JP3102592U - 空容器減容回収装置 - Google Patents

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智裕 小関
優 糸井
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Abstract

【課題】複数種の空き容器を同時にプレス減容処理による処理能力の向上と高価な識別センサー類を排除して廉価な空容器減容回収装置を提供する。
【解決手段】本考案装置は、複数種の投入口7,8,9を具備して成る空容器投入部2と空容器投入部2の下端部に配設されるシャッター部24との組立体25と、複数の仕切板10で区切られた内部で投入された複数種の空容器ECを共通のプレス駆動源15によって同時にプレス処理するプレス減容部3と、複数種の回収筐体11,12,13を具備して成る回収部4とを上方より下方に向けて順次配置して成るので、複数種の空容器を同時に投入してもプレス減容処理を短時間で完了させ且つ次の投入待ち時間をする短縮することを可能にする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、複数種の空容器を同時にプレス減容処理する空容器減容回収装置に関する。
従来の2種類以上の空容器をプレス減容処理する空容器減容回収装置は、1箇所の投入口から投入された1個の空き容器の材料を識別した後にプレス部に送り込んで減容していた。(例えば、特許文献1参照)
特開平10−034391号公報
しかしながら、上記従来の空容器減容回収装置は、空容器のプレス減容処理中投入口がロックされて次の空き容器の投入が阻止されていた。又、容器の材料を識別するためのセンサーや機構が必要であるため、高価であった。
本考案は、上述した従来技術の問題点を解消し、複数種の空き容器を同時にプレス減容処理によって処理能力の向上が図られ且つ投入時の高価な識別センサー類を排除して廉価な空容器減容回収装置を提供することを目的とするものである。
本考案の空容器減容回収装置は、同時に投入した複数種の空容器をプレス減容処理するための空容器減容回収装置において、横方向に所定の間隔を置いて配設される複数種の投入口を具備して成る空容器投入部と該空容器投入部の下端部に配設されるシャッター部との組立体と、複数の仕切板で区切られた内部で投入された複数種の前記空容器を共通のプレス駆動源によって同時にプレス処理するプレス減容部と、横方向に所定の間隔を置いて配設される複数種の回収筐体を具備して成る回収部とを上方より下方に向けて順次配置し、且つそれら全体をハウジング筐体の内部に収容して成るものである。
この構成によって、一種類の空容器は勿論、複数種の空容器を同時に投入してもプレス減容処理を短時間で完了させ且つ次の投入待ち時間を短縮することが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記空容器投入部が、横断面形状が略矩形のシュートと,該シュートの上端部に一体的に形成されて前記シュートの上方周壁として三面を画成するホッパーとを具備して成るものである。
この構成によって、投入された前記空容器を確実に収集して落下させることが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記シャッター部が、前記シュートの両側壁の下端部外面に沿って延伸する横断面形状が略コ字状の案内溝を有するガイドレールにその両側端縁が滑動自在に挿着される遮断板と、前記シュートの前面壁の下端部外面に前方に向けて突設された支持部によって支持されたシャッター駆動部とを具備して成るものである。
この構成によって、前記シュート内を落下する前記空容器の前記プレス減容部への供給を前記シャッター部によって適宜制御することが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記空容器投入部が、前記シュートの前面壁の前面壁の下端部外面に前方に向けて突設された支持部よりも若干上方の外面から前方に向けて突設され、その先端端部を前記支持部の前方先端部に向けて屈曲させたシュート支持部を具備して成るものである。
この構成によって、前記空容器の投入口の開閉を行うための前記空容器投入部の揺動変位が可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記遮断板が、前記各投入口の開放時に前記空容器の落下を遮断可能な遮断面を有し、前記シュートの前面壁から前方に露出する前記遮断面の前方端縁には前記各ガイドレールよりも左右に張り出した耳部を有するヨークと一体的に形成され、前記各耳部の外方側端近傍に透設された小孔と、前記各ガイドレールの外方側面から張り出した耳部に透設した小孔に引張りコイルばねの各端部が係止されるものである。
この構成によって、前記シャッター部の遮断板と前記シャッター駆動部との連結が可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記シャッター駆動部が、前記支持部の下面で該支持部の前方端近傍の縦軸を中心に上下に重なって回動可能に吊持された一対の連結桿と、前記支持部の上面に立設した耳部によって前記遮断板の前後進方向と直交するように保持された横軸を中心に回動可能に支持されたシャッターロック桿とを具備して成るものである。
