JPH09103157A - 植付装置における苗押出フォーク - Google Patents
植付装置における苗押出フォークInfo
- Publication number
- JPH09103157A JPH09103157A JP28926395A JP28926395A JPH09103157A JP H09103157 A JPH09103157 A JP H09103157A JP 28926395 A JP28926395 A JP 28926395A JP 28926395 A JP28926395 A JP 28926395A JP H09103157 A JPH09103157 A JP H09103157A
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- JP
- Japan
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- seedling
- fork
- beak
- slit
- soil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中央にスリット部を有する二股状のビークの
背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビークで
掻取った苗を圃場に押出すようにした植付装置におい
て、苗押出フォークに設けた突起部をスリット部に嵌入
させて、スリット部に沿って苗押出フォークを案内でき
るようにしても、突起部の上面や、突起部の下方に形成
された苗押出し部に土等が堆積することなく、円滑に植
付作業を行うことができるようにする。 【解決手段】 苗押出フォーク１３の前面に設けた突起
部１８をビークのスリット部に嵌入摺接させると共に、
該突起部１８の上面を傾斜させて堆積する土等の滑落面
１９を形成し、また突起部１８の下方に形成された苗押
出し部２０の側方に突した側壁部２１の上端部を、前方
若しくは左右方向に傾斜させて堆積する土等の滑落面２
２を形成した。
背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビークで
掻取った苗を圃場に押出すようにした植付装置におい
て、苗押出フォークに設けた突起部をスリット部に嵌入
させて、スリット部に沿って苗押出フォークを案内でき
るようにしても、突起部の上面や、突起部の下方に形成
された苗押出し部に土等が堆積することなく、円滑に植
付作業を行うことができるようにする。 【解決手段】 苗押出フォーク１３の前面に設けた突起
部１８をビークのスリット部に嵌入摺接させると共に、
該突起部１８の上面を傾斜させて堆積する土等の滑落面
１９を形成し、また突起部１８の下方に形成された苗押
出し部２０の側方に突した側壁部２１の上端部を、前方
若しくは左右方向に傾斜させて堆積する土等の滑落面２
２を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、苗を圃場に移植す
る農業機械の技術分野において、特に苗載台からビーク
で掻取った苗株を、上下動する苗押出フォークで押出し
て圃場に植付けるようにし田植機等の植付装置における
苗押出フォークに係るものである。
る農業機械の技術分野において、特に苗載台からビーク
で掻取った苗株を、上下動する苗押出フォークで押出し
て圃場に植付けるようにし田植機等の植付装置における
苗押出フォークに係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、苗載台に載置された苗を単位植付
株ごとに掻取って田面に植付けるようにした田植機等の
植付装置には、中央にスリット部を有する二股状のビー
クの背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビー
クで掻取った苗を圃場に押出すようにしたものが知られ
ている。このような植付装置では、苗押出フォークの前
面に設けた突起部をビークのスリット部に嵌入させて、
苗押出フォークをスリット部に沿って上下動させるのが
一般的である。ところがスリット部に嵌入する突起部が
苗押出フォークに設けてあると、図７に示すように植付
作業中、突起部ａの上面に付着した土Ａ等がスリット部
ｂの上端との間に挾り、これが次第に堆積すると上下動
する苗押出フォークｃの作動ストロークが堆積した土等
によって減少する。このため植付性能にも悪影響を及ぼ
す惧れがあった。
株ごとに掻取って田面に植付けるようにした田植機等の
植付装置には、中央にスリット部を有する二股状のビー
クの背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビー
クで掻取った苗を圃場に押出すようにしたものが知られ
ている。このような植付装置では、苗押出フォークの前
面に設けた突起部をビークのスリット部に嵌入させて、
