JPH09106428A - 所見作成装置 - Google Patents

所見作成装置

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JPH09106428A
JPH09106428A JP7262897A JP26289795A JPH09106428A JP H09106428 A JPH09106428 A JP H09106428A JP 7262897 A JP7262897 A JP 7262897A JP 26289795 A JP26289795 A JP 26289795A JP H09106428 A JPH09106428 A JP H09106428A
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JP
Japan
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word
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JP7262897A
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Inventor
Masaaki Hanaoka
正明 花岡
Masahiro Yamagishi
正浩 山岸
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KITSUSEI COMTEC KK
Original Assignee
KITSUSEI COMTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所見の作成を容易にする。 【解決手段】 マイク1Aから音声で所見内容を入力す
る。入力音声は音声認識合成装置12により単語文字コ
ードに変換され、CPU11の制御でメモリ13上で文
書にまとめられる。この処理過程で用語辞書16Aに基
づき単語の意味内容が判別され、臓器名、部位等に該当
する単語がメモリ13上の所見リストにリストアップさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レントゲン写真、
CTスキャン写真等を見ながら所見を作成するための所
見作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医師は患者のレントゲン写真、C
Tスキャン写真等を見て用紙に所見を筆記している。所
見が記載された報告書用紙はバインダ等により保管され
る。あるいは所見をメモに取り後、ワープロ等の文書処
理装置により所見報告書を作成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近のペーパレスの風
潮から、情報処理機器を用いて所見報告を容易に作成で
きないかとの要望が寄せられている。そこで、本発明
は、所見報告を容易に作成できる所見作成装置を提供す
ることを第1の目的とする。
【0004】また、単に所見を作成するだけでなく、付
加価値機能を提供できる所見作成装置を提供することを
第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、所見内容を音声で入力す
る入力手段と、当該入力された音声を認識する音声認識
手段と、該音声認識手段の認識結果を文書処理して所見
報告書を作成する文書処理手段とを具えたことを特徴と
する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に発明に加え
て、前記入力手段から入力された音声の意味内容を判別
する判別手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明に加え
て、前記意味内容の種類を示す属性情報、単語および音
声パターンを関連付けて記載した用語辞書を有し、前記
音声認識手段は前記入力手段から入力された音声の音声
パターンと類似する音声パターンに対応の単語を抽出す
ることにより音声認識し、前記判別手段は当該音声パタ
ーンに対応の属性を抽出することにより意味内容を判別
することを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明に加え
て、前記意味内容の種類を示す属性の中で所見に関連す
る特定種を予め定めておき、前記判別手段により判別さ
れた属性の中から当該特定種と合致する属性を持つ単語
を前記音声認識手段の認識結果の中から抽出する単語抽
出手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明に加え
て、患者のIDを入力するID入力手段と、請求項1に
記載の文書処理手段が所見報告書を作成する毎に、前記
単語抽出手段により抽出された単語および前記ID入力
手段から入力されたIDを1レコードとして累積的に記
憶する所見リスト記憶手段をさらに具えたことを特徴と
する。
【0010】請求項6の発明は、請求項4の発明に加え
て、前記文書処理手段により作成された所見報告書はデ
ータベースに登録可能であって、前記単語抽出手段によ
り抽出された単語を、前記データベースに前記所見報告
書を登録するためのキーワードとして取扱うことを特徴
とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項8の発明に加え
