JPH09104135A - テーププリンタ - Google Patents

テーププリンタ

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JPH09104135A
JPH09104135A JP26183395A JP26183395A JPH09104135A JP H09104135 A JPH09104135 A JP H09104135A JP 26183395 A JP26183395 A JP 26183395A JP 26183395 A JP26183395 A JP 26183395A JP H09104135 A JPH09104135 A JP H09104135A
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JP26183395A
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Toshiyuki Kano
利行 狩野
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Priority to US08/893,240 priority patent/US5855441A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーソル操作の迅速なテーププリンタの開示 【解決手段】 複数個の文字列からなるブロックが,隣
り合うブロック同士の区切り記号を介在させてユーザー
ズメモリ15に複数個保持されると共に,このユーザー
ズメモリ15に保持されているブロックを表示する液晶
表示部3に,ユーザーズメモリ15に保持されたブロッ
クのうちの少なくとも1のブロックと,区切り記号P
と,カーソルKとが表示されるテーププリンタにおい
て,キーボード2は,ユーザーズメモリ15に保持され
た複数個のブロックごとにカーソルKを移動するカーソ
ルのジャンプキー22a,22bを有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ラベルやテープ等のよ
うにプリントされた断片を形成可能なテーププリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から,送配電設備の配電盤などの個
々の端子に,定められた電線を誤りなく接続するため
に,端子と電線との両者にそれぞれにラベルなどを設け
ておき,接続の際の照合手段とすることが知られてい
る。
【0003】近時,このような照合のために,剥離紙付
きの粘着テープや電線用チューブに文字や記号等を印字
してラベルを形成するテーププリンタが市販されてい
る。
【0004】この種のテーププリンタは,粘着テープや
電線用チューブのカセットと,インクリボン及びサーマ
ルヘッドからなる印字装置と,テープ及びインクリボン
の走行制御ならびにサーマルヘッドの発熱制御を行う印
字制御装置と,印字制御装置に命令及びデータを入力す
るキーボードと,キーボードから入力された文字列を表
示する液晶表示部とを備えている。
【0005】このテーププリンタは,ラベルの長手方向
の長さ及び幅と,1枚のラベル内に印字する文字列の長
さとを設定可能であり,剥離紙テープ或いは電線被覆チ
ューブに,ラベルごとの連続番号を印字したり,一定ピ
ッチで印字できるようになっている。また,このテープ
プリンタは,ラベルへの印字文字列の書式を設定するモ
ードにおいて,ラベルの長手方向の長さ,1枚のラベル
に印字される文字列の長さ,文字サイズ,書体,印字行
数,印字回数等を設定することにより,同一文字データ
が設定回数印字される。また,文字列の中に数字が印字
される場合,ラベルの順番の増減に対応して印字される
数字が増減するように書式設定できるようになってお
り,この書式設定後に文字データを入力すると,ラベル
の印字順番に対応して印字文字列に連番が印字される。
【0006】テーププリンタの液晶表示部は,表示され
