JPH09104000A - スチール・ルール・ダイ - Google Patents

スチール・ルール・ダイ

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JPH09104000A
JPH09104000A JP29324695A JP29324695A JPH09104000A JP H09104000 A JPH09104000 A JP H09104000A JP 29324695 A JP29324695 A JP 29324695A JP 29324695 A JP29324695 A JP 29324695A JP H09104000 A JPH09104000 A JP H09104000A
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JP
Japan
Prior art keywords
pocket
hole
plywood
punching
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP29324695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinaga Urabe
聰長 占部
Hidemaro Yamada
秀麿 山田
Toshinori Kumakura
敏則 熊倉
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Individual
Original Assignee
Individual
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は紙器またはプラスティック箱の製造に
おいて自動平盤打抜機において使用する抜型に関するも
のである。特にサイドパンチを埋め込んだ抜型に関する
ことである。また特に小口径の丸穴に関するものであ
る。抜型の合板11に挿入せられたサイドパンチ211
に隣接してカス210を収納するポケット111を備
え、それにカバー113をしてカスの脱落、散逸を防
ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明は紙器または
プラスティック箱の製造において自動平盤打抜機におい
て使用する抜型に関するものである。特にサイドパンチ
を埋め込んだ抜型に関することである。また特に小口径
の丸穴に関するものである。
【0002】[従来の技術]従来、平盤打抜機に使用す
るスチール・ルール・ダイとは18ミリの合板に炭酸ガ
スレーザ光線付きNC装置で切削した0.7ミリ幅の溝
に0.7ミリの厚みの刃を曲げたもの、また罫線刃を挿
入したものである。第1図はそのような抜型で打ち抜か
れたブランク10である。この製品2は上部に小口径の
丸穴20が備えられている。スチール・ルール・ダイに
より切断線21で製品2が形成される。この小口径の丸
穴20が5ミリ直径以上であればカス取りに問題ない。
自動平盤打抜機に使用する抜型の場合、丸穴20を打ち
抜く刃は「スプリング刃」が使用される。「スプリング
刃」とは内部のカスを排出するスプリングを備えてい
る。刃先にはニックの切り込みをつける。打抜部で打ち
抜かれたブランクはニックによりバラバラにならずにス
トリッピング部に搬送される。ストリッピング部でメス
型と上下のピンでニックを切断しカスが分離される。5
ミリ直径以上の口径の丸穴20はストリッピング・ピン
をセットすれば可能である。しかし4ミリ直径以下の丸
穴の場合、ストリッピング・ピンの位置決めが困難にな
る。そこで不完全なカス取りになる。2ミリ口径の丸穴
では上下ピンの直径以下であるので完全に不可能であ
る。打ち抜いて後、手でカス取りをするしかない。手動
の打抜機の場合は2図・3図のようなサイドパンチを使
用する。合板11に開設せられた収納穴112にサイド
パンチ211を挿入する。ブランク10の丸穴カス21
0は透し穴2112を通ってサイド穴2111から排出
穴1121を通って合板11の上に排出される。3図は
2図のA−B線の断面図である。自動平盤打抜機ではカ
ス210が打抜部でバラバラ散逸すると問題なのでサイ
ドパンチ211を使用することは不可能である。また最
近PL法が施行されカス210が幼児の目、口にいり事
故が起きると大問題になり100%完全でないとダメに
なり製造にコストがかかるようになっている。
【0003】[発明が解決しようとする課題]本発明は
自動平板打抜機で小口径の穴開けを容易にし、完全なカ
ス取りを可能にしようとするものである。
【0004】[課題を解決するための手段]抜型の合板
11に挿入せられたサイドパンチ211に隣接してカス
210を収納するポケット111を備え、それにカバー
113をしてカスの脱落、散逸を防ぐ。
【0005】[作用]本発明の抜型は自動平盤打抜機に
セットして打ち抜く。板紙を打ち抜く場合は通常の使用
方法でよい。打抜が完了したらカバー113を外し内部
のカス210を取り出す。
【0006】[実施例]以下図面により、より詳しく本
発明を実施例により説明する。2図・3図は従来、サイ
ドパンチ211を利用した手動用抜型である。合板11
に開設した収納穴112にサイドパンチ211を挿入す
る。サイドパンチ211のサイド穴2111は収納穴1
22に隣接した排出穴1121に連絡している。打ち抜
かれたカス210は透し穴2112を通り下降してサイ
ド穴2111、排出穴1121を通って合板の上部に排
出される。一般的に掃除機などで吸い取る。4図は1図
の本発明の1実施例の抜型の平面図である。6図は4図
のC−D線の断面図である。収納穴112に挿入したサ
イドパンチ211のサイド穴2111に隣接するエリア
