JPH09108897A - 空缶圧縮機 - Google Patents

空缶圧縮機

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JPH09108897A
JPH09108897A JP29467395A JP29467395A JPH09108897A JP H09108897 A JPH09108897 A JP H09108897A JP 29467395 A JP29467395 A JP 29467395A JP 29467395 A JP29467395 A JP 29467395A JP H09108897 A JPH09108897 A JP H09108897A
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JP29467395A
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Yasunaka Ito
伊藤庸中
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Toshima KK
Original Assignee
Toshima KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 空缶を圧縮して廃棄することの出来る小型の
空缶圧縮機を提供する。 【解決手段】 空缶を投入する投入口2を形成するとと
もに,全体を包囲するケ−ス1と,ケ−スの内部に配設
され空缶3をガイドケ−ス8に一時保持するとともに,
圧縮時には開閉パネル9で他の空缶等の投入を阻止し,
ガイドケ−スと開閉パネルとを支持固定するガイドレ−
ルとを有するガイド機構4と,ガイド機構から落下する
空缶を,駆動源に連結されたピストン軸の平板状軸受側
壁18aを有し,上端および下端が開口した圧縮ケ−ス
18と,圧縮ケ−スの内側に可動自在な平板状の移動パ
ネル21と,移動パネルの上端に設けられ空缶が転動す
るガイド板22と,圧縮ケ−スの下端開口部に移動パネ
ルとともに,可動自在となっている缶受け部23とを備
え,空缶を移動パネルと側壁18bとにより圧縮し,圧
縮された空缶を下端開口部から落下させて収納ケ−ス6
に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,缶ジュ−ス,缶
ビ−ル等を飲んだ後の空缶を圧縮して廃棄することの出
来る空缶圧縮機に関するもので,缶ジュ−ス等の自動販
売機の近くおよび店舗等に容易に設置することの出来る
小型の空缶圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,自動販売機や店舗で飲んだジュ−
ス等の空缶は,一定の容器に廃棄され,一定量がたまる
と,これら多数の空缶は各所から一箇所に集められ,大
型の圧縮機で一度に圧縮されている。又,店舗等に設置
されている小型の圧縮機もあるが,これは,投入口から
空缶を手で差し込んだ後,圧縮装置で圧縮するようにし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】単に空缶を容器に集
め,大型の圧縮機で圧縮する形式のものは,空缶がかさ
ばるため,容器の設置場所が問題であった。その上,大
型の圧縮機の場合には,かさばる空缶を集荷する手間が
かかるとともに,大型の圧縮機が必要となり,個人的に
自動販売機の設置されている場所や店舗等で空缶を圧縮
することは不可能である。又,小型の圧縮機の場合に
は,子供等が,空缶の圧縮時に誤って手等を差し込んだ
ままにした場合には,大変危険である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は,空缶を投入
する投入口を形成するとともに,全体を包囲するケ−ス
と,このケ−スの内部に配設され,投入口から投入され
た空缶をガイドケ−スに一時保持するとともに,空缶の
圧縮時にはガイドケ−スを閉鎖して他の空缶等の投入を
阻止するガイド機構と,このガイド機構から落下する空
缶を圧縮するとともに,駆動源を備えた圧縮機構と,圧
縮された空缶を収納する収納ケ−スとを備えた空缶圧縮
機を提供するものである。
【0005】さらに,この発明は,ガイド機構は,投入
口の下方に,上端開口部を対向配置するとともに,下端
開口部を圧縮機構の上端開口部に対向配置し,空缶を側
面方向において保持する側壁を有するガイドケ−スと,
このガイドケ−スの上端開口部を閉鎖可能な上蓋部と,
ガイドケ−スの下端開口部を閉鎖可能な下蓋部とを有
し,ガイドケ−スの上端開口部と下端開口部とが上蓋部
と下蓋部とにより交互に開閉するような位置関係に形成
した開閉パネルと,ケ−ス内面に固定され,ガイドケ−
スを所定位置に支持固定するとともに,このガイドケ−
スの上端開口部と下端開口部とを開閉する方向に摺動可
能に開閉パネルを支持するガイドレ−ルと,ケ−スの外
方から開閉パネルを摺動するとともに,この摺動範囲を
規制する手段とを備えた空缶圧縮機を提供するものであ
る。
【0006】さらに,この発明は,開閉パネルの摺動方
向を規制する手段としては,開閉パネルの摺動方向に沿
って,この開閉パネルの摺動範囲より長い長孔をケ−ス
に透設し,開閉パネルの上面に,長孔から上端部が突出
する支柱を立設し,ガイドレ−ルに,開閉パネルの摺動
範囲を規制するストッパ−を開閉パネルの摺動方向と直
交する方向に設けることにより,支柱の上端部を把持し
