JPH10273248A - 印刷機用伝動装置 - Google Patents

印刷機用伝動装置

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JPH10273248A
JPH10273248A JP10076902A JP7690298A JPH10273248A JP H10273248 A JPH10273248 A JP H10273248A JP 10076902 A JP10076902 A JP 10076902A JP 7690298 A JP7690298 A JP 7690298A JP H10273248 A JPH10273248 A JP H10273248A
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JP
Japan
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tension
shaft
rotating body
transmission
axis
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Application number
JP10076902A
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English (en)
Inventor
Guenter Andl
アーントル ギュンター
Carsten Kelm
ケルム カーステン
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Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
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Publication date
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    • B65H5/02Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枚葉紙印刷機の給紙装置または排紙装置に用
いることが可能な、コンパクトな構造を有する印刷機用
送り装置を提供する。 【解決手段】 無端の送り部材3と、この送り部材3が
巻き付けられる回転体1、2と、この送り部材3の張り
を行う張り装置と、回転体1、2のうち第1の回転体を
該第1の回転体の回転軸について平行に移動可能とする
調節装置機構とを備えてなる印刷機用送り装置に関す
る、張り装置が調節機構によって構成されており、この
調節機構が、第1の回転体1と作動関係にあるクランピ
ングシリンダ9、14、27、29、32、38、39を備え、この
クランピングシリンダは、長手方向軸10周りを回転する
際に、クランピングシリンダの重心線を側面で移動させ
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端の伝動部材
と、この伝動部材が巻き付けられる回転体と、伝動部材
の張りを行う張り装置と、回転体のうち第1の回転体を
この第1の回転体の回転軸に対して平行に移動可能とす
る調節機構とを備えている印刷機用の伝動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の伝動装置が、例えばドイツ第44
23286号公開公報から知られている。この装置は、印刷
ユニットの補助ローラを駆動するために用いられるもの
であり、この印刷ユニットにあっては、第1の運転状態
においては、版胴によって支持された版と補助ローラと
の間で接触が生じ、そしてまた、第2の運転状態におい
ては、インキ装置ローラと補助ローラとの間で接触が生
じる。この補助ローラは調節機構によって支持されてお
り、この調節機構により、補助ローラの回転軸に対して
平行に補助ローラが移動することにより、運転状態の切
替が行われるようになっている。搬送部材を張るために
備えられた張り装置は、伝動部材の緩み側の車間部分に
噛み合い、そしてまた、ばね力によって緩み側の車間部
分に向かう方向へ付勢されるとともにこの緩み側の車間
部分上を転がるテンションローラを備えている。
【0003】公知の伝動装置にあっては、この伝動部材
は、この印刷ユニットが上述の運転状態のどの状態にあ
るかに関係なく、すなわち、補助ローラの回転軸がどの
位置にあるかに関係なく、常に張られた状態となってい
る。
【0004】例えば国際出願公開第95/01930号公報か
ら、他の目的のために構成された伝動装置が知られてい
る。これらの装置は、軸間距離を介して対向する位置に
ある一対の方向転換ローラをそれぞれ備えている。この
各方向転換ローラには、吸引ベルトの形をした伝動部材
が、巻き付けられている。この吸引ベルトは吸引ボック
スを表面に備えており、そしてこれによって、印刷機の
印刷ユニットから排出され、この伝動部材へ置かれる枚
葉紙を一時的に案内するようになっている。この場合、
伝動部材が回転する速度は、そのつどの伝動装置の使用
目的に従う。すなわち、ある場合には印刷機の速度で純
粋に枚葉紙搬送を行い、他の場合には排紙速度で枚葉紙
の制動を行う、というような使用目的に従う。特に、こ
の後者の場合には、伝動部材が一定の損耗を生じるた
め、所定の時間間隔でこの伝動部材を新しくする必要が
ある。
【0005】一般に、上述の伝動装置にあっては、伝動
部材の長さに関して、高度な寸法安定性は要求されな
い。長さのわずかの誤差については、この伝動部材を作
