JPH0910229A - レーザー手術装置 - Google Patents

レーザー手術装置

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JPH0910229A
JPH0910229A JP7163650A JP16365095A JPH0910229A JP H0910229 A JPH0910229 A JP H0910229A JP 7163650 A JP7163650 A JP 7163650A JP 16365095 A JP16365095 A JP 16365095A JP H0910229 A JPH0910229 A JP H0910229A
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JP
Japan
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foot
laser
water
air
spray
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Pending
Application number
JP7163650A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sadohara
俊幸 佐土原
Manabu Oi
学 大井
Tomoharu Nakada
智玄 中田
Shigeru Goto
繁 後藤
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Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科治療等におけるレーザー手術装置におい
て、フットコントローラの操作位置を可視的に、或い
は、可聴的に術者に分るようにし、もって、施術の安全
性,作業効率の向上を図る。 【構成】 レーザー光照射手段及びエア,水,スプレー
等の噴射手段を備えたインスツルメント70、及び、該
インスツルメント70より、レーザー光の照射,エア,
水,スプレー等の噴射を制御するフットコントローラ1
0よりなる。フットコントローラ10のフットプレート
1の各操作位置(踏み込み位置)において、レーザー光
の照射30,エア40,水50,スプレー(40+5
0)の噴射の各動作を順次制御する。同時に、フットコ
ントローラの各操作位置において、該操作位置に対応し
た可視及び/又は可聴信号を出力する手段70,80を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー手術装置、よ
り具体的には、歯科治療等において、レーザー光を患部
に照射して該患部を切開,蒸散等する場合に用いて好適
なレーザー手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、レーザー光を患部
に照射して該患部を切開,蒸散させる等の種々の治療を
行っているが、レーザー光の照射前、照射中、或いは、
照射後に、エア,水,或いは、スプレー(エアと水の混
合体)を口腔内に噴射して口腔内を洗浄し、或いは、冷
却することが行われている。上述のごときレーザー光の
照射,エア,水,スプレー等の噴射の制御は、歯科治療
においては、フットコントローラによって行われ、この
フットコントローラの踏み込み量(位置)に応じて、レ
ーザー光,エア,水,スプレー等を単独で、或いは、同
時に、更には、所定の順序(例えば、エア→水→スプレ
ー→レーザー光等の順)で照射或いは噴射するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、レーザ
ー光を用いて歯科治療を行う場合には、フットコントロ
ーラの踏み込み量を足操作にて制御して、レーザー光の
照射,エア,水,スプレー等の噴射を制御しているが、
術者は、フットコントローラを踏み込んでいる状態を熟
練によって感得しているが、施術中、例えば、タンク内
の水が切れているような場合、フットコントローラを所
定の位置まで踏み込んでも水が噴射されない。このよう
な場合、術者は、フットコントローラの踏み込み量が間
違っているものと思い、足元を見ようとするが、足元は
見にくく、ましてや、踏み込み量を確認しようとする
と、そのための動作が非常に面倒であり、これが治療作
業の妨げになり、更には、治療ミスの原因にもなりかね
ない。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、歯科治療におけるレーザー手術装置
において、フットコントローラの操作位置を可視的に、
或いは、可聴的に術者に分るようにし、もって、施術の
安全性及び作業効率の向上を図ることを目的としてなさ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)レーザー光照射手段及びエア,
水,或いは、スプレー等の噴射手段を備えたインスツル
メント、及び、該インスツルメントよりレーザー光の照
射,エア,水,或いは、スプレー等の噴射を制御するフ
ットコントローラよりなり、該フットコントローラの各
操作位置において、レーザー光の照射,エア,水,或い
は、スプレーの噴射の各動作を順次制御するレーザー手
術装置において、前記フットコントローラの各操作位置
において、該操作位置に対応した可視及び/又は可聴信
号を出力する手段を有することを特徴とするものであ
り、更には、(2)前記フットコントローラは、足操作
によって踏み込まれるフットプレートと、該フットプレ
ートの踏み込み位置を検出する位置センサとを有し、該
位置センサの出力に応じて前記可視及び/又は可聴信号
を出力すること、或いは、(3)前記フットコントロー
