JPH09107527A - クロック生成回路 - Google Patents

クロック生成回路

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Publication number
JPH09107527A
JPH09107527A JP7260501A JP26050195A JPH09107527A JP H09107527 A JPH09107527 A JP H09107527A JP 7260501 A JP7260501 A JP 7260501A JP 26050195 A JP26050195 A JP 26050195A JP H09107527 A JPH09107527 A JP H09107527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
signal
generation circuit
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP7260501A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimura
賢二 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP7260501A priority Critical patent/JPH09107527A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル映像信号処理回路のメモリのリー
ドクロックを簡易的な回路で生成する。 【解決手段】 同期分離回路4で入力映像信号よりHD
(水平同期信号)を分離し、ライトクロック生成回路5
に印加し、VCO13で発振するライトクロックをHDと
位相の一致したものに生成し、このクロックでA/D変
換部1のサンプリングおよびメモリ2の映像データの書
込みを行う。前記HDはリードクロック生成回路6にも
印加され、発振器15で発振したクロックとHDとの位相
を比較し、位相差に応じて可変遅延回路17を制御し、水
平走査の都度発振器15よりのクロックの位相をHDの位
相に一致するように遅延し、各水平走査期間に有効画素
のデータを読出すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック生成回路に係
り、メモリデータの読出しを行うリードクロックを簡易
的な回路で生成するものに関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号をディジタル処理して陰極線管
に表示する場合の信号処理回路には、例えば、図2に示
す如く、PLL(位相同期ループ)回路5よりのライト
クロックでA/D変換部1のサンプリングおよびメモリ
3の書込みを行い、PLL回路22よりのリードクロック
でメモリ2のデータの読出しを行うようにしたものがあ
る。PLL回路5は、VCO(電圧制御発振器)13で発
振したクロックを分周器14でHD(水平同期信号)の周
波数に分周し、位相比較器11に帰還し、同期分離回路4
よりのHDとの位相を比較し、位相差に応じて出力され
る信号をLPF(低域濾波器)12に入力し、直流成分と
し、この信号(電圧)をVCO13に印加し、発振周波数
および位相がHDに一致するように制御している。この
PLL回路5をライトクロックの生成に用いるのは映像
信号のA/D変換および書込みを入力信号に同期させて
行うためであり、また、リードクロックの生成にPLL
回路22を用いるのは、表示装置21の陰極線管の偏向回路
を入力映像信号に同期して動作させるため、ライトクロ
ックと同様に入力信号と周波数および位相の同期したク
ロックを用いる必要があるからである。しかし、表示器
がプラズマディスプレイパネル(PDP)のようにディ
ジタル駆動式の場合、PDPは、表示される画素、すな
わち有効画素のデータと、各水平走査のHDから有効画
素までの期間(クロック数)の情報とが得られれば映像
表示の支障にならないものであるから、リードクロック
は、1H(1水平走査期間)の有効画素数+HDから有
効画素の始まりまでの時間に相応するクロック数以上で
あればよく、メモリ2に記録された1Hの有効画素デー
タを読出すことができ、当該Hの全ての有効画素の映像
をPDPに表示することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの点に
着目し、メモリのライト側のクロックはPLL回路で生
成した映像信号に正確に同期したものを用いるが、リー
ド側は、簡易的な回路で生成されたライトクロックとは
必ずしも位相の一致しないクロックで読出しを行うこと
により、例えば、VTR(ビデオテープレコーダ)より
再生された映像信号のように、放送波等に比べて同期の
安定度が良くない信号の場合に、映像信号源の同期の不
安定さに影響されずにメモリデータの読出しを行えるよ
うにし、画面のゆらぎ(水平走査線が左右に動く)等を
生じない映像を表示できるようにし、同時に、リードク
ロックを簡易的な回路で生成するとにより回路構成を簡
素化できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、ディジタル信号に変換された映像データを
書込むメモリと、メモリの書込みクロックを生成するラ
イトクロック生成回路と、メモリデータの読出しクロッ
クを生成するリードクロック生成回路とからなるディジ
タル映像信号処理回路において、前記リードクロック生
成回路は、クロックを発振する発振器と、発振器よりの
信号と前記映像信号より分離された同期信号との位相を
比較する位相比較器と、位相比較器よりの信号に基づい
て前記発振器よりのクロックを遅延する可変遅延回路と
から構成し、可変遅延回路よりのクロックで前記メモリ
のデータの読出しを行うようにしたクロック生成回路を
提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるクロ
ック生成回路においては、メモリのライト側は、位相比
較器、LPF、VCOおよび分周器等からなるフィード
バックループを有するPLL回路で生成したクロックで
映像信号のディジタル変換およびメモリの書込み等を行
い、リード側は、フィードバックループを有しない簡易
的な回路で生成されたクロックでメモリデータの読出し
を行う。これにより、例えば、VTRより再生された信
号のように、放送波等に比べて同期の安定度が良くない
映像信号源の場合に同期の不安定さに影響されずにメモ
リデータの読出しが行われ、画面のゆらぎ等のない映像
を表示し、また、リードクロックを簡易的な回路で生成
するとにより回路構成が簡素化される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるクロック
