JPH09106860A - ダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構造 - Google Patents

ダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構造

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JPH09106860A
JPH09106860A JP26442495A JP26442495A JPH09106860A JP H09106860 A JPH09106860 A JP H09106860A JP 26442495 A JP26442495 A JP 26442495A JP 26442495 A JP26442495 A JP 26442495A JP H09106860 A JPH09106860 A JP H09106860A
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JP
Japan
Prior art keywords
diode
diode chip
conductor piece
connector
connection structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26442495A
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English (en)
Inventor
Hisafumi Maruo
尚史 丸尾
Mitsuaki Uchida
光章 内田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH09106860A publication Critical patent/JPH09106860A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ダイオード内蔵コネクタを構成す
るダイオードチップの接続構造に関し、ダイオードチッ
プの接合工程において半田のはみ出しが起こらず、電気
的信頼性および生産性の高いダイオードチップの接続構
造を提供することを課題とする。 【解決手段】 端子金具1、2間に接続用導体片4を介
してダイオードチップ3を接続してなるダイオード内蔵
コネクタにおいて、接続用導体片4に複数の貫通孔5を
穿設した接合部4aを設け、該接合部4aとダイオード
チップ3とを半田付けすることにより、余剰の半田を貫
通孔5内に吸収させて半田のはみ出しを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイオード内蔵コ
ネクタを構成するダイオードチップと端子金具および接
続用導体片との接続構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイオード内蔵コネクタとして
は、たとえば、実開平1−115183号公報に、図5
に示すような内部構造を有するコネクタが開示されてい
る。図5は、ダイオード内蔵コネクタの樹脂モールド材
を省いて内部構造を示したもので、図6に分解斜視図を
示すように、第一端子aの基端側a1 にダイオードチッ
プdおよび小片導体eを半田付けし、小片導体cの他端
を第二端子bに接続し、第二端子bの他端側b1 は、同
じくダイオードチップdおよび小片導体eを半田付けす
るとにより小片導体eを介して第三端子cに接続してい
る。
【0003】ダイオードチップdの半田付けによる接合
工程においては、図7に示すように、ダイオードチップ
dのアノード側fと小片導体eとの間に半田のはみ出し
gが生じやすい欠点がある。はみ出しgが存在すると、
ダイオード両極間の距離不足による耐電圧の低下、ある
いは両極間の短絡が発生するなどの重大な障害を引き起
こす問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、ダイオードチップの接合
工程において半田のはみ出しが起こらず、電気的信頼性
および生産性の高いダイオードチップの接続構造を提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項1に記載した発明は、端子金具相互間に接続
用導体片を介してダイオードチップを接続してなるダイ
オード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構
造であって、前記接続用導体片および端子金具の双方ま
たは一方に複数の貫通孔を穿設した接合部を設け、ダイ
オードチップの電極と該接合部とを半田付けにより接合
したことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載した発明は、端子金具相互
間に接続用導体片を介してダイオードチップを接続して
なるダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップ
の接続構造であって、前記接続用導体片および端子金具
の双方または一方に複数の細穴を凹設した接合部を設
け、ダイオードチップの電極と該接合部とを半田付けに
より接合したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わるダイオード内
蔵コネクタのダイオードの接続構造を示す分解斜視図で
あり、端子金具1、2と、ダイオードチップ3と、接続
用導体片4とを分離して表している。
【0008】端子金具1、2は、それぞれ一方の端部に
雄型の電気接触部1a、2aが形成され、図2に示すよ
うに、他方の端部1b、2b相互間に接続用導体片4を
介してダイオードチップ3を接合するようにしてある。
ダイオードチップ3を接合した端子金具1、2は、図示
していないが、接続用導体片4とダイオードチップ3の
部分の外側を樹脂材でモールドすることにより、電気接
触部1a、2aが露出したダイオード内蔵コネクタを形
成するようにしてある。
【0009】接続用導体片4は、短冊状に形成された導
電性金属板からなり、一方の端部に細径(直径約1m
m)の貫通孔5を複数個並列に穿設した接合部4aが設
けてある。図3に示すように、接合部4aとダイオード
チップ3の一方の電極(アノード)3aとを半田付けす
ることにより接合する。ダイオードチップ3の他方の電
極(カソード)3bは、一方の端子金具1の端部1bと
半田付けにより接合する。接続用導体片4の他方の端部
4bは、そのまま端子金具2の端部2bと半田付けによ
って接合する。
【0010】接続用導体片4の接合部4aには、複数の
貫通孔5が穿設されているため、半田加工の際に、溶融
した半田Sが毛細管現象により貫通孔5内に吸収され、
ダイオードチップ3の電極3aの縁部から余剰の半田が
はみ出すことがない。したがって、半田のはみ出しによ
る耐電圧の低下や、短絡などの障害が発生することが未
然に防止される。
【0011】図4は、請求項2に記載した発明の実施例
に係わる接続用導体片6を用いてダイオードチップ3を
接合した状態を示す断面図である。接続用導体片6は、
前記接続用導体片4と同様の形状の導体片であり、その
一方の端部の片面には、前記接続用導体片4の貫通孔5