ラの踏み込み位置と前記インスツルメントの作動状態が
一致しない時は、前記インスツルメントの全動作を停止
することを特徴としたものである。
【0006】
【作用】レーザー光の照射と、エア,水,スプレー等の
噴射をフットコントローラの踏み込みによって制御する
レーザー手術装置において、前記フットコントローラの
踏み込み位置を可視的及び/又は可聴的に術者に知らせ
るようにし、もって、施術の安全性及び作業効率の向上
を図る。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の概要を説明するための構成
図で、図中、10はフットコントローラ、20は制御回
路、30はレーザー光源及びレーザー光源駆動装置、4
0はエア制御弁、50は水制御弁、60はインスツルメ
ント、70は可視表示装置、80は可聴報知装置で、フ
ットコントロール10を足操作にて制御し、そのフット
プレート1を踏み込み、その踏み込み位置に応じた電気
信号を制御回路20に送る。制御回路20は、フットコ
ントローラ10からの電気信号に応じて、レーザー光
源,エア制御弁,水制御弁等を駆動し、インスツルメン
ト60よりレーザー光,エア,スプレー等を単独で、或
いは、同時に放出し、所望のレーザー治療を行う。
【0008】本発明は、上記のごときレーザー手術装置
において、フットプレート1の踏み込み量(位置)を検
出するセンサを設け、該センサからの検出信号によって
可視的表示装置(例えばランプ)70、或いは、可聴的
報知装置(例えばスピーカ)80を駆動して、フットプ
レート1の操作位置を術者に知らせるようにしたもので
ある。
【0009】而して、前述のように、例えば、タンク内
の水が切れているような場合、フットプレート1を所定
の位置まで踏み込んでいるのにもかかわらず、インスツ
ルメント60から水或いはスプレーが噴射されず、術者
は、フットプレートの踏み込み量が間違っているものと
思い、足元を見て、踏み込みが間違っていないかどうか
確認しようとする。しかし、施術中に術者が治療箇所か
ら目を離して、このような確認動作をすることは危険で
ある。前述の可視表示装置70或いは可聴報知装置80
は、このような危険及び作業能率の低下を防止するため
に設けたもので、このようにすると、施術中、術者は、
治療中の箇所から目を離すことなく、フットコントロー
ラの操作位置を知ることができ、安全にかつ能率よく作
業をすることができる。
【0010】図2は、本発明の実施に使用して好適なフ
ットコントローラ10の一例を説明するための要部概略
構成図で、図中、1はフットプレート、2は遮光板、3
は光源、4はフォトセンサ、5はスプリングで、これら
が、図示のように、基台6に取り付けられており、フッ
トプレート1を足操作によって矢印方向に踏み込むこと
によって、光源3からの光が遮光板2によって遮ぎら
れ、或いは、遮光板2に設けられた穴を通過し、センサ
4によって、光源3からの光の有無が検出される。
【0011】図2は、図1に示した遮光板2の一例を示
す正面図で、図中、a,b,cは遮光板2に設けられた
穴で、センサ4は、これらの穴に対応して、図示例の場
合、3個あり、光源3からの光は、これらの穴a,b,
cを通して各センサ4に到達するようになっている。こ
こで、今、フットスイッチ1が矢印方向に踏み込まれる
と、光源3からの光は、まず、穴aを通して第1のセン
サに到達し、例えば、エア制御弁40を開き、インスツ
ルメント70よりエアを噴射する。更に踏み込むと、光
源3からの光は、穴bをも通過し、例えば、水制御弁5
0を開き、インスツルメント70より、例えばスプレー
を噴射する。更に、フットプレート1を踏み込むと、光
源3からの光は、穴cをも通過し、レーザー光源駆動装
置30を駆動し、インスツルメント70よりレーザー光
を照射する。
【0012】この時、つまり、レーザー光照射中、スプ
レーを噴射し続けてもよいし、停めてもよく、或いは、
エア又は水を噴射するようにしてもよい。フットプレー
ト1の踏み込みを離すと、フットプレート1は、スプリ
ング5の作用によって元の位置に戻ろうとするが、その
時、最初に、穴cを通る光が遮断されるので、これによ
りレーザー光の照射を停止し、以降、スプレー或いはエ
ア,水を噴出しながら、或いは、それらを一切噴射する
ことなく、治療作業を終了する。
【0013】なお、穴の数,位置,形状等は、図示例の
ものに限定されるものではなく、術者の意向,施術の目
的等によって予め決めておくことも可能であり、また、
図示例の形状のものであっても、各センサによって検出
された信号を制御回路20内で処理することによって、
インスツルメント70から噴射されるエア,水,スプレ
ー等を制御するようにすることも可能である。
【0014】更には、フットコントローラ10の踏み込
み状態とインスツルメント70の作動状態が一致してい
ない時、例えば、フットコントローラ10が水を送水す
る状態に操作されても、水がタンクになかったり、給水
ホースが途中でつまっていたりして、水が出なかったよ
うな時に、レーザー光の照射を停止するようにすること
も可能である。また、当然のことであるが、フットプレ
ート1の各踏み込み位置A,B,Cにクリック感を持た
せるようにして、誤操作を少なくするようにすることも
可能である。
【0015】前述のように、本発明は、フットコントロ
ーラの操作状態(フットプレートの踏み込み量)を、術
者に目視的又は可聴的に知らせるようにすることによっ
て、施術の安全性、及び、作業効率の向上を図るように
したものであるが、可視的に表示する場合には、術者が
施術中に見ているところ、又は、見えるところでなけれ
ばならない。
【0016】そこで、例えば、光ファイバ等を通してイ
ンスツルメント70まで光を導くようにするとともに、