て長孔に沿って可動させてストッパ−により開閉パネル
の摺動範囲を規制するようにしたものであり,あるい
は,又,ケ−スに透設され,開閉パネルの摺動方向に摺
動範囲を規制する長孔を設け,開閉パネルの上面に,長
孔の上端部から突出する支柱を立設し,この支柱の上端
部を把持して長孔に沿って可動することにより,この長
孔により開閉パネルの移動範囲を規制するようにしたも
のである。
【0007】さらに,この発明は,開閉パネルの両側壁
内面に,ガイドレ−ルに係合して滑動する滑車を対向配
置して取り付けることにより,開閉パネルを円滑に摺動
自在となるようにしたものである。
【0008】さらに,この発明は,圧縮機構は,駆動源
に連結されたピストン軸の軸受を支持固定する平板状の
軸受側壁を有し,上端および下端が開口した圧縮ケ−ス
と,この圧縮ケ−スの内側において,軸受側壁に対向配
置され,且つ,ピストン軸が固定されて,駆動源の駆動
力により押圧されて摺動方向に可動自在な平板状の移動
パネルと,この移動パネルの上端に設けられ,ガイドケ
−スから落下する空缶が転動するとともに,この空缶が
圧縮ケ−スの軸受側壁と移動パネルとの間隙に落下する
のを防止する平板状のガイド板と,圧縮ケ−スの下端開
口部に対応する略4角形状の枠体を形成し,この枠体の
一側片を移動パネルの下端に固定し,枠体の一側片に直
交する側片より短く形成された缶受けロッドの一端を,
空缶が落下しない程度の間隙を介在させて複数本対向す
る固定用側片に固定した缶受け部とを備え,この缶受け
部の缶受けロッドを,移動パネルに対向する圧縮ケ−ス
側壁に貫通させるとともに,枠体を圧縮ケ−ス下端部外
方に位置させて配置し,駆動源の駆動力によりピストン
軸の前進により移動パネルが押圧されて,缶受け部に保
持されている空缶を圧縮ケ−スの移動パネルとこれに対
向する側壁とにより圧縮し,ピストン軸の後進ととも
に,この圧縮された空缶を圧縮ケ−スの下端開口部から
落下させて前記収納ケ−スに収納するようにしたもので
ある。
【0009】さらに,この発明は,圧縮ケ−スの軸受側
壁に,この圧縮ケ−ス内方に向けて移動パネルに付着し
た圧縮された空缶を剥離するための剥離用ロッドを突設
し,ピストン軸が後退した状態でこの剥離用ロッドの先
端が突出する貫通孔を移動パネルに透設してこの移動パ
ネルに付着した圧縮された空缶を剥離するようにしたも
のである。
【0010】さらに,この発明は,圧縮ケ−スの軸受側
壁外面両側に,複数の軸穴を有する長板状の補助軸受を
固定し,この補助軸受の軸穴にそれぞれ支持される補助
ロッドを,ピストン軸の前進後進により移動する移動パ
ネルの軸受側壁に対向する面に突設して,移動パネルと
軸受側壁との平行度を良好にしたものである。
【0011】さらに,この発明では,圧縮機構は,駆動
源に連結された前記ピストン軸は,先端部において複数
本に分岐した形状に形成された分岐形ピストン軸と,こ
の分岐形ピストン軸の軸受をそれぞれ支持固定する平板
状の分岐形用軸受側壁を有し,上端及び下端が開口した
分岐形用圧縮ケ−スと,この分岐形用圧縮ケ−スの内側
に,分岐形用軸受側壁に対向配置され,且つ,分岐形ピ
ストン軸が固着された駆動源の駆動力により,複数箇所
において押圧されて摺動方向に可動自在な平板状の分岐
形用移動パネルと,この分岐形用移動パネルの上端に設
けられ,ガイドケ−スから落下する空缶が転動するとと
もに,この空缶が分岐型用軸受側壁と分岐形用移動パネ
ルとの間隙に落下するのを防止する平板状のガイドカバ
−と,分岐形用圧縮ケ−スの下端開口部に対応する面の
略2倍の大きさを持つ略4角形状の分岐形用枠体を形成
し,この分岐形用枠体の一側片を分岐形用移動パネルの
下端に固着し,分岐形用枠体の一側片に直交する側片よ
り短い缶受けロッドの一端を空缶が落下しない程度の間
隙を介在させて複数本前記対向する他の側片に固定した
分岐形用缶受け部とを備え,この分岐形用缶受け部の缶
受けロッドを,分岐形用移動パネルに対向する分岐形用
圧縮ケ−ス側壁に貫通させるとともに,分岐形用枠体を
分岐形用圧縮ケ−ス下端部外方に位置させて配置し,駆
動源の駆動力により分岐形ピストン軸の前進により分岐
形用移動パネルが押圧され,分岐形用缶受け部に保持さ
れている空缶を分岐形用圧縮ケ−スの分岐形用移動パネ
ルとこれに対向する側壁とにより圧縮し,分岐形ピスト
ン軸の後進とともに,この圧縮された空缶を分岐形用圧
縮ケ−スの下端開口部から落下させて収納ケ−スに収納
するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態1】この発明の第1の実施例を,図
1〜図4に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の
実施例を示す要部分解斜視図,図2はガイド機構4にお
ける開閉パネル9の要部斜視図,図3は圧縮機構5の要
部斜視図,図4は圧縮機構5の缶受け部23と駆動源7
とを示す平面図である。
【0013】この発明による空缶圧縮機は,装置全体を
包囲するケ−ス1とこのケ−ス1の投入口2から内部に
投入された空缶3を一時保持するとともに,空缶3の圧
縮時には投入口2から手が入らないようにするためのガ
イド機構4と空缶3を圧縮する圧縮機構5と圧縮された
空缶3を収納する収納ケ−ス6とにより構成されてい
る。
【0014】図1において,空缶圧縮機のケ−ス1の上
面には,大小数種類ある空缶3を投入することの出来る
投入口2が透設されており,ケ−ス1の内部にはガイド
