JPH0910748A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JPH0910748A
JPH0910748A JP7167241A JP16724195A JPH0910748A JP H0910748 A JPH0910748 A JP H0910748A JP 7167241 A JP7167241 A JP 7167241A JP 16724195 A JP16724195 A JP 16724195A JP H0910748 A JPH0910748 A JP H0910748A
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kitchen
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Mitsusachi Nakazono
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微生物の棲息状態を常に良好な状態にし、厨
芥混合物の量を所定の範囲に制御することができ、厨芥
を効果的に処理でき、メンテナンスが容易であり、衛生
的な処理が行える厨芥処理装置を提供することを目的と
する。 【構成】 本発明の厨芥処理装置1は、本体容器内に収
納され微生物を担持する微生物担体3と、投入口部8か
ら投入された厨芥と微生物担体3からなる厨芥混合物を
攪拌混合する回転攪拌部4と、本体容器内壁に設けられ
厨芥混合物の貯蔵容積を検知する検知手段と、微生物の
棲息状態を検知する棲息状態検知手段と、回転攪拌部4
の回転作用によって余剰になった厨芥混合物を排出する
排出口17と、検知手段が検知した容積が所定の容量を
超え、棲息状態検知手段が検知した棲息状態が所定時間
内に設定範囲に戻らないとき排出口17の排出扉11を
開口する制御手段が設けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人住宅や集合住宅等
の厨房より排出される厨芥の有機物を分解する微生物が
担持される微生物担体を備えた厨芥処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、個人住宅や集合住宅等の厨房から
排出される厨芥の生ゴミは、ディスポーザ等で固形物を
搬送水とともに粉砕処理して厨芥スラリとして下水道に
排水する方法以外に適当な処理法方が見あたらず、しか
もこの厨芥スラリには粉砕物が多量に含まれ、下水管の
目詰まりや放流河川の水質汚染等を発生させるという問
題があって実用化が事実上困難になっている。このよう
な事情を背景に最近、厨芥を処理槽内で攪拌、混合し、
微生物により厨芥を分解させる厨芥処理技術が(実開平
2−1291号公報)が提案された。この技術は処理槽
内に設けた攪拌羽根で厨芥を攪拌しながら、処理槽内に
棲息する好気性微生物によって気体と水分に分解するも
のである。また、微生物を棲息しやすくして厨芥の分解
速度を早くするために、微生物を微生物担体に担侍し、
微生物担体と共に厨芥を攪拌、混合し分解させる厨芥処
理技術もある。しかし、この微生物によって厨芥を分解
する方法は、処理槽内の温度、微生物担体中の含水率や
換気等の微生物の棲息状態を良好な状態に保つことが難
しい。そして微生物担体の容積が不足すると、当然厨芥
処理の能力は低下してしまう。そこでこの微生物担体の
容積が不足状態にあるのを確認することができる厨芥処
理技術(特開平7−31958号公報)が提案された。
この技術は処理槽内に目印を設けて微生物担体の容積を
目視し、微生物担体の不足による厨芥の分解能力の低下
を防止しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−31958
号公報に記載された厨芥処理装置は、処理槽内に設けた
目印によって微生物担体の概略の容積を確認でき、微生
物担体の不足による厨芥の分解能力が低下するのを防ぐ
ことができるものの、不足状態分を単に目視判定するだ
けのものであった。そして微生物の棲息状態が悪化する
と微生物担体が水分を含んで容積を増加する傾向を有す
が、分解能力の低下は微生物担体が不足する場合よりむ
しろこの微生物担体もしくは厨芥混合物が水を含んで増
加したときに生じるものである。
【0004】また、厨芥を長期間分解処理し続けると、
分解されずに残る残留物が堆積して厨芥混合物の容積は
増加し続け、処理槽の容積の多くの部分を占めるように
なる。この場合にも処理槽内に設けた目印によって厨芥