る文字列が5〜10文字程度の大きさであって,キーボ
ードからの入力される文字が増えるにつれて,前に入力
された文字は液晶表示部の右側から左側に移動してゆく
ようになっており,入力文字の数が液晶表示部の表示限
界を超えると,前に入力された文字は液晶表示部の左側
の枠から消えてゆき,次々と新しい文字を液晶表示部の
右側に入力できるようになっている。一方,カーソルを
液晶表示部の左側の枠に移動させると,次々と先に入力
した文字列が表れてくる
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで,多数のラベ
ルへの文字入力作業を行う場合,先に入力したラベルの
文字列ブロックの内容を確認したり,すでに使用してい
る文字列のブロックを検索する必要が生ずる。
【0008】このような場合,従来のテーププリンタで
は,カーソルを液晶表示部の左側の縁に移動させれば,
先に入力した文字列が一文字ずつ表れるが,ブロックの
数が30〜100等の多数に及ぶと,なかなか目的とす
るラベルにカーソルを移動できなかったり,途中のブロ
ックから最後尾のブロックにカーソルを移動させるのに
時間がかかったり,カーソルが位置するブロックの順位
が不明になるという不具合がある。
【0009】本発明のテーププリンタは,このような問
題に着目したものであり,カーソルのブロック間の移動
をより早く俊敏に行うことを可能にすると共に,カーソ
ルを移動させた時にカーソルの位置するブロックの順位
を確認できて,検索,編集等の操作性を向上させること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに,本発明の請求項1のテーププリンタは,複数個の
文字列からなるブロックが,隣り合う文字列のブロック
同士の区切り記号を介在させて内部メモリに複数個保持
されると共に,この内部メモリに保持されているブロッ
クを表示する表示部に,前記内部メモリに保持されたブ
ロックのうちの少なくとも1のブロックと,前記区切り
記号と,キーボードの文字の入力位置を示すカーソルと
が表示されるテーププリンタにおいて,前記キーボード
は,前記内部メモリに保持された複数個のブロックごと
にカーソルを移動するカーソルの早送り手段を有するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項1のテーププリンタによれば,ブロ
ックごとにカーソルを移動させるので,先に入力したブ
ロックの読み出し,ならびに,その後の後側のブロック
へのカーソルの移動が俊敏に行え,操作性が向上する。
【0012】また,本発明の請求項2のテーププリンタ
は,請求項1のテーププリンタにおいて,前記キーボー
ドは,前記内部メモリに保持された複数個のブロックの
順位又は文字列の何れかを指定して,この指定された順
位又は文字列を有するブロックにカーソルを早送りする
指定手段を有することを特徴とする。
【0013】請求項2のテーププリンタによれば,複数
個のブロックのうち順位又は文字列の何れかを指定して
カーソルを早送りするので,所望の順位又は文字列を有
するブロックに即座に移動できる。
【0014】さらに,請求項3のテーププリンタは,請
求項1又は請求項2の何れかのテーププリンタにおい
て,前記表示部に前記カーソルが位置する文字列のブロ
ックの順位を表示する順位表示部が設けられていること
を特徴とする。
【0015】請求項3のテーププリンタによれば,カー
ソルが位置するブロックの順位を常時確認できる。
【0016】
【実施の形態】以下,この発明の実施形態のテーププリ
ンタを図面に基づいて説明する。
【0017】図7は,この実施形態のテーププリンタの
外観を示す。このテーププリンタ1は,キーボード2及
び液晶表示部3が外装ケース4に一体に形成されてお
り,外装ケース4の右側上部に印字部5が設けられてい
る。印字部5には,テープカセット6とインクリボンカ
セット7とが設けられている。テープカセット6のテー
プ6aとインクリボン7aはサーマルヘッド8とプラテ