て、前記特定種は属性情報の種類として臓器名および部
位を含むことを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項7の発明に加え
て、症状の程度を示す修飾語について“程度”を属性情
報の種類として与え、前記特定種の中に“程度”を含ま
せることを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、所見内容を入力する入
力手段と、当該入力された所見内容から順次に単語を抽
出する単語抽出手段と、単語および該単語の意味内容を
示す属性を関連付けて記載した用語辞書と、前記単語抽
出手段から抽出された単語に対応する前記属性を前記用
語辞書から抽出する属性抽出手段と、当該抽出された属
性の中の所見に関連する特定属性に対応する単語を前記
単語抽出手段により抽出された単語の中から検出する特
定単語検出手段とを具えたことを特徴とする。
【0014】請求項1の発明では、所見内容をキーボー
ドではなく、音声入力することにより所見作成者の操作
労力を軽減する。
【0015】請求項2の発明では、入力音声の意味内容
を判別することにより、所見報告に関連する単語を検出
することができる。
【0016】請求項3の発明では、音声認識と並行処理
で、属性判別処理が可能となり、高速処理が可能となる
他、用語辞書を、音声パターン、単語、属性で一体化す
ることにより記憶容量の節約が図れる。
【0017】請求項4,6〜8の発明では、臓器名、部
位、程度という所見の内容に関連する属性の種類を容易
することでこれら種類に対応する単語、たとえば
“胃”、“低部”、“著しい”等の単語を抽出できる。
これら抽出された単語は要約書やデータベース登録時の
キーワードとして取扱うことができる。
【0018】請求項5の発明では、患者のIDを付与し
て所見内容に関連する単語をリストアップできるので、
所見リストを保存することで、作成の所見報告書を保存
する必要がなくなる。
【0019】請求項9の発明では、キーボード等からの
入力文字で作成された所見(報告書)から所見に関連す
る単語を抽出できる。
【0020】請求項1の入力手段は、図1のマイク1A
に相当し、音声認識手段はCPU11、音声認識合成装
置12および用語辞書16Aで構成される。文書処理手
段は図6のステップS104の処理を実行するCPU1
1が対応する。
【0021】請求項2の判別手段は、CPU11、音声
認識合成装置12および用語辞書16Aで構成され、図
6のステップS102の処理が判別の処理に対応する。
【0022】請求項3の用語辞書は、用語辞書16Aに
対応する。
【0023】請求項4の単語抽出手段は、所見リスト作
成処理を実行するCPU11が対応する、。
【0024】請求項5のID入力手段は、キーボード3
(マウスにて選択入力可能)に対応する。所見リスト記
憶手段はハードディスク16に対応する。
【0025】請求項9の入力手段は、キーボード3が対
応する。単語抽出手段は所見リスト作成処理を実行する
CPU11が対応する。属性抽出手段および特定単語検
出手段は用語辞書16Aを用いて属性および特定単語を
抽出する処理を実行するCPU11が対応する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0027】図1は本発明を適用した所見作成装置およ
び所見作成装置が作成した所見を保存、検索する所見デ
ータベースシステムを示す。図1において、所見作成装
置10には、ユーザが音声で所見を入力するためのヘッ
ドホン1が接続されている。ヘッドホン1はマイク1A
およびスピーカ1Bを有する。所見作成装置10には、
さらに、所見作成装置10により作成された所見を目視
確認するための表示装置2および作成の所見に対する修
正情報、所見作成に関わる動作指示を入力するキーボー
ド3および表示装置2の表示位置を指示するマウス4が
接続されている。
【0028】所見作成装置10は、以下の構成部がバス
に共通接続されている。CPU11は装置全体のシステ
ム制御を実行する他、ハードディスク16に格納された
所見作成プログラムにより所見を作成する。また、CP
U11がハードディスク16上の登録、検索プログラム
を実行することにより作成された所見をサーバ30上の
所見データベースに登録し、必要に応じてサーバ30の
所見データベースを検索し、所望の所見を取得すること
も可能である。
【0029】音声認識合成装置12はマイク1Aから入
力された音声を音声認識し、単語単位の文字コードに変
更すると共に、文字コードを音声に変換する。この際、
本発明に関わる属性も得られる。スピーカ1Bには音声
信号を出力する衆知のものを使用できる。メモリはRO
MおよびRAMから構成され、システム制御のためのシ
ステムプログラムやCPU11の演算に用いるデータ、
表示装置2に表示するイメージデータを記憶する。
【0030】表示装置インタフェース14は表示装置2
に対してイメージデータを送出する。キーボードマウス
インタフェース15はキーボード3およびマウス4から
入力される情報をCPU11に転送する。ハードディス
ク16には上述のシステムプログラム、所見作成プログ
ラムの他、音声認識、意味判別に関わる用語辞書16A
が格納される。用語辞書の内容を図2に示す。すなわ
ち、音声認識あるいは音声合成に用いる音声の(特徴)