苗押出フォークをスリット部に沿って上下動させるのが
一般的である。ところがスリット部に嵌入する突起部が
苗押出フォークに設けてあると、図７に示すように植付
作業中、突起部ａの上面に付着した土Ａ等がスリット部
ｂの上端との間に挾り、これが次第に堆積すると上下動
する苗押出フォークｃの作動ストロークが堆積した土等
によって減少する。このため植付性能にも悪影響を及ぼ
す惧れがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な実情に鑑み創作されたものであって、苗押出フォーク
の前面に設けた突起部を、ビークのスリット部に嵌入摺
接させて、スリット部に沿って苗押出フォークを上下動
させるものであっても、苗押出フォークの上面とスリッ
ト部の上端との間に堆積しようとする土等を直ちに落下
させて、苗押出フォークを常に所定のストロークで上下
動させることができ、また落下する土等が突起部の下方
に設けた苗押出し部上に堆積しないようにして、円滑に
植付作業を行うことができる植付装置における苗押出フ
ォークを提供しようとするものである。
な実情に鑑み創作されたものであって、苗押出フォーク
の前面に設けた突起部を、ビークのスリット部に嵌入摺
接させて、スリット部に沿って苗押出フォークを上下動
させるものであっても、苗押出フォークの上面とスリッ
ト部の上端との間に堆積しようとする土等を直ちに落下
させて、苗押出フォークを常に所定のストロークで上下
動させることができ、また落下する土等が突起部の下方
に設けた苗押出し部上に堆積しないようにして、円滑に
植付作業を行うことができる植付装置における苗押出フ
ォークを提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、中央にスリット部を
有する二股状のビークの背面に、上下動する苗押出フォ
ークを設けて、ビークで掻取った苗を圃場に押出すよう
にした植付装置において、上記苗押出フォークの前面に
設けた突起部を、スリット部に嵌入摺接させると共に、
該突起部の上面を傾斜させて堆積する土等の滑落面を形
成したことを特徴とし、また、中央にスリット部を有す
る二股状のビーク背面に、上下動する苗押出フォークを
設けて、ビークで掻取った苗を圃場に押出すようにした
植付装置において、上記苗押出フォークの前面に設けた
突起部を、スリット部に嵌入摺接させ、かつ該突起部の
上面を傾斜させると共に、上記突起部の下方に形成され
た苗押出し部の側方に突出して側壁部を形成し、該側壁
部の上端部を、前後若しくは左右方向に傾斜させて堆積
する土等の滑落面を形成したことを特徴とするものであ
る。
め、本発明が講じた技術的手段は、中央にスリット部を
有する二股状のビークの背面に、上下動する苗押出フォ
ークを設けて、ビークで掻取った苗を圃場に押出すよう
にした植付装置において、上記苗押出フォークの前面に
設けた突起部を、スリット部に嵌入摺接させると共に、
該突起部の上面を傾斜させて堆積する土等の滑落面を形
成したことを特徴とし、また、中央にスリット部を有す
る二股状のビーク背面に、上下動する苗押出フォークを
設けて、ビークで掻取った苗を圃場に押出すようにした
植付装置において、上記苗押出フォークの前面に設けた
突起部を、スリット部に嵌入摺接させ、かつ該突起部の
上面を傾斜させると共に、上記突起部の下方に形成され
た苗押出し部の側方に突出して側壁部を形成し、該側壁
部の上端部を、前後若しくは左右方向に傾斜させて堆積
する土等の滑落面を形成したことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、添付
した図面に基いて詳細に説明する。まず図２において、
１は田植機の植付部に付着される植付装置、２は植付装
置１を構成するプランタアームであって、該プランタア
ーム２はその後端部、すなわち図面の左側端部が機体側
の支点軸３にベルクランク４で揺動自在に連結されてい
る。またプランタアーム２の略中央部が、植付装置１の
駆動軸５に固定したクランクアーム６の先端で回動自在
に支持されており、プランタアーム２の前端部には二股
状のビーク７が固定ボルト８、８により固定されてい
る。
した図面に基いて詳細に説明する。まず図２において、
１は田植機の植付部に付着される植付装置、２は植付装
置１を構成するプランタアームであって、該プランタア
ーム２はその後端部、すなわち図面の左側端部が機体側
の支点軸３にベルクランク４で揺動自在に連結されてい
る。またプランタアーム２の略中央部が、植付装置１の
駆動軸５に固定したクランクアーム６の先端で回動自在
に支持されており、プランタアーム２の前端部には二股
状のビーク７が固定ボルト８、８により固定されてい
る。
【０００６】上記プランタアーム２の内部には、前後方
向のアーム９が回動軸１０を介して上下回動自在に設け
られ、該アーム９の後端が、クランクアーム６側に固定