混合物の容積を確認できなくなり、投入できる厨芥の量
が少なくなり処理能力が低下するという問題もあった。
また、微生物の活性度が低下して投入された厨芥がその
まま分解されずに堆積し、厨芥混合物の量が増加した場
合にも厨芥混合物の容積が確認できなくなり、分解され
ずに堆積している厨芥が悪臭を放って衛生的でないとい
う問題もあった。
【0005】そこで本発明は前記従来の問題点を解決す
るもので、微生物の棲息状態を常に良好な状態にし、厨
芥混合物の量を所定の範囲に制御することができ、厨芥
を効果的に処理でき、メンテナンスが容易であり、衛生
的な処理が行える厨芥処理装置を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の厨芥処理装置は、厨芥を投入する投入口部を
備えた本体容器と、本体容器内に収納され微生物を担持
する微生物担体と、投入口部から投入された厨芥と微生
物担体からなる厨芥混合物を攪拌混合する回転攪拌部
と、回転攪拌部を駆動する駆動部と、本体容器内壁に設
けられ厨芥混合物の貯蔵容積を検知する検知手段と、微
生物の棲息状態を検知する棲息状態検知手段と、回転攪
拌部の回転作用によって余剰になった厨芥混合物を排出
する排出口と、検知手段が検知した容積が所定の容量を
超え、棲息状態検知手段が検知した棲息状態が所定時間
内に設定範囲に戻らないとき排出口の排出扉を開口する
制御手段が設けられたことを特徴とする。
【0007】また、検知手段が検知した容積が所定の容
量を超えた場合に報知する報知手段を設けるのが好まし
い。
【0008】また、検知手段が、厨芥混合物の貯蔵容積
を検知するフォトセンサーであることが望ましい。
【0009】また、検知手段が、厨芥混合物の貯蔵量を
検知する重量センサーであることを特徴とする。
【0010】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する温度センサーであることが好ましい。
【0011】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する湿度センサーであることが望ましい。
【0012】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する酸素センサーであることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の厨芥処理装置は、厨芥を投入する投入
口部を備えた本体容器と、本体容器内に収納され微生物
を担持する微生物担体と、投入口部から投入された厨芥
と微生物担体からなる厨芥混合物を攪拌混合する回転攪
拌部と、回転攪拌部を駆動する駆動部と、本体容器内壁
に設けられ厨芥混合物の貯蔵容積を検知する検知手段
と、微生物の棲息状態を検知する棲息状態検知手段と、
回転攪拌部の回転作用によって余剰になった厨芥混合物
を排出する排出口と、検知手段が検知した容積が所定の
容量を超え、棲息状態検知手段が検知した棲息状態が所
定時間内に設定範囲に戻らないとき排出口の排出扉を開
口する制御手段が設けられているから、微生物の棲息状
態を常に良好な状態に保つことができ、厨芥混合物の貯
蔵容積を所定の範囲に容易に制御でき、余剰になった厨
芥混合物を回転攪拌部によって自動的に排出することが
できる。
【0014】また、検知手段が検知した容積が所定の容
量を超えた場合に報知する報知手段を設けているから、
厨芥の投入停止を知らせることができる。
【0015】また、検知手段が、厨芥混合物の貯蔵容積
を検知するフォトセンサーからなるから、貯蔵容積を検
知して制御手段に伝達し、制御手段は所定の貯蔵範囲に
容易に制御することができる。
【0016】また、検知手段が、厨芥混合物の貯蔵量を
検知する重量センサーからなるから、貯蔵重量を容易に
検知して制御手段に伝達し、制御手段は所定の貯蔵範囲
に容易に制御することができる。
【0017】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する温度センサーからなるから、微生物担体
の温度を検知でき、微生物の棲息に適した状態を実現す
ることができる。
【0018】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する湿度センサーからなるから、微生物担体
の含水率を検知でき、微生物の棲息に適した状態を実現
することができる。
【0019】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する酸素センサーからなるから、処理槽内の