この構成によって、前記シャッター駆動部を前記空容器投入部の揺動変位に対応させて機械的に作動させ,前記遮断板をロック/アンロックさせることが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記各連結桿が、その平坦且つ直線的な前方部と、平坦且つ略L字状に屈曲して前記各耳部の上面に重なる後方部とから成り、更に,前記前方部が、先端部平面に対する縦軸を中心に回動可能に一対のローラが吊持され且つ該ローラの吊持位置から若干後方に前記縦軸を具備する一方,前記後方部が、前端部から後端部にわたり全体が外側に向けて傾斜するように長孔を透設し且つ該長孔が前記各耳部の上面に植設したピンに係合し、該ピンを介して前記遮断板に前後進運動を与えるものである。
この構成によって、前記各ガイドレールによって案内される前記遮断板の左右端部に均等な力を与えて前記前記遮断板を滑動させることが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記シャッターロック桿が、直線的に延伸する前方部に対し後方部が略L字状に屈曲して前記遮断板の前後進方向と直交し、更に,該後方部のL字状屈曲域の下側端縁が下方に延長され、前記前記ヨークの中央部と前記各連結桿の後方部との間に画成される空隙に対応して前記支持部に透設した開口部に挿入して前記遮断板の前進を阻止するものである。
この構成によって、前記シャッター駆動部を前記空容器投入部の揺動変位に対応させて一層確実に機械的に作動させ、前記遮断板をロック/アンロックさせることが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記シャッターロック桿の前方部が、その前方端部にロック作動用引張りコイルばねの一方端を係止し、その前記後方部寄りの外側面に突設した耳部と前記シュートの前面壁の下方外面に前記耳部に対応して突設された耳部とに各端部を係止したロック解除用引張りコイルばねが張設されるものである。
この構成によって、前記空容器の投入口の開閉を行うための前記空容器投入部の揺動変位に伴って前記シャッター駆動部を機械的且つ自動的に前記遮断板のロック/アンロックさせることが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記空容器投入部が、横軸を介して前記ハウジング筐体の扉の裏面に固定したシュート支持部受台に回動可能に支持され、該シュート支持部受台がその上面に脚部を立設して成り、該脚部がその上部に横軸によって回動可能に軸支され且つその一端に前記ロック作動用引張りコイルばねの他方端を係止するアームを設けて成り,更に,前記シュート支持部受台が、その下面に前記各連結桿における前記一対のローラに対向して設けられた左右一対の傾斜前面に前記一対のローラを当接させることによって前記各連結桿の前方部を拡開可能なオープナーを配設して成るものである。
この構成によって、前記空容器投入部と前記シャッター部との組立体全体の揺動変位に機械的に連動させて前記シャッター駆動部を機械的且つ自動的に作動させて前記遮断板のロック/アンロックさせることが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記プレス減容部が、プレス駆動源であるギアードモータと、一端部をギアードモータの左右出力軸に他端部を一対のコネクティングロッドの一端部に夫々連結された一対のクランクアームと、前記コネクティングロッドの他端部に連結する左右一対の連結ピンを上方部に配設され且つその下方部に配設した左右一対の支軸を中心に前記扉体の裏面に固定した押圧受台に対して矢印B方向に揺動変位可能に支持された押圧板と、そして前記押圧受台における前記空容器のためのスライド面の一部に前記各投入口に対応した間隔で固定され、且つ潰した容器の幅方向に広がることによる停滞を防止する凹部を設けた複数個の仕切板とを具備して成るものである。
この構成によって、前記シャッター部から落下した複数個の空容器を共通のプレス駆動源で揺動変位する前記押圧板によって同時にプレス減容処理することが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記各仕切板が、揺動変位時に前記押圧板の非押圧側で横方向に架橋する補強板と交差する部分に円弧状の切り欠きを設けて成るものである。
この構成によって、前記円弧状の切り欠きによって前記押圧板に対する前記補強板の干渉を回避させ、前記押圧板の強度を適正に維持することが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記回収部が、前記各空容器の回収筐体と、該回収筐体各回収筐体の上方開口域を画成する両側壁上端縁に沿って嵌着する横断面形状がコ字状の各溝形部材、該各溝形部材の前後両端部を連結し且つ前記各回収筐体の上方開口域を画成する前後両壁の上端縁に沿って嵌着する横断面形状がコ字状の各溝形ステー部材、前記両側の各溝形部材の一方端に接続した傾斜アーム部、該傾斜アーム部の他方端近傍に配設した支軸、及び前記各溝形部材を連結する前記一方の溝形ステー部材の前側面に取り付けられたハンドルを具備して成る回収筐体仕切枠と、前記回収部を収容する前記ハウジング筐体の両内側面に投光部と受光部を取り付けた回収筐体着脱検知器とから成るものである。