機構4,空缶3を圧縮するための圧縮機構5,収納ケ−
ス6および圧縮機構5の駆動源7等が配設されている。
【0015】ガイド機構4は,空缶3を一時保持するガ
イドケ−ス8とこのガイドケ−ス8の上端開口部および
下端開口部を交互に開閉する開閉パネル9と,この開閉
パネルとガイドケ−ス8とを支持するガイドレ−ル10
および開閉パネル9の摺動範囲を規制する手段とにより
構成されている。
【0016】ガイドケ−ス8は,上端と下端とは開口し
ており,空缶3を側面方向において保持する側壁のみの
略4角形状に形成されており,投入口2の下方にその上
端開口部を対向して配置するとともに,下端開口部は圧
縮機構5の圧縮ケ−ス18の上端開口部にほぼ対向する
ように配置されており,後述するガイドレ−ル10に固
定されている。
【0017】図2に示すように,開閉パネル9は,ガイ
ドケ−ス8の上端開口部と下端開口部とを交互に閉鎖す
るもので,上面の略半分は,ガイドケ−ス8の上端開口
部を閉鎖するための上蓋部9aで覆われており,この上
蓋部9aに対向する下面の略半分は開口しているととも
に,残りの下面半分には,ガイドケ−ス8の下端開口部
を閉鎖するための下蓋部9bが形成された断面略コ字状
の矩形状に形成されている。
【0018】即ち,開閉パネル9をガイドレ−ル10に
沿って摺動すれば,この開閉パネル9の上蓋部9aと下
蓋部9bとにより,ガイドケ−ス8の上端開口部と下端
開口部とが交互に開閉されるような位置関係に形成され
ており,両側壁9c内面上端部には,一対のガイドレ−
ル10に係止されて滑動する滑車11が複数箇所取り付
けられている。
【0019】従って,空缶3が投入口2から投入される
時は,ガイドケ−ス8の上端開口部は開口しており,ガ
イドケ−ス8の下端開口部は下蓋部9bで閉鎖されてい
る。そこで,開閉パネル9を水平方向に摺動すると,上
蓋部9aでガイドケ−ス8が閉鎖されるとともに,ガイ
ドケ−ス8の底部は開口され,空缶3は圧縮機構5方向
へ落下するように構成されている。
【0020】ガイドレ−ル10は,ガイドケ−ス8と開
閉パネル9とを支持するためのもので,この実施例の場
合には,断面コ字状に形成されており,長さ方向に沿っ
て溝10aが形成されて滑車11が滑動可能に形成され
ている。一対のガイドレ−ル10は互いに対向してガイ
ドケ−ス8の長さに対応する間隙を介在させて配置され
ているとともに,それぞれ両端はケ−ス1の内面にねじ
止め固定されているL形部材12に固定されている。
【0021】一対のガイドレ−ル10の間には,ガイド
ケ−ス8がその上端開口部を投入口2の下方に位置する
ように固定されているとともに,開閉パネル9がこのガ
イドレ−ル10を跨ぐようにして滑車11が溝10aに
滑動自在に係合している。そのため,開閉パネル9はガ
イドレ−ル10に沿って円滑に摺動自在となっている。
なお,開閉パネル9を摺動自在とするための滑車11
は,必ずしも必要ではなく,単に開閉パネル9をガイド
レ−ル10に沿って摺動可能であればよい。
【0022】13は開閉パネル9の摺動範囲を規制する
ためのストッパ−で,長い板状に形成されて,ガイドレ
−ル10の長さ方向,即ち,開閉パネル9の摺動方向に
直交するように2箇所固着されている。なお,この実施
例では板状のストッパ−13が使用されているが,スト
ッパ−の形状はこれに限定されることなく,例えば,滑
車11の滑動を停止させる突起状のリブをガイドレ−ル
10の溝10aに形成してもよく,その他,開閉パネル
9の滑動を停止可能なものであるならばいかなる形状,
手段であってもよい。
【0023】14はケ−ス1に透設されている長孔で,
開閉パネル9の摺動範囲より長く形成されており,この
長孔14からは開閉パネル9の上面に立設されている支
柱15の上端部が突出している。この支柱15を長孔1
4に沿って往復動することにより,開閉パネル9がガイ
ドレ−ル10に沿って摺動し,ガイドケ−ス8の上端開
口部と下端開口部とがこの開閉パネル9の上蓋部9aお
よび下蓋部9bとにより交互に開閉されるように構成さ
れている。
【0024】なお,長孔14の長さを開閉パネル9の摺
動範囲の長さと同一長さに形成してもよく,この場合に
は,長孔14により開閉パネル9の摺動範囲が規制され
るため,ストッパ−13は必ずしも必要ではない。16
は投入口2の周囲を包囲するカバ−で,空缶3を投入す
る際,投入口3周囲の切り口から手を保護することが出
来る。17は支柱14の上端部に装着するつまみであ
る。
【0025】図3に示すように,圧縮機構5は,空缶3
を圧縮するための圧縮ケ−ス18及び駆動原7からの駆
動力により前進後退する移動パネル21とガイド機構4
から落下する空缶3が転動するガイド板22と圧縮され
る空缶3が保持される缶受け部23とにより構成されて
いる。
【0026】18は内部の空缶3を圧縮するための圧縮
ケ−スで,4枚の平板で箱形に形成され,上端と下端は
開口し,ガイドケ−ス8の下端開口部に略対向する位置
に配置されている。駆動原7側に位置する軸受側壁18
aには,電動機あるいはシリンダ等の駆動源7に連結さ
れているピストン軸19の軸受20が支持固定されてい
る。
【0027】21は軸受側壁18aと略同一形状の平板
状に形成されている移動パネルで,圧縮ケ−ス18の内
側において,軸受側壁18aに対向配置されているとと
もに,ピストン軸19の先端が固定されている。従っ
て,この移動パネル21は,駆動源7からの駆動力によ
り押圧されるピストン軸19の前進後退とともに開閉パ