酸素濃度を検知でき、微生物の棲息に適した状態を実現
することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例の詳細を図面に基づいて
説明する。図1(a)は本発明の一実施例における厨芥
処理装置の外観図で、図1(b)は本発明の一実施例に
おける厨芥処理装置の正面断面図、図1(c)は本発明
の一実施例における厨芥処理装置の側面断面図で、図1
(d)は本発明の一実施例における厨芥処理装置の排出
口に設けた排出扉の断面図である。図2は本発明の一実
施例における厨芥処理装置の動作時のフローチャートで
ある。図3は本発明の一実施例における厨芥処理装置の
厨芥混合物の容積変化図である。図1(a)、(b)、
(c)、(d)において1は厨芥処理装置、2は開閉
蓋、3は微生物担体、4は回転攪拌部、5は駆動ベル
ト、6は駆動部、7は温風ヒーターでヒーター7aと吸
気ファン7bによって構成されている。8は投入口部、
9は排気ファン、10は電気的に加熱する加熱部、11
は排出扉、12は底部扉、13は温度センサー、14は
湿度センサー、15a、15bは上部フォトセンサー、
16a、16bは下部フォトセンサー、17は排出口、
18は処理槽、19は回収槽、20は回収容器、21は
制御部、22は排出扉駆動部、23は回動部である。
【0021】厨芥処理装置1は本体容器の上部に厨芥を
投入する投入口部8と、厨芥を微生物によって分解する
処理槽18を備えている。この実施例で使用した処理槽
18は通常家庭で使用される程度の大きさで、その内容
積は約55リットル程度である。処理槽18には微生物
が担持された微生物担体3が所定量貯蔵されている。こ
の微生物は好気性環境下で活動する種類のもので、輪
虫、線虫、原虫等の虫類と、球菌、桿菌等の菌類等に分
類されるものである。また処理槽18には回転攪拌部4
が設けられ駆動部6によって駆動ベルトを介して回転駆
動される。回転攪拌部4には攪拌羽根が設けられてお
り、この攪拌羽根によって微生物等と微生物担体3を攪
拌、混合して微生物と厨芥との接触頻度を多くしたり、
微生物と空気との接触を多くしてより好気的状態を実現
している。以下厨芥と微生物担体3のこのような混合物
を厨芥混合物という。この回転攪拌部4の回転速度は3
〜30rpm程度でよく、厨芥の投入時に約5分間程度
回転し、その後約1時間毎に約1分間回転するようにす
るのがよい。このように間欠回転によって厨芥が効果的
に分解される。棲息状態検知手段である温度センサー1
3と湿度センサー14は処理槽18の底部の回転攪拌部
4と接触しない位置に設けられており、厨芥混合物の温
度と含水率を検知して制御部21に伝達する。というの
は好気性微生物が棲息し増殖しながら活発に厨芥を分解
するためには最適な棲息状態、つまり適当な温度、含水
率及び適当量の酸素と栄養を必要とし、これらの棲息状
態を最適に維持するためには、検知手段と検知手段で検
知した信号によって制御できる制御手段が必要になるか
らである。そこで温度センサー13と湿度センサー14
あるいは酸素センサー等の棲息状態検知手段によって温
度、含水率及び酸素濃度を検知している。ここで含水率
は、水分を含んだ微生物担体3を100℃程度に加熱し
て水分を蒸発させ乾燥したたときの乾燥減量で表すもの
で、湿度センサー14で測定した相対湿度と相関関係に
ある。つまり相対湿度が高くなると含水率も多くなるの
で、予め湿度センサー14で測定した湿度と含水率の関
係を制御部21に設けた記憶部に記憶させ演算部で演算
することで、湿度センサー14からの検知信号によって
含水率を制御することができる。
【0022】好気性微生物が活発に活動するためには温
度が20〜60℃程度で、含水率は40〜60%程度の
範囲にあり、常に新鮮な空気に接触していることが好ま
しい。外気温が下がって厨芥混合物の温度が20℃以下
に低下した場合などには、温度センサー13が検知した
温度を制御部21に伝達し、制御部21の記憶部に予め
記憶させた温度と比較、演算して必要に応じて加熱部1
0に電力を供給し処理槽18を加熱して厨芥混合物を所
定の温度範囲に制御する。また厨芥混合物が乾燥して含
水率が約40%以下になると湿度センサー14の検知信
号が制御部21に伝達され、制御部21の記憶部に予め
記憶させた湿度と比較、演算し報知部である警告ランプ
に信号を伝達して報知させ、水分の補給を促せる。一方
含水率が60%程度以上になると、制御部21から温風
ヒーター7に電力が印加され、吸気された空気を加熱し
