JPH09106058A - ケミカルミキサー - Google Patents

ケミカルミキサー

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Publication number
JPH09106058A
JPH09106058A JP7264113A JP26411395A JPH09106058A JP H09106058 A JPH09106058 A JP H09106058A JP 7264113 A JP7264113 A JP 7264113A JP 26411395 A JP26411395 A JP 26411395A JP H09106058 A JPH09106058 A JP H09106058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing agent
chemical mixer
opening
cutting means
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7264113A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Kemizaki
浩児 検見崎
Shinichi Otani
新一 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP7264113A priority Critical patent/JPH09106058A/ja
Publication of JPH09106058A publication Critical patent/JPH09106058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状の開口刃によってパックされた原液容器
の蓋の膜が切片がつながった状態で切られて該容器の開
口を行い、切られた膜の部分が落下する原液によって刃
の内側に垂れ下がり折角開けられた開口部が再び塞がれ
て原液の投入が止まったりする現象を皆無にする。 【構成】 処理剤パックの装着手段と装着された該処理
剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有し、処
理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミキサー
において、前記カッティング手段の筒状開口刃の外周に
落下防止用の返りを設けたことを特徴とするケミカルミ
キサー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は処理剤を溶解し、それを
自動現像機に供給するケミカルミキサーに関する。
【0002】
【従来の技術】ケミカルミキサーは図9の斜視図に示す
ように現像液の原液タンク7と定着液の原液タンク8と
それらを使用状態に希釈して自動現像機に送り込むため
の希釈水を溜める希釈水タンク6とその希釈と自動現象
機への送液のためのポンプ5が設けられている。そして
各原液タンク内の原液が無くならないうちに新しい原液
が供給されるようにしてある。その新しい原液は、図6
の断面図に示すような比較的ハードな注入口であるプラ
スチックの蓋21の部分とそれにつながる容器本体24
にあたるソフトなプラスチック部分とからなる容器20
に入れられ、更にその外側を図9の斜視図に示すような
段ボール製の直方体容器13に収納されていて言わば二
重包装されて処理剤パックを構成している。使用するに
あたっては前記段ボールの指定箇所にあるミシン目を破
いて中から前記注入口である蓋21の部分を図10
(a)に示すように上方に引っ張り出して、更に、図1
0(b)に示すように容器20の首の縊れ部23に補強
板14が差し込まれ、段ボール製の直方体容器13と中
の容器20の蓋21の部分との位置関係が確立される。
それを図10(c)に示すように倒立させてケミカルミ
キサーのカバー15を外してできた所定の装着位置に載
せる。そして図10(d)の斜視図に示すようにカッテ
ィング手段のハンドル10を上方に回すことにより、図
7の断面図に示すようにカッティング手段の筒状の開口
刃30が、蓋21の膜22の部分を突き破り容器内の原
液が開口刃30の先端部からその筒の内部に流入して、
所定のタンクに注入されるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記筒状の開
口刃30によって一旦図6に示すような密封状態の蓋2
1の膜22が切片がつながった状態で切られ、図7に示
すように容器20の開口がなされても、切られた膜22
の部分が落下する原液によって筒状の刃の内側面に弁の
ように垂れ下がり折角開けられた開口部が再び塞がれて
原液の投入が止まったりする。
【0004】また、一度開口した開口刃30がその駆動
ハンドル10や駆動リンクと共に自重によって下がりそ
れによって切られた膜の部分も塞がってしまうことがあ
る。
【0005】これによって原液の原液タンク7又は8へ
の投入が止まったり、投入時間が長く掛かったりした。
また、原液のソフトな容器本体24内への液残りを発生
し、再度、人手によって投入する必要があった。
【0006】本発明はこのような問題点を除去し、途中
で、切られた弁状の膜によって塞がれることなく円滑に
原液投入が果たせるケミカルミキサーを提供することを
課題目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(7)項の何れか1項によって達成される。 (1) 処理剤パックの装着手段と装着された該処理剤
パックの蓋を開口するカッティング手段とを有し、処理
剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミキサーに
おいて、前記カッティング手段の筒状開口刃の外周に落
下防止用の返りを設けたことを特徴とするケミカルミキ
サー。
【0008】(2) 処理剤パックの装着手段と装着さ
れた該処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段と
