JP3085505B2 - スキュー対応pll回路 - Google Patents

スキュー対応pll回路

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JP3085505B2
JP3085505B2 JP06016460A JP1646094A JP3085505B2 JP 3085505 B2 JP3085505 B2 JP 3085505B2 JP 06016460 A JP06016460 A JP 06016460A JP 1646094 A JP1646094 A JP 1646094A JP 3085505 B2 JP3085505 B2 JP 3085505B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRの再生信号など
のようにスキュー歪み(不連続な信号)を含むビデオ信
号を再生する場合の、同ビデオ信号に基づくシステムク
ロックを生成するスキュー対応PLL回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VHS規格等のVTRの再生信号
は、複数の再生ヘッドからの信号を切り換えているの
で、ヘッド切り換え時に信号の不連続点(スキュー歪
み)を生じる。例えば、図5に示すような従来のシステ
ムクロックを生成するPLL(Phase locke
d loop)回路では、VTRを再生したビデオ信号
を同期分離部20で水平同期分離して、水平同期信号
(H.SYNC)を取り出し、同H.SYNCを位相差
検出部21の第一の入力に与えるとともに、第二の入力
に分周器24の出力を入力する。一方、前記位相差検出
部21の位相差に相応した出力信号はLPF(低域通過
フィルタ)22に供給され直流電圧に変換され、前記L
PF22の直流電圧出力でVCO(電圧制御発振器)2
3を制御し、VCO23はクロック(システムクロッ
ク:nfH)を発生するとともに、同クロックは前記分
周器24に供給され、同分周器24でクロックは1/n
に分周されfHが生成され、同fHは前記位相差検出部
21の第二の入力に帰還される。上記のシステムクロッ
クを生成するPLL回路に、例えば、図3の(イ)ある
いは、図4(イ)に示す、再生ヘッド切り換えによって
発生したスキューを含むH.SYNCを入力すると、位
相差検出部21は今までのfHとスキューを含むH.S
YNCとの位相差を検出し、その結果、PLLの収束時
定数に従い、fHをスキューを含むH.SYNCに、所
定時間後に位相ロックさせるように動作する。しかし、
一般には、上記位相ロックが完了するまで、10数水平
ライン程度の期間(ロック時間)を要するので、上記位
相同期クロックを使用してビデオ信号処理をして作成し
た画像は、例えば、図6に示すような、表示画面の上部
が水平方向にずれて歪んだ絵となる問題があった。特
に、アンダースキャン表示されることが普通であるマル
チメディア対応パソコンの画面や、画面いっぱいに表示
するPDP(プラズマディスプレイ)などに、VTRの
再生映像を表示する場合、前記したスキューにより表示
画面上部が水平方向に大きく歪んだ状態となり、問題と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、ビデオ信号のスキュー歪みを検出
することに基づき、位相ロック時間を短縮できるスキュ
ー対応PLL回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、入力したビデオ信号を同期分離して、水平同期信号
を取り出す同期分離部と、前記同期分離部が出力した水
平同期信号に付加Hパルスを合成する合成部と、前記水
平同期信号を検出するとともに同水平同期信号のパルス
幅をクロックパルス幅に等しく形成したパルス列を出力
するエッジ検出部と、前記パルス列に基づきスキューを
検出しスキューパルスを生成する、あるいは付加Hパル
スを生成するスキュー検出部と、前記合成部の出力を入
力する第一の入力と帰還信号を入力する第二の入力とを
設けた位相差検出部と、前記位相差検出部が入力信号の
位相差に基づく出力信号を直流電圧に変換するLPF
と、同LPFの直流電圧出力を制御入力とし生成するシ
ステムクロックの発振周波数を制御されるVCOと、同