この構成によって、前記回収筐体仕切枠によって前記回収部における前記各空容器の回収筐体を適正に整列させることが可能になり、且つ前記回収筐体着脱検知器によって空容器減容回収装置の安全運転を保証することが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記回収筐体仕切枠が、前記両側を除く各溝形部材の一方端近傍の上面から他方端に向けて仕分板を取り付け、該仕分板により隣接する各回収筐体への空容器の落下を適正に仕分けながら案内し、そして前記両側の何れか一方の溝形部材における下方端縁に沿って光軸遮断板を取り付け、前記光軸遮断板の遮断高さを該光軸遮断板が前記溝形部材の一方端近傍から他方端に向けて三角状に形成されるように漸増させ前記溝形部材の一方端近傍から他方端に向けて三角状に漸増させするものである。
この構成によって、前記回収筐体着脱検知器によって空容器減容回収装置の運転を一層の安全性を付与して保証することが可能になる。
また、本考案の空容器減容回収装置は、前記各回収筐体が、前記回収筐体仕切枠の嵌着前に各回収プラスチック・バッグを挿着し、該各回収プラスチック・バッグの開口端縁を前記各回収筐体の上方開口両側端縁を覆うように外方に折り返した後、前記各溝形部材を嵌着させることによって前記各空容器に残存していた飲料液で前記各回収筐体の内部の汚れを防止するものである。
この構成によって、前記各空容器に残存していた飲料液で前記各回収筐体の内部の汚れを防止することが可能になる。
本考案の空容器減容回収装置によれば前記空容器が投入されると、前記投入口は、プレス減容処理中ロックされるが、他の複数個の投入口はアンロックされているので投入可能であり、空容器材料の組み合わせ順序を事前調整に基づく切替投入操作によって略連続的なプレス減容処理を可能になる。又、空容器材料の選別は投入前に行うので装置内部における識別センサーの適用を排除し、廉価な空容器減容回収装置を提供することが可能になる。
本考案装置の実施の形態について添付した図面に基づき以下に詳述する。図1は、本考案に係る複数個の空容器を同時投入可能な空容器減容回収装置の正面図であり、図2はその側面図である。図1において、本考案に係る複数個の空容器を同時投入可能な空容器減容回収装置1は、上方より下方に向けて空容器投入部2、プレス減容部3、及び回収部4を順次配置し、且つそれら全体をハウジング筐体5の内部に収容して成っている。前記ハウジング筐体5は、その正面部が片開き式に開閉自在に吊持された扉体6の外面上方部に例えばペットボトル投入口7、スチール缶投入口8、あるいはアルミ缶投入口9が横方向に所定の間隔を置いて配設されている。
前記各投入口7,8,9から投入された空きペットボトル、スチール空容器あるいはアルミ空容器(以後、単に空容器ECと称する)は、その下方に配設され、且つその内部が2枚の仕切板10によって前記各投入口7,8,9に対応して仕切られた前記プレス減容部3に向け矢印Aの方向に落下する。その後、前記プレス減容部3でプレス減容処理された前記空容器ECは、更にその下方に配設され、且つその内部が前記各投入口7,8,9に対応して適宜仕切られた前記回収部4を構成する空きペットボトル用回収筐体11、スチール空缶用回収筐体12あるいはアルミ空缶用回収筐体13に向け矢印Aの方向に落下する。
図3〜図5は、2種類以上の空容器ECを同時にプレス減容処理することが可能な前記プレス減容部3の要部構造を一部破断して示すものあり、図3は前記空容器ECを落とし込む前の待機状態、図4は前記空容器ECのプレス減容処理完了時の状態を夫々示す側面図、図5は前記空容器ECのプレス減容処理完了時の状態に示す平面図である。
前記プレス減容部3の要部構造は、プレス駆動源であるギアードモータ15、一端部をギアードモータ15の左右出力軸に他端部を一対のコネクティングロッド17の一端部に夫々連結された一対のクランクアーム16、前記コネクティングロッド17の他端部に連結する左右一対の連結ピン21を上方部に配設され且つその下方部に配設した左右一対の支軸20を中心に前記扉体6の裏面に固定した押圧受台22に対して矢印B方向に揺動変位可能に支持された押圧板18、及び前記押圧受台22における前記空容器ECのスライド面22aの一部に前記各投入口7,8,9に対応した間隔で固定された2個の仕切板10を具備して成る。
なお、前記各仕切板10は、前記揺動変位時に前記押圧板18の非押圧側で横方向に架橋する補強板19と交差する部分に円弧状の切り欠き23を設けてある。14は前記ギアードモータ15の電源及びその自動制御系電気回路等を収納した電気ボックスである。