パターンに対応させて、その音声の表記を示す文字コー
ド列と属性情報が1つのレコードとしてまとめられ、複
数レコードで用語辞書16Aを形成する。属性情報は表
記のもつ意味内容の種類を示す情報であり、色、臓器
名、部位(位置)、程度、所見等の種類が用意されてい
る。たとえば単語“胃”は属性が臓器名となる。単語
“赤い”は属性が“色”となる。
【0031】本実施例は、所見を音声で入力することに
加えて、この用語辞書16Aを用いて音声の中から重要
キーワードを抽出し、そのリストを作成することに特徴
がある。
【0032】図1に戻り、通信インタフェース17はL
AN(ローカルエリアネット)信号線20と接続し、C
PU11とサーバ30との間で情報の授受を行う。サー
バ30の上には所見データベースが構築される。所見デ
ータベースは、作成された所見、そのキーワード、所見
報告の対象となった写真等を登録する。
【0033】このようなシステム構成において実行され
る所見作成処理の流れを図4を用いて説明する。ユーザ
はヘッドホン1を装着し、X線写真そのものあるいは表
示装置2に表示されたX線写真イメージを見て、マイク
1Aに対して音声で所見内容を入力する(P1→P
2)。音声認識合成装置12は入力された音声から特徴
音声パターンを抽出し、ハードディスク16上の用語辞
書16Aの中の一致する特徴音声パターンを検出する。
これにより、入力音声が単語(句を含む)単位の文字列
が得られる(P4)。この文字列は音声認識合成装置1
2により音声合成され、スピーカ1Bに再生出力される
(P7)。音声認識合成装置12により得られた文字列
すなわち、認識単語および属性はオペレーションシステ
ム(OS)を介して所見作成プログラム31に渡され
る。キーボード3から入力される情報もオペレーション
システム(OS)を介して所見作成プログラムに引渡さ
れる。
【0034】キーボード3から入力された動作指示に応
じて、CPU11は後述の各種情報処理を実行する。ま
た、上記認識単語を表示装置2の表示画面に表示させる
と共に、認識単語の示す属性が、所見リスト作成に用い
る属性である場合には、より具体的にはCPU11は属
性が上記特定の属性に合致するかを判別し、肯定判定が
得られたときに、この属性を示す単語文字列コードある
いはその識別コードを図3に示すようにリストアップす
る。本例の場合、X線写真を写した患者のID(識別番
号)をキーボード3あるいは音声で与え、ID毎に、所
見の内容の示す単語、たとえば臓器名、部位、所見(症
状)等の属性を持つ単語を文字コードの形態でハードデ
ィスク16上に記憶する(P11→P14)。このよう
にしてリストアップされた単語はデータベースに登録す
る際のキーワードや要約として用いることもできるし、
患者の病状を示すカルテとしても使用できる。
【0035】認識単語は音声から入力される毎に得られ
るので、認識単語を集積してテキスト文書としてハード
ディスク16上に記憶する(P12)。また、キーボー
ド3からの指示で、このテキスト文書を所見報告書とし
て帳票形態で不図示のプリンタから印刷出力する(P1
3)。リストアップされたデータはキーボード3からの
指示で、たとえば、患者ID毎等、統計処理目的に応じ
てデータ集計表にまとめられる(P15)。患者IDは
キーボード3や音声入力すればよい。
【0036】CPU11の処理を図5〜図6を用いてよ
り詳細に説明する。所見作成装置の電源を投入すると、
ハードディスク16上の図5の所見作成プログラムが起
動され、表示装置2の表示画面にメニュー画面が表示さ
れる(ステップS10)。本実施例には以下の処理メニ
ューが用意されている。
【0037】1)所見作成処理:音声入力した所見を表
示し、テキスト文書としてハードディスク16へ記憶さ
せる処理 2)報告書作成処理:テキスト文書を帳票の形態に文書
編集し、印刷する処理 3)データベース登録処理:作成したテキスト文書を所
見データベースに登録する処理 4)その他処理:所見データベースの検索処理、所見リ
ストの印刷処理等 ユーザはマウス4により所見作成処理を選択すると、手
順はステップS20→S30→S100の経路でステッ
プS100の所見作成処理へ移行する。この所見作成処
理の詳細を図6に示す。
【0038】CPU11は音声認識合成装置12を作動
させ、ユーザの音声入力を受付ける(ステップS10
1)。音声認識記憶装置12から認識単語およびこの認
識単語に対応する意味属性を取得する(ステップS10
2)。認識単語についての音声の再生を音声認識合成装
置12に指示し、スピーカ1Bから再生音声を出力する
(ステップS103)。
【0039】認識単語をメモリ13上のテキスト文書の
指示位置(マウス等の指示による)に挿入し、認識単語
を挿入した後のテキスト文書を表示装置2の表示画面に
表示させる。属性についてはメモリ13上のリストのレ
コードの該当する箇所(図3参照)に単語を示す文字列
コードを記憶する(ステップS104)。属性が“程
度”の場合には程度を示す数値や記号を記憶する。
【0040】以下、キーボード3またはマウス4の終了
指示(音声でも可能)があるまで、上述の処理を繰り返
す。
【0041】終了の指示および記憶の指示で、メモリ1
3上のテキスト文書、所見リストのレコードはハードデ
ィスク16上に保存記憶される。なお、所見リストのレ
コードはハードディスク16上の所見リストに追加され
る。
【0042】図7に音声入力の内容と音声認識後の表示
