JPH09107277A - 波形整形回路 - Google Patents

波形整形回路

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JPH09107277A
JPH09107277A JP7265128A JP26512895A JPH09107277A JP H09107277 A JPH09107277 A JP H09107277A JP 7265128 A JP7265128 A JP 7265128A JP 26512895 A JP26512895 A JP 26512895A JP H09107277 A JPH09107277 A JP H09107277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
waveform shaping
undershoot
circuit package
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7265128A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Matsuno
稔昭 松野
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH09107277A publication Critical patent/JPH09107277A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置出荷後に、回路パッケージの信号のアン
ダシュートを取除く。 【解決手段】 回路パッケージの回路に流れる信号の信
号レベルが所定範囲外のレベルになったことをコンパレ
ータ1で検出する。この場合、信号の信号レベルと基準
信号Vrefのレベルとを比較し、この比較結果をフラ
ッシュROM3に記憶する。この記憶内容に応じてスイ
ッチ4及び5並びに7をオンオフ制御する。スイッチ4
及び5をオン状態にすることによって、フィルタ8を接
続して信号に含まれるノイズを除去し、アンダシュート
を取除く。 【効果】 装置出荷後においてもアンダシュートを取除
くことができ、回路パッケージの改版作業をする必要が
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波形整形回路に関
し、特に集積回路が実装されることによって構成される
回路パッケージに設けられる波形整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ装置やPOS(P
oint Of Sales)端末装置等は、複数の回
路パッケージを含んで構成されている。かかる回路パッ
ケージには複数の集積回路が実装され、集積回路同士を
接続して信号の受け渡しを行うことによって一定の動作
が実現される。
【0003】回路パッケージに含まれている信号線を流
れる信号の波形にアンダシュートやオーバシュートがあ
る場合、回路パッケージが誤動作し、装置の誤動作につ
ながることがある。その誤動作を防ぐには、アンダシュ
ートやオーバシュートを取除けば良い。これらを取除く
従来技術としては、特開昭5―14952号公報に記載
されているものがある。
【0004】この公報には、ICから入力波形を取出す
とき、入力信号のアンダシュートやオーバシュートを取
除くため、集積回路装置の端子から信号を取出すための
複数のピンを有するIC接触部と取出した信号を測定装
置へ伝えるための複数のピンを有するプローブ接触部と
を備えたICクリップにおいて、それら複数のピン同士
を1対1に接続する複数の接続線に夫々クランプダイオ
ードを接続する構成が記載されている。
【0005】要するに、ICクリップを設けておき、こ
のICクリップの信号線にクランプダイオードを接続す
ることによって、入力信号のアンダシュートやオーバシ
ュートを取除いているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、ICクリップを用いるため、波形整形を行うた
めには必ず集積回路にICクリップを装着しなければな
らない。しかしながら、一般にICクリップを装着する
のは実験時(波形観測時)のみであり、装置出荷前には
取外すことになる。したがって、装置出荷後には、アン
ダシュートやオーバシュートを取除くことができない。
【0007】装置出荷後にアンダシュートやオーバシュ
ートを取除くためには、回路パッケージの改版作業等の
根本的な回路の修正が必要となり、多大な費用及び期間
が必要になるという欠点があった。
【0008】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は装置出荷後に
おいても回路パッケージの改版作業をせずに、アンダシ
ュートやオーバシュートを取除くことができる波形整形
回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による波形整形回
路は、回路パッケージに設けられる波形整形回路であっ
て、前記回路パッケージの回路に流れる信号の信号レベ
ルが所定範囲外のレベルになったことを検出する検出手
段と、この検出手段の検出結果に応答して前記信号に含
まれるノイズを除去するノイズ除去動作を行うノイズ除
去手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の作用は以下の通りであ