以上のように構成される前記プレス減容部3は、プレス減容処理すべき前記空容器ECが夫々ペットボトル、スチール缶及びアルミ缶のような異種のものであれば、図3の待機位置において、前記ペットボトル投入口7、スチール缶投入口8あるいはアルミ缶投入口9から前記各空容器ECを同時あるいは単独に投入した後、その投入を検知器(図示せず)によって自動的に検知して前記ギアードモータ15を起動させる。
前記ギアードモータ15が起動すると、前記各クランクアーム16、各コネクティングロッド17及び各連結ピン21を介して前記押圧板18が、前記支軸20を中心に前記押圧受台22に対して揺動変位を開始し、更に図4又は図5に示したようなプレス減容処理完了位置を検知器(図示せず)によって自動的に検知してその揺動変位を停止させるか、あるいは前記ギアードモータ15が起動後、所定時間経過したら自動的に停止させる。
前記押圧板18が、前記各仕切板10によって縦方向に3分割された前記プレス減容部3の内部空間を横断するように変位すると、前記異種の各空容器は互いに略同時にプレス減容処理される。
図6から図13は、上述したプレス減容部3に向けて前記空容器ECを落下させる前記空容器投入部2の更に詳細な構成を示すものであり、前記空容器投入部2と該空容器投入部2の下端部に配設されたシャッター部24との組立体25の一実施態様を示すものである。
前記組立体25の一部を構成する前記空容器投入部2の要部は、図6及び図7に示したように、横断面形状が略矩形のシュート26と,該シュート26の上端部に一体的に形成されて前記シュート26の上方周壁として三面を画成するホッパー27とを具備して成っている。
一方,前記シャッター部24は、前記シュート26の下端部に一体的に形成され、その要部は図8,9,10,11,13に示されているように、前記シュート26の両側壁の下端部外面に沿って延伸する横断面形状が略コ字状の案内溝を有するガイドレール28にその両側端縁が滑動自在に挿着される遮断板29と、前記シュート26の前面壁の下端部外面に前方に向けて突設された支持部30によって支持されたシャッター駆動部31とを具備して成っている。
なお、前記遮断板29は、前記各投入口7,8,9の開放時(図11)に前記空容器ECの胴部横断面域の約2/3を受容してその落下を遮断可能な遮断面29aを有し、前記シュート26の前面壁から前方に露出する前記遮断面29aの前方端縁には前記各ガイドレール28よりも左右に張り出した耳部32を有するヨーク33と一体的に形成される。
前記各耳部32の外方側端近傍に透設された小孔34と、前記各ガイドレール28の外方側面から張り出した耳部35に透設した小孔36に引張りコイルばね37の各端部が係止される。
前記シャッター駆動部31の要部は、前記支持部30の下面で該支持部30の前方端近傍の縦軸38を中心に上下に重なって回動可能に吊持された一対の連結桿39と、前記支持部30の上面に立設した耳部40によって前記遮断板29の前後進方向と直交するように保持された横軸41を中心に回動可能に支持されたシャッターロック桿42とを具備して成っている。
前記各連結桿39は、その平坦且つ直線的な前方部39aと、平坦且つ略L字状に屈曲して前記各耳部32の上面に重なる後方部39bとから成り、更に,前記前方部39aは、先端部平面に対する縦軸43を中心に回動可能に一対のローラ44が吊持され且つ該ローラ44の吊持位置から若干後方に前記縦軸38が配設される一方,前記後方部39bは、前端部から後端部にわたり全体が外側に向けて傾斜するように長孔45が透設され且つ該長孔45が前記各耳部32の上面に植設したピン46に係合し、該ピン46を介して前記遮断板29に前後進運動を与える。
前記シャッターロック桿42は、直線的に延伸する前方部42aに対し後方部42bが略L字状に屈曲して前記遮断板29の前後進方向と直交し、更に,該後方部42bのL字状屈曲域の下側端縁が下方に延長され、前記ヨーク33の中央部と前記各連結桿39の後方部39bとの間に画成される空隙(図11)に対応して前記支持部30に透設した開口部47に挿入して前記遮断板29の前進を阻止する。
前記シャッターロック桿42の前方部42aは、その前方端部にロック作動用引張りコイルばね48の一方端が係止され、その前記後方部42b寄りの外側面に突設した耳部49と前記シュート26の前面壁の下方外面に前記耳部49に対応して突設された耳部50とに各端部を係止したロック解除用引張りコイルばね51が張設される。
前記組立体25の一部を構成する前記空容器投入部2は、図6,8〜10に示したように、
前記シュート26の前面壁において前記支持部30よりも若干上方の外面から前方に向けて突設され、その先端端部を前記支持部30の前方先端部に向けて屈曲させたシュート支持部52を横軸53を介して前記扉体6の裏面に固定したシュート支持部受台54に回動可能に支持される。
前記シュート支持部受台54の上面には脚部57が立設され、該脚部57の上部に横軸55によって回動可能に軸支され且つその一端に前記ロック作動用引張りコイルばね48の他方端を係止するアーム56が設けられ,一方、前記シュート支持部受台54の下面には前記各連結桿39の前記一対のローラ44に対向して設けられた左右一対の傾斜前面59に前記一対のローラ44を当接させることによって前記各連結桿39の前方部39aを拡開可能なオープナー58が配設されている。
