JPH11322188A - 輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置 - Google Patents
輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置Info
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- JPH11322188A JPH11322188A JP11185499A JP11185499A JPH11322188A JP H11322188 A JPH11322188 A JP H11322188A JP 11185499 A JP11185499 A JP 11185499A JP 11185499 A JP11185499 A JP 11185499A JP H11322188 A JPH11322188 A JP H11322188A
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
な、輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置を提供すること
にある。 【解決手段】 本発明の紙ウェブ切断装置は、フレーム
に支持された回転軸と、回転軸に固定されて回転軸と共
に回転する第1ブレード保持体と、回転軸に回転自在に
支持され、第1ブレード保持体に対して周方向位置が調
節可能な第2ブレード保持体と、各ブレード保持体を同
一周速で回転駆動すると共に、第1ブレード保持体と第
2ブレード保持体の周方向相対位置を調節する駆動機構
を備えており、上記第1および第2ブレード保持体をバ
ー形式またはドラム形式とすることにより、内側/外側
シリンダ構造に切断ドラムに比べて軽量でブレード保持
体の周方向相対位置の調節範囲が大きくなる。
Description
ードを備えた輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置に関
し、詳しくは、周方向相対位置が調節可能な一対のバー
形式又はドラム形式のブレード保持体を備え、印刷済み
の紙ウェブを均一長さ又は不均一長さに切断するため
の、輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置に関する。
の折り機には、折り機ドラムに隣接して、一対のナイフ
ブレードを備えた略円筒形の切断ドラムが設けられてい
る。切断ドラムの各ナイフブレードは、印刷済み紙ウェ
ブを所定長さのセクションに切断し、次に、各セクショ
ンが、この分野で周知の折り機によって折り畳まれる。
ストレートモードとコレクトモードの両モードで運転で
きるよう、切断ドラムの各ナイフブレードの周方向相対
位置が調節可能であることが好ましい。折り機がストレ
ートモードで運転される場合には、各ナイフブレードが
切断ドラム上で対向位置に配置されている。したがっ
て、切断ドラムが1回転するごとに紙ウェブから均一長
さの2つのセクションが切り離される。切離された各セ
クションには同一内容が印刷されており、折り機が連続
運転される。これに対し、折り機がコレクトモードで運
転される場合は、ナイフブレードの1つを切断ドラムの
周方向に移動させて、切断ドラムが1回転するごとに紙
ウェブから1つの長いセクションと1つの短いセクショ
ンとが切離される。切離された各セクションには異なる
内容が印刷されており、各セクションは折り畳まれる前
に集積されるため、折り機は連続運転されない。
調節するための様々な調節機構が使用されている。その
1つは、1つまたは複数のスペーサーを使用してナイフ
ブレードの周方向位置を調節するものである。次にナイ
フブレードは、くさびを使用して切断ドラムの所定位置
に固定される。しかしこの調節機構でナイフブレードの
位置を調節する場合は、輪転機を停止してくさびとスペ
ーサーを脱着する必要がある。このような調節機構は、
労力と時間を要し、ナイフブレード位置を無段階に調節
することができない。
米国特許第5,017,184号に開示されている。この
装置は、切断ドラムが、第1ナイフブレードを有する外
側シリンダーと、第2ナイフブレードを有し外側シリン
ダ内で回転可能な内側シリンダとで構成され、第2ナイ
フブレードは外側シリンダーの間隙から突出している。
しかしこの装置は、切断ドラムが内側/外側シリンダー
構造であることにより、内側シリンダの回転が外側シリ
ンダの間隙幅に制約され、ナイフブレードの周方向相互