にポケット111を開設する。そのポケット111を覆
うポケットカバー113を合板11に接着する。材料と
しては厚い板紙か塩ビの約1mm厚さのシート、特に内
部が透視できる透明の材料が最適である。ポケットカバ
ー113にはカス210を掃除機で吸い取る吸取口11
31が備えられている。この吸取口1131はガムテー
プでシールされ適宜開閉される。ポケットの大きさは打
抜の注文数によるが、4mm直径の場合、ポケットが1
00mmと50mmの四角形の場合、7000ショット
の打抜が可能である。約1時間の打抜のカス210を収
納可能である。ポケット111の底には底紙1132を
接着している。この底紙1132は必ずしも必要でない
が、作業を終了したとき抜型をチェース(図示されず)
から外すときにカスが散逸しないでよい。オープンチェ
ースではチェースの底板が随時取り外せるから必ずしも
必要ない。まだ吸取口1131も必ずしも必要ない、ポ
ケットカバー113を随時張り付け、取り外しできれば
不要である。5図は他の実施例である。7図は5図のE
−F線の断面図である。4図の場合と異なるところは、
収納穴112にポケット111が直接隣接するのでなく
通路底1122が間にある。この通路底1122はサイ
ド穴211より低いがサイドパンチ211がポケット側
に倒れ込むのを防ぐことができる。8図は他の実施例で
ある。5図の場合は1個のサイドパンチであったが、8
図はルーズリーフのように大量の丸穴を開ける場合の抜
型である。ポケット111にはポケットカバー113
(図示されず)が接着される。10図は他の実施例であ
る。8図のように1列に並んだ穴でない9図のような製
品2を製造する場合の抜型である。このような複雑な図
形で問題になるのはカス210はポケット111に収納
されるが、製品2が刃先2113で打ち抜かれると丸穴
以外のブランクは刃先2113の外側で食い込み、これ
を排出するにはスポンジ4の助けを必要とする。ところ
がポケットカバー113が6図のように1mm厚さの塩
ビシートでは打抜圧力で沈んで何の役にも立たない。そ
こで本実施例ではポケットカバー113に1.5mm厚
の鉄板またはステンレス板を採用する。底板52も同様
に鉄板を採用する。これら上下の鉄板はサイドパンチ2
11を収納する井通の収納穴112を備えている。これ
ら2枚の上下鉄板はスペーサ61とビス62で固定され
ている。この2枚の鉄板2枚の間の空間はカス210を
収納するポケット111となる。上部鉄板51にはカス
210を吸い取る吸取口1131が開設されている。上
部鉄板51は打抜刃3を挿入した合板11にネジ63で
固定されている。1.5mm厚の上部鉄板51はスポン
ジ4が沈むことなく材料を排出可能にする。12図、1
3図、14図は他の実施例である。10図の実施例では
ポケットカバー113が鉄板51であったが、本実施例
では9mm厚の合板である。一般的に抜型合板11は1
8mm厚である。そこで18mm厚の合板11を上部合
板1101と下部合板1102の2層になっている。1
2図は上部合板1101の平面図である。この上部合板
1101には星型図形を形成するサイドパンチ211を
埋設する。また吸取口1131を持っている。下部合板
1102には上部合板1101の星型図形に対応する9
mm厚の支持板1103を備えている。また下部合板1
102にはカス210を収納するポケット111を持っ
ている。この2枚の9mm合板を所定の位置にネジで固
定される。外形を切断する打抜刃3の図形は上下同じ位
置にレーザー切断機で切削される。島状の支持板110
3と下部合板1102の囲みの切断線の間がポケットと
なる。9mm厚の合板はスポンジ4が打抜圧力により圧
縮した場合でも十分反発してくれる。また9mm厚の上
部合板は複数のサイドパンチの位置決め、倒れないよう
に垂直に支持してくれる。15図は丸刃でない長円のサ
イドパンチ7である。従来においても手動の打抜機にお
いて利用されている。このサイドパンチ7に16図のよ
うに首部に排出ゴム41を備えたものである。この実施
例のサイドパンチ7は首部の水平部71に排出ゴム41
を備えているので製品2の排出を容易にする。これを6
図のように合板11に埋め込めばポケットカバー113
は10図のように鉄板にしなくてもよい。どのような図
形にも適用できる。排出ゴム41の製造方法で最適の方
法はサイドパンチ7の四角形の回りに塀を立て、シリコ
ンゴムを流し込む方法がよい。サイドパンチ211が多
数ある図形、また口径の大きいパンチで打抜刃3または
罫線の内側にあるポケットが十分確保出来ない場合で
は、以下の方法がある。それは図形の内、サイドパンチ
211だけの図形で十分な容積のポケットを持った抜型
と罫線または打抜刃3の抜型の2つの抜型を準備する。
サイドパンチ211だけの抜型は打抜刃3に図形的に邪
魔されないので十分な容積のポケットを作ることができ
る。先にサイドパンチ211だけの抜型で打抜き、後に
罫線、打抜刃3の抜型で改めて打ち抜く。本発明は自動
平盤打抜機に最適の発明であるが、必ずしも自動平盤打
抜機に限定されるものではない。手動打抜機に使用して
も抜型の上面に出たカス210を短いインターバルで掃
除しないので生産性が上がる。10図、11図には合板
11に打抜刃3が挿入されているが、合板を廃し上鉄板
51、底鉄板52に直接打抜は3または罫線を植え込む
ことも可能である。10図、11図の金属板の抜型はポ
ケット111の容量は大であり、側面が開放しているの
で吸取口1131は必ずしも必要でない。抜型の側面か
ら吸い取ることができる。
【0007】[発明の効果]本発明は以上のような構成
をなしているので (A)自動平板打抜機で100%の完全なカス取りが可
能になる。 (B)スプリング丸刃にニックを付けて自動平盤打抜機