動可能にする張り装置を備えることによって考慮されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これに相応するような
張り装置は、国際出願第95/01930号公開公報により知ら
れている伝動装置にあっては開示されていない。冒頭で
述べたような伝動装置にあわせて張り装置を備えるため
には、伝動部材の車間部分間のみならずこの車間部分の
外側にも、所定の利用可能な組込みスペースが必要にな
る。国際出願第95/01930号公開公報におけるこの伝動装
置の場合には、上述の車間部分間のみならず車間部分の
外側にも、比較的狭い空間関係が存在する。これは一方
では、この車間部分の内部に配された吸引ボックスによ
って制限されており、他方では、他の部品、この場合、
浮揚案内手段に対して極度に隣接した伝動装置の少なく
ともひとつによって制限されている。
【0007】本発明の目的は、この種の伝動装置を、で
きるだけ小さい組み立てスペースを要するように構成す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の伝動装置においては、張り装置が調節機構
によって構成されるようにし、そして、この調節機構
が、第1の回転体と作動関係にある張り軸を備えるよう
にしている。この張り軸は、この長手方向軸の周りに回
転する際にその重心線を横方向に移動させるようになっ
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】この伝動装置は、第1の回転体1
と、少なくとも1つの第2の回転体2を備えており、こ
れらの回転体1、2には、無端の伝動部材3が巻き付け
られている。図1の例にあっては、第2の回転体2は、
伝動部材3を駆動する方向転換ローラであり、この方向
転換ローラは、互いに対向するベースプレート4.1、4.2
それぞれの内部で回転可能に支持されている。この方向
転換ローラは、ベルト車5へ回転不能に取り付けられ、
このベルト車5側に駆動ベルト6が巻き付けられてい
る。伝動部材3によって駆動される第1の回転体1は、
この例ではガイドブッシュによって形成されており、こ
のガイドブッシュは、側面で移動する軸7上に、次のよ
うな状態、すなわち、回転体1、2双方の向かい合った軸
間距離が変化することによって軸7の方向の移動が行わ
れるように支持される。さらに、ベースプレート4.1、
4.2それぞれにおける、各々の軸ジャーナル7.1、7.2の
直径に合わせた各々の長孔8.1、8.2内では、軸7の軸ジ
ャーナル7.1、7.2各々が案内されている。回転体1、2
における、この向かい合う軸間距離を変えるため、調節
機構が備えられており、この調節機構は、この第1の回
転体1と作動関係にある張り軸9を備えている。この張
り軸9の各々の端部は、長手方向軸10について回転可能
に、ベースプレート4.1、4.2の各々の一つに支持されて
いる。図1の構成にあっては、軸7の各々の端部におけ
る、張り軸9と第1の回転体1との間の作動結合が示さ
れている。張り軸9は、その長手方向軸10から離れた重
心線を備えている。この重心線は、この場合、長手方向
軸10から偏心した2つの軸部9.1、9.2を形成することに
よって得られる。偏心した軸部9.1、9.2は、各々が軸外
套面を有しており、そしてまた、軸7の端部の各々の1
つは、軸7の端部の各々の外套面が、偏心した軸部9.
1、9.2それぞれにおける一つの外套面と接触するように
なっている。軸部9.1、9.2と第1の回転体1との間にお
ける、このような状態の作動結合にあっては、そしてま
た、軸部9.1、9.2と軸7のそれぞれの端部とを考慮に入
れた同様の幾何学的関係にあっては、張り軸9が回転す
る際、第1の回転体1が、この張り軸9の回転軸に対し
て平行に移動するようになっている。さらに、この移動
は、回転体1、2双方の対向する軸間距離が変化する下
で、前述のように長孔8.1、8,2内で軸ジャーナル7.1、
7.2が支持されていることにより行われる。上述の張り
軸9によって形成された調節装置機構は、このようにし
て、張り装置をも構成している。この張り装置によって
所定の方向へ張り軸9が回転することにより、伝動部材
3の張りが、張り軸9の回転の際に張り軸9の重心線が
横方向に移動することによって、伝動部材3の張りが行
われる。この場合、張り軸9と第1の回転体1との間に
おける、軸7の端部各々が有する上述のような種類の作
動結合は、伝動部材3をその幅にわたって向こう側へ一
定に張ることができる、という利点をさらに有してい
る。
【0010】張り軸9の重心線を移動することによって
張り軸9と伝動部材3を張った状態にするために、そし
てまた、この状態を維持するために、張り軸9に作用す
る力蓄積器11が備えられており、この力蓄積器11によっ
て張り軸9に回転モーメントが与えられるようになって
いる。これにより、伝動部材3を自動的に再び張ること
が可能になる。
【0011】図1および2に示す構成では、力蓄積器11
は、引張荷重されたコイルばねによって構成され、この
コイルばねは、一方ではベースプレート4.2に固定され
たピン12に、他方では張り軸9に回転不能に取り付けら
れているレバーアーム13に係止されている。伝動部材3
は、上述のコイルばねを容易に取り外すことによって緩
めることができ、このため、損耗によって使用不能とな
った場合には容易に交換することができる。さらに、ベ
ースプレート4.2は、伝動部材3を向こう側までの全て
にわたって回転体1、2から取り外せるようなサイズと
されている。
【0012】伝動装置の、図3で示された構成では、張
り軸14は、同じように、その長手方向軸10から離れた重
