JPH09104100A - 印刷胴の仮保持装置 - Google Patents

印刷胴の仮保持装置

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JPH09104100A
JPH09104100A JP7263908A JP26390895A JPH09104100A JP H09104100 A JPH09104100 A JP H09104100A JP 7263908 A JP7263908 A JP 7263908A JP 26390895 A JP26390895 A JP 26390895A JP H09104100 A JPH09104100 A JP H09104100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
cylinder
shaft
support
holding device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7263908A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takamatsu
浩 高松
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Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
Application filed by Komori Corp filed Critical Komori Corp
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Publication of JPH09104100A publication Critical patent/JPH09104100A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なくコストダウンや省スペース
が図れる印刷胴の仮保持装置を提供する。 【解決手段】 印刷機のギヤ側フレーム1と操作側フレ
ーム2に架設された上ゴム胴3Aと下ゴム胴3Bとの軸
端を上方から押さえ付け得る第1及び第2支持レバー8
A,8Bをそれぞれ設けると共に、これらを駆動する第
1及び第2駆動レバー12A,12Bにそれぞれ係合す
る第1及び第2ベルクランク15A,15B間をバック
ル21で連結し、第2ベルクランク15Bに結合した一
つのエアシリンダ19で前記第1及び第2支持レバー8
A,8Bを連動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット輪転印
刷機における版胴やゴム胴等印刷胴の仮保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印刷胴のスリーブ交換の際には、印刷胴
の一端側をギヤ側フレームに片持ちで保持し得るように
してから他端側を操作側フレームから開放するようにな
っている。この場合の仮保持装置として、従来、特開昭
63−207648号公報や米国特許 5,237,920号公報
に開示されたものがある。
【0003】前者は、印刷装置側壁に併設された駆動ケ
ーシングの前,後両側壁間に、印刷胴のジャーナルと直
交するようにして、補助軸が偏心軸受により一方のジャ
ーナルに対し進退自在に架設され、スリーブの交換の際
には補助軸をジャーナルに対し前進させて上方から押し
当てることで、印刷胴を片持ち支持するものである。
【0004】後者は、印刷機の一方側壁に支持されたシ
リンダによりトグル部材及びターンバックルを介して回
転アームを駆動し、この回転アームの先端でシリンダの
一方のロッドを上方から押さえつけることで、シリンダ
を片持ち支持するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者にあっ
ては、補助軸の前進位置での固定及び固定解除の操作に
手間と時間が掛かり、作業効率の面で問題があった。一
方、後者にあっては、前者と違って作業効率の面で問題
はないが、シリンダ毎に独立して回転アームの駆動機構
を設けることから、部品点数の増大でコストや設置スペ
ースの面で問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、部品点数が少な
くコストダウンや省スペースが図れる印刷胴の仮保持装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る印刷胴の仮保持装置は、印刷機の左,右
両フレーム間に架設された複数の印刷胴の一端側をフレ
ームに対して一時的に支持する印刷胴の仮保持装置であ
って、前記各印刷胴の軸端に必要時に係合してそれぞれ
個別に支持し得る複数の支持装置と、これら複数の支持
装置を一つの駆動手段で連動させるための連動機構とを
備えたことを特徴とする。前記構成によれば、一つの駆
動手段で複数の印刷胴が支持される。
【0008】また、印刷機の左,右両フレーム間に架設
された複数の印刷胴の一端側をフレームに対して一時的
に支持する印刷胴の仮保持装置であって、前記各印刷胴
の軸端に必要時に係合してそれぞれ個別に支持し得る複
数の支持装置と、これら複数の支持装置を一つの駆動手
段で連動させるための連動機構と、前記支持装置による
各印刷胴の支持状態を調整し得る調整機構とを備えたこ
とを特徴とする。前記構成によれば、一つの駆動手段で