該光ファイバの先端から放射される光を、エア,スプレ
ーの場合には断続光、レーザー光照射の場合には連続光
等として照射する。例えば、フットスイッチ1を踏んで
いない時は連続光を照射し、エア,スプレーの場合は断
続光を照射し、レーザー光照射の場合は連続光を照射す
る、等のようにすればよい。
【0017】或いは、本体のパネル内に、例えば、エア
噴射中、スプレー噴射中,レーザー照射中であることを
示す表示を作り、フットプレートがエア噴射位置に踏み
込まれた時は、エア噴射中であることを示す表示を点灯
又は点滅し、スプレー噴射位置に踏み込まれた時は、ス
プレー噴射中であることを示す表示を点灯又は点滅し、
レーザー照射位置に踏み込まれた時は、レーザー照射中
であることを示す表示を点灯又は点滅する。
【0018】また、可聴音にて、エア,スプレー,レー
ザー等の作動位置を表示する場合には、例えば、エアー
作動時は、図4に示すように、周波数900〜1000
Hz、周期1.0S、断続時間T1=0.7S、T2=0.3
S、t1=0.1S、t2=0.1Sの音声(ピピピピッ…
ピピピピッ…)をスピーカ80から出し、スプレー作動
時は、図5に示すように、周波数2500Hz、周期0.
4S断続時間T1=0.2S、T2=0.2Sの音声(ピッ
ピッピッピッピッ…)を出し、レーザー照射時は、図6
に示すように、周波数700〜800Hz、周期1S、断
続時間T1=0.5S、T2=0.5Sの音声(ピーッピー
ッピーッ)を出すようにするとよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、レーザー光を用いた歯科治療において、施術
中、術者は、フットコントローラの操作状態を、可視的
又は可聴的に知ることができるので、治療箇所から目を
離すことなく、足操作の状態を知ることができ、より安
全にかつ能率よく治療行為を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動作原理を説明するための概略構成
図である。
【図2】 本発明の実施に使用して好適なフットコント
ローラの一例を示す概略構成図である。
【図3】 図2に示したフットコントローラに使用され
る遮光板の一例を示す図である。
【図4】 エア作動時における可聴音の一例を示す音声
波形図である。
【図5】 スプレー作動時における可聴音の一例を示す
音声波形図である。
【図6】 レーザー照射時における可聴音の一例を示す
音声波形図である。
【符号の説明】
10…フットコントローラ、20…制御回路、30…レ
ーザー光源及びレーザー光源駆動装置、40…エア制御
弁、50…水制御弁、60…インスツルメント、70…
可視表示装置、80…可聴報知装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 繁 東京都品川区西五反田5丁目17番5号 株 式会社長田中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光照射手段及びエア,水,或い
    は、スプレー等の噴射手段を備えたインスツルメント、
    及び、該インスツルメントよりレーザー光の照射,エ
    ア,水,或いは、スプレー等の噴射を制御するフットコ
    ントローラよりなり、該フットコントローラの各操作位
    置において、レーザー光の照射,エア,水,或いは、ス
    プレーの噴射の各動作を順次制御するレーザー手術装置
    において、前記フットコントローラの各操作位置におい
    て、該操作位置に対応した可視及び/又は可聴信号を出
    力する手段を有することを特徴とするレーザー手術装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フットコントローラは、足操作によ
    って踏み込まれるフットプレートと、該フットプレート
    の踏み込み位置を検出する位置センサとを有し、該位置
    センサの出力に応じて前記可視及び/又は可聴信号を出
    力することを特徴とする請求項1に記載のレーザー手術
    装置。
  3. 【請求項3】 前記フットコントローラの踏み込み位置
    と前記インスツルメントの作動状態が一致しない時は、
    前記インスツルメントの全動作を停止することを特徴と
    する請求項2に記載のレーザー手術装置。
JP7163650A 1995-06-29 1995-06-29 レーザー手術装置 Pending JPH0910229A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11104164A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Nidek Co Ltd 眼科手術装置
JP6359739B1 (ja) * 2017-09-08 2018-07-18 長田電機工業株式会社 歯科治療ユニットおよび歯科用レーザー機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11104164A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Nidek Co Ltd 眼科手術装置
JP6359739B1 (ja) * 2017-09-08 2018-07-18 長田電機工業株式会社 歯科治療ユニットおよび歯科用レーザー機器
JP2019047887A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 長田電機工業株式会社 歯科治療ユニットおよび歯科用レーザー機器

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