ネル9の摺動方向と同一方向に可動自在となっている。
【0028】22はガイド板で,移動パネル21の上端
に対応する長さを有する平板状に形成されている。この
ガイド板22は,移動パネル21の上端に,圧縮ケ−ス
18から外方に傾斜した状態で設けられており,ガイド
ケ−ス8から落下する空缶3が転動するとともに,この
空缶3が軸受側壁18aと移動パネル21との間に落下
するのを防止するためのものである。なお,このガイド
板22は,移動パネル21の上端に水平方向に取り付け
られている。
【0029】23は圧縮ケ−ス18の底部を構成する缶
受け部で,図3,図4に示すように,略コ字状に形成さ
れた側片23b,23d,23eと長い角柱状の固定用
側片23cとにより,圧縮ケ−ス18の下端開口部の外
周に対応する略4角形状の枠体23aが形成されてい
る。この枠体23aの一側片23bは,移動パネル21
の下端が固定されており,この一側片23bに対向する
角柱状の固定用側片23cには,一側片23aに直交す
る側片23d,23eより短く形成された缶受けロッド
24が,空缶3が落下しない程度の間隙を介在させて配
置されているとともに,この缶受けロッド24の一端が
固定されており,他端は自由端となっている。
【0030】そして,缶受け部23の角柱状の固定用側
片23cおよびその他の側片23d,23eは,それぞ
れ移動パネル21に対向する圧縮ケ−ス18の側壁18
bの下端部外方および移動パネル21に直交する圧縮ケ
−スの側壁18c,18dの下端部外方に位置させるよ
うに配置するとともに,缶受けロッド24は,圧縮ケ−
ス18の側壁18bに透設されている貫通孔28を介し
てピストン軸19により前進後退するように構成されて
いる。
【0031】25は剥離用ロッドで,圧縮された空缶が
移動パネル18に付着した状態となった場合に,これを
剥離するためのもので,ピストン軸19が後退した状態
で移動パネル21に透設されている貫通穴26からその
先端部が突出する程度の長さを有する棒材で形成されて
いる。この剥離用ロッド25は,圧縮ケ−ス18の軸受
側壁18aに,この圧縮ケ−ス18の内方に向けて突設
されている。
【0032】従って,圧縮された空缶3が移動パネル2
1に付着した場合には,ピストン軸19の後退に伴って
移動パネル21が後退するから,剥離用ロッド25の先
端部が移動パネル21の貫通穴26を貫通してその表面
から突出する。従って,この剥離用ロッド25の先端部
により圧縮された空缶3が押圧されて剥離される。な
お,移動パネル21が充分後退した状態で,缶受けロッ
ド24と剥離用ロッド25との間に圧縮された空缶3が
落下することの出来る程度の間隙が存在するように,そ
れぞれ缶受けロッド24および剥離用ロッド25の長さ
が決定される。
【0033】駆動源7は,この実施例の場合には,モ−
タ34が用いられており,このモ−タのモ−タ軸35に
ドラム29を装着し,このドラム29の直径方向の周辺
部にクランク軸30がピン32により固定されている。
さらに,このクランク軸30の先端部には,ピストン軸
19およびクランク軸30が上下方向に遊びを持つよう
に,ピン33を介してカップリング31が連結されてい
る。
【0034】従って,ドラム29の直径は,少なくとも
ピストン軸19が充分前進した時,移動パネル21と圧
縮ケ−ス18の側壁18bとの間で空缶3が充分圧縮さ
れる程度の直径のものが用いられる。なお,駆動源7と
しては,その他にシリンダによりピストン軸19を駆動
してもよい。
【0035】以下,作用動作について,主として図1に
基づいて説明する。通常状態では,つまみ17の位置
は,矢印A方向に位置している。この状態では,開閉パ
ネル9の後端はストッパ−13に当接しているととも
に,この開閉パネル9の下蓋部9bは,ガイドケ−ス8
の下端開口部を閉鎖しており,ガイドケ−ス8の上端開
口部は開口されている。
【0036】そこで,空缶3を投入口2から投入する
と,この空缶3はガイドケ−ス8内に一時保持される。
次いで,つまみ17を矢印Aと反対方向に移動させる
と,支柱15を介して開閉パネル9がガイドレ−ル10
に沿って摺動し,同様に矢印Aと反対方向に移動するか
ら,ガイドケ−ス8の上端開口部は,開閉パネル9の上
蓋部9aで閉鎖されるとともに,ガイドケ−ス8の下端
開口部を閉鎖していた下蓋部9bが移動して開口され,
空缶3は下方の圧縮機構5方向へ落下する。この際,開
閉パネル9は滑車11によりガイドレ−ル10に沿って
円滑に移動することが出来る。
【0037】なお,この実施例の場合には,つまみ17
を矢印Aと反対方向に移動開始すると同時に電源(図示
せず)がオンしてモ−タ34が駆動し,このモ−タ34
のモ−タ軸35にクランク軸30を介して連結されてい
るピストン軸19により移動パネル21が前進後退する
ように構成されているが,モ−タ34は常時駆動状態で
あってもよい。又,空缶3を投入口2に投入し,つまみ
17を矢印Aと反対方向に摺動してガイドケ−ス8の上
端開口部を開閉パネル9の上蓋部9aで閉鎖した後,任
意の箇所に取り付けられている電源スイッチ(図示せ
ず)をオンして,モータ34を駆動するように構成して
もよい。
【0038】ガイドケ−ス8の下端開口部から落下する
空缶3は,ガイド板22に沿って転動し,移動パネル2
1が後退すると,圧縮ケ−ス18内に収容される。この
際,ガイドケ−ス8から落下する空缶3は,ガイド板2
2により軸受側壁18aと移動パネル21との隙間が閉
鎖されるため,この隙間に落下することはない。移動パ