位置の調節範囲が狭くなる欠点がある。したがって輪転
機の折り機用紙ウェブ切断装置には、まだ改良の余地が
ある。
フブレードの周方向相対位置を無段階で迅速かつ広範囲
に調節できる、輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置を提
供することである。
置の1つの形態では、フレームに支持される回転軸と、
回転軸に装着されて回転軸と共に回転するバー形式の第
1ブレード保持体を有している。バー形式の第2ブレー
ド保持体は回転軸に対して回転自在に支持され、第1ブ
レード保持体に対して周方向に移動可能となっている。
駆動機構は、各ブレード保持体を回転軸の中心軸の周り
で同一周速で回転駆動する。
して、ナイフブレードがそれぞれキャリアバーに装着さ
れ、各キャリアバーはそれぞれ一対の端部保持板の間に
装着されている。端部保持板はキャリアバーの端部を保
持するための座部を有し、キャリアバーの各端部が、そ
れぞれ回転軸と略平行に配向された締結具によって端部
保持板に固定されている。各キャリアバーの外表面が切
断ドラムの一部を形成するが、この形態では、キャリア
バーの幅がもはやドラムと呼ぶには不適当であるためバ
ー形式と呼んでいる。各ブレード保持体がバー形式であ
ることにより、外側シリンダと内側シリンダで構成され
る上記従来の切断ドラムに比べて、装置が軽量化すると
共に、第2ブレード保持体が第1ブレード保持体に対し
て大きく回動できるため、ブレード保持体の周方向相対
位置の調節範囲をきわめて広くすることができる。
れ、一対の駆動歯車を有する駆動軸を有している。駆動
歯車の1つは回転軸に装着された従動歯車と噛み合って
第1ブレード保持体を駆動し、第2駆動歯車は第2ブレ
ード保持体に接続された従動歯車と噛み合っている。2
つの駆動/従動歯車の組の少なくとも1つがはすば歯車
の組で構成され、駆動歯車の軸方向運動により、はすば
歯車に接続された一方のブレード保持体を他方のブレー
ド保持体に対して回動させる。第1駆動/従動歯車の組
と第2駆動/従動歯車の組とを逆ピッチのはすば歯車組
で構成してもよく、その場合、駆動軸の軸方向運動によ
り、両方のブレード保持体を同時に逆向きに回動させて
ブレード保持体の周方向相互位置を調節することができ
る。従動歯車の1つをクラッチ機構を介して駆動ハブに
装着すると、折り機に紙詰まりが発生したとき、従動歯
車が駆動ハブに対して空転できるため、衝撃によって駆
動機構に与える損傷を回避することができる。最後に、
バックラッシ調節機構を使用して駆動ハブに対して1つ
の従動歯車を位置を調節可能とすることにより、駆動機
構の性能を改善することができる。
は、回転軸に装着して回転軸と共に回転するドラム形式
の固定ブレード保持体を有する。同じくドラム形式の可
動ブレード保持体が回転軸に対して回転自在に保持さ
れ、各ブレード保持体の周方向相対位置が調節可能であ
る。駆動機構は各ブレード保持体を同一の周速で回転駆
動すると共に、ブレード保持体の周方向相対位置を調節
する。
ー形式のブレード保持体に比べて広幅のドラム形式とな
っている。しかし、切断ドラムが外側シリンダと内側シ
リンダで構成された従来の装置に比べると、各ブレード
保持体を同一外径にできるため装置が単純であり、上記
バー形式のものと同様に、装置が軽量化して周方向相対
位置の調整範囲が広くなる。
態では、フレームに支持された回転軸と、この回転軸に
装着されて回転軸と共に回転するドラム形式の第1ブレ
ード保持体と有している。ドラム形式の第2ブレード保
持体は装着手段によって回転軸に回転自在に支持され、
第2ブレード保持体の周方向移動を可能にして、ブレー
ド保持体の周方向相対位置が調節可能となっている。駆
動手段は、各ブレード保持体を共通の周速度で回転駆動
すると共に、第1ブレード保持体に対する第2ブレード
保持体の周方向相対位置を調節する。
態では、フレームに支持された回転軸と、回転軸に固定
され、回転軸と共に回転するドラム形式の第1ブレード
保持体とを有する。ドラム形式の第2ブレード保持体
は、装着手段によって回転軸に回転可能に装着され、2
つのブレード保持体の周方向相対位置を調節する。駆動
手段が、各ブレード保持体を同一周速度で回転駆動し、
調節手段が第1ブレード保持体に対する第2ブレード保
持体の周方向位置を調節する。
切断装置は、輪転機の折り機をストレートモード及びコ
レクトモードの両モードで運転でき、ブレード保持体の
周方向位置の無段階調節が可能であり、モードの間の切