を使用して打ち抜く場合丸穴にニックの跡が付くが、本
発明の方法は跡が付かない。 (C)従来、不可能だった3mm直径以下の丸刃の完全
カス取りが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【1図】打抜かれた製品のブランクの平面図。
【2図】従来の手動の打抜機に使用されるサイドパンチ
を使用した抜型の斜視図。
【3図】2図のA−B線の断面図。
【4図】本発明の1実施例の抜型の平面図。
【5図】本発明の他の実施例の抜型の平面図
【6図】4図のC−D線の断面図。
【7図】5図のE−F線の断面図。
【8図】本発明の他の実施例の抜型平面図。
【9図】本発明の他の実施例により打ち抜かれた製品平
面図。
【10図】本発明の他の実施例の抜型の平面図。
【11図】10図のG−Hせんの平面図。
【12図】本発明の他の実施例の抜型の上部合板平面
図。
【13図】12図の下部合板平面図。
【14図】12図、13図の組み合わせた断面模式図。
【15図】丸刃以外の形状の公知のサイドパンチの斜視
図。
【16図】15図に排出ゴムをかぶせた断面図。
【符号の脱明】
合板11、ポケット111、収納穴112、通路底11
22、排出穴1121、ポケットカバー113、吸取口
1131、底紙1132、上部合板1101、下部合板
1102、支持板1103、製品2、丸穴20、カス2
10、サイドパンチ211、サイド穴2111、透し穴
2112、刃先2113、打抜刃3、スポンジ4、排出
ゴム41、底板52、スペーサ61、ビス62、上部鉄
板51、ネジ63、水平部71
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊倉 敏則 東京都江戸川区江戸川1丁目40番7号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸穴20を打ち抜く抜型においてサイドパ
    ンチ211を挿入する収納穴112とそれに隣接するポ
    ケット111を開設しそれを覆うポケットカバー113
    を備えた抜型。
  2. 【請求項2】請求項1の抜型において収納穴112とポ
    ケット111の間に通路底112を備えた抜型。
  3. 【請求項3】上鉄板51、底鉄板52にサイドパンチ2
    11を挿入する収納穴112を開設し、この両者をスペ
    ーサー61とビス62で固定しポケット111を備えた
    抜型。
  4. 【請求項4】上部合板1101にサイドパンチ211を
    挿入する収納穴112を開設し、下部合板1102に上
    記収納穴112に対応する支持板1103をネジ63で
    上部合板1101に固定し、下部合板1102にポケッ
    ト111を備えた抜型。
  5. 【請求項5】水平部71上に排出ゴム41を備えたサイ
    ドパンチ
JP29324695A 1995-10-04 1995-10-04 スチール・ルール・ダイ Pending JPH09104000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29324695A JPH09104000A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 スチール・ルール・ダイ

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JP29324695A JPH09104000A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 スチール・ルール・ダイ

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JPH09104000A true JPH09104000A (ja) 1997-04-22

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JP29324695A Pending JPH09104000A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 スチール・ルール・ダイ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110709A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Takahashi Keisei:Kk 型抜き刃
JP2006110710A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Takahashi Keisei:Kk 抜き型
KR100877131B1 (ko) * 2007-10-08 2009-01-07 주식회사 케이디에스인텍 스크랩배출창테이프가 장착된 목금형 구조

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110709A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Takahashi Keisei:Kk 型抜き刃
JP2006110710A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Takahashi Keisei:Kk 抜き型
KR100877131B1 (ko) * 2007-10-08 2009-01-07 주식회사 케이디에스인텍 스크랩배출창테이프가 장착된 목금형 구조

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