ンローラ9との間に案内されている。インクリボン7a
の側にはサーマルヘッド8が配設され,テープ6a側に
はプラテンローラ9が配設されている。サーマルヘッド
8とプラテンローラ9の下流側には,テープカッター部
10が配設されている。
【0018】テーププリンタ1の電源は電池,外部電力
の選択が可能であり,ケース4内には,後述する印字制
御部,インターフェース,モータドライバ回路,モー
タ,駆動機構,電源その他が配設されている。
【0019】テープ6はここでは,シリコンペーパなど
の剥離紙上に粘着剤を介してラベル用の紙が貼り付けら
れたもので,ラベル用の紙部分のみに切り込みが形成さ
れるが,ラベルを形成するための印字対象としては,テ
ープカセットに収納された剥離紙付き粘着テープや,チ
ューブカセットに収納された電線用チューブがある。な
お,予めラベル状に形成されたラベルを一定ピッチで剥
離紙に貼り付けたラベル紙であってもよい。
【0020】テープカセット6或いは電線用のチューブ
カセットのカセット本体には,内蔵するテープやチュー
ブの種類や幅などの識別情報を表す識別穴,識別コー
ド,ラベル等の識別手段が記録されている。テーププリ
ンタ1のカセットホルダー部には,リミットスイッチや
ホトセンサなどによってカセット本体の識別手段を読み
取るカセット識別センサ11が設けられている。テープ
カッター部10では剥離紙上のラベル用の紙のみを切る
ハーフカットを行うこともできる。12はインクリボン
7aの巻取り軸である。
【0021】テーププリンタ1のCPU13は例えば1
6ビットのマイクロコンピュータで構成され,このCP
U13には,図1に示すように,オペレーションシステ
ムやラベル形成用のメインプログラム並びにメインプロ
グラムを自動的に立ち上げる自動実行プログラムを記憶
するROM14とともに,メインプログラム及び読み込
んだファイルデータ或いはキーボード2からの入力操作
中のデータ等を保持するユーザーズメモリ15(内部メ
モリ)や,文字・数字・記号・図形・特殊記号等を記憶
した辞書メモリ16が備えられている。
【0022】更に,CPU13には,作成した多数のラ
ベルについて,一つのラベルに関して印字される文字列
及び印字書式をファイルデータとして記憶する外部メモ
リ17がインターフェース17aを介して接続されてい
る。この実施の形態では,CPU13と,ROM14,
ユーザーズメモリ15,辞書メモリ16とによって印字
制御部18が構成されている。
【0023】CPU14への入力手段としては,インタ
ーフェース19を介してキーボード2と,インターフェ
ース11aを介してカセット識別センサ11とがCPU
13に接続されている。CPU14には,出力手段とし
て,液晶表示部3,テープ送りモータ20,サーマルヘ
ッド8,テープカッタ10が,それぞれ表示部ドライバ
回路3a,テープモータドライバ回路20a,ヘッドド
ライバ回路8a,テープカッタドライバ回路10aを介
して接続されている。なお,これらの表示部ドライバ回
路3a,テープモータドライバ回路20a,ヘッドドラ
イバ回路8a,テープカッタドライバ回路10aはCP
U13との信号の入出力のためのインターフェースを備
えている。
【0024】テーププリンタ1は,電源への接続とメイ
ンスイッチのオンにより,ROM14のラベル形成用の
メインプログラムが自動的にユーザーズメモリ15に読
み出されて立ち上がる。このメインプログラムは,印字
するラベルの文字列を入力する入力モードと,外部メモ
リ17とユーザーズメモリ15(内部メモリ)との間で
文字列データファイルを入出力するファイル管理モード
と,ユーザーズメモリ15に記憶された入力文字を印字
する印字モードと,入力文字の書式設定モードとを有し
ている。
【0025】入力モードには,予め1枚のラベルの大き
さ,印字文字の大きさ,1枚のラベル内の文字列の数,
1枚のラベル内の印字範囲並びに印字位置に関して標準
書式が設定されており,テーププリンタ1は,立ち上が
り後すぐに標準書式の入力モードになる。入力モード