心線を備えている。ここでは、2つの対向するベースプ
レート18.1、18.2各々に長手方向軸10に関して回転可能
に支持されている張り軸14の、長手方向軸10から偏心す
る軸部14.1を形成することにより、この重心線が得られ
るようになっている。第1の回転体1は、枠15に回転可
能に支持されており、この枠15は、第1の回転体1と、
ここでは図示しない第2の回転体2との間における軸間
距離を変化させるように移動することができるようにな
っている。さらにこの例では、枠15は、スライダ16.1、
16.2を備えており、このスライダ16.1、16.2は、各々の
ベースプレート18.1における各々の長溝17.1、17.2の内
部を案内されるようになっている。ここでは図示しない
第2の回転体2は、各々のベースプレート18.1、18.2内
に回転可能に支持されている。枠15は、クロスバー15.1
を備えており、このクロスバー15.1は、第2の回転体2
側に向けられたクロスバー15.1の支持面15.1'を、偏心
した軸部14.1の外套面に接触させるようにして移動する
ようになっている。
【0013】図3では、このような接触が行われている
状態を示している。この状態は、張り軸14に作用する力
蓄積器19によってもたらされ維持されるようになってお
り、そしてまた、この力蓄積器19によって、張り軸14に
回転モーメントが与えられるようになっている。これに
より、枠15を介して、張り軸14と第1の回転体1との間
に作動結合が形成される。
【0014】力蓄積器19は、この例では、圧縮荷重され
たコイルばねによって示されている。このコイルばね
は、特に図4からも明らかなように、一方では張り軸14
に回転不能に取り付けられたレバーアーム20に、他方で
はブラケット21に支持されており、このブラケット21
は、張り軸14に対して平行状態でベースプレート18.2内
に取り付けられたピボット22の周りを揺動することがで
きるようになっている。
【0015】他方では、このようにして総体的に調節機
構が得られ、この調節機構により、第1の回転体1は、
その回転軸に対して平行に移動可能であり、そして、こ
の調節機構は張り装置を構成しており、張り軸14がその
長手方向軸10の周りを回転する際、張り軸14の重心線が
この際に横方向に移動することにより、伝動部材3の張
りがこの張り装置によって行われるようになっている。
【0016】図1または図2の構成では、張り軸14、9
と第1の回転体1との間にある作動結合にあっては、相
応する偏心した軸部14.1または9.1、9.2の回転状態は、
力蓄積器11、19の作用によって生じる張り軸14、9の回
転が、回転体1、2双方の軸間距離が大きくなるように
して、第1の回転体1の移動を生じさせるように選択さ
れる。
【0017】図3または図4による構成の場合、圧縮荷
重されたコイルばねのかたちをとる力蓄積器19の上述の
作用は、特に簡単な方法により停止することができると
ともに伝動部材3の交換を行うことができる。さらに、
特に図4からわかるように、レバーアーム20は、ガイド
ロッド23と連結されており、このガイドロッド23は、ブ
ラケット21のベース部における貫通孔24を貫通している
とともにねじ山を備えている。このねじ山に取り付けら
れた調整ナット25により、力蓄積器19を構成する、ガイ
ドロッド23上で伸ばされ圧縮加重されたコイルばねを縮
めることができる。相応して縮められたコイルばねの場
合、張り軸14は、その後、ある回転状態に置かれ、この
回転状態において、枠15およびこれと一緒になった第1
の回転体1が、回転体1、2双方の軸間距離が小さくな
るようにして、自由にスライドすることができるように
なっている。その後、第1の回転体1が相応してスライ
ドした状態において、ベースプレート18.1を相応のサイ
ズとした場合、そしてまた、必要に応じ第1の回転体1
用に備えられ図3中で一点鎖線により示された駆動モー
タ26を相応のサイズとした場合に、伝動部材3は、回転
体1、2双方の回転軸方向に、この回転体1、2から簡
単に取り外すことができる。
【0018】枠15用に備えられた案内手段により、図3
に示す構成もまた、同様にして、伝動部材3をその幅に
わたって向こう側へ張ることが可能になっており、この
ことは特に比較的広い伝動部材の場合に好適であること
がわかる。偏心したシリンダ部14.1の十分に大きな長さ
は、第1の回転体1が理想的な状態で平行に移動するこ
との助けとなる。
【0019】説明した限りの張り軸9、14の構成におい
ては、作動上静止している部材とのみ直接接触している
一方で、図5に示された構成は、張り軸9、14と第1の
回転体1との間における作動結合を、直接この第1の回
転体1の接触面上で形成することが可能となっている。
これにくわえて同様に張り軸27が備えらており、この張
り軸27は、その長手方向軸10から離れた重心線を有し、
そしてまたこの張り軸27は、その長手方向軸10から偏心
した状態で支持された少なくとも一つの転動輪28を支持
している。
【0020】図1に対し変形させられた本装置の構成は
このようにして維持され、この構成では、そこに備えら
れた張り軸9が張り軸27によって置き代えられ、張り軸
9に相応する方法で支持されており、そして、力蓄積器
11によって回転モーメントが出力されるようになってい
る。この回転モーメントは、偏心して支持された転動輪
28を、第1の回転体1の接触面に押し付けるようになっ
ている。
【0021】第1の回転体1の、軸に平行な移動を実現
するために、偏心状態で支持された転動輪28を、張り軸
27の長手方向に十分に延びるように構成するとともに、
ベースプレート4.1、4.2の間に同心的に配するようにす