り換え時間が短いだけでなく、装置が軽量で位置調節範
囲が著しく広くなる。本発明のさらなる目的、特徴およ
び利点は、以下の説明によりさらに明らかとなろう。
形態を詳細に説明する。
べてを網羅したものではなく、また本発明の範囲を以下
に開示した形態のみに制限するものでもない。以下の実
施形態は、当業者が本発明の原理を容易に理解しかつ実
施できるための、最良の形態を選定したものである。
ブ切断装置を示し、図3及び図4にその回転軸の駆動端
部の一例を示す。
ェブ切断装置が全体符号10で示されている。紙ウェブ
切断装置10は、輪転機の折り機(図示せず)に使用さ
れる。本発明の紙ウェブ切断装置10は、当業界で周知
のとおり、複数のベアリング16によってフレーム14
に回転支持された回転軸12を有している。回転軸12
には、周方向の相互位置が調節可能な、バー形式または
ドラム形式の第1ブレード保持体18と第2ブレード保
持体20とが装着されている。以下に述べるように、紙
ウェブ切断装置10には、各ブレード保持体18、20
を回転軸12の中心軸13の周りで回転駆動する駆動機
構70が設けられる。
体18は、円弧状断面のキャリアバー22を有し、キャ
リヤバー22の両端が扇形の端部保持板24、26で保
持され、ドラムの一部を形成している。各端部保持板2
4、26にはそれぞれ回転軸12が挿通される開口2
4、26が形成されている。各端部保持板24、26は
キー32によって回転軸12に回転不能に装着され、ブ
レード保持体18は回転軸12と共に回転される。なお
キー32の代わりに、スプラインその他の適切な接続手
段で各端部保持板24、26を回転軸12に回転不能に
装着してもよい。各端部保持板24、26には、それぞ
れ切欠きまたは座部25、27が設けられ、これにキャ
リアバー22の隣接する端部34、36が取り付けられ
る。キャリアバー22の各端部34、36は、複数のボ
ルトその他の適切な締結具38によって端部保持板2
4、26に固定されている。キャリアバー22は各端部
保持板24、26にまで延びる長手方向の溝44が設け
られ、溝44内のナイフボックス42その他の適切な締
結具内にナイフブレード40が固定されている。
キャリアバー54と扇形の端部保持板46、48を有
し、端部保持板46、48にはそれぞれ回転軸12を回
転可能に支持できる寸法の開口50、52が形成されて
おり、各端部保持板46、48は回転軸12の中心軸1
3の周りで回転自在となっている。また各端部保持板4
6、48には、切欠きまたは座部56、58が設けら
れ、これにキャリアバー54の隣接する端部55、57
が取り付けられる。キャリヤバーの各端部55、57
は、複数のボルトまたは他の適切な締結具60によって
端部保持板46、48に固定されている。キャリアバー
54には、端部保持板46、48にまで延びる長手方向
の溝66内が設けられ、溝66内のナイフボックス64
その他の適切な締結具内にナイフブレード62が固定さ
れている。
10では、ナイフブレード40、62をそれぞれ保持す
る第1ブレード保持体18と第2ブレード保持体20と
が、それぞれ円弧状断面のキャリアバー22、54とそ
の両端を保持する扇形端部保持板24、26、46、4
8とで構成され、図2に示すように、キャリヤバー2
2、54の幅が比較的狭いバー形式またはドラム形式と
なっている。キャリヤバー22、54の幅が広いドラム
形式であっても、キャリヤバー22、54の外径が等し
いため、端部保持板24、26と46、54も同一寸法
となる。そのため外側シリンダと内側シリンダとで構成
された前記従来技術の切断ドラムに比べて、装置が軽量
化され、第1ブレード保持体18に対する第2ブレード
保持体20の周方向位置の調節範囲が大きくなる。
の駆動歯車74、76を備え、回転軸12に並設された
駆動軸72を有している。駆動軸72は、複数のベアリ
ング78によってフレーム14に回転支持され、軸方向
に移動可能となっている。駆動軸72は、空気圧シリン
ダー、油圧シリンダー、機械アクチュエーター等のアク
チュエーター75によって軸方向に駆動される。駆動機
構70は従動歯車80を有し、この従動歯車80は、ク
ラッチ機構71を介して、回転軸12の駆動端84に固
定された駆動ハブ82に装着されている。駆動歯車74
は、従動歯車80と噛み合っている。第2被動歯車86
は、複数の締結具88によって第2ブレード保持体20
の端部保持板46に固定され、従動歯車86が第2ブレ
ード保持体20と共に回転軸12の中心軸13の周りを
回転する。駆動歯車76は従動歯車86と噛み合ってい
る。