を有し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカ
ルミキサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口
刃の斜めにそがれた楕円状刃面に差し渡したリブを設け
たことを特徴とするケミカルミキサー。
【0009】(3) 処理剤パックの装着手段と装着さ
れた該処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段と
を有し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカ
ルミキサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口
刃の外周に落下防止用の返りを設けると共に、該開口刃
の斜めにそがれた楕円状刃面に差し渡したリブを設けた
ことを特徴とするケミカルミキサー。
【0010】(4) 処理剤パックの装着手段と装着さ
れた該処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段と
を有し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカ
ルミキサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口
刃が別々の面で斜めにそがれ中間で段差ができて結ばれ
ていることを特徴とするケミカルミキサー。
【0011】(5) 処理剤パックの装着手段と装着さ
れた該処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段と
を有し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカ
ルミキサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口
刃が別々の面で斜めにそがれ中間で段差ができて結ばれ
ていて、且つ、該開口刃の外周に落下防止用の返りを設
けたことを特徴とするケミカルミキサー。
【0012】(6) 処理剤パックの装着手段と装着さ
れた該処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段と
を有し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカ
ルミキサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口
刃の刃面に近い外周面から内周面にかけて少なくとも1
つの穴を貫通させたことを特徴とするケミカルミキサ
ー。
【0013】(7) 処理剤パックの装着手段と装着さ
れた該処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段と
を有し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカ
ルミキサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口
刃の外周に落下防止用の返りを設けると共に、該開口刃
の刃面に近い外周面から内周面にかけて少なくとも1つ
の穴を貫通させたことを特徴とするケミカルミキサー。
【0014】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を作用と共に、
詳細に説明するが、本発明の態様はこれに限定されるも
のではない。
【0015】図1の断面図に示すように、筒状の開口刃
30に返り33を付けることにより、該返り33が膜2
2の切り口22Aに掛かることにより自重で下がること
が無くなり、折角の開口を再度塞いでしまいにくくな
る。しかし他方の膜の切り口22Bはその膜厚が薄かっ
たり、筒状刃の肉厚が薄かったりすると原液の供給落下
により筒状の開口刃30の内部に垂れ下がり原液の供給
を塞ぐ危険性はまだ残る。
【0016】それを更に改良したのが図2の断面図及び
図3の斜視図に示すように筒状の開口刃30に返り33
を設けると共に、上部の斜めにそがれた楕円状の刃面3
6の長径に沿ってリブ32を設けることにより膜の切り
口22Bの垂れ下がりは防がれ容器20より落下投入さ
れる原液は途中邪魔される事なく、刃面36の一部に形
成される開口36Cから円滑に原液タンクの中に溜めら
れてゆく。
【0017】図4の断面図及び図5(a)の斜視図に示
すものは筒状の開口刃30の先端部の斜めにそがれた楕
円状の刃部を略平行な2つの楕円の一部である刃36A
及び36Bで構成し、中間で段差をつけ2段刃としたも
のである。このような構成とすることにより第1の刃3
6Aで切られた膜22の部分は2段刃の第2の上の刃3
6Bの部分に乗っかり供給される原液は流入路を塞がれ
ることなく段差の部分から円滑に原液タンク7又は8の
中に落下流入される。この場合も開口刃30には返り3
3が付けてあることが好ましい。
【0018】また、図5(b)の斜視図に示すように、
開口刃30の刃面36の近くで、該開口刃30の側面3
1に内側面に通じる少なくとも1つの穴34をあけるこ
とにより原液の供給は円滑に行われる。この場合も開口
刃30には返り33が付けてあることが望ましい。
【0019】また、開口刃30がその駆動ハンドルや駆
動リンクと共に自重落下したりすることのない構造、例
えばロック機構を設けるときは返り33を設けることは
不要となる。そしてその場合は、図8に示すようなリブ
32だけの構成や図4の断面図及び図5(a)の斜視図
に示す2段刃や図5(b)の斜視図に示す穴34を設け
た筒状の開口刃の構成だけにより十分に円滑な原液の流
入が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明により、筒状の開口刃によってパ
ックされた原液の容器の蓋の膜が切片がつながった状態
で切られて該容器の開口がなされ、切られた膜の部分が
落下する原液によって刃の内側に垂れ下がり折角開けら