以上のように構成される前記組立体25の作動について次に説明する。先ず,図10に示すように、前記組立体25の一部を構成する前記空容器投入部2が前記投入口7,8又は9を閉止している状態から図9に示すように、前記組立体全体25を前記横軸53を中心に矢印Cの方向に前記ホッパー27の前面壁外面に取り付けたハンドル60を介して回動させて、前記投入口7,8又は9を開放させる。
この開放操作によって、前記シャッターロック桿42の前方部42aと前記アーム56の一方端との離間距離が増加し始め、その間に弛緩状態に張設されていた前記ロック作動用引張りコイルばね48が緊張し始め、一方,前記各連結桿39の前記ロック解除用引張りコイルばね51が弛緩し始め、その結果、前記シャッターロック桿42が前記横軸41を中心に揺動して前記シャッターロック桿42の後方部42bの下側端縁を前記開口部47に向けて変位させる。
上述した開放操作によって、更に、前記一対のローラ44に対向して設けられた前記オープナー58における前記左右一対の傾斜前面59に当接して互いに拡開された前記一対のローラ44が前記傾斜前面59から次第に離間し始め、それに伴って、図9及び図11に示したように,前記ヨーク31の耳部32と前記ガイドレール部28の耳部36との間に緊張状態に張設されていた前記引張りコイルばね37の引張り力が、前記ヨーク31の前記耳部32を介して前記遮断板29に作用して、前記シュート26の下方端面全域の略2/3を遮断させる。
前記引張りコイルばね37の引張り力によって前記遮断板29が前記シュート26の下方端面全域の略2/3を遮断すると、前記開口部47が完全に開口して前記シャッターロック桿42の後方部42bの下側端縁が前記開口部47と前記ヨーク31との間隙中に挿入され、その結果、前記遮断板29の閉止状態がロックされる。
前記遮断板29の閉止状態がロックされた後、図12に示したように、前記投入口7,8又は9から所定の空容器ECを前記ホッパー内27に投入すると、前記空容器ECは前記シュート26の内周壁に沿って落下し、前記遮断板29の前記遮断面29aに当接してその落下が阻止される。
前記組立体25に対する前記空容器ECの投入が完了した後、図9に示すように、前記組立体25の一部を構成する前記空容器投入部2が前記投入口7,8又は9を開放している状態から図10に示すように、前記組立体全体25を前記横軸53を中心に矢印Dの方向に前記ホッパー27の前面壁外面に取り付けたハンドル60を介して回動させて、前記投入口7,8又は9を閉止させる。
この閉止操作によって、前記シャッターロック桿42の前方部42aと前記アーム56の一方端との離間距離が減少し始め、その間に緊張状態に張設されていた前記ロック作動用引張りコイルばね48が弛緩し始め、一方,前記各連結桿39の前記ロック解除用引張りコイルばね51が緊張し始め、その結果、前記シャッターロック桿42が前記横軸41を中心に揺動して前記シャッターロック桿42の後方部42bの下側端縁を前記開口部47と前記ヨーク31との間隙から上方に向けて変位させ、その結果、前記遮断板29の閉止ロックを解除させる。
上述した開放操作によって,更に、前記一対のローラ44に対向して設けられた前記オープナー58における前記左右一対の傾斜前面59から離間して互いに接近していた前記一対のローラ44が前記傾斜前面59に次第に近接し始め、それに伴って、図10及び図13に示したように,前記一対のローラ44が互いに拡開され、前記ヨーク31の耳部32と前記ガイドレール部28の耳部36との間に弛緩状態に張設されていた前記引張りコイルばね37の引張り力に抗して前記遮断板29を前記ヨーク31の前記耳部32を経て前記シュート26の前面壁の外方に向け引出し、前記シュート26の下方端面全域を開口させる。
前記シュート26の下方端面全域が開口すると、図8に示したように、前記シュート26の内周壁に沿って落下し、前記遮断板29の前記遮断面29aに当接してその落下が阻止されていた前記空容器ECは、前記プレス減容部3に向けて落下する。
なお、ペットボトルあるいはアルミ缶の空容器投入口に対するスチール缶の空容器の誤投入を防止するために前記シュート26の前面壁にマグネットMG1を埋設して、誤投入され且つ前記遮断面29aに当接してその落下が阻止された前記スチール缶の空容器ECを前記マグネットMG1の磁力によって前記シュート26の前面壁の内面に吸引し、前記シュート26の下方端面全域が開口されても前記スチール缶の空容器ECを保持することによって次の空容器ECの投入詰まりが目視確認され、前記投入口から前記スチール缶の空容器ECを抜き出して前記プレス減容部3及び回収部4への混入を防止するような手段を適宜適用することも可能である。
前記回収部4は、図14〜図16に示したように、前記各空容器の回収筐体11,12,13と、該各回収筐体11,12,13の上方開口域を画成する両側壁上端縁に沿って嵌着する横断面形状がコ字状の各溝形部材61、該各溝形部材61の前後両端部を連結する横断面形状がコ字状の各溝形ステー部材62,63、前記両側の各溝形部材61の一方端に接続した傾斜アーム部64、該傾斜アーム部64の他方端近傍に配設した支軸65、及び前記各溝形部材61を連結する前記一方の溝形ステー部材62の前側面に取り付けられたハンドル66を具備して成る回収筐体仕切枠67と、前記回収部4を収容する前記ハウジング筐体5の両内側面に投光部68と受光部69を取り付けた回収筐体着脱検知器70とから成っている。