の一例を示す。
【0043】この例では糜爛、壊死などを示すコードが
属性の示す“所見”により所見の欄に書き込まれる。
【0044】また、著しい等の“程度”を表す単語が表
わされた場合、予め用意した変換テーブルを用いて、グ
レードを表す数値や記号に単語の文字列を変換してリス
トのレコードに記入する。
【0045】以上の処理を終了すると、CPU11の実
行手順は図5のメニュー表示処理(ステップS10)に
戻る。ユーザは次に、データベース登録処理を選択する
と、CPU11は作成したテキスト文書およびこのテキ
スト文書に対応する所見リストのレコードをサーバ30
上のデータベースに登録する(ステップS20→S30
→S40→S50→S300)。データベース登録処理
は衆知であり詳細な説明を要しないであろう。このと
き、スキャナなどから読み込んだX線写真イメージとテ
キスト文書とを合体してもよいことは言うまでもない。
【0046】ユーザが報告書を帳票形態で印刷したいと
きはメニュー画面で報告書作成処理を選択する。この選
択に応じてCPU11は帳票スタイルの文書をメモリ1
3上に作成する(ステップS20→S30→S40→S
200)。より具体的には、タイトルや固定情報が記載
されているひな型文書をハードディスク16からメモリ
13上に読出し、次に、作成したテキスト文書の所見部
分をコピーし、ひな型文書中の所定位置に貼付ける。ま
た、患者のIDについては所見リストから取り出して、
ひな型文書中に記載する(図8参照)。以上はCPU1
1により自動処理され、以後、ユーザはワープロ文書と
同じようにキーボード3から修正指示を入力して文書の
編集、修正を行う。
【0047】最後に印刷の指示でCPU11はプリンタ
に報告書を印刷させる。作成した帳票スタイルの文書を
ハードディスク16に再記憶させてもよい。
【0048】ステップS400のその他の処理として
は、データベースの検索処理や所見リストの印刷処理を
実行する。データベース検索については従来からよく知
られている処理手順を用いればよい。たとえば、データ
ベースを構成する1つのデータ、たとえば患者のIDを
キーボード3から入力し、所見作成装置10からこのデ
ータをサーバ30に渡す。サーバ30では与えられたデ
ータを有する全レコードを所見データベースから抽出
し、所見作成装置10に送信する。所見作成装置は受信
したレコードを表示装置2に表示させる。
【0049】所見リストの印刷処理は、従来と文書印刷
と同様の処理で行うことができる。
【0050】以上、述べた実施例の他に、次の例を実施
できる。
【0051】1) 本実施例では、所見作成装置10と
サーバ30とにより所見データベースシステムを構築し
ているが、所見データベースを所見作成装置内に形成
し、単独でデータベース検索を行うようにしてもよい。
このときには上述の所見リストをもデータベースの中に
含めるとこの所見リストを要約書の代りに使用でき、所
見リストを表示させることによってユーザは、複数の患
者の症状を同時に知ることができる。
【0052】2) 本実施例では、X線写真やCTスキ
ャン写真に対する所見を作成する例を示したが、問診に
ついての所見、健康診断の所見を所見作成装置により作
成できる。この場合には、用途や内科、外科などの分科
別の用語辞書16AをCD(コンパクトディスク)に記
載しておき、このCDを交換的に使用して所見を作成す
るとよい。
【0053】また、報告書の書式やデータベースに登録
するデータの書式なども異なるので、これら書式データ
や報告書作成用プログラムをCD上に記載しておくと、
それぞれの用途に応じた報告書を作成でき、カルテなど
も作成できる。
【0054】3) 本実施例では所見内容を音声入力す
る例を示したが、作成された所見報告書をフロッピーデ
ィスク等に記憶しておき、この所見報告書を修正する場
合にも本実施例の特定単語抽出機能を用いることができ
る。この例ではCPU10により所見報告書をメモリ1
3に読み込んだ後、単語を文章から切り出す。CPU1
0はこの単語に合致する単語を用語辞書16Aの中で検
索し、属性を取出す。属性が上記臓器名、部位等特定種
であるかを判別し、肯定判定が得られたときその単語を
メモリ13の所見リスト上に種類別にリストアップす
る。
【0055】このような処理を実行することによりキー
ボード3やフロッピディスク(不図示)から入力した所
見文書についても単語抽出機能を作動できる。なお、こ
の機能の指示は図5のフローにおけるメニュー表示画面
で実行すればよい。なお、この例が請求項9の発明に対
応する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、所見内容をキーボードではなく、音声入力すること
により所見作成者の操作労力を軽減する。
【0057】請求項2の発明では、入力音声の意味内容
を判別することにより、所見報告に関連する単語を検出
することができる。
【0058】請求項3の発明では、音声認識と並行処理
で、属性判別処理が可能となり、高速処理が可能となる
他、用語辞書を、音声パターン、単語、属性で一体化す
ることにより記憶容量の節約が図れる。
【0059】請求項4,6〜8の発明では、臓器名、部
位、程度という所見の内容に関連する属性の種類を容易
することでこれら種類に対応する単語、たとえば
“胃”、“低部”、“著しい”等の単語を抽出できる。
これら抽出された単語は要約書やデータベース登録時の