生成回路の実施例を詳細に説明する。図1は本発明によ
るクロック生成回路の一実施例の要部ブロック図であ
る。図において、1はA/D変換部で、後述するライト
クロック生成部5よりのクロックを用いて入力映像信号
をサンプリングし、ディジタル信号に変換する。2はメ
モリで、デュアルポートを有し、ライトクロック生成部
5よりのクロックでA/D変換部1よりの映像データの
書込みを行い、後述するリードクロック生成部6よりの
クロックを用いて書込みとは非同期でメモリデータの読
出しを行う。3は表示装置で、ディジタル駆動式のPD
P等により構成し、メモリ2より読出された映像データ
に基づいて画面に映像を表示する。4は同期分離回路
で、入力映像信号よりHD等を分離する。
【0007】ライトクロック生成回路5は、位相比較器
11、LPF12、VCO13および分周器14からなるPLL
回路で、VCO13で発振したクロックを分周器14に入力
し、入力映像信号のHDの周波数に分周し、位相比較器
11に帰還し、同期分離回路4よりのHDと位相を比較
し、位相差に応じて出力される信号(電圧)をLPF12
に入力して直流成分を取出し、VCO13に印加し、HD
と位相の一致したクロックを生成する。
【0008】リードクロック生成回路6は、発振器15、
位相比較器16および可変遅延回路17で構成する。発振器
15は、例えば、水晶振動子を用いた水晶発振器等で構成
し、周波数の安定したクロックを発振する。発振器15よ
りのクロックは位相比較器16に入力し、同期分離回路4
よりHDの入力される都度、すなわち各水平走査の都度
HDと位相を比較し、位相差に応じて出力される信号を
可変遅延回路17に印加し、発振器15よりのクロックの位
相がHDの位相に一致するように遅延時間を制御する。
可変遅延回路17は複数の遅延素子、例えば、CCD(電
荷結合素子)遅延線を用いて構成し、位相比較器16より
の信号に基づいて相応する遅延時間となるように遅延素
子の切換えを行う。
【0009】次に、本発明によるクロック生成回路の動
作を説明する。ライトクロック生成回路5は、同期分離
回路4よりの入力映像信号のHDと位相の一致した所要
周波数のクロックを生成し、A/D変換部1およびメモ
リ2のライト側の処理用クロックとして供給し、リード
クロック生成回路6は、発振器15よりのクロックを、水
平走査の都度入力映像信号のHDと位相が一致するよう
に可変遅延回路17で遅延させ、メモリ2のリード側の処
理用クロックとして供給する。VTR等よりの映像信号
はA/D変換部1に入力し、ライトクロック生成回路5
よりのクロックでサンプリングし、ディジタルの映像デ
ータに変換し、メモリ2に入力し、ライトクロックによ
り書込みを行い、リードクロック生成回路6よりのクロ
ックによりライト側とは非同期でメモリデータの読出し
を行い、表示装置3に入力し、ディジタル駆動式である
PDP等に印加し、映像を表示する。
【0010】例えば、水平周波数が15.734KHz の標準N
TSC信号を処理するものの場合、ライトクロック生成
回路5で14.318MHz のクロックを生成し、このクロック
で上述のA/D変換部1のサンプリング、およびメモリ
2の書込みを行う。この場合の1Hのサンプル数は910
、有効画素数は約720 であり、この有効画素データの
読出しのため、リードクロック生成回路6で13.5MHz の
クロックを生成し、各Hに720 個の画素データを読出す
ようにする。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるク
ロック生成回路によれば、映像データのメモリへの書込
みはPLL回路で生成されたクロックで行うが、メモリ
データの読出しはPLL回路のようなフィードバックル
ープを有しない簡易的な回路で生成されたクロックで行
うので、リードクロック生成回路を簡単な回路で構成す
ることができ、かつ、例えば、VTRの再生信号のよう
に、必ずしも同期安定度の良くない映像信号源の場合に
同期の不安定さに影響されずにメモリデータの読出しが
でき、ゆらぎ等の生じない映像を表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック生成回路の一実施例の要
部ブロック図である。
【図2】従来のクロック生成回路の一例の要部ブロック
図である。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 メモリ 3 表示装置(PDP) 4 同期分離回路 5 ライトクロック生成回路(PLL) 6 リードクロック生成回路 15 発振器 16 位相比較器 17 可変遅延回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号に変換された映像データ
    を書込むメモリと、メモリの書込みクロックを生成する
    ライトクロック生成回路と、メモリデータの読出しクロ
    ックを生成するリードクロック生成回路とからなるディ
    ジタル映像信号処理回路において、前記リードクロック
    生成回路は、クロックを発振する発振器と、発振器より
    の信号と前記映像信号より分離された同期信号との位相
    を比較する位相比較器と、位相比較器よりの信号に基づ
    いて前記発振器よりのクロックを遅延する可変遅延回路
    とから構成し、可変遅延回路よりのクロックで前記メモ
    リのデータの読出しを行うようにしたクロック生成回
    路。
  2. 【請求項2】 前記リードクロック生成回路は、入力映
    像信号の水平走査期間に少なくとも1水平走査期間の画
    素数に対応する数のクロックを生成するものでなる請求
    項1記載のクロック生成回路。
  3. 【請求項3】 前記可変遅延回路は、水平走査の都度映
    像信号より分離された水平同期信号の位相と一致するよ
    うに前記位相比較器よりの信号に基づいて発振器よりの
    クロックを遅延するものでなる請求項1または請求項2
    記載のクロック生成回路。
  4. 【請求項4】 前記可変遅延回路は、複数の遅延素子を
    配設し前記位相比較器よりの信号に基づいて相応する遅
    延時間となるように遅延素子を切換えるものでなる請求
    項3記載のクロック生成回路。
  5. 【請求項5】 前記発振器は、水晶振動子を用いた水晶
    発振器でなる請求項1、請求項2、請求項3または請求
    項4記載のクロック生成回路。
JP7260501A 1995-10-06 1995-10-06 クロック生成回路 Pending JPH09107527A (ja)

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