76は外径が同一であり、従動歯車80と86も外径が
同一であるため、駆動軸72の回転により従動歯車8
0、86は同一の周速で回転する。その結果、第1ブレ
ード保持体18と第2ブレード保持体20とが回転軸1
2の中心軸13の周りで同一の周速で回転する。前記の
とおり駆動軸72は、その長手方向軸73に沿って軸方
向に移動可能となっている。したがって、駆動歯車74
も従動歯車80に対して軸方向に移動する。上記のよう
に、歯車74と80とが、らせん形歯すじを有するはす
ば歯車であるため、駆動歯車74が軸方向に移動すると
従動歯車80が回転軸12の中心軸13の周りで回動す
る。一方、駆動歯車76と従動歯車86とは、歯すじが
回転軸と平行な平歯車であるため、駆動歯車76の軸方
向移動によって従動歯車86が回動せず、フレーム14
等の固定基準点に対する第2ブレード保持体20の位置
が維持される。したがって、第2ブレード保持体20に
対する第1ブレード保持体18の周方向位置が変化す
る。
モードで運転する場合には、各ブレード保持体18、2
0は、図2に示すように、各ナイフブレード40、62
が180度離れた位置で位置決めされる。
図3、4に示す(但し図1、2の構成とは一致していな
い)。図3、4を参照すると、クラッチ機構71は、駆
動ハブ82にねじ込まれた複数のボルト90を有してい
る。各ボルト90は、真鍮製の一部切欠きフラットワッ
シャ92を有している。各フラットワッシャ92の切欠
き外端縁94は、従動歯車80の内側リング96に当接
している。従動歯車80は、複数のボルト97によって
内側リング96に脱着可能に装着されている。フラット
ワッシャ92の外端縁94と内側リング96とが摩擦に
よって係合しているため、紙詰まりその他の機能異常が
発生した際に、クラッチ機構71が外れて、従動歯車8
0が駆動ハブ82と回転軸12に対して空転可能であ
る。クラッチ機構71はボルト90を再び締付けて再設
定することができる。
は、バックラッシ調節器98を介して駆動ハブ82に調
節可能に装着されている。バックラッシ調節器98は、
逆ねじを切った一対の調節ねじ100、102を有し、
各ねじがそれぞれブロック104、106にねじ込まれ
ている。ブロック104、106は内側リング96に装
着されている。各調節ねじ100、102の端部がハブ
82上の突出部108に当接している。突出部108
を、内側リングの開口109から突出した取り外し可能
なボルトとすると、内側リング96と従動歯車80を駆
動ハブ82から取り外すことができる。こうして内側リ
ング96とそれに取り付けられた従動歯車80の角度位
置を、例えば、調節ねじ100を前進させ調節ねじ10
2を後退させることによって調節することができる。突
出部108に対する調節ねじ100、102の力によ
り、内リング96が駆動ハブ82に対して回転する。し
たがって、通常0.006〜0.008インチの範囲で
運転される駆動装置のバックラッシを約0.002〜
0.003インチに減少することができる。バックラッ
シが少なくなると、運転時にナイフボックス42、64
とその内部でナイフブレード40、62を弾性支持する
切断ゴム(図示せず)の寿命が延長される。当業界で周
知のとおり、切断装置10が回転すると、各ナイフブレ
ード40、62が、隣接する回転ドラムまたはシリンダ
ー(図示せず)の切断ストリップ(図示せず)に接触す
る。歯車のバックラッシが少ないとナイフボックス4
2、64内のナイフブレード40、62の動きが減少
し、その結果。切断ストリップ(図示せず)に対するえ
ぐり(gouging)が減少して切断性能が改善され、その他
の部材の有効寿命も延長される。
モードで運転される場合は、アクチュエーター75で駆
動軸72の軸方向位置を調節して、ナイフブレード4
0、62が180度離れた対向位置に位置決めされる。
この調節は、駆動軸72がその中心軸73の周りを回転
する間でも、駆動軸72が静止している間でも実施する
ことができる。こうしてナイフブレード40、62の位
置が決めらると、駆動機構70によって切断装置10が
回転する。はずば歯車74とはすば歯車80とが噛み合
い、平歯車76と平歯車86とが噛み合って、各ナイフ
ブレード40、62は同一の周速で回転軸12の中心軸
13の周りを回転する。前記のとおり、第1ブレード保
持体18は回転軸12に装着されて中心軸13の周りを
回転する一方、第2ブレード保持体20は従動歯車86
を駆動する駆動歯車76によって中心軸13の周りを回
転する。こうして各ナイフブレード40、62は、当業