キーワードとして取扱うことができる。
【0060】請求項5の発明では、患者のIDを付与し
て所見内容に関連する単語をリストアップできるので、
所見リストを保存することで、作成の所見報告書を保存
する必要がなくなる。
【0061】請求項9の発明では、キーボード等からの
入力文字で作成された所見(報告書)から所見に関連す
る単語を抽出できる。
【0062】また、これらの発明により所見報告書に関
わるユーザの操作労力を軽減するだけでなく、キーワー
ドの自動抽出や要約の自動作成の付加機能を所見作成装
置に持たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した所見作成システムのシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】用語辞書16Aの内容を示す説明図である。
【図3】所見リストの内容を示す説明図である。
【図4】本発明実施例の処理内容を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の実施例の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施例の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図7】音声認識の一例を示す説明図である。
【図8】所見報告書の印刷例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッドホン 2 表示装置 3 キーボード 4 マウス 10 所見作成装置 11 CPU 12 音声認識合成装置 13 メモリ 16 ハードディスク 16A 用語辞書

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所見内容を音声で入力する入力手段と、 当該入力された音声を認識する音声認識手段と、 該音声認識手段の認識結果を文書処理して所見報告書を
    作成する文書処理手段とを具えたことを特徴とする所見
    作成装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段から入力された音声の意味
    内容を判別する判別手段をさらに具えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の所見作成装置。
  3. 【請求項3】 前記意味内容の種類を示す属性情報、単
    語および音声パターンを関連付けて記載した用語辞書を
    有し、前記音声認識手段は前記入力手段から入力された
    音声の音声パターンと類似する音声パターンに対応の単
    語を抽出することにより音声認識し、前記判別手段は当
    該音声パターンに対応の属性を抽出することにより意味
    内容を判別することを特徴とする請求項2に記載の所見
    作成装置。
  4. 【請求項4】 前記意味内容の種類を示す属性の中で所
    見に関連する特定種を予め定めておき、前記判別手段に
    より判別された属性の中から当該特定種と合致する属性
    を持つ単語を前記音声認識手段の認識結果の中から抽出
    する単語抽出手段をさらに具えたことを特徴とする請求
    項3に記載の所見作成装置。
  5. 【請求項5】 患者のIDを入力するID入力手段と、
    請求項1に記載の文書処理手段が所見報告書を作成する
    毎に、前記単語抽出手段により抽出された単語および前
    記ID入力手段から入力されたIDを1レコードとして
    累積的に記憶する所見リスト記憶手段をさらに具えたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の所見作成装置。
  6. 【請求項6】 前記文書処理手段により作成された所見
    報告書はデータベースに登録可能であって、前記単語抽
    出手段により抽出された単語を、前記データベースに前
    記所見報告書を登録するためのキーワードとして取扱う
    ことを特徴とする請求項4に記載の所見作成装置。
  7. 【請求項7】 前記特定種は属性情報の種類として臓器
    名および部位を含むことを特徴とする請求項4に記載の
    所見作成装置。
  8. 【請求項8】 症状の程度を示す修飾語について“程
    度”を属性情報の種類として与え、前記特定種の中に
    “程度”を含ませることを特徴とする請求項7に記載の
    所見作成装置。
  9. 【請求項9】 所見内容を入力する入力手段と、 当該入力された所見内容から順次に単語を抽出する単語
    抽出手段と、 単語および該単語の意味内容を示す属性を関連付けて記
    載した用語辞書と、 前記単語抽出手段から抽出された単語に対応する前記属
    性を前記用語辞書から抽出する属性抽出手段と、 当該抽出された属性の中の所見に関連する特定属性に対
    応する単語を前記単語抽出手段により抽出された単語の
    中から検出する特定単語検出手段とを具えたことを特徴
    とする所見作成装置。
JP7262897A 1995-10-11 1995-10-11 所見作成装置 Pending JPH09106428A (ja)

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