る。
【0011】回路パッケージに設けられる波形整形回路
において、回路パッケージの回路に流れる信号の信号レ
ベルが所定範囲外のレベルになったことを検出する。こ
の検出は、信号の信号レベルと所定レベルとを比較し、
この比較結果を記憶することによって行う。この記憶内
容に応答して信号に含まれるノイズを除去する。
【0012】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0013】図1は本発明による波形整形回路の第1の
実施例の構成を示すブロック図であり、アンダシュート
を取除く回路の構成が示されている。図において、本発
明の第1の実施例による波形整形回路は、信号線Aを流
れる信号の信号レベルと所定の基準電圧Vrefの信号
レベルとを比較するコンパレータ1と、この比較結果で
ある出力Cを内部のフラッシュメモリ(以下、フラッシ
ュROM)3に書込む制御回路2とを含んで構成されて
いる。なお、本実施例では、アンダシュートを検出する
ため、コンパレータ1の反転端子に基準電圧Vrefを
入力する。
【0014】また、本実施例による波形整形回路は、フ
ラッシュROM3の出力Dに応じて同時にオンオフ制御
されるスイッチ4及び5と、出力Dの反転値に応じてオ
ンオフ制御されるスイッチ7と、スイッチ4及び5がオ
ン状態になることによって信号線Aに直列接続されるフ
ィルタ8とを含んで構成されている。なお、6はインバ
ータである。
【0015】信号線Aを流れる信号は、アンダシュート
が通常−1[V]以内であるものとすると、コンパレー
タ1の反転端子への基準電圧Vrefを−1[V]に設
定しておく。このことにより、出力Cはオフ状態にな
り、制御回路2のフラッシュROM3は出力Dをオフ状
態に保持する。よって、スイッチ4及びスイッチ5はオ
フ状態に保持され、インバータ6の出力によりスイッチ
7はオン状態に保持される。したがって、信号の流れは
矢印Eのようになり、信号は出力Bとして送出される。
【0016】一方、信号線Aを流れる信号のアンダシュ
ートが一度でも−1[V]以上になった場合は、コンパ
レータ1の出力Cはオン状態になり、制御回路2のフラ
ッシュROM3は出力Dをオン状態に保持する。よっ
て、スイッチ4及びスイッチ5はオン状態に保持され、
インバータ6の出力によりスイッチ7はオフ状態に保持
される。したがって、信号の流れは矢印Fのようにな
り、信号はフィルタ8を通ってノイズが除去された後で
出力Bとして送出される。
【0017】なお、フィルタ8は、安価な抵抗及びコン
デンサを組合わせた構成とする。例えば、図2に示され
ているように、信号線に対し、直列に接続された抵抗8
1と並列に接続されたコンデンサ82とを組合わせた構
成とする。また、同図において、抵抗81は例えば33
[Ω]、コンデンサ82は例えば20[pF]である。
【0018】次に、図1における信号Bの波形図につい
て図3を参照して説明する。同図に示されているよう
に、アンダシュートが−1[V]よりも小さい場合に
は、コンパレータの比較結果である出力Cはオフ状態で
ある。ところが、時刻t1においてノイズによってアン
ダシュートが−1[V]よりも大きくなると、コンパレ
ータの比較結果である出力Cはオン状態になる。これに
より、上述したように信号はフィルタを通ってノイズが
除去された後で送出される。したがって、以後はアンダ
シュートが−1[V]よりも大きくなることはないので
ある。すなわち、同図において時刻t1以前が波形整形
前、同時刻以後が波形整形後となる。
【0019】つまり、本波形整形回路によれば、回路パ
ッケージの回路に流れる信号の信号レベルが所定範囲外
のレベルになったことを検出したとき、その信号に含ま
れるノイズを除去することにより、装置出荷後において
も回路パッケージの改版作業をせずに、アンダシュート
を取除くことができるのである。
【0020】図4は本発明による波形整形回路の第2の
実施例の構成を示すブロック図であり、オーバシュート
を取除く回路の構成が示されている。
【0021】なお、同図において、図1と同等部分は同
一符号により示されている。本実施例では、オーバシュ
ートを検出するため、コンパレータ1の非反転端子に基
準電圧Vrefを入力する。
【0022】信号線Aを流れる信号は、オーバシュート
が通常+6[V]以内であるものとすると、コンパレー
タ1の非反転端子への基準電圧Vrefを+6[V]に
設定しておく。このことにより、出力Cはオフ状態にな
り、制御回路2のフラッシュROM3は出力Dをオフ状
態に保持する。よって、スイッチ4及びスイッチ5はオ
フ状態に保持され、インバータ6の出力によりスイッチ
7はオン状態に保持される。したがって、信号の流れは
矢印Eのようになり、信号は出力Bとして送出される。
【0023】一方、信号線Aを流れる信号のオーバシュ
ートが一度でも+6[V]以上になった場合は、コンパ
レータ1の出力Cはオン状態になり、制御回路2のフラ
ッシュROM3は出力Dをオン状態に保持する。よっ
て、スイッチ4及びスイッチ5はオン状態に保持され、
インバータ6の出力によりスイッチ7はオフ状態に保持
される。したがって、信号の流れは矢印Fのようにな
り、信号はフィルタ8を通ってノイズが除去された後で
出力Bとして送出される。
【0024】次に、図4における信号Bの波形図につい
て図5を参照して説明する。同図に示されているよう