て処理槽18に送風して厨芥混合物に含まれる余剰の水
分を蒸発させる。厨芥混合物の含水率が40〜60%程
度の範囲に戻ると、湿度センサー14からの検知信号に
よって制御部21から温風ヒーター7への電力の供給が
止められる。この温風ヒーター7は強、弱の切り替えが
できるように構成されており、通常の運転中は弱状態で
約20℃の温風を0.5リットル/分程度の容量で送風
し、含水率制御中は強状態で約40℃の温風を2リット
ル/分程度の容量で送風する。温風ヒーター7に設けら
れた吸気ファン7bは微生物を好気性環境下で棲息させ
るために常に新鮮な外気を吸気している。排気ファン9
は気体成分を外部に排気するもので、厨芥の分解によっ
て発生する水分や炭酸ガス等が処理槽18に滞留するの
を防ぐのである。
【0023】処理槽18の底部には、底部扉12が設け
られ必要に応じて処理槽18内の厨芥混合物を交換した
り、処理槽18内を清掃する場合などに図1(c)の矢
印bに示した方向に開閉することができる。処理槽18
には上部フォトセンサー15a、15b及び下部フォト
センサー16a、16bが設けられており、それぞれ発
光部、受光部から構成されている。この上部フォトセン
サー15a、15bの位置は、厨芥が多量に投入され微
生物の分解能力が低下し始めるときの厨芥混合物の上限
容積(ここでは約30リットル)となるような位置であ
る。また下部フォトセンサー16a、16bの位置は、
微生物が継続して厨芥を分解するに必要な微生物担体3
の下限容積(ここでは約20リットル)となるような位
置に設けられている。上部フォトセンサー15a、15
bはその光路が遮られたときに検知信号を制御部21に
伝達するもので、下部フォトセンサー16a、16bは
その光路を遮るものがないときに検知信号を制御部21
に伝達するのである。厨芥が投入され微生物担体3と混
合されるが、その厨芥混合物の容量が増大し上部フォト
センサー15a、15bの光路を遮るようになると検知
信号が制御部21に伝達され、制御部21からの信号に
よって報知手段(図示せず)が厨芥の投入禁止を知らせ
る。次に所定時間が経過し、厨芥の分解が進行して厨芥
が炭酸ガスや水分となって気化すると、厨芥混合物に含
まれる厨芥の容量が減少して下部フォトセンサー16
a、16bの光路を遮らなくなる。このとき下部フォト
センサー16a、16bは検知信号を制御部21に伝達
し、制御部21は報知手段に発信していた信号を止め、
厨芥の投入禁止を解除するのである。所定時間が経過し
ても厨芥混合物が所定の範囲に戻らないときには、微生
物担体3の能力が低下したものと判断し、余剰の厨芥混
合物を排出する。
【0024】ところで、前述したように好気性微生物の
棲息状態(適当な温度と含水率及び酸素の存在)が良好
な状態に制御されていても、投入される厨芥の容量が微
生物の分解能力を超えるときには、分解されずに残る厨
芥が次第に処理槽18内に堆積してゆく。未分解の厨芥
が堆積すると温度が低下したり温度分布が均一でなくな
るだけでなく、通気性が悪くなって酸素が欠乏すると同
時に水分が蒸発しにくくなる。このようにして微生物の
棲息状態が悪化し、分解速度は低下するようになる。分
解速度が低下するとさらに棲息状態が悪化するので、分
解速度は急激に低下するようになる。この実施例では処
理槽18内に設けた上部フォトセンサー15a、15b
が、厨芥混合物の容積が所定量以上になるのを検知し、
制御部21は厨芥の投入を24時間禁止するための信号
を報知部に伝達する。この24時間は内容積が約55リ
ットルで投入量が約1Kg/日の厨芥を分解するために
必要な時間である。通常の場合には微生物が活発に活動
し、この時間内に厨芥は分解され厨芥混合物の容量が少
なくなって下部フォトセンサー16a、16bの光路以
下に達し、制御部21が投入禁止の報知信号を解除し、
再び厨芥の投入を再開できるのである。24時間経過し
ても厨芥混合物が下部フォトセンサー16a、16bの
光路以下に達しなく、投入禁止の報知信号が解除されな
い場合には、制御部21は排出扉駆動部22に電力を供
給し回動部23を回転させ排出扉11を開ける。排出扉
11は図1(d)に示すように正逆回転可能な排出扉駆
動部22にチェーン等で回動される回動部23によって
軸支され、排出扉駆動部22の正回転によって回動部2
3が回転することで矢印aに示した方向に開閉できる。
排出扉11が開けられると下部フォトセンサー16a、
16bの光路以上に貯蔵されている厨芥混合物は排出口
17から排出され回収槽19に設けた回収容器20内に