ネル21が充分後退した状態では,圧縮ケ−ス18の底
部は,缶受け部23の缶受けロッド24により覆われて
いるから,空缶3は,一時この缶受けロッド24に保持
される。缶受けロッド24の間隔は,空缶3が下方に落
下しない程度の間隔であるから,いたずらで投入された
ドライバ−や石等はこの缶受けロッド24の間隙から収
納ケ−ス6へと落下する。
【0039】次いで,ピストン軸19の前進につれて移
動パネル21が前進し,空缶3はこの移動パネル21と
圧縮ケ−ス18の側壁18bとの間に挟持されつつ圧縮
される。この際,移動パネル21とともに,缶受け部2
3も前進し,充分前進した状態では,缶受けロッド24
の自由端と移動パネル21との間には,間隙が存在する
から,ピストン軸19がわずかに後退すれば,圧縮され
た空缶3はこの間隙から収納ケ−ス6へと落下する。
【0040】なお,ジュ−ス等の空缶3を多数圧縮する
と,ジュ−ス等に含まれている糖分により移動パネル2
1の表面がべたついた状態となるため,時には圧縮され
た空缶3が移動パネル21に付着したままになるという
事態が発生する。この場合には,移動パネル21が充分
後退すると,この移動パネル21に透設されている貫通
孔26から剥離用ロッド25の先端部が突出した状態と
なるので,この剥離用ロッド25の先端部により圧縮さ
た空缶3が押圧されて,移動パネル21の面から付着し
ている空缶3が剥離されて落下し,収納ケ−ス6に収納
される。
【0041】このようにして,圧縮された空缶3で収納
ケ−ス6が一杯になれば,ケ−ス1の任意の側面に取り
付けられているドア−(図示せず)から収納ケ−ス6が
取り出され,内部の圧縮された空缶3を廃棄した後,収
納ケ−ス6は,再度,ケ−ス1内部の所定箇所に設置さ
れる。
【0042】
【発明の実施の形態2】この発明の第2の実施例を,図
5〜図7に基づいて詳細に説明する。図5はこの発明の
他の実施例を示す要部斜視図,図6は圧縮機構5の缶受
け部23と駆動源7とを示す平面図,図7は図6の背面
図である。
【0043】この実施例では,ピストン軸19により前
進後進する移動パネル21とこの移動パネル21に対向
する圧縮ケ−ス18の側壁18bとの平行度を良くする
ために,圧縮ケ−ス18の軸受側壁18aの外面両側
に,複数の軸穴41を透設した長板状の補助軸受40
(図1には仮想線で示されている)が固定されている。
【0044】42は補助ロッドで,その先端は移動パネ
ル21が軸受側壁18aに対向する面に固定されてお
り,他端は自由端となっている。そして,この補助ロッ
ド42の長さは,収納ケ−ス18の側壁18c,18d
の長さより長く形成されており,補助軸受40の軸穴4
1にそれぞれ支持されている。
【0045】このように構成されているので,ピストン
軸19に駆動されて移動パネル21が前進後退する際
に,移動パネル21の中心部はピストン軸19により押
圧され,4隅は補助ロッド42により押圧されるので,
側壁18bと移動パネル21との間の平行度が良くな
る。
【0046】
【発明の実施の形態3】この発明の第3の実施例を,図
1を参照しつつ図8に基づいて詳細に説明する。図8は
圧縮機構5の要部斜視図である。
【0047】この実施例では,ピストン軸としては,そ
の先端部において2本に分岐する形状に形成された分岐
形ピストン軸50が用いられる。51は分岐形用圧縮ケ
−スで,分岐形ピストン軸50のそれぞれ軸受51が,
平板状の分岐形用軸受側壁51aに支持固定されてい
る。53は分岐型用移動パネルで,分岐形ピストン軸5
0のそれぞれ先端部が両端部に固着されている。
【0048】54は分岐形用缶受け部で,分岐形用圧縮
ケ−ス51の底部である下端開口部に対応する面の2倍
の大きさの略4角形状の分岐形用枠体55が形成され
る。この分岐形用枠体55を2分割する中心線に沿っ
て,分岐形用移動パネル53がこの分岐型用枠体55に
立設固定されている。そして,この分岐型用移動パネル
53の両面にそれぞれ対向する角柱状の固定用側片55
b,55cには,上記実施例1と同様に,それぞれ固定
用側片55bおよび固定用側片55cと分岐形用移動パ
ネル53との間隔より短く形成された缶受けロッド24
が,空缶3が落下しない程度の間隙を介在させて配置
し,その一端が固定されており,他端は自由端となって
いる。
【0049】そして,分岐形用缶受け部54の分岐形用
枠体55の角柱状の固定用側片55b,55cおよびそ
の他の側片55d,55eは,それぞれ分岐形用移動パ
ネル53に対向する分岐形用圧縮ケ−ス51の側壁51
bの下端部外方および分岐形用移動パネル53に直交す
る分岐形用圧縮ケ−ス51の側壁51c,51dの下端
部外方に位置させるように配置するとともに,缶受けロ
ッド24は,分岐形用圧縮ケ−ス51の側壁51bに透
設されている貫通孔28を介して分岐形ピストン軸50
により前進後退するように構成されている。
【0050】このように構成されているので,分岐形用
圧縮ケ−ス51に落下した空缶は,分岐形ピストン軸5
0が前進すると,分岐形用移動パネル53と側壁51b
とにより圧縮され,次いで,分岐形ピストン軸50の後
退の時には,次に落下する空缶が分岐形用移動パネル5
3と分岐形用軸受側壁51aとにより圧縮される。この
際,分岐形用移動パネル53は,2本に分岐している分
岐形ピストン軸50によりその両端が平均して押圧され
るため,空缶3の圧縮時に,それぞれ分岐形用軸受側壁
51a,側壁51bとの平行度がよくなる。
【0051】なお,この実施例では,ピストン軸は2本