に代えて、直径約1mmの円筒状の細穴7を複数個並設
した接合部6aが形成されている。一方、ダイオードチ
ップ3の他方の電極3bと接合する端子金具1の端部に
も、複数個の円筒状の細穴7を設けた接合部1cが形成
されている。
【0012】接続用導体片6の接合部6aも半田加工の
際に、溶融した半田が毛細管現象により細穴7内に吸収
され、ダイオードチップ3の電極3aの縁部から余剰の
半田がはみ出すことがない。接続用導体片6の接合部6
aの反対側の面は、細穴7が貫通していないため、平滑
な表面を保持している。また、端子金具の接続部1cに
も、複数個の細穴7を設けることにより、接続用導体片
6の接合部6aと同様に余剰の半田のはみ出しを防止す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ダイオードチップと接
合する導体に、細径の貫通孔または凹設した細穴を複数
個設けてあるため、半田付けによる接合工程において、
余剰の半田が貫通孔または細穴に吸収され、半田のはみ
出しが防止される。したがって、ダイオードの電極の縁
部から無用の半田の突出がなくなり、ダイオード両極間
の距離不足による耐電圧低下や、両極間短絡等の障害の
発生が解消され、電気的信頼性の高いダイオード内蔵コ
ネクタが得られる。また、半田のはみ出しが生じないた
め半田加工の作業性が良好となり生産性が向上するなど
の多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明の実施例に係わるダイ
オード内蔵コネクタのダイオードの接続構造を示す分解
斜視図である。
【図2】図1のダイオードチップを接続用導体片を介し
て端子金具に接続した状態を示す斜視図である。
【図3】図2のダイオードチップの接続構造を示す断面
図である。
【図4】請求項2に記載した発明の実施例に係わるダイ
オードチップの接続構造を示す断面図である。
【図5】従来のダイオード内蔵構造の内部構造を示す斜
視図である。
【図6】図5のダイオードチップおよび導体小片を分離
して示した斜視図である。
【図7】図5のダイオードチップに導体小片を半田付け
する際の半田のはみ出しを示す説明図である。
【符号の説明】
1 端子金具 1c 接合部 2 端子金具 3 ダイオードチップ 4 接続用導体片 4a 接合部 5 貫通孔 6 接続用導体片 6a 接合部 7 細穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具相互間に接続用導体片を介して
    ダイオードチップを接続してなるダイオード内蔵コネク
    タにおけるダイオードチップの接続構造であって、 前記接続用導体片および端子金具の双方または一方に複
    数の貫通孔を穿設した接合部を設け、ダイオードチップ
    の電極と該接合部とを半田付けにより接合したことを特
    徴とするダイオードチップの接続構造。
  2. 【請求項2】 端子金具相互間に接続用導体片を介して
    ダイオードチップを接続してなるダイオード内蔵コネク
    タにおけるダイオードチップの接続構造であって、 前記接続用導体片および端子金具の双方または一方に複
    数の細穴を凹設した接合部を設け、ダイオードチップの
    電極と該接合部とを半田付けにより接合したことを特徴
    とするダイオードチップの接続構造。
JP26442495A 1995-10-12 1995-10-12 ダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構造 Withdrawn JPH09106860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26442495A JPH09106860A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 ダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構造

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JP26442495A JPH09106860A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 ダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構造

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JPH09106860A true JPH09106860A (ja) 1997-04-22

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ID=17402990

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JP26442495A Withdrawn JPH09106860A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 ダイオード内蔵コネクタにおけるダイオードチップの接続構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6402555B1 (en) 2000-04-25 2002-06-11 Christiana Industries, Llc Incandescent lamp socket with integral filter
KR101008884B1 (ko) * 2008-05-14 2011-01-17 주식회사 씨엔플러스 플렉시블 케이블용 커넥터
EP2953436A3 (de) * 2014-06-06 2016-02-24 Neuschäfer Elektronik GmbH Verfahren zum herstellen eines elektronischen verbindungselements und ein elektronisches verbindungselement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6402555B1 (en) 2000-04-25 2002-06-11 Christiana Industries, Llc Incandescent lamp socket with integral filter
KR101008884B1 (ko) * 2008-05-14 2011-01-17 주식회사 씨엔플러스 플렉시블 케이블용 커넥터
EP2953436A3 (de) * 2014-06-06 2016-02-24 Neuschäfer Elektronik GmbH Verfahren zum herstellen eines elektronischen verbindungselements und ein elektronisches verbindungselement

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Effective date: 20030107