌軸23が回転可能に設けてあり、この攪拌軸23
が所定の回転数で回転して前記A,B両液を均一に混合
する。この混合されたA,B両液は吐出部19のズル19a
から吐出されるが、このとき第2ノズル21からはエアー
が吐出される。このため、A,B両液からなる液状エラ
ストマーの内部にエアーが強制注入され、図9に示すよ
うに、吐出部19から吐出される液状エラストマー24の内
部には中空部25が形成される(図9のA−A断面を図10
に示す)。この中空部25は、図11に示すように、吐出さ
れるエラストマー24の長手方向に連続的につながってお
り、注入開始部24aと、注入終了部24bによって塞がれ
ている。
【0024】前記のようにして液状エラストマーからな
るシール部材に中空部を形成することにより、中空部が
ない中実のエラストマーに比べて圧縮変形させたときの
反力が小さくなる。このため、一般的には液状エラスト
マーを固化させて形成するシール部材は表層に気泡を殆
ど含まない、所謂スキン状態を形成し、気泡を含んだ内
部層に比べると硬度が大きくなって圧縮変形時の反力も
大きくなるが、本実施形態のように中空部を構成するこ
とにより、表層がスキン状態であったとしても、これを
部材の接合部に介在させて圧縮したときの反力が小さ
く、接合面にかかる負荷が軽減される。よって、接合面
が変形したり、或いは接合面を補強する必要がなく、更
にはエラストマーの表層のスキン状態を極力薄くする必
要もない。従って、本実施形態に係るシール部材を用い
ることによって、プロセスカートリッジを容易に構成す
ることが出来るものである。
【0025】尚、前記中空シール部材の中空部25の大き
さは、第2ノズル21から吐出するエアーの流量を変える
ことで任意に変えることが出来、これによってエラスト
マー24の反力の調整を行うことが出来る。
【0026】〔他の実施形態〕前述した第1実施形態で
は、シール部材の中空部24を、図11に示すように、長手
方向に連続し、注入開始部24aと注入終了部24bの両端
で塞がっているように構成した例を示したが、これは少
なくとも一部が中空であれば圧縮したときの反力を小さ
くすることが出来、例えば図12に示すように、中空部25
が断続的に複数あるように構成したものでもよい。ま
た、図13に示すように、エラストマー24の注入開始部と
注入終了部の両端が塞がっていないように構成しても圧
縮したときの反力を小さくすることが出来る。
【0027】更に、前述した第1実施形態では二液型反
応性液体を用いた例を示したが、シール部材を構成する
材質としてはこれに限定するものでなく、一液型反応性
液体を用いてもよい。この一液反応性液体とは、特開平
4−289869号に記載したようにポリウレタンを主
原料とした液状エラストマーを70℃〜100 ℃に加熱しつ
つ、窒素ガスと混合することにより発泡反応させる方法
で、固化するまでの間にノズルから容器等の注入部材に
注入する方法である。
【0028】前述したプロセスカートリッジBは単色画
像を形成するためのものであったが、プロセスカートリ
ッジは単色の画像を形成する場合のみならず、現像手段
を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像
或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも好適
に適用することが出来る。
【0029】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0030】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
【0031】また帯電手段の構成も、前述した第1実施
形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラム
の表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然
である。
【0032】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0033】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0034】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外に
も、例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカー
トリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子写
真感光体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0035】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0036】更に前述した実施形態では画像形成装置と
してレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこ
れに限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファ
クシミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形
成装置に使用することも当然可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は前述したように、液状エラスト
マーの注入と同時に気体を注入し得るように構成したた
めに、液状エラストマーの内部に中空部を有するシール
部材を構成することが出来る。そして、中空部を有する
シール部材を用いて部材接合部をシールするようにして
カートリッジを構成することにより、シール部材の圧縮
変形時の反力が小さくなり、よって部材接合部の強度を
補強しなくても前記接合部を変形することがなく、また
振動等によっても部材接合部が外れてしまうようなこと
を防止出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッ
ジを装着した電子写真画像形成装置の構成模式説明図で
ある。
【図2】プロセスカートリッジの構成模式説明図であ
る。
【図3】プロセスカートリッジの装着手段の構成説明図
である。
【図4】プロセスカートリッジの上下枠体を分割した状
態説明図である。
【図5】上枠体のシール構成の説明図である。
【図6】下枠体のシール構成の説明図である。
【図7】液状エラストマーの注入システムの模式説明図