ることができる。
【0022】図6に相応して示された他の構成では、張
り軸29が備えられており、この張り軸29は、軸部30、す
なわち、第1の回転体1を回転可能に支持するとともに
張り軸29の長手方向軸10から偏心した軸部30を少なくと
も一つ備えており、そしてまた、これにより同様に、長
手方向軸10から離れた重心線を備えている。さらにこの
構成では、張り軸29は、この張り軸側では、前述の構成
のように回転可能に支持され、そしてまた、第2の回転
体2に対しては固定的に支持されている。第1の回転体
1の理想的な軸平行移動は、ここでは同様に、各々の偏
心した軸部30が十分に延びていることにより、そしてま
た張り軸29の各々の端部間におけるこの軸部30の同心的
な配置を受け入れる軸受により、実現できるようになっ
ており、あるいはまたしかし、2つの偏心した軸部30に
よって、そしてまた、この軸部30を第1の回転体1の各
々の端部へ関係づけることによって、実現できるように
なっている。
【0023】張り装置として構成された調節機構は、図
6の実施形態では、同様に、張り軸29に作用する力蓄積
器19を含んでおり、この力蓄積器19は、圧縮加重された
コイルばねとして構成されているとともに、それ以外に
ついては図3または図4の実施形態に類似した状態で支
持されている。これに応じ、一方では図6において、他
方では図3または図4において、類似する部材は同じ参
照番号を有している。例えば図1のベースプレート4.2
におけるピボット22の取付けは、図6では、突出部31に
よって表されている。第1の回転体1は、この構成で
は、また、図1における第1の回転体1に類似してガイ
ドブッシュのかたちで形成されている。
【0024】回転体1、2の最小軸間距離にほぼ相応す
るような偏心した軸部30の第1の位置において伝動部材
3が既に張られた状態となっていると、そしてまた、伝
動装置が作動する間に伝動部材3の伸びが増大する結
果、偏心した軸部30がこの第1の位置に対しねじれてい
るような位置においてこの張られた状態が得られると、
伝動部材3の各々の車間部分は、この第1の位置で形成
されている整列状態からずれる。このずれは、第1の回
転体1の作動状態となる範囲もしくは退避状態となる範
囲において、偏位した軸部30の偏位が最大である場合に
相応して生じる。このため、図6に示す停止状態の伝動
装置は、特に、伝動部材3におけるこのような位置のず
れが不利な結果を招かないような場合に用いられる。
【0025】伝動部材の他の構成は、図7で説明する原
理によって示される。これによると、同じように張り軸
32は、その長手方向軸10から離れた重心線を有してい
る。この重心線は、張り軸32を形成することにより得ら
れ、これにより、この張り軸32は、第1の回転体1を回
転可能に支持する軸部32.1と、この軸部32.1から偏心し
た少なくとも一つのクランクピン32.2を備えている。図
7(2)からわかるように、軸部32,1はカラー32.3へと
続いており、このカラー32.3は、他の場所へより近く接
近するようになっている。このカラー32.3は、このカラ
ー側においては最終的に、偏心したクランクピン32.2に
続いている。張り軸32は、横方向に移動するように支持
されている。このことは、図7中で、図1の長孔8.1に
ほぼ相応する長孔8.2によって示されており、この長孔
8.2は、軸部32.1の直径に合わせられ、図1に相応して
ベースプレート4.2に形成されている。そしてまたこの
長孔8.2には、第1の回転体1と、図7では図示してい
ない第2の回転体2との間における軸間距離が変化する
ように、軸部32.1が可動状態で取り付けられている。カ
ラー32.3は、軸部32.1側を向いたその正面部を、ベース
プレート4.2の外側に当接させている。クランクピン32.
2は、クランク33に支持されており、このクランク33
は、このクランク側で第2の回転体2に関して固定され
た揺動軸34の周りに揺動可能となっている。この揺動軸
34は、この例では、ベースプレート4.2に取り付けられ
たボルトによって形成されている。
【0026】このようにして、張り軸32はその回転に応
答するようになっており、この応答は、張り軸32の長手
方向軸について、側面での退避運動により、相応のサイ
ズとされた長孔.8.2の内部において、クランクピン32.2
の偏心度によって与えられた限界内で行われる。すなわ
ち、軸部32.1上に回転可能に支持された第1の回転体1
は、回転体1、2双方間の軸間距離が変化することによ
り、横方向に移動するようになり、そしてまた、この軸
間距離が拡大する際に伝動部材3の張りが行われるよう
になる。
【0027】図8に示す原理も同様に作用する。この原
理は、同じく図7(2)に示すような軸部32を用いるも
のである。しかし、クランクピン32.2は、図7の構成と
は異なり、ストッパ35内を案内されるようになってい
る。このストッパ35は、クランクピン32.2を支えるガイ
ドを形成している。この一方で、図7の構成と同様に、
回転体1、2間の軸間距離が変化することにより、軸部
32.1によって回転可能に支持されたここでは図示しない
第1の回転体1が横方向に移動するように、ベースプレ
ート4.2に形成された長孔8.2内を張り軸32の軸部32.1が
案内されるようになっている。この移動は、他方で、軸
部32の長手方向軸10に関して軸部32が回転する際に、軸
部32の退避運動として行われ、この場合、この退避運動
は、ストッパ35によって形成された直線案内部材にクラ
ンクピン32.2が支持されることにより生じるようになっ
ている。この案内部材は、軸部32が回転する間、長孔8.