に、オーバシュートが+6[V]よりも小さい場合に
は、コンパレータの比較結果である出力Cはオフ状態で
ある。ところが、時刻t2においてノイズによってオー
バシュートが+6[V]よりも大きくなると、コンパレ
ータの比較結果である出力Cはオン状態になる。これに
より、上述したように信号はフィルタを通ってノイズが
除去された後で送出される。したがって、以後はアンダ
シュートが+6[V]よりも大きくなることはないので
ある。すなわち、同図において時刻t2以前が波形整形
前、同時刻以後が波形整形後となる。
【0025】つまり、本波形整形回路によれば、回路パ
ッケージの回路に流れる信号の信号レベルが所定範囲外
のレベルになったことを検出したとき、その信号に含ま
れるノイズを除去することにより、装置出荷後において
も回路パッケージの改版作業をせずに、オーバシュート
を取除くことができるのである。
【0026】なお、上述した第1及び第2の実施例にお
いては、フラッシュROMを用いてコンパレータの出力
を保持しているが、不揮発性のメモリを用いれば良く、
フラッシュROMに限定されるものではない。不揮発性
メモリを用いるのは、1回でも許容値以上のアンダシュ
ートやオーバシュートが発生した場合には以後フィルタ
を通して信号を出力する必要があり、不揮発性でないメ
モリは適さないからである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回路パッ
ケージの回路に流れる信号の信号レベルが所定範囲外の
レベルになったことを検出したとき、その信号に含まれ
るノイズを除去することにより、装置出荷後においても
回路パッケージの改版作業をせずに、アンダシュートや
オーバシュートを取除くことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による波形整形回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1中のフィルタの内部構成例を示す回路図で
ある。
【図3】図1の波形整形回路の動作を示す波形図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例による波形整形回路の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4の波形整形回路の動作を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 制御回路 3 フラッシュROM 4、5、7 スイッチ 6 インバータ 8 フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パッケージに設けられる波形整形回
    路であって、前記回路パッケージの回路に流れる信号の
    信号レベルが所定範囲外のレベルになったことを検出す
    る検出手段と、この検出手段の検出結果に応答して前記
    信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去動作を行う
    ノイズ除去手段とを含むことを特徴とする波形整形回
    路。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記信号の信号レベル
    と所定レベルとを比較するレベル比較手段と、この比較
    手段の比較結果を記憶する不揮発性記憶手段とを含み、
    前記ノイズ除去手段は前記記憶手段の記憶内容に応じて
    前記ノイズ除去動作を行うことを特徴とする請求項1記
    載の波形整形回路。
  3. 【請求項3】 前記不揮発性記憶手段は、フラッシュメ
    モリであることを特徴とする請求項1又は2記載の波形
    整形回路。
JP7265128A 1995-10-13 1995-10-13 波形整形回路 Withdrawn JPH09107277A (ja)

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JP7265128A JPH09107277A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 波形整形回路

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JP7265128A JPH09107277A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 波形整形回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021527372A (ja) * 2018-09-10 2021-10-11 イノヴァ セミコンダクトルズ ゲーエムベーハー データフロー制御のためのラインドライバデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021527372A (ja) * 2018-09-10 2021-10-11 イノヴァ セミコンダクトルズ ゲーエムベーハー データフロー制御のためのラインドライバデバイス

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Effective date: 20030107