した所定形状のカム体１１に摺接し、アーム９の前端に
は、プランタアーム２を貫通したロッド１２の上端が連
結され、該ロッド１２の下端には、ビーク７の背面に設
けた後述する苗押出フォーク１３が、取付ボルト１４、
１４によって取付けられている。１５は上記アーム９と
プランタアーム２との間に介装されたスプリングであっ
て、該スプリング１５の付勢により、アーム９の後端が
カム体１１に常時押圧されている。そして駆動軸５の回
転駆動により、ビーク７の先端が所定の植付軌跡を描く
ようにプランタアーム２が上下動し、下降するビーク７
が図示しない苗載台から苗株を掻取って圃場面に達した
ときに、スプリング１５の付勢により回動するアーム９
に連動して苗押出フォーク１３が下動し、ビーク７で保
持された苗株を押出して圃場に植付けるようになってい
る。
向のアーム９が回動軸１０を介して上下回動自在に設け
られ、該アーム９の後端が、クランクアーム６側に固定
した所定形状のカム体１１に摺接し、アーム９の前端に
は、プランタアーム２を貫通したロッド１２の上端が連
結され、該ロッド１２の下端には、ビーク７の背面に設
けた後述する苗押出フォーク１３が、取付ボルト１４、
１４によって取付けられている。１５は上記アーム９と
プランタアーム２との間に介装されたスプリングであっ
て、該スプリング１５の付勢により、アーム９の後端が
カム体１１に常時押圧されている。そして駆動軸５の回
転駆動により、ビーク７の先端が所定の植付軌跡を描く
ようにプランタアーム２が上下動し、下降するビーク７
が図示しない苗載台から苗株を掻取って圃場面に達した
ときに、スプリング１５の付勢により回動するアーム９
に連動して苗押出フォーク１３が下動し、ビーク７で保
持された苗株を押出して圃場に植付けるようになってい
る。
【０００７】上記ビーク７は、図３、図４に示すよう
に、中央に上下方向のスリット部１６を有する二股状に
形成され、左右両側には、苗押出フォーク１３の側面を
支持する立上り部１７が形成されている。また上記ビー
ク７の背面に設けた苗押出フォーク１３は、次のように
形成されている。すなわち、図１に示すように、その基
端部１３ａに設けた取付孔１３ｂに前記ロッド１２の下
端が挿入され、固定ボルト１４、１４により上下から位
置調節自在に挾持固定されている。そしてビーク７がわ
に向けて延出した苗押出フォーク１３の前面に突起部１
８が形成されており、該突起部１８がビーク７のスリッ
ト部１６に嵌入し、その側面がスリット部１６に摺接し
て、ビーク７に対して上下動する苗押出フォーク１３を
スリット部１６に沿って案内するようになっている。そ
して上記突起部１８の上面を突出方向に下降傾斜させる
ことにより、付着した土等を落下させる滑落面１９が形
成されている。
に、中央に上下方向のスリット部１６を有する二股状に
形成され、左右両側には、苗押出フォーク１３の側面を
支持する立上り部１７が形成されている。また上記ビー
ク７の背面に設けた苗押出フォーク１３は、次のように
形成されている。すなわち、図１に示すように、その基
端部１３ａに設けた取付孔１３ｂに前記ロッド１２の下
端が挿入され、固定ボルト１４、１４により上下から位
置調節自在に挾持固定されている。そしてビーク７がわ
に向けて延出した苗押出フォーク１３の前面に突起部１
８が形成されており、該突起部１８がビーク７のスリッ
ト部１６に嵌入し、その側面がスリット部１６に摺接し
て、ビーク７に対して上下動する苗押出フォーク１３を
スリット部１６に沿って案内するようになっている。そ
して上記突起部１８の上面を突出方向に下降傾斜させる
ことにより、付着した土等を落下させる滑落面１９が形
成されている。
【０００８】また上記苗押出フォーク１３には、突起部
１８の下方側を、ビーク７から離れる方向に突出して先
端を側面視で尖鋭状とした苗押出し体２０が形成されて
いる。上記苗押出し体２０の側面には、突起部１８より
も側方に突出した側壁部２１が形成されており、該側壁
部２１がビーク７の立上り部１７に摺接している。そし
て上記側壁部２１の上端部を前後方向に傾斜させること
により、突出した側壁部２１に堆積しようとする土等を
落下させる滑落面２２が形成されている。また、上記滑
落面２２は、側壁部２１の上端部を左右方向に傾斜させ
て形成したものであってもよい。２３は苗押出し部２０
に設けた苗茎を収容する溝部であって、該溝部２３の床
面２３ａは、突起部１８の下面側となる傾斜面１８ａに
沿って傾斜状に形成されている。
１８の下方側を、ビーク７から離れる方向に突出して先
端を側面視で尖鋭状とした苗押出し体２０が形成されて
いる。上記苗押出し体２０の側面には、突起部１８より
も側方に突出した側壁部２１が形成されており、該側壁
部２１がビーク７の立上り部１７に摺接している。そし
て上記側壁部２１の上端部を前後方向に傾斜させること
により、突出した側壁部２１に堆積しようとする土等を
落下させる滑落面２２が形成されている。また、上記滑