2の長手方向への延びに対して垂直に、そしてまた、張
り軸32の長手方向軸10によって、およびここでは図示し
ない第2の回転体2の回転軸によって張られた水平面に
対して垂直に、クランクピン32.2を案内する。さらに、
ストッパ35は、この水平面に対して垂直なスロット36を
備えており、このスロット36内でクランクピン32.2が作
用するようになっている。
【0028】この例では、ストッパ35は、その他の点に
ついては、ベースプレート4.2の外側に固定されたガイ
ドプレートのかたちで形成されており、このガイドプレ
ートは、ベースプレート4.2を向いた側に溝37を備えて
いる。スロット36が溝37の範囲でガイドプレートに作用
する一方で、張り軸32に備えられたカラー32.3は、張り
軸32の退避運動の際にも、この溝37内へ妨げられること
なく入り込むようになっている。
【0029】スロット36を備えたガイドプレートを、カ
ラー32.3の厚さに合わせた距離だけベースプレート4.2
の外側から隔てた状態で、より離れたところに固定する
ようにすることも可能であり、これにより溝37を省略す
ることができる。
【0030】クランクピン32.2とストッパ35とからなる
上述のような組み合わせは、特に伝動装置が比較的広い
伝動部材3を備えている場合は、基本的に張り軸32の両
端部に備えることができる。この組み合わせを張り軸32
の一端のみに構成することにより、張り軸32の他端に対
して自由に手が届くことが可能になる。これにより、こ
の他端において、好ましくは例えば既に説明したような
力蓄積器11、19によって、張り軸32に回転モーメントを
導入することができる。特に、張り軸32の他端へ自由に
手が届く場合、そしてまた、この端部をこれに相応して
形成した場合、上述の回転モーメントは、工具を用いる
ことによっても導入することができる。これについて
は、図9〜11に示すような、本伝動装置の他の構成に関
連して、より詳細に説明する。
【0031】この構成に際して備えられた張り軸38、39
は、偏心したクランクピンを備えていない限り、そして
また、カラーが歯車40として形成されている限り、図7
(1)、7(2)、8における張り軸32とは異なってい
る。図10、図11による構成の張り軸38、39は、細部にお
いて互いに異なっており、この細部については以下にお
いてさらに詳細に説明する。これ以外については、図9
中の張り軸38、39は、図10、図11中で一つの方向から示
された構成にあっては同じである。
【0032】張り軸38、39は、図7と図8の構成に類似
し、横方向に移動可能な状態で、図1または図7または
図8における構成と対比されるベースプレート4.2の長
孔8.2内で支持されている。そしてまた、この張り軸3
8、39は軸部38.1、39.1を有しており、この軸部38.1、3
9.1は、他方で、ここではガイドブッシュのかたちで形
成されている第1の回転体1を回転可能に支持するよう
になっている。ここでは、図7または図8に示す張り軸
32のカラー32.3と同様に、ベースプレート4.2を向いた
歯車40の端面は、ベースプレート4.2の外側に置かれて
いる。歯車40は、ラック41に噛み合い、このラック41
は、ベースプレート4.2の外側に取り付けられている。
これにより、張り軸38、39が回転する際、歯車40に回転
不能に取り付けられた張り軸38、39が横方向に移動する
ことにより、歯車40は、ラック41上を回転しながら動く
ようになっている。この場合、張り軸38、39を案内する
長孔8.2内における、張り軸38、39の横方向の移動は、
第1の回転体1と第2の回転体2との間における軸間距
離を変化させるようになっており、この第2の回転体2
は、ベースプレート4.2およびこのベースプレート4.2と
向かい合うベースプレート4.1とに支持されている。こ
れにより、張り軸38、39の回転は、この軸間距離を大き
くするようにして、伝動部材3を張るようになってい
る。このようにして、他方で、伝動部材3を張るための
張り装置を形成する調節機構が得られ、この調節機構に
よって、第1の回転体1は、その回転軸に平行に移動す
ることが可能となっている。この場合、この調節機構
は、張り軸38、39を備えており、この張り軸38、39は、
その長手方向軸10の周りに回転する際、その重心線を横
方向に移動させる。そしてまた、この際、第1の回転体
1に対する張り軸38、39の作動結合は、第1の回転体1
を軸部38.1、39.1上に支持することにより形成される。
【0033】図10、11における説明とは反対に、ベース
プレート4.1と張り軸38、39は、ベースプレート4.1内の
相応する長孔内でも張り軸38、39が案内されるように形
成してもよい。そしてまた、ベースプレート4.1の外側
に備えられた他のラックと噛み合う歯車を、張り軸38ま
たは39に回転不能に取り付けるようにすることも可能で
ある。そして、この別の歯車は、張り軸38、39上を軸方
向にスライドする状態で配されるようにしている。
【0034】図10、11における歯車40のみを備える構
成、そして、別の歯車を備えた上述の構成もまた、図
7、8の構成と比べると、次のような利点、すなわち、
別に上述したような、張り軸38、39へ回転モーメントを
導入することが、この張り軸38、39両端へ直接手が届き
やすいことに基き、工具を用いることによって可能とな
っていることである。
【0035】図10で示した例では、歯車40の反対側にあ
る、張り軸38の端部に六角頭42が形成されており、この
六角頭42には相応するレンチをあてることができる。こ
れにより、この六角頭42とともに張り軸38を回転させる
ようになっている。
【0036】特に図10、図11における張り軸38、39の回
転に必要な回転モーメントは、張り軸38、39に作用する