VCOのシステムクロック出力を所定の分周値で分周
し、同分周結果を前記位相差検出部の第二の入力に帰還
させる分周器とでなる。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、スキュー検出部が
1水平走査線期間以内にスキューを検出する場合、前記
スキュー検出部はスキューパルスを分周器に供給し、同
分周器のカウント値をリセットさせることにより、次の
水平同期信号に位相ロックさせる。スキュー検出部が1
水平走査線期間以内にスキューを検出せず、かつ、次の
水平同期信号を検出しない場合、前記スキュー検出部は
付加Hパルスを合成部に供給し、同合成部はスキューを
含む水平同期信号に、前記付加Hパルスを合成する。
【0006】
【実施例】以下、本発明によるスキュー対応PLL回路
について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明
によるスキュー対応PLL回路の1実施例ブロック図で
ある。1はVTR等を再生して得たビデオ信号を同期分
離して、水平同期信号を取り出す同期分離部である。2
は、前記同期分離部1が出力した水平同期信号に供給さ
れた付加Hパルスを合成した付加水平同期信号を生成す
る合成部である。8は、前記同期分離部1が出力した水
平同期信号を検出するとともに同水平同期信号のパルス
幅をクロックパルス幅に等しく形成したパルス列を出力
するエッジ検出部である。7は、前記パルス列に基づき
スキューを検出しスキューパルスを生成する、あるいは
付加Hパルスを生成するスキュー検出部である。3は、
前記合成部2の出力を入力する第一の入力と第二の入力
とを設けた位相差検出部である。4は、前記位相差検出
部3が供給する入力信号の位相差に基づく出力信号を直
流電圧に変換するLPFである。5は、同LPF4の直
流電圧出力を制御入力とし生成するシステムクロックの
発振周波数を制御されるVCOである。6は、同VCO
5のシステムクロック出力を所定の分周値で分周し、同
分周結果を前記位相差検出部3の第二の入力に帰還させ
る、例えば、リセット端子を備えたカウンタでなる分周
器である。
【0007】本発明によるスキュー対応PLL回路の動
作について、図2、図3、図4に従って説明する。図2
は、スキューパルスの発生および付加Hパルスの発生の
条件を説明する図である。同図において、2つの水平同
期パルスでなる1水平走査線期間について述べると、2
つ目の水平水平同期パルスは、例えば、VCO5が4f
sc(色副搬送波の4倍:14.32MHz)のシステ
ムクロックであるとすると、1水平走査期間のカウンタ
(分周器6)の計数値は910となる位置に存在するこ
とになる。実際には、入力したH.SYNCにジッタが
あるため、910±5程度の範囲が発生予想される期間
となる。図2の(A)のケースでは、2つ目の水平同期
パルスは、前記発生予想される期間より前の位置(カウ
ンタの計数値は905未満)に発生しているので、この
水平同期パルスは信号の不連続点(スキュー歪み)であ
る。従って、この不連続点を検出した時点で、スキュー
パルスを生成するケースである。図2の(B)のケース
では、2つ目の水平同期パルスは、1水平走査期間およ
び、前記発生予想される期間以内に検出されないので、
2つ目の水平同期パルスを付加Hパルスとして、前記発
生予想される期間終了直後に生成するケースである。
【0008】図3(ロ)、図4(ロ)により、スキュー
対応PLL回路の位相ロック動作を説明する。図3
(ロ)に示すように、同期分離部1が分離し出力した水
平同期信号に基づき、エッジ検出部8がクロックパルス
幅のパルス列を出力する。スキュー検出部7が前記パル
ス列から1水平走査線期間以内のスキューを検出し、検
出時点でスキューパルスを、分周器6のリセットに供給
し、カウント値をリセットする。同分周器6はVCO5
が出力したシステムクロックを、例えば、910カウン
トし、同カウント値で出力信号を発生することにより、
正しい位置に水平パルスを生成でき、1水平走査線期間
後、直ちに位相ロックが完了する。図4(ロ)に示すよ
うに、1水平走査線期間以内のスキューが検出されず、
かつ、水平パルスが正しい位置に検出されない場合、ス
キュー検出部7は所定の位置に付加Hパルスを生成し、