界で周知のとおり、隣接ロール(図示せず)上の切断ス
トリップ(図示せず)に接触して、紙ウェブ(図示せ
ず)を実質的に均一な長さのセクションに切断する。
れる場合は、ナイフブレード40、62の位置が180
度から離れて、ストレートモードで運転される場合と異
なり、紙ウェブが長いセクションと短いセクション(図
示せず)とに切断される。ナイフブレード40、62の
周方向相互位置を変えるために、アクチュエーター75
を使用して駆動軸72を(所望の調節量に応じて)軸方
向に前進または後退させる。駆動軸72が軸方向に移動
すると駆動歯車74、76も軸方向に移動する。駆動歯
車74と従動歯車80とがはすば歯車であるため、歯車
80を装着した駆動ハブ82、回転軸12およびそれに
取り付けられたブレード保持体18が回転軸12の中心
軸13の周りで回動する。駆動歯車76と従動歯車86
とははすば歯車でないため、ブレード保持体20および
端部保持板46、48は回転軸12の中心軸13の周り
を回動しない。したがってブレード保持体18、20の
周方向相対位置が変わる。駆動軸72が回転中に軸方向
に動いても結果は同一である。また、歯車74、86、
80、86をすべてはすば歯車とすることもでき、その
場合は、歯車74、80を、歯車76、86の歯すじを
逆ピッチとする。
まりが生じると、回転軸12が急停止するが、クラッチ
機構71により従動歯車80を回転軸12に対して空転
させることができる。これによって衝撃による駆動機構
70の損傷が回避される。
り、本発明の範囲を開示された形態のみに制限するもの
ではない。また本願の請求の範囲から逸脱することなく
各種の変形例が可能である。
置は、ナイフブレードを保持する1対のブレード保持体
が、バー形式又はドラム形式の保持体であるため、内側
/外側シリンダ形式の切断ドラムを備えた紙ウェブ切断
装置に比べて、装置が軽量化され、各切断ブレードの周
方向相対位置の調節範囲がより大きくなる。
ある。
あり、回転軸と一対のブレード保持部を示す。
り、バックラッシ調節機構とクラッチ機構とを例示す
る。
Claims (37)
- 【請求項1】 一対のナイフブレードを備えた輪転機の
折り機用紙ウェブ切断装置であって、 フレームに支持された回転軸と、 前記回転軸に装着され、回転軸と共に回転するバー形式
の第1ブレード保持体と、 前記回転軸に回転自在に支持され、前記第1ブレード保
持体に対して周方向に移動可能なバー形式の第2ブレー
ド保持体と、 前記各ブレード保持体を同一の周速で回転駆動する駆動
機構とを具備してなる輪転機の折り機用紙ウェブ切断装
置。 - 【請求項2】 前記駆動機構が、前記回転軸と前記第2
ブレード保持体に接続されてなる請求項1に記載の紙ウ
ェブ切断装置。 - 【請求項3】 前記各ブレード保持体のナイフブレード
がそれぞれキャリアバーに装着されている請求項1に記
載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項4】 前記各キャリアバーの各端部が、それぞ
れ端部保持板で保持されている請求項3に記載の紙ウェ
ブ切断装置。 - 【請求項5】 前記各端部保持板が座部を有し、この座
部に前記キャリアバーの端部が、前記回転軸に略平行に
配向された複数の締結具によって固定されている請求項
4に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項6】 前記第2ブレード保持体のキャリアバー
の各端部が、それぞれ前記回転軸に回転自在に支持され
た端部保持板で保持されている請求項1に記載の紙ウェ
ブ切断装置。 - 【請求項7】 前記第2ブレード保持体の各端部保持板
が、それぞれ前記回転軸を挿通する寸法の開口部を有
し、前記回転軸の中心軸の周りで回転自在となっている
請求項6に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項8】 前記駆動機構が、軸方向に可動の駆動軸
を有し、この駆動軸の軸方向運動に応じて、前記第1ブ
レード保持体に対する前記第2ブレード保持体の周方向
位置が変更される請求項1に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項9】 前記駆動機構が、第1駆動歯車と第2駆
動歯車を装着した駆動軸を有し、第1駆動歯車が前記回
転軸に装着された第1従動歯車と噛み合い、第2駆動歯
車が前記第2ブレード保持体に装着された前記第2従動
歯車と噛み合っている請求項1に記載の紙ウェブ切断装