力蓄積器によっても導入することができる。これには、
例えば、図3、図4、または図5の構成に類似して、圧
縮加重されたばねを用いることが可能であり、そしてま
た、例えば、ここでは長手方向にスライドして案内され
歯車40と噛み合う別のラックを備えることが可能であ
る。このラックは、前述のばねの付勢力によって、その
長手方向に付勢されている。
【0037】この構成では、張り軸38、39に作用する力
蓄積器により、伝動部材3を自動的に再び張ることにつ
いて利点を有しており、その一方で、図7〜11の構成
は、特に伝動部材3の交換に関して好適であることがわ
かる。この構成では、張り軸32、38、39が、その重心線
の移動によって与えられる位置で固定されることが可能
となっている。これに相応した処置は、例えば図10、図
11の構成で示されており、ここでは歯車40側を向いた、
張り軸38、39の端部に施されるようになっている。しか
し、このことは、この場合、張り軸38、39の反対側の端
部でも可能である。図7、8の構成にあっては、以下に
述べる相応した処置は、カラー32.3側を向いた、張り軸
32の端部において施されるようになっている。
【0038】図10の構成の場合は、張り軸38は、歯車40
側を向いた、張り軸38の端部において、既に述べた六角
頭42に、張り軸38へ続くねじ山を付加的に備えている。
このねじ山の上にはナット43が取り付けられ、このナッ
ト43により、歯車40を、ベースプレート4.2の外側に対
して押し付けることが可能となっている。ナット43を取
り付けた状態では、このナット43は、この例では、張り
軸38上へ押して移動させられる円板44、45と、この円板
44、45の間に配された支持機構とを介して、第1の回転
体1を回転可能に支持するために、張り軸38.1上で、ベ
ースプレート4.2の内側で支持されている。
【0039】これにより、伝動部材3を張ることは、こ
の張り軸38の回転下で、六角頭42に作用する工具を用い
て回転体1、2双方の軸間距離を拡大させるようにし
て、張り軸38が横方向に移動することにより行われる。
そしてまた、張り軸38の固定は、この場合に与えられた
張り軸38の位置で、ナット43を取り付けることによって
行われる。
【0040】図11で示された構成は、図10の伝動装置に
相応する他の構成を表しているが、ここでは、歯車40側
を向いた、張り軸39の端部がねじ山のみを備えており、
このねじ山には、同様にナット46が取り付けられてい
る。しかし、これによって得られたボルト連結は、ねじ
込む過程で大きくなっていく制動モーメントが抵抗とし
て生じるように形成されており、このことは例えばセル
フロック式ナットを採用する場合にもあてはまるように
なっている。この場合、この制動モーメントは、次のよ
うに、すなわち、張り軸39の回転下で、張り軸39の横方
向の移動が、これ以上この制動モーメントが打ち勝つこ
とができないような抵抗を生じるまで、ナット46の回転
を継続して張り軸39に移すように選択される。つまり、
回転体1、2の軸間距離が拡大するようにして回転がナ
ット46に生じると、これによって既に伝動部材3の張り
が行われていることになる。このようにして、伝動部材
3の張られた状態が得られた後、同じ回転方向にナット
46がさらに回転すると、図10に示す構成の場合のよう
に、張り軸39の固定が生じる。伝動部材3を張ること、
そしてまた、伝動部材3が張られた状態で張り軸39を固
定することは、このようにして、単独の操作過程におい
て、一つの同じ工具を用いてナット46を単に回転させる
だけで行われる。
【0041】第2の回転体2に作用する伝動機構の図示
については、図9〜11中では省略している。
【0042】これらの図に示す構成は、それ以外の点に
ついては、図7、8の構成と比べ、張り軸38、39の回転
に左右されない張り力を伝動部材に与えることができ
る、という利点を有している。
【0043】枚葉紙印刷機の印刷ユニットと協働する枚
葉紙搬送装置における、ここに限って説明した伝動装置
の好ましい利用については、図12で説明する。ここで
は、印刷機の例として枚葉輪転印刷機を示しており、こ
の枚葉輪転印刷機については、枚葉紙を給紙する給紙装
置を備えた印刷ユニット100のかたちで、印刷ユニット1
00と枚葉紙搬送装置101が概略的に示されている。この
給紙装置は、ばらし装置102により、運転中に、枚葉紙
で形成されたパイル103から枚葉紙を個別的に受け取
り、そして、ここでは全体を参照符号104で示している
伝動装置における伝動部材3の搬送車間部分 105上へこ
の枚葉紙を載せる。この伝動装置は、個別化された枚葉
紙を紙渡し装置106へ運ぶ。この紙渡し装置106は、この
例では、枚葉紙処理にタイミングを合わせて紙差し板と
給紙胴との間で揺動する前くわえづめを備えており、こ
の前くわえづめは、紙差し板に向けて整列させられた枚
葉紙をそのくわえづめ縁で捕捉して、給紙胴に備えられ
たくわえづめ装置に受け渡すようになっている。
【0044】この伝動装置の、他の好ましい応用につい
て、図13に示す。ここでは、同様に、枚葉印刷機の印刷
ユニットと協働する枚葉紙搬送装置に、全体を参照番号
104'で表す伝動装置を用いることについて示している。
枚葉印刷機の前には、例えば、オフセット印刷工程で作
動する印刷ユニット108と、この印刷ユニット108と協働
する枚葉紙搬送装置109とが、印刷ユニット108に接続さ
れた排紙装置のかたちで概略的に示されている。この排
紙装置は、回転するくわえづめ装置111を備えた鎖状搬
送ベルトのかたちをした枚葉紙搬送コンベヤ110を含ん
でおり、このくわえづめ装置111は、運転中に、印刷ユ
ニット108の圧胴112から枚葉紙を受け取り、そして、同