落面２２は、側壁部２１の上端部を左右方向に傾斜させ
て形成したものであってもよい。２３は苗押出し部２０
に設けた苗茎を収容する溝部であって、該溝部２３の床
面２３ａは、突起部１８の下面側となる傾斜面１８ａに
沿って傾斜状に形成されている。
【０００９】上記の如き構成おいて、植付作業を行うに
当り、植付装置１は駆動軸５の回転駆動により、プラン
タアーム２の前端部に設けたビーク７が所定の植付軌跡
を描いて上下動して苗載台から苗株を掻取り、ついで下
降した位置で下動する苗押出フォーク１３がビーク７で
保持された苗株を押出して圃場面に植付けてゆく。そし
て苗押出フォーク１３は、その前面に設けた突起部１８
をビーク７のスリット部１６に嵌入摺接して、スリット
部１６に沿って案内されるものでありながら、図５に示
すように、苗押出フォーク１３が下動する苗株Ｐの植付
時に、突起部１８の上面に土Ａ等が付着しても、その後
の苗掻取り時には、図６にしめすように上動した苗押出
フォーク１３がスリット部１６の上端に当接すると、付
着した土Ａ等は突起部１８の上面に形成された滑落面１
９に沿って直ちに落下するので、苗押出フォーク１３
は、スリット部１６との間に土Ａ等が堆積することな
く、常に所定の作動ストロークで上下動する。また上方
から落下した土Ａ等が、側方に突出した側壁部２１の上
面に堆積しようとしても、側壁部２１の上端部に形成し
た滑落面２２からそのまま落下するので、土Ａ等による
影響を受けることなく円滑に植付作業を行うことができ
る。
当り、植付装置１は駆動軸５の回転駆動により、プラン
タアーム２の前端部に設けたビーク７が所定の植付軌跡
を描いて上下動して苗載台から苗株を掻取り、ついで下
降した位置で下動する苗押出フォーク１３がビーク７で
保持された苗株を押出して圃場面に植付けてゆく。そし
て苗押出フォーク１３は、その前面に設けた突起部１８
をビーク７のスリット部１６に嵌入摺接して、スリット
部１６に沿って案内されるものでありながら、図５に示
すように、苗押出フォーク１３が下動する苗株Ｐの植付
時に、突起部１８の上面に土Ａ等が付着しても、その後
の苗掻取り時には、図６にしめすように上動した苗押出
フォーク１３がスリット部１６の上端に当接すると、付
着した土Ａ等は突起部１８の上面に形成された滑落面１
９に沿って直ちに落下するので、苗押出フォーク１３
は、スリット部１６との間に土Ａ等が堆積することな
く、常に所定の作動ストロークで上下動する。また上方
から落下した土Ａ等が、側方に突出した側壁部２１の上
面に堆積しようとしても、側壁部２１の上端部に形成し
た滑落面２２からそのまま落下するので、土Ａ等による
影響を受けることなく円滑に植付作業を行うことができ
る。
【００１０】
【発明の効果】これを要するに本発明は、中央にスリッ
ト部を有する二股状のビークの背面に、上下動する苗押
出フォークを設けて、ビークで掻取った苗を圃場に押出
すようにした植付装置において、上記苗押出フォークの
前面に設けた突起部を、スリット部に嵌入摺接させると
共に、該突起部の上面を傾斜させて堆積する土等の滑落
面を形成し、また、中央にスリット部を有する二股状の
ビーク背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビ
ークで掻取った苗を圃場に押出すようにした植付装置に
おいて、上記苗押出フォークの前面に設けた突起部を、
スリット部に嵌入摺接させ、かつ該突起部の上面を傾斜
させると共に、上記突起部の下方に形成された苗押出し
部の側方に突出して側壁部を形成し、該側壁部の上端部
を、前後若しくは左右方向に傾斜させて堆積する土等の
滑落面を形成したことから、スリット部に嵌入摺接する
突起部を苗押出フォークの前面に設けて苗押出フォーク
をスリット部に沿って上下動させるものでありながら、
スリット部と突起部との間に堆積しようとする土等を、
突起部の上面に形成した滑落面から直ちに落下させるこ
とができるので、苗押出フォークを常に所定の作動スト
ロークで上下動させることができる。また落下する土等
が側方に突出した苗押出し部の側壁部に堆積しようとし
ても、側壁部の上端部に形成した滑落面から落下するの
で、土等による影響をうけることなく、円滑に植付作業
を行うことができるものである。
ト部を有する二股状のビークの背面に、上下動する苗押
出フォークを設けて、ビークで掻取った苗を圃場に押出
すようにした植付装置において、上記苗押出フォークの
前面に設けた突起部を、スリット部に嵌入摺接させると
共に、該突起部の上面を傾斜させて堆積する土等の滑落
面を形成し、また、中央にスリット部を有する二股状の
ビーク背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビ
ークで掻取った苗を圃場に押出すようにした植付装置に
おいて、上記苗押出フォークの前面に設けた突起部を、
スリット部に嵌入摺接させ、かつ該突起部の上面を傾斜