置。 - 【請求項10】 前記駆動軸を軸方向に移動可能とし、
さらに、前記第1駆動歯車と前記第1従動歯車とをはす
ば歯車として、前記駆動軸の軸方向運動により、前記第
1駆動歯車に対して前記第1従動歯車を回動させる請求
項9に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項11】 前記駆動軸を軸方向に移動可能とし、
前記第1駆動歯車と前記第1従動歯車とをはすば歯車と
し、さらに、前記第2駆動歯車と前記第2従動歯車と
を、それぞれ前記第1駆動歯車と前記第1従動歯車とは
逆ピッチのはすば歯車として、前記駆動軸の軸方向運動
により、前記各ブレード保持体をそれぞれ逆向きに回動
させる請求項9に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項12】 前記各キャリアバーの外表面を円弧状
とした請求項3に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項13】 前記ナイフブレードがキャリアバーに
装着され、キャリヤバーの各端部がそれぞれ前記回転軸
に回転自在に支持された端部保持板に接続されており、
さらに前記駆動機構が、前記端部保持板の1つに装着さ
れた従動歯車を有し、この従動歯車と前記駆動軸に装着
された駆動歯車とが噛み合っている請求項9に記載の紙
ウェブ切断装置。 - 【請求項14】 前記駆動機構がクラッチ機構を備えて
なる請求項1に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項15】 前記回転軸が駆動ハブを有し、この駆
動ハブに、前記第1従動歯車がクラッチ機構を介して装
着されている請求項9に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項16】 前記回転軸が駆動ハブを有し、この駆
動ハブに、前記第1従動歯車が調節可能に装着されてい
る請求項9に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項17】 前記回転軸が駆動ハブを有し、この駆
動ハブに、前記第1従動歯車がバックラッシ調節手段を
介して調節可能に装着されている請求項9に記載の紙ウ
ェブ切断装置。 - 【請求項18】 一対のナイフブレードを備えた輪転機
の折り機用紙ウェブ切断装置であって、 フレームに回転支持された回転軸と、 前記回転軸に装着され、この回転軸と共に回転するドラ
ム形式の固定ブレード保持体と、 前記回転軸に回転自在に支持され、前記固定ブレード保
持体に対して周方向に移動可能なドラム形式の可動ブレ
ード保持体と、 前記各ブレード保持体を同一の周速で回転駆動すると共
に、前記固定ブレード保持体に対する前記可動ブレード
保持体の周方向位置が調節できる駆動機構とを具備して
なる輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置。 - 【請求項19】 前記駆動機構が、軸方向に可動の駆動
軸を有し、この駆動軸の軸方向運動により、前記可動ブ
レード保持体が前記固定ブレード保持体に対して周方向
に移動する請求項18に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項20】 前記駆動機構が、前記回転軸と前記可
動ブレード保持体とに接続されている請求項18に記載
の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項21】 前記各ブレード保持体のナイフブレー
ドが、キャリアバーに装着されている請求項18に記載
の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項22】 前記各キャリアバーの各端部が、それ
ぞれ端部保持板で保持されている請求項21に記載の紙
ウェブ切断装置。 - 【請求項23】 前記各端部保持板が座部を有し、この
座部に前記キャリアバーの端部が、前記回転軸に略平行
に配向された複数の締結具によって固定されている請求
項22に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項24】 前記可動ブレード保持体のキャリアバ
ーの各端部が、それぞれ前記回転軸に回転自在に支持さ
れた端部保持板で保持されている請求項18に記載の紙
ウェブ切断装置。 - 【請求項25】 前記可動ブレード保持体の各端部保持
板が、それぞれ前記回転軸を挿通する寸法の開口部を有