じく概略的にのみ示された伝動装置104の搬送車間部分
105'へ排紙する。この場合、伝動装置104'は、枚葉紙搬
送方向に関して排紙パイル13とは反対側の、流れの上流
に配されており、そしてまたこの伝動装置104'は、解放
された後の枚葉紙を、くわえづめ装置111の側におい
て、搬送車間部分 105'の選択された速度パターンでさ
らに搬送する。この速度パターンは、次のように、すな
わち、枚葉紙が、印刷機速度の第1の場合にあっては排
紙速度に減速され、その後この排紙速度で枚葉紙が排紙
パイル113へ受け渡され、その一方で、印刷機速度の第
2の場合では、枚葉紙が排紙パイル113を越えて、図示
していないテスト用排紙装置に搬送されるように選択す
ることができる。
【0045】ここに示された伝動装置104、104'の応用
例に限っては、この伝動装置104、104'における搬送車
間部分105、105'の内側に吸引装置114、114'が配されて
いる。この吸引作用は、伝動部材3の開口を通して作用
するようになっており、そしてこの吸引作用によって、
運転中に、各々の枚葉紙と搬送車間部分105、105'との
間に、枚葉紙の搬送を可能にする保持力が生じるように
なっている。
【0046】図13からわかるように、回転体の数に関し
ては、第1の回転体および第2の回転体だけに限定され
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】重心線が長手方向軸から離れている張り軸を備
えた伝動装置の構成について一部を断面で示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す伝動装置の側面図である。
【図3】張り軸と作動関係にある第1の回転体の支持に
関し、図1に示す伝動装置の移動について一部を断面で
示す平面図である。
【図4】図3に示す伝動装置の要部側面図である。
【図5】第1の回転体の接触面上を転がる偏心した転動
輪を備える張り軸の一部を示す斜視図である。
【図6】第1の回転体に回転可能に支持された偏心部を
備える張り軸の原理図である。
【図7】第1の回転体を回転可能に支持する軸部と、固
定された揺動軸について揺動可能なクランクに連結さ
れ、この軸部から偏心したクランクピンと、を備えた張
り軸であって、張り軸が回転することにより側面で移動
することが可能となっている張り軸の原理図(図7
(1))と図7(1)に示す張り軸の部分図(図7
(2))である。
【図8】第1の回転体を回転可能に支持する軸部と、こ
の軸部から偏心したクランクピンと、そしてこの軸部と
クランクピンに支持された案内部材とを備えた張り軸で
あって、張り軸が回転することにより側面で移動するこ
とが可能となっている張り軸の原理図(図8(1))
と、案内部材を構成する、図8(1)におけるガイドプ
レートの側面図(図8(2))である。
【図9】張り軸が回転することにより側面で移動するこ
とが可能となっており第1の回転体を回転可能に支持す
る張り軸であって、この張り軸が回転する際にラック上
を転がるようになっている歯車に回転不能に取り付けら
れた張り軸を備えた、本伝動装置の一構成を示す概略側
面図である。
【図10】重心線の移動によって取られる位置で固定可
能な張り軸を備える、図9の伝動装置における第1の変
形例を、部分的な断面によって示す平面図である。
【図11】張り軸の回転運動の導入手段と、この張り軸
の固定手段とについて第1の変形例と異なる、図9の伝
動装置の第2の変形例を、図10に応じて示す平面図であ
る。
【図12】本伝動装置を含み給紙装置のかたちで構成さ
れた枚葉紙搬送装置であって、枚葉紙印刷機の印刷ユニ
ットと協働する枚葉紙搬送装置を示す図である。
【図13】本伝動装置を含み給紙装置のかたちで構成さ
れた枚葉紙搬送装置であって、枚葉紙印刷機の印刷ユニ
ットと協働する枚葉紙搬送装置を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の回転体 2 第2の回転体 3 伝動部材 4.1 ベースプレート 4.2 ベースプレート 5 ベルト車 6 駆動ベルト 7 軸 7.1、7.2 軸ジャーナル 8.1、8.2 長孔 9 張り軸 9.1、9.2 偏心した軸部 10 張り軸9の長手方向軸 11 力蓄積器 12 ピン 13 レバーアーム 14 張り軸 14.1 偏心した軸部 15 枠 15.1 枠15のクロスバー 15.1' クロスバー15.1の支持面' 16.1、16.2 スライダ 17.1、17.2 長溝 18.1、18.2 ベースプレート 19 力蓄積器 20 クランクアーム 21 ブラケット 22 ピボット 23 ガイドロッド 24 貫通孔 25 調整ナット 26 駆動モータ 27 張り軸 28 偏心した転動輪 29 張り軸 30 偏心した軸部 31 突出部 32 張り軸 32.1 張り軸32の軸部 32.2 張り軸32のクランクピン 32.3 張り軸32のカラー 33 クランク 34 クランク33の揺動軸 35 ストッパ 36 ストッパ35のスロット 37 ストッパ35の溝 38 張り軸 39 張り軸 40 歯車 41 ラック 42 六角頭 43 ナット 44 円板 45 円板 46 ナット 100 印刷ユニット 101 枚葉紙搬送装置 102 ばらし装置 103 パイル 104、104' 伝送装置 105、105' 搬送Trum 106 紙渡し装置 108 印刷ユニット 109 枚葉紙搬送装置 110 枚葉紙搬送コンベヤ 111 くわえづめ装置 112 圧胴 113 排紙パイル 114、114' 吸引装置
フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 カーステン ケルム ドイツ連邦共和国 68199 マンハイム ローゼンシュトラーセ 81