に分岐した場合について述べたが,これに限定されるこ
となく,3本でも4本あるいはそれ以上であっても良
く,この場合には,それだけ移動パネルと軸受側壁およ
び移動パネルに対向する側壁との平行度がそれぞれよく
なる。また,分岐形のピストン軸を採用すれば,図5に
示す補助軸受40を用いる必要もなく,移動パネルと軸
受側壁との平行度は充分なものが得られる。
【0052】
【発明の効果】この発明は,空缶を投入する投入口を形
成するとともに,全体を包囲するケ−スと,このケ−ス
の内部に配設され,投入口から投入された空缶をガイド
ケ−スに一時保持するとともに,空缶の圧縮時にはガイ
ドケ−スを閉鎖して他の空缶等の投入を阻止するガイド
機構と,このガイド機構から落下する空缶を圧縮すると
ともに,駆動源を備えた圧縮機構と,圧縮された空缶を
収納する収納ケ−スとを備えているので,構造が簡単
で,空缶の圧縮操作が容易であるとともに,安価な空缶
圧縮機を提供することが出来る。
【0053】そして,ガイド機構は,投入口の下方に,
上端開口部を対向配置するとともに,下端開口部を圧縮
機構の上端開口部に対向配置し,空缶を側面方向におい
て保持する側壁を有するガイドケ−スと,このガイドケ
−スの上端開口部を閉鎖可能な上蓋部と,ガイドケ−ス
の下端開口部を閉鎖可能な下蓋部とを有し,ガイドケ−
スの上端開口部と下端開口部とが上蓋部と下蓋部とによ
り交互に開閉するような位置関係に形成した開閉パネル
と,ケ−ス内面に固定され,ガイドケ−スを所定位置に
支持固定するとともに,このガイドケ−スの上端開口部
と下端開口部とを開閉する方向に摺動可能に開閉パネル
を支持するガイドレ−ルと,ケ−スの外方から開閉パネ
ルを摺動するとともに,この摺動範囲を規制する手段と
を備えているので,空缶を投入する時はガイドケ−スの
上端開口部が開口しており,この空缶を圧縮する時は,
ガイドケ−スの上端開口部が閉鎖されから,圧縮機構に
手等を挟まれることはなく安全である。
【0054】又,開閉パネルの摺動方向を規制する手段
としては,開閉パネルの摺動方向に沿って,この開閉パ
ネルの摺動範囲より長い長孔をケ−スに透設し,開閉パ
ネルの上面に,長孔から上端部が突出する支柱を立設
し,ガイドレ−ルに,開閉パネルの摺動範囲を規制する
ストッパ−を開閉パネルの摺動方向と直交する方向に設
けることにより,支柱の上端部を把持して長孔に沿って
可動させてストッパ−により開閉パネルの摺動範囲を規
制するようにしたので,支柱の可動範囲はストッパ−で
規制されるから,ケ−スの透設されている長孔の両端が
摩耗することもない。
【0055】又,ケ−スに透設され,開閉パネルの摺動
方向に摺動範囲を規制する長孔を設け,開閉パネルの上
面に,長孔の上端部から突出する支柱を立設し,この支
柱の上端部を把持して長孔に沿って可動することによ
り,この長孔により開閉パネルの移動範囲を規制するよ
うにしたものは,ストッパ−を形成する必要がなくな
り,それだけガイド機構の構造を簡単化することが出来
るから,製品の価格を安く押さえることが出来る。
【0056】さらに,開閉パネルの両側壁内面に,ガイ
ドレ−ルに係合して滑動する滑車を対向配置して取り付
けたので,開閉パネルを円滑に摺動自在とすることが出
来る。
【0057】圧縮機構は,駆動源に連結されたピストン
軸の軸受を支持固定する平板状の軸受側壁を有し,上端
および下端が開口した圧縮ケ−スと,この圧縮ケ−スの
内側において,軸受側壁に対向配置され,且つ,ピスト
ン軸が固定されて,駆動源の駆動力により押圧されて摺
動方向に可動自在な平板状の移動パネルと,この移動パ
ネルの上端に設けられ,ガイドケ−スから落下する空缶
が転動するとともに,この空缶が圧縮ケ−スの軸受側壁
と移動パネルとの間隙に落下するのを防止する平板状の
ガイド板と,圧縮ケ−スの下端開口部に対応する略4角
形状の枠体を形成し,この枠体の一側片を移動パネルの
下端に固定し,枠体の一側片に直交する側片より短く形
成された缶受けロッドの一端を,空缶が落下しない程度
の間隙を介在させて複数本対向する固定用側片に固定し
た缶受け部とを備え,この缶受け部の缶受けロッドを,
移動パネルに対向する圧縮ケ−ス側壁に貫通させるとと
もに,枠体を圧縮ケ−ス下端部外方に位置させて配置
し,駆動源の駆動力によりピストン軸の前進により移動
パネルが押圧されて,缶受け部に保持されている空缶を
圧縮ケ−スの移動パネルとこれに対向する側壁とにより
圧縮し,ピストン軸の後進とともに,この圧縮された空
缶を圧縮ケ−スの下端開口部から落下させて前記収納ケ
−スに収納するようにしたので,空缶を確実に圧縮する
ことが出来るとともに,その圧縮機構の構造は簡単で安
価に製造することが出来る。
【0058】その上,空缶を圧縮する際,内部から残留
液体等が漏れた場合でも,缶受けロッドの間隙から下方
の収納ケ−ス内に落下するため,圧縮ケ−ス内に溜るこ
ともない。
【0059】さらに,圧縮ケ−スの軸受側壁に,この圧
縮ケ−ス内方に向けて移動パネルに付着した圧縮された
空缶を剥離するための剥離用ロッドを突設し,ピストン
軸が後退した状態でこの剥離用ロッドの先端が突出する
貫通孔を移動パネルに透設してこの移動パネルに付着し
た圧縮された空缶を剥離するようにしたので,圧縮され
た空缶が移動パネルに付着することもない。
【0060】補助軸受や分岐形ピストン軸を使用してい
るものは,移動パネルと圧縮ケ−ス側壁との平行度が良
くなるため,空缶には圧縮力が平均して加えられるた