し、前記回転軸の中心軸の周りで回転自在に支持されて
いる請求項24に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項26】 前記駆動機構が、軸方向に可動の駆動
軸を有し、この駆動軸の軸方向運動により、前記固定ブ
レード保持体に対する前記可動ブレード保持体の周方向
位置を変更できる請求項18に記載の紙ウェブ切断装
置。 - 【請求項27】 前記駆動機構が、第1駆動歯車と第2
駆動歯車を装着した駆動軸を有し、前記第1駆動歯車が
前記回転軸に装着された第1従動歯車と噛み合い、前記
第2駆動歯車が、前記可動ブレード保持体に装着された
第2従動歯車と噛み合っている請求項18に記載の紙ウ
ェブ切断装置。 - 【請求項28】 前記駆動軸を軸方向に可動とし、さら
に、前記第1駆動歯車と前記第1従動歯車とをはすば歯
車として、前記駆動軸の軸方向運動により、前記第1駆
動歯車に対して前記第1従動歯車を回動させる請求項2
7に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項29】 前記駆動軸を軸方向に可動とし、前記
第1駆動歯車と前記第1従動歯車とをはすば歯車とし、
さらに、前記第2駆動歯車と前記第2従動歯車とを、そ
れぞれ前記第1駆動歯車と前記第1従動歯車とは逆ピッ
チのはすば歯車として、前記駆動軸の軸方向運動によ
り、前記各ブレード保持体をそれぞれ逆向きに回動させ
る請求項18に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項30】 前記各キャリアバーの外表面を円弧状
とした請求項28に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項31】 前記各ナイフブレードがキャリアバー
に装着され、キャリヤバーの各端部がそれぞれ前記回転
軸に回転自在に支持された端部保持板に装着されてお
り、さらに、前記駆動機構が、前記端部保持板の1つに
装着された従動歯車を有し、この従動歯車と前記駆動軸
に装着された駆動歯車とが噛み合っている請求項27に
記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項32】 前記駆動機構がクラッチ機構を備えて
なる請求項18に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項33】 前記回転軸が駆動ハブを有し、この駆
動ハブに、前記第1従動歯車がクラッチ機構を介して装
着されている請求項27に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項34】 前記回転軸が駆動ハブを有し、この駆
動ハブに、前記第1従動歯車が調節可能に装着されてい
る請求項27に記載の紙ウェブ切断装置。 - 【請求項35】 前記回転軸が駆動ハブを有し、この駆
動ハブに、前記第1従動歯車がバックラッシ調節手段を
介して調節可能に装着されている請求項27に記載の紙
ウェブ切断装置。 - 【請求項36】 一対のナイフブレードを備えた輪転機
の折り機用紙ウェブ切断装置であって、 フレームに支持された回転軸と、 前記回転軸に装着され、前記回転軸と共に回転するドラ
ム形式の第1ブレード保持体と、 ドラム形式の第2ブレード保持体と 前記第2ブレード保持体を前記回転軸に回転自在に支持
して前記各ブレード保持体の周方向相対位置を調節する
第2ブレード保持体の装着手段と、 前記各ブレード保持体を同一の周速で回転駆動すると共
に、前記第1ブレード保持体に対する前記第2ブレード
保持体の周方向位置が調節できる駆動手段とを具備して
なる輪転機の折り機用紙ウェブ切断装置。 - 【請求項37】 一対のナイフブレードを備えた輪転機
の折り機用紙ウェブ切断装置であって、 フレームに支持された回転軸と、 前記回転軸に装着され、前記回転軸と共に回転するドラ
ム形式の第1ブレード保持体と、 ドラム形式の第2ブレード保持体と、 前記第2ブレード保持体を前記回転軸に回転自在に支持
して、前記各切断ブレードの周辺方向相対位置を調節す
る第2ブレード保持体の装着手段と、 前記各ブレード保持体を同一の周速で回転駆動する駆動
手段と、 前記第1ブレード保持体に対する前記第2ブレード保持
体の周方向位置を調節する調節手段とを具備してなる輪
転機の折り機用紙ウェブ切断装置。
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