複数の印刷胴が支持されると共に、その支持状態が装置
周りで調整可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本仮保持装置の展
開平面図、図2は図1のA矢視図、図3は同じく図1の
B矢視図、図4はスリーブ交換時の作用説明図、図5は
装置調整時の作用説明図である。
【0010】図1〜図4に示すように、印刷機のメイン
フレームであるギヤ側フレーム1と操作側フレーム2と
の間に上ゴム胴3Aと下ゴム胴3Bがそれぞれ軸受箱4
A,4Bを介して回転自在に架設され、それぞれの軸端
3a,3bに固設したギヤ5Aとギヤ5Bの噛み合いに
より同期して回転駆動されるようになっている。
【0011】そして、前記ギヤ側フレーム1とこれと平
行なサブフレーム6との間には、第1支持装置の主たる
構成要素である第1シャフト7Aと第2支持装置の主た
る構成要素である第2シャフト7Bが上下に所定の間隔
をおいてかつ適宜軸受等を介して回転自在にそれぞれ架
設される。第1シャフト7Aには前記上ゴム胴3Aの軸
端3aをその先端部で上から押さえ付けるための第1支
持レバー8Aの基端部が固着されると共に、同じく第2
シャフト7Bには前記下ゴム胴3Bの軸端3bをその先
端部で上から押さえ付けるための第2支持レバー8Bの
基端部が固着される。第1及び第2支持レバー8A,8
Bの先端部には、当該レバーの前記軸端3a,3bに対
する押さえ付け位置を調整するための位置調整部材9
A,9Bがそれぞれボルト10A,10Bにより着脱自
在に取り付けられている。尚、図1では、第2シャフト
7B側が本来、平面視では第1シャフト7A側と重なっ
て図示されないのであるが、説明の便宜上側方にずらし
て図示してある。
【0012】また、前記第1シャフト7A及び第2シャ
フト7Bの外端には、それぞれ第1及び第2調整レバー
11A,11Bが嵌着され、これらの第1及び第2調整
レバー11A,11Bに、第1及び第2駆動レバー12
A,12Bの基端部が第1シャフト7A及び第2シャフ
ト7Bの外端に嵌合した状態でボルト13A,13Bに
より結合されている。
【0013】前記第1及び第2駆動レバー12A,12
Bは、サブフレーム6に沿って略水平に延びその先端の
長孔14A,14B部に、第1及び第2ベルクランク1
5A,15Bの一端に取り付けられたコロ16A,16
Bが転動可能に嵌合している。
【0014】前記第1及び第2ベルクランク15A,1
5Bは、その中央屈曲部がサブフレーム6に円周方向へ
の位置調整が可能に複数のボルト17A,17Bで固着
された偏心ピン18A,18Bにそれぞれ枢支される。
図中18a,18bが調整用の円弧状長孔である。
【0015】そして、第2ベルクランク15Bの他端
に、基端部がサブフレーム6に枢支されたエアシリンダ
19のピストンロッド先端がピン20により結合される
と共に、この第2ベルクランク15Bの他端側と第1ベ
ルクランク15Aの他端とがバックル21で連結され
る。従って、第1及び第2ベルクランク15A,15B
とこれらを連結するバックル21とエアシリンダ19等
で連動機構が構成されると共に、第1及び第2調整レバ
ー11A,11Bと偏心ピン18A,18Bとバックル
21等で調整機構が構成される。
【0016】このように構成されるため、上ゴム胴3A
及び下ゴム胴3Bのスリーブの交換作業等の際には、図
4に示すように、ギヤ側フレーム1の軸受箱4A,4B
側を後述する第1及び第2支持レバー8A,8Bで上ゴ
ム胴3A及び下ゴム胴3Bの軸端3a,3bを図中矢印
方向から押さえ付けてギヤ側フレーム1に片持ちで保持
してから操作側フレーム2の軸受箱4A,4B側を操作
側フレーム2から開放することになる。
【0017】この際には、先ずエアシリンダ19が図3
に示すように伸長作動される。これにより、第1ベルク
ランク15Aとこれにバックル21を介して連結する第
2ベルクランク15Bとが偏心ピン18A,18Bを中
心に図中反時計方向に回動し、コロ16A,16Bが第
1及び第2駆動レバー12A,12Bの長孔14A,1
4B内を左から右に転動する。
【0018】この結果、第1及び第2駆動レバー12
A,12Bの先端側が下方へ押し下げられ、これにより
第1及び第2調整レバー11A,11Bを介して第1シ
ャフト7A及び第2シャフト7Bがこれらに固着された
第1及び第2支持レバー8A,8Bと共に図中時計方向
に回動し、これによって第1及び第2支持レバー8A,
8Bの先端部が上ゴム胴3A及び下ゴム胴3Bの軸端3
a,3bを上方から押さえ付けて片持ちで支持すること
になる。図3がこの支持状態を示す。
【0019】そして、本実施例では、上記上ゴム胴3A
及び下ゴム胴3Bの軸端3a,3bを片持ちで支持する
際には、第1及び第2支持レバー8A,8Bを微調整で
きる構成となっている。
【0020】先ず、上ゴム胴3A及び下ゴム胴3Bの軸
端3a,3bを所望の強さに支持できなかった場合(上
ゴム胴3Aと下ゴム胴3Bとが水平かつ平行でない場
合)には、第1及び第2調整レバー11A,11Bの第
1シャフト7A及び第2シャフト7Bに対する固定を解
いて回動させ、上ゴム胴3Aと下ゴム胴3Bとが水平か
つ平行になるように調節してから、第1及び第2調整レ
バー11A,11Bを再度固定することになる。
【0021】次に、上記支持状態では、第1及び第2ベ
ルクランク15A,15Bは図3に示した状態になけれ
ばならず、なっていなければ偏心ピン18A,18Bを
回動させて調整しなければならない。即ち、図5に示す