更に、前記回収筐体仕切枠67と前記回収筐体着脱検知器70は、図15〜17から明らかなように、前記両側を除く各溝形部材61の一方端近傍の上面から他方端に向けて仕分板71が取り付けられ、該仕分板71により隣接する各回収筐体11,12,13への空容器ECの落下を適正に仕分けながら案内する。
また、前記両側の何れか一方の溝形部材61における下方端縁に沿って光軸遮断板71が取り付けられ、前記光軸遮断板72の遮断高さHは、該光軸遮断板72が前記溝形部材61の一方端近傍から他方端に向けて三角状に形成されるように漸増させてある。
前記扉体6を開放して空の前記両側回収筐体11,13を前記ハウジング筐体5の内部の両側底面に沿って配設したガイド部材73に従がって前記ハウジング筐体5の内部に挿入して該ハウジング筐体5の背面に前記各回収筐体11,12,13を当接させた後、図17に示したように、前記ハンドル66を介して前記回収筐体仕切枠全体67を前記支軸65を中心に矢印Fの方向に上方に回動させて前記ハウジング筐体5のプレス減容部の支持台に取り付けられたマグネットMG2に前記溝形部材61の他方端近傍を吸引、保持させた待機位置から、図16に示したように、前記ハンドル66を介して前記回収筐体仕切枠全体67を前記支軸65を中心に矢印Eの方向に下方に回動させることにより前記各回収筐体11,12,13の上方開口域を画成する両側壁上端縁に沿って横断面形状がコ字状の前記各溝形部材61を嵌着させて前記各回収筐体11,12,13の装着操作を完了させる。
なお、前記各回収筐体11,12,13に対する前記回収筐体仕切枠67の嵌着前に前記各回収筐体11,12,13に各回収プラスチック・バッグ74を挿入し、該各回収プラスチック・バッグ74の開口端縁を前記各回収筐体11,12,13の上方開口両側端縁を覆うように外方に折り返した後、前記各溝形部材61を嵌着させると、前記各空容器ECに残存していた飲料液で前記各回収筐体11,12,13の内部が汚れることを防止できるので上述したような回収プラスチック・バッグ74を使用することが好ましい。
前記各回収筐体11,12,13の上方開口域を画成する両側壁上端縁に前記回収筐体仕切枠67の横断面形状がコ字状の前記各溝形部材61を嵌着させた場合、図16に示したように、前記回収筐体仕切枠67の如何なる部分にも遮断されない位置に前記ハウジング筐体5の両内側面に取り付けられた前記回収筐体着脱検知器70の投光部68と受光部69を結ぶ光軸LBの位置を設定する一方、前記回収部4から前記各回収筐体11,12,13を取り出す場合、図17に示したように、前記回収筐体仕切枠67の前記光軸遮断板72によって遮断される位置に前記光軸LBの位置を設定する。
上述したように前記光軸LBの位置を設定することによって、前記光軸LBの非遮断状態にある前記各回収筐体11,12,13の装着完了を前記回収筐体着脱検知器70が検知して前記プレス減容処理を可能にする前記ギアードモータ15の起動準備が完了する一方、前記光軸LBの遮断状態にある前記各回収筐体11,12,13の取り出し完了または前記各回収筐体11,12,13が減容した前記空容器ECが満杯であることを前記回収筐体着脱検知器70が検知して前記プレス減容処理を不可能にする前記ギアードモータ15の停止準備が完了する。
なお、前記回収筐体着脱検知器70の前記受光部69を反射板等に変更することも可能である。また、前記各回収プラスチック・バッグ74の前記各回収筐体11,12,13に対する装着状態が悪く、該回収プラスチック・バッグ74の一部が前記光軸LBを遮断すると、前記回収筐体着脱検知器70の検知信号によって前記ギアードモータ15の停止モードが維持され、その間に前記回収プラスチック・バッグ74の装着を修正することができる。
更に、前記溝形部材61の他方端近傍を吸引、保持する前記マグネットMG2は、フック部材等に変更することも可能である。
本考案の空容器減容回収装置は、前記空容器が投入されると、前記投入口は、プレス減容処理中ロックされるが、他の複数個の投入口はアンロックされているので投入可能であり、空容器材料の組み合わせ順序を事前調整に基づく切替投入操作によって略連続的なプレス減容処理を可能にするので、空容器材料の識別センサーの適用を排除した廉価な空容器減容回収装置等に有用である。