である。
【図8】中空部を有するシール部材の製造装置の構成模
式説明図である。
【図9】中空シール部材を注入している状態説明図であ
る。
【図10】中空シール部材の断面説明図である。
【図11】中空シール部材の長手方向の断面説明図であ
る。
【図12】断続的に中空部を有する中空シール部材の長
手方向断面説明図である。
【図13】全体的に中空部を有する中空シール部材の長
手方向断面説明図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、1…光
学系、2…記録媒体、3…搬送手段、3a…カセット、
3b…ピックアップローラ、3c…反転ローラ、3c1,
3c2,3c3…ピンチローラ、3d1,3d2、3e1,3e2…
排出ローラ、4…転写ローラ、5…定着手段、5a…ヒ
ータ、5b…定着回転体、5c…駆動ローラ、6…反転
搬送経路、7…排出部、8…感光体ドラム、9…帯電ロ
ーラ、10…現像手段、10a…トナー収納部、10b…トナ
ー送り部材、10c…磁石、10d…現像ローラ、10e…現
像ブレード、11…クリーニング手段、11a…クリーニン
グブレード、11b…スクイシート、11c…廃トナー収納
部、12…上枠体、13…下枠体、14…装置本体、14a…開
閉部材、15a,15b…ガイドレール、15a1…溝部、15c
…円柱状突起、15d…ガイド凸条、15e…係合部、16
a,16b…タンク、17a,17b…ポンプ、18…混合攪拌
部、19…吐出部、19a…ノズル、20…注入ヘッド、21…
ノズル、22…攪拌羽根、23…攪拌軸、24…エラストマ
ー、24a…注入開始部、24b…注入終了部、25…中空部
フロントページの続き (72)発明者 戸田 純 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 (72)発明者 福田 高広 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 (72)発明者 小山 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状エラストマーを固化させて製造する
    シール部材の製造方法において、 前記液状エラストマーを吐出する際に、前記液状エラス
    トマーの内部に気体を強制的に注入して液状エラストマ
    ー内部に中空部を形成することを特徴とするシール部材
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 液状エラストマーを固化させて製造する
    シール部材の製造装置において、 前記液状エラストマーを吐出するための第1ノズルと、 前記第1ノズルの内側に設けられ、気体を吐出するため
    の第2ノズルと、 を有することを特徴とするシール部材の製造装置。
  3. 【請求項3】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 複数の枠体を結合して構成し、前記電子写真感光体及び
    プロセス手段を支持するためのカートリッジ枠体と、 部材の接合部をシールするためのシール部材と、 を有し、 前記シール部材は少なくとも一部に中空部を有すること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は、トナー収納部又は廃
    トナー収納部を構成する枠体接合部をシールするもので
    あることを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  5. 【請求項5】 前記シール部材は、液状エラストマーを
    注入して固化させたものであることを特徴とする請求項
    3記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記液状エラストマーを注入固化させた
    シール部材は、内部に気泡を含んだ発泡状態であり、表
    層に気泡を殆ど含まないスキン状態にあることを特徴と
    する請求項5記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記シール部材は、発泡ポリウレタンで
    あることを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニ
    ング手段と前記電子写真感光体とを一体的にカートリッ
    ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
    着脱可能とするものである請求項3記載のプロセスカー
    トリッジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング
    手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体とを一体
    的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱
    可能とするものである請求項3記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  10. 【請求項10】 前記プロセスカートリッジとは、少な
    くとも前記プロセス手段としての現像手段と、前記電子
    写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装
    置本体に対して着脱可能とするものである請求項3記載
    のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置
    において、 請求項3乃至請求項10のいずれか1項記載のプロセスカ
    ートリッジを取り外し可能に装着するための装着手段
    と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記電子写真画像形成装置は、電子写
    真複写機又はレーザービームプリンタ又はファクシミリ
    装置であることを特徴とする請求項11記載の電子写真画
    像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244333A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 液状材料塗布方法および現像剤保持体ユニット組立方法
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