ように、第1及び第2ベルクランク15A,15Bのコ
ロ16A,16Bが死点にない場合(図5の(b)の状
態)にある時は、力Fの分力Aによって第1及び第2ベ
ルクランク15A,15Bが回り易くなって支持力が低
下する虞があるので、偏心ピン18A,18Bのボルト
17A,17Bの固定を解き、これを回動させること
で、上記コロ16A,16Bが死点にある場合(図5の
(a)の状態)の位置まで調節するのである。この際、
第1ベルクランク15Aと第2ベルクランク15Bとの
連結長さが変わるので、バックル21と一緒に調節する
必要がある。このようにして、初めに第1及び第2支持
レバー8A,8Bや第1及び第2ベルクランク15A,
15B等の位置を微調整し、支持状態を調節すれば、以
後調節することなく支持することが出来る。
【0022】尚、上記実施例では、第1及び第2支持装
置を支持レバー等で、また連動機構をベルクランクやバ
ックル等で、更には、調整機構を調整レバーや偏心ピン
等で構成しているが、本発明における第1及び第2支持
装置,連動機構及び調整機構はこれらに限定されず、主
々の構造のものが考えられる。また、上記実施例では、
本仮保持装置をゴム胴のスリーブ交換作業等に適用した
例を示したが、版胴の版交換作業等やその他の作業にも
本仮保持装置を適用することができることは言うまでも
ない。また、上記実施例では、本仮保持装置をギヤ側フ
レームに設けて支持レバーで印刷胴の軸端を上から押さ
えて片持ち支持する例を示したが、本仮保持装置を操作
側フレームに設けて、スリーブ交換時にフレームの一部
を取り外す際に、支持レバーで印刷胴の軸端を下から支
えて両端支持するようにしても良いことは言うまでもな
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷機の左,右両フレーム間に架設された複数の印刷胴の
一端側をフレームに対して一時的に支持する印刷胴の仮
保持装置であって、前記各印刷胴の軸端に必要時に係合
してそれぞれ個別に支持し得る複数の支持装置と、これ
ら複数の支持装置を一つの駆動手段で連動させるための
連動機構とを備えたので、一つの駆動手段で複数の印刷
胴が支持され、部品点数が少なくコストダウンや省スペ
ースが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す本仮保持装置の展開平
面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】スリーブ交換時の作用説明図である。
【図5】装置調整時の作用説明図である。
【符号の説明】
1 ギヤ側フレーム 2 操作側フレーム 3A 上ゴム胴 3B 下ゴム胴 3a,3b 軸端 4A,4B 軸受箱 6 サブフレーム 7A 第1シャフト 7B 第2シャフト 8A 第1支持レバー 8B 第2支持レバー 11A 第1調整レバー 11B 第2調整レバー 12A 第1駆動レバー 12B 第2駆動レバー 14A,14B 長孔 15A 第1ベルクランク 15B 第2ベルクランク 16A,16B コロ 18A,18B 偏心ピン 19 エアシリンダ 21 バックル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機の左,右両フレーム間に架設され
    た複数の印刷胴の一端側をフレームに対して一時的に支
    持する印刷胴の仮保持装置であって、前記各印刷胴の軸
    端に必要時に係合してそれぞれ個別に支持し得る複数の
    支持装置と、これら複数の支持装置を一つの駆動手段で
    連動させるための連動機構とを備えたことを特徴とする
    印刷胴の仮保持装置。
  2. 【請求項2】 印刷機の左,右両フレーム間に架設され
    た複数の印刷胴の一端側をフレームに対して一時的に支
    持する印刷胴の仮保持装置であって、前記各印刷胴の軸
    端に必要時に係合してそれぞれ個別に支持し得る複数の
    支持装置と、これら複数の支持装置を一つの駆動手段で
    連動させるための連動機構と、前記支持装置による各印
    刷胴の支持状態を調整し得る調整機構とを備えたことを
    特徴とする印刷胴の仮保持装置。
JP7263908A 1995-10-12 1995-10-12 印刷胴の仮保持装置 Withdrawn JPH09104100A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534328A (ja) * 2005-03-30 2008-08-28 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 片持ちされたブランケット胴持上げ機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534328A (ja) * 2005-03-30 2008-08-28 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 片持ちされたブランケット胴持上げ機構
JP4700727B2 (ja) * 2005-03-30 2011-06-15 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 片持ちされたブランケット胴持上げ機構

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107