は,ファンクションキーやその他のコントロールキー2
aにより,ファイル管理モード,印字モード,書式設定
モードに変更でき,標準書式は文字入力後に書式変更も
出来るようになっている。
【0026】入力モードにおいては,図2(a)に示す
ように,標準書式或いは変更された書式に基づいて,キ
ーボード2の文字キー2bから入力された文字列のブロ
ック(例えばA10,A12,A13…)と,隣り合う
ブロック(例えば,A12とA13)同士の区切り記号
Pと,当該文字列の書式がユーザーズメモリ15に一時
的に記憶される。
【0027】この実施形態では,液晶表示部3には2個
のブロックの文字列とが表示され,区切り記号Pは文字
列のブロックの前に表示される。液晶表示部3には,図
2(a)〜図4(b)に示すように,液晶表示部3にブ
ロックの順位表示部Mが設けられ,ユーザーズメモリ1
5に保持・記憶された文字データのうちカーソルKで指
摘された文字データが表示され,カーソルKと,隣り合
う文字列のブロック同士を区切る区切り記号Pと,カー
ソルが位置する文字列のブロックの順位とが表示され
る。
【0028】ブロック順位は,図2(a)に示すよう
に,カーソルKの位置する文字列例えば「A13」のブ
ロックの記憶された順位(例えば28)がブロック順位
として順位表示部Mに表示され,カーソルKが一つ前の
ブロックに移動すれば,図2(b)に示すように,順位
表示部Mには(27)が表示され,カーソルKが一つ後
のブロックに移動すれば,図2(c)に示すように,順
位表示部Mには(29)が表示される。
【0029】キーボード2には,例えばJISコード又
はASCIIコード等に基づくシフトキーやエスケープ
キー等のようなコントルールキー2aと,アルファベッ
トや数字の文字キー2b等のいわゆるパーソナルコンピ
ュータ等に設けられている操作キーが設けられている。
【0030】このキーボード2には,一文字ごとにカー
ソルを移動させるカーソル移動キーのほかに,文字列ブ
ロック間の区切り記号Pnを基準点として,一つ前の区
切り記号Pn-1,或いは一つ後の区切り記号Pn+1の何れ
かにカーソルKを移動させるジャンプキー22a,22
b(カーソルの早送り手段)と,カーソルKを特定のブ
ロックにジャンプさせるためにブロックを指定するブロ
ック指定キー23(指定手段)とが設けられている。
【0031】なお,ここで区切り記号Pの添字のnの値
は,ユーザーズメモリ15に保持されている文字列のブ
ロックの順位番号であって順位表示部Mに表示される番
号であり,ラベルに印字される数値(例えばA01,A
02…)の番号とは必ずしも一致しない。
【0032】ここで,ブロック間のカーソルジャンプモ
ードの表示状態及び流れ図を図2(a),(b),
(c)並びに図5に基づいて説明する。このブロック間
のカーソルジャンプモード並びに後述する順位指定又は
文字列指定のカーソルジャンプモードは,文字入力モー
ド下で行われ,それぞれのカーソルジャンプモードが終
了すると再び文字入力モードに戻る。
【0033】文の先頭方向へ戻るカーソルのジャンプキ
ー22aを入力すると(S.1),液晶表示部3の左側
に区切り記号Pn-1が存在するかどうか検索し(S.
2),区切り記号Pn-1が存在しなければ(S.3),
ジャンプ処理は終了する(S.5)。液晶表示部3の左
側に区切り記号Pn-1が存在すれば(S.3),図2
(b)に示すように,その区切り記号Pn-1にカーソル
Kを移動し,そのブロックの文字列と順位表示部Mに順
位番号を表示して(S.4),処理を終了する(S.
5)。
【0034】文の後方へ戻るカーソルジャンプキー22
bを入力すると(S.1),液晶表示部3の左側に区切
り記号Pn+1が存在するかどうか検索し(S.2),区
切り記号Pn+1が存在しなければ(S.3),ジャンプ
処理は終了する(S.5)。液晶表示部3の左側に区切
り記号Pn+1が存在すれば(S.3),図2(c)に示
すように,その区切り記号Pn+1にカーソルKを移動
し,そのブロックの文字列及び順位番号を表示(S.