回収される。この時回転攪拌部4は回転し続けているの
で容易に排出することができる。つぎに厨芥混合物が下
部フォトセンサー16a、16bの光路以下にまで減少
すると、下部フォトセンサー16a、16bは制御部2
1に信号を伝達し、制御部21から排出扉駆動部22に
電力を供給して逆回転させ排出扉11を閉じて再び処理
槽18を密閉する。回収容器20に回収された厨芥混合
物は少量ずつ再び処理槽18に投入して分解処理するの
である。このように厨芥混合物の貯蔵容積を所定の範囲
に容易に制御でき、余剰になった厨芥混合物を回転攪拌
部4によって自動的に排出することができるため、微生
物の棲息状態を常に最適にして厨芥を効率よく分解処理
することができる。
【0025】以上のように構成された厨芥処理装置につ
いて、以下その動作を図1(c)、図1(d)及び図2
に基づいて説明する。内容積が約55リットルの処理槽
18に微生物担体3としてオガ屑を約20リットル充填
し、回転攪拌部4で約15rpm程度で1時間おきに5
分間攪拌しておく。加熱部10は処理槽18の底部を加
熱して厨芥混合物を約20℃に加熱しており、予め処理
槽18内に散水した水分によって含水率は約40%に保
たれている。厨芥が分解され始めると発熱することか
ら、これ以降の加熱部10による加熱は必要としない。
温風ヒーター7は約20℃の温風を0.5リットル/分
程度の容量で送風している。厨芥処理装置1の開閉蓋2
を開け厨芥を投入口部8から処理槽18に投入する。S
1で含水率が40%以下であると含水率が低すぎるた
め、S3で報知ランプが給水を促す。このときには開閉
蓋2を開け水道水などを処理槽18内に散水し水分を補
給する。つぎにS2で含水率が60%以上であると含水
率が高すぎるため、S4で温風ヒーター7が強の状態で
温風を送風し含水率を下げる。つぎにS5で温度が20
℃以下であるとS6で加熱部10に電力が印加され処理
槽18を加温する。このS1〜S5で好気性微生物の棲
息状態を良好な状態に維持することができる。この状態
で厨芥が投入し続けられ、S7で上部フォトセンサー1
5a、15bがON状態にあると厨芥混合物が上限以下
の容積であり、つぎにS8で下部フォトセンサー16
a、16bがON状態にあると厨芥混合物が下限以下の
容積であり、S9で処理槽18内に微生物担体3を必要
量補充する。この必要量とは上部フォトセンサー15
a、15bがON状態で、下部フォトセンサー16a、
16bがOFF状態になる範囲を意味する。S8で下部
フォトセンサー16a、16bがOFF状態のときには
厨芥混合物の容積が適当な範囲内にあり、S11で厨芥
処理装置1は通常モードで運転される。この通常モード
とは回転攪拌部4が1時間おきに5分間攪拌し、温風ヒ
ーター7は弱の状態で送風している状態である。そのま
まS12で24時間通常モードの運転を継続し、厨芥の
投入から分解処理までのサイクルが終了してスタートの
状態に戻る。
【0026】ところでS7で上部フォトセンサー15
a、15bがOFFになると厨芥混合物が所定量以上に
達したことを示し、S10で強制モードに移る。この強
制モードは回転攪拌部4による攪拌を1時間おきに20
分間と長くし、温風ヒーター7は強の状態になり加熱部
10は再び加熱を開始するもので、棲息状態を改善して
微生物による厨芥の分解を加速しようとするものであ
る。S13でこの強制モードを24時間保持しながら攪
拌し、上部フォトセンサー15a、15bがONになる
と微生物によって厨芥の分解が進み、厨芥混合物が上限
以下に達したことを示し、スタートの状態に戻る。S1
4で24時間経過してもOFFの場合にはS15で制御
部21に設けた演算部が微生物の分解能力を超えたもの
と判断し、排出扉駆動部22に電力を印加し排出扉11
を回動して開け、同時にS16で回転攪拌部4は高速回
転を始める。余剰の厨芥混合物は排出口17に押し出さ
れ、排出扉11の内面を滑落して排出され回収容器20
内に回収される。この動作はS17で下部フォトセンサ
ー16a、16bがOFF状態の間中継続し、厨芥混合
物を排出し続ける。厨芥混合物が適当量排出され下部フ
ォトセンサー16a、16bがON状態になると、S1
9で制御部21は排出扉駆動部22を逆方向に駆動し、
排出扉11を閉じて最初の運転状態に戻る。回収容器2
0に回収された厨芥混合物は再び処理槽18内に投入し
処理することができる。
【0027】以上に述べた厨芥の処理を繰り返し行った
場合の厨芥混合物の重量変化を図3に示す。図3におい
てcは従来の方法による厨芥処理機によって厨芥処理し
た場合の処理槽18内の厨芥混合物の容積変化であり、