れた開口部が再び塞がれて原液の投入が止まったりする
現象が皆無になった。
【0021】また、一度開口した開口刃がその駆動ハン
ドルや駆動リンクと共に自重によって下がりそれによっ
て切られた膜の部分も塞がってしまう現象もなくなり、
ケミカルミキサーへ供給する原液の投入が、円滑に安定
して行われるようになった。
【0022】これにより、ケミカルミキサーヘの原液投
入作業が途中でストップして人手によりパックの容器内
に残された原液を再び移し込んだりする従来の面倒な作
業を廃止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いる開口刃と容器蓋との
関係を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例に用いる開口刃と容器蓋との
関係を示す断面図。
【図3】本発明の一実施例に用いる開口刃の斜視図。
【図4】本発明の一実施例に用いる開口刃と容器蓋との
関係を示す断面図。
【図5】本発明の一実施例に用いる開口刃を2段刃にし
たものの斜視図と、開口刃の側面に貫通穴を施したもの
の斜視図。
【図6】本発明の一実施例に用いる原液の容器蓋を示す
断面図。
【図7】従来のケミカルミキサーに用いる開口刃と容器
蓋との関係を示す断面図。
【図8】本発明の一実施例に用いる開口刃と容器蓋との
関係を示す断面図。
【図9】ケミカルミキサーと処理剤パックを示す斜視
図。
【図10】ケミカルミキサーに処理剤パックを装填する
各段階の状態を示す図。
【符号の説明】
1 ケミカルミキサー 5 ポンプ 6 希釈水タンク 7,8 原液タンク 10 カッターハンドル 13 段ボール製の直方体容器 14 補強板 21 蓋 22 膜 24 容器 30 開口刃 31 外周面 32 リブ 33 返り 34 穴 36 刃面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃の
    外周に落下防止用の返りを設けたことを特徴とするケミ
    カルミキサー。
  2. 【請求項2】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃の
    斜めにそがれた楕円状刃面に差し渡したリブを設けたこ
    とを特徴とするケミカルミキサー。
  3. 【請求項3】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃の
    外周に落下防止用の返りを設けると共に、該開口刃の斜
    めにそがれた楕円状刃面に差し渡したリブを設けたこと
    を特徴とするケミカルミキサー。
  4. 【請求項4】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃が
    別々の面で斜めにそがれ中間で段差ができて結ばれてい
    ることを特徴とするケミカルミキサー。
  5. 【請求項5】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃が
    別々の面で斜めにそがれ中間で段差ができて結ばれてい
    て、且つ、該開口刃の外周に落下防止用の返りを設けた
    ことを特徴とするケミカルミキサー。
  6. 【請求項6】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃の
    刃面に近い外周面から内周面にかけて少なくとも1つの
    穴を貫通させたことを特徴とするケミカルミキサー。
  7. 【請求項7】 処理剤パックの装着手段と装着された該
    処理剤パックの蓋を開口するカッティング手段とを有
    し、処理剤を溶解して自動現像機に供給するケミカルミ
    キサーにおいて、前記カッティング手段の筒状開口刃の
    外周に落下防止用の返りを設けると共に、該開口刃の刃
    面に近い外周面から内周面にかけて少なくとも1つの穴
    を貫通させたことを特徴とするケミカルミキサー。
JP7264113A 1995-10-12 1995-10-12 ケミカルミキサー Pending JPH09106058A (ja)

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JP7264113A JPH09106058A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 ケミカルミキサー

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JP7264113A JPH09106058A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 ケミカルミキサー

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JPH09106058A true JPH09106058A (ja) 1997-04-22

Family

ID=17398684

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7264113A Pending JPH09106058A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 ケミカルミキサー

Country Status (1)

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JP (1) JPH09106058A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051426A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Fujifilm Corp 消毒装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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