4)して終了する(S.5)。
【0035】なお,この実施の形態では,文字列の先頭
方向或いは後尾方向にカーソルKを移動する場合に,カ
ーソルKの停止位置は区切り記号Pに停止するが,文字
列の下に停止しても良い。また,カーソルKのジャンプ
は,1個の区切り記号Pごとに行うことに限らず,カー
ソルジャンプキー22a又は22bの何れかを押し続け
ることにより,2個或いはそれ以上の所望の個数でジャ
ンプさせても良い。このような,カーソルKのジャンプ
を行うことにより,文字の検索・修正操作を行うことが
できる。
【0036】次に,順位指定又は文字列指定のカーソル
ジャンプモードについて説明する。
【0037】このテーププリンタ1は,前述のジャンプ
モードのほかに,指定順位のブロック又は特定の文字列
を含むブロックへカーソルKを移動させるブロック指定
モードを有する。この順位指定又は文字列指定のカーソ
ルジャンプモードは,ジャンプキー22a,22bの何
れかのキー操作と組み合わせて行って(例えば,ジャン
プキー22a,22bの何れかを押しつつブロック指定
キー23を押す)もよいが,操作の平易さ及び俊敏性か
らすると,ブロックのジャンプモードから独立したモー
ドでもよい。この実施の形態では,前述のブロックのジ
ャンプモードとは独立したモードで構成されている。
【0038】液晶表示部3の表示状態が図3(a)に示
す状態にあるとき,図6の流れ図に示すように,ブロッ
ク指定キー23を押すと(S.6),図3(b)に示す
ように,液晶表示部3に特定の順位のブロックに移動す
るか,又は特定の文字列のブロックに移動するかの選択
表示が表れる(S.7)。この選択操作は,例えば,キ
ーボード2のキーのうち,文字列の1文字づつカーソル
Kを移動させるキーの前後操作により行う。
【0039】ここで,カーソルKを特定順位のブロック
の区切り記号Pnにジャンプさせる順位選択モードを選
択すると(S.8),液晶表示部3の文字枠3aがブロ
ック番号の指定欄Aに移動し,区切り記号Pnのnの順
位番号を入力するモードとなる(S.9)。キーボード
2の文字キー2bにより指定欄Aに所望の数値(例えば
16)を入力して実行キーを押すと,ユーザーズメモリ
15に保持された入力順位(16番目)の文字列のブロ
ックの検索を行う(S.10)。該当する順位のブロッ
クがあれば(S.11),図3(c)に示すように,当
該順位のブロックにカーソルKが移動して該当ブロック
及び順位番号(16)を表示して(S.15),順位選
択モードは解除され,文字入力モードに戻る(S.1
7)。ステップ11で該当順位のブロックがなければ,
該当ブロックなしの表示を液晶表示部3に表示して
(S.16),順位選択モードは解除されて文字入力モ
ードに戻る(S.17)。
【0040】ステップ8の選択において,前述のキー操
作によりカーソルKを特定の文字列のブロックにジャン
プさせる文字列選択モードを選択すると,文字列を検索
するモードとなる(S.12)。キーボード2の文字キ
ー2bにより,図4(a)に示すように,所望の文字列
(例えばC01)を文字列記入欄Bに入力して実行キー
を押すと,ユーザーズメモリ15に保持された文字列の
うち指定された文字列(C01)の検索を行う(S.1
3)。この検索において該当する文字列のブロックがあ
れば(S.14),図4(b)に示すように,当該順位
のブロックにカーソルKが移動して該当文字列を表示す
ると共に,その文字列のブロックの順位番号(例えば5
0)を順位表示部Mに表示する(S.15)。ステップ
13の検索において,該当する文字列のブロックがなけ
れば(S.14),該当ブロックなしの表示を液晶表示
部3に表示して(S.16),文字列選択モードは解除
され,文字入力モードに戻る(S.17)。
【0041】この実施の形態では,カーソルジャンプキ
ー22a,22b及びブロック指定キー23とを独立し
てキーボード2に設けたが,キーボード2中のキーの組
み合わせ,例えば,シフトキーと文字キー2bの何れか
の組み合わせ,或いはエスケープキーなどの各種モード
選択キーとの組み合わせにより,カーソルKのジャンプ
移動を行っても良い。ただし,この実施の形態のテープ
プリンターのように,専門のジャンプキー22a,22
b,23を設定しているほうが,編集モードの変換と選
択操作を要しないので,カーソルKのジャンプ操作が早
く,使用しやすい。
【0042】書式設定モードは,コントロールキー2a
中のファンクションキー或いはキーボード2のキー操作
により行われ,液晶表示部7に設定メニューが表示され
る。書式設定モードでは,ラベルの種類,ラベル長,ラ
ベルの幅,ラベルに印字する文字の大きさ,1ラベル中
に印字する文字列ブロックの文字数,ラベルにおける文
字列の印字位置・印字行数,文字列の間隔,ラベルの連
続印刷,連番印刷,印字部数などが設定可能になってい