dは本発明によるものの容積変化である。なおこの実施
例は内容積が約55リットルの処理槽18内に微生物担
体3としてオガ屑を約20リットル充填し、約1Kg/
日の厨芥を投入し続けたものである。従来の方法cによ
るものは約30日が経過する頃から容積が急激に増加し
上限に達している。この範囲では微生物の処理能力を超
え、棲息状態が悪化して微生物の多くは死滅し投入され
た厨芥がそのまま処理されずに堆積していることにな
る。したがって約45日経過したf1で厨芥混合物を手
動で取り出し、新たにオガ屑を投入して交換して後に再
び厨芥を投入して処理を始めている。しかしながら、さ
らに約45日経過すると厨芥等の容積は再び上限に達
し、f2で厨芥混合物を手動で取り出し、新たにオガ屑
を投入して交換して後に再び厨芥を投入して処理を始め
ているのである。しかしながら本発明によるdは約30
日経過して厨芥が次第に増え約30リットルになってe
1に達すると、上述したように自動的に余剰の厨芥混合
物を排出して厨芥混合物を最初の容積にまで調整する。
この時排出される厨芥混合物には最初に充填したオガ屑
が含まれているが、難分解性の厨芥の一部が微生物担体
3となって処理槽18内に残るため、微生物担体3が急
激に不足するようなことは殆どないが、不足する場合に
は約120日の間に数リットル程度追加して加えるだけ
でよい。さらに約30日が経過しe2に達すると再び自
動的に厨芥混合物を排出し、以後e3、e4、e5−−
−とこの動作を繰り返す。こうすることで微生物担体3
を一度に交換することなく、つねに微生物の棲息状態を
最適にして厨芥を効果的に分解でき、メンテナンスが容
易であり、衛生的に厨芥処理することができる。
【0028】ところで、ここではフォトセンサー15
a、15b及び16a、16bを設けて厨芥混合物の容
積を検知しているが、重量センサーを設けて厨芥混合物
の重量を検知して制御部21に検知信号を伝達し、排出
扉11を開けて余剰な厨芥混合物を排出することもでき
る。この場合には重量センサーは厨芥混合物の貯蔵重量
を検知しやすい処理槽18の底面に設けるのがよい。ま
た、ここでは棲息状態検知手段として温度センサー13
と湿度センサー14を設けているが、さらに酸素センサ
ーを設けて厨芥混合物に含まれる酸素濃度を測定し、検
知した酸素濃度を制御部21に伝達し、制御部21は温
風ヒーター7を制御するようにすることもできる。酸素
濃度が所定の濃度より低いときには温風ヒーター7の送
風量を多くして、より多くの空気を処理槽18内に送風
するのである。
【0029】このように厨芥と微生物担体3とを攪拌混
合して厨芥を微生物分解し、棲息状態検知手段を処理槽
18内に設け、厨芥混合物の貯蔵量を検知して余剰な厨
芥混合物を自動的に排出することによって、衛生的に厨
芥を分解処理でき、メンテナンスを容易にすることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上から明らかなように本発明によれ
ば、厨芥を投入する投入口部を備えた本体容器と、本体
容器内に収納され微生物を担持する微生物担体と、投入
口部から投入された厨芥と微生物担体からなる厨芥混合
物を攪拌混合する回転攪拌部と、回転攪拌部を駆動する
駆動部と、本体容器内壁に設けられ厨芥混合物の貯蔵容
積を検知する検知手段と、微生物の棲息状態を検知する
棲息状態検知手段と、回転攪拌部の回転作用によって余
剰になった厨芥混合物を排出する排出口と、検知手段が
検知した容積が所定の容量を超え、棲息状態検知手段が
検知した棲息状態が所定時間内に設定範囲に戻らないと
き排出口の排出扉を開口する制御手段が設けられている
から、厨芥混合物の量を所定の範囲に制御することがで
き、厨芥を効果的に処理でき、メンテナンスが容易であ
り、衛生的な処理が行える。
【0031】また、検知手段が検知した容積が所定の容
量を超えた場合に報知する報知手段を設けているから、
厨芥の投入を禁止することができる。
【0032】また、検知手段が、厨芥混合物の貯蔵容積
を検知するフォトセンサーからなるから、貯蔵容積を貯
蔵範囲に容易に制御することができる。
【0033】また、検知手段が、厨芥混合物の貯蔵量を
検知する重量センサーからなるから、貯蔵重量を貯蔵範
囲に容易に制御することができる。
【0034】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する温度センサーからなるから、微生物の棲
息に適した温度を実現することができる。