同付加Hパルスを合成部2に供給する。スキュー検出部
7は、入力したパルス列から1水平走査線期間以内のス
キューを検出し、検出時点でスキューパルスを、分周器
6のリセットに供給し、カウント値をリセットする。同
分周器6はVCO5が出力したシステムクロックに基づ
き、前記図3(ロ)と同様にして、正しい水平パルスを
生成でき、2水平走査線期間以内に位相ロックが完了す
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はビデオ信
号のスキュー歪みを検出することに基づき、位相ロック
時間を短縮できるスキュー対応PLL回路を提供する。
従って、このスキュー対応PLL回路が生成したシクテ
ムクロックを映像信号処理に用いることにより、例え
ば、VTRの再生画像をアンダースキャン表示されるこ
とが普通であるマルチメディア対応パソコンや、画面い
っぱいに表示するPDP(プラズマディスプレイ)に表
示する場合、従来問題であったスキューにより表示画面
の上部の10数水平ライン程度の期間にわたり大きく水
平方向に歪んだ状態が、最悪で2水平走査線期間以内に
改善され、高品位の映像が得られるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスキュー対応PLL回路の1実施
例ブロック図である。
【図2】本発明によるスキューパルスの発生および付加
Hパルスの発生の条件を説明する図である。
【図3】スキューが1水平走査線期間以内に存在する場
合の、従来のPLL回路の位相ロック動作と、本発明に
よるスキュー対応PLL回路の位相ロック動作とを説明
するタイムチャートである。
【図4】スキューが1水平走査線期間以内に存在しない
場合の、従来のPLL回路の位相ロック動作と、本発明
によるスキュー対応PLL回路の位相ロック動作とを説
明するタイムチャートである。
【図5】従来のシステムクロックを生成するPLL回路
の1実施例ブロック図である。
【図6】従来のシステムクロックを生成するPLL回路
を使用してビデオ信号処理をした場合の歪んだ絵の表示
画面例である。
【符号の説明】
1 同期分離部 2 合成部 3 位相差検出部 4 LPF 5 VCO 6 分周器 7 スキュー検出部 8 エッジ検出部 20 同期分離部 21 位相差検出部 22 LPF(低域通過フィルタ) 23 VCO(電圧制御発振器) 24 分周器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したビデオ信号を同期分離して、水
    平同期信号を取り出す同期分離部と、前記同期分離部が
    出力した水平同期信号に付加Hパルスを合成する合成部
    と、前記水平同期信号を検出するとともに同水平同期信
    号のパルス幅をクロックパルス幅に等しく形成したパル
    ス列を出力するエッジ検出部と、前記パルス列に基づき
    スキューを検出しスキューパルスを生成する、あるいは
    付加Hパルスを生成するスキュー検出部と、前記合成部
    の出力を入力する第一の入力と帰還信号を入力する第二
    の入力とを設けた位相差検出部と、前記位相差検出部が
    入力信号の位相差に基づく出力信号を直流電圧に変換す
    るLPFと、同LPFの直流電圧出力を制御入力とし生
    成するシステムクロックの発振周波数を制御されるVC
    Oと、同VCOのシステムクロック出力を所定の分周値
    で分周し、同分周結果を前記位相差検出部の第二の入力
    に帰還させる分周器とでなり、前記スキュー検出部は水
    平同期信号に続く1水平走査線期間以内にスキューを検
    出した場合、スキューパルスを分周器へ出力し、前記1
    水平走査線期間以内にスキューを検出せず、かつ、次の
    水平同期信号を検出しない場合、付加Hパルスを合成部
    へ出力するようにしたことを特徴とするスキュー対応P
    LL回路。
  2. 【請求項2】 前記 スキュー検出部は次の水平同期信号
    の発生予想期間が終了直後に付加Hパルスを出力するこ
    とを特徴とした請求項記載のスキュー対応PLL回
    路。
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