本考案に係る複数個の空容器を同時投入可能な空容器減容回収装置の正面図である。 図1の側面図である。 本考案装置において空容器を落とし込む前のプレス減容部の待機状態を示す側面図である。 本考案装置において空容器のプレス減容処理完了時の状態を示す側面図である。 図4の平面図である。 本考案装置の空容器投入部とシャッター部との組立体を示す側面図である。 図6の平面図である。 本考案装置のシャッター部を落下する空容器の状態を示す側面図である。 本考案装置の投入口の開放時における空容器投入部とシャッター部との組立体を示す側面図である。 本考案装置の投入口の閉止時における空容器投入部とシャッター部との組立体を示す側面図である。 本考案装置の投入口の開放時におけるシャッター部の状態を示す平面図である。 本考案装置のシャッター部で落下を阻止された空容器の状態を示す側面図である。 本考案装置の投入口の閉止時におけるシャッター部の状態を示す平面図である。 本考案装置の回収部を示す平面図である。 図14の一部を拡大して示す縦断面図である。 本考案装置における回収筐体仕切枠の装着完了状態を示す側面図である。 本考案装置における回収筐体仕切枠の装着前の状態を示す側面図である。 本考案装置における回収筐体仕切枠の装着前の状態を詳細に示す側面図である。
符号の説明
1 空容器減容回収装置
2 空容器投入部
3 プレス減容部
4 回収部
5 ハウジング筐体
6 扉体
7 投入口
8 投入口
9 投入口
10 仕切板
11 回収筐体
12 回収筐体
13 回収筐体
15 プレス駆動源
24 シャッター部
25 組立体
26 シュート
27 ホッパー
28 ガイドレール
29 遮断板
30 支持部
31 シャッター駆動部
33 ヨーク
39 連結桿
42 シャッターロック桿
44 ローラ
46 ピン
48 ロック作動用引張りコイルばね
51 ロック解除用引張りコイルばね
52 シュート支持部
54 シュート支持部受台
58 オープナー
61 溝形部材
62 溝形ステー部材
63 溝形ステー部材
67 回収筐体仕切枠
70 回収筐体着脱検知器
74 回収プラスチック・バッグ
EC 空容器
LB 光軸
MG1 マグネット
MG2 マグネット

Claims (5)

  1. 同時に投入した複数種の空容器(EC)をプレス減容処理するための空容器減容回収装置(1)において;
    横方向に所定の間隔を置いて配設される複数種の投入口(7,8,9)を具備して成る空容器投入部(2)と該空容器投入部(2)の下端部に配設されるシャッター部(24)との組立体(25)と;
    複数の仕切板(10)で区切られた内部で投入された複数種の前記空容器(EC)を共通のプレス駆動源(15)によって同時にプレス処理するプレス減容部(3)と;
    横方向に所定の間隔を置いて配設される複数種の回収筐体(11,12,13)を具備して成る回収部(4)とを;
    上方より下方に向けて順次配置し、且つそれら全体をハウジング筐体(5)の内部に収容して成ることを特徴とする空容器減容回収装置。
  2. 前記空容器投入部(2)が、横断面形状が略矩形のシュート(26)と;該シュート(26)の上端部に一体的に形成されて前記シュート(26)の上方周壁として三面を画成するホッパー(27)と;前記シュート(26)の前面壁の下端部外面に前方に向けて突設された支持部(30)よりも若干上方の外面から前方に向けて突設され、その先端端部を前記支持部(30)の前方先端部に向けて屈曲させたシュート支持部(52)と;横軸(53)を介して前記ハウジング筐体(5)の扉体(6)の裏面に固定したシュート支持部受台(54)と;該シュート支持部受台(54)の上面に立設した脚部(57)と;該脚部(57)の上部に横軸(55)によって回動可能に軸支され且つその一端に前記ロック作動用引張りコイルばね(48)の他方端を係止するアーム(56)と;そして、前記シュート支持部受台(54)の下面に前記各連結桿(39)における前記一対のローラ(44)に対向して設けられた左右一対の傾斜前面(59)に前記一対のローラ(44)を当接させることによって前記各連結桿(39)の前方部(39a)を拡開可能なように配設したオープナー(58)と;スチール以外のシュート(26)の投入下面に配設したマグネット(MG1)とを具備して成ることを特徴とする請求項1に記載の空容器減容回収装置。
  3. 前記シャッター部(24)が、前記シュート(26)の両側壁の下端部外面に沿って延伸する横断面形状が略コ字状の案内溝を有するガイドレール(28)にその両側端縁が滑動自在に挿着される遮断板(29)と;前記シュート(26)の前面壁の下端部外面に前方に向けて突設された支持部(30)によって支持されたシャッター駆動部(31)とを具備して成り;
    更に、前記遮断板(29)が、前記各投入口(7,8,9)の開放時に前記空容器(EC)の落下を遮断可能な遮断面(29a)を有し、前記シュート(26)の前面壁から前方に露出する前記遮断面(29a)の前方端縁には前記各ガイドレール(28)よりも左右に張り出した耳部(32)を有するヨーク(33)と一体的に形成され、前記各耳部(32)の外方側端近傍に透設された小孔(34)と、前記各ガイドレール(28)の外方側面から張り出した耳部(35)に透設した小孔(36)に引張りコイルばね(37)の各端部が係止され;前記シャッター駆動部(31)が、前記支持部(30)の下面で該支持部(30)の前方端近傍の縦軸(38)を中心に上下に重なって回動可能に吊持された一対の連結桿(39)と、前記支持部(30)の上面に立設した耳部(40)によって前記遮断板(29)の前後進方向と直交するように保持された横軸(41)を中心に回動可能に支持されたシャッターロック桿(42)とを具備し;前記各連結桿(39)が、その平坦且つ直線的な前方部(39a)と、平坦且つ略L字状に屈曲して前記各耳部(32)の上面に重なる後方部(39b)とから成り;更に,前記前方部(39a)が、先端部平面に対する縦軸(43)を中心に回動可能に一対のローラ(44)が吊持され且つ該ローラ(44)の吊持位置から若干後方に前記縦軸(38)を具備する一方;前記後方部(39b)が、前端部から後端部にわたり全体が外側に向けて傾斜するように長孔(45)を透設し且つ該長孔(45)が前記各耳部(32)の上面に植設したピン(46)に係合し、該ピン(46)を介して前記遮断板(29)に前後進運動を与え;前記シャッターロック桿(42)が、直線的に延伸する前方部(42a)に対し後方部(42b)が略L字状に屈曲して前記遮断板(29)の前後進方向と直交し、更に,該後方部(42b)のL字状屈曲域の下側端縁が下方に延長され、前記前記ヨーク(33)の中央部と前記各連結桿(39)の後方部(39b)との間に画成される空隙に対応して前記支持部(30)に透設した開口部(47)に挿入して前記遮断板(29)の前進を阻止し;前記シャッターロック桿(42)の前方部(42a)が、その前方端部にロック作動用引張りコイルばね(48)の一方端を係止し、その前記後方部(42b)寄りの外側面に突設した耳部(49)と前記シュート(26)の前面壁の下方外面に前記耳部(49)に対応して突設された耳部(50)とに各端部を係止したロック解除用引張りコイルばね(51)が張設されることを特徴とする請求項2に記載の空容器減容回収装置。
  4. 前記プレス減容部(3)が、プレス駆動源であるギアードモータ(15)と;一端部をギアードモータ(15)の左右出力軸に他端部を一対のコネクティングロッド(17)の一端部に夫々連結された一対のクランクアーム(16)と;前記コネクティングロッド(17)の他端部に連結する左右一対の連結ピン(21)を上方部に配設され且つその下方部に配設した左右一対の支軸(20)を中心に前記扉体(6)の裏面に固定した押圧受台(22)に対して矢印B方向に揺動変位可能に支持された押圧板(18)と;そして前記押圧受台(22)における前記空容器(EC)のためのスライド面(22a)の一部に前記各投入口(7,8,9)に対応した間隔で固定され、且つ潰した容器の幅方向に広がることによる停滞を防止する凹部を設けた複数個の仕切板(10)とを具備して成り;
    更に、前記各仕切板(10)が、揺動変位時に前記押圧板(18)の非押圧側で横方向に架橋する補強板(19)と交差する部分に円弧状の切り欠き(23)を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の空容器減容回収装置。
  5. 前記回収部(4)が、前記各空容器の回収筐体(11,12,13)と;各回収筐体(11,12,13)の上方開口域を画成する両側壁上端縁に沿って嵌着する横断面形状がコ字状の各溝形部材(61)、該各溝形部材(61)の前後両端部を連結し且つ前記各回収筐体(11,12,13)の上方開口域を画成する前後両壁の上端縁に沿って嵌着する横断面形状がコ字状の各溝形ステー部材(62,63)、前記両側の各溝形部材(61)の一方端に接続した傾斜アーム部(64)、該傾斜アーム部(64)の他方端近傍に配設した支軸(65)、及び前記各溝形部材(61)を連結する前記一方の溝形ステー部材(62)の前側面に取り付けられたハンドル(66)を具備して成る回収筐体仕切枠(67)と;そして前記回収部(4)を収容する前記ハウジング筐体(5)の両内側面に投光部(68)と受光部(69)を取り付けた回収筐体着脱検知器(70)とから成り;
    更に、前記回収筐体仕切枠(67)が、前記両側を除く各溝形部材(61)の一方端近傍の上面から他方端に向けて仕分板(71)を取り付け、該仕分板(71)により隣接する各回収筐体(11,12,13)への空容器(EC)の落下を適正に仕分けながら案内し、そして前記両側の何れか一方の溝形部材(61)における下方端縁に沿って光軸遮断板(72)を取り付け、前記光軸遮断板(72)の遮断高さ(H)を該光軸遮断板(72)が前記溝形部材(61)の一方端近傍から他方端に向けて三角状に形成されるように漸増させ;前記各回収筐体(11,12,13)が、前記回収筐体仕切枠(67)の嵌着前に各回収プラスチック・バッグ(74)を挿着し、該各回収プラスチック・バッグ(74)の開口端縁を前記各回収筐体(11,12,13)の上方開口両側端縁を覆うように外方に折り返した後、前記各溝形部材(61)を嵌着させることによって前記各空容器(EC)に残存していた飲料液で前記各回収筐体(11,12,13)の内部の汚れを防止することを特徴とする請求項1に記載の空容器減容回収装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108426732A (zh) * 2018-03-13 2018-08-21 内蒙古伊泰煤炭股份有限公司 一种全断面采样装置及采样系统

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