め,空缶を平均した圧縮力で平坦に圧縮することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】この発明のガイドケ−スの要部斜視図である。
【図3】この発明の実施例を示すもので,圧縮機構5の
要部斜視図である。
【図4】この発明の実施例を示すもので,圧縮機構5の
缶受け部23と駆動源7とを示す平面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す要部斜視図であ
る。
【図6】この発明の他の実施例を示すもので,圧縮機構
5の缶受け部23と駆動源7とを示す平面図である。
【図7】図6の背面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施例を示すもので,圧
縮機構5の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ケ−ス 2 投入口 3 空缶 4 ガイド機構 5 圧縮機構 6 収納ケ−ス 7 駆動源 8 ガイドケ−ス 9 開閉パネル 9a 上蓋部 9b 下蓋部 10 ガイドレ−ル 11 滑車 13 ストッパ− 14 長孔 15 支柱 18 圧縮ケ−ス 18a 軸受側壁 18b 移動パネル21に対向する側壁 19 ピストン軸 21 移動パネル 22 ガイド板 23 缶受け部 23a 枠体 23b 側片 23c 固定用側片 24 缶受けロッド 25 剥離用ロッド 40 補助軸受 42 補助ロッド 50 分岐形ピストン軸 51 分岐形用圧縮ケ−ス 51a 分岐形用軸受側壁 51b 分岐形用移動パネル53に対向する側壁 53 分岐形用移動パネル 54 分岐形用缶受け部 55 分岐形用枠体 55b,55c固定用側片

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空缶を投入する投入口を形成するととも
    に,全体を包囲するケ−スと,このケ−スの内部に配設
    され,前記投入口から投入された前記空缶をガイドケ−
    スに一時保持するとともに,前記空缶の圧縮時には前記
    ガイドケ−スを閉鎖して他の空缶等の投入を阻止するガ
    イド機構と,このガイド機構から落下する前記空缶を圧
    縮するとともに,駆動源を備えた圧縮機構と,圧縮され
    た空缶を収納する収納ケ−スとを備えたことを特徴とす
    る空缶圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド機構は,前記投入口の下方
    に,上端開口部を対向配置するとともに,下端開口部を
    前記圧縮機構の上端開口部に対向配置し,前記空缶を側
    面方向において保持する側壁を有する前記ガイドケ−ス
    と,このガイドケ−スの前記上端開口部を閉鎖可能な上
    蓋部と,前記ガイドケ−スの下端開口部を閉鎖可能な下
    蓋部とを有し,前記ガイドケ−スの前記上端開口部と前
    記下端開口部とが前記上蓋部と前記下蓋部とにより交互
    に開閉するような位置関係に形成した開閉パネルと,前
    記ケ−ス内面に固定され,前記ガイドケ−スを所定位置
    に支持固定するとともに,このガイドケ−スの上端開口
    部と下端開口部とを開閉する方向に摺動可能に前記開閉
    パネルを支持するガイドレ−ルと,前記ケ−スの外方か
    ら前記開閉パネルを摺動するとともに,この摺動範囲を
    規制する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の空缶圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記開閉パネルの摺動方向を規制する手
    段は,前記開閉パネルの摺動方向に沿って,この開閉パ
    ネルの摺動範囲より長い長孔を前記ケ−スに透設し,前
    記開閉パネルの上面に,前記長孔から上端部が突出する
    支柱を立設し,前記ガイドレ−ルに,前記開閉パネルの
    摺動範囲を規制するストッパ−を開閉パネルの摺動方向
    と直交する方向に設けることにより,前記支柱の上端部
    を把持して前記長孔に沿って可動させて前記ストッパ−
    により前記開閉パネルの摺動範囲を規制することを特徴
    とする請求項2に記載の空缶圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記開閉パネルの摺動方向を規制する手
    段は,前記ケ−スに透設され,前記開閉パネルの摺動方
    向に摺動範囲を規制する長孔を設け,前記開閉パネルの
    上面に,前記長孔の上端部から突出する支柱を立設し,
    この支柱の上端部を把持して前記長孔に沿って可動する
    ことにより,この長孔により前記開閉パネルの移動範囲
    を規制することを特徴とする請求項2に記載の空缶圧縮
    機。
  5. 【請求項5】 前記開閉パネルの両側壁内面に,前記ガ
    イドレ−ルに係合して滑動する滑車を対向配置して取り
    付けたことを特徴とする請求項2〜請求項4にそれぞれ
    記載の空缶圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記圧縮機構は,前記駆動源に連結され
    たピストン軸の軸受を支持固定する平板状の軸受側壁を
    有し,上端および下端が開口した圧縮ケ−スと,この圧
    縮ケ−スの内側において,前記軸受側壁に対向配置さ
