JP3089397U - 紙箱等の打ち抜き装置のカス取り装置 - Google Patents

紙箱等の打ち抜き装置のカス取り装置

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隆司 関口
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有限会社関口木型製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、囲い板を外してオス型の側部を外
部に開放し、空気の流れを良くし、カスを押し出す作業
時に静電気の発生を可及的に少なくして巻上げ、バラケ
をなくし、打ち抜き機の性能を十分発揮できるようにし
ようとするものである。 【解決手段】 カス取り型本体は、オス型とメス型とよ
りなり、オス型は、空気の流通が自在なオス型板に、先
端にミシン目状の突起刃を設けた筒状或は板状の押し刃
を立設しており、該押し刃の突起刃を段ボール紙のカス
面に衝当自在とし、オス型の側部は外部に開放されて空
気の流通を自在とした紙箱等の打ち抜き装置のカス取り
装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紙箱等製造に際し、段ボ−ル紙を抜き型により打ち抜き、これを製品 側とカスとに分離するのに使用するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来カス取り装置は、エア−抜きの穴を開けたオス型板の周囲位置に囲い板が 周設されており、この囲い板内の所要位置には個々の押し板が固定された構造と なっており、ストリッピング時に生じる真空圧を解消しバラケを防ぐようになっ ている。
【0003】 然し乍ら製品外枠(側)のカスを落す部分で囲い板が障害となって空気を外側 に逃がすことができず、製品の型離れが悪くなり、その都度スピ−ドが遅れたり 停止することがあり、又バラケの生じる虞がある。毎時6000回転以上の性能 を有する打ち抜き機でも、このカス取り装置が十分に作動しないため通常は50 00回転以下の早さしか発揮できないのが現状である。
【0004】 そこで本考案者は、実願平11−8772号において、囲い板を外してオス型 の側部を外部に開放し、空気の流れを良くして、製品の型離れを良くし、頻繁な 停止などがなく、打ち抜き機の機械性能を十分発揮できるようにし、且つバラケ の生じる虞のないものを考案した。しかしカスを押し出す押し出し板が段ボール 紙のカス面に「面」で衝当するために静電気が発生し易く、完全分離ができなく なる恐れがあり、打ち抜き機の性能を十分発揮できなくなる恐れがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、囲い板を外してオス型の側部を外部に開放し、空気の流れを 良くすることは勿論であるが、尚カスを押し出す作業時に静電気の発生を可及的 に少なくして巻上げ、バラケをなくし、打ち抜き機の性能を十分発揮できるよう にしようとするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
カス取り型本体は、オス型とメス型とよりなり、オス型は、空気の流通が自在 なオス型板に、先端にミシン目状の突起刃を設けた筒状或は板状の押し刃を立設 しており、該押し刃の突起刃を段ボール紙のカス面に衝当自在とし、オス型の側 部は外部に開放されて空気の流通を自在とした紙箱等の打ち抜き装置のカス取り 装置である。
【0006】 本案を図示に従って詳細に説明すると、カス取り型本体1は、オス型2とメス 型3とよりなり、オス型2は、空気の流通が自在なオス型板4に、先端にミシン 目状の間隔に突起刃5,5…を設けた筒状或は板状の押し刃6を立設しており、 該押し刃6の突起刃5,5…を段ボール紙Aのカス面Bに衝当自在とし、オス型 3の側部は外部に開放されて空気の流通を自在としたものである。
【0007】 突起刃5,5…の高さは約0.2〜0.6mm、間隔は3〜10mm位が望まし く、押し刃6の形状は押出すカスに合わせて、角筒状、直線状、角状等種々の形 状とすることができる。
【0008】 又押し刃6の近傍位置にスペ−サ−ピン7、7…を併用することによりより安 価なカス取り装置を提供できる。
【0009】
【作用】
本考案は以上のようになるもので、この作用を説明すると、メス型3上に送ら れてきた図示しない打ち抜き機からの段ボ−ル紙Aは、メス型に対応するオス型 2が降下することにより押し刃6の突起刃5,5…、スペーサーピン7,7がカ スB面に衝当し、カスBのみが落され、製品のみが次工程に送られる。このオス 型2の上昇、降下時に発生する空圧、負圧はオス型板4のエア−抜き穴とオス型 2の側部から排出、吸引される。
【0010】
【効果】
本案は叙上のように、カス取り型本体は、オス型とメス型とよりなり、オス型 は、空気の流通が自在なオス型板に、先端にミシン目状の突起刃を設けた筒状或 は板状の押し刃を立設しており、該押し刃の突起刃を段ボール紙のカス面に衝当 自在とし、オス型の側部は外部に開放されて空気の流通を自在としたので、面で 押出すのと異なり点で押出すようになるので静電気の発生が可及的に少なくなり 、巻上げ、バラケをなくし、打ち抜き機の性能を十分発揮できる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の紙箱等の打ち抜き装置のカス取り装置
の正面説明図。
【図2】押し刃の斜視説明図。
【符号の説明】
1はカス取り本体 2はオス型 3はメス型 4はオス型板 5は突起刃 6は押し刃 7,7…はスペ−サ−ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カス取り型本体は、オス型とメス型とよ
    りなり、オス型は、空気の流通が自在なオス型板に、先
    端にミシン目状の突起刃を設けた筒状或は板状の押し刃
    を立設しており、該押し刃の突起刃を段ボール紙のカス
    面に衝当自在とし、オス型の側部は外部に開放されて空
    気の流通を自在とした紙箱等の打ち抜き装置のカス取り
    装置。
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