るが,メインプログラムに標準書式が予め設定されてい
る。
【0043】例えば,標準書式においては,標準的ラベ
ルの大きさを幅11mm,長さ20mmとすると,この
標準的なラベル中における文字列行数1行,文字列10
字,文字の大きさ10ポイント等が予め設定されてお
り,この標準的なモードによって印字されるようになっ
ている。もちろん,この書式設定モードは,カセット識
別センサ11によって識別されるラベルの大きさに基づ
いて自由に設定できると共に,一つのテープ或いは電線
用チューブにおいて,多数のラベルが印字される場合
に,印字されるテープ,チューブなどが同じ場合に,ラ
ベル長や文字列長,印字位置等が異なる複数種類の書式
を設定して,ラベルの順番によって書式を変えることが
できるようになっている。設定された書式及び文字デー
タ等はユーザーズメモリ15に格納される。これらの書
式設定を頻繁に行うために,ラベル長や文字列長,印字
位置等の書式変更専用のキーを設けても良い。
【0044】印字モードでは,何枚目から何枚目までの
印字するかというラベルの指定,印字部数,印字するラ
ベルの初期値,ラベルの境界線上に縦線を印刷する境界
線印刷,テープ6aのカットの有無,或いは剥離紙付き
粘着テープの粘着テープのみを切断するハーフカットの
有無等を設定できる。
【0045】キーボード2のコントロールキー2aの操
作により印字モードを選択して印字を実行すると,印字
部5のテープ6aとインクリボン7aとが同期走行して
サーマルヘッド8とプラテンローラ9の間に送られ,ユ
ーザーズメモリ15に保持されたラベルの文字列がテー
プ6aに印字される。なお,印字モードにおいて,境界
線表示やカット又はハーフカット等が選択されている
と,テープ6aに印字された後に,カッター部10にお
いてテープ6aのカット又はハーフカット或いは縦線印
刷がなされる。
【0046】印刷実行において,CPU13は,テープ
送りモータ20及びインクリボン送りモータを同期走行
させるためのモータドライバ回路9,ヘッドドライバ回
路12を介して,テープ6a及びインクリボン7aの送
り制御ならびにサーマルヘッド9の発熱制御を行う。印
字モードにおいては,テープ6a或いは電線用チューブ
とインクリボン7aとが同期して送られると共に,ヘッ
ドドライバ回路8aによりサーマルヘッド8の発熱素子
が発熱制御される。なお,サーマルヘッド8の発熱素子
はテープ6aの幅方向に並んでおり,テープ6aとイン
クリボン7aの送り速度に対応して文字列を印字する。
インクリボン7aからテープ6aに熱転写される文字
は,この実施形態では記号,外字記号,図形,画像,網
掛けなどの制御データ等を含まれる。なお,サーマルヘ
ッドの代わりにインクジェット式ヘッドや,ワイヤドッ
ト式ヘッド等で印字しても良い。
【0047】印字後には,印字モードにて設定されたと
おり,テープ6a或いは電線用チューブなどを所定の切
断位置で切断し,又は切断しない。ラベルの印字におい
て,ハーフカットモードを選択した場合には,CPU1
3がカッタドライバ回路10aを制御してテープ6aの
粘着紙部分を切断し,剥離紙部分は切断しない。ハーフ
カットによりテープ6a或いは電線用チューブがラベル
として分離されるので,電線端部への装着作業を容易に
行える。
【0048】なお,本発明のラベル印字装置は,上述し
た一実施形態のテーププリンタに限定されるものではな
く,印字制御部の構成は種々の改変が可能であるが,本
発明の主要構成を有する限り,それらにも及ぶものであ
ることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1のテーププリンタによ
れば,文字列の入力操作において,文字列のブロックの
区切り記号ごとにカーソルを移動させるので,先に入力
したブロックの読み出し,ならびに,その後の後側のブ
ロックへのカーソルの移動が俊敏に行え,検索,編集等
の操作性を向上させることができる。
【0050】また,本発明の請求項2のテーププリンタ
のように,内部メモリに保持された複数個の文字列のブ
ロックを指定して,この指定したブロックにカーソルを
早送りする指定手段を設け,ブロックを指定してカーソ
ルを早送りすると,所望の順位又は文字列を有するブロ
ックを即座に確認出来る。
【0051】請求項3のテーププリンタのように,請求
項1又は請求項2の何れかのテーププリンタにおいて,
表示部に前記カーソルが位置する文字列のブロックの順
位を表示する順位表示部が設けられていると,カーソル
が位置するブロックの順位を常時確認でき,操作性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態にかかるテーププリンタ
のブロック回路図
【図2】図2(a)は液晶表示部に表示される文字列の
ブロックとカーソルの説明図 図2(b)は(a)のカーソルを前方向に1ブロック移