    れ,且つ,前記ピストン軸が固定されて,前記駆動源の
    駆動力により押圧されて摺動方向に可動自在な平板状の
    移動パネルと,この移動パネルの上端に設けられ,前記
    ガイドケ−スから落下する空缶が転動するとともに,こ
    の空缶が前記圧縮ケ−スの軸受側壁と前記移動パネルと
    の間隙に落下するのを防止する平板状のガイド板と,前
    記圧縮ケ−スの下端開口部に対応する略4角形状の枠体
    を形成し,この枠体の一側片を前記移動パネルの下端に
    固定し,前記枠体の一側片に直交する側片より短く形成
    された缶受けロッドの一端を,前記空缶が落下しない程
    度の間隙を介在させて複数本前記対向する固定用側片に
    固定した缶受け部とを備え,この缶受け部の缶受けロッ
    ドを,前記移動パネルに対向する前記圧縮ケ−ス側壁を
    貫通させるとともに,前記枠体を前記圧縮ケ−ス下端部
    外方に位置させて配置し,前記駆動源の駆動力によりピ
    ストン軸の前進により前記移動パネルが押圧されて,前
    記缶受け部に保持されている空缶を前記圧縮ケ−スの前
    記移動パネルとこれに対向する側壁とにより圧縮し,前
    記ピストン軸の後進とともに,この圧縮された空缶を前
    記圧縮ケ−スの下端開口部から落下させて前記収納ケ−
    スに収納することを特徴とする請求項1〜請求項6にそ
    れぞれ記載の空缶圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記圧縮ケ−スの軸受側壁に,この圧縮
    ケ−ス内方に向けて前記移動パネルに付着した圧縮され
    た空缶を剥離するための剥離用ロッドを突設し,前記ピ
    ストン軸が後退した状態でこの剥離用ロッドの先端が突
    出する貫通孔を前記移動パネルに透設したことを特徴と
    する請求項6に記載の空缶圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記圧縮ケ−スの軸受側壁外面両側に,
    複数の軸穴を有する長板状の補助軸受を固定し,この補
    助軸受の軸穴にそれぞれ支持される補助ロッドを,前記
    ピストン軸の前進後進により移動する前記移動パネルの
    前記軸受側壁に対向する面に突設したことを特徴とする
    請求項1〜請求項7に記載の空缶圧縮機。
  9. 【請求項9】 前記圧縮機構は,前記駆動源に連結され
    た前記ピストン軸が,その先端部において複数本に分岐
    した形状に形成された分岐形ピストン軸と,この分岐形
    ピストン軸の軸受をそれぞれ支持固定する平板状の分岐
    形用軸受側壁を有し,上端及び下端が開口した分岐形用
    圧縮ケ−スと,この分岐形用圧縮ケ−スの内側に,前記
    分岐形用軸受側壁に対向配置され,且つ,前記分岐形ピ
    ストン軸が固着されて前記駆動源の駆動力により,複数
    箇所において押圧されて摺動方向に可動自在な平板状の
    分岐形用移動パネルと,この分岐形用移動パネルの上端
    に設けられ,前記ガイドケ−スから落下する空缶が転動
    するとともに,この空缶が前記分岐型用軸受側壁と前記
    分岐形用移動パネルとの間隙に落下するのを防止する平
    板状のガイドカバ−と,前記分岐形用圧縮ケ−スの下端
    開口部に対応する面の略2倍の大きさを持つ略4角形状
    の分岐形用枠体を形成し,この分岐形用枠体の一側片を
    前記分岐形用移動パネルの下端に固着し,前記分岐形用
    枠体の一側片に直交する側片より短い缶受けロッドの一
    端を前記空缶が落下しない程度の間隙を介在させて複数
    本前記対向する他の側片に固定した分岐形用缶受け部と
    を備え,この分岐形用缶受け部の缶受けロッドを,前記
    分岐形用移動パネルに対向する前記分岐形用圧縮ケ−ス
    側壁を貫通させるとともに,前記分岐形用枠体を前記分
    岐形用圧縮ケ−ス下端部外方に位置させて配置し,前記
    駆動源の駆動力により前記分岐形ピストン軸の前進によ
    り前記分岐形用移動パネルが押圧され,前記分岐形用缶
    受け部に保持されている空缶を前記分岐形用圧縮ケ−ス
    の前記分岐形用移動パネルとこれに対向する側壁とによ
    り圧縮し,前記分岐形ピストン軸の後進とともに,この
    圧縮された空缶を前記分岐形用圧縮ケ−スの下端開口部
    から落下させて前記収納ケ−スに収納することを特徴と
    する請求項1〜請求項5および請求項7〜請求項8にそ
    れぞれ記載の空缶圧縮機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018086677A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社Tds 減容機
JP2018199579A (ja) * 2018-09-12 2018-12-20 株式会社寺岡精工 物品回収装置
JP2022019802A (ja) * 2020-08-11 2022-01-27 株式会社寺岡精工 物品回収装置
JP2023061895A (ja) * 2021-11-19 2023-05-02 株式会社寺岡精工 容器減容装置、プログラム及び容器減容方法

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