【0035】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する湿度センサーからなるから、微生物の棲
息に適した含水率を実現することができる。
【0036】また、棲息状態検知手段が、微生物の棲息
状態を検知する酸素センサーからなるから、微生物の棲
息に適した好気状態を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における厨芥処理装置
の外観図 (b)本発明の一実施例における厨芥処理装置の正面断
面図 (c)本発明の一実施例における厨芥処理装置の側面断
面図 (d)本発明の一実施例における厨芥処理装置の排出口
に設けた排出扉の断面図
【図2】本発明の一実施例における厨芥処理装置の動作
時のフローチャート
【図3】本発明の一実施例における厨芥処理装置の厨芥
混合物の容積変化図
【符号の説明】
1 厨芥処理装置 2 開閉蓋 3 微生物担体 4 回転攪拌部 5 駆動ベルト 6 駆動部 7 温風ヒーター 7a ヒーター 7b 吸気ファン 8 投入口部 9 排気ファン 10 加熱部 11 排出扉 12 底部扉 13 温度センサー 14 湿度センサー 15a、15b 上部フォトセンサー 16a、16b 下部フォトセンサー 17 排出口 18 処理槽 19 回収槽 20 回収容器 21 制御部 22 排出扉駆動部 23 回動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨芥を投入する投入口部を備えた本体容器
    と、前記本体容器内に収納され微生物を担持する微生物
    担体と、前記投入口部から投入された厨芥と前記微生物
    担体からなる厨芥混合物を攪拌混合する回転攪拌部と、
    前記回転攪拌部を駆動する駆動部と、前記本体容器内壁
    に設けられ厨芥混合物の貯蔵容積を検知する検知手段
    と、微生物の棲息状態を検知する棲息状態検知手段と、
    前記回転攪拌部の回転作用によって余剰になった厨芥混
    合物を排出する排出口と、前記検知手段が検知した容積
    が所定の容量を超え、前記棲息状態検知手段が検知した
    棲息状態が所定時間内に設定範囲に戻らないとき前記排
    出口の排出扉を開口する制御手段が設けられたことを特
    徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】前記検知手段が検知した容積が所定の容量
    を超えた場合に報知する報知手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】前記検知手段が、厨芥混合物の貯蔵容積を
    検知するフォトセンサーであることを特徴とする請求項
    1記載の厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】前記検知手段が、厨芥混合物の貯蔵量を検
    知する重量センサーであることを特徴とする請求項1記
    載の厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】前記棲息状態検知手段が、微生物の棲息状
    態を検知する温度センサーであることを特徴とする請求
    項1記載の厨芥処理装置。
  6. 【請求項6】前記棲息状態検知手段が、微生物の棲息状
    態を検知する湿度センサーであることを特徴とする請求
    項1記載の厨芥処理装置。
  7. 【請求項7】前記棲息状態検知手段が、微生物の棲息状
    態を検知する酸素センサーであることを特徴とする請求
    項1記載の厨芥処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079218A (ja) * 2000-09-04 2002-03-19 Sanyo Electric Co Ltd 生ごみ処理装置
JP2002079214A (ja) * 2000-09-04 2002-03-19 Sanyo Electric Co Ltd 生ごみ処理装置
JP2002079216A (ja) * 2000-09-04 2002-03-19 Sanyo Electric Co Ltd 生ごみ処理装置
US6752476B2 (en) * 2001-06-15 2004-06-22 Chung Jen Lin Structure of a garbage-box

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