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端の伝動部材(3)と、該伝動部材
    (3)が巻き付けられる回転体(1、2)と、前記伝動
    部材(3)の張りを行う張り装置と、前記回転体(1、
    2)のうち第1の回転体を該第1の回転体の回転軸に対
    して平行に移動可能とする調節機構とを備えている印刷
    機用伝動装置において、 前記張り装置が前記調節機構によって構成されており、 前記調節機構が、第1の回転体(1)と作動結合にある
    張り軸(9、14、27、29、32、38、39)を備え、該張り
    軸(9、14、27、29、32、38、39)は、該張り軸(9、
    14、27、29、32、38、39)の長手方向軸(10)の周りを
    回転する際に、該張り軸(9、14、27、29、32、38、3
    9)の重心線を横方向に移動させるようになっているこ
    とを特徴とする印刷機用伝動装置。
  2. 【請求項2】 前記長手方向軸(10)と前記張り軸
    (9)の前記重心線が互いに隔たり、 横方向に移動可能な軸(7)によって前記第1の回転体
    (1)が支持され、 そして、前記張り軸(9)と前記第1の回転体(1)と
    の間の前記作動結合が前記軸(7)の各々の端部に備え
    られている請求項1記載の印刷機用伝動装置。
  3. 【請求項3】 前記長手方向軸(10)と前記張り軸(1
    4)の前記重心線が互いに隔たり、 前記第1の回転体(1)が枠(15)に回転可能に支持さ
    れ、該枠(15)は前記回転体(1、2)の軸間距離を変
    化させるように移動可能となっており、 そして、前記張り軸(14)と前記第1の回転体(1)と
    の間の前記作動結合が前記枠(15)を介して形成される
    ようになっている請求項1記載の印刷機用伝動装置。
  4. 【請求項4】 前記長手方向軸(10)と前記張り軸(2
    7)の前記重心線が互いに隔たり、 前記張り軸(27)が、前記前記長手方向軸(10)に対し
    て偏心して支持された少なくとも1つの転動輪(28)を
    備えている請求項1記載の印刷機用伝動装置。
  5. 【請求項5】 前記長手方向軸(10)と前記張り軸(2
    9)の前記重心線が互いに隔たり、 前記第1の回転体(1)を回転可能に支持し、前記張り
    軸(29)の前記長手方向軸(10)に対して偏心した少な
    くとも1つの軸部(30)を、前記張り軸(29)が備えて
    いる請求項1記載の印刷機用伝動装置。
  6. 【請求項6】 前記長手方向軸(10)と前記張り軸(3
    2)の前記重心線が互いに隔たっており、 前記張り軸(32)が横方向に移動可能な状態に支持さ
    れ、そして前記第1の回転体(1)を回転可能に支持し
    た軸部(32.1)と、該軸部(32.1)に対し偏心したクラ
    ンクピン(32.2)とを備えており、該クランクピン(3
    2.2)はクランク(33)に連結され、該クランク(33)
    は、前記第2の回転体(2)について固定された揺動軸
    (34)周りを前記クランク(33)側で揺動可能となって
    いる請求項1記載の印刷機用伝動装置。
  7. 【請求項7】 前記長手方向軸(10)と前記張り軸(3
    2)の前記重心線が互いに隔っており、 前記張り軸(32)が横方向に移動可能な状態に支持さ
    れ、そして、前記第1の回転体(1)を回転可能に支持
    した軸部(32.1)と、該軸部(32.1)に対し偏心した少
    なくとも1つのクランクピン(32.2)とを備えており、
    前記クランクピン(32.2)を支持する直線案内(スロッ
    ト36)を備えている、請求項1記載の印刷機用伝動装
    置。
  8. 【請求項8】 前記張り軸(38、39)が横方向に移動可
    能な状態に支持されており、前記張り軸(38、39)は、
    前記第1の回転体(1)を回転可能に支持した軸部(3
    2.1)を備えるとともに少なくとも1つの歯車(40)に
    回転不能に連結されており、 そして、前記張り軸(38、39)の回転の際に少なくとも
    1つの歯車(40)がその上を回転する少なくとも1つの
    ラック(41)を備えている請求項1記載の印刷機用伝動
    装置。
  9. 【請求項9】 前記張り軸(9、14、27、29、32、38、
    39)に作用し前記張り軸(9、14、27、29、32、38、3
    9)に回転モーメントを与えることができる力蓄積器(1
    1、19)を備えている請求項1記載の印刷機用伝動装
    置。
  10. 【請求項10】 前記張り軸(27、38、39)が、該張り
    軸(27、38、39)の重心線が移動することにより与えら
    れる該張り軸(27、38、39)の位置で固定可能となって
    いる請求項1記載の印刷機用伝動装置。
  11. 【請求項11】 前記張り軸(27、38、39)を固定する
    ために、ねじ込む過程で大きくなる制動モーメントを抵
    抗として生じるボルト結合(ナット46)が設けられてい
    る、請求項10記載の印刷機用伝動装置。
  12. 【請求項12】 枚葉印刷機の印刷ユニット(100、10
    8)と協働する枚葉紙搬送装置(101、109)における、
    請求項1〜11の少なくとも1項に記載の印刷機用伝動装
    置の使用。
JP10076902A 1997-03-26 1998-03-25 印刷機用伝動装置 Pending JPH10273248A (ja)

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