動させた状態の説明図 図2(c)は(a)のカーソルを後方向に1ブロック移
動させた状態の説明図
【図3】図3(a)はブロック指定キーの指定ブロック
にジャンプさせる前の液晶表示部の表示例 図3(b)はブロック指定キーをオンさせて順位を入力
したときの液晶表示部の表示例 図3(c)はブロック指定キーの指定ブロックにジャン
プさせたときの液晶表示部の表示例
【図4】図4(a)はブロック指定キーをオンさせて,
検索文字を指定したときの液晶表示部の表示例 図4(b)はブロック指定キーの指定検索文字にジャン
プさせたときの液晶表示部の表示例
【図5】カーソル早送りモードにおけるプログラムの流
れ図
【図6】カーソル早送りモードであってブロック順位指
定におけるプログラムの流れ図
【図7】本発明の実施の形態におけるテーププリンタの
外観構成を示す図
【符号の説明】
1 テーププリンタ 2 キーボード 3 液晶表示部 4 外装ケース 5 印字部 6 テープカセット 7 インクリボンカセット 8 サーマルヘッド 9 プラテンローラ 10 テープカッタ 13 CPU 14 ROM 15 ユーザーズメモリ(内部メモリ) 17 外部メモリ 22a 左ジャンプキー 22B 右ジャンプキー 23 ブロック指定キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の文字列からなるブロックが,隣り
    合うブロック同士の区切り記号を介在させて内部メモリ
    に複数個保持されると共に,この内部メモリに保持され
    ているブロックを表示する表示部に,前記内部メモリに
    保持されたブロックのうちの少なくとも1のブロック
    と,前記区切り記号と,キーボードの文字の入力位置を
    示すカーソルとが表示されるテーププリンタにおいて,
    前記キーボードは,前記内部メモリに保持された複数個
    のブロックごとにカーソルを移動するカーソルの早送り
    手段を有することを特徴とするテーププリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1のテーププリンタにおいて,前記
    キーボードは,前記内部メモリに保持された複数個のブ
    ロックの順位又は文字列の何れかを指定して,この指定
    された順位又は文字列を有するブロックにカーソルを早
    送りする指定手段を有することを特徴とするテーププリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2の何れかのテーププ
    リンタにおいて,前記表示部に前記カーソルが位置する
    文字列のブロックの順位を表示する順位表示部が設けら
    れていることを特徴とするテーププリンタ。
JP26183395A 1995-10-09 1995-10-09 テーププリンタ Pending JPH09104135A (ja)

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JP26183395A JPH09104135A (ja) 1995-10-09 1995-10-09 テーププリンタ
EP96116080A EP0768611A3 (en) 1995-10-09 1996-10-08 Tape printer
KR1019960044687A KR100395480B1 (ko) 1995-10-09 1996-10-09 테이프 프린터
US08/728,064 US5871293A (en) 1995-10-09 1996-10-09 Tape printer
US08/893,235 US5833379A (en) 1995-10-09 1997-07-15 Tape printer having a display
US08/893,240 US5855441A (en) 1995-10-09 1997-07-15 Tape printer

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004085162A1 (ja) * 2003-03-27 2004-10-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 印刷制御装置及び印刷制御プログラム
JP2014065195A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Brother Ind Ltd 印字装置
JP2016190364A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ブラザー工業株式会社 印刷装置

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