させると共に、上記突起部の下方に形成された苗押出し
部の側方に突出して側壁部を形成し、該側壁部の上端部
を、前後若しくは左右方向に傾斜させて堆積する土等の
滑落面を形成したことから、スリット部に嵌入摺接する
突起部を苗押出フォークの前面に設けて苗押出フォーク
をスリット部に沿って上下動させるものでありながら、
スリット部と突起部との間に堆積しようとする土等を、
突起部の上面に形成した滑落面から直ちに落下させるこ
とができるので、苗押出フォークを常に所定の作動スト
ロークで上下動させることができる。また落下する土等
が側方に突出した苗押出し部の側壁部に堆積しようとし
ても、側壁部の上端部に形成した滑落面から落下するの
で、土等による影響をうけることなく、円滑に植付作業
を行うことができるものである。
【図１】苗押出フォークの斜視図である。
【図２】植付装置の側断面図である。
【図３】同上一部の斜視図である。
【図４】同上一部の横断面図である。
【図５】作用説明図である。
【図６】作用説明図である。
【図７】従来例を示す側面図である。
７ ビーク １３ 苗押出フォーク １６ スリット部 １８ 突起部 １９ 滑落面 ２０ 苗押出し部 ２１ 側壁部 ２２ 滑落面
Claims (2)
- 【請求項１】 中央にスリット部を有する二股状のビー
クの背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビー
クデ掻取った苗を圃場に押出すようにした植付装置にお
いて、上記苗押出フォークの前面に設けた突起部を、ス
リット部に嵌入摺接させると共に、該突起部の上面を傾
斜させて堆積する土等の滑落面を形成したことを特徴と
する植付装置における苗押出フォーク。 - 【請求項２】 中央にスリット部を有する二股状のビー
ク背面に、上下動する苗押出フォークを設けて、ビーク
で掻取った苗を圃場に押出すようにした植付装置におい
て、上記苗押出フォークの前面に設けた突起部を、スリ
ット部に嵌入摺接させ、かつ該突起部の上面を傾斜させ
ると共に、上記突起部の下方に形成された苗押出し部の
側方に突出して側壁部を形成し、該側壁部の上端部を、
前後若しくは左右方向に傾斜させて堆積する土等の滑落
面を形成したことを特徴とする植付装置における苗押出
フォーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28926395A JPH09103157A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 植付装置における苗押出フォーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28926395A JPH09103157A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 植付装置における苗押出フォーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09103157A true JPH09103157A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17740901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28926395A Pending JPH09103157A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 植付装置における苗押出フォーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09103157A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006180848A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Yanmar Co Ltd | 田植機の植付装置 |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP28926395A patent/JPH09103157A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006180848A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Yanmar Co Ltd | 田植機の植付装置 |
| JP4643252B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-03-02 | ヤンマー株式会社 | 田植機の植付装置 |
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